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亜美「みんなで!」 真美「スイッチ!」
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10 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:10:01.58 ID:q/tAe5UT0
(双子せつめいちゅう......)
春香「小鳥さん大丈夫なの?」
亜美「それはしょうが焼きだったんだってばー」
真美「それよりはるるんはこのゲーム知ってる?」
春香「うん、懐かしいなぁ。あんまり見てなかったけどね」
亜美「それならはなしが早いよ!」
真美「真美たちはこれからはるるんスイッチをやりまーす!」パチパチ
亜美「いえーい!!」パチパチ
春香「はるるんスイッチ......?」
真美「そうだよ!」
亜美「ようするに〜、はるるんの名前、天海はるるんの文字でスイッチしてもらうよ!!」
春香「天海春香、ね!?」
亜美「そうそう〜」
真美「おもしろそうでしょ〜!」
春香「うーん、そう、なのかなぁ?」
亜美「まあまあ〜」
真美「やろうよ〜」
亜美真美「「はるる〜ん♡」」
春香「う///」
春香「分かったから! その呼び方やめてよー//」
亜美「やった!」
真美「さすがはるるんっしょ〜!」
春香「もー!///」
11 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:11:03.02 ID:q/tAe5UT0
真美「それじゃあ!!」
亜美「おまちかねの!!」
真美「はるるんスイッチ、は〜じめ〜!!!」パチパチ
亜美「まってました!!!」パチパチピコーン
春香「ちょちょちょちょっと待って、ビデオはやめてビデオは!」
亜美「えー」
真美「亜美そんなことしてたの?」
亜美「ピヨちゃんに売れるかとおもって」
真美「あーたしかに」
春香「えっと......」
亜美「ま、気をとりかえして!」
真美「とりなおして!」
亜美真美「「はるるんスイッチ!!! どうぞ!!!」」パチパチ
春香「......よし」ウウン
春香「はるるんスイッチ! いきますよー!」
亜美真美「「いえーい☆」」パチパチ
12 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:11:46.73 ID:q/tAe5UT0
亜美「はるるんスイッチ、あ!」
春香「アイドル目指してます!」
亜美「なるほど〜」
真美「順調なすべりだしだね!」
13 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:12:54.21 ID:q/tAe5UT0
真美「はるるんスイッチ、ま!」
春香「ま、ま......マイクを持って踊ります!」
真美「はるるんうまいね〜☆」
亜美「さすがとーくりょくはすごいですなー」
14 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:13:41.23 ID:q/tAe5UT0
亜美「はるるんスイッチ、み!」
春香「み、みー......ミスもたまにはご愛敬♡」
亜美「すごーい!」
真美「なんか用意してたのかってくらいうまいんだけど......」
15 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:14:39.75 ID:q/tAe5UT0
真美「はるるんスイッチ、は!」
春香「は......は......薄力粉持って頑張ります!」
亜美「......んん?」
真美「ふふ...... えーっとクッキー作るときにつかうんだっけ??」
16 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:15:17.16 ID:q/tAe5UT0
亜美「はるるんスイッチ、る!」
春香「エーット、る......るぅー......ルールを守るの大事よね!」
亜美「いきなり崩れたね」
真美「いきなりっていうか薄力粉もけっこう......」
17 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:15:59.04 ID:q/tAe5UT0
真美「はるるんスイッチ、か!」
春香「............かいしんのいちげき!!!」
亜美真美「「あははははは!!!!!」」
亜美「すっとでたね!」
真美「それいがい出なかったんだろうね......」
亜美「でもいみわかんないよーっ」
真美「おもしろかったけどね!」
18 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:17:35.31 ID:q/tAe5UT0
春香「ううぅ〜...... む、難しいねこれ///」
亜美「おつかれ〜だよ! はるるん!!」
真美「うんうんカツカレ〜だよ!!」
春香「あはは...... うまくできたかな?」
真美「ばっちしだったよー、さいしょの方はめっちゃアイドルっぽいこと言ってそのあとは...... っふふふ」
亜美「ちょーおもしろかったよね! さいごのかいしんのいちげき...... ブフッ」アハハ
真美「真美的には薄力粉のチョイスが............ ふふっふふふふふ」ゲラゲラ
春香「ううううぅぅぅ/// 思い返すと恥ずかしくなってくる......」
亜美「んっふっふ〜」
真美「でもはるるん、さいごまで堂々としてたのはかっこよかったよー!」
亜美「あ、たしかに」
春香「えへへ...... そうかなぁ、ありがとね亜美、真美!」
亜美「どいたま〜はるるん!」
真美「思ったよりもずーっとおもしろかったね、亜美!」
亜美「うん、これはあれですな、真美〜」
真美「そうだね、これはあれだね! 亜美!」
春香「あれってなに?」
真美「みんなのスイッチをきいてみるんだよ!!」
亜美「きまってるっしょー!!」
春香「なるほど...... みんなの...... みんなの、かぁ......」
真美「およ?」
亜美「およよよ?」
真美「はるるん興味おありですかな〜?」
春香「ちょっと......あるかも......」
亜美真美「「おおっ!!!」」
亜美「いっしょにいこうよ! はるる〜ん!!」
真美「そうだよおねがい、おねがい、おねがい! はるる〜ん♡」
亜美真美「「は〜るるぅ〜ん♡」」
春香「分かったから! それやめてってば二人とも〜//」
真美「やったぜ!」
亜美「はるるんがいればりっちゃんにばれても大丈夫かも〜!」
真美「んっふっふ〜」
春香「ちょっと! そういうことなの!?」
真美「えへ」
亜美「ああ! あれは!! あっちだ! はやく真美、はるるん〜!!」ダッ
真美「いえっさー!」ダッ
春香「ま、まってよ、亜美、まm......うわぁぁぁ!!!!?」ドンガラガッシャーン
亜美「あーあ、はるるん大丈夫? 亜美ー! はるるんこけちったよー! ......亜美? 亜美ー!!」
19 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:19:19.13 ID:q/tAe5UT0
亜美「おはおは〜ひびきん!」
響「おお、亜美! おはようだぞ! どうしたんだ、すっごい楽しそうだけど......」
亜美「んっふっふ〜、それはね......
真美「亜美〜! さきにいかないでよ〜!! はるるん大変だったんだからね!」
響「春香大丈夫か!? ほこりまるけだぞ!」
春香「あ、あはは...... 大丈夫、響ちゃんありがとね」パンパン
響「それならよかったぞ...... それで亜美、何だったんだ?」
亜美真美「「んっふっふ〜」」
響「!?」
春香「響ちゃんか〜、楽しみ〜!」
響「な、なんだよぉ!?」
真美「ひびきん」
響「お?」
亜美「ひびきんスイッチ」
響「え?」
春香「やろうね!」
響「......え?」
20 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:20:12.25 ID:q/tAe5UT0
(少女たちせつめいちゅう......)
響「ぴよ子大丈夫なのかそれ......」
亜美「しょうが焼き定食だよ!」
真美「だよ!」
響「しょうが焼き定食? ......あぁしょうがないってことか」
春香(そういうことだったのね、あれ......)
真美「ひびきんのセンスが問われますぜ!」
亜美「ますぜー!」
響「自分こういうの苦手なんだけd」
春香「響ちゃん! 私も頑張ったんだよ!!」
響「いやでもじぶn
春香「大丈夫!! 意外とできちゃうから!」
響「ちょっ
春香「私! 響ちゃんスイッチ見たいから!!」
響「いy
春香「響ちゃん、お願い!!!」フンス!
響「......」
亜美(はるるん必死だね......)
真美(ひびきんめっちゃこっち見てるよ ......てか泣きそうだよ)
響「はぁ...... 分かったぞ。正直ちょっと自分も面白そうだと思ってたからなー」
春香「やったあ!」
亜美「や、やったね、はるるん」
亜美(はるるん......)
真美「ひびきんスイッチたのしみ〜......」
真美(鼻息すごかったよ......)
21 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:21:05.02 ID:q/tAe5UT0
亜美「それでは!! おまちかねn
春香「待ってましたーーー!!!!」パチパチ
亜美「......」
真美「......えー、はるるんご待望の!」
亜美真美「「ひびきんスイッチ!!! どうぞ!!」」ピコーンパチパチ
春香「やったーー!!!」パチパチ
響「ふぅー...... いくぞー!」シンコキュウ
響「ひびきんスイッチ! いきますよー!!」
亜美真美春香「「「いえーい☆」」」パチパチパチパチパチパチ
22 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:22:01.56 ID:q/tAe5UT0
亜美「ひびきんスイッチ、が!」
響「ガゼル」ピッ
亜美「ん?」
真美「ガゼルって動物だよね?」
春香「ガゼルの真似......かなぁ?」
23 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:22:38.52 ID:q/tAe5UT0
真美「ひびきんスイッチ、な!」
響「ナマケモノ」スッ
亜美「んー......」
真美「なんというか......」
春香「寝ちゃった......」
24 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:23:12.81 ID:q/tAe5UT0
亜美「ひびきんスイッチ、は!」
響「ハシビロコウ」ジー
亜美「......」
真美「......」
春香「響ちゃん......」
25 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:24:16.85 ID:q/tAe5UT0
真美「ひびきんスイッチ、ひ!」
響「ヒゲカンガルーハムスター」マルッ
亜美「ごめんひびきん」
真美「ちょっと違うかなー」
響「え?」
亜美「えっとねー、もっと文でしょーかいする! みたいな感じでやってほしいんだー」
真美「思いつかないとかならしょうがないけど、動物のなまえ並べるだけってのはちょっと......」
響「そ、そうなのか?」
真美「うん。みてよあのはるるん」
亜美「ひびきんのすっとんきょーな答えを楽しみにあんなにワクワクしてたのに...... あのタマシイぬけたちゃった顔」
春香「」チーン
響「すごくがっかりしてる感じがするぞ......」
26 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:25:51.25 ID:q/tAe5UT0
亜美「だからね、もう一回やって!!」
真美「真美もおねがい!」
響「ええ!? でもそんな即興で作るなんて、自分できないぞ......」
亜美「ひびきーん」
真美「ひびきーん」
春香「響ちゃーん」
響「うえぇっ!? 春香いつの間に!?」
春香「おねがーい♡」
亜美真美「「ひ〜びきぃ〜ん♡」」
響「!?///」
響「な、なんだよ〜その呼び方// ......やめてほしいぞ///」
亜美「ねえねえひびき〜ん♡」
響「うぅ//」
真美「ひびきん♡」ボソ
響「ひゃあ!?//」
春香「だめ......?」ウルウル
響「う、うあう......///」
響「分かったってば! 自分、やるさ!! 完璧だからな!」
真美「ありがとね、ひびきん!」ニヤニヤ
亜美「さすがかんぺきだよね! ひびきん!」ニヤニヤ
響「そこ! ニヤニヤしない!///」
春香「......」ニンマリ
響「どうしたさ? はる
春香「折れたね響ちゃん」ニンマリ
響「っっ/// 春香うるさいぞっ// ニンマリするな〜!!!」
亜美「うあうあ〜ひびきんが怒った〜」ニヤニヤ
真美「怒らないでよう、ひびき〜ん♡」ニヤニヤ
春香「まあまあ二人とも。あんまりいじって、今度はへそ曲げてやらなくなっちゃったら嫌だしさ〜!」ニヤニヤ
響「もー! あんまりいうと自分、本当に怒るぞ!!!//」
27 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:26:42.66 ID:q/tAe5UT0
真美「ではでは!!!」
亜美「みなさんおまちかねの!!!」
春香「響ちゃんスイッチの再開ですっ!!」
響「皆さんって、三人しかいないじゃないか......」
亜美「なにおう!? ひびきん、亜美たちだけじゃ足りないっての!!」
真美「やくしゃぶそくだと〜!」
響「お、間違えてないな真美。えらいぞ〜、それけっこう間違えやすいんだから〜」ナデナデ
真美「うあうあ〜、子どもあつかいしないでよ//」
響「自分もこの前、間違えてたのをプロデューサーが
春香「響ちゃんスイッチ再開です!」
響「ちょっ、春香落ち着いt
春香「再開です!!」
響「はるk
春香「再開です!!!」
響「はい......」
亜美「はるるんどんだけ見たいの......」コソコソ
真美「まあまあ、ひびきんスイッチ早くききたかったしちょうどいいじゃん」コソコソ
亜美「......それもそだね」コソコソ
響「よーし今度こそ......」フー
響「ひびきんスイッチ、いきますよー!!!」
亜美真美春香「「「いえーい☆」」」ピコーンパチパチパチパチ
28 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:27:34.75 ID:q/tAe5UT0
亜美「ひびきんスイッチ、が!」
響「がっ......がっつりいくさ〜!」
真美「いいねいいね〜!!」
亜美「やっぱりこのかんじだよね!」
春香「がっつり......」
29 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:28:11.01 ID:q/tAe5UT0
真美「ひびきんスイッチ、な!」
響「夏は嫌いさ!!」
亜美「あーひびきん暑いのにがてなんだっけ」
真美「沖縄生まれなのにねー」
春香「そうだったんだ......」
30 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:28:59.66 ID:q/tAe5UT0
亜美「ひびきんスイッチ、は!」
響「は、はな......まるぅ〜を......とたことある!!」
亜美「あははははは!!」ゲラゲラ
春香「うふふふふ...... ひ、ひねり出したねぇ響ちゃん......ふふ......」アハハ
真美「なんで......かたこと............っふふふふふふ」ゲラゲラ
響「ううぅ///」
31 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:30:57.06 ID:q/tAe5UT0
真美「ひびきんスイッチ、ひ!」
響「......っ!! 一人暮らししてる、ぞ!! 自分!!」キラキラ
春香「か、かわいいぃ〜♡」コソコソ
真美「ひとりぐらし見つけた瞬間、目がすごいキラキラしたよ〜」コソコソ
亜美「はるるんが見たがってた理由、わかったかも......」コソコソ
春香「でしょでしょ〜!」
32 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:32:59.85 ID:q/tAe5UT0
亜美「ひびきんスイッチ、び!」
響「び、び、び〜...... っああ!!! ビスケット!! あげたことあるよね!! ね!? 真美!!」フンス!
