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【艦これ】龍驤「足りないもの」その10【安価】

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187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 20:29:47.18 ID:FucUM7b00
組織が大きくなりすぎて分裂していたりして
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 20:30:28.44 ID:JIwe3RSC0
むかし環境調査の仕事していたが
取ってきた魚を生きたままホルマリンに放り込むとビチビチ痙攣してすぐ動かなくなるんだ
網で取った一緒くたの標本を顕微鏡で個体ごとに仕分けるのはキツかったな…
189 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 20:34:41.26 ID:lxfRN6Do0
ーー

提督「……すまない最上、時雨は…」


最上「………ふぐぅぅぅぅ…」


龍驤「……」


最上「ごめんね…ボクのせいで……時雨…時雨……」


龍驤「…司令官、時雨はちゃんと弔われたんか?」


提督「いや、それが……鎮守府に確認を取ったんだが、死体が盗まれたらしい」


最上「え……」


提督「数日後に見つかったそうだが、脳髄…脳だけが欠損していたそうだ」


龍驤「うえ……なんでそんなことを…」
190 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 20:46:30.19 ID:lxfRN6Do0
提督「……最上のいう組織が回収したとしたら、傀儡の何かに使われているのかもしれない」


龍驤「もしかして最上の体をした傀儡の頭の中に…」


最上「やめてよ!!そんなこと言わないで!!」


龍驤「あ、ごめん…そんなつもりやなくて…可能性の話で…」


最上「許せない……!アイツらは絶対許さない!!」


最上「全員頭を潰して殺してやる!!」


最上「ふーっ!ふーっ!!」


提督「…最上、落ち着くんだ。興奮すると体に障るぞ」


最上「だって!時雨が殺されたんだよ!!ボクの…せいで…………!」


最上「わぁぁぁぁぁぁ〜〜!!」


龍驤「司令官、そっとしといたろ」


提督「…そうだな」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 20:47:39.97 ID:8P/L+e3OO
出撃していた艦隊から「ボクは本当は時雨なんだ」「お願いだから最上に会わせて」と口走る奇妙な駆逐水鬼が接触してきたと連絡が入る

頼む…時雨は俺の初期艦であり唯一の嫁艦なんだ…
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 20:53:49.21 ID:aOvqCBQao
酷く落胆した様子の幹部さんが最上を訪ねてくる
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 20:56:07.51 ID:0ClYM0AX0
最上のもとに一通のビデオレターが届く 内容は時雨に対して行なった実験などが記されており生きたまま脳を取り出される場面で終了した
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:00:07.65 ID:zhP/kDdzO
潮にされた脳のデータ化か!
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:04:19.94 ID:8EDmnoFHO
練度の高い艦娘の脳をコピー&義体にペーストで安価に戦力増加か
なんか見えてきたぞ
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:04:53.31 ID:urZ6RKAho
攻殻やカイバっぽくなってきたな
すき
197 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 21:11:47.57 ID:lxfRN6Do0
ーー

北上「提督、ちょっといい?緊急通信なんだけどさ」ガチャ


提督「なら執務室に行こう。ここでじゃなくてもいいだろう?」


北上「それがさ、最上にも関係するかもしれないんだよね」


北上「出撃中の艦隊に『ボクは本当は時雨なんだ、お願いだから最上に会わせて』って駆逐水鬼が接触が接触してきたんだって」


龍驤「それは……」


北上「『信じてもらう証拠はある。最上が逃げ出した詳細を語れるよ』って言ってるんだ」


最上「まさか……!」


提督「心当たりがあるのか?」
198 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 21:16:23.35 ID:lxfRN6Do0
最上「あのね、ボクが逃げ出せたのは偶然だったんだ。突然施設の中で騒ぎがあって、ボクの警備が薄くなった」


