アスカ「強くてニューゲーム」

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107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/21(月) 21:01:39.53 ID:NV9j4KYfo
おつの
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 08:23:18.14 ID:kaxmgb4w0
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/22(火) 17:45:50.53 ID:eePEIU3XO
私が飛鳥のパンツになって情報を仕入れよう盗聴やお薬手帳飲んでないか
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 20:12:00.92 ID:1ZQIQrXA0
シネ
111 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/22(火) 22:00:35.72 ID:n2Pk9pus0
投稿していきますね
112 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/22(火) 22:01:15.35 ID:n2Pk9pus0
アスカ「とうとう明日ね……」

アスカ「今回止められなかったらどうしようもないわねぇ」

アスカ「……ま、何とかなるわよね、多分」

-翌日-
ミサト「つまり、降ってくる使徒を受け止めてもらうわ」

シンジ「受け止める!?」

アスカ「そんなの出来るの?」

ミサト「やるのよ!奇跡は起こすのよ」

アスカ(ま、やるけどさ〜)

ミサト「それじゃ、三人とも、配置について」

シンジ「うぅ、できるかな……」

アスカ「もし失敗したら、終わりだからね〜。ま、頑張りなさい」

シンジ「うぅ……」
113 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/22(火) 22:01:52.62 ID:n2Pk9pus0
《サハクィエル『……!』バッ

アスカ「来たわっ」

ミサト『三人とも!スタート!』

アスカ「うおぉぉぉ」

シンジ『はぁぁぁ』

レイ『行きます……っ!』

アスカ(行くわよ……)

アスカ「ママっ!!」

弐号機『!!』グワッ

シンジ『うおぉぉ』

日向『使徒、進路変更!再計算、B-24地点と思われます!』

ミサト『まずい!』

アスカ「こっちじゃ間に合わない!バカシンジ!行きなさい!」

シンジ『……!分かったっ!!』

ミサト『走行補助152番から163番!』

シンジ『うぉぉぉ』

アスカ「……!」

アスカ(バカシンジ、あれなら間に合うっ!)
114 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/22(火) 22:02:37.77 ID:n2Pk9pus0
シンジ『ATフィールド、全開っ!』キィィィン

サハクィエル『……!!』キィィィン

ミサト『受け止めた……っ!アスカ、レイ!急いで!』

アスカ「分かってるわっ!レイ、フィールド全開っ!」キィィィ

レイ『分かってるわ』キィィィ

サハクィエル『……!?……』ググ

零号機『……』ヒュバッ

弐号機『!!』ザクッ

サハクィエル『!?!?』シュゥゥゥ

サハクィエル『』ドォォォン…

日向『目標沈黙!』

ミサト『やったわっ!』》

諜報員A「……以上が第十使徒戦の様子です」

冬月「碇…」

ゲンドウ「あぁ、間違いない」

ゲンドウ「弐号機パイロットは気付いている。エヴァの中に、自らの母の魂が眠っているとな」

冬月「どう処理するつもりだ?」

ゲンドウ「……まだ必要ない。使える内は使っておく。自らの手駒を無策に切り落とす必要は無い」
115 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/22(火) 22:03:39.24 ID:n2Pk9pus0
アスカ「10回目にしてようやく、あいつを突破出来たわね。正確には2回目の突破だけど」

アスカ「それで、つぎはリツコね。まぁ大丈夫でしょ」

アスカ「となると、やっぱり気になるのはその次の『影』よね……勝てるか怪しいわ……」

アスカ「もし、勝てなかったらどうなるんだろ…?」

アスカ「また、最初からやり直しかなぁ?嫌だな……」

アスカ「……頭痛いわね」

諜報員A「……」

諜報員A(現在の命令は弐号機パイロットの保護を最優先、か。やはり彼女がポイントなのだな…)

諜報員A(いや、俺が今そんなことをかんがえる必要も無い、か)

諜報員A(……ゼーレとは何なのだ…?)
116 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/22(火) 22:06:01.35 ID:n2Pk9pus0
ゼーレ1『未だ我々は弐号機パイロットの情報を掴めていない』

ゼーレ4『あぁ。碇も同じような事を言ってはいるが、あいつの事だ。信用は足りんな』

ゼーレ6『最近はより護衛が増している。付け入る隙がまるでないぞ』

ゼーレ2『当然といえば当然だがな。奴らの切り札の可能性すら考えられる』

ゼーレ1『今のところ我らがシナリオに影響はない……だが』

ゼーレ1『もし神の定めし運命に逆らおうというのなら、その時は分かっているのだろうな、碇……』

ーーーー

ミサト「いやぁ、上手くいってよかったわ……って、あれ?」

ミサト(加地君?あんな所で何してるのかしら……。……!)

ミサト(……)

加地「……」スッ

ミサト「加地リョウジ。……ここで何しているの?」カチャッ

ーーーー

アスカ「はっくしょん!」

アスカ「……?」
117 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/22(火) 22:10:08.19 ID:n2Pk9pus0
アスカ「そう言えば、何故あたしだけループしてるのかしら」

アスカ(確か、サードインパクトが起きて……それで……)

アスカ「人類が溶けて一つになる、だったかしら?それが起こらなかったのはどうしてかしら」

アスカ「不思議ねぇ……」

アスカ「……いや、待って」

アスカ「あの時あたしは、確か……」

アスカ「『碇シンジを拒絶した』……?」

アスカ「補完計画があいつを軸として行われたとしたなら……!!」

アスカ「あたしが、あたしの心の壁が、碇シンジという存在を受け入れるのを拒絶したから」

アスカ「あたしの魂は心の壁によって隔てられて、一つになることなくこうして漂っているのだとしたら……」

アスカ?「あたしという存在が、ループをやめる方法って……サードインパクトを起こさないこと?」

アスカ「元々起こすつもりはなかったけれど……でも、その後は1つになるのを拒絶した気はしないんだけど……」

アスカ「なんだか、自分がよくわからなくなって来たわ……」
118 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/22(火) 22:10:49.16 ID:n2Pk9pus0
以上です。
そろそろ第一話も終わりそうな感じです
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 23:22:06.81 ID:4uca8eTDo

