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428 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:06:29.40 ID:/ZXB7/GTO
ハノイ「さらに、チェーンして速攻魔法、《サモン・チェーン》! さらにチェーンしてを《奇跡の蘇生》を発動だ!」
クロっち「!」
Ai(やっぱりかーーー!!)
ハノイ「逆順処理だ! まずは《奇跡の蘇生》の効果! このカードはチェーン4以降でのみ発動可能!」
ハノイ「そして、その効果で墓地からモンスターを1体特殊召喚する!」
ハノイ「俺は墓地から《インヴェルズの門番》を特殊召喚!」
ハノイ「来い、《インヴェルズの門番》!」
429 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:08:31.96 ID:/ZXB7/GTO
門番『………』ATK1500
クロっち「………《増殖するG》の効果で1枚ドロー!」
ハノイ「《便乗》の効果で2枚ドロー!」
ハノイ「次に《サモン・チェーン》の効果! このカードはチェーン3以降でのみ発動可能!」
ハノイ「そして、このターン、俺は3回の通常召喚を行える!」
ハノイ「そのまた次に《ハーフ・シャット》の効果! モンスターを1体選択し、そのモンスターの攻撃力を半分にする!」
ハノイ「さらに、そのモンスターはこのターン、戦闘では破壊されない!」
ハノイ「俺は《おジャマ・キング》を選択し、その攻撃力を半分にする!」
バシュッ
キング『オジャッ?』ATK0→0
ハノイ「もっとも、《おジャマ・キング》の攻撃力はゼロなので、半分にした場合でもゼロのままだがーーー何の問題も無い」ニヤリ
430 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:11:12.57 ID:/ZXB7/GTO
クロっち「………」
ハノイ「最後に《ADチェンジャー》の効果! モンスターを選択し、表示形式を変更する!」
ハノイ「当然、俺は《おジャマ・キング》を攻撃表示に変更する!」
チェンジャー『………』クイッ
キング『………オジャッ!?』DEF3000→ATK0
Ai「………」
ハノイ「これで《おジャマ・キング》は攻撃表示で棒立ちとなり、戦闘破壊耐性が与えられたことでサンドバッグにすることが可能となった!」
ハノイ「行くぞ! 俺は《サモン・チェーン》で得た3回目の召喚権を行使し、アドバンス召喚を行う!」
ハノイ「俺は《インヴェルズの門番》をリリースしーーー」
ハノイ「出でよ、《インヴェルズ・マディス》!」
431 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:12:30.72 ID:/ZXB7/GTO
マディス『GYOOO!!』ATK2200
Ai(来やがったな、マディス! あ、ちなみにこいつも守備力ゼロな)
クロっち(サンキュ、そんで効果は?)
Ai(それはーーーーーー)
ハノイ「召喚成功時、ライフを1000支払うことで、《インヴェルズ・マディス》の効果発動!」LP9000→8000
ハノイ「『インヴェルズ』モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、墓地の『インヴェルズ』モンスターを1体選択し、墓地から特殊召喚する!」
ハノイ「来い、《インヴェルズの先鋭》!」
432 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:13:44.52 ID:/ZXB7/GTO
先鋭『ケヒヒッ』ATK1850
クロっち(釣り上げ効果か………だが利用させて貰う!)
クロっち「この瞬間、《増殖するG》の効果で1枚ドロー!」
ハノイ「ならば、この瞬間、《便乗》の効果で2枚ドロー!」
ハノイ「そして、永続魔法、《一族の結束》を発動!」
ハノイ「このカードが俺の場に存在し、俺の墓地のモンスターの種族が一種類のみの場合、俺の場にその種族と同じ種族のモンスターがいれば、そのモンスターの攻撃力は800ポイントアップする!」
ハノイ「俺の墓地、フィールドは、どちらも悪魔族一種類のみ! したがって、俺の場のモンスターたちの攻撃力は800ポイントアップ!」
433 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:15:16.71 ID:/ZXB7/GTO
ガザス『GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!』ATK2800→3600
マディス『GYOOOOOOOOOOOOOOOO!!』ATK2200→3000
先鋭『ケーヒッヒ!』ATK1850→2650
Ai(あんにゃろ、一気に俺たちのライフを削る気だな)
クロっち「………」
ハノイ「さらに、フィールド魔法、《真帝王領域》を発動!」
Ai「なっ、!?」
クロっち(あのカードは………)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………!!
ハノイ「《真帝王領域》の効果! 俺のエクストラデッキにカードが存在せず、なおかつ俺の場にのみアドバンス召喚したモンスターが存在する場合、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない!」
クロっち「………」
ハノイ「【おジャマ】でエクストラからモンスターを出せなければ、選択肢は大幅に狭まる! これで貴様のデッキ戦略は破壊されたも同然だ!」
434 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:16:31.09 ID:/ZXB7/GTO
Ai(………ふーんだ、確かに厄介な効果だけど、こっちの墓地には《ギャラクシー・サイクロン》があるもんねー)
Ai(次のターン、それで《真帝王領域》を破壊してやんよ)ニヤニヤ
クロっち「………」
ハノイ「貴様、墓地の《ギャラクシー・サイクロン》で《真帝王領域》を破壊するとか考えているだろう?」
クロっち「!」
Ai(ドキッ、な、なんのことかな!?)
ハノイ「そのくらいお見通しだ! 魔法カード発動、《魂の解放》!」
435 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:18:10.99 ID:/ZXB7/GTO
クロっち(Ai)「!?」
ハノイ「その効果で俺は墓地のカードを5枚選択してゲームから除外する!」
ハノイ「俺は貴様の墓地に存在する《光の護封霊剣》《スキル・プリズナー》《Bーバスター・ドレイク》《Cークラッシュ・ワイバーン》、そして《ギャラクシー・サイクロン》の計5枚をゲームから除外する!」
クロっち「っ、だったら、それにチェーンして、対象となった《光の護封霊剣》を除外し、その効果発動!」
クロっち「このターン、相手モンスターのダイレクトアタックを封じる!」
ハノイ「だが、対象のうち1枚が除外されても、残りは問題なく除外される。貴様の《ギャラクシー・サイクロン》には墓地から消えて貰う!」
クロっち「くっ………!」
436 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:19:39.80 ID:/ZXB7/GTO
Ai(ああっ、俺たちの《ギャラクシー・サイクロン》が〜〜)
クロっち(しかも、マグネットモンスターまで除外されたせいで、このデュエル中、《ABCードラゴン・バスター》を出せなくなった………)
クロっち(おジャマと同じで2〜3積みならともかく、ピン積みだからな………帰還させる手段もねえし………クソッ、)
ハノイ「さらに、永続魔法、《禁止令》を発動」
437 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:20:54.99 ID:/ZXB7/GTO
クロっち(Ai)「!?」
ハノイ「その効果でカード名を宣言する。そして、このカードが場に存在する限り、宣言したカードをプレイすることはできない」
ハノイ「宣言するカードは、そうだな………《オネスト》を選択しよう!」
Ai(なっ!?)
クロっち「ぐっ、」(フラグは立ってなかったはずなのに………!!)チラッ
《オネスト》
《オネスト》
《オネスト》
438 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:22:23.49 ID:/ZXB7/GTO
ハノイ「………その様子だと手札にいるようだな」
クロっち「っ、」(しまった!)
Ai(まずい、本格的にヤバくなってきやがった………!)
クロっち「〜〜〜〜っ、」
ハノイ(くくっ、なんだ………わけのわからん奴かと思えば、中々どうして、わかりやすいところもあるじゃないか)
ハノイ(しかも、あの狼狽えようから察するに、他に発動可能な手札誘発は握っていないーーーならば!)
439 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:23:37.20 ID:/ZXB7/GTO
ハノイ「俺はメインフェイズを終了し、バトルフェイズに移行!」
ハノイ「バトル! 俺は《インヴェルズ・ガザス》で《おジャマ・キング》に攻撃!」
ハノイ「そして、ダメージ計算時、《真帝王領域》の効果! アドバンス召喚したモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算時のみ攻撃力は800ポイントアップする!」
ハノイ「やれ、《インヴェルズ・ガザス》!」
ガザス『GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!』ATK3600→4400
バキィッ!!