最上「それにいつもは閉まってる扉の鍵が開いてた。血を抜かれ過ぎてフラフラだったけど、それでもなんとか逃げることができたんだ」


北上「なるほど、その駆逐水鬼がこの事を言えれば時雨…なのかもしれないね」


提督「だがそのまま鎮守府に呼ぶのはリスクが有り過ぎる。非武装という条件なら中に入ることを許可しよう」


北上「わかった、そう返事するね〜」


最上「まさか…本当に時雨なの?でも…なんで……深海棲艦に…」
199 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 21:19:35.72 ID:lxfRN6Do0
ー工廠


神通「提督…深海棲艦を連れてきました…」


駆逐水鬼「……」


響「非武装なのには間違いないよ。海上で装備は捨ててもらったから」


不知火「私達は艤装を展開しておくので、もしもの時も安心です」


最上「ねぇ…キミは本当に時雨なの……?ボクが救えなかった……時雨…」フラフラ


駆逐水鬼「安価」


下1〜3高コンマ 駆逐水鬼の台詞、行動他
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:21:05.79 ID:xFK6EtMP0
最上!よかった無事だったんだね!

泣きながら抱きつく
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:21:54.24 ID:1lZ7eDUEo
時雨の肉体は確かに死んだ
でも魂はこの身体に移された
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:22:28.57 ID:7Zj0uDeZ0
時雨含むいろんな艦娘が混じってる
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:22:31.93 ID:aOvqCBQao
かかったなアホが!
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:22:40.77 ID:0ClYM0AX0
>>200+力加減を間違えて殺しかける
205 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 21:35:21.54 ID:lxfRN6Do0
駆逐水鬼「最上!よかった無事だったんだね! 」ダキッ


不知火「!!」スチャッ


響「不知火、下ろしても大丈夫だよ」


不知火「……わかりました」スッ


駆逐水鬼「あそこから一番近い鎮守府はここだったから…ここになら保護されてるんじゃないかって…」


最上「本当に…時雨なんだよね…」


駆逐水鬼「そうだよ、僕は最上の時雨だよ」


最上「初めてあげた…プレゼントは?」


駆逐水鬼「お洒落な服とアクセサリーだったよね」


最上「あぁぁ……」ギュッ
206 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 21:38:26.70 ID:lxfRN6Do0
龍驤「最上、合っとるんか?」


最上「間違いないよぉ…時雨、時雨……」ギュッ


駆逐水鬼「最上……」


提督「…時雨、落ち着いたら覚えている事でいいから教えてくれるか?」


駆逐水鬼「うんわかったよ。でももう少し待って欲しいな」


最上「うっうう………うぅぅ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:41:42.12 ID:OmXXa0BxO
時雨水鬼から他にも同じようにされた艦娘や、脳に改造を施されて逆らえなくされてる艦娘がいることが語られる
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/06/05(火) 21:42:15.51 ID:HJbbr8p00
時雨曰く、深海棲艦の体に脳を移植させる手術を受けたが、脳改造手術を受ける前に脱走に成功した
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:42:25.53 ID:/eLdRLPJO
水鬼(時雨)の話から深海棲艦の基地の一つの位置が判明
その基地では以前でた艤装を破壊する弾頭の強化型の量産を始めようとしていた
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 21:42:46.05 ID:aOvqCBQao
組織に色々体弄られて、気が付いたらこの体になっていた
211 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 21:51:30.33 ID:lxfRN6Do0
ーー

駆逐水鬼「……これが僕が知ってる深海棲艦の情報だよ」


龍驤「前に羽黒らがくらった艤装を破壊する弾の量産をしようとしとるんか…」


駆逐水鬼「量産する為の機械は、間違いなく人間が作ったものだよ。何処から持ってきたのかはわからないけどね」


提督「そうなると最上の話が現実味を帯びてきたな…」


最上「やっぱりあの組織は深海棲艦と売買をしてるみたいだね」


龍驤「深海側に機械が渡ったとしたら、人間側に何が売られたのかが気になるな…」
212 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 21:59:32.68 ID:lxfRN6Do0
龍驤「それで時雨、一つ気になっとったんやけど……時雨は本物の時雨か?」


