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【安価】異能戦【オリジナル?】
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109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/23(水) 22:22:55.78 ID:OOEqowba0
金髪の髪にツインテールに 小学生だが 胸は大きい
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/23(水) 22:26:22.54 ID:2BmPTzDQ0
赤坂楓
金髪ロングで髪に♪の形のヘアアクセサリーを付けている。小学生なのに巨乳
111 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/23(水) 23:26:01.34 ID:9NOzVvKaO
新沼 彩(にいぬま あや)
黒髪のボブカットで、少年のような格好をしてる。
彩「助かったよ、お姉さん……」
もともと深手を負っていた彩は【施命】を受けたことにより回復していた。といっても、治ったのは傷だけだった、
いろは「えっと……うん! とにかくこれで助かったね!」
しかし理解は出来ていなかった。見知らぬ風景、なぞの異能、息を切らす女の子。
そして再び、草と何かが擦れる音がした。
ガサガサガサガサ
彩「やば。どうしよ」
いろは「何が……? えっ?!」
彩「逃げる? ……ううん、いけるはず! お姉さん、傷を癒せるんだよね?」
いろは「た、多分! まだよくわからないけど」
その瞬間、草むらから飛び出したのはサラリーマン風の男だった。
彩「あいつ、爆弾みたいなの使ってくるから気をつけてね!」
「アヒャヒャヒャ!?!? ロリッ娘ぉぉぉ!」
いろはには目もくれず一心不乱に彩めがけて突進する。
彩「気持ち悪いなぁ、もう! 【使用窃盗〈フシアナクグリ〉】!」
【使用窃盗〈フシアナクグリ〉】
指定安価の異能を一時的に借りることができる。
借りた能力
>>113
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/23(水) 23:29:38.58 ID:2BmPTzDQ0
【絶対反射(リフレイション)】
自分に対しての攻撃を全て相手に跳ね返す
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/23(水) 23:59:14.08 ID:IhallZM80
【クラフター】
素材さえ所持していれば、その素材で構成された物や建築物を出せる。その場でなら草木と土で壁や草結びぐらいならできると思う
114 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/24(木) 07:33:21.62 ID:lrbe3XpVO
彩「さっきのよりは全然良いね」
特に意味は無かったが、両の手で拝む形をとってから地面に手を当てた。
突如出現した壁に浅野 剛也(あさの ごうや)は激突する。木で枠を組み編み込んだ草を張った土の壁はそれなりの強度を保っていた。
いろは「うわぁ、痛そう」
彩「お姉さんは下がっててね」
剛也「へへへへへ、やるなロリッ娘! さっきまでとは大違いだ」
浅野 剛也の異能
>>115
-
>>116
から
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/24(木) 08:05:55.43 ID:zDq1eG7Y0
【命中の爆炎(ヴァレッテーゼ・フレア)】
マーカーを出現させてそこを爆発させて相手にダメージを与える能力
一度に複数の場所を爆発できる。ちなみに爆発させた場所のダメージが表示される
弱点は爆発する場所は爆発前に視界にある所であることと
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/24(木) 09:32:38.60 ID:4jY6ImAiO
爆殺鬼【ボマーハンズ】
触れたものを爆弾に変える。任意のタイミングで爆発が可能。ただし生物は爆弾に変えることができない。
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/24(木) 09:56:11.37 ID:+z0xy3voO
ID変わっているけど、
>>115
は【狂気の爆炎】に変更で
118 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/24(木) 21:17:28.44 ID:lrbe3XpVO
【狂気の爆炎(ヴァレッテーゼ・フレア)】
マーカーを出現させてそこを爆発させて相手にダメージを与える能力 。
一度に複数の場所を爆発できる。ちなみに爆発させた場所のダメージが表示される 。
視界の範囲内でなければ爆破させることができない。
彩「次行くよ!」
しかし、彩の腹部に円形のマーカーが出現。それに気がつくと同時に爆散した。
剛也「アヒャヒャヒャッ!! ロリッ娘が腹から何か出してやがるぜ」
傷口にダメージが表示される。『30』。この数字は剛也の異能を鑑みるに大きくない数字だった。しかし彩の体を欠かさせるには足りていたのだ。
辺りには砕けた骨や腸が散らばっていた。血が止まらない。
彩「え……?」
その時、いろはが声を荒げた。
いろは「嫌……やだ! 来ないで人殺しっ!!」
剛也「てめえには興味ねえんだよ! 勝手に生きない程度に死んでろや!!」
いろは「……大丈夫、もう充分」
彩「はあ、お姉さんのそれチートだよね。一瞬で完治するんだからさ」
剛也「ロリッ娘ぉぉ……ぉぉ?」
彩は木にもたれかかり、安堵の表情を見せた。木製の槍が次々と剛也の体を穿つ。最後に小さな針で剛也の目を潰した。
剛也「あひゃ……痛えよ、よくわかんねえけど……」
彩「目隠しと縄作ったから、そいつすぐに治して捕まえておこう」
いろは「うん。えと……とにかく治すよ!」
思考を放棄し目の前の命を救うことにしたのだった。
119 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/24(木) 21:28:50.12 ID:lrbe3XpVO
いろはは【施命】を無色にして放つことができる。攻撃、回復共に人知れず行うことができる。
彩「うん、【クラフター】は返却されたね」
剛也「おいおい、なんで生かしておいたんだよ」
彩「私はおじさんを利用しようと思ったから」
剛也「ロリッ娘の異能じゃねえだろ?」
彩「まあね。あと、そのロリってのやめてよ。名前は教えてあげないけど」
剛也「……お子様」
彩「子供扱いするな!」
剛也「お嬢さん」
彩「よろしい」
ご満悦のようだ。剛也は木の繊維で編んだ目隠しと縄で足以外の自由を縛られている。
剛也「もう一人いたな。お前の異能だろ? まさかそこのロ……お嬢さんにただ従っただけか?」
いろは「……死ぬことはないって、そう思ったから」
剛也「はあ?」
彩「何がはあ?よ! 感謝しなさい!」
ペチペチとビンタをする彩。しかし小学生の力では剛也に何のダメージにもならない。
剛也「いたくない! けど、ありがとう。助かった! 従うから!」
至福のひとときだったと、のちに彼は語った。
120 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/24(木) 21:53:08.34 ID:lrbe3XpVO
剛也の腕を縛る縄を引っ張る彩が先頭を歩く。少し腰を曲げれば目隠しを外せたが、実行しなかった。
いろは「彩ちゃんの異能って決まった形じゃないんだね」
彩「そんなことないよ。【使用窃盗】は、どこかから無断で借りてこっそり返すって形だから」
剛也(彩ちゃんっていうのか)
彩「……今ニヤついたでしょ。変態」
口に雑草を詰められた。これまでで一番美味い雑草だと思っていた。
いろは「彩ちゃん、探したい人がいるんだけど……」
彩「うん、いいよ」
いろは「即決?! いいの?」
彩「もちろん。命の恩人だからね。どんな人?」
いろは「同級生の男の子。どこで何してるのかはわからないけど、近くにいる気がするの……」
彩「もしかして彼氏さん? いいねぇ」
いろは「そんなのじゃないよ! ちょっと気になるだけだもん!」
彩「へえ、片思い?」
ガールズトークは止まらない。
121 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/24(木) 22:23:19.05 ID:lrbe3XpVO
山を下るのに時間をかけていた。体力的にも、いつどこから敵が現れるかわからない精神的苦痛も負担になっていたからだ。
木々の隙間から開ける景色。そこには巨大な竜と傷だらけの少女がいた。
彩「いろはさん、あれ!」
いろは「うん! 襲われてる!」
剛也(え、なに? 襲われてる?)
