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モバP「比奈の作品作りに協力する」
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37 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/05/31(木) 01:41:13.76 ID:vArjCtg60
比奈「だからこんな、誰がいるか分からないところで言わ....あ...」
P「ん...?どうし...あ...」
園児たち「....」
P「(午前の散歩中の幼稚園児たちかな?俺たちのことをじーっと、見てる)」
園児「せんせー、あのおにいさんとおねえさん、けんかしてたよー?」
先生「そうね。でもね、さっきの痴話喧嘩って、いってね?」
P・比奈「「!!?」」
38 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/05/31(木) 01:41:48.83 ID:vArjCtg60
先生「あのお兄さんとお姉さん、本当はすっごく仲がいいって、分かることなのよ」
園児「けんかなのにー?」
園児「ふしぎー!」
P・比奈「「...!?」」ワナワナ...
先生「みんながもうちょっと大きくなったら、どういうことかわかるよ?きっとね」
園児「へー!そうなんだー!」
園児「あとどれくらいおおきくなったら、わかるのかなー?」
39 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/05/31(木) 01:42:25.33 ID:vArjCtg60
P「(これはなんて...)」
比奈「(羞恥プレイっスか...!?)」
園児「ねぇねぇ、おにいさん?おねーさん?」
P「!?何かな?」
園児「おにいさんと、おねーさんは、ほんとはなかよしなの?」
比奈「あ...く、う...そ、そうっスよ?」
比奈「お兄さんとお姉さんは、とーっても仲良しなんスよ」
40 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/05/31(木) 01:43:00.77 ID:vArjCtg60
園児「そうなんだー!ラブラブなんだー!」
比奈「ぶはぁ!?」
P「(仲良しから、なんでその表現になるの!?)」
先生「こ、こら!すみません!失礼を!」
P「いえ、お気になさらず...行こうか比奈?」
比奈「え?」
41 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/05/31(木) 01:43:50.49 ID:vArjCtg60
P「それじゃあ、お兄さんたちは用事があるからもう行くね」
P「みんなは先生の言うことをちゃんと聞いて、気を付けて散歩をしてね?」
園児たち「はーい!」
P「よーし、いい返事だ。さ、行こっ比奈!」
比奈「あ...はい...」
42 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/05/31(木) 01:44:22.11 ID:vArjCtg60
園児「ばいばーい!あっ!」
園児「おててつないでるー!」
園児「ほんとだー!なかよしだー!」
園児「ラブラブだー!」
P・比奈「「(早く...早くこの場を離れよう!)」」
先生「こらっ!本当の事でも、そう言うことは口にしないの!」
P・比奈「「(アンタはさっきから、追い打ち掛けるなー!!)」」
43 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/05/31(木) 01:45:24.82 ID:vArjCtg60
-道端の自販機前-
比奈「ふぅーー!ブティックでかいた以上の、汗をかいたっス」
P「俺も...漫画みたいなドタバタだな...」
比奈「ホントっス...事務所の年少組よりも幼い子たちに」
比奈「あんな風に言われるとは...まあ、参考にはなった、かな?」
P「けがの功名、そうなってたらいいな」
P「ふぅ....ようやく落ち着いてきた」
44 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/05/31(木) 01:46:02.63 ID:vArjCtg60
P「さてと、これからどうする?」
比奈「そうっスね...プロデューサー頼みがあるんスけど」
P「リクエストがあるんなら、遠慮せずに言ってくれ」
比奈「じゃあ...プロデューサー...」
比奈「アタシと一緒に、もう一度恥ずかしい目に遭って欲しいっス!」
P「うん?」
45 :
◆JBqI9RdT/Q
[sage saga]:2018/05/31(木) 01:47:56.45 ID:vArjCtg60
>>1
です。
今回はこれで終わりです。
お付き合い頂きましたら、ありがとうございます。
6月中旬には完結させたいです。
次もお付き合い頂ければ、幸いです。
それでは失礼いたします。
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/31(木) 04:27:42.43 ID:xAlV91peo
おっつおっつばっちし
47 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:03:19.52 ID:mi8QbDnB0
-ゲームセンター-
比奈「プロデューサー、準備できたっスか?」
P「ああ...出来てるよ。ただ心の準備がちょっと...」
比奈「大丈夫っス!条件はアタシも一緒っスから!」
P「それもそうか...それじゃあ、率直な意見でお願い」
P「やっぱり、俺に学生服は無理があると思うんだけど?」
48 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:10:23.19 ID:mi8QbDnB0
比奈「いや、無理はないっすよ♪まだまだ通用するっス♪」
比奈「確かに、高校生にしては貫禄がありますけど」
比奈「それは大人びてるで、通用するっスよ」
P「そ、そうかな...?ははは、そう言ってもらえると、気恥ずかしさが治まるよ」
P「まあ、俺のことはもう置いておいて...その学生服も似合ってるね」
49 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:11:19.83 ID:mi8QbDnB0
P「学園祭の時に着たのより、明るい色使いで可愛らしさが強調されて」
P「あの時とは違った魅力がある」
比奈「そうっスか?ありがとうございまス、嬉しいっス」
比奈「ふふ、プロデューサーに自信をつけてもらったところで」