駆逐水鬼「……うん」


龍驤「なんでそんな体になっとるかは、聞いてもええ?」


駆逐水鬼「…正直言って僕もわからないんだ。苦しくて苦しくて…体が焼けそうに熱い毎日が終わったと思ったら……こんな姿だったんだ」


駆逐水鬼「周りは深海棲艦だらけだし、自分の言葉は通じないから…本当に何が起こったかわからなかったんだ」


駆逐水鬼「それでもなんとか人の言葉が通じる深海棲艦を頼っていって……最上が捕まってる施設を特定できたんだ」


駆逐水鬼「それで騒ぎを起こして、最上が逃げ出せるように色々と細工したんだ」


龍驤「なるほどなぁ…」
213 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 22:04:14.12 ID:lxfRN6Do0
駆逐水鬼「でも僕は本当に時雨なのかはわからない。オリジナルからコピーされた時雨かもしれない」


駆逐水鬼「時雨としての記憶はあるけど、それだけじゃ証拠にならない」


駆逐水鬼「だから……」


最上「時雨……」ギュッ


最上「どんな形でもいい…時雨が帰ってきてくれただけで…ボクは……」


駆逐水鬼「…ありがとう最上。それとごめんね、僕のせいで色々と迷惑をかけて」


最上「迷惑だなんて思ってない……こうしてもう一度…会えたんだから……」


最上「時雨……時雨…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:05:12.70 ID:OmXXa0BxO
襲撃した深海悽艦の基地にいた敵艦達も改造された艦娘だった

「鎮守府に帰りたい…。提督に会いたいよぉ…。」
「どうしてこんなことに…。私は…間違ってたの…?」
「赤い血の流れる身体に戻してよぉ…。」
「もう、元の身体には戻れないの…。お願い、死なせて…。」

なお、もう救いだすことは不可能な模様
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:08:18.71 ID:7Zj0uDeZ0
特殊な電波で時雨が操られて襲ってくる
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:09:16.12 ID:0ClYM0AX0
>>214+>>215
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:09:20.51 ID:ZGV2saZGO
レ級たちが来た
つての中にレ級たちがいた
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:09:22.98 ID:xzxv3mcWo
深海組が偵察へ
219 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 22:14:20.60 ID:lxfRN6Do0
ピキィン


駆逐水鬼「……ぎっ!」ビクッ


最上「時雨……?」


駆逐水鬼「最上…離れて……!!」


最上「ど、どうしたのさ?」


駆逐水鬼「早く…っ!!」


最上「え、え……」


駆逐水鬼「ぁ……ぐぅ……!!」


不知火「…!最上さん離れて下さい!」スチャ


響「これは厄介なことになりそうだね」スッ
220 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 22:17:44.56 ID:lxfRN6Do0
駆逐水鬼「うがぁぁぁぁぁぁっ!」


最上「時雨…どうしちゃったのさ……」


神通「提督、ここから離れ下さい!非武装とはいえ相手は深海棲艦です!」


不知火「神通さん撃ちますか!?」


神通「いえ、まだ大丈夫です。ですが照準は合わせていて下さい」


響「了解」
221 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 22:22:44.87 ID:lxfRN6Do0
ギャアァァァァァァァァ!!


提督「誰の声だ!?」


北上「提督!明石が頭抑えて転がり回ってる!」


龍驤「それって……」


提督「もうあのスイッチは廃棄した。ということは……」


龍驤「時雨は電波か何かでおかしくなっとるんか!?」


提督「時雨も明石も一緒なら、受信器を取り外すことはできない」


龍驤「電波を出してる何かを特定するしかないで!」


提督「今動けるメンバーで周辺を探してもらおう。電波が届く範囲に何かがあるはずだ!」
222 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 22:31:54.63 ID:lxfRN6Do0
明石「ぃぎっ!!あ、がぁぁぁぁぁぁ!!」