中身朧気だけど思い出しながら楽しんでる
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 23:29:54.03 ID:kaxmgb4w0
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/23(水) 17:26:07.15 ID:b1tlhd1D0
122 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:50:18.79 ID:0PIDb6OX0
なかなかアプローチが難しい……
とりあえず、ある程度書き上がったので投下します
123 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:50:49.09 ID:0PIDb6OX0
アスカ「結局第十一使徒はリツコが処理してたわ。流石ね」

アスカ「……そして、いよいよ明日が第十二使徒の襲来な訳だけど……」

アスカ「はぁ、結局倒し方がまだ分かんないままなのよねぇ……」

アスカ?「まぁ、なるようにしかならないわよね……」

アスカ「バカシンジが出てきた方法、ちゃんと聞いとけば良かった……ま、聞いても『わからない』って言いそうだけど」

アスカ「……それにしても、流石に気付くものなのね。最近色んな人があたしの周りに居るわね……尾行というかなんというか」

アスカ「疑われるのは今までのと同じだけど、ここまで来たのは初めてだし、分かんないことも多くなってきそうね……」

アスカ「ふわぁ〜あ。眠たいしもう寝よっかな」
124 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:51:24.36 ID:0PIDb6OX0
-翌日-
ミサト「目標は?」

マヤ「現在第二防衛ラインへ到達。依然パターンオレンジ。使徒とは判別できません」

ミサト「さて、どうしたものかしら……」

ミサト「アスカ!シンジ君!レイ!目標との戦闘は極力避けて、街の外へと誘導して!」

アスカ『戦闘は避けろって、どういうことよ?』

ミサト「目標は依然使徒とは判別出来ません。街の中で無理に戦闘を行う必要は無いわ」

ミサト「可能ならそのまま街の外へ連れ出す、つまり帰ってもらうわ」

ミサト「……もっとも、そんなことがあるとは思えないけどね」

アスカ『ふーん……まぁ、分かったわ』

シンジ『分かりました!』

レイ『了解』
125 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:52:49.38 ID:0PIDb6OX0
アスカ「……」

アスカ(外へ誘導っつったって、そんなの無理に決まってるでしょ……)

アスカ(あいつ、使徒だし……)

アスカ(近付けば影に飲み込まれる…どうすれば……)

シンジ『……』

シンジ(よし、ここは威嚇射撃で……)

アスカ「……っ!だめっ」

シンジ『えっ?』パァンッ

レリエル『…』フッ

ミサト『消えたっ!?』

マヤ『!パターン青出現!!初号機の足元です!』

シンジ『な、なんだよこれ!?』

アスカ「バカシンジ!さっさと抜け出しなさい!」ダッ
126 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:53:36.09 ID:0PIDb6OX0
シンジ『な、なんだよこれ!』パンパァンッ

レリエル『……』スッスッ

ミサト『ダメ、シンジ君!逃げなさい!』

シンジ『そんなこと言ったって、こんなのどうしようもないよ!』

アスカ「くっ……」

アスカ(お願い、ママ……力を貸して!)

弐号機『……!』カッ

アスカ「ATフィールド、全開っっ!!!」

弐号機『ウォォォォ』バリバリッ

冬月『これは……っ』

ゲンドウ『……』

アスカ「はぁぁぁぁ!!!」

レリエル『!?』ギィィ

アスカ「バカシンジ!掴まって!早く!!」

シンジ『アスカ!?っ、うん!』グッ

アスカ「くぅ……どぉりゃぁぁ」

シンジ『うわぁっ!?』

弐号機『…!?』ガタンッ

シンジ『!?アスカっ!?』

アスカ「なっ、何よこれっ!?」

レリエル『……』ズズズズ

アスカ「ダメ、飲み込まれ……っ」

シンジ『アスカ!アスカ!?アスカぁっ!!』
127 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:54:34.18 ID:0PIDb6OX0
-ディラックの海-
アスカ「……どこよここ」

アスカ「……真っ白ね……」

アスカ「バカシンジはこんな所に何時間も居たのよね……」

アスカ「……確か、生命維持モードにしとくんだっけ……」

アスカ「……通信は出来ない、か。むむむ…………ATフィールド、全開っっ!」

弐号機『!!』キィィィ

アスカ「くぅぅ……ダメかぁ」

弐号機『……』シュゥゥ

アスカ「……ママ……」

アスカ「……モードチェンジ、生命維持モード」

アスカ「……」

アスカ「…………」

アスカ「…………ママ……」
128 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:55:54.84 ID:0PIDb6OX0
アスカ「……?ここ、どこ……?」

アスカ「……!あんた、誰?」

???「あたしは、アスカ」

アスカ「はぁ?アスカはあたしよ!」

???「いいえ、あたしはアスカ。あたしもあんたもアスカなのよ」

アスカ「……何よそれ」

???「いや、少し違うか」

アスカ「?」

アスカ「あんたとあたしは同じアスカだけど同じアスカじゃない。アスカの魂が二つに裂かれて、その片方があんたになった」

???「は、はぁ?何言ってんのよ」

アスカ?「あんたとあたしとは、同じアスカの心を持った、別の存在」

アスカ?「ど、どういうことなのよ……」

アスカ?「……直に分かるわよ」

アスカ?「さて、それじゃあそろそろ時間だし、ここから出ましょうか」

アスカ?「何言ってんのよ!ちょっと!待ちなさいよ!!」
129 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:56:38.28 ID:0PIDb6OX0
レリエル『!?!?』バキンッ

弐号機『ウォォォォ』ドォォン

シンジ『アスカっ!?』

弐号機『ウォォォォ……』

レリエル『……』バシャァァァァ

ミサト『なに、あれ……』

リツコ『エヴァ弐号機……』

日向『目標……沈黙……』

ミサト『……はっ、回収班急いで!』

ーーーー

アスカ「……?」

ミサト「アスカ!大丈夫?」

シンジ「アスカ……?」

アスカ「んっ……何か、夢を見てた気がする。けど……忘れたわ」

アスカ「重要な夢だったはずなんだけどなぁ……」

シンジ「……ふふっ……良かった、無事で……」

アスカ「ちょっと、何笑ってんのよ!」

シンジ「だ、だって、アスカが変な事言うから……」

アスカ「なんですって!?」

シンジ「わっ、や、やめてよっ!?」

ミサト「はぁ、全く……良かったわ」

弐号機『……』


弐号機『』ギロッ


130 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:57:47.19 ID:0PIDb6OX0
以上です