キング『オジャーッ!?』ATK0
ドーンッ!
クロっち「ダ、《ダメージ・ダイエット》の効果で受けるダメージを半分にする!」
クロっち(Ai)「ぐううっ!」LP8000→5800
440 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:24:51.24 ID:/ZXB7/GTO
クロっち(………って、アレ? 全然痛くない………?)
クロっち(確かハノイのデュエルはダメージが現実化するんじゃーーー)
Ai(あー、どうも今回は仕事じゃないみてーだから、衝撃増幅モードをオフにでもしてんだろうぜ)
クロっち(ああ、なるほどーーーまあ、衝撃増幅なんてしたら、自分がハノイだって明かしているようなもんだしな。痛くしないのは当然ーーーーーー)
ハノイ「さっきも説明したが、《おジャマ・キング》は《ハーフ・シャット》の効果で、このターン中は戦闘破壊されない!」
ハノイ「お楽しみは(サンドバッグ)はこれからだ!」
441 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:26:01.29 ID:/ZXB7/GTO
クロっち「っ………!?」
Ai(あわわ………! そうだった。まだ攻撃がーーー)
ハノイ「続いて、《インヴェルズ・マディス》で《おジャマ・キング》に攻撃!」
ハノイ「そして、ダメージ計算時、《真帝王領域》の効果! 800ポイントアップ!」
マディス『GYOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!』ATK3000→3800
バキィッ!!
キング『オジャバーッ!?』ATK0
ドテーンッ!
クロっち(Ai)「ぐあっ!」LP5800→3900
ハノイ「これで最後! 《インヴェルズの先鋭》で《おジャマ・キング》を攻撃!」
先鋭『キヒヒーーヒッー!』ATK2650
バキィッ!
キング『オジャジャーーッ!?』ATK0
ドッターンッ!
クロっち(Ai)「ぐぐっ!」LP3900→2575
442 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:27:49.55 ID:/ZXB7/GTO
クロっち(………ううっ、痛くないけど怖えーわ、やっぱ………!)
Ai(しかも、相手はハノイだしな………ぶっちゃけ、俺も怖えーわ………)
ハノイ(………今回はダメージが現実化していないはずだが、あの反応ーーーーーー再開したばかりの素人じゃそうもなるか)
ハノイ「まあいい。ならば、これよりバトルフェイズを終了し、メインフェイズ2に移行!」
ハノイ「まずは、《インヴェルズ・ガザス》をリリースすることで、速攻魔法、《神秘の中華なべ》を発動!」
ハノイ「また、それにチェーンして、3枚のカードを墓地に送り、《非常食》を発動する!」
ガザス『GYA!?』ヒューン
マディス『GYO?』ATK3000→2200
先鋭『キヒヒー?』ATK2650→1850
ハノイ「逆順処理だ! まずは《非常食》の効果! 《禁止令》《一族の結束》《神秘の中華なべ》の3枚を墓地に送ることで、3000ポイント、ライフを回復!」LP8000→11000
Ai(自分から《禁止令》を解除した!?)
クロっち(つまりそれはーーーーーー)
443 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:29:33.35 ID:/ZXB7/GTO
ハノイ「次に《神秘の中華なべ》の効果! リリースした《インヴェルズ・ガザス》の攻撃力、つまり3600ポイント、ライフを回復する!」LP11000→14600
ハノイ「これで発動条件は満たした! 俺の墓地に闇属性モンスターが7体存在することによって、2枚目の《終わりの始まり》を発動!」
ハノイ「墓地の闇属性モンスター、《インヴェルズ・ギラファ》2体と《インヴェルズの門番》《彼岸の悪鬼アリキーノ》《怨邪帝ガイウス》の計5体を除外することで3枚ドローする!」
ハノイ「さらに、2枚目の《悪夢再び》を発動!」
ハノイ「その効果で墓地の《インヴェルズ・ガザス》と《インヴェルズの魔細胞》を手札に加える!」
ハノイ「そして、カードを3枚セットしてーーー魔法カード、《手札抹殺》を発動!」
444 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:31:00.08 ID:/ZXB7/GTO
Ai(げげっ!?)
クロっち(やっぱり来やがったか!)
ハノイ「お互いに手札を全て捨てることで、捨てた枚数と同じ枚数のカードをお互いにドローする!」
ハノイ「俺は手札を7枚捨てて、7枚ドロー!」
クロっち「………16枚捨てて16枚ドローだ!」
ハノイ「この瞬間、《便乗》の効果で2枚ドロー!」
445 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:32:17.44 ID:/ZXB7/GTO
ハノイ「どれどれ、貴様の墓地に捨てられたカードは………」ピッ
クロっち「………」ピッ
クロっち(………あいつ、《ゾンビキャリア》と《スキル・サクセサー》を墓地に送りやがったか………)
ハノイ「………ふはは! まさか《オネスト》が3枚も手札にあったとはな!」
ハノイ「他にはもう1枚の《強制転移》に、《サイクロン》《ハーピィの羽箒》と………くくっ、悪くないハンデスだ!」
Ai(あんにゃろ、よくもーーー)
ハノイ「ならば予定通り、伏せた2枚目の《魂の解放》を発動!」
446 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:33:50.50 ID:/ZXB7/GTO
クロっち(Ai)「?!」
ハノイ「《手札抹殺》で墓地に捨てられた《オネスト》3枚と、同じく墓地に捨てられた《ギャラクシー・サイクロン》2枚を除外する!」
ハノイ「これで《オネスト》が再利用される可能性は無いも同然!」ニヤリ
クロっち(くっ、)
Ai(しかも、さりげなく《ギャラクシー・サイクロン》まで除外しやがって! どこまで追い込む気だあいつ!)
447 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:34:59.36 ID:/ZXB7/GTO
ハノイ「そして、3枚目の《暗黒界の取引》を発動!」
ハノイ「お互いにカードを1枚ドローし、その後、お互いに手札を1枚捨てる!」
ハノイ「俺は《インヴェルズを呼ぶ者》を捨てる!」
クロっち「………私は《おジャマ・ブルー》を捨てる」
ハノイ「この瞬間、《便乗》の効果! 2枚ドロー!」
ハノイ「さらに、魔法カード、《マジック・ガードナー》を発動!」
Ai(!?)
448 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:36:08.02 ID:/ZXB7/GTO
クロっち(何だ、あのカード?)
Ai(あのカードはーーー)
ハノイ「《マジック・ガードナー》の効果! 自分の場に表側表示で存在する魔法カード1枚を選択し、カウンターを1つ置く!」
ハノイ「当然、俺は《真帝王領域》を選択し、1つカウンターを置く!」
ピピーンッ
ハノイ「そして、そのカウンターが置かれているカードが破壊される場合、代わりにカウンターを1つ取り除く!」
クロっち(なにィ!!?)
ハノイ「ふははは、これで《真帝王領域》の除去から一歩遠ざかったな!」
クロっち「くっ………!?」
449 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:37:21.49 ID:/ZXB7/GTO
ハノイ「カードを2枚セットし、エンドフェイズに移行!」
ハノイ「そして、エンドフェイズ、《瞬間融合》の効果で融合召喚された《おジャマ・キング》は破壊される!」
キング『オジャーッ!?』ピカーッ
ドガーンッ!
クロっち(っ、キングが………!)
ハノイ「さらに、《シャッフル・リボーン》のデメリット効果で手札を1枚除外する。俺は2枚目の《怨邪帝ガイウス》を除外」
ハノイ「これでターンエンド。さあ、次は貴様のターンだ」
450 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/06(水) 22:40:38.41 ID:/ZXB7/GTO
今日はここまで
ちなみに作品の内容に気になる点があれば、遠慮なく質問して大丈夫です。
ネタバレにならない範囲で答えたく思います。
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/06(水) 22:47:51.15 ID:degXQsYto
乙乙
452 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:43:05.41 ID:hr3e+MtzO
投下します
453 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:46:32.52 ID:hr3e+MtzO
クロっち「私のターン、ドロー!」
クロっち(………この手札ならいけるか、だがその前にーーー)
クロっち(なあ、Ai)
Ai(ん? どうかしたか?)