彩は剛也を捨て置き、駆け出した。いろはもその後に続く。
竜也「グルォォォォッ」
それは人の言葉を話さず、ただ呻く怪物と化した竜也だった。
【偽・竜化〈ドラゴン〉】
竜化の異能。元の人格が消し飛び、理性なく暴れまわるようになる。致命傷を受けると解除される。
うらら「いろは……?」
いろは「うらら! ひどい傷……。すぐ治すから!」
彩「いろはさん、そのお姉さんは任せたよっ! 【使用窃盗】!!」
指定安価は
>>123
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/24(木) 22:30:05.61 ID:zDq1eG7Y0
【異能無効(キャンセラー)】
自分から直径1mから範囲を広げて自分の領域を挙げる
その領域にいるものの異能は無効になる
ただし、この能力を発動中は動くことはできない
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/24(木) 22:31:13.95 ID:XbE4MSCe0
【従属下 (モンスターテイム】
自分が乗っているあらゆる生物は自分の支配下に置かれる
124 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/24(木) 22:56:06.04 ID:lrbe3XpVO
【従属下 〈モンスターテイム〉】
自分が乗っているあらゆる生物は自分の支配下に置かれる。
彩「ラッキー! だけど乗る必要がある……!」
うららの数が【施命】によって全快していた。
いろは「うらら、どう? 動ける?」
うらら「すごい……! ありがとう、いろは。もう一人、死にかけてる人がいるの!」
手をかざすと、異空間から白川 奈々が現れた。全身がひどく引っ掻かれて、右腕が千切れていた。
いろは「……!」
うらら「驚かせてごめん。でも早くしないと……」
いろは「うん、すぐに治す。任せて!」
虹色の光が奈々を包み込む。
彩「うーん、どうしよ。……そうだ!」
125 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/24(木) 23:14:59.26 ID:lrbe3XpVO
それは馬で荒野をかける保安官でも、牛の戦車を引く戦士でもなかった。
彩「はいどー!」
剛也(ひ、ひひーん! 仰せのままに!)
変態〈モンスター〉とその肩にまたがる小学生だった。
竜也「グォォォッ!!」
二度、三度と爪を振るう怪物。剛也のジャンプ力は【従属下】の影響もあり常人のそれをはるかに凌駕していた。
つまり、躱すのは容易だったのだ。
剛也(何が起こっているのかはわからんが、俺はまだ飛べる!)
しかし竜也の背中には微妙に届かない。
彩「うーん、もっと飛んでよ!」
剛也の脳裏に浮かぶ赤と緑の残像。この危機を乗り越えるかもしれない賭けだった。雑草をすべて吐き出し、最短でもっともわかりやすい言葉を吐く。
剛也「でっていう」
彩「え……? ああ! いいの? 本当にやるけど」
剛也「もちろん、彩ちゃん!」
彩「……落ちて死んじゃえ変態!」
彩は剛也を乗り捨てた。正確には、背中を台にして飛んだ。国民的なゲームのイメージだ。
竜の背中に到達した。
126 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/24(木) 23:32:30.54 ID:lrbe3XpVO
彩「乗れたけど、このままじゃ【使用窃盗】は使えないね」
彩は【従属下】を使って地面に衝突する寸前の剛也を拾い上げた。
剛也「おお、助かった? 彩ちゃん!」
うらら「あの子って何なの? 赤石さんを制御してるみたいだけど」
いろは「うん。とっても頼りになる女の子だよ」
奈々「うう……」
いろは「さあ、起きてください。傷は完治してます」
奈々「え……? 本当だ、痛くない!」
彩「おーい、とりあえず背中に集合ね!」
山道、特に会話をしていたので耳に届かなかったアナウンス。いろは達はうららからその詳細を聞くことになる。
127 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/25(金) 00:00:01.33 ID:SS3Gz7YfO
瀬型 櫂は図書館にいた。すでに何者かが入った形跡があった。祐介や恭弥は痕跡をほぼ残さなかったので別のものとなる。
図書館にいた人
>>128
-
>>129
から
異能
>>130
-
>>131
から
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/25(金) 00:05:04.87 ID:uc8W00mm0
福井悟志(ふくい さとし。あだ名:フトシ)
茶髪のまんまるの太った少年。いつも何かしらお菓子を食べている
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 00:12:51.64 ID:OuhlDtH60
糸色 凶 (いとしき きょう)
分厚いハードカバーの本を読むゴスロリ少女
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 00:18:23.92 ID:2foo6j6JO
【衣装替え(インフォース)】
自分の衣装を変えてそれによってステータスや得る能力が変わる能力
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 00:29:35.15 ID:2bHwoVgy0
【亡者共鳴】
死んだ(または死んだと運営に判断された)者の異能や記憶を使役できる。
ただし異能は死者の遺志と逆らっていると使えないどころか反逆される。逆に死者の遺志や目的が同じだと強力になる。
精神力が強ければ一応、強制的に異能を発揮できる
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 00:30:33.23 ID:C0ZRNxYuO
フトシ【絶食漢〈オーバーイート〉】
満腹時のみ、スーパーパワーを得る
カロリーの消費が激しいので常に食べている必要がある
凶【死化粧〈トリックプリンセス〉】
自分を仮死状態にする
その間に攻撃しようとしたり触れようとした者は仮死状態となり、自分は仮死状態から復活する
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 01:38:35.70 ID:HSZgzGgSO
キャラ数かなり多いけど収拾つくのか?
