海未「どうしましょう。遭難してしまいました・・・」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 12:29:03.16 ID:g0F+b3c/0
ビュオー

In山小屋

穂乃果「ぐすっ・・・ひっく・・・」

ことり「ふぇえ・・・」

絵里「・・・」

希「穂乃果ちゃんもことりちゃんも凛ちゃんも落ち着いて?」

凛「うぇぇ!希ちゃぁん!」

花陽「よしよし・・・」

にこ「・・・」

真姫「・・・」ホロホロ

海未「どうして・・・こんなことに・・・?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1527218942
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 12:32:42.45 ID:g0F+b3c/0
保守
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 12:43:49.23 ID:H2WRZb16O
プロ下山家
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 12:59:50.23 ID:g0F+b3c/0
遡ること一週間前

生徒会室
絵里「そろそろ合宿した方がいいかしら?」

希「えりち、いきなりどうしたん?」

絵里「前々から海未とにことで考えてたのよ。刺激を受けるためにも合宿をしようって」

穂乃果「えっ?そうだったの?知らないんだけど?」

ことり「あはは」

海未「絵里はともかく、あなたは遊びに持っていくでしょう?」

穂乃果「そんなことないもん!にこちゃんもそうだもん!」

ことり「そこ?」

海未「本当言い切れますか?」

穂乃果「うん!」

海未「・・・へぇ、では絵里と希、穂乃果がこう言ってるので教室でご飯を食べてきてください」

絵里「そうね?穂乃果が言い切ってくれたんだから!」

希「じゃあね?穂乃果ちゃん」

穂乃果「ごめんなさい!言い切れませんから、手伝って!」

海未「まぁ話を戻しますね?」

絵里「そろそろ行こうかと思ってたんだけど、言うタイミングがねぇ」

海未「そうなんです。予選までに行く、なおかつ本格的に雪が降る前の秋、そして遠すぎず」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 13:02:30.67 ID:g0F+b3c/0
希「この3つの条件に当てはまるのが、この一週間前後ってことやね!」

絵里「そういうこと」

穂乃果「じゃあ来週末は?その日なら今のところいい天気らしいし!」

ことり「なら、そこらへんにする?」

海未「そうですね。では、にこに連絡しておきます。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 13:08:07.22 ID:g0F+b3c/0
ちょっと用事でしばらく落ちてます。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 22:36:52.78 ID:MvZDn0CxO
一生落ちてろ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 03:10:43.70 ID:mQKKUeLo0
はよ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 12:31:48.72 ID:m4W2432Q0
遅れてすみません。

〜〜〜
一週間後

絵里「はーい!みんな揃ってるかしら?」

穂乃果「うん!この前みたいに寝過ごさなかった!」

ことり「良かったね!」

海未「じゃあ行きましょうか」

山の上の旅館

にこ「なかなかいい感じのところじゃない」

凛「確かに!ボロボロだったらどうしようかと思ってたにゃ!」

花陽「り、凛ちゃん・・・」

真姫「まぁ、何がともあれ着いたんだし準備しましょうか」

絵里「そうね。じゃあ準備できたら旅館前に集合ね」

8人「はーい」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 12:39:50.85 ID:m4W2432Q0
海未「では、まずユメノトビラの時にできたユニット別で練習しましょう」

穂乃果「わかった!曲はどうするの?まだできてなかったよね?」

絵里「そうねぇ。lave wing bellは6人曲だし曲に合わせて練習するならダンスタで練習してもらおうかしら」

花陽「でも、各ユニットが同じパートのところもあるよ?」

凛「たしかに凛が歌ってたBメロも希ちゃんと一緒だったし」

海未「そうですね。でも歌ってないところもダンスするでしょう?」

凛「あ!そうだったにゃ!」

にこ「えっ?忘れてたの?」

真姫「冗談でしょ?」

凛「馬鹿にしないで!」


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 12:45:05.31 ID:m4W2432Q0
リリホワ組

海未「〜〜♪」

希「〜〜♪」

凛「〜〜♪」クルクルースタッ

希「!?」

海未「!?っ凛!そんな振り付けなかったでしょう!?」

凛「あっ、バレちゃった?」

海未「当たり前でしょう?ちゃんと前踊った振り付けで踊ってください!」

希「び、びっくりしたぁ」

凛「えへへっ!ごめんなさーい」

海未「じゃあ今のところのちょっと前からやりましょう」

のぞりん「はーい!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 12:55:05.03 ID:m4W2432Q0
BIBI組

