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THE 3名様〜ラブライブ 愛よ消えないで〜
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/22(火) 23:19:34.07 ID:7tZN7pV50
「恐怖」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1526998773
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/22(火) 23:23:13.24 ID:7tZN7pV50
穂乃果「ふぁ〜眠い」
希「どうしたん?寝不足?」
凛「今日は数学なかったの?」
穂乃果「うん。昨日眠れなくってさ。って言うか凛ちゃんの質問はどう言う事?」
希「昨日夜更かししたんやろ?」
穂乃果「夜更かしって言うかねぇ。昨日夜トイレに行きたくなっちゃってさ」
希「一度目が覚めたせいで寝付けなくなったとか?」
穂乃果「そうじゃなくってさ。なんか急に怖くなっちゃってさ」
希「急に怖く?」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/22(火) 23:33:16.41 ID:7tZN7pV50
穂乃果「そう。普段は別に平気なのにねぇ。なんか急に物音とかが気になってきて。ほら、夜ってパチっとか変な音なるじゃん」
凛「凛も聞いた事ある。あれってなんの音なんだろうね?」
穂乃果「後は…ほら?冷蔵庫の音とか」
希「別に部屋に冷蔵庫がある訳やないやろ?」
穂乃果「部屋にはね!でも、トイレに行く途中とか聞こえるんだよ。後は水の滴る音ね。ああ言うのを聞いてると急に怖くなって来てね、しまいには昔見た怖い映画とか思い出しちゃってさ。トイレに行くのも怖くなっちゃうんだよ」
凛「あ〜、確かにあるにゃ」
穂乃果「で、トイレに行くか行かないかで凄い悩んじゃって。色々と気になって気になって結局眠れなくなっちゃうんだよ」
希「なるほどなぁ」
穂乃果「あるでしょ?」
希「う〜ん…言ってる事は理解出来るけどなぁ」
穂乃果「分かんないかなぁ。まあ、希ちゃんはスピリチュアルだからね。そう言うのはないか」
希「あっ、でも…あれやな?」
穂乃果「何?」
希「ウチは一人暮らしやから!夜、押入れの方から物音がしたりすると誰か居るんやないかって不安になる事はあるかも!」
穂乃果「でしょ?」
希「うん。幽霊ならまだええけどな。大人の男の人とか出て来たら力では絶対に敵わないからなぁ。ちょっと、怖いわ」
穂乃果「希ちゃんはなんか違う」
希「そう?」
穂乃果「うん」
凛「あっ!凛、ラーメン食べよ」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/22(火) 23:34:55.18 ID:uuzt4eQSO
凛ちゃんは自由でかわいいぱなぁ
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/22(火) 23:35:08.75 ID:7tZN7pV50
「結婚」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/22(火) 23:45:46.76 ID:7tZN7pV50
穂乃果「いや〜お腹空いた。絵里ちゃん!ポテト半分こしようよ」
絵里「いいけど。ポテトだけでいいの?」
穂乃果「いやぁ、お小遣いピンチなんだよ」
にこ「あっ!」
穂乃果「ん?どうしたの?」
にこ「アイドルの○○結婚ですって。それでグループも卒業」
穂乃果「ふ〜ん。でさ、こっちのポテトにしようよ」
絵里「明太マヨ?明太マヨって私食べた事ないわ」
穂乃果「え〜そうなの?凄い美味しいよ」
絵里「じゃあ、そうしましょうか」
穂乃果「うん」
にこ「あのさぁ」
穂乃果「ん?何?」
にこ「にこの話は興味ないわけ?」
穂乃果「え?なんだっけ?」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/22(火) 23:50:20.83 ID:7tZN7pV50