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 01:59:09.08 ID:2bHwoVgy0
PCで文字検索とメモを活用して、異能表と人物表を作った方がいいかも。
人数対策で、拠点を作って拠点防衛やオペレーターにあてるのも良いかも
135 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/25(金) 23:03:33.62 ID:nr6ob4q2O
梶原 祐介(かじはら ゆうすけ)
>>3
【レンタル】
>>17
御堂 恭弥(みどう きょうや)
>>27
【ハート共鳴】
>>31
桜坂 秋斗(さくらざか しゅうと)
>>37
【動物シール】
>>40
ジャック・サトウチ(じゃっく さとうち)
>>36
【鬼化面〈ラーヴァナ〉】
>>89
136 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/25(金) 23:11:51.07 ID:nr6ob4q2O
桃月いろは(ももつき いろは)
>>6
【施命〈アイリス〉】
>>103
新沼 彩(にいぬま あや)
>>108
【使用窃盗〈フシアナクグリ〉】
>>111
浅野 剛也(あさの ごうや)
>>114
【狂気の爆炎〈ヴァレッテーゼフレア〉】
>>115
137 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/25(金) 23:12:37.02 ID:nr6ob4q2O
春野 うらら(はるの うらら)
>>8
【コレクター】
>>72
白川 奈々(しらかわ なな)
>>68
【電撃銃〈ママラガン〉】
>>73
赤石 竜也(あかいし たつや)
>>69
【偽・竜化〈ドラゴン〉】
>>121
138 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/25(金) 23:13:33.29 ID:nr6ob4q2O
瀬型 櫂(せがた かい)
>>4
【炎真〈フレイムアドミニスター〉】
>>56
神崎 風子(かんざき ふうこ)
>>7
【キャンセラー】
>>57
糸色 凶 (いとしき きょう)
>>129
【亡者共鳴〈アズラエル〉】
>>131
139 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/25(金) 23:15:04.50 ID:nr6ob4q2O
和田(わだ)
>>26
【???】
若見 奈恵(わかみ なえ)
>>77
【???】
四十万 力(しじま りき)
>>78
【???】
矢吹 奏司(やぶき そうじ)
>>79
【???】
140 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/25(金) 23:16:11.25 ID:nr6ob4q2O
岩崎(いわさき)
>>42
【聖槍・魔槍】
>>45
浅野 真也(あさの しんや)
>>20
【暗殺者】
>>20
黒町 美知子(くろまち みちこ)
>>94
【温度変化〈ホット&コールド〉】
>>97
141 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/25(金) 23:56:17.21 ID:nr6ob4q2O
図書館内部。凶は椅子に座り、本を読んでいる。
凶「……」
櫂「……」
二人とも、無口だった。
櫂「ねえ」
反応がない。目を凝らすと、凶の足元に鉄球と大鎌を確認できた。
櫂「……怪しいものじゃないよ」
しばらく黙り込んだ後、パタンと音を立てて本を閉じた。そして、気怠げに口を開く。
凶「誰ですか?」
櫂「瀬型 櫂。剣を使う白衣の男を探している」
凶は勢いあまり椅子を倒して立った。
凶「きょうも同じです!」
142 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/26(土) 00:56:41.02 ID:FsYMHfRjO
寺の一室に二人はいた。
その一人、気怠そうな青年が言った。
奏司「頃合いかな。逃げようか」
風子「え……?」
奏司「奴らはもう暴走しかけている。これ以上関わっても無駄だ」
風子「あの人たち、何を企んでいるの?」
奏司「それを知る必要はない」
矢吹 奏司の異能
>>143
-
>>145
から
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/26(土) 01:08:53.34 ID:IjFbKvoS0
【奏でる者(シンフォニア)】
🎧と聴いている音楽を媒体に鎧や武器を作成する
武器は聴いている音楽にょって変化する
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/26(土) 02:00:46.58 ID:gwvnNu5K0
【気狂い歌姫の狂騒曲〈クレイジーディーヴァ・レクイエム〉】
発動後、包帯を顔に巻いた絢爛な衣装に身を包む歌姫が出現して五分間の歌唱を行う。
三日月に開いた口元から発生する奇声は歌を聞く者の行動を制限させ、その場に完全停止させる。
歌姫自身は攻撃する事無く歌うだけだが、発動者である人間は自由に行動することができる。
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/26(土) 03:17:17.04 ID:ToKQ0Vi10
【擬音(オノマトペ)】
擬音を具現化する能力。様々な擬音から連想される音を具現化する事ができる。例えば「ザーザー」だったらその言葉が相手の頭の上に出て来て雨を降らせたり、「ドカーン」だったらその言葉が出て爆弾に変わる。ただし直接聞いた音ではないと能力が使えないが録音した音だったら能力が使える。
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/26(土) 07:03:07.09 ID:ToKQ0Vi10
>>145
を書いた者ですが
「擬音を言うとその擬音が具現化して出てくる」と追加でお願いします。
147 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/26(土) 22:37:25.34 ID:Ovz2FeGMO
【奏でる者(シンフォニア)】
ヘッドホンと聴いている音楽を媒体に鎧や武器を作成する 。
聴いている音楽によって効果が変わる。
奏司「お前のような子供まで巻き込んで、和田は何のつもりなんだ?」
風子「歳はあなたとあまり変わらないと思うけど……」
奏司「そういう冗談は好まない」
風子「本当だよぉ!! 高校生だもん!」
奏司「……まあいい。とにかくここから離れる。仲間がいるんだろう?」
風子「うん。瀬型君って人が私を探しているはず!」
はあ、と溜息をつくとヘッドホンを装着して歩き始めた。
奏司「この先に抜け道がある」
148 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/26(土) 22:44:24.72 ID:Ovz2FeGMO
寺を抜けしばらく行くと古いトンネルがあった。
その手前で仁王立ちをする筋骨隆々な男、四十万 力だった。
満足そうに口角を上げ腕を組み、言った。
力「和田が教えてくれたんだよ! テメェが裏切るってな!」
奏司「下がってろ。すぐに片付ける」
力「ガハハハハ!! お前のそういうところ、心底嫌いだぜぇッ!!」
四十万 力の異能
>>149
-
>>150