クロっち(いやほら、お前さ、【インヴェルズ】使いのハノイとプレイメーカーのデュエル動画見てたんだろ?)
Ai(ん、いや、まあ、そうだが………)
クロっち(じゃあ、その中で倒すのに役立つような情報とかあったりはーーー)
Ai(………あー、あいにくだけど、そういうのはねーかな………)
クロっち(えっ、なんでだよ?)
Ai(その動画じゃ、そいつ手札事故起こして、プレイメーカーに1体のモンスターでワンキルされたんだよ)
クロっち(マジか)
Ai(マジなんだな、これが。だからこれといった情報は無いんだよな。すまん)
クロっち(………だったら、しゃーないか)
クロっち(………まあそれ以前に、その手札事故起こしたハノイが、このデッキぶん回しハノイと同じとは限らねえしな)
454 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:48:06.04 ID:hr3e+MtzO
クロっち(なら予定通りに行くとするかーーー)
ハノイ(………また長考か? もっとも、今回は目が燻んでいないようだがーーー)
クロっち「いくぞ! 私は手札の《おジャマ・ブルー》を捨てることで、速攻魔法、《ツインツイスター》を発動!」
クロっち「その効果で《真帝王領域》と伏せカード1枚を破壊する!」
ビュウウーーッ………
ハノイ「やらせん! 手札の魔法カード、《テラ・フォーミング》を捨てることで、カウンター罠、《封魔の呪印》を発動!」
クロっち「!」
ハノイ「その効果で《ツインツイスター》の発動を無効にして破壊する!」
ビュウウーーシュウウンッ………
ハノイ「また、このデュエル中、貴様は《ツインツイスター》を発動することができなくなる」ニヤリ
455 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:49:34.30 ID:hr3e+MtzO
Ai(………これで残りの《ツインツイスター》が使えなくなっちまった………)
クロっち(………だが、そのくらい読めてないとでも思ったか! ここからが本番だ!)
クロっち「2枚目の《トライワイトゾーン》を発動!」
クロっち「その効果で墓地からレベル2以下の通常モンスター3体を特殊召喚する!」
クロっち「来い、おジャマ三兄弟!」
イエロー&グリーン&ブラック『『『イエー!!』』』ATK0 ×3
クロっち「さらに、魔法カード発動、《おジャマ・デルタハリケーン!》」
クロっち「その効果で相手の場のカードを全て破壊する!」
456 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:51:19.98 ID:hr3e+MtzO
ゴオオオオオオオオーーーーーーーーーーー
ハノイ(なるほどな。アドバンス召喚したモンスターが全て破壊されたが最後、《真帝王領域》の効果は無効になる)
ハノイ(単純な手ではあるが、それ故に効果的だ)
クロっち「やれ、三兄弟! 必殺! おジャマ・デルタハリケーーー」
ハノイ「だが、やらせはせん! 手札の魔法カード、《ソウル・チャージ》を捨てることで、2枚目の《封魔の呪印》を発動!」
Ai(ファッ!?)
クロっち「に、2枚目だとお!?」
ハノイ「その効果で《おジャマ・デルタハリケーン!》の発動を無効にして破壊する!」
ゴオオオーーーーーーシュウウンッ……………
ハノイ「また、このデュエル中、お前は《おジャマ・デルタハリケーン!》を発動することができなくなる!」ニヤリ
457 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:52:42.70 ID:hr3e+MtzO
Ai(おいおい、これで残りの《おジャマ・デルタハリケーン!》も使えなくなったぞ! ガチでやべーぞこれ!)
クロっち(いや、まだだ………まだ手は残されている!)
クロっち(………だが、そのためには、また奴に手札をーーー)
Ai(………気にすんな、クロっち。今の手札じゃロクに動けねえ。だったら、やるしかねえさ)
クロっち(………そうか、なら遠慮しねえぞ!)
クロっち「私の場の通常モンスター、《おジャマ・イエロー》を墓地に送ることで、2枚目の《馬の骨の対価》を発動!」
458 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:53:48.46 ID:hr3e+MtzO
イエロー『イヤン』ヒューン
クロっち「その効果でデッキからカードを2枚ドローする!」
ハノイ「この瞬間、《便乗》の効果! 2枚ドロー!」
クロっち「2枚目の《貪欲な壺》を発動!」
459 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:55:35.47 ID:hr3e+MtzO
クロっち「その効果で墓地の《サンダー・ドラゴン》3体と《サイバー・ドラゴン》《増殖するG》の計5体をデッキに戻して、デッキからカードを2枚ドローする!」
ハノイ「この瞬間、《便乗》の効果で2枚ドロー!」
クロっち「もう一丁! 《貪欲な壺》!」
クロっち「その効果で墓地の《バトル・フェーダー》《おジャマ・イエロー》《おジャマ・グリーン》と《おジャマ・ブルー》2体の計5体をデッキに戻して、デッキからカードを2枚ドローする!」
ハノイ「この瞬間、《便乗》の効果で2枚ドロー!」
460 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:57:56.52 ID:hr3e+MtzO
クロっち「………よしっ、まずはドローし直した《サンダー・ドラゴン》を捨てて、その効果発動! デッキから2体の《サンダー・ドラゴン》を手札に加える!」
クロっち「そして、《おジャマ・グリーン》をリリースし、《サイバー・ドラゴン》をアドバンス召喚! 」
サイバー・ドラゴン『………』ATK2100
ハノイ「!」
Ai(へへっ、《真帝王領域》の効果は、コントローラーの場にのみアドバンス召喚したモンスターが存在する時に適用される効果!)
Ai(アドバンス召喚モンスターが俺たちの場にもいれば、適用されることは無い! これでーーー)
ハノイ「させん! 召喚成功時に罠カード発動、《奈落の落とし穴》!」
461 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 20:59:24.78 ID:hr3e+MtzO
クロっち(Ai)「!」
ハノイ「このカードは、相手が攻撃力1500以上のモンスターを、召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動可能!」
ハノイ「その攻撃力1500以上のモンスターを破壊して除外する! 《サイバー・ドラゴン》には奈落へと消えて貰うぞ!」
ズルズル………
サイバー・ドラゴン『………』
………ドボンッ!
ドガーンッ!
462 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 21:03:21.59 ID:hr3e+MtzO
ハノイ「これで《真帝王領域》の効果は有効のまま。残念だったな」
クロっち(Ai)「それはどうかな?」
ハノイ「何!?」
クロっち「策は何重に講じておくもんだ!まずは、3枚目の《トライワイトゾーン》を発動!」
クロっち「そして、それにチェーンして、手札の『おジャマ』カード、《おジャマジック》を墓地に送ることで速攻魔法、《おジャマッチング》を発動!」
ハノイ「なっ、《おジャマッチング》だと!?」
クロっち「逆順処理だ! まずは《おジャマッチング》の効果! デッキから《おジャマ・ブルー》と《アームド・ドラゴン LV5》を手札に加える!」
クロっち「その後、手札に加えたモンスターを1体召喚することができる!」
クロっち「私は場の《おジャマ・ブラック》をリリースし、手札に加えた《アームド・ドラゴン LV5》をアドバンス召喚する!」
クロっち「来い、《アームド・ドラゴン LV5》!」
463 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 21:04:59.29 ID:hr3e+MtzO
アームドLV5『グオガアア!』ATK2300
ハノイ「ぐっ、貴様ーーー」
クロっち「わかっているとは思うが、この召喚に対し、『召喚に成功した時に発動できる』カードを、発動することはできない!」
Ai(そう、《奈落の落とし穴》みてーな召喚成功時に発動できる任意効果は、チェーン2以降に行われた召喚には発動できねえ! タイミングを逃しているからなあ!)