レリエル突破、ですね。
原作では多分第十七話くらいです。違うかも

読んでくださってる方、ありがとうございます
ではでは
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/23(水) 23:17:20.25 ID:nN8WEegp0
おつー
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/24(木) 06:56:02.72 ID:gtvQB4YmO
チャゲも出してあげてくださいアスカばかりです
133 :>> ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:48:45.00 ID:FvP59+/d0
遅くなりました、投下します
134 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:49:33.40 ID:FvP59+/d0
アスカ「弐号機の中で、確かに誰かと会った気がするんだけど……」

アスカ「ママ……じゃなかったとは思うんだけど、ならあれは、誰だったんだろ……」

アスカ「そういえば、明日だっけ。四号機の起動実験。失敗するとわかってはいるけど、止めようがないわね……。悔しいけど」

アスカ「S2機関の無駄遣いね」

ーーーー

ー翌日・通学路ー
アスカ「おはよ、ヒカリ」

ヒカリ「あら、アスカ。おはよう。碇君は?」

アスカ「なんか、鈴原たちと勉強するんだと。変なこともあるものねえ」

ヒカリ「鈴原と?そ、そっか……」

アスカ「……ねえ、ヒカリって、どこが好きなの?」

ヒカリ「……え?何の話?」

アスカ「鈴原のどこがいいのか聞いてんのよ」

ヒカリ「え、え、な、何のことよ……」
135 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:50:12.64 ID:FvP59+/d0
ーネルフー
青葉「手がかりは静止衛星からの映像のみです。後は形跡も残ってません」

青葉「エヴァ四号機並びに半径49キロいないの関連研究施設はすべて消滅しました」

青葉「タイムスケジュールから推察して、ドイツで修復したS2機関の搭載実験中のことだと思われます」

マヤ「予想する原因は材質の強度不足から設計初期段階のミスまで32,768通り。妨害工作の線も考えられます」

日向「でも爆発ではなく消滅なんでしょ……つまり消えたと」

ミサト「よくわからないものを無理に使うからね」

マヤ「復元中のS2機関は残り一つですね、これが最後のものです」

リツコ「この失敗は調べ尽くさないとね。成功してないとはいえ数少ないデータの一つだわ」

日向「しかし、米国は情報はないと主張を続けていますが……」

リツコ「つまらないプライドね」
136 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:50:58.13 ID:FvP59+/d0

ミサト「これでせっかくのS2機関もパーね」

リツコ「ええ。無駄なことにならないように活かさなければならないわね」

ミサト「それで、残った参号機は?」

リツコ「空輸されてこちらで引き取ることになったわ」

ミサト「勝手に作っておいて、都合が悪くなると押しつけ?」

リツコ「仕方ないことではあるわ。あんなことがあれば、誰でも怖じ気づくわよ」

ミサト「虫のいい話だわ」

リツコ「まあそうね」

ミサト「それで、参号機の起動実験には、ダミーとやらを使うの?」

リツコ「……。それは今から決めるわ」

リツコ「碇司令と話し合ってね」
137 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:51:50.22 ID:FvP59+/d0
リツコ「試作されたダミープラグです。レイのパーソナルが埋め込まれていますわ」

リツコ「ただ、人の心……魂まではデジタル化出来ませんので、あくまでも擬似的なものに過ぎません。人のまねをするだけの機械ですわ」

ゲンドウ「信号パターンをエヴァに送り込む。そこにパイロットがいるとエヴァが思い込み、シンクロすればそれでよい」

ゲンドウ「初号機と弐号機にデータを入れておけ」

リツコ「しかし、まだ問題が残りますわ」

ゲンドウ「エヴァが動けばそれでいい。それで、参号機のパイロットは?」

リツコ「現在の候補のなかから、一人、生理学的に持ち上げれば可能な子供がいます」

ゲンドウ「君に一任しよう。レイ、上がって良いぞ。食事にしよう」

レイ「はい」

リツコ「……」
138 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:52:47.77 ID:FvP59+/d0
アスカ「てなわけで、チャンスは明日の朝!なんとしてでもお弁当を渡すのよ!」

ヒカリ「う、うん……」

アスカ(明後日は起動実験だもんね)

アスカ「シンジ!相田!あんたたちは邪魔をしないようにするだけでいいわ」

シンジ「う、うん」

ケンスケ「けど、びっくりだよ。トウジのことが好きで、しかもお弁当を渡そうなんて……」

ヒカリ「うう……恥ずかしい……」

アスカ「よし!それじゃ、解散!あ、シンジは残りなさい。エヴァのことで話があるわ」

シンジ「え?うん、わかった」

ーーーー

シンジ「参号機のパイロットがトウジ!?」

アスカ「そうよ。間違いないわ」

シンジ「そ、それで……?」

アスカ「四号機の消滅、知ってるわよね?S2機関は参号機にも搭載予定だったらしいの」

シンジ「そんな……それじゃあ!」

アスカ「何かあったら、最優先であいつを助け出すわ。わかったわね?」

シンジ「それで……。うん、わかった。ありがとう、アスカ……」
139 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:53:26.01 ID:FvP59+/d0
以上です

おやすみなさい。。。
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 08:10:46.82 ID:2KCvfh1/0
何の対策もなく毎回楽勝で倒されるマトリエルにわろた
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 08:30:23.12 ID:AS2O/9Lio
あの使徒だけはちょっとライフル撃ったら死ぬ印象しかない
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 08:34:17.18 ID:opJiZfor0
弱い使途だから本部が沈黙=エヴァが動かない時に来たんじゃないだろうか?
143 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/25(金) 23:36:01.92 ID:4xv9tgBp0
ちょっとトラブったので更新は深夜になりそうです……
ごめんなさい(..;)
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 00:09:24.27 ID:Ht/0tVwuo
舞ってる
145 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:18:39.72 ID:kVGrZpXT0
こんなに遅くなるとは……