にこ「アイドルの○○結婚だって」
穂乃果「そうなんだ…。あっ、そう言えば昨日のお笑いの奴みた?」
絵里「ええ。亜里沙が好きなのよ」
にこ「あのさぁ!」
穂乃果「ん?何?」
にこ「だからぁ…興味ないの?アイドルの結婚」
穂乃果「いや…だってよく知らないし。絵里ちゃん知ってる?」
絵里「さあ?そんなに有名な子なの?その○○って子」
にこ「ネクストブレイクアイドルだったのよ」
穂乃果「ネクストブレイクアイドル?何それ?」
にこ「あんた…仮にもスクールアイドルでしょ?そんなのも知らない訳?」
絵里「ブレイクしそうなアイドルって事じゃない?」
穂乃果「あっ!なるほど!だからネクストブレイク!」
にこ「そうよ」
穂乃果「ふ〜ん…にこちゃんファンなの?」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/22(火) 23:54:33.46 ID:7tZN7pV50
にこ「まあね。話題になる前から目は付けてたのよ。でも、まさか…結婚するなんて」
穂乃果「結婚すると卒業しなきゃいけないんだね」
にこ「当たり前でしょ!アイドルは恋愛禁止なんだから!」
穂乃果「あ〜そうかぁ。穂乃果も気をつけなきゃ」
にこ「別にあんたは心配してないわよ」
穂乃果「どうして!心配してよ!」
にこ「絵里はちょっと心配だけど」
絵里「はあ?私が?どうして?」
にこ「だって、あんた…モテそうじゃない」
絵里「まあ…別に…否定はしないけど」
穂乃果「やっぱり絵里ちゃんモテるの?」
絵里「残念ながら女の子だけどね」
穂乃果「あ〜女子校だからねぇ。でも、絵里ちゃんが共学に通ってたらラブレターとか凄そう」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/22(火) 23:55:47.14 ID:vYQRpTHF0
シティーハンターかな?
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 00:04:08.72 ID:mEWGcgZL0
絵里「だと、良いわね」
穂乃果「うん。大丈夫!にこちゃんも黙ってればモテそうだよ!」
にこ「黙ってればって何よ!」
穂乃果「じゃあ、あれかな?高校卒業とかしたら絵里ちゃん直ぐに結婚しちゃったりとかするのかな」
絵里「流石にそれはないわよ。だって、多分大学生よ?」
にこ「そうよ。でも…確かに絵里は結婚するの早そうね」
絵里「そうかしら?」
穂乃果「そうだよ。多分、μ’sの中で一番最初に結婚するのは絵里ちゃんだよ。後は…真姫ちゃんかなぁ」
にこ「真姫はどうかしら?男の子に免疫とかなさそうじゃない」
絵里「それで言ったら海未だってそうよ?」
穂乃果「海未ちゃんかぁ。どうだろうなぁ」
にこ「後、意外と希なんかは遅そうよね。ほら?ああ見えて純だから。きっと、ガード固いわよ?」
穂乃果「希ちゃんが?」
にこ「そうよ。普段はあんな感じだけどね」
穂乃果「そうかなぁ。穂乃果は?どう?」
にこ「あんたは…あんたと結婚する人はお店継がなきゃいけないでしょ?」
穂乃果「そうなの?」
にこ「いや…知らないけど」
絵里「でも、穂乃果が結婚するって言ったら穂乃果のお父様は…大変そうね。勝手なイメージだけど」
穂乃果「そうかなぁ。まあ、まだまだ先の事だし。どうでもいっか」
にこ「なんて言ってるとあっという間よ?」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/23(水) 00:09:06.53 ID:nX488KvZo
このシリーズ大好き
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/23(水) 00:37:24.72 ID:7tjYbTQpO
前回で最後じゃなかったんだな
続いてくれて嬉しい
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/23(水) 07:16:39.66 ID:YWUXwqGSO
興味無いよ
それでいいだろ?