クロっち「私の場にもアドバンス召喚モンスターが存在することにより、《真帝王領域》のエクストラ封殺効果は無効! これで、再び融合召喚が可能となる!」
ハノイ(やってくれるな………!)
クロっち「そして、次に《トライワイトゾーン》の効果! 墓地からおジャマ三兄弟を特殊召喚する!」
クロっち「来い、おジャマ三兄弟!」
464 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 21:07:18.07 ID:hr3e+MtzO
イエロー&グリーン&ブラック『『『ヒャハー!!』』』ATK0 ×3
クロっち「その後、墓地に送られた《おジャマジック》の効果発動! デッキからおジャマ三兄弟を手札に加える!」
クロっち「さらに、《おジャマ・ブラック》を墓地に送ることで、3枚目の《馬の骨の対価》を発動!」
ブラック『アア〜』ヒューン
クロっち「その効果で、2枚ドロー!」
ハノイ「この瞬間、《便乗》の効果! 2枚ドロー!」
465 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 21:08:57.16 ID:hr3e+MtzO
クロっち「さらにさらに、2枚目の《闇の量産工場》を発動だあ!」
クロっち「墓地の通常モンスター、《おジャマ・ブラック》 2体を手札に加える!」
クロっち「そして、ドローし直した《融合》を発動!」
クロっち「手札の通常モンスター、《おジャマ・ブラック》2体で融合!」
クロっち「融合召喚! 2体目の《始祖竜ワイアーム》!」
466 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 21:11:03.11 ID:hr3e+MtzO
ワイアーム『ギャオオッ!』ATK2700
ハノイ「またそいつを出すとはな………だがまだまだ甘いな! 2枚目の《奈落の落とし穴》を発動!」
クロっち「!」
ハノイ「融合召喚を封じきれぬのなら、融合モンスターを直接手にかけるまで! 《始祖竜ワイアーム》には消えて貰う!」
ズルズル………
クロっち「読み通り! チェーンして速攻魔法、《融合解除》を発動!」
ハノイ「!?」
クロっち「その効果で、場の融合モンスター1体をエクストラデッキに戻す!」
クロっち「そして、そのモンスターの融合素材が自分の墓地に存在する場合、その一組を墓地から特殊召喚する!」
クロっち「私は《始祖竜ワイアーム》をエクストラデッキに戻し、その融合素材として墓地に送られた《おジャマ・ブラック》2体を特殊召喚する!」
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/07(木) 21:33:37.02 ID:aUUjPA+Qo
あら?
468 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 21:59:31.19 ID:hr3e+MtzO
ワイアーム『………』ヒューン
ポンッポンッ
ブラック×2『『ワワーイ!』』ATK0
ハノイ「っ、………最後に《奈落の落とし穴》の効果処理が行われるがーーー攻撃力1500以上のモンスターがいないため、不発となる」ギリッ
ズルズル………シュウッ……
クロっち「その通り! そして、お次は2枚目の《融合》発動だ!」
クロっち「私の場の通常モンスター、《おジャマ・ブラック》と手札の《おジャマ・ブラック》で融合!」
クロっち「融合召喚! 3度目! 《始祖竜ワイアーム》!」
469 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:00:53.92 ID:hr3e+MtzO
ワイアーム『ギャオオッ!』ATK2700
ハノイ「ちいっ………!」
クロっち「2枚目の《おジャマ・カントリー》を発動!」
クロっち「この瞬間、《おジャマ・カントリー》の効果! 場に『おジャマ』モンスターがいる時、フィールド上の全てモンスターの元々の攻守は逆転する!」
ワイアーム『ギャオ………』ATK2700→2000
アームドLV5『グオガ?』ATK2300→1700
イエロー『フッフーン!』ATK0→1000
グリーン『ヒーハーッ!』ATK0→1000
ブラック『フヒャハア!』ATK0→1000
マディス『GYOOO………GYO?』ATK2200→0
先鋭『………』ATK1850→0
470 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:02:11.39 ID:hr3e+MtzO
ハノイ「ぬうっ、また攻撃力ゼロだと!?」
クロっち「そして、手札の《おジャマ・ブルー》を捨てることで、《アームド・ドラゴン LV5》の効果発動!」
クロっち「捨てたモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手モンスター1体を選択して破壊する!」
ハノイ「攻撃力………以下だと!?」
クロっち「捨てた《おジャマ・ブルー》の攻撃力はゼロだが、現在お前の場のモンスターは全て攻撃力ゼロ! したがって、問題なく破壊できる!」
クロっち「私は《インヴェルズの先鋭》を選択して破壊する! デストロイド・パイル!」
アームドLV5『グオガァッ!』ドオンッ
先鋭『ケヒヒーーッ!?』ドガッ
ドガーンッ!
471 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:03:35.78 ID:hr3e+MtzO
ハノイ「くっ、《インヴェルズの先鋭》が墓地に送られたことで、その効果が《始祖竜ワイアーム》を対象に発動するがーーー」
クロっち「意味をなさない! 《始祖竜ワイアーム》はモンスター効果を受けない!」
ワイアーム『ギャオオオ!』ピカーンッ
クロっち「さらに、2枚目の《融合回収》を発動!」
クロっち「その効果で、墓地の《おジャマ・ブラック》と《融合》を手札に加える!」
クロっち「そして、ここいらで手札交換させて貰う! 2枚目の《打ち出の小槌》発動!」
クロっち「その効果で、手札を9枚戻して9枚ドロー!」
472 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:04:53.03 ID:hr3e+MtzO
ハノイ「《便乗》の効果で2枚ドロー!」
クロっち「なら、墓地の《置換融合》を除外し、その効果を発動!」
クロっち「墓地の融合モンスター、《始祖竜ワイアーム》をエクストラデッキに戻すことで、デッキからカードを1枚ドローする!」
ハノイ「《便乗》の効果でーーー」
クロっち「させるか! 《置換融合》の発動にチェーンして、速攻魔法、《サイクロン》発動!」
ハノイ「!?」
クロっち「その効果で、《便乗》を破壊する!」
473 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:06:55.94 ID:hr3e+MtzO
ヒューウウウッ………バリーンッ!
ハノイ「くっ、」
クロっち「これで、お前はもうこのターン、私に《便乗》してドローすることはできない!」
ハノイ「本当にやってくれるな、貴様………!」
クロっち「そして、《置換融合》の効果で1枚ドロー!」
474 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:09:07.35 ID:hr3e+MtzO
クロっち(ーーーーーーと、啖呵切ったは良いが、この手札じゃ結局このターン中には倒せそうにないーーーなら!)
クロっち「私は手札の《おジャマ・デルタハリケーン!》を捨てることで、《おジャマ・カントリー》の効果発動!」
クロっち「墓地から《おジャマ・キング》を特殊召喚する!」
クロっち「復活しろ、《おジャマ・キング》!」
キング『オジャッ!』ATK0→3000
クロっち「《おジャマ・キング》の効果! 相手のモンスターゾーンを三箇所使用不能にする!」
キング『オジャオジャ』ポンポンポンッ
475 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:10:22.68 ID:hr3e+MtzO
クロっち「さらに、手札の《シャッフル・リボーン》を捨てることで、装備魔法、《閃光の双剣ートライス》を発動! 《おジャマ・キング》に装備!」
キング『オジャ?』ATK3000→2500
Ai(装備されたモンスターの攻撃力は500ポイントダウンするがーーー)
クロっち「装備モンスターは、2回の攻撃が可能となる!」
キング『オッジャー!』キラーンッ
ハノイ「ぬうっ、」
476 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:13:12.16 ID:hr3e+MtzO
クロっち「メインフェイズを終了し、バトルフェイズに移行!」
クロっち「バトル! まずは《アームド・ドラゴン LV5》で《インヴェルズ・マディス》を攻撃!」
クロっち「アームド・バスター!」
アームドLV5『グオガオガァァ!!』ATK1700
ドドオンッ!
マディス『GYOーーー!?』ATK0
ドガーンッ!