投下の時間です
146 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:10.01 ID:kVGrZpXT0
ー翌朝、トウジの家の前ー
ヒカリ「……まだかなあ……」

トウジ「なんや委員長、そんなとこで何しとんや?」

ヒカリ「わっ!?……べ、別に……その……」

トウジ「?なんやそれ……ん?何持ってるんや?」

ヒカリ「あ、そ、そう!お弁当、作りすぎたから……あげよう、かなって……」

トウジ「!え、えっと……ありがとう?」

ヒカリ「う、うん………。あ、あのさ、鈴原、今まで喧嘩してばかりだったけど、その、これからは、仲良く…………」

トウジ「せやな……仲良くやって行こか」

ヒカリ「っあ…………うん!」ニコッ

トウジ「……ほ、ほな、学校、行こか」
147 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:59.71 ID:kVGrZpXT0
アスカ「おはよ、ヒカリ♪」

ヒカリ「あ、アスカ、おはよう」

アスカ「うまくいったみたいね」コソコソ

ヒカリ「う、うん……ありがと、アスカ」

アスカ「いいのよ、もう♪」


シンジ「トウジ、おはよう」

トウジ「おう。……な、なんやニヤニヤして」

ケンスケ「別に〜?」

トウジ「気持ち悪いのう」

担任「鈴原!至急校長室まで来なさい」

シンジ「……!」

ケンスケ「?トウジ、何したんだよ}

トウジ「知るか。何も心当たりないわ。……ほな、行ってくるわ」

ケンスケ「おーう」


リツコ「鈴原トウジ君ね。ネルフ本部技術一課所属、赤城リツコです。以後よろしく」
148 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:20:38.61 ID:kVGrZpXT0
ー葛城家ー
アスカ「明日ねぇ、起動実験」

シンジ「うん……大丈夫かな……」

アスカ「さあ、わかんないわね〜。ま、あんまり深く考えてもねえ」

シンジ「それは……そう、だけど」

アスカ「いざとなればあたし達もいるんだし、きっとうまくいくわよ」

シンジ「そうかな……なんか、良くない予感がすごいんだけど……」

アスカ(まあ確かにそうなんだけどさあ)

アスカ「心配しすぎよ!さっさと寝なさい!それじゃ、おやすみ」

シンジ「うん……おやすみ」

アスカ(ミスは許されないわね)
149 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:09.25 ID:kVGrZpXT0
ー翌日ー
『エントリープラグ固定完了。第一接続開始』

ミサト「思ったより順調ね」

リツコ「これなら即実戦投入も可能ね」

ミサト「ふうん。よかったわね」

『パルス送信。グラフ正常位置』

リツコ「あら、気のない返事ね。これもあなたの直轄部隊に入るのよ?」

『リスト1350までクリア』

ミサト「エヴァを四機も独占、か……」

『初期コンタクト問題なし』

リツコ「了解。作業をフェイズ2へ移行して」

『オールナーブリング問題なし。リスト2250までクリア』

『ハーモニクスすべて正常値。絶対境界線突破します』

参号機『……!』カッ

フィーフィーフィー!

リツコ「何事!?」

『中枢神経に異常発生!』

リツコ「実験中止!回路切断!!」

『だめです!体内に高エネルギー反応!!』

リツコ「まさか……」

ミサト「使徒!?」

参号機『グオオオオオオオオ!!!』ドオオオオオン!!
150 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:42.00 ID:kVGrZpXT0
アスカ「目標がエヴァね……」

シンジ『どうしようアスカ、あれにはトウジが!』

アスカ「わかってるわ。まずはあいつの中からプラグを無理矢理抜き取るわよ!レイ!援護射撃の用意しといて!」

レイ『わかったわ』

アスカ「あたしがなんとかあいつを止めるわ。そのすきにシンジは背後に回って、いいわね?」

シンジ『う、うん。わかった』

アスカ「……いくわよっ!」

弐号機『!!』ダッ

参号機『……!』ピクッ

ーーーー

アスカ「くうう……はああ!!」

アスカ「シンジ!今!」

シンジ『うん!ごめん、トウジ……っ!』バキバキ

参号機『!?』

シンジ『と…れ、たっ!』ブチッ
151 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:22:35.02 ID:kVGrZpXT0
アスカ「あとはここをつぶせばっ!」ブシュゥゥ

参号機『!!?……』

マヤ『目標沈黙!やりましたね!』

アスカ「多少損壊はあるけど、ほぼ無事に助けられて良かったわ」

アスカ「鈴原の容体は?」

マヤ『現在治療および検査中よ。けど、早い段階で救えたから、汚染も少なかったわ』

アスカ「そう、良かったわ」

シンジ『トウジ……良かった……』

アスカ「参号機は?」

日向『大破しているけど、これから検査と調整次第ではまた使えるようになると思うよ』

アスカ(となると……かなり未来が変わってきそうね)
152 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:23:27.61 ID:kVGrZpXT0
戦闘描写くそくそ過ぎて申し訳ない。。。

以上です

さすがに眠い
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 06:51:41.74 ID:4gDqIGjbo
スパロボ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 06:52:21.52 ID:4gDqIGjbo
スパロボαのトウジ救出ルート思い出した
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 09:12:08.69 ID:r83a7eUf0

プラグ引き抜きは逆行の華!かも
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 10:12:33.71 ID:D0slvdAhO
>>154
ストナーサンシャインぶっ放ってた気が…
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 19:52:21.25 ID:hZ3SJkPPo
ゲッター線って便利よね
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 22:09:57.60 ID:/k3OdhUN0
プラグ引っこ抜いただけじゃ
根本の使徒を倒してない気が
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 22:14:59.19 ID:aabBVcn1o
描写的に引っこ抜いたあとコアを的確に狙ったとかじゃない?
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 22:28:01.86 ID:TiRijvTB0
3号機の使徒って3号機のコアが使徒のコアと考えていいのだろうか……
どの作品でも機体が原型をとどめないくらい破壊された後にエントリープラグを破壊されて活動停止扱いだから、動かせる身体があれば3号機のコアを破壊した程度じゃ止まらないかもしれない様な
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 22:40:36.89 ID:Ym45IqZO0
ゼルエルも顔面食われてそのまま死んだしまあノリじゃないかなぶっちゃけ
3号機は新劇基準ならエントリープラグにコアらしきものはあったが
162 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/27(日) 19:16:15.95 ID:036egWym0
まぁそのへんはおいおい書いていきますよ(多分)