秋津洲「明石!しっかりするかも!!」


明石「いだいいだいいだぃぃぃぃぃぃ!!だずげで!だれがだずげで!!」


秋津洲「明石っ!!」


明石「ギャァァァァァァァ〜!!」


北上「いい、早く機械か何かを見つけて!このままだと明石が大変なことになる!」


瑞鶴「索敵なら私達に任せて!」


加賀「機械なら見つけ次第破壊。誰かが持っていたならぶちのめして破壊でいいわね?」


天城「やってやろうぜ!」


雲龍「ええ、手加減無しでいきましょう」
223 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 22:41:50.51 ID:lxfRN6Do0
ーー


明石「あ……ぅ……」ガクガク


秋津洲「明石……どんどん弱ってるかも…」


駆逐水鬼「グゥゥゥゥッ!」


神通「こっちも三人で抑えているのは限界かもしれません」


龍驤「ほなウチもそっちに加勢するわ」


北上「……!雲龍から入電!深海棲艦を発見だって!」


北上「それで相手は武装じゃなくて、変な機械を持ってるって!」


提督「それの可能性がある…倒せそうなら倒すように言ってくれ」
224 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 22:46:45.01 ID:lxfRN6Do0
ーー海上


雲龍「そう、倒してもいいのね」


ザザザザザッ


雲龍「今日の私は機嫌が悪いのよ。仲間を傷付けた報いを受けなさい」


ザザザザザッ


雲龍「こちらに気付いたわね。でも……もう遅いわ」バシュッ


雲龍「その変な機械ごと粉々にしてあげるわ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:47:49.11 ID:pH7MICcb0
深海棲艦は倒せたが爆撃しても機械は壊れなかったのでお持ち帰りすることに
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:47:58.34 ID:A8ZuzfSv0
深海棲艦のラスボスの姫級並みに強い感じになってる深海化した占守が迎撃してきた、なんとか機械は破壊できるが艦載機の被害は甚大な事になる
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:48:23.16 ID:mQrzTLcHO
発見した深海悽艦は>>214の改造艦娘で構成された艦隊だった
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:48:37.01 ID:xzxv3mcWo
雲龍が見事に撃破
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:48:49.48 ID:f+dQ3SYt0
深海棲艦ともども機械は破壊されるが、明石と駆逐水鬼はダメージが大きく気絶する
機械の残骸はそのまま雲龍が回収
230 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 22:58:42.32 ID:lxfRN6Do0
ーー

雲龍「あの子……海防艦のはずよね?何故深海棲艦と共に戦っていたの?」


占守「……」


雲龍「それにあの強さ、半端では無いわ。あの子以外は蹴散らせたのに、あの子へのダメージはほとんど無かった」


雲龍「艦載機も殆どやられてしまったわ。でもあの機械は破壊できたから、私の役目は終わったはず」


占守「……」


雲龍「でもね……私は敵前逃亡するような艦娘じゃないの」
231 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 23:01:27.05 ID:lxfRN6Do0
雲龍「……これを使うしかないのかしら」スッ


雲龍「葛城が持っていたデバイス。秋津洲を騙して作らせたとか言ってたわよね」


雲龍「命を燃料に、大きな力を得ることができる……」


占守「……」


雲龍「危険だからって取り上げたけど、まさか自分で使うことになるなんて」


雲龍「……覚悟なさい」グッ


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 23:02:45.64 ID:f+dQ3SYt0
全身が内側から燃えるような熱さを感じるが、艦載機が全回復、本人は気づかないが右の瞳に金の炎が灯る
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 23:03:42.45 ID:mQrzTLcHO
ボロボロになった雲龍を背負いながら鎮守府に連れてきた占守
雲龍引き渡し後に無言で海に帰っていく
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 23:03:43.97 ID:pH7MICcb0
占守轟沈
その際頭にありがとうと声が響いた

雲龍は中破
装置解除後強烈な倦怠感が
235 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 23:29:44.07 ID:lxfRN6Do0
ズズズズズ……