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/26(土) 22:47:48.40 ID:IjFbKvoS0
【剛腕(パワード)】
自分の身体能力を自由に上げる
ただし、能力前に使う身体の能力が基準でそこから落とすことができない
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/26(土) 22:58:56.27 ID:LUPhHbBSO
【脚力(フットパワー)】
そのまんま脚力がすごい。
蹴りが強いだけでなく、ジャンプ力も高く足も速い。
ただし上半身は一般レベル。
151 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 08:07:00.29 ID:LcCubbSJO
【脚力〈フットパワー〉】
そのまんま脚力がすごい。
蹴りが強いだけでなく、ジャンプ力も高く足も速い。
ただし上半身に変化はない。
力はその脚力をもってして瞬時に奏司の間合いまで入った。後手に回った奏司はまず、こちらに迫る筋肉男の突進を防ぐことだけを考えていた。
奏司「【連なる堅甲の遁走曲】!!」
【連なる堅甲の遁走曲〈フィルムシェル・フーガ〉】。奏司の【奏でる者〈シンフォニア〉】によって発動する鎧の楽曲。内側から常に新しい膜が張られ続けるので、どのような攻撃にも抜群の防御性能を誇る。
力「しゃらくせえぇぇぇ!!」
その【脚力】をふんだんに駆使して、人間のそれとは思えない不規則かつ超高速のフットワーク。さらにそこから繰り出される不可避の蹴り。
奏司「ッ……!」
脳が揺れ、視界が一瞬ぐらついた。
力「おいおい、守るだけかよ? 次行くぜぇ!」
片足を地面に突き刺し、回し蹴りの構えを見せたその時。【脚力】と【連なる堅甲の遁走曲】が発動前まで戻されていた。
152 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 08:51:54.83 ID:LcCubbSJO
風子「【キャンセラー】……!」
それは数秒にも満たない時間だったが、力の猛攻を途切れさせることができ、奏司に反撃の余地を与えた。
力「うおおぉッ?!」
奏司「やるな、子供。【絶えぬ世界の接続曲】!!」
出現したそれは、指揮棒だった。【絶えぬ世界の接続曲〈グレート・メドレー〉】は擬声語を操ることができる。【奏でる者】発動後に聞いたものでないと使用はできないが、脳内でイメージして指揮棒を振るうだけで文字を具現化させられる。
力「そんな貧弱な棒切れで何ができんだよ!」
奏司「お前の蹴りの音は既に聴いているんだよ」
指揮棒を振るうと二人の間に『ドグォン』の文字が現れた。力の蹴りがその音に達した時、威力は相殺された。
それからも、音と蹴りの応酬が繰り広げられていた。風子に迫る黒い影には気付かずに。
153 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 12:34:53.43 ID:LcCubbSJO
祐介達のいた公民館は跡形もなく吹き飛び、そこには【聖槍・魔槍】と【浄化】の光に溶かされたはずの岩崎がいた。
岩崎「俺復活ぅ〜!!」
岩崎「うーん、何でだろうねぇ。何で負けたんだろうねぇ」
岩崎「まいっか」
一方、そこにいた四人は岩崎の力の暴発を【動物シール】の象で防ぎはしたが、遠いところまで飛ばされていた。
祐介「助かったのはいいけど、数秒後に死ぬよなこれ」
祐介「お、誰かいる」
その先にいたのは、交戦中の和田と美知子だった。
154 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 12:45:55.02 ID:LcCubbSJO
祐介「おーーい! 誰か助けてくれー!」
和田「おや……?」
美知子「え?」
二人がこちらに意識を向けた。和田は空中を歩き、祐介に向けて──
和田「真っ二つにしてあげますよ」
刃を向けた。
祐介「まあ、それなら……【レンタル】!! 頼むぜ!」
能力
>>156
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/27(日) 13:31:12.33 ID:T2teWvUUO
【反射鏡(リフレクター)】
あらゆる物理攻撃を跳ね返す
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/27(日) 13:35:32.54 ID:cMUtgolR0
【ガス操作】
空気やガスを操ることができ、自身の体もガスに変えることができてその場合、物理攻撃はきかない。
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/27(日) 13:56:19.19 ID:cMUtgolR0
>>156
「ガスを出す際に能力者本人にはガスの影響はない」も説明の追加でお願いします。
158 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 17:54:41.67 ID:LcCubbSJO
【ガス操作】
空気やガスを操ることができ、自身の体もガスに変えることができ、その場合は物理攻撃が効かない。
ガスを出す際に能力者本人にはガスの影響はない。
和田「……なるほど」
祐介「助かったぁぁ!!」
美知子「どのみち助からない……」
和田の一太刀を、体を気体に変えて交わし地面に足を下ろした。
美知子「嘘……?! でも、それなら何故助けを求めたの……?」
祐介「訳ありでね。しかし、この状況はまずいよなぁ」
和田「君のその異能、見逃せませんねぇ。かと言って持ち帰るのも難しそうです」
──ならば、ここで殺すのみ。
159 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 20:23:55.25 ID:LcCubbSJO
目がさめた。柔らかい感触があり、布団の上に寝かされていることがわかった。そして、肩と左腕に痛みがあった。
御堂 恭弥は公民館から遠くない住宅にいた。
恭弥「痛ぇぇ……」
【ハート共鳴】に反応がある。近くに人がいるのだ。それも、すぐ横に。
いた人
>>160
-
>>161
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/27(日) 20:26:53.31 ID:joRbQIe70
皆本恭子
紫髪のツインテールのお嬢様な感じが漂う女の子。スタイルもよく巨乳
既存でしか無理なら風子で
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/27(日) 20:40:14.73 ID:TQAxzn4g0
間宮優一(まみや ゆういち)
気弱そうな中学生男子
162 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 21:03:04.67 ID:LcCubbSJO
皆本 恭子(みなもと きょうこ)
紫髪ツインテールのお嬢様な感じが漂う女の子。スタイルがよい。
恭弥「……そうか、爆発したんだ」
恭子「よかった、気がつきましたね!」
恭弥「君は? 助けてくれたのか?」
恭子「はい。横の家の屋根に降ってきたんですよ?」
恭弥「そうか。ありがとう! 俺は御堂 恭弥。異能は……君も異能を?」
恭子「異能ですか。……はい、持ってます。恭弥さんもなのですね」
恭弥「……」
恭子「わ、私は! 皆本 恭子ですっ! えと、名前が似てますね! 漢字はこう書くのですが……」
恭弥「お、この字一緒だ」
恭子「本当ですか?! えへへ、何かの縁を感じますね」
皆本 恭子の異能
>>163
-
>>165
