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【安価】異能戦【オリジナル?】
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421 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/07/26(木) 23:43:27.76 ID:IUjn27HRO
圧倒的な存在の前で一体どう抗えというのだろう。もはや逃れようのない末路。それはすぐ目の前だ。
祐介「……ッ」
いろは「回復だけは任せて!!」
彩「【爆弾女体〈ダイナマイトボディ〉】。うわっ、無慈悲にもシリコンが……? じゃなくて」
彩(ここはきっと私じゃなくて……)
彩「いろはさん。私はいいから、祐介お願いっ……!」
身体の末端部分に起こした小爆発で浮き上がる。異能の補正によって大きさが変わっても四肢が馴染む。
「いいだろう。少し戯れるとするか、彩」
「【戦神鉄槌〈ミョルニル〉】」
422 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/07/27(金) 23:14:15.96 ID:GcJpXjnQO
これまで沢山の異能を使ってきたからわかる。アレに触れてしまうと私は潰される。
これまで何度も致命傷を乗り越えてきたからわかる。アレは私を魂ごと潰す。
祐介が怯えている。幾度も私を救ってくれたあの祐介が、だ。
だからこそ私は戦う。
ああ、この爆発を見るとあいつの顔が頭に浮かぶ。……嫌だけど。
生きてるかな。
423 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/07/28(土) 22:57:12.71 ID:4KYn+0+yO
櫂達とカルマは再び対峙していた。【身業】による毒は目視が可能であり、カルマはそれを漂わせているために近づき難くなっていた。
カルマが場を屋内に移したのはその異能を最大限に発揮するための策といえる。相手が複数であり、遠距離攻撃が可能であっても無闇に攻めてこないとの確信を持てたのは経験と洞察力の高さからである。
事実、櫂も奏も警戒してすぐには手を出さなかった。
しばらくの沈黙の後、カルマが口を開いた。
カルマ「惜しい。それほど強力なれど愛されぬと言うのか」
奏「何を言っているのかサッパリだね」
櫂「こいつは善くないものだ。倒す」
風子「……うん」
凶「【亡者共鳴】。……【動物シール】」
四匹の闘牛。我先にとカルマへ突進した。
カルマ「度し難き。ならば、【口業〈ヴァーク〉】」
424 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/07/29(日) 00:32:10.79 ID:P0zIW+L7O
視界は澄んでいた。体調も良いはずだ。だが、身体も心も動かない。
いろは「祐介君……! ねえ、どうしたの?!」
恵「……」
今ここで飛び出さなければ……いや、前に出たとしても間に合わない。また、仲間を失う。
剛也「【狂気の爆炎】!! あひゃひゃひゃ!! 来たぜクソ共! 祭りの会場にな!」
奈々「はぁ。空気読めてるのか読めてないのかわからないわね」
救われた。簡単なことだった。
「……まだ歯向かうと言うのか。俺の詰めの甘さは悪い癖だ」
彩「うおお、ナイス! 死ぬかと思ったぁぁぁ!!」
彩はすぐに距離をとった。剛也は【戦神鉄槌】の一撃を爆破で防いでみせたのだ。
祐介「ふははははは……ははははは!!!」
いろは「っ……?!」
剛也「いいねえ、狂ってやがる」
祐介「ふぅ。それはお前だ。……負けたよ、皆には。それでも、俺個人としてあいつにだけは……自分自身にだけは負けられない」
「来るか? そこらの雑魚共を間引くのも一興だが、その前に相手をしてやらんでもないぞ?」
祐介「いろは、彩。もう大丈夫だ。俺が行く。……【全て救う信託の光】!!」
「所詮は借り物の理。すぐに綻びる」
祐介「それでも、お前と同じ道だけは辿らないッ!!」
二人の力が激突する。
指定安価は
>>425
-
>>426
を混成
425 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 00:39:08.65 ID:/qAcVjLA0
【無限再生<リバースサイクル>】
この能力が発動しているとどんなに破壊されようが消滅されようが魂を消されようが完全に正常の状態に戻す