真美「うぇ!? ......う、うん。あったかも?」
亜美「もう思い出からしか考えてないね......」
春香「響ちゃん鼻息すごいよかわいいよぉ〜♡」
真美「はるるん......」
亜美(わかっちゃうかも......)
33 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:33:56.78 ID:q/tAe5UT0
真美「ひびきんスイッチ、き!」
響「............あれ?」
響「......でないぞ」サァー
真美「ありゃりゃひびきん、顔が......」
亜美「まっさおだよ〜」
響「うぅぅっ............」
亜美「ひびきん!」
真美「とまっちゃだめだよ〜!」
響「で、でもじぶん......」ウルウル
春香「響ちゃん!! あれだよ、あれ!!!」ジェスチャー
響「!! え、えと、えと......」
響「きつね!!!」コンコン
亜美真美春香「「「おおぉーーー!!!」」」
真美「みごとに思い出したね、ひびきん!!」
亜美「グッジョブだよー!!」
春香「きつねポーズキュートだよ!! 響ちゃーん!!!」
34 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:37:38.54 ID:q/tAe5UT0
春香「お疲れ響ちゃん!!!」
真美「よかったよいろいろ〜!!」
亜美「おもしろかったし、かわいかったよひびきん!」
響「そ、そう? えへへ照れるなぁ//」
真美「とちゅうで泣きそうになってたけどね」クス
春香「涙目かわいかったよ、響ちゃん♪」
響「う///」
亜美「花丸とったことある、もおもしろかったよ!!!」
真美「ぶふっっっ ............やめてよ亜美、それすごいツボだったんだよ......」ゲラゲラ
春香「無駄に片言だったのがちょっと......ごめん、笑っちゃった」アハハハ
響「うううぅぅぅ......///」
響「ずるいぞ、自分ばっかり!!! 春香のもみたいぞ! 亜美、真美も!!!」
亜美「はるるんのもおもしろかったよ〜」ケラケラ
真美「なんていうか......もはんてき? だったよね〜」
春香「忘れたもーん!!」
真美「......ていうか『は』で‘‘はいさい‘‘が出なかったのはどうなのひびきん......」
亜美「うあうあ〜、たしかにそれはだめだよ〜ひびきん!!」
響「あああぁぁぁ!!!?」ガーン
春香「響ちゃん、どんまい!! 代わりにおもしろかったからよかったと思うよ♪」
響「うぅ〜、はるかぁ〜............ あ、もうそろそろ出ないと......」
亜美「そかそかひびきん、おもしろかったよ〜!! 遊んでくれてありがとね!!!」
真美「じしんもってね!! よかったよひびきん!!」
亜美「あっちだ真美隊員!!」
真美「らじゃー!」
バイバーイ!ヒビキーン!!!
35 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:38:23.58 ID:q/tAe5UT0
春香「......行っちゃった、追いかけないと」
響「春香はついてってるのか......」
春香「うん! 響ちゃん、楽しかったよ。ありがとうね!!」
響「うん......」
春香「それじゃあ、またね!」
響「......」
春香「?」
響「あの...... 動物の名前のこと、教えてくれてありがとな/// ......すっごく助かったぞ!」
春香「......あはは、教えなかったほうが涙目響ちゃん見れたんだけどね♪」
響「も、もう! 今度は春香スイッチ見せてよね!! 約束だぞ!!!」
春香「やーだよー!」ウフフ
響「うぎゃー!! ......ほんとありがとね、春香...... それじゃ!」ダッ
春香「......どういたしまして♪」
ハルルーン!
ナニシテルノー!ハヤクー!!
春香「......ごめんごめん今行く〜!」
36 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:39:40.60 ID:q/tAe5UT0
春香「次は真かぁ......」
亜美「はるるんおそいよ〜」
真美「なにしてたの?」
真「なんだよ三人そろって。僕今からかわいいポーズ研究するから忙しいんだけど......」
亜美「いやいや」
真美「ないない」
春香「それ使う時あるのかなぁ」
雪歩「有害無益ですぅ」
真「......え?」
春香「あれ? 雪歩いた、今!?」
亜美「ゆきぴょんどこから出てきた〜!?」
真美「すごいえぐいこと言ってた気がするし......」
真「っていうか、なんだよみんなして! ......このポーズとかどう!?」キャピーン
春香「」
真「これとか!?」キャッピピピーン
亜美「」
真「これでどう!?」キャッピピピピーン
真美「」
真「これが一番お気に入り☆」キャッピピピピーンキクチマコトチャンナリヨー
雪歩「真ちゃん、誰も求めてないよ」
春香「!?」
亜美「ゆきぴょん!??」
真美「うあうあ〜もうにんじゃだよ〜!!」
真「くっそー、ボクもみんなみたいにプリプリふわっふわになりたいのに......」
亜美真美「「!!」」
亜美(真美!)チラ
真美(亜美、わかってるよ!)キラーン
亜美「ねえねえ、そんなことより今アイドルの中で流行ってるあそびやろーよー真美ー!」
真美「あ、いいねそれ!! か・わ・い・いアイドルの姉ちゃんたちに大人気ってやつだよね、亜美!!」
真「」ピク
亜美「そーそー、これやったらアイドル力はもちろん」チラ
真美「女子力とか、か・わ・い・さがこいのぼりだってね〜」チラリン
春香「うなぎのぼりだけどね」
真「」ピクピク
春香(さすがの真でもそれは......)
真「あ、亜美真美!! ボクもそのゲームやらしてもらってもいいかな!?」
真美「んっふっふ〜」
亜美「もちだよ、まこちん!!!」
春香「真......」
37 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:41:05.15 ID:q/tAe5UT0
真「やーりぃ!!! それで、どんなゲー
雪歩「だめですぅ!!!」
春香「あ、雪歩!」
亜美「ゆきぴょん!! やっとでてきたよ〜!!」
真美「てかどうやって消えてたりしてたの、ゆきぴょん......」
雪歩「あ、それはスコップで」
真美「え?どゆこt
亜美「スコップね」
春香「スコップならしょうがないね」
真美「......なにこのながれ」
真「なんでボクはゲームやっちゃだめなんだよ、雪歩!」
雪歩「真ちゃんのかわいさなんて無いほうがマシだからだよ!」
真「ひどいよ!? ボクだって頑張って自分磨きしてるんだよ!! この前だって女子力上げるために週末にとざ
雪歩「亜美ちゃん真美ちゃん、春香ちゃん。悪いけど真ちゃんはそのゲームできないんだ、ごめんね」
真「ボクを無視しないでよ!?」
亜美「どうする真美、このままだとゆきぴょんにじゃまされちゃうよ〜」
真美「うあうあ〜、どうしよう〜???」
春香「......」
春香「雪歩、ちょっと」
雪歩「うん、なあに春香ちゃん?」
春香「」ボソボソ
雪歩「」フムフム
春香「」ボソボソカッコイイボソマコト
雪歩「」エ、ホントニ!
雪歩「」チラ
真「?」
雪歩「」ボソボソ
春香「」ウンウン
雪歩「よし、やろう真ちゃん!!!」キラキラキラキラ
亜美「ゆきぴょん、どうしたの!?」
真美「目が少女漫画ばりにきらきらしてるよー」
真「ええ!? いや、まあボクはやりたかったからいいんだけどさ......」
真美「はるるん」コソコソ
春香「んん?」コソコソ
亜美「ゆきぴょんになに言ったの??」コソコソ
春香「このゲームでかっこいい真見れるかもって言っただけだよ♪」コソコソ
真美「ゆきぴょんもやれやれですな〜」コソコソ
亜美「なるほどー、とにかくグッジョブだよはるるん!」コソコソ
春香「えへへ、ありがと」コソコソ
38 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:42:14.28 ID:q/tAe5UT0
(少女たちせつめいちゅう......)