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 21:24:51.16 ID:mEWGcgZL0
「挑戦」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 21:30:57.14 ID:mEWGcgZL0
穂乃果「あの〜…海未ちゃん?」
海未「なんですか?」
穂乃果「どうしても…挑戦するの?」
海未「挑戦します」
ことり「前に挑戦して大変な事になったんだよね?」
海未「はい。前に挑戦した時はダメでした」
ことり「だったら…」
海未「しかし、今回はいけるかもしれません」
穂乃果「この短期間で?無理じゃないかなぁ…」
海未「やってみなければ分からないでしょ?」
穂乃果「そうだけど」
海未「スクールアイドルを始めて…私は大切な事を学びました」
穂乃果「大切な事?」
海未「挑戦する事の素晴らしさ。穂乃果…貴方が教えてくれた事ですよ」
穂乃果「海未ちゃん…」
海未「諦めたくないんです。私も皆んなと…皆んなと炭酸飲料で乾杯がしたいんです」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 21:36:52.30 ID:mEWGcgZL0
穂乃果「分かったよ」
ことり「穂乃果ちゃん!?」
海未「分かって頂けましたか?」
穂乃果「うん。海未ちゃんの気持ち。十分伝わったよ」
ことり「あの…私も海未ちゃんの気持ちは伝わったよ?でも…こればっかりは…味覚の問題だし」
海未「分かっています」
ことり「う、海未ちゃん?」
海未「馬鹿な女だと笑う人も居るかもしれません。ですが…」
穂乃果「だって可能性感じたんだ。そうだススメ〜」
海未「穂乃果…。後悔したくない目の前に 僕らの道がある〜」
ことり「え?え?」
海未「後悔したくないんです。諦めたくないんです」
穂乃果「うん。海未ちゃん、ファイトだよ」
海未「では………ゴフッ」
ことり「だから言ったのに…」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 21:48:15.88 ID:mEWGcgZL0
「エリーチカ」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 21:55:38.32 ID:mEWGcgZL0
絵里「ふふ〜ん。ねえ、希。このアイス美味しいわよ」
希「そうなん?」
絵里「うん。そうなん」
希「それはそうと、えりち。口元にクリーム付いてるよ?」
絵里「え?本当?」
希「もう。拭いてあげるからこっちに来て」
絵里「自分で出来るわよ。もう…」
希「そう?」
にこ「…」
希「どうしたん?」
にこ「最近の絵里って」
希「ん?最近のえりち?」
にこ「ちょっと…気が緩み過ぎじゃない?締まりがないって言うか…」
希「ん〜…でもなぁ、今までが気を張り詰め過ぎてたくらいやからそう感じるんやない?ギャップで」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/23(水) 21:59:33.61 ID:YWUXwqGSO
幼児退行エリーチカ
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/23(水) 22:09:59.94 ID:ZSHbac9MO
ちびっ子が頑張ってあのテンションしてたと思うと萌えるものがある
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 22:32:47.10 ID:mEWGcgZL0
にこ「いや…いくら何でも緩み過ぎよ」
希「そうかなぁ。責任感強いだけで本来はこっちなんやと思うけどなぁ」
にこ「で、こっちが気を抜いてると急に賢そうな事言い出すでしょ?」
希「ん〜まあなぁ。オンオフの切り替えがちゃんと出来てるんやろ」
にこ「でも、こっちとしてはビックリするのよ」
希「にこっちがそれを言うかなぁ」
にこ「何よ?」
希「別に〜。まあ、何にせよえりちの笑顔が増えてウチは嬉しいよ」
絵里「ん〜美味しぃ!」
希「な?」
にこ「まあ…そうね」
絵里「ん?何?」
希「別に…えりちは可愛いねって話し」
絵里「…一口欲しいの?」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 23:08:19.78 ID:mEWGcgZL0
「ずっと聞きたかった事」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 23:15:28.49 ID:mEWGcgZL0
穂乃果「あのさ…」
真姫「何よ?」
穂乃果「真姫ちゃんにずっと聞きたかった事があるんだけどさ」