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/27(日) 21:12:53.92 ID:joRbQIe70
>>130
(+武器も変わる)
例えば、ナース服なら武器は大きいお注射で回復系の技が使えるようになる
チャイナ服なら身体能力が全体的に上がり拳法を技を使えるスタイルに
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/27(日) 21:29:33.66 ID:FOyPdGMJ0
花咲令嬢〈ブルーメンフロイライン〉
自分の体液をかけた所から美しい花々を咲かせ、またツタを伸ばして対象を拘束
血を元にした場合は生物に襲いかかる凶悪な吸血植物を生やせる
165 :
Falsemanの人
[saga]:2018/05/27(日) 21:57:21.51 ID:a/Gt0Uv70
【マッドメディック】
あらゆる医療関係の道具(レントゲンや、救護車両、集中医療室などの大型機も含む)を召還&属性付与&武器にできる。効果は確かだが、攻撃も治療も激痛を与える。麻酔は一応ある。
原動力は誰かを助けたい気持ちなので、ハート共鳴と愛称がとても良いと思う
166 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 22:35:42.75 ID:LcCubbSJO
【マッドメディック】
あらゆる医療関係の道具(レントゲンや、救護車両、集中医療室などの大型機も含む)を召還&属性付与&武器にできる。効果は確かだが、攻撃も治療も激痛を与える。麻酔は一応ある。
恭弥と恭子は互いのことや、異能についての情報を共有した。
恭弥「それで恭子の異能を使って治してくれたのか?」
恭子「はい。せんぱ……恭弥君の【ハート共鳴】って飛べるわけじゃないですよね?」
恭弥君、という呼び方は一つ年下だと知った二人が五分間に渡る議論の結果折り合った形だった。
恭弥「飛ぶ? そうだ。祐介を探さないといけない。どこかに飛んでいくのを見たんだ」
恭子「いけません、恭弥君はまだ怪我人です!」
恭弥「……なあ、救急車とか出せないのか?」
恭子「だ、出せますけど……」
167 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 23:05:34.67 ID:LcCubbSJO
ジャックと秋斗は【動物シール】で大鷲を出して無事に着地していた。
ジャック「秋斗の象がなかったら死んでいたね」
秋斗「兄ちゃん達大丈夫かな?」
ジャック「あの人達ならどうにかしてそう」
秋斗「たしかに! あははは」
ジャック「……今、車が走って行った? そんな音がしたんだけど」
秋斗「ん? わからなかったなぁ」
ジャック「しばらく近くに身を潜めよう。疲れたしね」
168 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/27(日) 23:14:22.22 ID:LcCubbSJO
彩「あそこに誰かいるね」
いろは「……二人かなー?」
うらら「いろは目いいね!」
いろは「どうかなー。ギリギリ見えるだけだよ」
奈々「二人ね。よく見えるわ」
奈々は【電撃銃】で狙撃銃を出し、スコープを覗いていた。
剛也「あひゃひゃひゃ、それはずるいぜ」
彩「大きいお姉さん、その人達は友好的に見える?」
奈々「あー。……戦うしかないわね。たぶん」
いた人の
名前
容姿
>>169
-
>>170
異能
>>171
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/27(日) 23:17:02.94 ID:cMUtgolR0
照喜名 光(てるきな ひかり)女
服装が派手で、ギャルの格好をしてる。
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/27(日) 23:22:28.19 ID:a/Gt0Uv70
波魔 圧郎(ハマ アツロウ)男
口が少なくギョロ目。総司令官のような軍服を着た男。常に堂々としている
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/27(日) 23:25:24.47 ID:joRbQIe70
朝比奈(あさひな)くるみ
ツインドリルの茶髪。スマホをいじっている今時の女の子な感じ
能力なら安価下
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/27(日) 23:33:26.42 ID:cMUtgolR0
>>169
訂正
派手な服装で、ギャルっぽい。
安価下
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/28(月) 00:00:09.31 ID:/ZYQqXmI0
>>149
174 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/28(月) 00:27:41.83 ID:ijyNz1mpO
波魔 圧郎(はま あつろう)
口が少なくギョロ目。総司令官のような軍服を着た男で、常に堂々としている。
圧郎の異能【剛腕〈パワード〉】
自分の身体能力を自由に上げる 。
ただし、能力前に使う身体の能力が基準でそこから落とすことができない。
照喜名 光(てるきな ひかり)
派手な服装でギャルっぽい。
光の異能
>>175
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/28(月) 01:01:05.78 ID:pQ578WD80
【妖精姫(フェアリープリンセス)】
妖精に変身する能力。背中に妖精の羽が生えていることで飛ぶことが可能。さらに特殊な鱗粉出すことができ、それを受けた相手は一時的に麻痺したり眠ってしまう。
妖精なので自身の体を小さくする事ができる。
176 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/28(月) 21:17:53.95 ID:ijyNz1mpO
奈々「おかしいわね。片方が消えた……?」
【豪腕】を持つ圧郎は自由自在に身体能力を強化できる。それは、徐々に加速していく純粋な力だった。
光「いってらっしゃーい、おじさん! ……って聞こえてないな」
光「スマホあればキャスできたのにもったいないなー」
圧郎は思い切り助走をつけ、竜也の顔面めがけ真っ直ぐに跳躍。剛弓より放たれた矢の如く打ち出す蹴りは、空駆ける竜を射落とした。
圧郎「容易いな」
彩「うぅ、何なの?! 制御できない……!」
うらら「え、ええ?!」
いろは「みんな、捕まって! 」
剛也「あひゃひゃひゃ! 彩ちゃーん」
彩「やめろ! 触るな!」
一同、墜落。
177 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/28(月) 21:34:17.19 ID:ijyNz1mpO
竜と化した竜也がクッションになりほぼ全員が無事だった。しかし、本人には【偽・竜化】が解けるほどのダメージがあった。
うらら「赤石さん……!!」
竜也の腹部にはぽっかり穴が開いていた。
いろは「大丈夫だよ! まだ生きてるから!」
彩「いろはさん、任せて大丈夫?」
いろは「うん!」
竜也が虹に包まれる。しかし、傷の程度から時間を要することは免れない。
圧郎「女子供ばかりか。さて、どうする。誰が来る? そこの貴様か」
剛也「あひゃひゃ、俺はおっさん嫌いなんだよ!」
光「来ちゃった」
圧郎「勝手にしろ」
剛也「そうそう、おっさんより時代はフェアリーだろ!」
彩「相手は二人、こっちは四人だよ! 分散させて戦おう!」