ハノイ「ぐぐっ………!」LP14600→12900
クロっち「《始祖竜ワイアーム》でダイレクトアタック!」
ワイアーム『ギャオオオッ!』ATK2000
ビビューンッ!
ハノイ「ぐあうっ………!」LP12900→10900
クロっち「おジャマ三兄弟でダイレクトアタック!」
クロっち「おジャマ・デルタ・アタック!」
イエロー&グリーン&ブラック『『『ドリャアアアッ!!』』』
デデッデッデ………グルルンッ!!
ハノイ「ぬおおっ!?」LP10900→9900→8900→7900
477 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:14:46.06 ID:hr3e+MtzO
クロっち「まだまだあ! 《おジャマ・キング》でダイレクトアタック!」
クロっち「おジャマ・フライング・ソードアタック! ダイイチダアッ!」
キング『オジャーッ!』ATK2500
ババッ!
ハノイ「させん! ダメージ計算時、手札から《クリボー》を捨てて、その効果を発動!」
ハノイ「この戦闘によるダメージをゼロにする!」
クリボー『グリー!』
ガキーンッ!
キング『オジャ!?』ボヨーンッ
ドテッ
478 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:15:56.10 ID:hr3e+MtzO
クロっち「だったら、《おジャマ・キング》で2回目のダイレクトアタック!」
クロっち「おジャマ・フライング・ソードアタック! ダイニダァ!」
キング『オ、オジャーッ!』ATK2500
ババッ!
ハノイ「ならば、ダメージ計算時、手札から2枚目の《クリボー》を捨てて、その効果を発動!」
ハノイ「この戦闘によるダメージをゼロに!」
クリボー『ググリー!』
ガキーンッ!
キング『オオジャー!?』ボヨーンッ
ドテッドテッ………
479 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:17:51.79 ID:hr3e+MtzO
ハノイ「さらに、攻撃終了後に手札から《ジュラゲド》の効果発動!」
ハノイ「その効果で自身を特殊召喚する!」
ハノイ「来い、《ジュラゲド》!」
ジュラゲド『………』DEF1300→1700
ハノイ「特殊召喚成功時、《ジュラゲド》のさらなる効果を発動! ライフを1000回復する!」LP7900→8900
480 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:19:28.51 ID:hr3e+MtzO
Ai(結局モンスターを残しちまったか………しかも《おジャマ・キング》の攻撃も防がれちまうなんてな………)
Ai(エンドフェイズに《アームド・ドラゴン LV5》を進化させようにも、進化先は入ってねえし、難儀な話だぜ)
クロっち(はっ、だったら守りを固めるまでだ!)
クロっち「バトルフェイズを終了し、メインフェイズ2に移行!」
クロっち「そして、墓地から《シャッフル・リボーン》を除外し、その効果を発動!」
クロっち「場の《閃光の双剣ートライス》をデッキに戻して1枚ドローする!」
キング『………』ATK2500→3000
クロっち「さらに、3枚目の《手札断殺》を発動!」
クロっち「《命削りの宝札》と《光帝クライス》を墓地に送り、2枚ドロー!」
ハノイ「ならば、2枚の《スキル・プリズナー》を墓地に送り、2枚ドロー!」
481 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:20:39.84 ID:hr3e+MtzO
Ai(抜け目ねえ奴………)
クロっち「そして、《おジャマ・ブラック》をリリースすることで、魔法カード、《モンスターゲート》を発動!」
ブラック『アー………』ヒューン
クロっち「通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、そのモンスターを特殊召喚する!」
クロっち「そして、それまでにめくったカードは全て墓地に送られる!」
Ai(何が出るかはめくってからのお楽しみよ!)
482 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:22:25.44 ID:hr3e+MtzO
クロっち「1枚目、魔法カード、《嵐》!」
クロっち「2枚目、魔法カード、《強制転移》!」
クロっち「3枚目、速攻魔法、《サイクロン》!」
クロっち「4枚目、魔法カード、《ブラック・コア》!」
クロっち「5枚目、魔法カード、《おジャマ改造》!」
クロっち「6枚目、装備魔法、《閃光の双剣ートライス》!」
クロっち「7枚目、罠カード、《ブレイクスルー・スキル》!」
クロっち「8枚目、永続罠、《リビングデッドの呼び声!」
クロっち「9枚目、通常モンスター、《千年の盾》!」
クロっち「《千年の盾》は通常召喚可能なモンスターカード! したがって、特殊召喚できる!」
クロっち「来い、《千年の盾》!」
483 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:24:33.01 ID:hr3e+MtzO
千年の盾『………』ATK0→3000
Ai(《千年の盾》か………良いカードだが、それまで墓地に送られたカードがなんとも………)ウーン
クロっち「そして、カードを5枚セットし、エンドフェイズに移行!」
クロっち「エンドフェイズ時、《シャッフル・リボーン》の効果! 手札の《ツインツイスター》を除外する!」
クロっち「これでターンエンドだ!」
484 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/07(木) 22:25:23.72 ID:hr3e+MtzO
今日はここまで
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/07(木) 22:29:34.82 ID:aUUjPA+Qo
乙
一戦ごと激闘じゃのう
486 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/08(金) 06:04:29.84 ID:QlAVNb9v0
乙ー
487 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:33:45.04 ID:/75AloiXO
投下します
488 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:37:36.96 ID:/75AloiXO
ハノイ「俺のターン、ドロー!」
Ai(クロっち、今だ!)
クロっち(わかってる!)「自分ライフが相手ライフよりも1000以上少ない場合、ライフを1000支払うことで、罠カード、《活路への希望》を発動!」LP2575→1575
ハノイ「!?」
クロっち「その効果で、お互いのライフの差2000につき1枚、デッキからカードを1枚ドローする!」
クロっち「私とお前のライフの差は7325! したがって、3枚ドロー!」
489 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:39:04.23 ID:/75AloiXO
ハノイ「………まさかライフ4000ルールのデュエルで、そのカードを投入する者がいるとはな………」
クロっち(ああ? んなこと私が知るか! 苦情はSOLにでも出してろ)
Ai(でも、これで手札を増やせた! 今回ばかりは礼を言っても良いかもな。いや、言えねえけど)
ハノイ「まあいい、ならばメインフェイズに移行し、3枚目の《手札断殺》を発動!」
ハノイ「手札の《ブレイクスルー・スキル》と3枚目の《スキル・プリズナー》を墓地に送り、2枚ドロー!」
クロっち「………《アームド・ドラゴン LV3》と《融合》を墓地に送り、2枚ドロー!」
490 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:40:47.17 ID:/75AloiXO
Ai(………あいつ何考えてんだ? 《ブレイクスルー・スキル》の墓地発動効果は、墓地に送られたターンや相手ターンには発動できねえから、伏せた方が得すんのに)
クロっち(普通に考えれば、次のターンを待つ気がない………守りを捨ててまで、引き当てたいカードがあったってことか?)
クロっち(あの野郎、いったい何を狙ってーーー)
ハノイ「………よし、魔法カード、《使者蘇生》を発動!」
クロっち(Ai)「!」
ハノイ「その効果でモンスターを1体選択して墓地から特殊召喚する!」
ハノイ「蘇らせるモンスターは、貴様の墓地の《光帝クライス》だ!」
491 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:42:00.37 ID:/75AloiXO
クライス『………』ATK2400→1000
ハノイ「この瞬間、《光帝クライス》の効果発動! 場のカードを2枚まで破壊し、そのカードの持ち主は、破壊された自分のカードの数だけドローできる!」
ハノイ「俺は自分の場の《光帝クライス》と《ジュラゲド》を破壊する!」
クライス『………』ピピーッ
ジュラゲド『………!?』
ドガガーンッ!
ハノイ「2枚ドロー!」
492 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:43:25.82 ID:/75AloiXO
クロっち(ちっ、逆に利用されちまったか………こんなことなら別のカード墓地に送っとくんだったか………?)
ハノイ「そして、2枚目の《彼岸の悪鬼 アリキーノ》を捨てることで、魔法カード発動、《鳳凰神の羽根》!」
Ai(げっ、アリキーノ………!)
