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春香「お姉ちゃん」
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1 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 13:54:48.61 ID:cGQkE8Cp0
こんにちは、投下します
真美「おねーちゃん」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527649979/
の続きとなります
・765アイマスssです
・完全にif物となります
・書き溜め済みです
・細心の注意を払いますが誤字脱字の場合脳内補完お願いします
以上の項目でお願いします
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1527742488
2 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 13:57:28.49 ID:cGQkE8Cp0
真美「はぁっ、はぁっ!」タッタッタッタッ
真美「亜美が悪いのに......はぁっ」
真美「おかーさんなんて...... 嫌い......」
真美「はぁっ、はぁっ......」
真美「大っ嫌い......!」
真美「亜美も......大っ嫌いっ!」
真美「なんであんな言い方......」
真美「はぁ......はぁ......」タッタッ
真美「春香ちゃんのこと...... 変なんて......」
真美「春香ちゃん......」
_____________________________________________________
春香「どうしたらいいかわからなくなったり、辛くなっちゃたら私のところに電話してね......」
春香「絶対だよ?」
_____________________________________________________
真美「はぁっ、はぁっ......」
真美「春香ちゃん......!」
真美「はぁ......はぁ......」チャリンチャリン
真美「はぁ......」プルルルル
ガチャ
春香「......はい、もしもし?」
3 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 13:59:57.98 ID:cGQkE8Cp0
真美「......」
春香「あの...... 誰でしょうか......?」
真美「春香......ちゃん......」
春香「......真美ちゃん?」
真美「......春香ちゃん......」
春香「......どうしたの? なんで公衆電話からかけてきてるの?」
真美「......」
春香「どうしたの、ねぇ!? 真美ちゃん......!!」
真美「今から......会えないかな......?」
春香「......今から......?」
真美「......うん......」
春香「......今どこにいるの?」
真美「△△駅の近くの電話......」
春香「......△△駅ね......」
春香「真美ちゃん、駅の中で駅員さんのいるところにいてね!? できるだけ早く行くから......」
真美「......うん......」
春香「約束だからね? 今からどんどん危なくなってくるんだよ......」
真美「......うん......」
春香「それと...... お家には帰りたくないんだよね......?」
真美「..................うん」
春香「......わかった」
春香「......今から行くけど、時間かかるから待っててね! 気を付けるんだよ!」
真美「うん......」
ブツッ
4 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:00:46.16 ID:cGQkE8Cp0
春香「はぁ......はぁ...... 真美ちゃん......!」
真美「春香......ちゃん......」
春香「もう! 心配したんだから!!」
真美「ごめんなさい......」
春香「......ほら、いこう......」
真美「......え?」
春香「なにか事情があったんでしょ? 真美ちゃんの声、すごく暗かった......」
春香「ほんとに心配、したんだから......!!」
真美「うん......うん...... ごめんなさい......」
春香「私の家にいこ...... お母さんには私が言うから......」
5 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:01:45.06 ID:cGQkE8Cp0
マモナクナナジャウニバンホームニデンシャガマイリマース
春香「もしもし、お母さん? うん......うん、そう! その真美ちゃんが......」
真美「......」
春香「うん、うん、わかってる。うん、ありがとう......」ブツッ
真美「......」
春香「今日は私の家に泊まっていいから...... 真美ちゃん、大丈夫?」
真美「......うん......」
春香「じゃあ、真美ちゃんも...... はい」
真美「......え?」
春香「真美ちゃんもお母さんに電話しなさい」
真美「......やだよ」
春香「だめ」
真美「......」
春香「真美ちゃんのお母さん、今絶対心配してるよ。自分でかけなきゃだめだよ」
真美「......っ」
春香「私も手伝ってあげるから......」
真美「......う...ん......」
6 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:03:33.40 ID:cGQkE8Cp0
真美「......」プルルルル
ガチャ
「......はい?」
真美「......」
「あの、どなた様でしょうか?」
真美「......」
「......もしかして真美......?」
真美「......ぅん」
「今どこにいるのっ!? 今何時だと思ってるの!!? 今すぐ帰って来なさい!」
真美「......う、うあ......」
「きいてるの!? 真美! 危ないんだから!! どこにいるの!?」
真美「......そ、その......」
春香「......」
春香「......真美ちゃん、貸して......?」
真美「......う、うん」
春香「......もしもしお電話変わりました、天海春香という真美ちゃんの友達です...... はい、はい。実は_____
春香「はい、はい。明日の朝、私が連れて行きますので。 はい、はい、いえいえ、真美ちゃんも少し混乱してるようで」
春香「......はい、はい。それでは。失礼します......」ブツッ
真美「......」
春香「真美ちゃんのお母さん、すごく心配してたよ」
真美「......」
春香「......明日、謝ろうね」
真美「......」
7 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:04:59.19 ID:cGQkE8Cp0
ガタンゴトン ガタンゴトン
春香「......」
真美「......」
春香「......」
真美「......」
春香「......あ、お母さん......」プルルルル
春香「......」ピッ
春香「今、電車の中だから...... 電話できない......と」ピッピッピッピッピッピ
春香「......ふぅ」
真美「......あっ」
春香「......どうかした、真美ちゃん?」
真美「......ううん、なんでもない......」
春香「......そう?」
真美「......」
真美(......待ち受け、ほんとにあの写真にしてくれてる......)