奈々「ええ。そこの妖精さん、撃ち落としてあげるわ」
うらら「ええと、私は……」
圧郎「行くぞ。まずは20%といったところか」
彩「……【使用窃盗】ッ!!」
指定安価は
>>179
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/28(月) 21:39:12.93 ID:oalhppF50
【絶対殺傷(ダメージイコール)】
自分が受けたダメージを蓄積させてそのダメージを2〜3倍のパワーに変えて一気に放出する
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/28(月) 22:47:01.88 ID:9rzhRMqeO
思い付かないので安価↓
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/28(月) 23:26:54.39 ID:Tduz4ivl0
【マッドメディック】
効果は
>>165
シナリオに矛盾生じるなら
>>178
で
181 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/29(火) 00:02:23.00 ID:M4aJm31nO
彩「【マッドメディック】ッ! とりあえずメスを。すごく切れるやつ!」
圧郎「刃物を持ったところで貴様は勝てない。私の力はまだ止まらない」
拳を彩に向けて構える。冷静を装っているつもりの彩だが、先ほどの蹴りの威力を見た故に怯えていた。
うらら「彩ちゃん……!」
彩「あの人は純粋なパワー型っぽいから、うららさんは下がってて! こっちも危ないことしないと勝てないから……!」
うららは目に涙を浮かべていた。小学生の女の子が、怯えながらも勇気を振り絞って大男に立ち向かわんとしているのに、自分は何もできない。武器はストックしていなかったのだ。
圧郎「ふんッ!!」
まさに豪腕。その一振りで周辺の瓦礫やチリが吹き飛んだ。本能的に威嚇をしていたようだ。圧郎は徐々に高ぶる力を感じつつ笑みを浮かべていた。
彩「属性付与……? そうだ!」
彩は医療用のアームを魔改造し、巨大かつ全ての指先からレーザーを射出可能な兵器を五機作り出した。
圧郎「他愛ない。本体を潰せば済む」
彩「うぅ……レーザー、一斉射出っ!!」
圧郎は駆け出す。地面には深く足跡を残しながら。
182 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/29(火) 00:22:39.98 ID:M4aJm31nO
圧郎「死ね、子供」
彩「そのまま殴るの、おじさん? このメスすごく切れるんだけど」
圧郎「試してみるか?」
思い切り拳を振るう。彩は刃先を向け、目を閉じた。圧郎の右ストレートは軽々とメスを粉砕し、彩の眼前で止まった。
圧郎「生意気な子供だな。少しいたぶってやろうか?」
彩「お……おじさん趣味悪いねー。それに何だか臭いし?」
これは彩なりの作戦だった。この一瞬の間で熱線が圧郎に照射された。しかし、圧郎は動じなかった。
圧郎「無駄だ。既に私の力が上回っている」
彩「うそ……?!」
助けを求めようと辺りを見渡す彩。しかし剛也と奈々は近くにいなかった。うららは後方で立ち尽くしている。目を凝らしてみると口元を押さえて目を閉じていた。
圧郎「……悔やめ。そして訂正しろ」
圧郎は片手で彩の両手首を押さえ、足を外側から添える形で身動きを封じた。目は血走っていた。
圧郎「見てみろ。この指、どうするかわかるか?」
彩「い、いやっ……」
指がへその上あたりにめり込んでいく。肌を破り幼く柔らかい肉を押しつぶす。
183 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/29(火) 00:46:26.76 ID:M4aJm31nO
四肢を封じられているため、もがくことすら許されない。
痛みが明確になるにつれて更なる恐怖、喪失感、そして痛みが彩を襲う。
彩「いやっ……やめろっ……いだぃぃ」
圧郎「思い上がるなよ子供。逆らわず死んでおけば楽だったろうに」
レーザーもメスも、そしてドリルも効かない。
うらら「私は……」
この異能戦が始まってから、うららは自身を戦えもしないゴミクズだと思っていた。異能は実際攻撃的なものではない。
赤石が竜化した時に逃げることしか出来ず、そして今現在も呆然と立ち尽くすのみである。
葛藤の中でうららは壊れる寸前だった。彩が死ねば、次は自分だ。それ以上にこの状況で無力なことに吐き気がする。
うらら「私は……。私は死んでもいい? そう、無能だから?」
しかし、奈々が助かったのは紛れもなくうららの功績だった。そのことを考慮できないほどのパニックに陥っているのだ。
184 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/29(火) 21:05:35.19 ID:M4aJm31nO
私の異能は全てを収納する。考えたことは無かったけど、向こう側はどうなっているのだろう。
このまま彼女が殺されるのを見過ごす? 何か行動を起こす? 次に間違えれば確実に無能だ。生きる価値無し。いや、どちらにしろ確実に殺される。
彩「う……うららさんっ! ぐぅっ……たすけて……ッ!!」
圧郎「 興ざめだな」
うらら「彩ちゃん……?!」
思いがけない叫びにうららの葛藤が吹き飛ぶ。
胸に手を当てる。今は、今だけは不必要な感情を仕舞い込むことにした。
185 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/29(火) 21:35:18.39 ID:M4aJm31nO
うらら「彩ちゃんを話せえぇぇぇ!!」
圧郎めがけて全力で走り出す。圧郎はうららの方を見ながら彩に突き刺さった指を弄る。
圧郎「ほう、向かってくるか。蛮勇だな」
近くに落ちている小石を次々と投げる。その全てが並みの銃弾を上回る威力を持っていた。
うらら(致命傷以外は気にするな……! 触れれば勝ちなんだっ)
身体中に切り傷が出来た。前に進めなくなり得る石は全て【コレクター】で予め持っていた金属でいなした。異能を用いて収納することは、できない。左肩に石がめり込んだが、足は止めなかった。
186 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/29(火) 22:02:06.27 ID:M4aJm31nO
残り十歩。嫌な予感がした。
うらら「うおおおぉぉぉッ!!」
圧郎「救おうとした子供を目の前で殺されるのはどんな気分だ?」
指を抜き拳を振り上げた。彩の腹部から血が溢れる。
圧郎「挽肉の出来上がりだ」
──爆発。一瞬で二ヶ所、その異能が行使された。
圧郎「む……」
そのうちの一つは圧郎の顔面。そしてもう一つは
うらら「届けぇぇぇ!!」
うららの背中だった。脳を揺らす衝撃も、熱さもその精神の前には害を為さない。圧郎が意識をうららに向ける。
しかし、確実に触れることのできる距離だ。誤算があるならば、圧郎の身体能力が加速していることだった。
丸太のような腕が、うららの腹を貫いていた。
187 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/29(火) 22:40:48.43 ID:M4aJm31nO
うららは勝った。圧郎は収納され、異次元空間に固定されたのだ。うらら自身、自分がもし死んだ場合にどうなるのかはわからなかった。彩が異能で医療用具を出現させていたのを見て、そこに希望を持っていた。
彩「やったね……。でも、【マッドメディック】返されちゃった」
うらら「……そっか。いろは……。いろはに治して……もらおう……」