ハノイ「その効果で俺の墓地のカードを1枚選択して、デッキトップに戻す!」
ハノイ「俺は《終わりの始まり》を選択する!」
493 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:44:43.04 ID:/75AloiXO
クロっち(アリキーノが再び墓地に送られたっつーことは………)
ハノイ「この瞬間、墓地に送られたアリキーノの効果発動!」
ハノイ「その効果で、《おジャマ・キング》の効果を無効にする!」
ミュオオ〜ン………………
キング『オジャー?』キョトン
クロっち(くっ、)
ハノイ「これでモンスターゾーンの封鎖は解かれた!」
Ai(ふーんだ、モンスターゾーン使えるようになったって、展開できなきゃ、意味ねーぞ? その辺どーするつもりだコイツ?)
ハノイ「ここからが本番だ! 3枚目の《終わりの始まり》を発動!」
494 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:46:32.66 ID:/75AloiXO
Ai「!?」
クロっち(さ、3枚目だとお!?)
ハノイ「墓地の闇属性モンスター、《彼岸の悪鬼 アリキーノ》《インヴェルズの魔細胞》《ジュラゲド》と《クリボー》2体の計5体を除外することで、3枚ドロー!」
Ai(おいおい、あんな重いカード3枚も入れてるとか、こいつのデッキどーなってんだ!?)
クロっち(………いや、3枚どころじゃない。あのハノイがドローしたカードの中にはーーーーーー)
495 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:47:38.90 ID:/75AloiXO
ハノイ「そして、俺は永続魔法、《冥界の宝札》を3枚発動!」
クロっち(Ai)「3枚!?」
ハノイ「このカードがある限り、俺がモンスターを2体以上リリースしてアドバンス召喚した場合、俺はデッキからカードを2枚ドローする!」
ハノイ「さらに、手札から3枚目の《シャッフル・リボーン》を発動! このカードは自分の場にモンスターが存在しない時に発動できる!」
ハノイ「その効果で、自分の墓地のモンスターを1体選択して特殊召喚する!」
ハノイ「俺は《インヴェルズを呼ぶ者》を特殊召喚するぜ! 出て来い、《インヴェルズを呼ぶ者》!」
496 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:49:28.27 ID:/75AloiXO
呼ぶ者『………』ATK1700→0
ハノイ「この瞬間、速攻魔法、《地獄の暴走召喚》を発動だあ!」
ハノイ「このカードは、攻撃力1500以下のモンスターがそれ1体のみ特殊召喚された時に発動可能!」
ハノイ「その効果で、デッキから同名モンスターを可能な限り、特殊召喚する!」
ハノイ「《インヴェルズを呼ぶ者》の攻撃力は、特殊召喚成功時には《おジャマ・カントリー》の効果でゼロとなっている。よって、問題なく暴走召喚可能!」
497 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:50:43.08 ID:/75AloiXO
クロっち(マジかよ!? こいつ、攻撃力ゼロ化まで逆利用しやがった!?)
ハノイ「さあ、《インヴェルズを呼ぶ者》どもよお! 出会え出会えーー!!」
呼ぶ者×2『『………………』』ATK1700→0
Ai(これで『インヴェルズ』モンスターが3体………まさか!)
ハノイ「これより、俺は3体の《インヴェルズを呼ぶ者》をリリースして、超重量モンスターをアドバンス召喚する!」
ハノイ「出でよ、《インヴェルズ・グレズ》!」
498 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:53:55.19 ID:/75AloiXO
グレズ『GYAGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!』ATK3200→0
クロっち(で、でかい!?)
Ai(やっぱりきやがったか………!)
ハノイ「くくっ、さあ、ショーの始まりだ!」
Ai(あのモンスターはいま、《おジャマ・カントリー》の効果で攻撃力ゼロになってはいる)
Ai(だが、あのモンスターの効果はーーー)
ハノイ「まずは、召喚成功時、3枚の《冥界の宝札》と3体の《インヴェルズを呼ぶ者》の効果発動!」
ハノイ「逆順処理だ! 3体の《インヴェルズを呼ぶ者》の効果! このカードが『インヴェルズ』モンスターのアドバンス召喚のリリースに使用されたことにより、デッキからレベル4以下の『インヴェルズ』モンスターを特殊召喚できる!」
ハノイ「俺は《インヴェルズの歩哨》2体と《インヴェルズの斥候》を特殊召喚する!」
499 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 20:56:23.53 ID:/75AloiXO
歩哨×2『『………』』ATK1100→0
斥候『………』ATK200→0
ハノイ「最後に、3枚の《冥界の宝札》の効果! モンスターを2体以上リリースしてアドバンス召喚したことで、それぞれの効果で2枚ドローする!」
ハノイ「場の《冥界の宝札》は3枚!したがって、合計6枚のドローだ!」
ハノイ「そして、ライフを半分支払うことで、《インヴェルズ・グレズ》の効果発動!」LP8900→4450
Ai「!」
ハノイ「フィールド上のこのカード以外のカードを全て破壊する!」
クロっち「!」
ハノイ「くらえ、ビッグバン・グレズ・インパクト!」
グレズ『ーーーーーーーーーーーーーーー!!』ビカーッ
ドゴガアアアアアアアッ!!
500 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:00:28.62 ID:/75AloiXO
Ai(クロっち!)
クロっち(わかってる!)「罠カード発動、《重力解除》!」
クロっち「それにチェーンして、《八汰烏の骸》! さらにチェーンして、3枚のカードを墓地に送り、2枚目の《非常食》を発動だ!」
グレズ『ーーー』ATK0→3200
歩哨×2『『………』』ATK0→1100
斥候『………』ATK0→200
キング『オジャー?』ATK3000→0
イエロー『アヒー?』ATK1000→0
グリーン『ンアー?』ATK1000→0
千年の盾『………』ATK3000→0
ワイアーム『ギャオオ!』ATK2000→2700
アームドLV5『グオガアア!』ATK1700→2300
501 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:02:46.58 ID:/75AloiXO
クロっち「逆順処理だ! 《非常食》の効果! 《おジャマ・カントリー》《重力解除》《八汰烏の骸》の3枚を墓地に送ったことにより、ライフを3000ポイント回復する!」LP1575→4575
クロっち「その次に《八汰烏の骸》の効果! 1枚ドロー!」
クロっち「そのまた次に《重力解除》の効果! 場のモンスターの表示形式を入れ替える!」
グワンッ………
グレズ『ーーー』ATK3200→DEF0
歩哨×2『『………』』ATK1100→DEF0
斥候『………』ATK200→DEF0
キング『オジャー』ATK0→DEF3000
イエロー『アラ?』ATK0→DEF1000
グリーン『ンへ?』ATK0→DEF1000
千年の盾『………』ATK0→DEF3000
ワイアーム『ギャオッ………』ATK2700→DEF2000
アームドLV5『グオガッ………』ATK2300→DEF1700
502 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:04:28.58 ID:/75AloiXO
ハノイ「………………最後に《インヴェルズ・グレズ》の効果! フィールド上に存在する自身以外のカードを全て破壊する!」
ドガアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
歩哨×2『『………!?』』
斥候『………!?』
キング『オジャー!?』
イエロー&グリーン『『ギョエー!?』』
千年の盾『………』
アームドLV5『グオガッーーー!?』
ドドガガーンッ!!
503 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:05:46.80 ID:/75AloiXO
クロっち「くっ、《始祖竜ワイアーム》の効果! このカードは他の効果モンスターの効果の影響を受けない! つまり破壊はされない!」
ワイアーム『ギャオ!』ピカーンッ
ハノイ「ならば、こちらも《真帝王領域》に乗せられたカウンターを1つ取り除き、《真帝王領域》の破壊を防ぐ!」
ピキーンッ!
