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ゼロツー「記憶を操作されてる……!」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:02:21.26 ID:IjUSJCFQo
ヒロ「……っ」
ミツル・ココロ「……?」
ゼロツー「あの時と……同じだよ……!」
フトシ「そんなっ!? 二人共、忘れちゃったの!?」
ミツル・ココロ「アナタは……?」
フトシ「……」
フトシ「ん?」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1526990540
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/22(火) 21:04:56.25 ID:IjUSJCFQo
フトシ「二人共、とりあえず落ち着こう?」
ミツル・ココロ「……はぁ」
フトシ「ねえ、皆はどう思う?」
一同「……」
フトシ「ねえ、何か言ってくれないかな」
一同「……」
フトシ「……」
フトシ「なんで?」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/22(火) 21:09:15.15 ID:IjUSJCFQo
ヒロ「あの……どうしてだと思う、ゼロツー」
ゼロツー「多分……余波、かな」
一同「……」
フトシ「ねっ、ねえ! 冗談だよね!?」
ゾロメ「落ち着け[
ピザ
]! 大声出したってしょうがねえだろ!」
フトシ「ご、ごめん……ちょっと取り乱しちゃって」
ミツル「あの……[
ピザ
]は、僕の事を知ってるんですか?」
ココロ「[
ピザ
]くんは、どうして私の事を知ってるの?」
フトシ「[
ピザ
]が俺の名前じゃないからね!?」
4 :
>>3訂正
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:10:02.99 ID:IjUSJCFQo
ヒロ「あの……どうしてだと思う、ゼロツー」
ゼロツー「多分……余波、かな」
一同「……」
フトシ「ねっ、ねえ! 冗談だよね!?」
ゾロメ「落ち着けデブ! 大声出したってしょうがねえだろ!」
フトシ「ご、ごめん……ちょっと取り乱しちゃって」
ミツル「あの……デブは、僕の事を知ってるんですか?」
ココロ「デブくんは、どうして私の事を知ってるの?」
フトシ「デブが俺の名前じゃないからね!?」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:14:06.52 ID:IjUSJCFQo
ヒロ「余波って……そんなの、有り得るの?」
ゼロツー「ボクにだって、詳しいことはわからないよ」
ゼロツー「……でも」
イチゴ「ほっ、他の皆のことは覚えてるのよね!?」
ココロ「えっ? うん、勿論覚えてるよ?」
ミツル「何を言ってるんですか、当たり前じゃないですか」
フトシ「おっ、俺は!?」
ミツル・ココロ「デブ」
フトシ「覚えてるか聞いたんだよ!」
ゼロツー「……他の皆との違いなんて、それ位しかなくない?」
ヒロ「……」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:18:43.66 ID:IjUSJCFQo
・ ・ ・
一同「……」
ゴロー「さすがに、あのままロビーで騒ぎ続けるのも、な」
ミク「でも、本当に記憶を消されてるだなんて……」
ゾロメ「だけどよ、なんでコイツの事も忘れてんだ?」
フトシ「……」
一同「……」
ココロ「ご、ごめんね? 私、知らない内にデブ君に悪いこと言っちゃった?」
フトシ「う、ううん! ココロちゃんは良いんだよ!」
ミツル「……デブは、優しい人なのd」
フトシ「お前はデブって呼ぶなああああっ!」
一同「……」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:21:57.29 ID:IjUSJCFQo
ヒロ「あの……なんで、名前が固定されちゃってるの、アレ」
ゼロツー「うーん、多分、刷り込みみたいなものじゃないかな」
ヒロ「刷り込みって……あの?」
ゼロツー「うん。操作されて曖昧な記憶に、強烈な印象を与えちゃったんだよ」
ゾロメ「うるっせーぞ、このデブ!」
フトシ「だ、だけどっ!?」
ゾロメ「騒いでねえで、方法を考えんだよ! つか、痩せろ!」
ゼロツー「……あのやり取りが、さ」
ヒロ「……あぁ」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:26:52.13 ID:IjUSJCFQo
イチゴ「ねえ……イクノは、どうしたら良いと思う?」
イクノ「そうね……考えてみたんだけど、うん、どうでも良いかな」
イチゴ「あ、うん」
ミク「ちょっと! アンタのせいで、ややこしくなったじゃないの!」
ゾロメ「なんだと!? 俺は本当の事を言っただけだろうが!」
ゾロメ・ミク「あぁん!?」
ゴロー「おーい、そのへんにしとけよお前ら」
ゴロー「今は……とりあえず、その……」
フトシ「二人とも! 俺の名前は、フトシ! フートーシ!」
ミツル・ココロ「太い?」
フトシ「見た目から離れてくれない!?」
ゴロー「……あれから何とかしようぜ?」
一同「……うん」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:34:19.45 ID:IjUSJCFQo
ゼロツー「ココロとミツルの記憶は難しいかも知れないけれど……」
ゼロツー「彼の記憶の方なら、きっかけさえあればすぐにでも戻ると思う」
フトシ「それ、本当!?」
ゼロツー「うん。あくまでも、余波で消えただけだと思うから」
ゼロツー「あー……何て言えばいいのかな」
ヒロ「二人の記憶を消す時に……お腹が引っかかった感じ?」
ゼロツー「そう! そんな感じ!」
ゼロツー「やっぱり、ダーリンはボクの言いたい事をわかってくれるね!」