彩が辺りを見渡すが、いろはや赤石の姿はなかった。
彩「……うららさん」
うらら「うん、なんとなく……嫌な予感はしてたんだ」
彩「うららさん、ありがとう。強いよ。異能なんて関係ない。心であいつに勝ったんだ」
気を失う前に見たのは、微笑むうららの顔だった。そこに後悔はなく、でももう少し生きたかったと名残惜しさがあった。
188 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/29(火) 23:23:34.41 ID:M4aJm31nO
奈々と剛也は、光を圧郎から分断すべく【雷撃銃】と【狂気の爆炎】で応戦していた。
光は【妖精姫】の飛行能力を駆使して超速で躱していく。
しかし、圧郎が威嚇のために放った空振りで光は遠くまで吹き飛ばされ、二人はそれを追った。
光「最悪なんだけどー。あのおじさん何考えてるの?」
剛也「あひゃひゃひゃ! 見つけたぜ、フェアリー!」
光「気持ち悪いのもついてくるしー。おじさんと早く合流してやっつけてもらうから」
奈々「そうはさせないわ。あなたはこの【雷撃銃】が撃ち落とす!」
剛也「そうだな、向こうでロリが頑張ってるんだよ殺すぞ」
光「なに?お兄さんヘンタイじゃん! えー、動画撮って拡散しなきゃ!」
剛也「チッ……お前らが小学生の頃はそんなのじゃなかっただろうが!! 腐れフェアリーがよぉぉぉ!!」
変態の遠吠えだった。
光「元気だなぁ。そろそろ効いてくるはずだけど」
その言葉の意味を勘ぐり始めた剛也と奈々は己の体が麻痺していることに気がついた。
剛也「動けねぇ……」
奈々「くっ……!! 【電撃銃】!!」
二発の電撃が空飛ぶ妖精の近くを通り過ぎる。
光「ざんねーん! さあて、すぐに眠たくなるはずだよー! その後はおじさんに殺されるのみ、だね〜」
【狂気の爆炎】の標準が狂う。まぶたが重く、視界も保たなかった。【電撃銃】は狙うことはできたものの、全く命中する気配がなかった。
189 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/30(水) 00:03:34.58 ID:Hs7XB6M8O
剛也「あ、やばい。目開かないわ」
奈々「寝たら死ぬわよ……!」
光「寝なくても死ぬよー」
落ちていく意識の中、考えたのは彩のことだった。
剛也「まだ名前呼ばれてねえよ」
奈々「はぁ……?」
光「じゃあたし行くねー。ばいばーい!」
剛也「俺の目を撃て。片方だけだ」
奈々「何を……」
光「もー、寝言は寝ていいなよ? 目覚めることはないから安心して何でもほざいてなー」
奈々「本気なのよね? 狂ってるけど……」
剛也「早くしろ。覚悟は出来てる」
奈々は霞む視界を凝らして【電撃銃】を構える。すでに起き上がることすら不可能で、地面に寝そべったまま標準を合わせる。
バチッ
まぶたを突き抜けて眼球を焼かれる痛み。まさに、狂気だった。その衝撃は剛也を冷静に狂わせる。
剛也「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁぁぁ!! 痛ぇぇ!! 目ぇ開いたぜぇぇ!!」
潰れた左目など意に介さず【狂気の爆炎】を発動。剛也の覚悟に共鳴するように増長したパワーは、目に見える範囲全てを爆破させた。
190 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/30(水) 00:16:02.42 ID:Hs7XB6M8O
肉の一欠片も残すことなく焼き払った。ついでに周囲の鱗粉も払っていた。
剛也「そう、覚悟なんざロリコンになった時にもう出来ていた。チッ……痛えな。それより彩ちゃんだ。おいライダー、スコープ出せよ」
奈々「うぅ……すぅぅ……」
剛也「おいゴルァ!!」
奈々「う、ええ? 寝てた?」
剛也「あひゃひゃ、そんなことどうでもいいんだよ。早くスコープ出せや」
奈々「わ、わかったわ。はい、【雷撃銃】」
銃本来の構え方ではなかったが、遠方を伺えるのならそれでよかった。見えたのは、立ち向かううららと、愛しき少女を愚弄する男だった。
そこからは早かった。今一番、可能性のある方法を考え実行するのみ。全ては彩のために。
191 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/30(水) 00:53:51.61 ID:Hs7XB6M8O
時を少し遡り運動公園。祐介は【ガス操作】、美知子は【温度変化】で和田と交戦していた。
祐介「瞬間移動できるのかよ!!」
和田「空も歩けますよ」
美知子「なんで攻撃を読めるの?!」
和田「美知子君、甘いですねぇ。そして君も甘ったるいことこの上ない」
その時、運動公園に救急車が来る。恭弥と恭子が降りる。
恭弥「祐介ぇぇ! 探したぞ!」
祐介「恭弥! 無事だったか! だが来るなよ、このおっさん強いぞ」
和田「ほう、親友ですか。この戦いにも飽きてきたところです」
和田は恭弥のすぐ後ろに転移、胸をひと刺し。目を見開く祐介を見てほくそ笑んだ。
祐介「恭弥ぁぁぁ!!」
恭子「きゃぁぁああああ?!!」
鮮血が和田の太刀を伝う。祐介の顔つきが変わった。周囲に力の渦ができ、両手が火炎のごとく輝く。
祐介「────【強欲な借り主〈レンタル〉】ッ!!」
祐介「更なる力を……貸してくれッ!!」
指定安価は
>>192
-
>>193
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/30(水) 01:15:25.04 ID:l1ODKVst0
【吞み喰い〈グラトニー〉】
自らの周囲に泥の様に濁った穴を展開させる。
穴は使用者の任意で物質や能力による力を吸い込み、吸収する。
吸収した力の数程穴の展開出来る個数を増やす事が出来るが、一定量の力や物質を喰らうと穴は閉じてしまう。
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/30(水) 07:01:09.85 ID:U3zpFzXl0
【修正時間〈リバースタイム〉】
人やモノの時間を自分が触れることで自分の好きな時まで直す(戻す)能力
傷ついたり、壊されたでもなくても自分が前の形や原材料などを知っていればその時まで元に直せる
また自分に使うことも可能でまた直すときに途中介入して最終的に形などを変化させることも可能
簡単に言えば自分にも使えるようになったけど、スタンドがないジョジョのクレイジー・ダイヤモンド
194 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/30(水) 23:21:00.27 ID:Hs7XB6M8O
祐介「ありがとよ……!」
和田「なるほど。何でも吸い込む穴と直す力ですか。しかし期待に応えてくれて嬉しいですよ。これで殺し甲斐もあるってものです」
祐介「安心しろ。……お前は俺が殺すッ!!」
美知子(駄目。きっと和田さんの異能を解明しないと勝機はない……!)
恭子「私の【マッドメディック】で……!」
恭子はその異能を攻撃に使おうとはしない。それは現状況で和田を殺め得る可能性が最も高いことを考慮した上での結果だった。
祐介が展開した泥穴を和田が切っていく。和田の持つ太刀は異能の副産物なので泥穴を潰した後再び出現させることができる。
祐介「しかし手強いな、おっさん」
和田「まだまだ若いものに負けてられませんからねぇ」
和田の異能は【六神通〈ヴィパッサナー〉】。
神足通、天耳通、他心通、宿命通、天眼通、漏尽通の六つの力からなる能力だった。和田の太刀は宿命通によるものだ。
神足通で転移や空中浮遊をし、他心通で心を読んでいた。
祐介(あの子、救急車を出していただけあって治療ができるのか……?)