真「スイッチ......?? へぇーこんなゲームが流行ってるんだ......意外だなぁ」
亜美「んっふっふ〜まこちん......」
真美「やってみたらわかるよ」
春香「たのしみ〜♪」
真「??」
雪歩「わたしもたのしみ〜♪」
真美「ゆきぴょんもやるんだよ?」
雪歩「......え?」
亜美「あったりまえだよ〜、ゆっきぴょーん♡」
雪歩「え!?」
真「せっかくだから雪歩もやろうよ、女子力上がるってさ!」
雪歩「いや真ちゃん私は...... は、春香ちゃん......」
春香「......雪歩」
雪歩「助けて......」
春香「............私はね、真の面白いスイッチも見たいんだけど」
雪歩「?」
春香「雪歩の困ってる様子とか、無茶ぶりされてるのも見てみたいんだ♪」
雪歩「」
春香「ごめんね♡」
雪歩「えええぇぇぇぇ!!!!???」
亜美「さぁ!」
真美「ゆきぴょん!!」
春香「真と一緒に!」
真「スイッチしようよ!!!」
雪歩「ふえぇぇぇぇん!!!???」
39 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:43:06.82 ID:q/tAe5UT0
亜美「じゃあはじめはどっちからやる?」
真「ボクはどっちでもいいよ」
雪歩「私は無理ですぅ......」
真美「もー、ゆきぴょんおねがいだから......」
春香「まって真美...... 雪歩?」
雪歩「な、なに? 春香ちゃん......」グス
春香「先にやっちゃって、そのあと真のスイッチを心置きなく楽しんだほうがいいと思うよ」
雪歩「え......? でも私はできないよ......」
春香「雪歩! そんなんじゃ真の全部を楽しめないよ!?」
雪歩「ええ!? ど、どういうこと......?」
春香「雪歩が雪歩スイッチをやらずに真スイッチを見ても全力で楽しめないの! きっと雪歩はどこかで自分だけ安全地帯から真の痴態を楽しんでいると自己嫌悪を抱いてしまうの! 私はわかる! 私はやったから...... スイッチを......」プルプル
雪歩「春香ちゃん......」ウルウル
真「ちょっと、痴態って何!? 不穏な言葉が聞こえた気がするんだけど......」
亜美「はるるんの説得すごいね......」ヒソヒソ
真美「今回のこととかまるで意味わかんないもん」ヒソヒソ
亜美「亜美たちやってないけど、じこほけんなんて感じたことないもんね」ヒソヒソ
春香「自己嫌悪ね」
亜美真美「「うわっ!!?」」
亜美「はるるん、びっくりさせないでよ......」
真美「いつの間に......ゆきぴょんは?」
春香「やってくれそうだよ、最初にね」
雪歩「こわいけど...... 真ちゃんのために頑張るね?」
真「ちょっと待って雪歩、ボクさっきの春香の発言で今迷ってるんだけど......」
雪歩「真ちゃん、私の勇気と覚悟......見てて!!」
真「あの、雪歩? ボクの話聞いてる??」
雪歩「私、安全地帯なんかじゃない!!一緒に肩を並べて真ちゃんの横に立つから!!!」
亜美「お? じゃあ最初はゆきぴょんだね!!」
真美「がんばってね!! ゆきぴょん!!!」
春香「雪歩! 私は雪歩を誇りに思うよ!!」
雪歩「みんな...... いってくるね!」
真「............いってらっしゃい、雪歩......」
40 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:43:45.91 ID:q/tAe5UT0
真美「765プロの清楚系アイドル! ゆきぴょんのスイッチ!!」
春香「雪歩のこんな舞台、ファンの人垂涎ものだよ!!」
亜美「それじゃー!!」
亜美真美春香「「「ゆきぴょんスイッチ!!! どうぞ!!!」」」ピコーンパチパチパチパチ
真「おおぉー!!!」パチパチ
雪歩「ゆ、ゆきぴょんスイッチ、いきますよー!//」
41 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:44:27.24 ID:q/tAe5UT0
亜美「ゆきぴょんスイッチ、は!」
雪歩「は......花を生けたりできますぅ!!」
春香「んふ、まぁ最初はこんなもんかな」
亜美「んっふっふ〜、はるるんもだんだんと楽しみ方が分かってきましたな〜」ニヤリ
春香「えへへ、まあね〜」ニヤリ
真美「悪ですのう〜」ニヤリ
春香「いやいや双海姉妹と比べたら私なんてまだまだ…」
真「......いやいやなんの芝居だよ、三人とも......」
42 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:45:07.11 ID:q/tAe5UT0
真美「ゆきぴょんスイッチ、ぎ!」
雪歩「疑心暗鬼は任してください!!」
春香「うふっ...... 胸を張ることじゃないよ、雪歩......」ハハハ
亜美「そ、そうだよ〜ゆきぴょんったら困るんだから」アハハ
真美「......亜美、いみわかってないっしょ......」
真「......///」
真(ボクも分からなかったんだけど......///)
43 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:45:48.01 ID:q/tAe5UT0
亜美「ゆきぴょんスイッチ、わ!」
雪歩「......わ、わ、わ、わ」
亜美「わ!」
真美「わ?」
雪歩「私埋まってますぅ〜!」
亜美真美「「あっはっはっはっはっは」」ゲラゲラ
春香「なんだ雪歩、なかなかノリノリじゃん!!!」アハハハ
真「あははは、おもしろいよ雪歩!!」フフフフ
44 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:46:40.11 ID:q/tAe5UT0
真美「ゆきぴょんスイッチ、ら!」
雪歩「ライ麦畑でつかまえて」
春香「っふ............」プルプル
真美「おぅっと、ゆきぴょんのちょい謎のワードセンスがはるるんを直撃したもよーです!!」
亜美「ゆきぴょんは詩につよいからね」
真「......あれ小説じゃなかったっけ?」
亜美「うあうあ〜、まこちん! せっかく亜美がきれいにしめたのに〜!!」
45 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:48:07.77 ID:q/tAe5UT0
亜美「ゆきぴょんスイッチ、ゆ!」
雪歩「ゆk
亜美「ゆきぴょん、流石に雪はやめるよねー?」
雪歩「えっ」
真美「そうそう、流石にないっしょー!!」
春香「亜美やめてよ! 雪歩が自分の名前を言うだけなんて...... そんな簡単な答え言うわけないでしょ!」
雪歩「いやはるk
亜美「そうだよね〜!! いやー亜美はやとかちしちゃったー!」
真美「はやちとりね、亜美......」ヤレヤレ
春香「はやとちりだよ......真美......」
真「......いやルール的には
春香「うりゃ」
真「!?」モゴモゴ
春香「真! いいとこなんだから静かにしてて!!」ボソボソ
雪歩「う、うううううぅぅぅぅぅ」
亜美「ゆきぴょん!! がんばって!!」
真美「なんでもいいんだよ〜!!!」
雪歩「だめなの、一つしか思い浮かばなくて…」
真美「言いなよ!」
雪歩「ダメなの!!! これは言えないよぉ///」
真(恥ずかしがってる雪歩は確かにかわいいかも...... なるほど、こういうことか!!)
春香「じゃあほかのとか......」
雪歩「忘れようとしても、どうしてもこれしか出てこなくてぇ......」
真「雪歩!!」
雪歩「真ちゃん......?」
真「大丈夫! 自信もって! 今の雪歩はかわいいよ!!」
雪歩「え」
真「だから雪歩なら言える!! 勇気をもって!!!」
雪歩「ほ、ほんとに、真ちゃん......?」
真「うん!!! 頑張れ、雪歩ーーー!!!」
雪歩「ありがとう......真ちゃん...... じゃあ、いくね......!」
雪歩「ゆ、百合が好きです....../////」
亜美「んう??」
真美「......?? 花......だよね、はるるん?」
春香「あー...... うん、そうだよ真美」
真「............なんでそんなこと恥ずかしがってたの、雪歩?」
雪歩「そ、そんなこと......!?」
雪歩「ひ、ひどいよ真ちゃん......! 真ちゃんを信じて言ったのにぃ〜!!!」
真「えぇ!?」
雪歩「うぅ...... もう私生きていけない............穴掘って埋まってますぅ〜!!!!」
亜美「ちょっ、ゆきぴょーん!!!?」
46 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:49:54.36 ID:q/tAe5UT0
真美「ぜぇぜぇ...... ゆきぴょんスイッチ、、、き!」
春香「雪歩...... 暴走しすぎ............」ハアハア
亜美「なんで......」ゼエゼエ
雪歩「うぅ///」
真「雪歩!! き、だよー!!」
春香「真はまったく気づいてないし......」ボソ
雪歩「..................きくらげ」
亜美「なんかだいぶコショウ対応だね......」
春香「塩対応ね」
真美「さっきの答えからだよね〜?」
真「なんでだろうね?」
春香「......」
47 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:50:33.33 ID:q/tAe5UT0
亜美「ゆきぴょんスイッチ、ほ!」
雪歩「......掘るのは得意、スコップで」
真「きれいにまとまったね!!」
亜美「いいねゆきぴょん!」
真美「俳句みたいなリズムでしたな〜」
春香「実際7、5で俳句の後半みたいだったよね〜」
48 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:51:16.79 ID:q/tAe5UT0
亜美「おつおつー、ゆきぴょん!!」
真美「おもしろかったよ!!!」
雪歩「二人とも...... ありがとう」
春香「......なんかごめんね、雪歩。催促したりして......」
雪歩「ううん、いいの。春香ちゃんは悪くないよ......」
雪歩「......」キッ
真「!?」ビクッ
真「お、お疲れ雪歩! 最後のとか特に良くd
雪歩「真ちゃん! さっきのことは忘れてね!! ほんとに!!」
真「さ、さっきのって......」
雪歩「......」ジロリ
真「わ、わかったよ......」
雪歩「......楽しみにしてるからね、真ちゃん」
真「う、うん......」
雪歩「頑張ってかっこいいこと言ってね♪」
真「え、でもボクこれでかわいk
雪歩「......ぐすっ」
真「!?」
雪歩「さっき真ちゃんに騙されて〜」エグエグ
真「ま、まってよ! あれは
春香「雪歩、かわいそうに......」ヨシヨシ
春香「真...... 雪歩のお願いくらい聞いてあげたらどうなの?」
真「いや春香、ボクは
雪歩「ううううぅぅぅぅ」グスッヒグ
春香「…」ジトー
亜美「…」ジトー
真美「…」ジトー
真「............あーーーもう! わかったよ!! 雪歩の言うとおりにするから! 泣き止んでよ!!」
雪歩「うん、ありがとう真ちゃん♪」ケロッ
真「............今度雪歩の舞台観に行きたいよ...... きっと......すごいから」
春香「私もそう思うよ......」
49 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:52:00.53 ID:q/tAe5UT0
真美「続いて765プロきってのダンサー! 女の子ファンもいっぱいのまこちんでぇーっす!!!」
亜美「やりぃー!!」
雪歩「真ちゃーん!!!!!!」キャー
春香「......あはは、頑張ってね真!」
亜美「それじゃ!!」
亜美真美春香「「「まこちんスイッチ!!! どうぞ!!!」」」ピコーンパチパチパチパチ
真「まこちんスイッチ、いきますよー!!!」
50 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:52:30.66 ID:q/tAe5UT0
亜美「まこちんスイッチ、き!」
真「......キャラメルとか〜けっこう苦手っていうかぁ...... あのニチャって感じがちょっとまこちん受け付けないかなぁって☆」キャピ
雪歩「」ピシッ
亜美「うわ〜......」
真美「ゆきぴょんじゃなくても、ちょっと......」
春香「うううぅ...... きついなぁこれ......」
51 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:53:25.94 ID:q/tAe5UT0
真美「......まこちんスイッチ、く......」
真「クリオネってかわいいのに食べ方が怖いって言うけど考えてみて!! あの小悪魔的かんじもまこt
雪歩「おい」ギロ
真「えっ...... 雪歩......?」
春香「え、ええ? ゆ、雪歩?? 大丈夫......??」
雪歩「あ......えへへ。ごめんね、でも真ちゃん次から『ちゃんと』やってほしいなぁ?」
真「......は、はい......わかったよ」チェー
亜美「ま、真美...... ゆきぴょん、ちょっとこわかったよ......うぅ」
真美「はいはい...... だいじょうぶだよ、亜美。ゆきぴょんはもどってきたからね〜」ナデナデ
52 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:54:10.12 ID:q/tAe5UT0
亜美「まこちんスイッチ、ち!」
真「......ふぅ」
真(かわいくしたいけど...... 雪歩の頼みだからなぁ、よし仕事の時みたいに......)ブツブツ
亜美「まこちん......?」
真美「だいじょうb
真「チャーミングだね真美、いつの間にそんな大人っぽくなったんだい?」キリッ
真美「うへぇあ!?///」
雪歩「きったぁぁっぁぁぁぁ!!!!!!」ガッツポーズ!
春香「うわ、真美顔真っ赤だよ...... 真は超自然に手握って詰め寄ってるし、イケメンモードだ......」
53 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:55:05.31 ID:q/tAe5UT0
真美「うぅ///......ま、まこちんスイッチ、ま......///」
亜美「真美まだ顔あかいよ〜」
春香「油断してたときにクリーンヒットしちゃったみたい......」
春香(恥ずかしがってる真美もかわいいけど♡)
雪歩「は・や・く!! ま・こ・と・ちゃん!!!」
春香「雪歩......」
真「......マラカスってボクに合うって思わない? この前カラオケでやってみたんだけど......今度どう、亜美?」キリリッ
亜美「おおう// ......いやぁ〜照れますなぁー、オケカラはこんどいこーね!!」
真美「ま、真美も行っていい......?」
真「もちろん!」キラン
真美「//ありがと、まこちん......」
春香(はあぁぁぁぁ♡ 最近になって思春期モードの真美の初心な反応が............ 最高だよぉぉぉぉ♡ 真、GJ!!!)