というか昨日アレから更新出来なくて申し訳ない……

もうちょっと待ってね今考えてるから……
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 23:38:53.23 ID:2+Y1xr140
今日は休め
164 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:30:27.57 ID:uoSzUXRq0
>>163
か、かけたぞ

おとすなり
165 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:31:18.87 ID:uoSzUXRq0
ートウジの検査室前ー
アスカ「使徒による汚染、か……」

ヒカリ「鈴原……」

シンジ「身体的な怪我は治るってリツコさんは言ってたけど……」

アスカ「それでも重症なことに変わりはないわ。完治するのには時間がかかるでしょうね」

アスカ(それに、すぐに次の使徒……あの第十四使徒が来てしまうわ)

アスカ(ヒカリには悪いけど、今こいつのことを気にかけられるほどの余裕はないわね)

ケンスケ「でも、三人が早めに助けてくれたから死なずにすんだんだろ?ありがとな……」

シンジ「そんな、お礼なんて……」

レイ「鈴原君、早く良くなるといいわね」

ヒカリ「うん……」

アスカ「ま、医療班がなんとかするんじゃない?」

シンジ「そうだね、きっと大丈夫だよ」

アスカ「それじゃ、そろそろ帰ろっか」
166 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:31:54.30 ID:uoSzUXRq0
アスカ「第十四使徒……」

アスカ「なんとかして近づいて……いや、あの腕がやっかいね」

アスカ「正攻法で突破するには……。ライフル類は一切効かないし」

アスカ「……あたしじゃ無理、かなぁ……」

アスカ「……いや、負けるわけにはいかないのよ。せっかくここまで来たんだし」

アスカ「はあ……どうしたものか……」

アスカ「そういえば、シンジが横から攻撃したとき、割といけてたわね」

アスカ「つまり、近づきさえすればいける?……おとり作戦とかかしら」

アスカ「……とりあえずそんな感じで考えてみよっと」
167 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:32:33.86 ID:uoSzUXRq0
ぜーレ1『参号機はおそらくまだ使えるだろうな』

ぜーレ2『それはそうだが……碇のおもちゃが増えただけではな』

ぜーレ1『それを利用してしまえば良い』

ぜーレ3『というと?』

ぜーレ1『参号機パイロットはもう使えん……なら、新しいパイロットが必要だ』

ぜーレ5『まさか……タブリスか?』

ぜーレ1『左様。やつに弐号機パイロットと接触してもらう』

ぜーレ4『だが、シナリオと異なってしまうのでは?』

ぜーレ1『道が変わる程度だ。最後に行き着く場所が同じなら、どんな道を通ろうがかまわん』

168 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:33:18.88 ID:uoSzUXRq0
ー翌日、使徒襲来ー
日向「目標、駒ヶ岳防衛ラインを突破!」

マヤ「目標、以前侵攻!」

ゼルエル『……』

ゼルエル『!』カッ

ドオオオオ!!!

マヤ「第1から18番装甲まで損壊!」

日向「18もある特殊装甲を一発で……!?」

ミサト「エヴァの地上迎撃は間に合わないわ!ジオフロント内にエヴァ三機を配置!」

ミサト「本部施設の直援に回して!シンジ君達は目標が出てきたとこを狙い撃ちよ!」

アスカ『あたしが前に出るわ!二人で援護をお願い!』

レイ『了解』

シンジ『わかった!』
169 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:33:55.25 ID:uoSzUXRq0
アスカ「……今よ!一斉射撃で弾幕張って!」

レイ『っ!』パパパパパ

シンジ『いけぇっ!』バシュッバシュッ

ゼルエル『……』

アスカ(やっぱり遠距離では不利……!)

アスカ「ミサト!ソニック・グレイブを出しといて!」

ミサト『わかったわ!日向君!』

日向『3番から7番までの射出準備完了しています!』

アスカ「わかったわ!」バッ

ミサト『5番射出!』

アスカ「ナイスタイミングっ!いくわよっっ!」

ゼルエル『……!』バラバラ

アスカ(まずいっ!)

アスカ「レイ!躱してっ!」

ゼルエル『!!』シュバッ

レイ「えっ……?」バシュッ

アスカ「レイっ!?」

シンジ『綾波っ!』

レイ『きゃあああああっっ』
170 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:34:38.09 ID:uoSzUXRq0
アスカ「くっ、こんちくしょおおお!!!」

ゼルエル『!』カッ

アスカ「っ!?くっ、簡単には近づけない……っ!」

シンジ『くそっ、何で効かないんだよっ!』ドンッドンッ

レイ『う……く……ま、まだ……』

アスカ「このままじゃ……っ!負けてたまるかぁっ!」

ゼルエル『!!?』ザシュゥ

アスカ「こんのおおおおお!!」

ゼルエル『!』ズズン

シンジ『アスカっ!危ない!!』

アスカ「なっ……!」

ゼルエル『!!』バシュゥッ

アスカ「!?あ、ああああっ!?」

シンジ『アスカ!?』

アスカ「シンジだめっ!」

ゼルエル『!』カッ

シンジ『なっ……!』


ドオオオオ!
171 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:35:35.23 ID:uoSzUXRq0
今築いたけどぜーレってなんだよwwwwww

疲れた。お休み
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 05:39:06.04 ID:OCfvOaQ1O

14番の強さは伊達じゃないですねw
173 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:48:51.25 ID:uoSzUXRq0
昨日の誤字酷すぎわろた

許して……

とりあえずゼルエル戦の続き落としますね
174 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:49:20.32 ID:uoSzUXRq0
アスカ「くぅぅ……」

マヤ『弐号機及び初号機のアンビルカルケーブル切断!活動限界まで残り5分です!』

日向『弐号機腹部破損!初号機左腕断切!』

ミサト『まずいわっ!』

シンジ『ぐぅぅぅ……ちくしょぉぉ!!』ダッ

レイ『くっ……』バシュバシュ

アスカ(あたしの傷が1番影響が少ない……あたしがやらなきゃ…!)