真美「......」
春香「......?」
8 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:05:36.03 ID:cGQkE8Cp0
春香「ごめんね、うちちょっと遠くて......」
真美「......ううん」
春香「......」
真美「あの......」
春香「......どうしたの?」
真美「......いつも春香ちゃん遠かったんじゃ......ないの?」
春香「あー...... ま、まあね、えへへ」
真美「......ごめん、真美知らなくて......」
春香「......ふふ、ありがとね。でも大丈夫、真美ちゃんに会いたかったし......」
真美「......」
春香「悪く思ってるなら、早く笑ってほしいなぁ......」
真美「......うん」
春香「......すぐは難しいと思うけど......」ナデナデ
真美「......うん」
春香「......」ナデナデ
9 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:06:49.52 ID:cGQkE8Cp0
春香「ただいまー」
真美「......お、おじゃまします......」
「......おかえり春香。あ、そっちの子が真美ちゃん?」
春香「うん、真美ちゃん、私のお母さんだよ」
「こんばんは真美ちゃん。大丈夫?」
真美「......こ、こんばんは。はい、だいじょうぶです......」
「あらあら敬語なんて使わなくてもいいのよ...... それにしてもお人形さんみたいに可愛いわね〜」
春香「でしょー!? ちゃんと笑うときっともっっっとかわいいんだよ!?」
真美「そ、そんな......」
「......親御さんには説明できた?」
春香「うん。明日の朝に送っていくよ」
「そう。......いろいろあると思うけど、今日はゆっくりしていってね......」ナデナデ
真美「......は、はいありが
「敬語じゃなくていいから......ね?」
真美「......うん。ありがと、春香ちゃんのおかーさん」
「ふふ...... 真美ちゃん、ご飯は食べたの?」
真美「......ううん、まだ......」
「ならよかった、春香も食べてる途中に飛び出していったのよ。一緒に食べちゃいなさい」
真美「あ、ありがと......」
春香「いこ、真美ちゃん!」
真美「うん......」
10 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:07:33.21 ID:cGQkE8Cp0
「ごめんなさいね、豪勢じゃなくて......」
真美「......お、おいしそう......」
「あらそう? ふふ嬉しいこと言ってくれるわね......」
春香「お母さんのハンバーグおいしいから楽しみにしてて!」
真美「うん......!」
「あっためるから少し待っててね!」
真美「うん......」
春香「真美ちゃん喉乾いてない?」
真美「あ、うん。少し......」
春香「待ってて! お茶でいいかな?」
真美「う、うん。なんでも......」
真美「......」
真美(なんか......春香ちゃんが二人いるみたい......)
真美(春香ちゃんお母さんが大好きなんだろうなぁ......)