雪歩「真ちゃん、最高だよぉ〜...... ちょっと強引に誘うのもワイルドな感じでよかったよぉ〜♡」
春香「ぶふふっ!!」
亜美「はるるん!? どうしたのいきなりふきだして??」
春香「......なんでもないから、ありがとね亜美」
春香(強引なのはマラカスへの繋げ方だよ、雪歩......)プルプル
54 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:55:51.55 ID:q/tAe5UT0
亜美「まこちんスイッチ、こ!」
真「恋に落ちちゃってもいいかな? ............春香」キララーン
春香「!!!」
真美「うあうあ〜!!/// あごクイだよー!!! 亜美ー!!!!」グイングイン
亜美「まって、まって真美わかったからその肩ゆらすの止めて、とめてぇ‘‘ぇ‘‘ぇ‘‘ぇ‘‘ぇ‘‘〜!!!」
雪歩「ああ............良い......」
亜美「ゆきぴょんがしょーてんしそうにみえるくらい亜美やばいかも............真美......」
真美「ゆきぴょんはしょーてんしそうだよ、亜美」
春香「......ふぅ」
春香(あぶなかった......///)
55 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:56:25.42 ID:q/tAe5UT0
真美「まこちんスイッチ、と!」
真「当然、ここから先は二人だけの秘密だよ...... だからボクについてきてくれるかい? __________雪歩」
雪歩「連れってってーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
春香「うわっ!!」
真美「ゆきぴょんがついにこわれっちゃった......」
亜美「でも幸せそうだよ、よかったねゆきぴょん!」
春香「......ふふ、そうだね♪」
56 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 19:57:04.71 ID:q/tAe5UT0
雪歩「あぁ......よかったよぉ............ほんと......」
春香「ほんと、よかったね雪歩」
亜美「あ! まこちんおつかれー!!!」
真美「お、おつかれまこちん......」
真「ありがとう二人とも! いやー、なんだかんだ楽しかったよ!!」
春香「でもよかったの? かわいくなりたいって言ってたのに......」
真「まあね! でも......」チラ
真「みんなのかわいいところを見れたのがよかった......かな」キラン
亜美「う///」
真美「ま、まこちん///」
春香「真は素でもかっこいいね//」
57 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:00:13.09 ID:q/tAe5UT0
雪歩「」ノソリ
春香「あ、雪歩起きた?」
雪歩「うん。ありがとうね春香ちゃん、亜美ちゃん真美ちゃん」
亜美「いやいや〜、ゆきぴょんもありがとねー!」
真美「また遊んでよね!」
真「あははもう当分は
雪歩「もちろん!!!」
真「え」
雪歩「あんな素晴らしいゲームを教えてくれてほんっとうにありがとうね!! 今日はすっごく幸せだったよぉ♡」
真美「う、うん。どいたまだよ〜」
雪歩「次はいつしようか真ちゃん♡」
真「ええ? うーんそうだなぁ...... そうだ違うゲームとかどう? ボクあれすきなんd
雪歩「......次は二人でやるのもいいかも♡」
真「雪歩? 聞いてる???」
雪歩「うーんと...... 次の休みを使えば一日中♡」
真「えええ!? い、一日!!?」
春香「......そろそろ私たちは帰ろうかなー」
真美「そうだね、もういこうかな〜!!」
真「まって!!! 雪歩を止めてよ!!」
亜美「ごめんねまこちん、亜美たちいそがしーんだ!」
亜美「真美たいいん、はるるんたいいん! 次のえものをさがしに行きますぞ!!」
真美「らじゃー!」
春香「ラジャー♪」
真「ちょっと、ほんとに............」
雪歩「うふふふふふふ真ちゃん♡」
真「うわわぁぁぁぁぁ!!!??」ダッ
雪歩「まってよぉ真ちゃーん♡」ダッ
真美「うわ、まこちん逃げたね」
亜美「まこちんうちで一番あし速いはずなんだけど...... なんでゆきぴょんもう追いついてんの......」
春香「室内だからね......あっ、真外に逃げた」
亜美「あ、ゆきぴょんも追ってった」
真美「............なんだろう。ゆきぴょんにつかまる未来しか見えないや」
58 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:01:07.43 ID:q/tAe5UT0
亜美「そういやさ〜」
真美「ん?」
亜美「まこちん、あんだけ詰まらずに言えるのすごかったよね〜」
真美「あ、たしかに〜」
亜美「ねー!? はるるんもそう思うよね?」
春香「そうだね、真凄かったね......」
春香(真は天然ジゴロだからなぁ...... いつも通りのスイッチも見たかったけど楽しかったし、いっか♪)
59 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:01:44.01 ID:q/tAe5UT0
真美「さーってと...... あ、あずさお姉ちゃん!」
春香「もしかしてお仕事終わりですか?」
あずさ「あら〜、三人で仲良しね〜。そうなのよ〜」
亜美「え? きょ、今日竜宮小町でなんもなかったよね!?」
あずさ「ええ、さっきのは私一人の個人取材だったわ〜。心配しないで亜美ちゃん♪」
亜美「なーんだ、そっか。おつかれ〜あずs
律子「あずささんお疲れ様です、記者の人も......」
真美「げっ!? 律っちゃん!?」
亜美「うげっ!? 真美、にげy
律子「なんでそんなに私を怖がってるのかしら〜?」ガシッ
亜美「う」
真美「うあうあ〜律っちゃん早いよ〜」
律子「で? なに企んでんのあんたたち、春香まで巻き込んで......」
春香「律子さん、それは違うんです。私が勝手についてきてるだけで......」
律子「あらそうなの? 春香が一緒にいたずらなんて、珍しいわねぇ」
亜美「いたずらじゃないよ!」
真美「そうだよ!! せんざいだよ〜!」
律子「冤罪でしょ......全く。とりあえずなにしてるか教えてくれるかしら、春香?」
60 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:02:32.22 ID:q/tAe5UT0
(リボン娘せつめいちゅう......)
あずさ「あらあら〜、楽しそうね〜」
律子「......悪いことしちゃったかも、大丈夫かしら小鳥さん」
亜美「......」
真美「......」
春香「......」
律子「............まぁしょうがなかったわよね! もともとは小鳥さんが悪いんだし」
亜美「亜美、律っちゃんのそういうとこ嫌いじゃないよ」
真美「亜美と同じこと言ってるよ…」ボソボソ
春香「なんだかんだお似合いだよねあの二人」ボソボソ
真美「......」
春香「......真美?」ボソ
真美「......真美も律ちゃんと仲いいもん......」
春香「あ...... ご、ごめんねそういう意味で言ったんじゃ......」
真美「......」
春香「あ、あの......真美......」
律子「ったく、当たり前でしょ。なに落ち込んでんの真美」
真美「律っちゃん......」
律子「いつもは仕事の関係で亜美たちといることのほうが長いけど、あんたのことも妹みたいに思ってるわよ」
真美「り、律っちゃん......」
律子「も、もうこの話は終わり/// ......わかった!? 真美!」
真美「律っちゃ〜ん!!!」バッ
律子「きゃっ!!? もう、危ないからやめなさいっての!!」
真美「やーだよ!!」ギュー
亜美「亜美もー!!」ギュー
律子「ちょっ」
真美「亜美はだめー! いまは真美の律っちゃんだも〜ん!!」
律子「あんたたち......いい加減にしなさーい!!」
61 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:03:12.09 ID:q/tAe5UT0
春香「ふふっ、よかった......」
あずさ「大丈夫よ。律子さんいっつもみんなのこと気にかけてるから」
春香「そうですか、ありがたいです」
あずさ「もちろん、春香ちゃんのこともね」
春香「///ほんと......ありがたいです」
あずさ「もし何か困っていたり相談したかったら律子さんや、私にも教えてね。ちょっと頼りないかもしれないけど......」
春香「あずささん...... 全然そんなことないです!! ............実は私、胸をもっと大きくしt
千早「」ペチン
春香「!!?」
あずさ「胸? うーん春香ちゃんはもう十分魅力的だと思うけど......」
春香「え............ い、いま千早ちゃんいませんでした??」
あずさ「千早ちゃん? いなかったと思うけど......」
春香「......???」
62 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:04:01.31 ID:q/tAe5UT0
あずさ「それでそのゲームだけど......」
亜美「そうだよ! それそれ!!」
律子「あぁ、それけっこう面白そうよね...... もしかしたら次の企画に使えるかも」ブツブツ
亜美「律っちゃん、これゲームだよ〜」
春香「でも次の企画ってのは面白そうだよね......」
真美「ちょっとまって、その場合真美たちがやってることは潰しになっちゃうんじゃ......」
律子「いや大丈夫、リハーサルも大事よ! 全部土壇場ってのも考え物だからね......」
春香(雪歩の件とかね......)
あずさ「それじゃあ、私たちもやったほうがいいんですよね〜。ちょっと面白そうだから楽しみだわ〜」
律子「......ちょっと待ってください、あずささんだけでいいですから!」
亜美「えー、律っちゃんもやろうよ〜!!」
真美「真美たちききたいよ〜!!!」
春香「私も聞きたいな〜」
律子「............だからあんたついてきてんのね、春香」
春香「えへへ」
あずさ「いいじゃないですか、律子さん」
律子「あずささんまで......」
あずさ「本当にやる気なんだったら律子さんも経験してたほうがいいと思いますけど」
律子「そ、それは...... まぁそうかもしれないですけど」
亜美「律っちゃ〜ん♡」
真美「ねぇ律っちゃ〜ん♡」
律子「何よそれ」
真美「おねが〜い♡」
亜美「律っちゃぁ〜ん♡」
律子「うるさいっての」
真美「うぐっ」
亜美「き、きかない...... はるるんもがんばってよ〜!」
春香「いや、律子さんにごり押しは効かないからね」
律子「......まあでもあずささんの言ってることも確かだから......」
真美「あ?」
亜美「お?」
春香「............意外とこうかばつぐんかも?」
律子「うるさい!///」
あずさ「......うふふ」
63 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:05:14.98 ID:q/tAe5UT0
亜美「じゃあどっちからやるやる?」
あずさ「私からやろうかしら〜」
律子「う、私は後ですか......」
真美「先のがよかった? 律っちゃん?」
律子「......いやそれで大丈夫よ、やりましょう」
春香「あずささんも大丈夫ですか?」
あずさ「ええ、ありがとう春香ちゃん」
真美「次のスイッチは765プロいちばんのどたぷんボディ! あずさお姉ちゃん!」
春香「どんなのになるか想像がつかないね......」
亜美「それじゃ!!」
亜美真美春香「「「あずさお姉ちゃんスイッチ!! どうぞ!!!」」」ピコーンパチパチパチパチ
律子「!」
あずさ「あずさお姉ちゃんスイッチ、いきますよ〜!!!」
64 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:05:41.64 ID:q/tAe5UT0
亜美「あずさお姉ちゃんスイッチ、み!」
あずさ「みんなとの思い出、大事です〜」
真美「あずさお姉ちゃん......!」
亜美「亜美もだよー!!」
春香「平和だなぁ」
律子「いいですね、イメージ通りですよ!」
65 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:06:12.31 ID:q/tAe5UT0
真美「あずささんスイッチ、う!」
あずさ「うーん...... 運命の人、はやく会いに来てください♡」
亜美「あずさお姉ちゃん、うまーい!」
春香「うわぁ、いまのファンじゃなくても聞いたらドキッとしちゃうかも......」
律子「ふふ、あずささんはなんでも器用にこなしてくれるからね。意外と頼りになるのよ!」
真美「律っちゃんそれほめてんの?」
春香「主に迷子が原因の『意外と』だろうね......」
66 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:07:53.07 ID:q/tAe5UT0
亜美「あずさお姉ちゃんスイッチ、ら!」
あずさ「ライクじゃなくてラブですよ♪」
真美「うわ〜!」
亜美「ズギューンときたぁー!!」
春香「......ちょ、ちょーっと」コソコソ
律子「......そうね、ちょっとだけだけど古いわね」コソコソ
春香「亜美もなんであんな言い回し知ってるんだろ......」コソコソ
律子「さぁ...... この前なんてチョベリバとか使ってたわよ。まったく、どこで聞いてきたんだか」コソコソ
67 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:08:50.27 ID:q/tAe5UT0
真美「あずさお姉ちゃんスイッ
律子「待って! ......あずささん、もう撮影のこと考えなくていいですよ」
亜美「え?」
真美「どゆことー!?」
律子「あずささんは撮影のこと考えてイメージに合うこと言ってたのよ、でももう大丈夫です」
あずさ「そ、そうですか? でも......」
律子「言ったでしょう? リハだって。やばかったら後で変えればいいんですよ、だから今度は本音でやってください」
あずさ「本音で......」
春香「いいんですか?」
律子「ええ、本音の雰囲気とか流れってのは時に新たな一面を見せてくれるかもしれないし、ね」
春香「なるほど」
律子「さてと...... 真美、邪魔して悪かったわね。続けて頂戴」
真美「らじゃー!」
真美「あずさお姉ちゃんスイッチ、あ!」
律子(ふふふ、このゲームを通してみんなの新たな一面を知ってもらってファン獲得! さらには利益方面にも話は伸びて行っ
って......)
あずさ「......愛されるより愛したい......」
春香「!?///」
亜美「うあうあ〜、なんか............かっこいい//」
真美「大人の女の人って感じ〜//」
律子「きたっ!」
律子(実は貪欲に迫ってくるあずささん...... こんなの熱くならない男いないでしょ!!)
68 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:10:04.36 ID:q/tAe5UT0
亜美「あずさお姉ちゃんスイッチ、ず!」
律子(............というよりほんとにこのまま起用できそうなくらい完成度高いわね...... この調子だとむしろ生のほうが......)
あずさ「............ずるい......」ボソ
律子「え?」
春香「あずささん......? なんt
あずさ「ずるいずるいずるいわ〜!!!」
亜美真美「「!!?」」
春香「!?」
律子「」
あずさ「だってみんな先に結婚しちゃうしぃ!!! 前に飲み会した時には全然とか言ってたのに〜!!! それに友美だって...... う、うううううぅぅぅぅぅ......」ウルウル
亜美「あちゃ〜」
春香「あずささん......」
真美「ど、どうしよう、律っちゃん!?」
律子「はぁ...... あんたたちはここで待ってて!」
アズササン、ダイジョウブデスカ!?
ウッウッ、リ、リツコサン
ダイジョウブデスヨ、ワタシダッテカラッキシナノシッテルデショ?