クロっち「だが、私の伏せカード1枚の方は破壊される!」
クロっち「破壊されたカードは、《運命の発掘》!」
クロっち「その効果で墓地の《運命の発掘》と同じ枚数のカードをドローする!」
クロっち「墓地の《運命の発掘》の枚数は3枚! したがって、3枚ドロー!」
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/08(金) 21:10:18.07 ID:/75AloiXO
Ai(よしっ、こっちの場が全滅しちまったとはいえ、3枚ドローできたし、その上、《始祖竜ワイアーム》を守備表示にできた!)
Ai(守備表示なら戦闘ダメージは受けねえし、《始祖竜ワイアーム》は効果モンスターとの戦闘では破壊されねえ!)
Ai(へっへーん、どんなもんよ!)
クロっち(………それに加えて、《始祖竜ワイアーム》にはモンスター効果も通じないから、また《ADチェンジャー》を使ってきたとしても、攻撃表示にされることはない………ないんだが………)
クロっち(………あいつの手札にはーーー)タラリ
ハノイ「ドローし直した《終わりの始まり》を発動!」
Ai「!?」
クロっち(ほらな………)
ハノイ「俺は墓地の闇属性モンスター、《インヴェルズの先鋭》と《インヴェルズの歩哨》2体、《インヴェルズを呼ぶ者》2体の計5体を除外して3枚ドロー!」
505 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:11:51.84 ID:/75AloiXO
Ai(一度のデュエルで《終わりの始まり》を4回も発動だあ!? あいつムチャクチャだ!)
クロっち(ホントだよ。いやまあ私も《おジャマジック》を使いまわしちゃいるが、発動条件は比べるべくもないからなあ………)
クロっち(ドロー運鍛えたって話、あながち眉唾じゃねーのかも………)
Ai(落ち着いている場合か! 次が来るぞ!)
506 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:13:38.27 ID:/75AloiXO
ハノイ「墓地の《シャッフル・リボーン》を除外し、その効果を発動!」
ハノイ「俺は《真帝王領域》をデッキに戻し、1枚ドロー!」
ハノイ「そして、新たなフィールド魔法、《暗黒界の門》を発動!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
………………!!
ハノイ「《暗黒界の門》の効果! このカードが場に存在する限り、場の悪魔族モンスターの攻撃力・守備力は300ポイントアップする!」
グレズ『………』DEF0→300
ハノイ「さらに、墓地の悪魔族モンスター、《インヴェルズ・マディス》を除外することで、《暗黒界の門》の効果発動!」
ハノイ「手札の悪魔族モンスターを1体捨て、1枚ドローする!」
ハノイ「俺は手札の悪魔族モンスター、《カードガード》を捨てることで、1枚ドロー!」
507 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:15:14.49 ID:/75AloiXO
ハノイ「さらに、永続魔法発動、《進撃の帝王》!」
ハノイ「それにチェーンして、速攻魔法、《帝王の烈旋》を発動!」
クロっち「!?」
ハノイ「さらに、速攻魔法、《サモン・チェーン》、それにチェーンして《奇跡の蘇生》を発動!」
508 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:16:49.32 ID:/75AloiXO
ハノイ「逆順処理だ! まずは《奇跡の蘇生》の効果! 墓地からモンスターを1体選択して特殊召喚する!」
ハノイ「俺は墓地から《カードガード》を復活させる!」
ハノイ「来い、《カードガード》!」
カードガード『………』ATK1600→1900
ハノイ「次に《サモン・チェーン》の効果! このターン、俺は3回の召喚権を得る!」
ハノイ「そのまた次に《帝王の烈旋》の効果! このターン、俺は一度だけ相手モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚ができる!」
クロっち「っ………!!」
Ai(そうだった………【アドバンス召喚】にはそのカードがあるんだった………!)
ハノイ「最後に《進撃の帝王》の効果! このカードが存在する限り、俺の場のアドバンス召喚したモンスターは効果の対象にならず、効果で破壊されない!」
509 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:17:47.26 ID:/75AloiXO
ハノイ「さあ、トドメの時間だ!」
ハノイ「俺は《始祖竜ワイアーム》をリリースして再びモンスターをアドバンス召喚する!」
ワイアーム『ギャオオッ………!?』ヒューン
ハノイ「2回目の召喚権を行使しーーー出でよ、《虚無魔人》!」
510 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:19:29.46 ID:/75AloiXO
虚無魔人『………………』ATK2400→2700
クロっち「!?」
Ai(やべえ! あのカードはーー!)
ハノイ「《虚無魔人》の効果! このカードが存在する限り、お互いに特殊召喚を行うことができない!」
ハノイ「これにより、貴様が《バトル・フェーダー》などを握っていたとしても、その効果を使うことはできん!」
クロっち(くっ、読まれてやがる………!)チラッ
《バトル・フェーダー》
ハノイ「無論、これで終わりではない!」
ハノイ「俺は3回目の召喚権を行使! 《インヴェルズ・グレズ》をリリースしてモンスターをアドバンス召喚する!」
Ai(グレズをリリース!?)
ハノイ「《インヴェルズ・グレズ》! その余りある力と魂を捧げ、ここにいま、最強の魔獣を顕現させる!」
ハノイ「アドバンス召喚! 出でよ、《偉大魔獣ガーゼット》!!」
511 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:20:57.14 ID:/75AloiXO
ガーゼット『………………………………………』ATK0
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………!!
クロっち「ガー………ゼット………!?」
Ai(で、でけえ!)
ハノイ「アドバンス召喚成功時、《暗黒界の門》とガーゼットの効果が適用される!」
ハノイ「《暗黒界の門》の効果でガーゼットの攻守は常に300アップし、ガーゼットの攻撃力は、アドバンス召喚の際にリリースしたモンスターの元々の攻撃力の倍になる!」
クロっち「バイ!?」
Ai(倍な!? つーことはーーー)
ハノイ「リリースした《インヴェルズ・グレズ》の元々の攻撃力は3200! つまり、その倍プラス300アップで攻撃力はーーーーーー」
512 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:22:46.58 ID:/75AloiXO
ガーゼット『………………………………………!!!』ATK0→6400→6700
クロっち(Ai)「こっ、攻撃力、6700ゥ!?」
ハノイ「ふっふっふっ………メインフェイズを終了してバトルフェイズに移行!」
ハノイ「バトル! ガーゼットでプレイヤーにダイレクトアタック!」
ハノイ「喰らえ! グレートビックバン・ダブルグレズ・ダークネスクラッシャー!!!」
ガーゼット『………………………………………………!!!!』ATK6700
グワンッ………………ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
513 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:24:05.01 ID:/75AloiXO
Ai(クロっち! 手札のーーー)
クロっち「お、お、おうよ! 手札から《クリフォトン》を捨てて、その効果を発動!」
ハノイ「!?」
クロっち「ライフを2000支払うことで、このターン、私が受けるダメージはゼロになる!」LP4575→2575
クロっち「守ってくれ、《クリフォトン》!」
クリフォトン『クリフォ〜〜!』ビカーッ
ガーゼット『………………………………!!!』
スカッ
ガーゼット『………!?!?』
514 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:25:18.41 ID:/75AloiXO
ハノイ「ちいっ!」
クロっち(………あっぶねー、危うくヤられるところだった………)
Ai(いや、確かに防ぎきったがーー気をつけろクロっち、あのハノイのデュエルは、魔法・罠ゾーンを全部埋めるまでが本番だ)
クロっち(ああ、今度は何をしでかしてくるかーーー)
ハノイ「ならばバトルフェイズを終了し、メインフェイズ2に移行!」
ハノイ「そして、魔法カード発動、《光の護封剣》!」
515 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:26:28.07 ID:/75AloiXO
クロっち「!」
ヒュウ………………ガキガキガキーンッ!