春香「はい、お茶!」
真美「......ふふ、ありがと」
春香「......え? なんで笑ったの〜?」
真美「なんでもないよ、なんでも......」
春香「ん〜??」
11 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:09:02.37 ID:cGQkE8Cp0
「はい、お待ちどうさま!」
真美「わー......!」
春香「いただきまーす!」パク
真美「......いただきます......」パク
春香「......」チラ
真美「......お、おいしー!!」
春香「......ふふ」
真美「こんなにおいしーハンバーグ始めて食べたよ!!」パクパク
「春香......」
春香「あ、お母さん」
「真美ちゃん、とってもかわいいわね......」
春香「ふふ、でしょ? いつもはもっとニコニコしてて元気いっぱいなんだよ」
「......そうなの、見てみたいわね。......歯ブラシとタオル、洗面台に置いといたからね」
春香「ありがとうお母さん......」
真美「はるはひゃんのおはーはん、ふっほいおいひいよ!」モグモグ
「ふふ、ありがとう。その食べっぷりだけで作った甲斐があったわ!」
真美「ふんふん......!」モグモグ
「ゆっくり食べてね、あんまり急いで食べると体に悪いからね?」
真美「ふん!」モグ
「じゃあ私はお風呂入れてくるから」
春香「うん。ありがとうお母さん!」
「真美ちゃん、ゆっくりね」
真美「ゴクン...... うん!」
12 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:10:15.68 ID:cGQkE8Cp0
真美「......」パクパク
春香「あ、真美ちゃん」
真美「ふぅん?」モグモグ
春香「またソースついてるよ、ふふ......」フキフキ
真美「あ...... ありあとうはるはひゃん......」シュン
春香「あれ......?」
真美「......」モグ
春香「な、なんで元気なくなっちゃったの? なんか悪いことしちゃったかな......?」
真美「んーん」ゴクン
真美「......真美ね」
春香「......うん」
真美「亜美の口を春香ちゃんみたいに拭いてあげたんだけど、怒られちゃって...... 偉そうにしてたみたい......」
春香「......そ、そんなことないよ、亜美ちゃんはちょっと恥ずかしかっただけだと思うよ?」
真美「......そう......なのかな......」
春香「......うーんと......」
春香「......」ペト
真美「......」
春香「あ、あー、ハンバーグおいしいなぁ〜。おいしすぎるなぁ〜!」チラ
真美「......?」
春香「お、おいしいなー......」チラ
真美「......ふふ、なにしてるの春香ちゃん......」
春香「うぅ......//」
真美「......ふふ」フキフキ
春香「ん...... ありがとう、真美ちゃん///」
真美「......えへへ」
春香「ちょっと恥ずかしかったけど、やっぱり嬉しかったよ!」
真美「......そーかな?」
春香「うん! 誰かが自分のことを気にかけてくれてることを、嫌がる人なんていないよ」
真美「......ありがと、春香ちゃん......」
春香「......どういたしまして」ナデナデ
13 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:11:10.45 ID:cGQkE8Cp0
「春香」
春香「お、お母さん...... なにかなー?」
「さっきのはなに?」
春香「のワの」
「真美ちゃんにソース拭いてもらってたでしょ?」
春香「うっ......///」
「あんなに小さい子に、これ見よがしに...... 確信犯ね」
春香「や、やめて......///」
「うふふ、冗談よ。今お風呂沸かし始めたから、沸いたら入っちゃいなさい」
春香「ううぅ...... ありがと......」
「はいはい...... 真美ちゃんおかわりどう?」
真美「いいの!?」
「もちろんよ、ハンバーグもう一個食べられる?」
真美「うん!」
「じゃあ持ってくるわね」
真美「ありがとー!」
「ソースには気を付けるように......ね、春香?」
春香「......う、そ、そうだね......」
「ふふ...... ちょっと待っててね......」
真美「......春香ちゃん、おかーさんと仲いいんだね」
春香「そ、そうかなぁ?」
真美「うん。見ててわかるよ」
春香「......ありがと//」
14 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:12:01.90 ID:cGQkE8Cp0
バタン
春香「ようこそ、ここが私の部屋だよ!」
真美「おじゃまします......」
春香「どうぞどうぞー、あ、座っていいからね〜!」
真美「うん...... はー、おなかいっぱい」
春香「真美ちゃんいっぱい食べたねー!」
真美「おいしかったもん!」
春香「ふふ。そっか......」
春香「お風呂沸くまで待ってようね...... えっと私のパジャマでいいかな?」
真美「うん、ありがとね......」
春香「えっと...... あとは......」
真美「......あれは......」
春香「ん? あぁ、あれはアイドルのポスターだよ!」
真美「......あいどる?」
春香「うん! 私アイドルが好きでね、あのグループ推しなんだ〜」
真美「そーなんだ......」
春香「......あとは〜」
真美「......」ジー
春香「......真美ちゃんも興味あるの?」
真美「え? あ、いや......」
春香「......こんどいっしょにビデオみる?」
真美「......うん、見てみたい......」!