アスカ「こんな所で負けてらんないのよ!こんのぉぉぉ!!!」

ゼルエル『……!』ググ

アスカ「!レイ躱して!」

レイ『了解!』

ゼルエル『!?』スカッ

アスカ「今よっ!」グサッ

ゼルエル『!……』ググググ
175 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:50:04.98 ID:uoSzUXRq0
アスカ「ちっ、届かないかっ!」

ゼルエル『!』バシィッ

アスカ「シンジ!背後から攻めて!挟み撃ちにするわ!レイは射撃で意識を逸らして!」

レイ『分かったわ』バババババ

シンジ『うん!』ダダッ

アスカ(残り4分、次でミスったらかなりまずいわね……)

アスカ「シンジ!ATフィールド全開で畳み掛けるわ!」ダダッ

シンジ『分かった!フィールド全開っ!』キィィィ

ゼルエル『……!!』カァァ

マヤ『!目標に高エネルギー反応!』

アスカ「まさか!?」

ゼルエル『!!!!』ビシャァァ!!グルッ

アスカ「ぐうっ!?」

シンジ『なっーーー』

初号機『!』ドォォォ…

アスカ「バカシンジィっ!?」

レイ『碇君!?』
176 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:50:46.28 ID:uoSzUXRq0
ゼルエル『……』バラバラバラ

アスカ「はっーーー」

ゼルエル『!』バシュルルル

アスカ「ダメ!避けーーー」

レイ『あっーーー』

零号機『……!』ドシャァッ

零号機『……』ズズン

日向『初号機中破!戦闘続行は困難!零号機は大破!パイロットの生命維持に支障が生じています!』

ミサト『零号機のシンクロをカット!零号機を優先回収急いで!!』

ミサト『シンジ君!しっかりして!!』

シンジ『ぅ……ぐぅ……』ハァハァ

アスカ「くぅっ……」

アスカ(どうすれば良いの……?)
177 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:51:34.14 ID:uoSzUXRq0
アスカ「……」ジリジリ

ゼルエル『……』ズンズン

ミサト『アスカ!今から20秒後にN2爆雷を投下するわ。その瞬間を狙って攻めて!ラストチャンスよ……』

アスカ「!分かった、わ……」

アスカ(ここで失敗したら、みんなの記憶がまたなくなってしまう……)

アスカ(せっかくヒカリが伝えた想いも、鈴原を助けられた事実も、レイと少しは仲良くなれたことも……)

アスカ(全部無くなるなんて……)

アスカ「絶対にさせないっ!」ダッ

ゼルエル『!!』キッ

アスカ「弾幕お願い!」

ミサト『22番から35番緊急弾幕!』

ゼルエル『!?』バシュゥ

アスカ(あと3……2…)

ミサト『今よ!!』

アスカ「うおおおおおお」バッ!

ゼルエル『!?』ドォォォン!
178 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:52:30.39 ID:uoSzUXRq0
アスカ「どおりゃぁぁぁぁ!!!」バッ

煙幕『……』

煙幕ブワッ

アスカ「なっ……!?」

アスカ(N2爆雷が効いてなーーー)

ミサト『ダメ!アスカっっ!!!』

ゼルエル『!!!』ドシュゥッ!

アスカ「きゃぁぁぁぁぁぁ!?」

日向『弐号機左腕損壊!腹部の損壊が激しくなっています!』

青葉『弐号機活動限界まであと25秒!』

アスカ「うぅぅ……ぐっ……」

ゼルエル『……』カッ!

ドォォォォン!!

青葉『ジオフロント露呈!!最終装甲板損壊!!』

ミサト『くっ……』ギリッ

リツコ(まずいわよ……司令はどうするつもりなのかしら……)チラッ

ゲンドウ『……』
179 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:53:35.69 ID:uoSzUXRq0
アスカ「ま、待ちなさいよ……っ!」ググ

ミサト『……』

ミサト(このままだと勝ち目はない。あの使徒にインパクトを起こさせるわけには……)

ミサト『……ここまで、なの?』

アスカ「待ちなさいって言ってんでしょ!」バシュバシュ!!

ゼルエル『……』ググ

ゼルエル『……』ズンズン

青葉『目標弐号機に接近!ま、まずいです!弐号機の活動限界まであと4秒!』

アスカ「くぅぅ……」バシュバシュバシュバシュ…バシュ……

弐号機『……』ガタン

青葉『弐号機完全に沈黙!』

ゼルエル『……!』カッ!

弐号機『……』ドォォォ

ゼルエル『……』カーンカーンカーンカーン

アスカ「くそっ、くそっ、くそっ!」ピシッパシッ

アスカ「お願いだから動いて!お願いだから動いて!動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け!!」ピシィパシッピシピシッ

アスカ「動きなさいよっ!!」パシィパシッピシッ

アスカ「動いてぇっ!!」ピシィッ!!

アスカ『そう。あんたがそう望むんならーーー』

アスカ『あたしが力を貸してあげる』ドクンッ

弐号機『!!!』カッ

ゼルエル『!』バッ

弐号機『!!』グイッ

ゼルエル『!?』ドシャッ
180 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:54:38.02 ID:uoSzUXRq0
弐号機『ウォォォォォ!!!』ズズ

日向『使徒のパーツを取り込んだ!?』

ゼルエル『!』シュバッ

弐号機『ウォォォォォ!!!』ブンッ

ゼルエル『!?』ピシィィンッ

ゼルエル『!!』ドシャァァ

弐号機『ウォォォォォ!!!』バッ!

マヤ『弐号機の装甲板が外れます!』

リツコ『拘束具が……っ!?』

ミサト『拘束具?』

リツコ『えぇそうよ。あれは装甲板なんかじゃない。エヴァの力を抑えるための装甲板に過ぎないの』

弐号機『グォォッ!』ダッ

ミサト『跳んだ!?』

弐号機『グォォン!』ドガンッ

ゼルエル『!!』

弐号機『!』シャキン

マヤ『弐号機プログナイフ装備!っ!?なに、これ……弐号機のシンクロ率が400%を超えていますっ!』

ミサト『なんですって!?』

弐号機『!』ブンッ

ゼルエル『!?』ザシュゥ

ゼルエル『……!』カァァ

弐号機『ウォォ!』ドグシャァッ!