真姫「じゃあ、やりましょうか?」

にこ「そうね!そろそろいい時間だし」

絵里「じゃあ「だって私でさえも〜変身!」ってところからやりましょうか」

にこ「あんた、それ本気で言ってる?」

真姫「本気だったら許すどころか、恐怖を感じるわよ?」

絵里「えっ?・・・あっ!じょ、冗談よ!エリチカ冗談!なんてね!あ、あははは〜」アセアセ

にこまき「わざとらしい・・・」

にこ「まぁいいわ。イントロからやりましょう」

真姫「そうね」

絵里「じゃあ気合い入れて行くわよ!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 13:00:58.24 ID:m4W2432Q0
printemps組

穂乃果「よーし!ことりちゃん!花陽ちゃん!頑張ろうね!」

花陽「うん!よろしくお願いしますっ!」

ことり「頑張ろうね!」

穂乃果「じゃあ早速、お昼寝から!」

ことり「うん!・・・ってうん?」

花陽「お昼寝?」

穂乃果「うん!お昼寝!こんな天気に寝たら気持ちいいよー!」

花陽「もう!穂乃果ちゃん!」

ことり「流石に寝ちゃうのはダメだよぉ!」

穂乃果「ダメかー!じゃあ家に帰ってお菓子パーティーだ!」

ことぱな「もっとダメっ!」

穂乃果「冗談だよ!そろそろ始めようか!」

ことり「冗談がきついよぉ」

花陽「まぁ始めるなら、何より・・・かな?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 13:12:50.71 ID:m4W2432Q0
1時間半後

絵里「各ユニットとも揃ったかしら?」

海未「はい。私のユニットは揃ってます」

穂乃果「私のところもだよ!」

絵里「揃ったところでみんなに話があるの」

にこ「話?」

海未「はい。今回、まだ曲ができてません」

絵里「だから、今のユニットでもう一回案を出してみようかと思うの」

花陽「私たちが衣装で海未ちゃん達が歌詞、絵里ちゃん達が曲みたいに?」

絵里「えぇ。今、花陽が言ったように各ユニットで曲作り組に案を出してほしいの」

ことり「でも、ピアノもここに無いしちゃんと作れるかどうか・・・」

絵里「えぇ、でも案を出すだけの各ユニットのミーティングなら大丈夫じゃない?」

真姫「まぁ、その方がアイディアも出て帰った時にすぐに作れるからいいじゃない?」

穂乃果「じゃあ、ご飯食べ終わったらミーティングしよう!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 13:26:30.63 ID:m4W2432Q0
海未「何か案はありますか?」

希「うーん、ウチ達がここまで来たのは夢みたいな物語やから「夢のストーリー」ってキーワードを入れるのはどう?」

海未「いいですね!それをサビに入れましょう!」

希「サビ!?恥ずかしいやん!Aメロとかに入れてよ!」

海未「結局入れるならそれを歌う事になるんでどこに入れても一緒です!だからサビです!」

希「えぇ!?」

凛「凛はキャッチコピー入れたいにゃ!」

海未「みんなで叶える物語ですか?」

凛「うん!やっぱりμ'sって感じにゃ!」

海未「じゃあそれもサビに入れちゃいましょう!」

凛「凛のもサビに入れちゃうの!?」

海未「せっかく2人が考えてくれたんです!サビに入れたいです!」

凛「と、とんだとばっちりにゃー!」

希「凛ちゃん、もう諦めるんや・・・作詞担当の海未ちゃんには逆らえへん・・・」

凛「希ちゃん・・・!くっ!ここまでかにゃ!」

海未「ちょっと!私が悪いことしてるみたいじゃないですか!」

凛「海未ちゃんには負けない!絶対にね!」

希「それはフラグやん?」

海未「とにかく!サビに入れます!」

凛「はーい」

希「わかったよ。諦めるやん」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 13:36:27.66 ID:m4W2432Q0
絵里「最初は静かにやらない?」

真姫「そうね。オクターブ上げ下げもいいかしら」

にこ「どうしよう。ついていけない」

絵里「にこはどんな風な曲がいい?」

真姫「とういうかにこちゃんの意見が一番カギになりそうね」

にこ「私の意見が?」

絵里「えぇ。あなたはアイドルのファンを長くやってるでしょう?」

にこ「えぇ。そこら辺のファンより長くやってるつもりよ」

真姫「だから、アイドルの曲を知りつくしたにこちゃんに意見を聞きたいのよ」

にこ「しょうがないわねぇ!私がビビっと良い意見を出してあげるわ!」

真姫「・・・」

絵里「・・・」

にこ「・・・BIBIだけに」

真姫「敢えて言わなかったのよ」

絵里「わかってたけど、言わなかったのよ」

にこ「なんかごめんなさい」

真姫「いいのよ。誰も悪くない」

絵里「そうよ。これは悪くない。悪いのはギャグを言った人よ」

にこ「私じゃない!」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 13:47:31.29 ID:m4W2432Q0
ことり「じゃあ、考えようか」