春香「わかった、じゃあまたうちに来てね!」
真美「......うん!」
15 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:12:40.29 ID:cGQkE8Cp0
「はるかー! お風呂沸いたわよー!」
春香「はーい! ......お風呂沸いたって。真美ちゃん、一緒に入ろっか?」
真美「いっしょ...... うん......」
春香「よし! いこー!」
真美「......いっしょ......」
16 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:13:40.09 ID:cGQkE8Cp0
春香「えへへ、ちょっと狭いね。ごめんね」ジャー
真美「んーん、だいじょーぶだよ」
春香「真美ちゃん、おいで。髪洗ってあげる!」
真美「え、悪いよ......」
春香「いいから、ほらー!」
真美「あ、あう」
春香「......」シャカシャカ
真美「......」
春香「大丈夫? 痛くない?」
真美「......んーん、すごくきもちい......」
春香「えへへ、そう?」
真美「......んぅ」
春香「♪」
春香「かゆいとこないですか〜?」
真美「うん。だいじょぶ......」
春香「......私ね、誰かの髪洗うのって一回やってみたかったんだ......」
真美「......そーなんだ」
春香「うん...... でも同級生に頼むのはちょっと抵抗があって......」
真美「......」
春香「......だから、ありがとうね真美ちゃん......!」
真美「......えへへ、うん」
17 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:14:49.49 ID:cGQkE8Cp0
チャプン
春香「ふぅー......」
真美「......」
春香「......きもちいーね」
真美「......うん......」
春香「ちょっと狭いけど...... あはは」
真美「......だいじょーぶ。慣れてるから......」
春香「慣れてる......?」
真美「真美たち、ちょっと前まで毎日いっしょにお風呂入ってたんだけど......」
春香「......そうだったんだ」
真美「最近は、全然入ってない......」
春香「......」
真美「亜美にあんなふーに髪洗ってあげたこともない......」
春香「......」
真美「一回くらいやってあげればよかったかな......」
春香「......明日」
真美「......え?」
春香「明日、帰ったらやってあげればいいよ!」
真美「でも、もー亜美も一緒にお風呂入りたくないと思うし......」
春香「真美ちゃんは入りたいんでしょ?」
真美「でも、入る前にまた言い合いになっちゃうよ、きっと......」
春香「大丈夫......! 真美ちゃんが一緒に入りたい!って全力で言ったら亜美ちゃんだって絶対入ってくれるよ!」
真美「......」
春香「真美ちゃんはまた、一緒に入りたいんでしょ......!?」
真美「............うんっ」
春香「なら大丈夫。私を信じて!」
真美「......ありがと、春香ちゃん......」
春香「ふふ...... そろそろ上がろっか、カルピス飲も〜!」
18 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:15:35.20 ID:cGQkE8Cp0
春香「真美ちゃんはベッドでいいからね」
真美「え、でも......」
春香「真美ちゃんはお客さんだから......ね?」
真美「......ありがと」
春香「さてと...... もう寝るだけだね......」
真美「うん......」
春香「......」
春香「真美ちゃん......」
真美「......うん......」
春香「......」
春香「最近なにしてたの?」
真美「......えっ?」
春香「友達と遊んだりしてた?」
真美「う、うん......」
春香「私も最近友達とカラオケに行ってね、楽しかったんだー!」
真美「そ、そーなんだ...... カラオケ......いいなー」
春香「友達と行くのも面白いよ!」
真美「真美はね、このまえ公園で......
春香「うんうん......