デモ、リツコサンワタシヨリニサイモワカイジャナイデスカァ、ウッウッ
アズササンホドノヒトナンデスカラ、スグニチャンスキマスヨ、ホラコトリサンツレテコンヤノミニイキマショウ、ネ?
コトリサン......トシウエ......ハイ、ソウシマス、グスッ
69 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:10:59.20 ID:q/tAe5UT0
律子「ふぅ......」
亜美「あずさお姉ちゃん、大丈夫??」
真美「あずさお姉ちゃん、モテモテだから心配しないで...... 真美のクラスの男子もあずさお姉ちゃんでもりあがってたし」
あずさ「......うぅ、ありがとう、亜美ちゃん真美ちゃん......」
亜美「もちだよ! あずさお姉ちゃん!!」
真美「真美たちずーっとあずさお姉ちゃんの味方だかんね!!」
あずさ「もうわたし亜美ちゃん真美ちゃんと結婚する〜!!」
律子「はぁ、一先ず落着ね......」
春香「苦労してるんですね、律子さん......」
律子「なによその目は」
春香「いえ、感謝の目ですよ」
律子「......そういうことにしとくわ。......さぁお開きよ、おしまーい!」
亜美「えぇ!? なんでー!?」
律子「もう続けられないでしょ、それに私もあずささん慰めなきゃ」
真美「えええぇぇ、真美律っちゃんスイッチめっちゃ見たかったのに......」
律子「仕方ないでしょ、我慢しなさい」
春香「私も見たかったのになぁ......」
律子「もう、春香まで我が儘言わないの!」
春香「うぅ、はーい」
70 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:11:33.19 ID:q/tAe5UT0
律子「さてと。それでいいですよね、あずささん?」
あずさ「......」
律子「どうしました?」
あずさ「わ、わたしも......」
律子「?」
あずさ「私もみたいです〜、律子さんスイッチ......」
律子「ええ!?」
亜美「だよねだよね!!」
真美「ほらほら〜、あずさお姉ちゃんもこう言ってるし! やろうよ〜律っちゃ〜ん」
律子「だ、駄目よ、もうあずささんまで...... あ、ほら、仕事しなきゃ、ね!?」
亜美「おねがい......律っちゃん」ジッ
真美「おねがい......」
あずさ「お願いしますぅ〜......」
春香「おねがい......」ウルウル
律子「」ムニ
春香「にゃんで!?」
律子「いやなんかあざとすぎて......」
春香「ひどい!?」
真美「......律っちゃ〜ん、お願い!」
律子「......はぁー、まぁ焚きつけた私にも責任の一端はあるわよね......」
律子「分かった。やるわ!」
亜美「やったね! 真美!」
真美「うん! ありがとう律っちゃん!」
律子「どういたしまして。じゃあ早速やりましょうか」
亜美「そうだね!」
あずさ「楽しみだわ〜!」
真美「やったやった!!」
春香「......ひどい」グスン
71 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:12:20.94 ID:q/tAe5UT0
亜美「お次は竜宮小町のプロデューサー兼765プロの鬼教官! 怒ると角がはえ
律子「亜美ぃ!!」
亜美「......亜美たちの大切なメガネお姉ちゃん! 律っちゃんだよ!!」
春香「きゃー!!! 律子さんスイッチ見れるなんて! 役得!!」
真美「いっけー!! 律っちゃーん!!」
あずさ「うふふ、ラッキーだわ〜」
律子「なんか照れるわね......」
亜美「それじゃ!」
律子「あ、亜美。ちょっと」
亜美「うん?」
律子「」ゴニョゴニョ
亜美「!!!」
亜美「」ゴソゴソ
律子「それでいいわ。......ごめんね真美、春香。邪魔しちゃって」
亜美「せえの!」
亜美真美春香「「「律っちゃんスイッチ!!! どうぞ!!!」」」パチパチパチ
律子「律っちゃんスイッチ、いきますよー!」
真美「亜美、何のこと〜?」
亜美「なんでもないよ...... ねえ真美、律っちゃんってすごいよね......」
真美「え? ......う、うん」
春香「?」
72 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:12:57.37 ID:q/tAe5UT0
亜美「律っちゃんスイッチ、あ!」
律子「......阿吽之息」
春香「あうんのいき?」
亜美「それって!」
真美「どーゆーこと?」
律子「あんた達みたいなことよ。亜美、真美」クス
あずさ「そうですね〜、亜美ちゃんたちは仲良しですから」
亜美真美「「?」」
73 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:13:38.35 ID:q/tAe5UT0
真美「律っちゃんスイッチ、き!」
律子「うーん......」ジー
春香「?」
律子「......キャンディー」
亜美「かんたんなのが出たね!」
春香「んー?」
あずさ「......うふふ」
74 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:14:29.87 ID:q/tAe5UT0
亜美「律っちゃんスイッチ、づ!」
律子「......難しいわね」チラ
あずさ「うふふ」ニコニコ
律子「............漬け丼で」
真美「づけどん?」
亜美「マグロが乗ってるやつだよね?」
あずさ「そうよ〜、この前律子さんとおいしい漬け丼食べたのよ〜」
律子「そうでしたね」
真美「ずるーい! 真美も食べたい!!」
亜美「亜美も!!」
律子「今度ね」
亜美真美「「やったー!!」」
春香「うむむ......」
75 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:15:13.87 ID:q/tAe5UT0
亜美「律っちゃんスイッチ、き!」
律子「これさっき言ったやつ以外を言えばいいの?」
真美「そうだよー」
律子「......揮汗成雨」
亜美「きかんせいう?」
真美「なにそれ?」
律子「汗びっしょりってことよ」
春香「......なんでこれなんですか?」
律子「さっき階段で汗びっしょりの真を見たから」
亜美「あぁ......」
真美「ゆきぴょんからにげてたんだね......」
あずさ「二人とも、仲良しねぇ〜」
春香「......なるほど」
76 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:15:49.31 ID:q/tAe5UT0
真美「律っちゃんスイッチ、り!」
律子「......琉球イノシシ」
亜美「なにそれ?」
律子「沖縄にいるイノシシってこと」
真美「りゅうきゅうって沖縄のこと?」
律子「沖縄の昔の呼び方ね、だから琉球ってのは沖縄を指すこともあるのよ」
亜美真美「「へー」」
真美「今度ひびきんにいってみよー!」
亜美「いいね! きっとびっくりするよー!」
春香「......やっぱり」
あずさ「すごいわ、律子さん〜」
77 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:16:36.93 ID:q/tAe5UT0
亜美「律っちゃんスイッチ、つ!」
律子「ツンドラ気候」
亜美「うあうあ〜、むずかしいことばばっかりだよ〜」
真美「律っちゃん、それなに?」
律子「寒い気候区の一つで、木も生えないくらい寒い所なのよ」
亜美真美「「......ふーん」」
律子「......まぁあんたたちもいつか地理で習うわよ」
春香「律子さん」
律子「ん?」
春香「今回は伊織ですか?」
律子「そうよ」ニヤリ
あずさ「春香ちゃんも気づいたみたいね〜」
78 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:17:25.25 ID:q/tAe5UT0
真美「律っちゃんスイッチ、こ!」
律子「......昆布おにぎり」
亜美「え? おにぎり?」
真美「なんで?」
律子「......美味しそうだったから」クス
亜美真美「「え?」」
79 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:18:51.33 ID:q/tAe5UT0
亜美「律っちゃんおつかれ〜」
真美「でもよくわかんないことが多かったよ〜」
律子「そうね......ふふ」
春香「......なんで『り』に響ちゃんを?」
律子「あずささんを待ってる時に、控室でかわいく一人でポーズとってる響を見かけたから」
律子「なんの真似だったのかは分かんなかったけどね......」
亜美「え?」
真美「どゆこと?」
あずさ「律子さんは全部765プロの誰かに関連付けて答えていたの〜」
亜美「えー!?」
真美「す、すご!?」
春香「じゃあ、最後の昆布おにぎりって......」
律子「美希が食べてたものよ」
亜美「ミキミキ!?」
真美「律っちゃん! どこで見たの!?」
律子「屋上に向かっていったわ、貴音と一緒にね」
真美「これで次はミキミキとお姫ちんっしょ〜!」
亜美「律っちゃん、あずさお姉ちゃん、ありがとう!」
真美「めっちゃたのしかったよーん!」
亜美「よーし、真美たいいん、はるるんたいいん!」
真美「らじゃ〜!」ダッ
亜美「真美ー! まだなんもいってないよ〜」ダッ
春香「律子さん、あずささん、ありがとうございました!」
あずさ「どういたしまして♪」
律子「私も楽しかったわ...... それより早く行かないと置いてかれるわよ」
春香「あっ...... 待ってよ二人とも〜」ダッ
あずさ「うふふ、元気ですね〜」
律子「そうですね...... にしても春香も一緒になって何やってんだか......」
あずさ「いいじゃないですか。春香ちゃんもまだ遊び盛りでしょうし、それに......」
あずさ「亜美ちゃんと真美ちゃん、とっても嬉しそうでした」
律子「......そうですね」
あずさ「もちろん、律子さんに構ってもらった時もですよ〜」
律子「やめてくださいよ///」
あずさ「うふふ、律子さんも本当に素直じゃないんですから」
律子「分かってますよ...... さて仕事しないと」
あずさ「まだ大丈夫なんじゃないですか?」
律子「早く終わらせて飲みに行くんでしょう、あずささん?」
あずさ「律子さん...... ありがとうございます♪」
80 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:19:36.22 ID:q/tAe5UT0
バンッ
真美「ミキミキっ!」
美希「わ! どしたの真美」
亜美「お姫ちんは!?」
貴音「わたくしがどうかしましたか? 双海亜美」
亜美「よかった〜」
真美「ふたりともいてくれて〜」
春香「はぁはぁ...... 真美たち速いよ〜」
美希「春香まで来たの」
貴音「春香...... いったい何を」
亜美真美「「ミキミキ!!」」
美希「な、なに?」
亜美真美「「おにぎり美味しかった!?」」
美希「え? え? ......今日のは特別美味しかったけど、なんで亜美たちが知ってるの?」ポカン
亜美真美春香「「「ぷ」」」
貴音「ぷ?」
亜美真美春香「「「あっはっはっは!!!」」」
美希貴音「「!?」」
春香「よっぽどおいしそうに食べてたんだよ美希!」アハハハ
真美「だろうね! 他の人が分かるくらいだもん!」ケラケラ
亜美「あ〜! 亜美も見たかったよ〜!」ケラケラ
春香「きっとこんな顔だよ!」クフフ
亜美「あまいね、はるるん! こんな感じにきまってるっしょ〜」ヘニョーン
貴音「んふっ」
真美「ぶふふっ...... 亜美、そんな顔でおにぎり食べてる人みたことある?」フフフフ
亜美「ないけど...... ミキミキならありえるかもじゃーん!」ケラケラ
春香「いくら美希でもない......よ......っふふふふ」プルプル
亜美真美春香「「「はははははは」」」ゲラゲラゲラ
美希「......なんなのなの」
貴音「ふふ...... しばし待ちましょう美希。あのような顔になってしまうのも頷ける程に、びにぎり殿は美味でしたから......」
81 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:20:45.76 ID:q/tAe5UT0
春香「ふーふー...... あぁ〜、一か月分くらい笑った〜」
亜美「はるるんが顔まねとかはじめるからっしょ......」
真美「もう真美たちも笑いつかれて立てないよ〜......」
春香「いや、亜美があんな顔するから......」フフ
真美「やめようはるるん、また三人いっしょにツボに入っておなか痛くなるから......」
亜美「でもでも、ミキミキの顔って
美希「それくらいにしてほしいの!」
貴音「楽しそうなのは良き事ですが、そろそろ説明していただきたいのです」
亜美「あ、そうだった!」
真美「うあうあ〜、ごめんねミキミキ、お姫ちん!」
春香「あっ、ごめんね美希、貴音さんも......」
貴音「構いませんよ、みなの笑い声は心地よかったですから」
美希「だれからおにぎりの話聞いたの?」
真美「律っちゃんだよ!」
美希「律子?」
貴音「階段で律子嬢に会ったときでしょう。あの時から美希は幸せそうにおにぎりを頬張っていましたから」フフ
美希「もう! 貴音まで笑わないでほしいの!」
美希「とにかく! 律子が亜美たちに教えたんだよね?」
亜美「うん、そうだよ」
真美「ミキミキたちはなにしてたの?」
美希「ミキたちは普通にお話ししてただけだよ」
貴音「わたくしは先に昼食をすましていたので美希の話し相手に」
真美「そうだったんだ」
春香「美希がお昼ごはん後に昼寝してないなんて珍しいね」
美希「ちょっと貴音と盛り上がってね。だからまた眠くなってきちゃって......あふぅ」
真美「まってまって! おひるね前にいっしょにゲームしようよ!」
貴音「げえむ?」
亜美「うんうん! いいでしょ〜ミキミキ、お姫ちん?」
貴音「わたくしは構いませんが......」
美希「どんなゲーム? 悪いけどミキ眠いからまたこんどね」
真美「......兄ちゃんが、このゲーム上手いひと好きかもって言ってたよ」
美希「っ!! 真美それほんと!?」
真美「え、えーと
美希「やるよミキ! ハニーのためなら昼寝くらいなんとか......」
貴音「どのようなげえむなのですか? またまりおかあとなる酔うようなものでは......」
春香「よ、酔いませんよ! 大丈夫です!」
貴音「そうですか。わたくし、あれはもうやりたくありません......」
美希「それでルールは?」
亜美「んっふっふ〜」
真美「えっとね」
82 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:21:33.90 ID:q/tAe5UT0
(少女たちせつめいちゅう......)