穂乃果「うん!」

花陽「うーん、どうしようかなぁ」

穂乃果「そうだねぇ」

ことり「一応候補はこんな感じよ」

穂乃果「おぉ!可愛い!」

花陽「うん!可愛いね!」

ことり「ありがとう!でも、何か足りないんだよねぇ」

花陽「じゃあ、白い手袋に可愛いリボンはどう?」

ことり「いいかも!」

穂乃果「私も思いついた!」

ことり「教えて!」

穂乃果「それはねぇー、人によって肩出しか出さない服を混ぜる?」

ことり「それいいねぇ!よーし、描いてみるねー」

穂乃果「おぉ!私と花陽ちゃんは2人でもうちょっと考えてみるね!」

ことり「ありがとう!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 13:50:59.91 ID:m4W2432Q0
ミーティング終わり

絵里「みんなイメージが固まって良かったわ!」

海未「話あって良かったです!いいアイディアが増えました!」

にこ「まぁ、私はちょっとしたダメージを負ったけど」

希「にこっちも?」

凛「悪い訳じゃないのになんでだろうね?」

にこ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 13:52:40.08 ID:m4W2432Q0
にこ「私の場合は私が悪かったのよ」

凛「?」

にこ「気にしないで」

希「あ、うん」

絵里「よーし、振り付けを合わせるわよー」

穂乃果「うん!」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 13:55:40.18 ID:m4W2432Q0
休憩

にこ「ふぅー疲れたー」

絵里「あら、もう?」

にこ「うぅー」

希「にこっちは体力あまりないからなぁ」

にこ「これでもついた方よー」

絵里「確かに最初よりは息切れも無くなってきたしね」

希「あれ?穂乃果ちゃんは?」

海未「えっ?さっきまでそこにいたんですけど 」

ことり「そういえばいないね」

凛「どうしたんだろ?」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 13:58:49.23 ID:m4W2432Q0
花陽「あれ?ここの茂み、歩いた跡がない?」

真姫「本当ね、もしかして穂乃果のかしら?」

絵里「穂乃果の足跡ならまずいんじゃない?」

にこ「確かにまずいわ」

ことり「こっちは旅館にも続いてないし、むしろ山の中に・・・」

海未「追いかけますか?帰ってくるの待ちますか?」

絵里「追いかけた方がいいんじゃない?しばらくしたらわからなくなりそうだし」

海未「そうですね。行きましょう」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 14:03:17.00 ID:m4W2432Q0
山道

にこ「ねぇ・・・」

真姫「うん・・・」

にこ「本当にこっちに穂乃果がいると思う?」

絵里「わからない・・・」

にこ「わからないって・・・絵里がこっちって言ったのよ!?」

絵里「だって足跡がこっちに向かってったんだもん」

ことり「落ち着いて?今は穂乃果ちゃんを探そう?」

にこ「ごめん・・・」

真姫「でも、にこちゃんの言ってる事もゼロではないわよ?」

海未「確かに、狐が気づかないうちに通った道の可能性もありますし」

凛「どんな大きな狐にゃ」

花陽「あはは」

???「あれ?みんな?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/26(土) 14:11:43.36 ID:m4W2432Q0
海未「!?ほ、穂乃果!!」

ことり「穂乃果ちゃん!なんでここまで!?」

にこ「探したのよ!」

穂乃果「ごめん!可愛い狐さんとイタチさんがいたから着いて行ったら帰り道がわかんなくなって」

真姫「全くー、まぁ帰ってからお説教ね」

花陽「あれ?」

凛「どうしたの?かよちん」

花陽「帰り道、覚えてる?」

にこ「そりゃ草を踏んでったから草が踏み潰されてるところに行けばいいんじゃない?」

希「・・・待って?」

にこ「?」

希「ここら辺に来るまで、踏んだ記憶ないんやけど?」

凛「どういうことにゃ?」

絵里「つ、つまり踏んで後を残して行く所からかき分けて行ったから、どこからきたかわからなくなってしまったってこと?」

希「」コクリ

にこ「いやいや!あっちから来たでしょ?」

穂乃果「うそ・・私そっちから来た気がしてこっちまで来てたんだけど・・・」

ことり「そっちじゃなかった?」

真姫「うそでしょ?」

凛「全員バラバラにゃ・・・」

花陽「ダレカタスケテー」

絵里「とうとう本格的にまずいわね」
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