19 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:17:29.56 ID:cGQkE8Cp0
真美「真美の友達が言ってたんだけど、あの新作恋愛映画泣けるんだって!」
春香「最近の小学生はお金持ちだね...... 私は映画館なんて友達と行けなかったよ......」
真美「真美もだよ〜...... だから前はよく亜美といっしょに面白いえいがツタヤで探したり......あっ......」
春香「......そうなんだ」
真美「......」
春香「......」
真美「は、春香ちゃんが小学生の時ってさ......」
春香「......うん?」
真美「夏休みなにしてた......?」
春香「そうだなぁ...... 家族と旅行に行ったり、友達と遊んだり...... あ、宿題最後の週に頑張ったりとか、あはは......」
真美「あ、そうだ宿題! 今回こそは楽な方の宿題を真美が勝ち取らないと...... 去年は亜美にいーやつとられ......」
春香「......」
真美「......」
春香「......ふふっ」
20 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:21:29.77 ID:cGQkE8Cp0
真美「春香ちゃん......」
春香「......なあに?」
真美「真美、最近全然亜美と話してない......」
真美「そんなつもりないんだけど、ちょっとしたことでイラっとしたり......」
春香「......」
真美「そのせいで亜美と顔も合わせたくなくなっちゃて......」
真美「亜美にきついことも言っちゃって......」
春香「......」
真美「でもわかんなくて...... なんか言われたらすぐにひどい言葉返しちゃってそれで......」
春香「素っ気なくしちゃう......?」
真美「うん......」
春香「そっか......」
真美「今日は亜美が春香ちゃんのこと変な人って言って......」
真美「気が付いたら亜美のこと叩いてた」
春香「......そうだったの」
真美「でもお母さんは真美が悪いって、それで......」
春香「......」
真美「でも亜美だってなんか怒ってたりしてて......ね...」
真美「あれ......?」
春香「......ん」
真美「春香ちゃん......なんで真美のこと抱きしめてるの?」
春香「......いいから続けて......?」
真美「......亜美も怒ってたり、真美は、おねーちゃん......だから、我慢と、かおこっちゃだめだ、ってそれで、それ......で......」
春香「......真美ちゃん。真美ちゃんは十分お姉ちゃんだからもう頑張らなくていいんだよ......」ナデナデ
春香「真美ちゃんは妹の......亜美ちゃんのことを考えてこんなに悩んでるんだから」ナデナデ
春香「真美ちゃんにはちょっと心に余裕がないだけだと思うよ......」ナデナデ
春香「だからね......」ナデナデ
春香「そんなに辛そうに泣かないで」
真美「......う......うぅ......ふっ......うぅふっ......はぁっ......」グスヒック
真美「う、ううううぅぅぅっ!」
真美「うえぇぇぇぇぇん!!!」
21 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:22:15.83 ID:cGQkE8Cp0
真美「......」ヒックヒック
春香「......」ギュッ
真美「......」フーフー
春香「......」ギュー
真美「はっ......るかっ......ちゃん......」ヒックエグ
春香「んー?」ギュー
真美「あり......がっとっ......」グスッ
春香「いいんだよー」ナデナデ
真美「......」ギュー
春香「真美ちゃんは頑張ってるから、私が真美ちゃんのお姉ちゃんになってあげる」
真美「......」ギュー
春香「......」ナデナデ
真美「はるかおねーちゃん......」
春香「ふふっ、なあに?」
真美「......なんか違う」
春香「え?」
真美「春香ちゃん、春香おねーちゃん......うーん」
真美「......はるちゃん」
春香「......なんでもいーよ、なあに真美ちゃん?」
真美「はるちゃん...... うん、これが一番しっくりくる......」
春香「そう? ......真美ちゃん?」
真美「ん...... なに、はるちゃん?」
春香「もう離してもいーい?」
真美「......もうちょっと......」ギュッ
春香「......はーい♪」ギュッ
22 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:23:07.51 ID:cGQkE8Cp0
真美「はるちゃん」
春香「ん?」
真美「真美、帰ったら亜美とちゃんと話するね」
春香「そっか。偉いね」
真美「真美、仲直りできるかなぁ?」