真姫「マネージャーを通してくれない」
穂乃果「へ?」
凛「ダメだよ穂乃果ちゃん。今の真姫ちゃんなりの冗談なんだから」
真姫「なっ、違っ」カァァァ
穂乃果「あっ、そうなんだ。…あはは。ごめん。気がつかなかったよ」
凛「も〜穂乃果ちゃんったら〜」
ガタッ
真姫「帰る」
穂乃果「え?嘘?ちょっと…え?真姫ちゃん落ち着いて。スベることなんて誰でも一度はあるから」
真姫「な、なによ。もう…なんなのよ。別に私…そんなんじゃ」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 23:19:59.11 ID:mEWGcgZL0
穂乃果「あの…本当に聞きたい事があるんだってば」
真姫「聞きたい事ってなによ?さっさと言ってよ」
穂乃果「言おうとしたら真姫ちゃんが」
真姫「やめて。その話は忘れて」
凛「真姫ちゃん頑張ったんだよね?」
真姫「からかわないで」
穂乃果「真面目に聞きたい事があるんだよ」
真姫「だから何よ?」
穂乃果「真姫ちゃんってさにこちゃんの事をにこちゃんって呼ぶじゃん」
真姫「呼ぶけど?」
穂乃果「なんでにこちゃんって呼ぶの?」
真姫「え?穂乃果だってにこちゃんって呼んでるじゃない」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/23(水) 23:31:05.16 ID:mEWGcgZL0
穂乃果「それはそうだけど。ほら?穂乃果の場合は皆んなの事をちゃん付けで呼んでるから」
凛「凛もそうだよ」
穂乃果「真姫ちゃんは…ほら?穂乃果の事は呼び捨てでしょ?」
凛「凛の事も呼び捨てにゃ」
穂乃果「なのににこちゃんはちゃん付けで呼んでるよね」
真姫「それは…にこちゃんは最上級生だから…」
穂乃果「でも、絵里ちゃんも希ちゃんも呼び捨てじゃない?」
真姫「え?」
穂乃果「なんでにこちゃんだけなの?ねえ?なんで?」
真姫「そ、それは…」
穂乃果「にこちゃんは特別なの?」
真姫「そ、そんなんじゃないわよ」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/24(木) 00:52:25.49 ID:+bsedvxXo
お子様えりち可愛いよね
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/24(木) 22:47:00.85 ID:nSfZAfLq0
凛「じゃあ、どうして?」
真姫「それは…語呂が悪からよ」
穂乃果「え?悪いかなぁ?」
真姫「悪いじゃない。にこって呼ぶよりにこちゃんの方が絶対に言いやすいもの」
凛「そんな事ないと思うよ?」
穂乃果「ねえ?にこなんて凄く言いやすいと思うけど」
真姫「分かった」
穂乃果「え?何が?」
真姫「この世にはね。知らない方が良い事もあるのよ」
穂乃果「え?どういう事?ダメなの?にこちゃんの話は知らない方が良いの?」
真姫「これ以上は言わせないで」
穂乃果「そんなに?」
真姫「そんなに」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/24(木) 23:38:08.47 ID:nSfZAfLq0
「眼鏡」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/24(木) 23:53:00.11 ID:nSfZAfLq0
穂乃果「花陽ちゃんって元々眼鏡かけてたんだよね?」
花陽「うん。今はコンタクトだけど」
凛「今でもたまに掛けてる時あるよね?」
花陽「お家にいる時とかはだいたい眼鏡かな」
穂乃果「そっかぁ。穂乃果も掛けてみたいなぁ」
花陽「え?眼鏡?」
穂乃果「うん。穂乃果も眼鏡掛けてみようかなぁ」
花陽「えっと…お洒落で?」
穂乃果「お洒落って言うか…眼鏡掛けてると頭が良く見える気がしない?」
花陽「それは…どうかな?そんな事はないと思うけど…」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 00:02:33.71 ID:2jdZr6pO0
穂乃果「にこちゃんに言われたんだよ。あんたと凛は一目で馬鹿だった分かるって」
凛「え?凛も?」
穂乃果「そう。凛ちゃんも。一目って…分かる?一目で人の事分かる?喋ってもないのに」
花陽「も、もしかして…それで眼鏡を掛けたいの?」
穂乃果「うん。例えばさ」
花陽「例えば?」
穂乃果「例えば絵里ちゃんが眼鏡を掛けてる所を想像して?」
花陽「うん」
穂乃果「凄く頭が良さそうに見えない?」
花陽「良さそうに見えると言うか…絵里ちゃんは元々頭が良いんじゃないかな?」
穂乃果「なお良く見えるでしょ?」
花陽「う、うん」