雲龍「沈んだ……ということはやっぱりあの子は艦娘では無かった…」


雲龍「勝てたのはこれのお陰ね。秋津洲の趣味でこんな形をしてるとはいってたけど…」ハザードオンッ


雲龍「玩具みたいな見た目と違って効果は凄いわ。艦載機がフル回復した上に、体も軽かった」


雲龍「これはもしもの時の為にとっておきましょう」


雲龍「……全て終わったわ。帰りましょう。私も中破したんだから」


……トウ


雲龍「……何かしら?」
236 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 23:35:29.90 ID:lxfRN6Do0
ア……


アリガ……トウ……


雲龍「…これはあの子の声だと言うの?」


雲龍「……お礼を言われる事じゃないわ」


雲龍「せめて……安らかに眠ってちょうだい」


雲龍「…鎮守府へ帰りましょう……」フラッ


雲龍「あれ……おかしいわね…体が…怠くて……」


雲龍「前は…どこ?視界がグルグル回って……」


雲龍「あ……あぁ……?」


下1〜3高コンマ 下1〜3高コンマ この後の展開や雲龍は帰れたのか等
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 23:40:19.46 ID:8LaOZNL60
>>214
雲龍は帰投途中で猛烈な倦怠感から一時的に付近の無人島で休息する
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 23:46:25.27 ID:/eLdRLPJO
目が覚めた場所は時雨が教えた深海悽艦の基地とは違う深海悽艦の基地
両手を拘束された上に素っ裸
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 23:49:42.98 ID:7Zj0uDeZ0
深海棲艦に口から入り込まれて寄生される
240 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 23:54:04.49 ID:lxfRN6Do0
雲龍「う………前に進めない…立っていられない…!」クラッ


雲龍「はあ……はぁっ……」


ヌロォ……


雲龍「あれは…さっき沈めた深海棲艦の…残骸…」


雲龍「なんで…全て沈まなかったの……」


ヌゥ……


雲龍「あ…こっちに来る……」
241 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 23:55:55.29 ID:lxfRN6Do0
雲龍「迎撃しないと……でももう艦載機は飛ばせない…」


ヌロ…ヌロォォ……


雲龍「あぁぁ………」


ヌム…ヌヌ…


雲龍「やめ…て……私の体を……」


ヌロォ……


雲龍「う…どんどん体を上がってくる……」
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 23:57:45.79 ID:aOvqCBQao
(エロい)
243 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 23:58:24.16 ID:lxfRN6Do0
雲龍「やめて……うぅ…力が入らない…これを引き剥がせない…」


ヌロッ……


雲龍「え……何をするつもりなの…」


グググッ


雲龍「私の口を…こじ開けようとして…る……」


ググググググッ


雲龍(あぁ、力が………このまま…じゃ……)


ヌブッ……


雲龍(あ……………………)
244 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 00:05:03.60 ID:cfRNC7Ke0
レ級「超重力砲っ!!」ズアッ!


雲龍「……っ!!」ゴォォォッ


レ級「よし、上手く雲龍の上を通したぞ!」


葛城「雲龍姉、大丈夫!?」


雲龍「え…えぇ……当たってないのに…凄い衝撃だったわ…」


レ級「当たり前だ!直撃したら粉々だからな!」


雲龍「…よくそんなのを躊躇いなく撃てたわね」
245 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 00:10:38.02 ID:cfRNC7Ke0
レ級「時間が無かったんだ。お前は深海棲艦のコアに寄生される所だった」


雲龍「コア……」


レ級「前に言ったよな、アタシ達は共食いするって。それはこのコアを食う為なんだ」


レ級「アイツら、かなり強かったみたいだな。コアだけで動くなんて滅多に無い」


葛城「ねぇ、コアってことは…」


レ級「そうだ、アタシが吹き飛ばしたのは深海棲艦の脳みそだよ」


葛城「うげ……」


雲龍「…何にせよ助かったわレ級。何かお礼をしないとね」


レ級「それは楽しみだ!だが今は鎮守府に戻るのが先だろ?」


雲龍「そうね……鎮守府に帰りましょう」


ーー
246 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 00:11:41.97 ID:cfRNC7Ke0
全キャラの過去は回収していませんが、安価によってはこのまま終わるかもしれませんね