和田「そのようですねぇ。優しいお嬢さんだ。しかしよそ見をされるとは、心外ですねぇ」
祐介「うるせぇ、心読むな! どういう異能なんだよそれ!」
195 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/30(水) 23:44:23.97 ID:Hs7XB6M8O
祐介「待てよ、今俺何を……」
和田「ただの暴言だと思いますが」
祐介「うるせぇ。何だこの違和感は……」
和田の異能を解明すべく、美知子は観察していた。しかし答えにはたどり着けなかった。
祐介「決め手にならねぇか……?」
和田「いえ、君の引き当てた能力はどちらも協力ですよ。強いて言うならつかいこなせていない君に問題がありますねぇ」
祐介「クソが……!」
和田「異能を使いこなすというのは、こういうことですよ」
和田が露の構えをとる。そこからは一振りのみ。しかしそれは、緩急と転移を組み合わせて発揮する斬撃と突きの六撃。最初に目の当たりにした若見 奈恵はそれを【仏の斬〈ヴィパッサナー〉】と呼んだ。
196 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/31(木) 00:44:59.68 ID:5Dv4uoSwO
脳や心臓を狙った二撃は【呑み喰い】で防いだ。しかし、祐介は残りの【仏の斬】を受けてしまう。
祐介の左腕が切り落とされ、血が吹き出る。
祐介「なッ……?! 【修正時間】……!」
右腕もほぼ切断されていた。ただ肉として繋がっているだけで、動くことはなかった。
和田「さあ、終わらせましょうか」
祐介「……やめろ」
和田「それは無理な相談です」
もう一度、露の構えをとる。和田は【仏の斬】を使うことはできなかった。
和田「おや……」
目の眩む閃光。その後、和田の右肘から先が焼け落ちた。
和田が首切りを中断し振り向くと
恭弥「テメェ人のダチの腕千切ってんじゃねぇよォォォッ!!!」
恭弥は今こそ、高鳴る命の鼓動を破壊のエネルギーに変える時だと確信していた。
刻むのは怒りのビートだ。
197 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/31(木) 21:28:12.85 ID:FaY8w82KO
【修正時間】は体のどこかで触れなければ発動しない。それは自身に対して発動する場合も同様で、現時点で祐介が体を直す可能性はほぼない。
美知子は未だ思考を巡らせている。和田が恭弥の攻撃を避けなかった、読めなかったのには理由があるはずだと。
祐介「恭弥! 助かったぜ……!」
恭弥「おう。ざまあみろ!」
和田「……」
美知子(心を読めるとして、何か条件があるのはわかる。でもそれを確かめないと手は出せない……!)
恭弥の傷は完全に塞がっていたが、【ハート共鳴】のエネルギー弾を打ち出した反動は大きい。息を切らせている。
すぐ後ろにいる恭子は、和田の落ちた腕を視界に入れないように目を伏せていた。
和田はにっこりと笑みを浮かべながらもこれまでにない感情を胸に秘めていた。その先がなくなった腕からは定期的に血が吹き出る。焼け焦げた人間の肉の匂いが鼻の奥を突く。
198 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/31(木) 22:27:29.57 ID:FaY8w82KO
泉のように湧き出る感情が何を表すのかはわからなかったが、見出せるものがあると判断し、逃げた。追ってくるものなどおらず、容易だった。
祐介「行ったか……」
祐介は腕が切断され痛みも酷いはずなのに冷静になっている自分に気がついた。腕ばかり切れてるなぁ、と思った。
恭弥「恭子、頼む」
恭子「……はい。この布を噛んでください」
【マッドメディック】の激痛。痛みがさらに強い痛みを上書きしていく。慣れることも痺れることもなくのたうち回る。
恭弥「そうそう、痛えよな。でもすぐ済むぜ」
恭子「左腕は繋がりました。……右腕の断面の損傷が激しいです」
恭弥「繋がらないのか?」
恭子「できます。ただし……」
恭子の提案に対して恭弥は涙を流しながら頷いた。
199 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/05/31(木) 22:49:52.95 ID:FaY8w82KO
矢吹 奏司と四十万 力の交戦中。
それを見守る風子の背後には【暗殺者】の異能を持つ浅野 真也がいた。
真也「声を上げるな。そちらに刃物を向けている」
多くを殺すために強いものの下についた真也ではあったが、任せられたことといえば偵察や護衛だけだった。彼の気配遮断能力や、ナイフ術は異能に頼るものではなく殺すために考えた独自のものだ。
風子「……!」
【暗殺者】の詳細
>>200
能力や読みなど
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/31(木) 22:55:01.56 ID:7CpMpnRy0
【暗殺者(キラーキラー)】
暗殺するターゲットを選んでその相手に合う武器を出現させる
安価下
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/31(木) 23:40:42.22 ID:N8fyTtoE0
↑+相手に合う武器を相手に向かって投げると相手が当たるまで追尾してくる。武器は軽ければ軽いほど追尾するスピードが速い。もちろん投げないでそのまま使うことも可能。
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/06/01(金) 17:56:44.60 ID:a11xZk+PO
>>201
を書いた者です
「投げた武器は弾いたり防いでも追尾し続ける。止めるには能力を解除するか武器を壊さないと止まらない。」も追加でお願いします。
203 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/06/02(土) 02:11:14.53 ID:hxVHFXB2O
【暗殺者〈キラーキラー〉】
暗殺するターゲットを選んでその相手に合う武器を出現させる 。投擲すると対象を自動追尾し、それを回避するには武器自体を破壊するか異能を解除する他はない。
真っ向勝負に向いていないが、暗殺対象の意識外から最適の武器で仕留めることのできる異能だ。しかし、出てくる武器が必ずしも使いこなせるわけではないのでナイフを携帯している。
力「しかしわからねぇ。なぜ裏切る? そのガキにそれほどの価値があるとは思えねえよ」
奏司「もののついでだ。というのでは不満か?」
力の異能が加速していく。もはや、止まることなどできない。
奏司「そろそろ本気出す」
204 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/06/02(土) 02:55:47.29 ID:hxVHFXB2O
瀬型 櫂と糸色 凶は和田を探していた。
櫂「……」
凶「……」
凶は櫂の右肩に抱えられている。不思議だという表情を浮かべていたが、なぜか安心したのでそのままでいた。
二人の前に立ちはだかる者がいた。
名前
特徴
>>205
-
>>206
から
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/02(土) 03:01:51.98 ID:3joQldaZ0
名前:雨音 奏(ウネ カナデ)
特徴:水色ジャージの高校女子。運動抜群で、爽やか元気。意外と手先が器用であることに驚かれてる。
(自分の異脳を何故か相棒のように慕っている)
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/06/02(土) 03:04:51.39 ID:Jq9kI2XX0
名前:口無 玄互(くちなし げんご)
特徴:ロングコートを着ていて、目付きが悪い。口元にガスマスクをつけている。
207 :
◆RamR0TT8ew
[saga]:2018/06/02(土) 09:40:07.20 ID:hxVHFXB2O
雨音 奏 (うね かなで)
水色ジャージの高校女子。運動神経抜群で、爽やか元気。周囲には意外と手先が器用であることに驚かれてる。
奏「やあ、こんにちは!」
櫂「……」
凶「……」
奏「あのぉ〜」
櫂「知り合い?」
凶「……知らない人です」
櫂「そっか」
有無を言わず奏に【炎真】を放つ。しかし奏は反射的に交わしていた。異能ではなく、自らの身体能力で。
雨音 奏の異能
>>208
-
>>209
から
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 09:52:49.33 ID:C0orWIk+0
【雨の日の友達(レインロイド)】
水色の液体型異能モンスター(スライムに近い感じ)。意思があり、まるで生き物用に自分で考えて行動できる。
主に水を自由自在に操ることができ、こいつ自身は液体で基本的に物理攻撃が効かないのが特徴(例外はあり)
雨の日や水の中だとさらにパワーアップできる。また、その使い手によって関係が変わる。
奏とは友達のような感じで
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