貴音「小鳥嬢......」
美希「そんなのでほんとにハニーとラブラブになれるの?」
真美「うぐっ...... う、うん。たぶん......」
美希「ふーん......」
亜美「お、お姫ちんはどう思う?」
貴音「わたくしですか?」
亜美「う、うん」
真美(亜美、ありがと! 助かった〜)チラ
亜美(おやすいごようよ!)チラ
貴音「そうですね。聞いた限りでは面白そうですが...... 正直、想像がつきません」
美希「ミキ、そういうの好きだよ! 燃えるって感じ!」
春香「おっ! いいね〜美希!」
真美「じゃあじゃあ! 二人ともやるってことでいいよね!」
美希「うん!」
貴音「ええ」
亜美「やったよ、はるるん!」
春香「ここまで来たら全員分やりたいもんね!」
83 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:22:32.56 ID:q/tAe5UT0
亜美「どっちからやる?」
美希「ミキからいくよ! いいよね、貴音?」
貴音「ええ、任せましたよ。美希」
真美「ミキミキやるきまんまんだね!」
美希「もちろんなの。これでキラキラできたらハニーもメロメロだもん!」チラ
真美「......そ、そうだね」
美希「......ふふ」
亜美「じゃあ! いくよ〜!」
美希「どんとこいなの!」
亜美「次のスイッチは765プロいちの売れっ子! いまのアイドル界の顔といわれる金色おにぎり星人、ミキミキ!」
美希「いえーいなの!」
真美「うわーさすがミキミキ」
春香「慣れてるし、絵になるね......」
貴音「美希は土壇場にとても強いですから」
真美「そいじゃあ!」
亜美真美春香「「「ミキミキスイッチ!!! どうぞ!!!」」」ピコーンパチパチパチパチ
貴音「頑張ってください、美希」パチパチ
美希「ミキミキスイッチ、いっくの〜!!!」
84 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:23:18.10 ID:q/tAe5UT0
亜美「ミキミキスイッチ、ほ!」
美希「星井美希! 中三なの!」
真美「ちょ」
春香「み、美希! 自分の名前言うのは反則だよ〜」
美希「え? そうなの?」
亜美「とうぜんっしょ......」
美希「ごめんね、ミキ知らなかったの〜!」タハハ
真美「でも...... なんかミキミキっぽいかも」クス
亜美「まったく〜、ミキミキはマイペースですな〜」アハハ
美希「ごめんごめ〜ん☆」
貴音「ふふ...... これが美希の力でしょうか。間違ってさえも、人々は美希を認めてしまうのです」
春香「......すごいなぁ、美希は......」
85 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:24:03.23 ID:q/tAe5UT0
真美「ミキミキスイッチ、し!」
美希「しっとりよりさくさく!」
亜美「なにそれ?」
美希「ミキの格言! クッキーはしっとりよりさくさくだよね〜!」
亜美「あ! わかる〜! サクサクのほうが亜美もすき〜!!」
真美「えー? 真美はしっとりのほうがいいなぁ」
美希「でもね? ミキどっちも好きなクッキーがあるの!」
亜美「え?」
真美「よっぽどおいしいんだね〜!」
美希「そうなの! それはね...... 春香の作ってきてくれたクッキー!」
春香「......え?」
美希「春香が作ってきてくれたクッキーはしっとりでも、とってもおいしく感じるの! なんでだろ......」
亜美「......たしかに」
真美「はるるんのにそういうの感じたことないかも......」
美希「でしょでしょ〜!」
春香「美希......亜美、真美......」ウルウル
貴音「もちろん、わたくしもそう思います」
春香「貴音さん......」ウルウル
美希「......いや貴音がおいしく思わない食べ物なんてないの」
亜美「......それもそうだね」
真美「お姫ちん......」
貴音「な...... ち、違うのです! わたくしはそんなつもりはなく、ただ春香のクッキーはどこのものよりも、と!」
亜美「あはは、お姫ちんあわてすぎっしょ〜」
真美「そんなにあわてるってことは〜?」
美希「ずぼし☆なの!」
貴音「双海亜美! 双海真美! 美希!」
美希「貴音が怒ったの〜」キャー
真美「ミキミキガード!」
亜美「おなじく!」
美希「ちょっ、そりゃないの!」
キャー! マチナサイ! アミマミシールド! ブンリ! ズルイノ、ア...タカネジョウダンジャン、ネ?ネ?
ギャー! イタイイタイノー! アハハハッ! タカネ、ギブギブ...マミタチホントワラッテナイデタスケロオイ
春香「あはは、もう子供みたいに遊んじゃって...... ありがとね、みんな」グスッ
86 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:24:39.63 ID:q/tAe5UT0
亜美「ミキミキスイッチ、い!」
美希「いったた...... 貴音のアイアンクロー痛すぎなの」
亜美「ミキミキ〜! いだよ、い〜!」
美希「あ! 『い』ね! い...... あれ? いいんじゃない?」
亜美「え......あ」
真美「いったた、で言ってるね!」
春香「さすが美希、偶然だろうけどすごい......」
貴音「自業自得です」フン
87 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:25:15.69 ID:q/tAe5UT0
真美「ミキミキスイッチ、み!」
美希「み、み、み......」
美希「......ミイラ取りがミイラになる」
亜美「え? なにそれ?」
真美「ミキミキなんでそんなむずかしい言葉しってんの〜?」
美希「このまえ練習に遅れてた響をさがしに事務所に行った時に、律子に言われた言葉なんだけど......」
春香「うん」
美希「響は窓際で寝てて、起こそうと思ったんだけどね......」
真美「まさかミキミキ......」
美希「......一緒に寝ちゃった♡」
亜美「律っちゃんにいわれてって考えると、ミキミキ勇気ありすぎっしょ......」
美希「うん、もちろんその後かみなりが三回くらい落ちたの」
春香「うわ......」
美希「でもしょうがないって思うな! おひさまの光が絶妙だったの!」
美希「そんなことで怒る律子は本当に心が狭いよね! そもそもお昼休みの後に
貴音「『そんなこと』で三時間も待たされたこちらの身にもなって下さい、美希」
春香「はぁ!? 三時間!?」
亜美「ミキミキ、それは......」
真美「かいごのしようもないっしょ〜......」
春香「擁護ね」
貴音「挙句の果てに二人ともいつものそふぁではなくわかりにくいところにいぬ美と寝ていたので、小鳥嬢に電話しても見つからず......」
美希「......」
貴音「本当に心配したのですよ」
美希「貴音...... ごめんね......」
亜美「ミキミキ......」
貴音「反省してるならもうよいです。謝罪の言葉も律子嬢のお説教の時に数十回ほど聞きましたから」
春香「すうじゅっ!?」
貴音「それにわたくしも律子嬢のお説教の恐ろしさは...... 知っておりますゆえ......」
美希「あのときの律子は本当に鬼になってたの......」
亜美真美春香(((ちゃんとソファで寝よう......)))
88 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:26:23.98 ID:q/tAe5UT0
亜美「ミキミキスイッチ、き!」
美希「う〜んと...... 金髪もけっこう大変なの......」
真美「どゆこと?」
美希「街歩いてると外国人の人によく話しかけられるの」
春香「あぁ〜、美希は外国人に見えるかも......」
美希「それにみんなレストランとかカフェの場所ばっか聞いてくるんだよ? でも英語しゃべれないからいつも逃げちゃうんだ」
春香「......それナンパなんじゃ」
真美「お姫ちんはないの? そういうこと」
貴音「わたくしはありません。まず声をかけられませんから」
美希「どうやって!? ミキも困ってるから教えて〜!」
貴音「申し訳ありません美希、それはとっぷしーくれっとですので」
美希「もー! 貴音そればっかり!」
89 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:27:28.83 ID:q/tAe5UT0
真美「ミキミキおつー!」
亜美「おもしろかったよ!」
美希「美希も楽しかったの! ほかのみんなのも聞いてみたいな!」
亜美「んっふっふ〜」
真美「真美たちはその旅のとちゅうなんだ〜!」
美希「そうだったの。ま、今は眠いしいいや」
美希「それより、貴音スイッチ聞いてからじゃないと寝れないの!」
亜美「そうだよね!」
真美「お姫ちんスイッチは外せないっしょ!」
真美「次のスイッチは765プロの面妖星人! 銀髪なのもそうだけど食べる量がいちばんの謎! お尻ちんことお姫ちん!」
春香「貴音さん、用意はいいですか?」
貴音「はい。構いませんよ」
亜美「それじゃ!」
亜美真美春香「「「お姫ちんスイッチ!!! どうぞ!!!」」」ピコーンパチパチパチパチ
貴音「......ふふ」チラ
美希「貴音〜! がんばるの!!」パチパチ
貴音「では」
貴音「四条貴音すいっち、参ります!!!」
90 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:28:06.18 ID:q/tAe5UT0
真美「お姫ちんスイッチ、し!」
貴音「......白河の春の梢のうぐいすは 花の言葉を聞くここちする」
亜美「おぉ〜、俳句ですな!」
美希「すごいきれいなの......」
真美「......俳句だっけこれ?」
春香「和歌? じゃないかな?」
貴音「えぇその通りですよ、春香」
貴音「正確には短歌と呼ばれ、より和歌の形が決まっているものを指します」
春香「な、なるほど」
真美「意味がわかんないよお姫ちん〜!」
貴音「そうですね。いきなり言われても分かりにくいでしょう」
貴音「白河の関で聞く花々が美しく咲いた桜の梢に鳴く鶯の声は、まるで桜が語りかけている言葉を聞くような心地がする」
貴音「といったところでしょうか」
貴音「ちょうど今は春の陽気が心地よいので。詠んでみました」
亜美「か、かっこいい......」
真美「すぐ出てくるのがすごいよ〜」
春香「貴音さんに合ってるってレベルじゃないね......」
美希「こういう時の貴音はほんとにずるいの。美希がやってもあんなにキラキラできないもん」
91 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:28:50.81 ID:q/tAe5UT0
亜美「お姫ちんスイッチ、じ!」
美希「まーった!」
貴音「なんでしょうか美希」
美希「またむずかしそうなやつもいいんだけど、ミキ的には俳句とか禁止!」
貴音「な!? なぜです?」
真美「それ賛成!」
亜美「亜美もー!」
貴音「む」
春香「私も! ......貴音さんの俳句も聞いてみたいけど」
貴音「春香までですか」
貴音「ふむ...... 分かりました。確かにみなの時代とは少し離れていたかもしれませんね」
美希「それに〜」
美希「貴音は外国語じゃないとだめなの!」
貴音「!?」
亜美「いいねいいね〜」
真美「真美も賛成!」
貴音「そ、それはあまりにも横暴です!」
春香「でも結構いい機会なんじゃないですかね?」
貴音「......というと?」
春香「貴音さん英語とか苦手ですよね......? だからここで一回特訓! ......って意味でも」
亜美「そうそう、本番とかじゃないし〜」
真美「てきどにきんちょーかんとかもあるよ!」
美希「その通りなの!」
貴音「ふむ...... 一理ある...のでしょうか...」
春香「決まりですね!」
美希「頑張ってね! 貴音!」
貴音「は、はい」
春香「やったね美希!」ヒソヒソ
美希「春香のあのずる賢い説得のおかげなの」ヒソヒソ
春香「む〜そんないい方しなくたっていいじゃん!」ヒソヒソ
真美「まぁまぁはるるんはグッジョブだったしょー!」ヒソヒソ
春香「だよねだよね!」ヒソヒソ
亜美「にしても、お姫ちんの外国語だけのスイッチとか......」ヒソヒソ
亜美真美春香美希「「「「楽しみすぎ(なの)!」」」」チラ
貴音「?」
92 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:29:35.28 ID:q/tAe5UT0
亜美「じゃあ気をとり......なおして!」
亜美「お姫ちんスイッチ、じ!」
貴音「..................じゅーしい、などは?」
真美「んふふっ」
春香「いきなり形容詞だね」フフ
亜美「もちろんおっけーだよ!」
美希「にしても悩んだの。貴音」
93 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:30:08.23 ID:q/tAe5UT0
真美「お姫ちんスイッチ、よ!」
貴音「..............................ようぐると?」
美希「あはは、なにその発音」
亜美「ヨーグルト、ねお姫ちん」
貴音「あの...... 白くて甘いです、わたくし好きなんです......」
春香「んふっ」
真美「分かってるから。それヨーグルトだから」
貴音「そ、そうですか!」
春香(か、かわいい...... やっぱ貴音さんのギャップってやばいよぉ♡)
美希「いまめっちゃかわいい笑顔だったの貴音」
真美「はるるんなにニヤニヤしてんの......」
亜美(......わかっちゃうなぁ)
94 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:31:07.35 ID:q/tAe5UT0
亜美「お姫ちんスイッチ、う!」
貴音「............あの、う巻きは......違います、よね?」
亜美「え? うまき?」
春香「うなぎのやつですよね? 外国語ではないんじゃないかな〜」
貴音「です、よね......」
真美(なんでうまきが外国語だと思ったんだろう......)