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 00:12:42.09 ID:pYhmFMm+0
おつです
決戦も近いということか?
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 00:12:57.41 ID:xng77hYG0
おつつ
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 00:13:54.80 ID:yjhLsW+KO


駆逐水鬼(時雨)から情報があった深海基地は明日のお楽しみかな
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 00:14:24.36 ID:DThRidRF0
おつ
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 00:17:22.42 ID:AdHyk7+9o
おつ
なんか敵も分裂してる?
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 00:56:42.90 ID:9Jna++cbo
まさかこの世界にも葛城巧が作った禁断のアイテムがあるとは
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 02:24:16.33 ID:z+/7LRIDO
お疲れ様でした!

これで初期艦のメンバーがほぼ全員揃ったんですから、これは艦これ公式主人公であるわた吹雪さんを登場させるしかありませんよ!
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 11:34:26.88 ID:/Vv2tK3YO
アルペジオっ!?
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 14:44:36.00 ID:niSTo3ZzO
仮に雲龍が寄生されても黒いアレが目覚めて体内で戦いそうだと思った
256 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 19:16:51.24 ID:0A8fO+tm0
ーー


幹部「また深海棲艦を鹵獲するとは…やはり君は何か持っているんじゃないかい?」


提督「そんな運は欲しくありませんね…」


幹部「ははは、確かにそうだろう。それに君の噂がまた増えたそうじゃないか。大変なことが重なるね」


提督「もう……気にしないことにしました」


幹部「それがいいだろう。周りの声なんて気にしたら負けだ」


提督「それでも、演習の度にヒソヒソされるのだけは慣れませんね……」
257 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 19:21:20.55 ID:0A8fO+tm0
幹部「それで、件の深海棲艦はどこに?」


提督「今連れてきます。龍驤、頼む」


龍驤「ほら、こっちやで」ガチャ


駆逐水鬼「……」


提督「まだ人の言葉は満足に喋れませんが、聞き取りはできるので意思の疎通はできます」


駆逐水鬼「……」コクリ


龍驤「この子は報告通り、出撃中の艦隊が非武装状態やったのを保護したんや。その場で沈めれへんかったのはこっちの言葉に反応したからやで」


提督「性格も大人しいので、このまま様子を見ようと思っています」


幹部「安価」


下1〜3高コンマ 幹部の台詞、行動他
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 19:23:16.53 ID:JpxqIqRBO
少しの間身柄を預かっても構わないか?
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 19:24:53.30 ID:bucFCK6F0
ふむ、ではこの深海棲艦の身柄や対応は君達に一任しよう

なにかあったり、わかったら逐一包み隠さず報告してくれたまえ
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 19:26:50.66 ID:U+67cNGpo
君がそう言うなら任せても大丈夫だろう
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 19:27:14.39 ID:jeaxKXq/O
私の言葉は解るかね?

少しばかり質問させて貰っても良いかな?
262 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 19:31:07.32 ID:0A8fO+tm0
幹部「君がそう言うなら任せても大丈夫だろう。わざわざ報告してくれて感謝するよ」


提督「いえ、幹部さんに知らせるのが義務ですので」


龍驤「幹部さんに言うといたら間違い無いしな〜」


幹部「うむ、ならこれで失礼する。あ、いつも通り見送りは結構だ」ガチャ


提督「はい、ありがとうございました」


龍驤「……何も反応無かったな」


提督「…そうだな」
263 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 19:35:25.87 ID:0A8fO+tm0
駆逐水鬼「まだ僕のことを知らないとは考えられない?」


提督「その可能性もあるが、朝霜が傀儡軍を倒したことは知っているはずだ」


龍驤「時雨に関して何も詮索してけぇへんだってことは…やっぱり幹部さんは無関係なんか?」


駆逐水鬼「もしくは幹部さんの更に上の立場の人かもしれないね」


提督「人間側の誰かが組織と取り引きをしていたことはわかっている。そいつは大本営側に居ると思ったんだが…」


龍驤「幹部さんがシロなんやったら、協力してもらった方がええかもしれんね」


提督「そうだな……」
264 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 19:38:32.65 ID:0A8fO+tm0
ーー