穂乃果「分かるよ?安直だって言いたいんでしょ?でもね、眼鏡を掛けてると賢く見えるのは事実なんだよ」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 00:11:37.47 ID:2jdZr6pO0
花陽「でも、そんなに良いものじゃないよ?眼鏡も」
穂乃果「そうなの?」
花陽「そうだよ。ラーメンを食べてると眼鏡は曇るし走ったりすると眼鏡がズレちゃったりするんだよ?何より眼鏡がないと何も見えないのは凄い不便なの。眼鏡を掛けなくても生活出来るって事は凄く幸せな事だと思うんだ」
凛「眼鏡のかよちんはラーメン食べる時大変そうだったもんね」
花陽「そうだよ。大変なの」
穂乃果「う〜ん…でもなぁ…」
花陽「それにね。穂乃果ちゃんはもう眼鏡を掛けてるよ」
穂乃果「へ?いや…こう見えて眼鏡は一回も掛けた事ないけど」
凛「こう見えて?」
花陽「ううん。穂乃果ちゃんはもう掛けてるよ。色眼鏡を」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 00:45:28.59 ID:IV3L8NTlO
かよちんちょっとドヤ顔で言ってそう
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 01:41:36.09 ID:eV5AASNuO
色眼鏡www
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 07:28:36.77 ID:rmcz8/wSO
一口というかエリーチカと口移しできたらなって
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 20:44:36.66 ID:2jdZr6pO0
「青春」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 21:01:35.16 ID:2jdZr6pO0
穂乃果「青春って…一体いつまで続くんだろうね?」
絵里「は?何を急に…そんな事はいいから。次のテストで酷い点数を取らない様に反省しなさい」
穂乃果「青春…大人になると同時に終わるものなのか…青春が終わるから大人になるのか…」
絵里「もう…それっぽい事言って誤魔化さない。海未からも言ってあげてよ」
海未「10代、20代の未熟な時期を青春と呼び、その後朱夏、白秋、玄冬と続きます」
絵里「う、海未?」
穂乃果「じゃあ、30代になった時に青春は終わるの?」
海未「そうとは限りません。青春とは人生のある時期ではなく心の持ち方を言う…とドイツの詩人、サミュエル・ウルマンは言いました」
穂乃果「心の在り方…」
海未「人は年を重ねて老いるのではなく理想を失い老いると言う事だそうです」
絵里「あの…今は穂乃果に勉強を…」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 21:20:52.11 ID:2jdZr6pO0
海未「自動車を開発する事に情熱を注いだあの技術者も、生涯を映画に捧げたあの映画監督も、新たな記録に挑戦し続けるあのスポーツ選手も…皆んなそうです」
穂乃果「皆んな…青春を貫き通したんだね」
絵里「あの…」
海未「季節の春はいずれ終わる時が来ます。しかし、人生はいつまでも青く貫き通す事は出来るのです」
穂乃果「…うん。じゃあ、私はこれから青春を」
海未「はい。青春は学ぶ事から始まります。私の家に移動して勉強会をしましょう」
穂乃果「え?」
絵里「結局そう落ち着くのね」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 21:22:18.15 ID:2jdZr6pO0
「先輩」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 21:26:38.87 ID:2jdZr6pO0
真姫「…」
雪穂「あの〜…」
真姫「どうしたの?」
雪穂「あっ、いえ…」
真姫「注文…決まった?」
雪穂「あっ、はい。亜里沙は決まった?」
亜里沙「うん。私は決まったよ」
雪穂「そっか」
真姫「……」
雪穂「あの…」
真姫「何?」
雪穂「真姫さんは…えっと…待ち合わせですか?」
真姫「そうよ」
雪穂「そう…なんですね。お姉ちゃんとですか?」
真姫「ええ。そうよ」
雪穂「へ、へぇ〜」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 21:37:07.01 ID:2jdZr6pO0
真姫「…」
雪穂「はっ…ははっ…」
亜里沙「ん?雪穂どうしたの?」
雪穂「え?いや…」
亜里沙「もしかして…調子悪い?」
雪穂「へ?」
真姫「そうなの?大変じゃない」