ヒロ「そんなの、当り前じゃないか」
ゼロツー「……ダーリン」
ヒロ「……ゼロツー」
フトシ「二人共? 俺は、キレたら手が出る男だよ?」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:41:56.18 ID:IjUSJCFQo
ゴロー「だけど、きっかけって言ったってな……」
イチゴ「私達にわかる範囲での事じゃ……無理な気がするし」
イクノ「ねえ、イチゴ。後で、私達だけの秘密を作らない?」
イチゴ「ううん、作らないよ?」
ミク「元パートナーだし、男子同士だから……色々ありそう」
ゾロメ「あっ! はーいはーい!」
ゾロメ「こいつ、寝てる時にすげえオナラしたことある!」
ゾロメ「しかもさ、めっちゃリズムにのったやつ!」
ゾロメ「マジで臭かったんだけどさ、俺とミツルは爆笑だったんだぜ!?」
一同「……うわぁ」
ミツル「っ!? な、なんでしょう……なんだか、覚えがある気がします!」
フトシ「……ねえ、そんな事あったの?」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:52:27.02 ID:IjUSJCFQo
ゴロー「良いぞっ! ミツルの奴、思い出しそうだ!」
イチゴ「……男子って、ホント馬鹿」
イクノ「イチゴもそう思う!? でもね、私……イチゴのオナラは、笑わないよ?」
イチゴ「うん、ありがと。でも、怒るよ?」
ミク「ほら、もっと何か無いの!? 頑張んなさいよ!」
ゾロメ「うるっせーなー! 今思い出して……そうだ!」
ゾロメ「こいつ、隠れて色々食ってたんだよ!」
ゾロメ「それでさ、部屋にも食い物隠し持ってたんだよ!」
ゾロメ「その一つに辛いの大量に仕込んで、コイツが食った時の反応がさ!」
一同「……ひでぇ」
ミツル「っ――!」
ミツル「スパイシーだけど……中々いけるね!」
一同「思い出した!?」
フトシ「……ねえ、そんな事あったの?」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 21:59:20.29 ID:IjUSJCFQo
ゾロメ「おい! 本当に、思い出したのか!?」
ミツル「ええ……どうして、忘れていたんでしょうか」
ゾロメ「……忘れらんねえよな、あの一言」
ミツル「はい……デブの――フトシの、あの時の言葉は」
ゾロメ「そうさ! 次の日のトイレから出て、一言――」
ゾロメ・ミツル「――俺、お尻爆発したかも知れない」
ゾロメ・ミツル「……」
ゾロメ・ミツル「あっはっは!」
女子達「……うっわ、最悪」
ゾロメ・ミツル「……は?」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 22:07:35.54 ID:IjUSJCFQo
ゾロメ「ちょっ、ちょっと待てよ!? 思い出したんだから良いだろ!?」
ミツル「そっ、そうですよ! 結果的には、良かったじゃないですか!」
イチゴ「ねえ……男子って、いつもこうなの?」
ゴロー「……まあ、割と」
イチゴ「……はぁ、男子って」
イクノ「ねえ、イチゴ。今度、食べて貰いたいものがあるの」
イチゴ「ううん、食べないよ?」
ゼロツー「男子って、仲が良いんだね♪」
ヒロ「う……うん、そうだね」
ゾロメ・ミツル「ほらっ! 皆もこう言ってる!」
フトシ「うん、何が?」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 22:13:02.75 ID:IjUSJCFQo
・ ・ ・
イチゴ「とりあえず……ゾロメとミツルは、ミクに任せたけど……」
フトシ「うん、ありがとう」
フトシ「でなきゃ、俺も自分を抑える自信が無かったよ」
ココロ「あの、デブくん……爆発したお尻は大丈夫?」
フトシ「大丈夫だよ、ココロちゃん」
フトシ「そして俺は、フトシだよ」
ココロ「太ましい?」
一同「……」
フトシ「ぶっちゃけね、ミツルが俺を忘れてようがどうでも良いの!」
フトシ「ココロちゃんに思い出して貰えれば、それで!」
フトシ「なのに、何!? さっきまでの仕打ちはさ!」
一同「……」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 22:21:27.30 ID:IjUSJCFQo
ヒロ「でも……この分なら、すぐに思い出しそうだね」
ゼロツー「そうだね。元パートナー同士なら、簡単に思い出しそう」
フトシ「やっぱり? ねえ、やっぱりそう思う!?」
ゼロツー「ねえ、ダーリンってお尻が爆発したこと、ある?」
ヒロ「無いけど……それがどうしたの?」
ゼロツー「ううん、何でも無い」ニンマリ
ヒロ「ゼロツー? ねえ、何か変なこと考えてない?」
ゼロツー「さぁ?」ニンマリ
ヒロ「俺に変なもの食べさせる気だろ!?」
ゼロツー「えへへ! バレたか♪」ニコッ
ヒロ「……全く……本当にやめてくれよな?」ニコッ
フトシ「二人共? 無駄にそういうの挟むの、やめてくれる?」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/22(火) 22:31:17.41 ID:IjUSJCFQo
ゴロー「とっ、とにかく! 二人の思い出を話してみろって!」
イチゴ「そっ、そうそう! それが一番よ!」
イクノ「イチゴが、私に名前をつけてくれたの」
イチゴ「イクノ? 今、その話は関係無いよね?」
ヒロ「フトシ! 付き合いが長かったんだから、色々あるよな!」
ゼロツー「そうだね。ボク達の真似だってしてたし」
フトシ「皆……! お、俺……やるよ!」
一同「ああっ!」
フトシ「――ココロちゃん!」
ココロ「はっ、はい!」
フトシ「俺たち、お互いの事が好きだったんだよ!!」
フトシ「なのに、無理矢理引き裂かれたんだ!!」
一同「おい、デブ」
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