まゆ「もりくぼカケル!」 美玲「盛り上げていくぞッ!」

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3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 03:52:19.15 ID:NxRsB6aj0



PHASE 16
『森久保乃々×浅野風香』



浅野風香「ご、ごめんなさいっ! 私なんかがトークのゲストで……」ペコペコ

森久保乃々「ひぃぃ……あ、謝られても困るんですけど……!」ワタワタ

風香「そ、そうですよね! ごめんなさい! ……でも、私、ちゃんとお話出来るか心配で……」

乃々「それを言うなら、もりくぼも同じです……。すみません、こんなもりくぼの番組に来て頂いて……」ペコペコ

風香「そ、そんな! 乃々ちゃんは大丈夫ですよ! 大丈夫じゃないのは、私の方で……」ワタワタ

乃々「そ、そんなことないです……なんでかこうして番組のメインに祀り上げられていますが、面白いトークなんて、本当にむーりぃー……」

乃々「そもそも、人と目を合わせることすら苦手なのに……どうしてこんなことに」

風香「わ、わかります……! 人から見つめられると、何か失敗したんじゃないかとか、怒らせてしまったんじゃないかって考えて、不安になってしまって……」

乃々「風香さんも……?」

風香「あっ、ごめんなさいっ! 私なんかが、分かったような口を利いてしまって……」

乃々「い、いえ……! むしろ、分かってもらえて、嬉しいんですけど……」

風香「そ、そうですか……」テレテレ

乃々「えへへ……」テレテレ

風香「……はっ。これじゃあ、話が進まないですね。ごめんなさい」

乃々「あぅ……やっぱり、もりくぼのトークスキルが足りないせいで……すみません……」

風香「小説の中なら、スムーズにお話も出来るのに……」

乃々「……そういえば、風香さんは小説を書くのが趣味だと聞いたことがありますけど……」

風香「はっ、はい! そうです……一応」

風香「でも、そんなに大層なものではありませんし……人に見せる勇気も、なかなか出なくて」

乃々「ですよね……。趣味は趣味であって、得意とは限りませんし……」

風香「はい……酷評されても、万が一褒めてもらえても、どのみち恥ずかしさに耐えられそうにないです……」

乃々「……風香さんに、自作小説の朗読なんていう無茶振りなお仕事が来ないことを、願ってます……」
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