幹部「うむ、やはりこの鎮守府の雰囲気は良いようだな…」


ギッギッギッギッ


駆逐古姫「モンド……」


幹部「君は……元気にしてたかい?」


駆逐古姫「なぁ…モンドはモンドなんだよな……」


幹部「どうしたんだね?何故そんな悲しそうな顔をしているんだい?」


駆逐古姫「モンドは……弱い奴の味方なんだよなぁ……」グスッ


幹部「急にどうした?話を聞かせてくれるかい?」
265 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 19:42:48.55 ID:0A8fO+tm0
駆逐古姫「提督達は…お前を疑ってたんだ…」


駆逐古姫「ニンゲン側に裏切り者がいるって……」


駆逐古姫「私はモンドは違うって言ったけど、証拠が無いって……」


幹部「ふむ……」


駆逐古姫「なぁ……お前は違うよな……カッコイイ…ヒーローなんだよなぁ……」


幹部「安価」


下1〜3高コンマ 幹部の台詞、行動他
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 19:44:12.89 ID:JpxqIqRBO
カッコイイかどうかは置いといて、ヒーローでありたいものだ
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 19:45:10.14 ID:jeaxKXq/O
羽黒登場

幹部に提督達の苦悩と本音を教える
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 19:46:23.59 ID:AdHyk7+9o
少なくとも私は大きな犠牲を伴う進歩などクソ喰らえだと思っている
269 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 19:54:17.13 ID:0A8fO+tm0
幹部「カッコイイかどうかは置いといて、ヒーローでありたいものだね」


駆逐古姫「それ、どういう意味なんだ…モンドは…裏切り者なのか…」


幹部「君に難しい話はわからないさ」スッ


駆逐古姫「あ、あっ……待ってくれ……」


幹部「…ヒーローとは英雄。だが弱い者の味方をすることだけが英雄じゃないんだ」


幹部「時には強い者の味方もするし、弱い者の味方もする。悪を挫くこともあれば、弱い者イジメをすることもある」


幹部「…英雄とはそういうものだよ」
270 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 19:56:48.07 ID:0A8fO+tm0
駆逐古姫「ちがうっ!!」


幹部「……」


駆逐古姫「モンドは!あの時私の願いを聞いてくれた!」


駆逐古姫「脚も武装も無くした私を!殺さずに受け入れてくれた!」


駆逐古姫「お前は私にとってのヒーローなんだ!」


駆逐古姫「だからそんなこと…言わないでくれ…」


駆逐古姫「う……うぁぁぁ……」


幹部「安価」


下1〜3高コンマ 幹部の台詞、行動他
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 19:58:56.16 ID:PS5Pq3Xa0
持たざるものを救うだけが
ヒーローの仕事ではない
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 19:59:03.76 ID:AdHyk7+9o
君のような子を泣かせるのは格好つかないな……(クキ頭ナデナデ
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 20:04:19.37 ID:bucFCK6F0
信じることは良いことだが、盲目的な信用はしてはいけない
今日の味方が明日も味方とは限らない
274 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 20:19:23.43 ID:0A8fO+tm0
幹部「君のような子を泣かせるのは格好つかないな……」ナデナデ


駆逐古姫「うぁぁ…?」


幹部「……仕方ない。一緒に提督君の所へ行こう」


駆逐古姫「モンドぉ……」グスッ


幹部「安心したまえ、君の前では嘘を付かないと約束しよう」


駆逐古姫「ひ…ひぐっ……うん…」


幹部「…私も覚悟を決めろということか」
275 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 20:24:25.80 ID:0A8fO+tm0
ーー執務室