ゼルエル『!……』ピシッ

弐号機『ウォォォォォ!ウォォォォォ!!ウォォォォォ!!!!』ガンッガンッガンッガンッ

弐号機『ウォォォォォォォォン!!!』ドシャァァ

青葉『も、目標、完全に沈黙……っ』

ミサト『あれは……あれがエヴァの本来の力だと言うの……っ!?』

ゲンドウ『……』

冬月『弐号機の覚醒……碇、どうするつもりだ』
181 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 21:55:04.98 ID:uoSzUXRq0
以上です。

思ってたより第一話長くなっちゃってるのは内緒
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 21:57:05.88 ID:H/ivXY3Q0
リツコ『えぇそうよ。あれは装甲板なんかじゃない。エヴァの力を抑えるための装甲板に過ぎないの』

どっちだよ
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 21:58:03.81 ID:9mp6uJ31O
その両の眼でなく心の眼で字をみるのじゃ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/28(月) 21:58:37.13 ID:znmRvNEZO
装甲板(拘束具)
185 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ [sage]:2018/05/28(月) 21:58:38.68 ID:uoSzUXRq0
oh(´・ω・`)...

ほんまや

拘束具に過ぎない

って言いたかったんや
すまん……
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 22:20:04.31 ID:aHOAPktSO
ええんやで(ニッコリ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 22:34:54.71 ID:4d687jg/O
イイね、面白い。続き期待。
188 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ [sage]:2018/05/28(月) 23:11:50.35 ID:uoSzUXRq0
面白いとかうれしすぎます
ありがたや……
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 00:41:31.36 ID:+jTh8vPtO
誤字くらいでそーこー言うなってな!
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 02:10:18.50 ID:t4/5JyIA0
>>189
チョットムリガ…
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 03:27:14.77 ID:KVH2wPD60
192 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:13:24.10 ID:EMaEehjr0
もうかけた
モチベ上がりましたわぁ

落としますね
193 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:15:46.18 ID:EMaEehjr0
リツコ「アスカ……」

マヤ「弐号機プログ内モニター復帰!こ、これは……っ!?」

ミサト「アスカが…居ない?」

日向「どうなっているんだ……」

リツコ「これが、シンクロ率400%の真相……」

青葉「アスカは無事なんでしょうか…」

リツコ「今の彼女はエヴァと1つになっているんだわ」

ゲンドウ「赤木君」

リツコ「はい、なんでしょう?」コツコツ

ゲンドウ「弐号機のサルベージは明後日に行う。それまでこちらは任せた」コソッ

リツコ「分かりましたわ。準備しておきます」

ゲンドウ「冬月、話がある」

冬月「うむ」

アスカ『……?』

アスカ『ここ……どこ?』
194 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:16:55.57 ID:EMaEehjr0
-弐号機内-
アスカ「……」スゥ

アスカ「懐かしい匂い……ママ?」

アスカ「……?あれは、誰?」

アスカ『……ようやく来たのね』

アスカ「!!あ、あたし……!?」

アスカ『正確に言えば少しだけ違うけど、大体そうね。あんたはあたし、あたしはあんた』

アスカ『教えてあげるわ。この世界の意味をね』

アスカ「!どういうこと……?」

アスカ『あたし達のママ…惣流・キョウコ・ツェッペリンはエヴァ弐号機の起動実験によって「心」を失った』

アスカ『でもその真相は、ここ……エヴァ弐号機の中に魂の一部が切り離されて残っていたから』

アスカ『あんたとあたしも同じ。……あんたの中の「碇シンジを求めた」部分があたしで、「碇シンジを拒絶した」部分があんた。あたしは切り離されてここに残った』

アスカ『サードインパクトの影響ね。あれによってあたし達は二つに裂けたのよ』
195 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:19:47.96 ID:EMaEehjr0
アスカ「そんなことが……」

アスカ『そして、あたしはL.C.Lに溶けた。けど……シンジは1つになることを最後には否定した』

アスカ『あたしはその時、完全な状態で溶けていたわけじゃなかった。けれど裂けてしまった身と魂は離れた』

アスカ『あたしの魂は……つまりあんたの魂の一部はここに残った。シンジを求め、痛みを負ったあなたの心は』

アスカ「どういうことなのよ……」

アスカ『一度精神崩壊を起こしたにも関わらず、その影響が少ないのは、壊れた大部分をあたしが引き受けたから』

アスカ『……あたしはこの中で、ママの魂の一部と出会った。あたしはママの魂を受け入れたわ』

アスカ『魂と魂は重なって、あたしの中に溶け込んで、1つになった。それが今のエヴァ弐号機の魂なの』

アスカ「あたしが二つに裂けて……その片方がエヴァ弐号機に宿ったというの?」

アスカ『そうね。補完計画の時あたし達の周りにあったのは大量のL.C.L。その中にあんたの一部のあたしが溶け込んだわけ』

アスカ『ま、正確には「魂」が二つに裂けただけだけど』

アスカ『だから、今のあたしはアスカであってアスカじゃない。言うなれば、ママの魂を持った、アスカの心の形の一つだわ』

アスカ「な、何なのよそれ……」

アスカ『それがあたしの魂のかたち。あんたとエヴァ弐号機のシンクロ率が自在に設定出来るのもそのせい』

アスカ『あたしはあんたと心の壁を共有してる。というか同じものだしね。だから、あんたとあたしを隔てるものは無い』

アスカ『結果、あんたは弐号機と自由にシンクロ出来る。たとえどんなに心がボロボロになってもね』

アスカ『あんたが心の壁を取り払うのを嫌がっても、あたしはあんたの心を共有出来るから』

アスカ「なかなか難しいこと言ってるわね……」
196 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:21:17.44 ID:EMaEehjr0
アスカ『簡単にまとめると、あんたの魂の一部があたし。あんたとあたしの間に心の壁……ATフィールドは意味をなさない』