雪穂「だ、大丈夫です。元気ですよ。ほら!元気です!」
真姫「そ、そう…」
雪穂「あっ…すいません」
真姫「だ、大丈夫よ」
雪穂「そ、そうですか…」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 21:53:29.90 ID:axItrrVGO
>>37
見事な軌道修正
さすうみ
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 21:54:25.97 ID:2jdZr6pO0
真姫「…」
雪穂(か、会話が続かない…そんな人見知りするタイプでもないのに)
亜里沙「…?」
真姫「…」
雪穂「…」
亜里沙「雪穂、今日はあんまり喋らないね」
雪穂「え?そ、そう?」
亜里沙「うん。雪穂…なんか変…」
雪穂「そんな事ないと思うよ?いつも通りだよ」
亜里沙「ん〜…あっ!もしかして、緊張してるんだ!」
雪穂「え?」
真姫「そうなの?」
雪穂「そ、そんな事ないってば。変な亜里沙だなぁ〜…あはは」
亜里沙「だって雪穂前に言ってたよね?真姫さんみたいなクールな人に憧れるって」
真姫「ほ、本当?」
雪穂「あっ…そうなんですよ!ほら、普段お姉ちゃんみたいな慌しい人と一緒に暮らしてると真姫さんや絵里先輩みたいなクールな人に憧れるって言うか」
真姫「確かに。穂乃果は居るだけで賑やかだものね」
雪穂「そうなんですよ〜。こないだも…」
雪穂(亜里沙ありがとう。後でジュース奢ってあげるね)
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 22:06:08.23 ID:2jdZr6pO0
「ファンクラブ」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 22:09:08.30 ID:2jdZr6pO0
希「あのなぁ」
穂乃果「あっ、凛ちゃん今穂乃果のイチゴ食べたでしょ?」
凛「食べてないよ」
穂乃果「嘘だよ。だって、見てたからね。こっそり取ったの見てたから」
凛「一つだけだよ」
穂乃果「取ってるじゃん」
希「あのなぁ」
穂乃果「一つだけならセーフとかないからね。凛ちゃんのケーキも一口頂戴」
凛「…分かったにゃ。はいっ」
穂乃果「ちっさ。凄くちっさ。これだけ?」
凛「うん」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 22:19:19.16 ID:2jdZr6pO0
希「あのなぁ…」
穂乃果「あのさぁ、せめてイチゴと同じ大きさにしてよ」
凛「それはダメだよ。なくなちゃうもん」
穂乃果「穂乃果のはいいの?なくなっても?」
凛「なくなってないにゃ」
穂乃果「なくなったよ。三つのうち一つなくなったんだよ?」
凛「二つ残ってるし…」
希「あ・の・なぁ〜」
穂乃果「ん?何?」
凛「どうしたの?」
希「どうもな、えりちのファンクラブが新たに出来たらしいんよ」
穂乃果「絵里ちゃんの?へ〜そうなんだ。絵里ちゃん人気あるからねぇ」
凛「別に驚く事でもないにゃ。絵里ちゃんのファンクラブなんて前からあるし」
穂乃果「そうだよ。一つ増えたくらいで今更驚かないよ。ねえ?」
凛「うん」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 23:02:07.14 ID:2jdZr6pO0
穂乃果「絵里ちゃん写真映えするからねぇ。慣れちゃったからあれだけど凄い美人だもん」
凛「ね!そう言えば美人なんだよね」
穂乃果「そりゃあファンクラブの一つや二つ出来るよ。スクールアイドルやる前からあったんじゃないの?」
希「いや、まあ…そうなんやけど」
穂乃果「ん?何?」
希「このファンクラブサイトの会員一覧見てみ?」
穂乃果「サイトなんかあるの?絵里ちゃんも遂にネットデビューかぁ」
希「ネットデビューの使い方違うけどなぁ。とまあ、そんな事はどうでもええんやけど」
穂乃果「あっ!」
希「気付いた?」
穂乃果「亜里沙ちゃんの名前…」
凛「亜里沙ちゃんもファンクラブのメンバーなの?」
希「うん。そうみたい」
穂乃果「へ〜…実の姉のファンクラブのメンバーに…しかも、非公式の…」
凛「雪」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 23:16:53.86 ID:2jdZr6pO0
「眼鏡2」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 23:26:45.19 ID:2jdZr6pO0
希「なあ…凛ちゃん。どう言う事なんやろうか?」
凛「さあ?凛にもさっぱり」
海未「であるので、来月はリリホワとしての活動も行なって行きたいと思います。これはライブを成功させるのに…」
