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【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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249 :
◆eltIyP8eDQ
[saga]:2018/07/07(土) 19:04:04.96 ID:2/8GF8DP0
突然の事に私もエリカさんも反応が遅れてしまう。
そんな私たちをよそに、赤星さんは辛そうな面持ちでぎゅっと、手を胸の前で握る。
小梅「逸見さん、みほさんにいつも意地悪言ってて……あんなの、みほさんが可哀そう……」
エリカ「そんなに言ってるっけ?」
みほ「とりあえずこの間言われたのは『箸の使い方が下手くそ。サルでももうちょいきれいに食べるわ』、『人と話してる時に考え込んでほかの情報をシャットダウンするのはやめなさい。鶏の方がまだ話をきいてくれるわ』、
あと訓練で私が戦車の操縦をミスして一輌だけバックしちゃった時に『ハァー!!さすが副隊長サマね!後ろに目がついてるみたいに綺麗な後退よ!』って言ってきたね」
エリカ「めっちゃ言ってるわね……って、それを言わせるあなたが悪いんでしょ」
みほ「まぁ、それはそうかもだけど」
私からすれば日常茶飯事なエリカさんの嫌味。
最初の頃ならともかく、今となっては挨拶みたいなものだと思っているんだけど。
どうやら赤星さんにとってはそう思えなかったらしい。
小梅「違いますよみほさん!それは逸見さんがただ意地悪なだけです!!この間の『ニゴバク』だってあなたが無理やり巻き込んだんでしょっ!?」
エリカ「その略称定着してるのね」
みほ「赤星さんそれは……………………うん、半分以上エリカさんが勝手にやった事だけど」
エリカ「ちょっ!?」
突然の裏切りにエリカさんは動揺する。
いやだって早朝に呼び出して、U号に乗れ、でなければ帰れ。みたいに言ったくせに後始末を何も考えてなかったのだから不満の一つもでよう。
私の言葉に赤星さんは確信を得たようにつぶやく。
小梅「やっぱり……逸見さん、みほさんは真面目で優しい人なんです。だから、これ以上いじめるのはやめてくださいっ」
エリカ「……なんで今言ってきたの?そう思うなら、いじめられているとわかっていたならもっと早く言ってくれば良かったのに」
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