春香「できるよ! 真美ちゃんが優しくて、本当は亜美ちゃんと仲直りしたいのは知ってるから......」
真美「また嫌な言葉が出てきたりしないかな......?」
春香「......」
春香「......一つだけいいかな?」
真美「うん」
春香「真美ちゃんは亜美ちゃんのお姉ちゃんになりたいの?」
真美「......え?」
春香「お母さんが言ってるからお姉ちゃんにならないといけないって思ってるみたいだけど」
春香「亜美ちゃんの話を聞いてると、亜美ちゃんはお姉ちゃんなんて必要かな?」
春香「真美ちゃんは亜美ちゃんとどうなりたい?」
真美「亜美と......」
春香「真美ちゃんの気持ちを言っていいんだよ......」
真美「亜美と...... 昔みたいに、いっしょに遊びたい。いっしょに笑ってたい......」
春香「私、亜美ちゃんもそう思ってると思うよ」
真美「そうかな?」
春香「そうだよ......!」
真美「......ありがとう、はるちゃん......」
春香「いいえ! ......それでさ」
真美「うん?」
春香「まだ離れたくない?」
真美「......まだ......」
真美「だめ......?」ギュッ
春香「......私も〜♪」ギュー
真美「真美も......」ギュー
23 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:24:05.12 ID:cGQkE8Cp0
春香「.....」ギュー
真美「......」ギュウウウウ
春香「真美ちゃん」
真美「......ん」
春香「そろそろ寝よっか?」
真美「......」
春香「ほら、明日早く起きて亜美ちゃんと仲直りしよう?」
真美「はるちゃんは......」
春香「うん?」
真美「......真美と離れたいの?」
春香「そうじゃないけど......」
真美「じゃあ......」
真美「いっしょに寝て......?」
春香「......ふふっ」
春香「ずいぶんと甘えんぼな妹ができちゃったなー」
真美「......っ」ギュー
春香「いいよ」
真美「!!」
春香「だからもう寝よう?」
真美「うんっ!!」
24 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:25:33.41 ID:cGQkE8Cp0
春香「そっちちゃんと布団被ってる?」
真美「うん」ギュー
春香「寒かったら言ってね」
真美「うん。だいじょーぶ」ギュー
春香「じゃあ、おやすみ」
真美「おやすみ......」ギュウウ
春香「......」
春香「あの、真美ちゃん?」
真美「......うん」
春香「もうちょっと緩くしてくれない? ちょっときついから......」
真美「......」ギュウウ
春香「どこも行かないから...... ね?」
真美「......わかった」ギュッ
春香「ありがと......」ナデナデ
真美「......♪」
春香「本当に妹ができたみたい......」ナデナデ
真美「......感想は?」
春香「......さいっこー!」ギュー
真美「うあっ!?」
春香「えへへー、真美ちゃーん♪」ギュー
真美「なーに、はるちゃん......」
春香「......」
春香「よく頑張ったね......」ナデナデ
真美「......」
春香「もう大丈夫だから......」ナデナデ
真美「......」
真美「ほんとに......ありがとう、はるちゃん」
春香「明日一緒に行くからね......」
真美「うん。おねがい......」
春香「......」
真美「......」
春香「おやすみ、真美ちゃん......」ギュッ
真美「おやすみ、はるちゃん......」スリスリ
春香「......」
真美「......」
春香「......」
真美「......」スースー
春香「ふふ......」ナデナデ
25 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga ]:2018/05/31(木) 14:27:10.61 ID:cGQkE8Cp0
真美「んぅ......」パチ
春香「......おはよ、真美ちゃん!」
真美「おはよーはるちゃん......」
春香「......びっくりしたよ。起きても昨日のままだったから......」
真美「......んー」ポケー
春香「まぁ真美ちゃんの寝顔見れたからよかったけど♪」
真美「......」ギュー
春香「真美ちゃん......?」
真美「......」スー
春香「寝ちゃった......」
春香「......もう、ちょっとだけだからね?」
春香「下の子を甘やかしがちになるっていうの、わかる気がするなぁ......」
春香「......」
真美「......」ギュー
春香「......もー//」ナデナデ
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[ Aramaki★
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