希「なんなん?視力落ちたんかな?」
凛「そんなの聞いたことないよ。視力2.0あるって聞いたよ」
希「ええ?そうなん?2.0ってめっちゃいいやん。じゃあ、あれは伊達?なんで掛けて来たん?」
凛「誰かに言われたのかな?似合ってるとか」
希「普段掛けてないのに似合ってるなんか言われないやろ」
凛「誰かが掛けてるのを貸してもらってとか…」
希「仮にそうやとして…あの眼鏡選ぶ?丸ブチ眼鏡って…お洒落やけど…ちょっと海未ちゃんは違うやろ」
凛「だよね?凛でも分かるにゃ」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 23:33:51.01 ID:2jdZr6pO0
海未「二人とも?聞いているのですか?」
希「え?ああ…聞いてるよ?なあ?」
凛「うん。聞いてるにゃ」
海未「本当ですか?あなた達は少し悪ふざけが過ぎるので」
希「なあ?どうする?ウチ等の方から聞く?」
凛「その眼鏡どうしたのって?」
希「だってこれ以上スルーするのは無理やろ」
凛「じゃあ、希ちゃんが聞いてよ」
希「ウチが?」
凛「うん」
希「別にええけど…」
凛「」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/25(金) 23:49:19.91 ID:2jdZr6pO0
凛「希ちゃん頑張って」
希「なあ、海未ちゃん」
海未「はい?なんでしょうか?」
希「その眼鏡…どうしたん?イメチェン?」
海未「ああ…これですか?作詞のヒントになればと」
希「へ?作詞?」
海未「はい。眼鏡の少女が勇気を出して眼鏡を外し…と言う様な感じの曲はどうかなと思いまして」
希「そ、そうなんや。そんなピンポイントな曲を作ろうとした結果なんや。思ったより斜め上の理由でビックリなんやけど」
海未「ん〜ですが…なかなか思いつかないものですね。やはり、保留ですかね」
希「海未ちゃん。ちょっとポニーテールにしてみ?」
海未「へ?ポニーテール?こうですか?」
希「おおっ!これならしっくり来るな?」
凛「でも、海未ちゃんじゃないみたいで…ちょっぴり嫌にゃ」
海未「…?なんですか?」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/26(土) 00:13:36.49 ID:D/GaFC2k0
「ルーズソックス」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/26(土) 03:37:41.02 ID:UT+k7diYO
>>46
ユッキーは秘密の穂乃果ファンクラブ主催してそう
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/26(土) 09:12:01.27 ID:D/GaFC2k0
穂乃果「ん〜やっぱりここに来たらパフェを食べるべきだね」
海未「太りますよ?」
穂乃果「海未ちゃんそればっか。そんな事気にしてたら人生楽しくないよ。ねえ?」
花陽「え?えっと…私に話を振らないで…欲しいかな…」
海未「ほら。花陽はちゃんと懲りてるんですよ」
花陽「あっ…それは…」
穂乃果「え〜同士なのにぃ。って言うかライス大盛り食べてたけどね」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/26(土) 10:20:40.40 ID:+OA0QkB5O
海未「私の髪を食べたらダイエットになりますよ。騙されたと思ってやってみて」
穂乃果「海未ちゃん正気で言ってるの?」
花陽「え…?」
海未は早速髪を束ねて、テーブルにあったナイフで断髪。
それを食べやすくなるように、半分、もう半分に切断。
海未「さあ、食べてみてください!」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/26(土) 11:04:06.23 ID:D/GaFC2k0
花陽「それは…」
店員「いらっしゃいませ」
ワイワイ ガヤガヤ
穂乃果「おろ?」
海未「どうしました?」
穂乃果「あれ…なんて言うんだっけ?えっと…」
海未「あれ?どれですか?」
穂乃果「ほら!今入ってきた女子高生の子が履いてるヤツ!」
海未「女子高生が?」
花陽「あっ!もしかしてルーズソックス?」
穂乃果「そうそう!それそれ!ルーズソックス!そうだよ。ルーズソックスだ」
海未「それがどうかしたのですか?」
穂乃果「いやぁ…ああ言うの履いた事がないなぁって」
海未「履く必要ないじゃないですか」
花陽「流行った時私達は小さかったもんね」
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