【ガルパン安価】我らアンツィオ3人娘

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87 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 20:55:28.20 ID:P6mnkASS0
アンチョビ「さーて今日も戦車道頑張」

〈右足〉〈左足〉

アンチョビ「....」ビク

アンチョビ「....」ジー

アンチョビ「うわぁCV33から人の足が2本出てる!!!!」

カルパッチョ「あ、姐さんこんにちは」

アンチョビ「お前戦車の中で犬上家やるな!!!」

カルパッチョ「いぬがみけ....?」

アンチョビ「足2本突き出してただろ!」

カルパッチョ「そんな技名があったんですね....」

アンチョビ「技名っていうかなんというか....」
88 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 20:55:55.88 ID:P6mnkASS0
アンチョビ「あんなことしたら危ないだろ?」

カルパッチョ「いえ私、あの姿勢が一番リラックスできるんです」

アンチョビ「嘘つけ!頭に血が上ってリラックスどころじゃないだろ!」

カルパッチョ「あれを続けていると」

カルパッチョ「だんだん頭がぼんやりしてきてフワフワになって」

カルパッチョ「気持ちいいんです!」

アンチョビ「怖い!!!」

アンチョビ「それいつもやってるのか?何か悩み事あったら聞くぞ」

カルパッチョ「本当ですよ?」

アンチョビ「なおのこと心配になるわ」
89 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 20:56:40.28 ID:P6mnkASS0
キュラキュラキュラキュラ

アンチョビ「ん?早いな、もう誰かが戦車動かし」

  ペパロニ 
〈戦車〉〈戦車〉

アンチョビ「うわぁ動いてる2台のCV33の間で体幹トレーニングするときのあの横向いて腕と足先で体支えるやつやって橋みたいになってる!!!!」

ペパロニ「あ、姐さんお先ッス」

アンチョビ「私があとからするみたいな言い方やめろ!」

アンチョビ「お前はサッカー選手か!!!」

ペパロニ「いやでも私この体勢が一番リラックスできるんスよ」

アンチョビ「嘘つけ!体幹トレのメニューなんだからきつくてそれどころじゃないだろ!」

ペパロニ「このいつ落ちて戦車に巻き込まれるかわからないスリルがいいんスよ!」

アンチョビ「スリルってリラックスの対極に位置する言葉だよな?」

アンチョビ「私がおかしいのか?」
90 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 20:57:46.89 ID:P6mnkASS0
カルパッチョ「それで、姐さんはどういう体勢が一番リラックスできますか?」

アンチョビ「この流れで?私お前らみたいにパンチの効いた体勢知らないぞ?」

ペパロニ「別に私たちみたいに普通のでいいんスよ?」

アンチョビ「(普通とは)」

アンチョビ「そうだな....私はやっぱり....」

〈右足〉〈左足〉〈右足〉〈左足〉

アンチョビ「いや2人して犬上家すんな!!!」

【完】
91 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 20:58:31.80 ID:P6mnkASS0
話のネタ >>92
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/24(木) 21:00:32.25 ID:A69fkP9Q0
好きなラーメン
93 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 21:33:18.12 ID:P6mnkASS0
ペパロニ「私、イタリア料理は極めた感があるんで新たな境地に挑戦したいッス」

カルパッチョ「あなたも言うようになったわね」

アンチョビ「まあ極めたかはさておき....」

アンチョビ「可能性を広げるってのはいいことだと思うぞ」

ペパロニ「姐さん!」

カルパッチョ「具体的にはどういうものに挑戦したいの?」

ペパロニ「私は鉄腕DA○Hを見て決めたッス」

ペパロニ「ラーメンを作ると!!!」バーン

アンチョビ「あの企画やってたの結構前だろ....」

ペパロニ「テレビ見ながら思ったことを昨日思い出したんス」ポケー

カルパッチョ「相変わらずね....」
94 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 21:33:52.88 ID:P6mnkASS0
ペパロニ「問題は味なんスよねぇ....」

アンチョビ「(ラーメン自体は作れる自信あるんだな....)」

カルパッチョ「(まあこの子料理だけは本当に上手いですし....)」

アンチョビ「お前の好きな味にすればいいだろ?」

ペパロニ「私はもちろん油ギシギシの超濃厚とんこつラーメンがいいんスけど」

ペパロニ「豚の背脂に牛ラード、バターまでどっさり入れちゃうッス!」

アンチョビ「ォェ....」

カルパッチョ「ギシギシって料理に使う擬音じゃないでしょ」

ペパロニ「色んな層に食べてもらうにはちょっとパンチが強すぎる気もするんスよね〜」

アンチョビ「珍しく正論だな」
95 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 21:34:19.96 ID:P6mnkASS0
ペパロニ「姐さんは何がいいと思いますか?」

アンチョビ「味噌だな」

アンチョビ「塩一択だろ!」

アンチョビ「あれこそラーメンの本当の味を楽しめる唯一無二の味だ!!!」バーン

アンチョビ「具材はなし!スープと麺のみで勝負だ!」

ペパロニ「なるほど....」メモメモ

カルパッチョ「(姐さん意外とこだわりが強いのね....)」

ペパロニ「カルパッチョは?」

カルパッチョ「私はやっぱり醤油ね」

カルパッチョ「ラーメンの基礎こそ醤油、醤油に非ずんばラーメンに非ず!」

ペパロニ「ふむふむ....」メモメモ

アンチョビ「(結構こだわりがあるんだな....)」
96 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 21:34:48.92 ID:P6mnkASS0
ペパロニ「ってことでこれ試作品ッス」ヒョイ

カルパッチョ「結局何にしたの?」

ペパロニ「それは食べてのお楽しみッス!」ニッコリ

アンチョビ「ったく....」

アンチョビ「いただきます」

アンチョビ「....」ズズ

アンチョビ「なるほど....」

アンチョビ「1口目の最初からガツンと感じる背油の旨み....」

アンチョビ「しかし徐々に醤油と味噌のコクがいやわからん!!!!」

カルパッチョ「全部混ぜたのね....」

ペパロニ「『可能性を広げるのはいいこと』という姐さんのお言葉に従いました!」

アンチョビ「前衛的過ぎるだろ....」

【完】
97 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2018/05/24(木) 21:36:02.78 ID:P6mnkASS0
短いんですが本日はここまでです
近いうちにまた来ます
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 17:38:27.08 ID:bwQ26bkLo
乙ー
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