美希(......てかさっきから貴音、たべものしか言ってないの)
貴音「.............................................う、うーろん茶は......?」
亜美「ウーロン茶? あれってどうなんだろ?」
真美「うーん?」
春香「あれって中国のお茶とかなんじゃない? いいと思いますよ!」
貴音「や、やりました!」
美希「すっごい笑顔なの」ヒソヒソ
春香「う巻きだしたくらいだから相当焦ってたんじゃない?」ヒソヒソ
真美「お姫ちんのあんな笑顔ひさしぶりに見たよね」ヒソヒソ
亜美「たぶんこの前、ゆきぴょんがお姫ちんにラーメン味のお菓子のお土産買ってきたときじゃない?」ヒソヒソ
真美「あ〜、そうかも」ヒソヒソ
美希「ぷふふ...... あれは傑作だったの」ヒソヒソ
春香「結局お菓子がすっごい変な味で貴音さんが驚きすぎちゃってね......」ヒソヒソ
真美「あれはおもしろかったね〜」ヒソヒソ
亜美「いーなー、亜美竜宮小町のおしごとで見れなかったよ〜」ヒソヒソ
春香「さっきの笑顔見れてるからいいじゃん」ヒソヒソ
亜美「......そうしとく」ヒソヒソ
貴音「あの、みな......なにを......?」
真美「ごめんごめんお姫ちん」
美希「夢中になっちゃってたの」
95 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:31:54.33 ID:q/tAe5UT0
真美「お姫ちんスイッチ、た!」
貴音「........................................................................」
美希「貴音〜! 早く〜!」
亜美「外国語だよー!」
真美「早く早くー!」
貴音「............」
貴音「(´;ω;`)ブワッ」
亜美真美春香美希「「「「!!?」」」」
貴音「ううぅ...... ぐすっ......いけずです、あなたたちは......」
美希「ちょっと貴音!? な、泣くほどじゃないの!」
貴音「わたくしは知っているのです......」
貴音「......あなたたちは......あなたたちは、わたくしが言葉に詰まり恥ずかしがっている所を見て、楽しんでいるのです!」グスッ
真美「う」
亜美「ば、ばれてる......」
貴音「い、いけずですぅ、あなたがたはぁ......」グスグス
春香「か、かわいい......♡」
亜美「ちょっとはるるん、本音出てるって」
96 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:32:56.70 ID:q/tAe5UT0
美希「貴音、大丈夫? ほらハンカチなの」
貴音「うぅ...... 美希ぃ......」
美希「よしよ〜し。あぁもうハンカチぐしょぐしょになっちゃたの......」ナデナデ
貴音「ごべんなざい〜」エグエグ
美希「いいよ、貴音。美希たちもちょっとやり過ぎたの、ごめんね」
亜美「ごめんねお姫ちん」
真美「ごめんね」
春香「ごめんなさい。でも泣いてる貴音さんも素敵d
美希「春香は黙ってて」
春香「貴音さんごめんなさい」
貴音「ぐすっ......」
貴音「分かればよいのです」グス
美希「でも貴音、ミキたち貴音が嫌いだからやらせてたんじゃないからね?」
貴音「......」ヒック
真美「そうだよ! お姫ちんの反応がかわいくって......」
亜美「ついついって......ほんとごめんね」
春香「というか貴音さんがいじりがいありすぎるのが
美希「......春香?」
春香「......冗談です。ごめんね貴音さん」
貴音「......」
美希「あの......貴音」
貴音「ふふ......」
美希「......え?」
貴音「知っていますよ。美希、双海亜美、双海真美」
貴音「あなたたちがそう思っているように、わたくしもあなたたちのことが好きなのですよ」
美希「え......でも......?」
貴音「さっきのはちょっとした意趣返しです」
美希「いやさっき普通に耐えきれなくなって泣いt
貴音「美希」
美希「は、はい......」
貴音「意趣返しなのです」
美希「......もう何も言わないの」
美希(ガチ泣きだったの)
亜美(ガチ泣きだったしょ〜)
真美(ガチ泣きだったよね)
春香(え......!? 私自然にスルーされた......?)
97 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:33:45.72 ID:q/tAe5UT0
真美「じゃあ、お姫ちん復活だね!」
美希「うん。次からは俳句とかでもいいよ!」
貴音「分かりました。ありがとうございます」
真美「じゃあいっくよ〜!」
真美「お姫ちんスイッチ、た!」
貴音「......滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ」
春香「......やっぱり絵になるなぁ」
真美「これの意味は?」
貴音「そのままですよ」
美希「......貴音? 自慢じゃないけど、ミキたちあんまり賢くないんだよ」
春香「ちょっとミキ! なんで私も入れてるの!?」
美希「じゃあ春香分かるの?」
春香「う......あれだよ! 私たちも早くレベルアップ! って感じっていうか......そんな感じだよ!」
亜美「ぜったいちがうよ......」
真美「やっぱりはるるんだよ......」
春香「うぅ......そんなぁ......」
貴音「いえ。当たらずしも遠からず、といったところでしょうか」
亜美真美「「え!?」」
春香「ええ!?」
貴音「ふふ、この短歌の意味は似たようなところに重きを置いているのです」
貴音「水の流れが絶えてしまい滝音が聞こえなくなって長い月日が経った今でさえも、滝の名は伝えられ有名である」
貴音「なので私たちもこの滝のように、名を伝え続けられるように大成したい」
貴音「そう思ってこの歌を選んでみました。どうだったでしょうか?」
春香「おぉ......」
亜美「サイッコーだよー!」
真美「これすっごいかっこいいよ!!」
美希「......でも春香のはぜったい適当だったって思うな」
春香「う」
美希「ま、それは置いといてミキもこのうた好きなのー!」
貴音「それならばよかったです」
98 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:34:37.88 ID:q/tAe5UT0
亜美「お姫ちんスイッチ、か!」
貴音「」キラン
貴音「かっぷらあめん!」
亜美「お!」
美希「貴音、外国語言えたね!」
貴音「そうでしょう、そうでしょう!」
真美「お姫ちんすっごいドヤ顔だよ〜」
春香「はぁ......かわいすぎ......♡」
美希「これはしょうがないの。かわいいもん貴音」
貴音「ふふん」
99 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:35:09.61 ID:q/tAe5UT0
真美「お姫ちんスイッチ、ね!」
貴音「ねぎ多めチャーシュ―増しとんこつらあめん大盛!」
美希「早かったの」
貴音「ね......と思うとたちまちこの言葉が出てきてしまいました」
春香「好きなんですか?」
貴音「ええ。私の好きならあめんの一つです」
亜美「亜美も食べたーい!」
真美「亜美! お姫ちんのラーメン探訪で思い知ったしょ〜!!」
春香「私も今度行きたいかも」
美希「ミキはたまに一緒にいくよ ! 響もね!」
貴音「ふふ...... そうですね。では今度みなで行きましょうか」
亜美春香「「やったー!」」
真美「......真美はふつう盛りだかんね!」
100 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:36:38.15 ID:q/tAe5UT0
亜美「おつおつ! お姫ちん!」
真美「けんかとか俳句とか、かっこよかったよ〜!」
春香「短歌ね」
貴音「ふふ、ありがとうございます」
美希「おもしろかったのー!」
貴音「わたくしもとても面白かったですよ。誘って下さり、ありがとうございました」
亜美「こちらこそ〜!」
真美「真美たちと遊んでくれてありがとうねー!」
美希「こちらこそなの。これでハニーもミキにメロメロだもん! ......ね、真美?」
真美「あぅ...... えっと、えーっと、ミキミキ......」
美希「......なぁに? 真美?」
真美「その...... ほんとは兄ちゃんこのゲームのことなんて知らないんだ......」
美希「......」
真美「ミキミキにいっしょにやってほしくって......嘘ついっちゃったの。ごめんね」
亜美「ミキミキ、亜美も一緒にやったの! ごめんね!」
美希「......あはっ☆」
美希「知ってたよ」
亜美真美「「え!?」」
美希「あんなへんなゲームでハニーはメロメロになんてならないの、それでできるくらいならもうなってるよ」
美希「隠そうとする真美がかわいくてついからかっちゃったの。ごめんね」
美希「ミキはミキの力で......キラキラになったミキの力で、ハニーを落としてみせるの!」
美希「だから......」
美希「負けないからね! 春香!」
春香「!」
春香「......うん! 私も......負けないよ!」
美希「ふーん。そっか......♪」
美希「もうミキ眠いの。だからもう行くね〜 ......あふぅ」
美希「ばいばーい」
亜美「いっちゃった」
真美「ほんとうにミキミキはマイペースだね〜」
101 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:38:02.41 ID:q/tAe5UT0
春香「美希......」
貴音「天海春香」
春香「ヴぁいっ!? た、貴音さん......ビックリした〜」
貴音「申し訳ありません。しかし」
貴音「美希はあなたを一番のライバルと認めています」
貴音「それを伝えたくて」
春香「......美希が......」
貴音「はい。いつも春香、あなたのことを話していますよ。私と響に」
春香「それは......光栄ですね。美希は私にとって私よりもとってもかわいくて、とってもキラキラしてて...... でも」
春香「......負けたくないです」
貴音「そうですか...... ああ、それと......」
春香「?」
貴音「わたくしは、もちろんあなたのことも大好きですよ。天海春香」ボソッ
春香「へっ!?」
貴音「ふふ...... それではみな、ごきげんよう」
真美「お姫ちんもいっちゃった」
亜美「なんだかんだいってあの二人はお似合いだね」
真美「ひびきんは苦労するだろうね〜」ニシシ
亜美「それはひびきんのうんていだね!」
真美「だね!」
亜美「......あれ? はるるん顔まっかじゃない?」
春香「え!? あ、いやなんでもないよ! なんでも!//」
春香(た、貴音さん....../// そ、それは反則だよぉ......///)
102 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:39:24.68 ID:q/tAe5UT0
ガチャ
亜美「たっだいまー!」
真美「もどったぞよー!」
伊織「なんでそんなに偉そうなのよ......」
亜美「いおりん!」
真美「でこりん!」
伊織「なぁんですって!?」
亜美「あははっ! でこりんだって!! 真美、傑作っしょ〜!」アハハ
真美「だよね! なんかいおりん見たときにビビーンってきた!」プププ
伊織「あんた達、ちょっとこっち来なさい」
真美「にげろっ」
亜美「ほいきたっ」
伊織「っ! 待ちなさーい!」
春香「......騒がしいなぁ」コッチダコッチー!
やよい「あ! 春香さん、こんにちは!」ゼッタイニガサナイカラー!
春香「やよい! やよいも元気みたいだね!」ホラホラコッチダヨー
やよい「はい!」マチナサイッテノ!
春香「やよいはなにしてたの?」オソイ、オソスギルヨデコリーン アハハヤメテマミ、ソレメッチャツボダヨー!
やよい「私はきょうは午前でおしごと終わりだったので、事務所の掃除でもしようかなーって」モーチョコマカトー! ア...
春香「うぅ......やよいはえらいね、私よりすごいよ......」ナニナニトマッチャッテーデコリン! アハハダカラヤメテッテバ...... リ、リッチャン
やよい「はわっ!? そうですか!? うっう〜、ありがとうございますぅ!!」アンタタチ、サワギスギヨ.....