自分にも他人も可能な実質、不死身になれる能力と言えよう
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 03:31:23.35 ID:hV51r8Qe0
【産地直送<サンチチョクソウ>】
自分も対象も気違いになる
427 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/07/29(日) 14:22:09.30 ID:P0zIW+L7O
【無限再生】と【産地直送】が混ざり合う。
祐介「チッ……出力が低いか……!」
逆巻「……!」
祐介「逆巻! 時間を稼げばいいんだろう?」
逆巻「ああ、そうだ」
祐介「【無限狂賽〈エンドレス・サニティロール〉】」
それは狂乱、そして再生。不死身、不滅故の終わりなき崩壊。
「何を……した?」
初めて奴の顔が曇る。脳内に邪念が入り込む。振動が染み込み視界が揺らぐ。歪みが更に歪む。
祐介「根気比べしようぜって言ってんだよッ!」
「……!」
428 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/07/31(火) 22:54:08.96 ID:mugh4nLPO
感覚的に表すとそれは何時間も何日も続く地獄であったが、現実の時間にして約3分。悲鳴を上げ始めたのは祐介でも末路でもなく、異能【全て救う信託の光】だった。
彩「光が消えていく……!」
「ふう。やはりお前は梶原 祐介だよ」
祐介「なぜだ……ッ! 何をしたッ?!」
「梶原 祐介の異能は何らかの条件を満たした場合に消失する」
それは紛れもなく事実だった。今回で三度目にあたる異能戦の梶原 祐介も例外ではない。
しかし、この時点で末路への一番の脅威となり得るのは逆巻ではなく祐介だった。というのも、これまで二度の経験から末路が確信していることがあったのだ。
「こうなった以上は速やかに消えろ。【幻想腕肢〈アナヴォイダブル〉】」
目視も回避も不可能な重圧が両側部からかかる。飛び出そうとした逆巻が寸前で止まる。いろはからの目配せで察することができたのだ。
いろは(大丈夫。ずっと治し続けるから……!)
【施命】を持ってしても祐介の身体に鈍い痛みは蓄積されていく。腕がメキメキと鳴り始めた。
祐介「まだだ! 何だっていい、力を貸してくれ……。【レンタル】ッ!!」
指定安価
>>430
を極小展開
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 23:01:47.58 ID:s0WfTgrM0
【死弾<デス・バレット>】
小型で弾丸を装填することで、狙った相手に必ず弾丸が当たり相手を完全に死に至らせる魔の銃
430 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 00:02:04.95 ID:79aj05dv0
【星勇者の聖剣〈エクスターカリバー〉】
引力により物体、概念問わずあらゆるものを自身に引き寄せ、断ち切る聖剣を装備する
431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/09/01(土) 23:49:17.82 ID:Ykxy2cVl0
祐介「使わせてもらうぜ。……星の力は此処に成る。悪化の醜腕を引き寄せ断ち切らん」
「ったくよぉ、ベラベラと無駄なことばかり出てくるなぁおい」
しかし、その一振りは【幻想腕肢】をその概念ごと斬り伏せた。
「ここで足掻けばそれは悪手だろ。【戦神鉄槌】」
二人がこのまま競り合えば祐介は負ける。その場のほぼ全員が瞬時に判断できた。現在の【星勇者の聖剣】を持ってしても明らかに重要な何かが不足していた。それ故【戦神鉄槌】に敵うことはない。末路にその刃は届かない。
そこですぐに行動に移ったのは剛也だった。【狂気の爆炎】の標準を末路に合わせた。しかし、それでも止められないと思えた。祐介の聖剣にすら劣る。
見ているしかなかった。
奈々と彩もコンマ数秒後、思考が追いつく。
逆巻「間に合え……!【異能無効〈キャンセラー〉】」
「【逆理〈カウンター・キャンセラー〉】。それは罷り通らねえよ」
432 :
◆RamR0TT8ew
[saga sage]:2018/12/17(月) 00:13:49.88 ID:++kcSQqG0
もう人少ないと思うので安価少なめにして更新していきます
よろしくおねがいします
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