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真美「おねーちゃん」
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1 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/30(水) 12:12:59.33 ID:Z+fwXdyD0
こんにちは、投下していきます
・765アイマスssです
・完全にif物となります。
・書き溜め済みです
・細心の注意を払いますが誤字脱字の場合脳内補完お願いします
以上の項目でお願いします
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1527649979
2 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/30(水) 12:14:00.49 ID:Z+fwXdyD0
真美「亜美、それ真美のだよ! やめてよー!」
亜美「えへ、早いもの勝ちだよー!」
真美「っ! やめてっての!」
亜美「もう食べちゃった」
真美「亜美〜!」
「こら、二人とも、仲良くしなさい!」
真美「でもおかーさん、亜美が......」
「真美、あなたもお姉ちゃんなんだから我慢も覚えないとダメよ......」
真美「......亜美だってほとんど変わらないじゃん......」
亜美「そうだよー、真美はお姉ちゃんする気あるのー?」
真美「っ!!」
「ほら、はい仲直り......ね?」
亜美「はいはい大丈夫だよおかーさーん、真美だって分かってるよ〜、ね、真美?」
真美「......うん、分かってるよ」
亜美「あれ? どこ行くの真美?」
真美「ちょっと......」
亜美「亜美も付いてっていい?」
真美「ごめん、ちょっと......」
亜美「真美......?」
3 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/30(水) 12:15:18.48 ID:Z+fwXdyD0
真美「......」
真美「いつもはお姉ちゃんぶるなってゆーくせに......」
真美「おかーさんもなんでいつも亜美のこと......」
真美「......」
真美「うぅ......」
真美「なんで...... 真美ばっかり......」
真美「......」グスッ
「えっーと...... 大丈夫?」
真美「......え?」
「泣いてたから...... もしかして迷子?」
真美「......違うよ」
「そっか、ならよかった...... どうして泣いてるの......?」
真美「......なんで、その...... お、おねーちゃんはそんなこと聞くの?」
「泣いてるのもそうなんだけど...... すごく寂しそうな顔してたから......」
真美「別にそんなこと......」ゴシゴシ
「だめだよ袖で拭いちゃ!」
真美「う、うあ......」
「ほらじっとしてて......」
真美「ん......」
「......はい! 目なんだから気をつけなきゃだめだよ?」
真美「うん...... ありがとう......」
「どういたしまして!」
真美「......」
「なにか......あったんだよ...ね?」
真美「......」
真美「......亜美とおかーさんが......」
「......うん?」
4 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/30(水) 12:16:28.42 ID:Z+fwXdyD0
「そっか......」
真美「......」
「......」
「私はね、一人っ子なんだ...... こんな性格だから妹とか弟が欲しいって思ったこともあるけど...... 大変なんだね......」
真美「......いーこともあるよ。亜美と遊ぶと楽しーし、いたずらだって二人でできるし......」
真美「でも......」
真美「いっつも我慢するのは真美の方だもん...... ずるいよ。真美だっておかーさんの子供なのに......」
「......ふふ」
真美「......なに?」
「真美ちゃんは妹さんとお母さんが大好きなんだね」
真美「!? べ、別にそんなんじゃ......」
「......」
真美「............ないこともないけど......」
「......きっと妹さんは甘えちゃうんだよ。真美ちゃんは優しいから」
真美「......」
「ここに来たのだって、妹さんやお母さんに心配かけないためでしょ?」
真美「っ......」
「みんなに気を遣うのって大変だよね。私もわかるよ」
真美「......」
「それにそういうことを相談できる人がいないと苦しいよね」
真美「......」
真美「............おねーちゃんは、そーゆー時どうするの......?」
「......」
「......私は......どうだろう。友達に相談するときとか、お母さんやお父さんに言う時もあるけど......」
「......えへへ、偉そうなこと言ってても分かんないや......ごめんね」
真美「......そっか」
5 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/30(水) 12:17:29.07 ID:Z+fwXdyD0
「でもね
昔教えてもらったの
独りでとっても寂しい時でも
みんなと歌ったらそんなの吹き飛んじゃうんだって!」
真美「......」
真美「みんなって......?」
「えぇ!? えーっとそれは、その...... まだわかんないけど......」
真美「......」
「うぅ......」
真美「ぷふっ......」
真美「あははっ! おねーちゃんもわかんないんだっ」
「も、もう! いつかいっしょに楽しい歌を歌える友達ができるの〜!」
真美「......真美もいつか、その歌聞きたいよ。ふふっ」
「......」
真美「......ありがとね、おねーちゃん。おねーちゃんのおかげで楽になったよ」
「......うん」
真美「それじゃまた帰っておねーちゃん頑張りますかなー!」
「......」
真美「またね、おねー
「ねぇ!」
真美「うん? どしたの?」
「......聞くだけじゃなくて、真美ちゃんも一緒に歌ってみない......?」
真美「......真美も......?」
「......ううん、歌わなくてもいい。時々でいいからいっしょにこうやって話さないかな?」
「お互いのことをあまり知らないから言えることもあると思うんだ......!」
「......どう、かな......?」
真美「......やめとく」
6 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/30(水) 12:18:10.91 ID:Z+fwXdyD0
「......そっか」
真美「......一緒に歌うのはやめとく」
「......え?」
真美「だ、だからー......//」
真美「おねーちゃんとはまた話したいってこと!」
「......真美ちゃん......!」
真美「おねーちゃんと話してたら、ほんとに気持ちが軽くなったから......」
真美「また話したいなーって......」
「うん......うん! 私も!」
真美「おねーちゃんの家、この公園近いの?」
「ううん。私の家はここから2時間くらいかかるんだ......」
真美「え!? めっちゃ遠いじゃん!」
「そうなの...... 今日は高校見学で東京まで来たんだけど」
真美「おねーちゃんちゅーがくせい?」
「そうだよー。中学二年生!」
真美「おぉ...... ちゅーがくせい......」
「ふふ、尊敬したー?」
真美「これなら真美でもなれるかも......」
「ちょ、ちょっと!?」
真美「へへー、じょーだんだって!」
「......まぁだからこの公園は全然近くないんだ、残念だけど」
真美「真美の家も近くはないよ。どっちかってゆーと東京より神奈川県寄りだし......」
「え!? 私神奈川に住んでるんだ!」
真美「......ほんと......!? じゃ、じゃあ○○公園わかる!?」
「うん! 昔お父さんにつれってってもらったなぁ......」
真美「そこ真美の家からまあまあ近いんだけど」
「そうなの!? 私の家からは......ま、まあ近いよ!」
「今度はそこで会おうよ!」
真美「う、うん!」
「今日も一緒に帰りたいんだけど、この後一回友達たちと集まる予定なんだ」
真美「だいじょーぶ、真美は一人で帰れるよ! 四年生だもん!」
「そっか、なら気を付けてね!」
真美「うん。おねーちゃんもね!」
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