アスカ「なら、あたしにもあんたの心を見れるってわけ?」

アスカ『それが、そうでもないわ。あたしにはママの魂がある。つまり、ママの心の壁を展開出来る』

アスカ『……まぁ、ママじゃなくてあたしが展開することになるし、そもそもここで心の変化なんて大して起きないからしないけど…』

アスカ「……それで、さ。どうやったらこのループから抜け出せるの?」

アスカ『サードインパクト、つまり魂の同一化の際、あんたの魂が完全ではない故にあんたはサードインパクトの影響を受け切れない』

アスカ『結果、世界に大きな誤差が発生してしまって、時間軸や空間が歪んでしまう。ちょうど「使徒」というトリガーの発生時間に戻るの』

アスカ『だから、ループから抜け出すには、このままサードインパクトを起こさないか、あたしを取り込んでサードインパクトを受け入れる』

アスカ『でも、あたしを取り込むのは至極難しい。あたしもママも完全な魂ではないから共存しているけれど』

アスカ『完全な魂と不完全な魂が混じりあったら、その中に存在する心の壁によって魂はバラバラに引き裂かれてしまう』

アスカ『あ、後は死んでもループから抜け出せるわよ』

アスカ「死にたくはないわね。つまり、サードインパクトを起こさない方法を探さなきゃ」

アスカ『……敵はむしろ、同じ人間かもね』

アスカ「……?」

アスカ『人間には気を付けなさい。特に、碇司令とその背景にいる人間達にはね』

アスカ「人間に……」

アスカ『ま、まだサルベージは始まらないみたいだし、もう少し考えとけば?』

アスカ「……」

アスカ(懐かしい匂いがしたのは、ママじゃなくてあたしがここにいたから、なのね)
197 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:22:06.74 ID:EMaEehjr0
リツコ「弐号機の様子はどう?」

マヤ「至って通常です」

リツコ「そう……」

リツコ(暴走直後も暴れることなく、素直にケージに運ばれていたし……)

リツコ「敵対の意思は無いのかしら…」

マヤ「弐号機のサルベージなんですが、これはセンパイが考えたんですか?」

リツコ「いえ、正確には違うわ。過去に起こった際と同様のものよ」

マヤ「過去にもこんなことが?その時は成功したんですか?」

リツコ「そうね……失敗したわ」

マヤ「……!」

リツコ「……マヤ、少し来てくれるかしら。あなたに見せたい場所があるの」

マヤ「は、はい。分かりました…」

マヤ(センパイが……一体なんだろう)
198 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:22:40.46 ID:EMaEehjr0
ゲンドウ「弐号機の覚醒、そして初号機の覚醒が発生しなかった」

冬月「我々の計画に大きな誤差が生まれたな」

ゲンドウ「あぁ。だが弐号機がS2機関を手に入れなかったのは幸いだ。まだシナリオの修正が不可能な訳では無い」

冬月「ゼーレの老人達が黙っておかんぞ」

ゲンドウ「問題ない。S2機関が無い以上、それを盾にすれば良い。……むしろ今、奴らのことなどはどうでも良いことだ」

冬月「……」

ゲンドウ「冬月、初号機パイロット……シンジについてなんだが」

冬月「なんだ?」

ゲンドウ「やつは今レイと弐号機の前に毎日来ている。そこで2人にある話をしてほしい」

冬月「……良いだろう、言ってみろ」

ゲンドウ「ーーーーーだ」

冬月「……なるほどな。わかった、良いだろう」

ゲンドウ「頼む」
199 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:23:35.17 ID:EMaEehjr0
ゼーレ1『弐号機の覚醒』

ゼーレ5『やはり弐号機は危険な存在だ』

ゼーレ7『しかし、弐号機の力で今回の使徒を倒せたとも言える』

ゼーレ2『左様。弐号機にはまだ利用価値はある』

ゼーレ4『碇のやつが執着しているのは初号機。ならば弐号機はやつにとっても厄介な存在だろう』

ゼーレ1『そろそろタブリスの調整も完了する。問題は無い』

ゼーレ1『行けるな、タブリス』

カヲル『……』

カヲル『……』パチッ

ゼーレ3『弐号機を手駒に出来れば大きいが、それは無理だろう』

ゼーレ9『左様、いくらパイロットと言えど、我々の存在を完全に知らないとも言えんだろう。となれば、敵対される可能性もある』

ゼーレ1『タブリス。お前は弐号機パイロットに出来る限り接近し続けろ。監視のような意味合いも込めてな』

カヲル『……』コクッ

ゼーレ1『では明後日より実行だ』

200 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:25:33.42 ID:EMaEehjr0
とりあえずここまでです

今回のループでのカヲル君の登場タイミングは漫画に近いですね
漫画よりも早いですが

ではでは(`・ω・´)キリッ
201 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:28:47.82 ID:EMaEehjr0
あ、嘘ついた
もう一個落とさないと
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 15:30:01.31 ID:YTsXvPr50
せやな!漫画より早いけどアスカとの絡みが楽しみである
203 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:33:34.31 ID:EMaEehjr0


第一話『魂のかたち、こころの壁』



テレテレレテテレレレッレレレッレレー
エヴァ弐号機に眠りしもう一人の『アスカ』。
パイロットとしてのアスカは裂けた自分の魂の片割れと出会い、何を思い何を考えるのか。
そんな中、始めて「フィフスチルドレン」と出会う。
渚カヲルと名乗る彼に、アスカは戸惑いを隠せない。
変わる未来、変わる世界。
果たしてアスカはサードインパクトを止めることは出来るのか?

次回、第二話『ヒトと言う名のシ者』
この次も、サービスサービスゥ!
204 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/29(火) 15:35:33.32 ID:EMaEehjr0
ようやく第一話終わったやで

原作ではアスカとカヲルの絡みはほぼどころか皆無ですからね。
漫画版ではありましたが。

カヲル君がアスカの監視にあたる感じは漫画版のイメージを若干使ってます

漫画版でもアスカは可愛いので、読んだことないって人は読むように
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 18:41:20.87 ID:8/wX9S0E0

カオル君とアスカの絡みが皆無だったってマジか
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 18:54:22.18 ID:m3bjfaQ50
もう本放送を知らない世代が居るのか
アスカが完全に心が折れて逃走行方不明からの保護されそのまま入院
入れ替わりでカヲル君来たのよ
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