ハノイ「これで貴様のモンスターは、貴様のターンで数えて3ターンの間、攻撃宣言を行うことができない!」
ハノイ「それに加えて、永続魔法、《禁止令》を発動! 宣言するカードは《ダブル・サイクロン》だ!」
クロっち(Ai)「!?」
516 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:27:33.45 ID:/75AloiXO
ハノイ「また、《カードガード》のモンスター効果発動! 場のカード1枚にガードカウンターを1つ乗せる!」
ハノイ「俺は《進撃の帝王》にガードカウンターを1つ乗せる!」
ピピーン
ハノイ「そして、ガードカウンターの乗ったカードは、《マジック・ガードナー》のカウンターの乗ったカードと同様に、そのカウンターを取り除くことで破壊を免れる!」
ハノイ「さらに、魔法カード、《マジック・ガードナー》を2枚発動!」
517 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:29:19.67 ID:/75AloiXO
クロっち「2枚!?」
ハノイ「そう、2枚! そして、その2枚の効果で《光の護封剣》と《禁止令》にカウンターを1つずつ乗せる!」
ピピーンッピピーンッ
ハノイ「そして、カードを2枚セットして、エンドフェイズに移行!」
ハノイ「エンドフェイズ時、《シャッフル・リボーン》の効果で、手札を1枚除外する処理が発生するが、手札ゼロの俺には関係の無い話だ」
ハノイ「これで俺はターンエンドだ! さあ、貴様のその手札でどこまで抗えるかな?」
518 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:30:38.63 ID:/75AloiXO
クロっち「………」チラッ
《スキル・プリズナー》
《ダブル・サイクロン》
《バトル・フェーダー》
《おジャマ・レッド》
《融合回収》
《闇の量産工場》
《サンダー・ドラゴン》
クロっち(これでどうやって戦えばいいんだ………)ズーン
Ai(《打ち出の小槌》だ! 3枚目のそれをドローしねーと、勝ち目はねー!)
クロっち(………そ、そうだな! なんとしても引いてやる!)
519 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:31:51.49 ID:/75AloiXO
クロっち「………私のターン、ドロー!」
クロっち(っ、このカードは………)
ハノイ「スタンバイフェイズ、永続罠発動、《生命吸収装置》!」
ハノイ「その効果で、直前の自分ターン、俺が支払ったライフの半分を回復する!」
ハノイ「俺が支払ったライフは4450! したがって、その半分の2225ポイント、ライフを回復する!」LP4450→6675
520 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:34:26.15 ID:/75AloiXO
Ai(またライフが回復した!?)
クロっち「………………………」
ハノイ(まだだ! 俺の場に《虚無魔人》がいる限り、貴様はモンスターの特殊召喚を行うことができず、行動は大幅に制限される!)
ハノイ(貴様の墓地には、《ブレイクスルー・スキル》があるが、それを発動して《虚無魔人》の効果を無効化することはできん!)
ハノイ(なぜなら、《進撃の帝王》によって、俺の場のアドバンス召喚モンスターは全て、対象を取る効果の耐性を得ているからな!)
ハノイ(したがって、対象を取る《ブレイクスルー・スキル》で《虚無魔人》の効果を無効にすることは不可能!)
ハノイ(《進撃の帝王》の耐性をすり抜けられる《強制転移》は、全て墓地に行っていることが確認されている………)
ハノイ(《進撃の帝王》を破壊しようにも、《嵐》《ハーピィの羽箒》《サイクロン》は、全て墓地に送られている!)
ハノイ(《嵐》は、ルール的にはあと2枚投入できるカードだがーーー向こうのデッキには、おそらく1枚しか投入されていない)
ハノイ(【おジャマ】は、素の攻撃力がゼロのモンスターが中心となるデッキ。つまり、打点確保のために可能な限り《おジャマ・カントリー》を維持する必要がある)
ハノイ(そのようなデッキは、魔法・罠を全て破壊するようなカードと相性が悪い。せいぜい入れていて1枚がいいところだろう)
ハノイ(故に、《嵐》の警戒は無用! 《ギャラクシー・サイクロン》も既に3枚全てが除外済み。もう警戒する必要はない!)
521 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:37:14.50 ID:/75AloiXO
ハノイ(また、《禁止令》と《封魔の呪印》によって、表側の魔法・罠を破壊できる他の魔法カード………少なくとも、あのデッキに投入できるような魔法カードを発動することはできん!)
ハノイ(装備魔法で強化して強引に突破しようにも、《光の護封剣》で貴様のモンスターの攻撃は封じられるため、突破は不可能!)
ハノイ「強化したモンスターを壁とし、3ターン後に攻撃を開始しようにも、俺の伏せカードは《安全地帯》!)
ハノイ(強化したモンスターに《安全地帯》を発動すれば、《安全地帯》が場から離れた瞬間に、そのモンスターは破壊される!)
ハノイ(つまり、次のターン、墓地の《シャッフル・リボーン》で《安全地帯》をデッキに戻すことで、強化されたモンスターを確実に破壊できるのだ!)
ハノイ(モンスター効果で《光の護封剣》や《進撃の帝王》を破壊しようにも、《光帝クライス》のような対象を取る効果なら、墓地の《スキル・プリズナー》で防ぐことができる!)
ハノイ(対象を取らない効果でも、《マジック・ガードナー》及び《カードガード》で乗せられたカウンターを取り除けば、破壊を免れる!)
ハノイ(この布陣、そう易々と突破できるものではないわ!)ニンマリ
ハノイ(ふふふ、ふはははははははははははは!!!)
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/08(金) 21:38:01.94 ID:ZOs3BaUOo
なんと鮮やかな
523 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:38:42.08 ID:/75AloiXO
クロっち「………やってやる! 私は《貪欲な壺》を発動!」
ハノイ「………4枚目!? いや、違う? これはーーー」
クロっち「そう、《おジャマジック》と同様に《貪欲な瓶》で回収したカードだ! したがって、問題なく使用可能!」
クロっち「私は墓地の《アームド・ドラゴン LV5》《光帝クライス》《サンダー・ドラゴン》《クリフォトン》《始祖竜ワイアーム》の計5体をデッキに戻して2枚ドローする………!」スッ
ハノイ(あの表情………そのドローに全てを賭ける気か………)
ハノイ(………面白い! 突破できるものなら突破してみるがいい! できるものならな!)
524 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:40:49.08 ID:/75AloiXO
クロっち(頼む、来てくれ………!)ググッ
Ai(AIは祈ったりしない………だが、それでも………!)
クロっち「………………」
Ai「………………」
ハノイ「………………」
クロっち(Ai)「………………ドロー!!」
ババッ!!
525 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:42:57.20 ID:/75AloiXO
Ai(っ、こいつは………!!)
クロっち(………よしっ! いける!)
ハノイ(あの表情………あのチビ、いったい何をーーー)
クロっち「《闇の量産工場》を2枚発動!」
ハノイ「………ふん、そのうち1枚も………」
クロっち「そう、これも《貪欲な瓶》で回収した1枚! したがって、問題なく発動可能!」
クロっち「そして、2枚それぞれの効果で、墓地から通常モンスター、《おジャマ・イエロー》《おジャマ・グリーン》と《おジャマ・ブラック》《千年の盾》を手札に加える!」
526 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:44:02.04 ID:/75AloiXO
クロっち「さらに、3枚目の《融合回収》を発動!」
クロっち「融合素材として墓地に送られた《おジャマ・ブラック》と《融合》を手札に加える!」
クロっち「まだだ! 手札から《サンダー・ドラゴン》を捨てて、その効果を発動!」
クロっち「デッキから《サンダー・ドラゴン》を2枚手札に加える!」
クロっち「そして、3枚目の《打ち出の小槌》を発動!」
クロっち「その効果で、12枚のカードを戻して12枚ドロー! 」
527 :
◆02/1zAmSVg
[saga]:2018/06/08(金) 21:45:45.04 ID:/75AloiXO
ハノイ「まさか12枚ものドローを行うとはな………」
クロっち(………さっきよりは、はるかに動ける手札だがーーー)
Ai(こりゃまた、おかしな手札になったもんだな………)
クロっち(というか、なんで“このカード”が先に手札にくる!? あっちが先に来ないと………)
Ai(………確かにあっちの方が来なかったのは残念だが、来なかったモンはしゃーねえだろ)
Ai(それよりもそっちを活かす方法を考えようぜ。その方が建設的だ)
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