春香「どういたしまして! それじゃ!」マッテワタシハムジツヨリツコ...?
やよい「!」イオリモジュウブンウルサカッタワヨ!
春香やよい「「ハイ、ターッチ!」」エジョウダンダヨネ、リッチャン...? リツコ...? ァ......
春香やよい「「えへへ」」ギャアアアアァァーーーーー!!!!!
亜美真美伊織「「「......」」」
春香「あれ、どうしたの伊織も一緒になって...... なんかすごい暗いんだけど」
亜美真美「「元気そうだね......はるるん......」」
伊織「なんで私まで......」
やよい「伊織ちゃん? どうしたの?」
伊織「やよい...... なんでもないわ。あんたは大丈夫そうね、よかったわ」
やよい「?」
103 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:40:20.35 ID:q/tAe5UT0
伊織「で? 何の用よ?」
亜美「え?」
伊織「え? じゃないわよ! なんか用があったんでしょ!?」
真美「いやー? でこりんって呼びたかっただけだけどー?」
伊織「......」
真美「まってまっていおりん、じょーだんだから律っちゃんに言いつけないで」ガタガタ
伊織「用がないなら私はもう行くわよ」
亜美「いおりんお仕事あるの?」
伊織「今日はもうないわ。今はやよいを待ってるの」
春香「やよいとどこかいくの?」
伊織「私の家でお泊りなの。今日はやよいの両親が家にいるらしいから......」
やよい「そうなんです! うっう〜、たのしみですぅ!」
真美「うあうあ〜! やよいっちだけずるいよ〜!」
亜美「亜美たちも行きたいよ〜!」
伊織「今日はもう準備する時間がないからあれだけど、また機会があったら声かけるわよ」
亜美「さっすがいおりん! ありがとね!」
真美「さすがでこr
伊織「真美は出禁っと......」
真美「伊織様ごめんなさい」
伊織「最初っから言うんじゃないわよ......」
春香「......あのさ伊織」
伊織「なによ春香、そんなおずおずと......」
春香「......私も行っていい? その今度のお泊り会」
伊織「もちろんよ。そんなあらたまらなくても、友達なんだから当たり前でしょ」
春香「っ!! ありがとう! 伊織!」ダキッ
伊織「だ、抱き着かなくてもいいのよっ///」
真美「おぉ〜いおりん、モテモテですな〜」
亜美「ツンツンデレデレですな〜」
伊織「違うっ!///」
104 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:41:08.45 ID:q/tAe5UT0
やよい「それで、亜美たちはなにしてるの?」
亜美「よく聞いてくれました!」
真美「真美たちは面白いゲームをしている最中なんだ!」
やよい「げーむ?」
伊織「やめときなさい、やよい。どうせロクでもないものよ」
真美「むっ」
亜美「なにおう!」
伊織「なによ!」
春香「落ち着いて、亜美」
やよい「伊織ちゃんも、そんなに怒ることじゃないでしょ」
亜美伊織「「んぐ......」」
真美「......みんなと遊んでもらったけど、全員楽しかったっていってたもん」
伊織「そうだったの......」
春香「......」キラン
春香「伊織も、ちゃんと話くらい聞いてから判断しないと......」
伊織「そ、そうね」
伊織「ごめんなさい、ちゃんと話を聞きもせずに勝手に決めつけて。我ながら愚かな行為だったわ......」
真美「いいよいおりん!」
亜美「おあいこね!」
伊織「あんたたち......」
やよい「うっう〜! みんななかよしでよかったですぅー!」
亜美「えへへ」
真美「ふふ」
春香「ね! せっかくだから伊織とやよいもやってみない?」
亜美「それがいいよ!」
真美「はるるんないす!」
伊織「......どうする、やよい?」
やよい「私も気になってたしいいんじゃないかな?」
伊織「決まりね...... ルールを聞かせて頂戴」
真美「もちろん! ......えーっとねぇ......」
105 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:42:27.67 ID:q/tAe5UT0
(少女たちせつめいちゅう......)
伊織「......」
伊織(もうこの際小鳥のことは置いておくとして)
伊織(これは...... 私が苦手な分野だわ!)
やよい「わぁ〜、なんかわかんないけどおもしろそうだね! 伊織ちゃん!」
伊織「そ、そうね」
伊織(......さっきヘンに罵倒してしまったから、もう一度悪態をつきにくいっ!)
伊織(それになんか知らないけどやよいは興味津々だし......)
伊織(まずいわね...... このままの流れだと......)
春香「......ふふ」
春香「じゃあ伊織もやよいもやるってことでいいのかな?」
伊織(ここで春香から『提案』......!? この提案に乗ればそれ即ちこの奇怪なゲームの犠牲者っ......!!!)
伊織「あ〜悪いんだけd
春香「ねえねえやよい、やよいはどう思う? このゲーム」
伊織「なっ!?」
伊織(提案しておいてやよいに具体的に聞いてくる......? これはまさかっ......!?)チラ
春香「!」
春香「どうしたの、伊織?」ニコリ
伊織「いやなんでもない......わ」
伊織(春香のやつ...... そういうつもりね......)
伊織(いいわ! 私に勝負を挑むなんて、後悔させてあげ
やよい「おもしろそうです〜。私は伊織ちゃんとやりたいかなーって!」
伊織(......あぁ...... 早くも降参しそう)
伊織(うぅ...... こんなやよいにやりたくないなんて言えないわよね...... やっぱりここは潔く......)
やよい「でもでも...... 私、掃除しなくちゃ......」
伊織「!!」
伊織(来たっ!! 逆転のチャンス! 偶然の切り札! この好機を逃したら水瀬の名が泣くわっ!!)
伊織「そうね、残念だけどまたの機会に
春香「これをやってくれたらクッキーあげちゃうんだけどな......」
伊織「!?」
伊織(なん......ですって......)
やよい「うっう〜!! やっぱりちょっとくらいなら大丈夫かなーって!!」
伊織「そ、そんな......お菓子!? 春香あんたいつから『これ』を予測してっ!?」
真美「......なにいってんのいおりん、はるるんがおかし持ってきてくれるのはいつもっしょ〜」
伊織(......っく......やはり春香! やはり周到! こうなってしまっては......もう...... うさちゃん......)
106 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:43:01.79 ID:q/tAe5UT0
伊織(......まだ......まだよ!)
伊織(......あった......見えたわ! 勝利の方程式! つまり......)
伊織「......そうだったわ! 私、次の竜宮小町の番組の下調べをしなくちゃだめだったの!」
伊織(......勝ったわ! いくら春香でも律子の仕切る竜宮小町のことまでは手が出せないっ......!!)
伊織(私は先に帰って後でやよいと合流すれば問題もない......! これで完全に......、詰みよっ! 春香っ!!)
亜美「いや次の竜宮小町の仕事って次の週っしょ? まだ全然さきじゃん」
伊織「亜美ぃぃぃ〜〜〜!!!」
亜美「な、なに!?」
伊織「あんたってのはっ! あんたっ、あんたぁ!!」
真美「いおりん大阪のおばさんみたいだよ」
伊織「ううぅ......」
春香「伊織......」
伊織「......なによ」
伊織(私を笑いに来たんでしょ、春香...... いいわよ。負けたんだからそれくらい......)
春香「私たちと遊ぶの......いや?」
伊織「......へ?」
春香「............いや?」ウルウル
伊織「っ!?/////」
伊織「い、いやなわけないでしょっ! 仕方ないからこのスーパーアイドルいおりちゃんが付き合ってあげるわよっ!」
春香「ありがとう、伊織♪」
伊織(お菓子の件は......偶然だとは思うけど、思えば春香に注意されてから断りにくくなったような気がする......)
伊織(......最初から春香の掌のうえだったってことか...... もちろん最後の涙目上目づかいも含めて......)
伊織(にしてもあれは......)
伊織「反則よ......」ボソ
107 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:43:45.23 ID:q/tAe5UT0
亜美「じゃあ最初はどっちがやる?」
真美「いおりん? それともやよいっち?」
やよい「私はどっちでもいいよ」
伊織「私もやよいに合わせるけど......」
春香「あらら、かぶっちゃったね」
亜美「どうしよっか?」
真美「やよいっちはどっちがいいとかないの?」
やよい「うー、じゃあ先にやってみる! 早起きはさんもんのとくっていうし!」
亜美「うん?」
真美「なんかいみちがうよーな」
春香「どっちかというと......」ヒソ
伊織「果報は寝て待てとかかしら......」ヒソ
春香「まあ、やよいがかわいいからいっか!」ヒソ
伊織「まったくもってその通りね」ヒソ
108 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:44:22.07 ID:q/tAe5UT0
真美「ではでは! 次のスイッチは765プロの太陽! みんなに笑顔をおすそ分け! やよいっちです!」
伊織「なんで真美は前口上無駄に上手いのよ......」
やよい「はわっ! 太陽って言われちゃった!」
春香「実際やよいは太陽みたいだからいいと思うよ」
亜美「やよいっち見てるだけでこっちまで元気になるもん!」
真美「よかったっしょ〜! 真美のせりふ〜!」
伊織「......まあ悪くはなかったんじゃない?」
真美「んっふっふ〜、さっきいおりんがうまいっていってたの聞いちゃったもんねー!」
伊織「んなっ!」
亜美「正直じゃないんだから〜」
伊織「うるさいっての!//」
春香「やよい、準備はいい?」
やよい「はい! だいじょうぶです!」
亜美「よーし、それじゃあ!」
亜美真美春香「「「やよいっちスイッチ!!! どうぞ!!!」」」ピコーンパチパチパチパチ
伊織「頑張りなさい! やよい!」パチパチ
やよい「うっう〜! やよいっちスイッチ、いきますよぉ〜!」
109 :
◆pvi4t7el1QeD
[saga]:2018/05/22(火) 20:45:00.44 ID:q/tAe5UT0
亜美「やよいっちスイッチ、た!」
やよい「たこ焼きパーティ楽しかった!」
亜美「なんか日記みたいだね」
伊織「なによ、文句あんの?」
真美「なんでいおりんが怒ってんの......」
春香「それよりたこ焼きってこの前やった事務所でのやつ?」
やよい「はい! みなさんでいっしょにやって、たのしかったですぅー!」
亜美「んっふっふ〜、あの時のはるるんはけっさくでしたな〜!」
真美「亜美が仕掛けた激辛たこ焼きにひっかかったやつね。はるるんの顔が3秒くらいの間に5回くらい変わったよね」ンフフ
春香「もう! ほんとにびっくりしたし、辛かったんだからねー!」
伊織「分かってたけどあんたの芸人顔負けのリアクションって、作ってやってるわけじゃなかったのね......」
春香「げ、芸人!?」
やよい「春香さんは芸人さんよりおもしろいですよ?」
春香「うぅ...... 私、一応アイドルなんだけどなぁ」
真美「はるるんだけでなくお姫ちんが半分くらい食べたり、律っちゃんのしょくひんサンプルみたいな完璧たこ焼きとか」
亜美「やよいっちからあーんしてもらう権利争奪歌選手権やって千早お姉ちゃんといおりん、ひびきんが全力だしたりとか」
春香「最終的に本気になった小鳥さんが勝ったりとかね」
亜美「あの時兄ちゃんもいちおーがんばったんだけど」
春香「プロデューサーさん...... 相手が悪かったんだよ......」
伊織「代わりにあんたと美希があーんしまくってたけど?」
春香「......そうだったね///」
真美「やよいっちにあーんされててピヨちゃんすっごい笑顔だったもんね」
亜美「やよいっちが作った特製ソースがおいしかったよー」
やよい「私は社長が作ったイカ墨まっくろたこ焼きがおいしかったなぁ」
真美「なかみイカだから、もはや何が『たこ焼き』なのかわかんなかったやつね」
伊織「てか貴音のほんとにすごいのは帰り道にラーメン屋に寄ったらしいことよ......」
春香「うそぉ!?」
亜美「マジでか...... お姫ちん......」
伊織「まじよ。後日一緒に連れていかれた響から泣きそうになりながら聞いたんだもの」
真美「ひびきん......」
伊織「あんたたちも途中から遊びだしたりするし、マナーがなってないわ」
真美「歯に青のりくっつけまくってたいおりんには、言われたくありませんなぁ」
亜美「まったくですなぁ」
伊織「仕方ないでしょ!?/// たこ焼きとかあんまり食べたことなかったんだからぁ!!///」
春香「後で集合写真見てみんなで大爆笑したよね」
やよい「伊織ちゃん、私も子供のころよくなったからしょうがないよ」
伊織「ううぅ///」
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