駆逐古姫「ぅっ、ぐすっ……ひぐっ…」


龍驤「よしよし、ここでゆっくりしときな」


幹部「提督君ハッキリ言おう。私は君達が言う組織と関わりがある」


提督「…やはりそうだったんですね」


幹部「だが勘違いしないで欲しい。君達が不利益になるように動いたことは無いんだ」


提督「どういうことですか?」


幹部「まず…君達は組織はどんな集団だと思っている?」


提督「体の一部が再生したり、死ぬような怪我が治ると甘い言葉で艦娘を誘い、その艦娘を使って傀儡を作っているんじゃないですか?」


幹部「…うむ、大まかな流れは合っている」
276 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 20:29:51.77 ID:0A8fO+tm0
提督「そしてその組織は作った傀儡を深海棲艦に売り、得た金銭で深海棲艦の武器や武装を買っていたんですよね?」


幹部「…驚いたよ。そこまで知っていたのか」


提督「ええ、傀儡のチューナーであった最上の情報のおかげです」


幹部「ここに調整役の艦娘がいるのかい!?」


提督「えぇ、研究所から逃げ出してきたのをこちらで保護しました」


幹部「参ったよ、流石は提督君といった所だね……」


提督「それで幹部さん、その組織は何をしようとしているんですか?貴方なら知っていますよね?」


幹部「あぁ。あの組織は簡単に言えば第三勢力になろうとしているようだ」


提督「第三勢力……」
277 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 20:35:13.24 ID:0A8fO+tm0
幹部「調整役の情報から傀儡を作り、そこに記憶をインストールし艦娘のようなモノを作る」


幹部「そして武器武装は深海棲艦の物を使う。艦娘と深海棲艦のイイ所取りをしようとしているようだね」


提督「…何故そんなことをするんです?」


幹部「金だよ。このままいけば数年後には我々人間側と深海棲艦の決着は付く。そうなれば何処が困る?」


提督「武器を作っている…会社や…国が……」


幹部「そうだ。この第三勢力に関するプロジェクトは各国も極秘に参加しているんだ」


龍驤「戦争を長引かせる為にそんなことをしようとしとるんか!?」


幹部「武器という物は安価に作れて高く売れる。こんな美味しい商売は無いんだよ」
278 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/06(水) 20:39:19.63 ID:0A8fO+tm0
提督「……」


幹部「何も言えないのは無理も無い。私も話を聞いた時は唖然としたよ」


龍驤「それで…アンタはその組織と何をしとったんや?」


幹部「組織の研究所は極秘でね。組織内でも何処になんの研究所があるかはわかっていないんだ」


幹部「そこで私は研究所と研究所の間に入り、情報の共有なんかをしていたんだ」


龍驤「信じてええんやな?」


幹部「…あの子の前で嘘は言わないと約束したからね」


駆逐古姫「モンド……」


幹部「…これが私の真実さ。幻滅したかい?」


駆逐古姫「安価」


下1〜3高コンマ 駆逐古姫の台詞、行動他
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 20:40:58.29 ID:PS5Pq3Xa0
艦娘の力をくれる……
やっぱりヒーローだ!
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/06(水) 20:41:32.27 ID:PAJoQhOs0
ここの娘達に拘束されたり身柄を引き渡される覚悟があって話したんでしょ…?
私は失望したりしない
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 20:43:26.22 ID:VT/1S8OfO
脇でおにぎりを作らされた挙句それを美味しそうに食べる姿を何度も見せられてるんだ 今更幻滅なんてするもんか

脇がこいつじゃなかったら安価したで
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 20:43:40.63 ID:jeaxKXq/O
…それだけじゃないんだろ?

全員は無理でも力の無いものや戦えない者はそこから逃がそうとしている…そうなんだろ?
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/06(水) 20:45:31.65 ID:jeaxKXq/O
>>281

ラーメン吹いたじゃねぇかふざけんなwww
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/06/06(水) 20:53:29.08 ID:AdHyk7+9o
ここで脇言及は卑怯だぞ!w
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 21:00:52.48 ID:VT/1S8OfO
これしかないって思ったんだもん 仕方ないじゃんよw
後ラーメンすまぬ
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/06(水) 21:05:12.50 ID:LTsKteUGO
悪いと思ってるなら良いよw

これが安価とってた場合のifルート見たいわw
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