比奈「青春リベンジ第二弾、やるっスよ!」
比奈「...と、大仰に言ったスけど、この格好でプリクラするだけですけどね」
50 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:12:01.48 ID:mi8QbDnB0
比奈「高校生カップルがしそうなことをして、その感覚を養いたいっス」
比奈「流石にこの格好で、外を出歩くわけにはいかないっスから」
P「そういうことか。ラブコメで学園モノは、定番だもんね」
比奈「はいっス!...あの、それで追加でお願いがあるんス」
P「なんだい?遠慮なく言ってごらん?」
比奈「プロデューサーは事務所の子と、たくさんプリクラを撮ってるっスよね?」
P「うん。まあ...多いかな」
51 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:12:46.02 ID:mi8QbDnB0
比奈「主に学生組とっスよね?その時どんな風に撮ったのか、教えてくれませんか?」
比奈「リアル学生の行動をトレースして、より理解を深めたいんス」
P「ああ、分かった。そうだね...」
-------
---
比奈「いや〜、参考になったっス♪ありがとうございました」
P「ははは、筆が進む気配はできたかい?」
52 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:13:43.63 ID:mi8QbDnB0
比奈「おかげさまで♪創作意欲が湧いてきましたよ」
P「それは良かった!じゃあ、そろそろ行こうか?」
比奈「そうっスね。万が一でも、事務所の誰かと出くわしたら」
比奈「なんて誤魔化せば...」
千佳「みんなー、早くー♪」
P・比奈「「!?」」
53 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:14:28.10 ID:mi8QbDnB0
拓海「おーい。そんな急いだら、あぶねーぞ」
紗南「へー!ここが千佳ちゃんが言ってたゲームセンターなんだ」
紗南「どのキャラの衣装着よっかなー♪」
未央「私は無難に、呼んでる漫画のキャラにしようかなっ?」
未央「しぶりんはどうするの?」
凛「私はこういうのあまり知らないから...お薦めがあったら、教えてくれない?」
54 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:15:20.16 ID:mi8QbDnB0
未央「オッケー♪私がしぶりんに、ピッタリの衣装を選んであげよう♪」
凛「ふふ、ありがとう。よろしくね」
凛「菜々さんはどうするんですか?」
菜々「ナナはメイドキャラか魔法少女キャラかで、迷ってますね」
菜々「...というか凛ちゃん?ナナに敬語は使わなくて、いいんですよ?」
凛「でも、目上の人には...」
55 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:17:29.74 ID:mi8QbDnB0
菜々「いやいやいやいや!凛ちゃん、美波ちゃんとはくだけた口調で会話してますよね?」
菜々「ナナは17歳で、美波ちゃんより凛ちゃんと歳が近いんですから」
菜々「もっとフランクな口調で、いいんですよ?...ね?」
凛「うん...善処します」
菜々「だから〜〜!」
千佳「菜々ちゃん、一緒に魔法少女になろー?」
56 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:19:23.20 ID:mi8QbDnB0
拓海「とりあえず着替えに行こうぜ?ここで騒いだら、周りの迷惑になるしよ」
紗南「そうだね。衣装室にいこー、いこー♪」
凛「....ん?」
比奈「ど、どうするっス!?これ!?」
比奈「状況的に、学生服着た状態でみんなと出会うことを回避するの」
比奈「無理じゃないっスか!?あー...急に恥ずかしくなってきた...」
P「お、俺も...なんかまた急に...ど、どうしようか?」
57 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:20:47.15 ID:mi8QbDnB0
凛「あ...みんな?着替える前に、一度お花摘みに行かない?」
拓海「ん...そうだな。着替えた後に行きたくなったら、面倒だし」
拓海「行っとくか」
紗南「戻ったら色んな衣装で、たくさん撮ろうねっ」
菜々「ナナはみんなでメイド服を着て、撮りたいですっ♪」
千佳「メイド服も可愛いよねー☆撮ろうねっ♪」
58 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:21:39.20 ID:mi8QbDnB0
拓海「う...アタシは着るなら、シックな感じのやつにするわ」
凛「私もそういうデザインのメイド服が、いいかな」
凛「未央は明るいデザインだよね?」
未央「もちろん。わかってくれるよねー、しぶりん♪」
P・比奈「「.....」」
P「今だっ!」
比奈「はいっス!迅速にいくっス!」
59 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:22:31.93 ID:mi8QbDnB0
-------
---
P「ふぅ〜〜、なんとか危機を乗り切ったね」
比奈「凄いいいタイミングで、凛ちゃんが提案をしてくれて助かったっス...」
比奈「本当に...まるで助けるためにって、くらいのタイミングでしたよね」
P「ああ...ん?」
60 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/06/22(金) 00:23:02.77 ID:mi8QbDnB0
比奈「どうしたんスか?」
P「凛から...個人宛にLINEが来た...」
比奈「え?」
凛『プロデューサーと、もう一人の誰かは無事抜け出せた?』
P・比奈「「!!?」」
61 :
◆JBqI9RdT/Q
[sage saga]:2018/06/22(金) 00:24:26.73 ID:mi8QbDnB0
>>1
です。
本日はこれで投下終了です。
お付き合い頂きまして、ありがとうございます。
次回で完結予定です。
その際もお付き合い頂ければ、幸いです。
それでは失礼致します。
62 :
◆JBqI9RdT/Q
[sage]:2018/06/22(金) 01:16:16.29 ID:agCt30CSO
常務「新制限を全て撤回。白紙に戻す」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522451692/
37:1[sage]
2018/04/01(日) 08:55:41.28 ID:2sNRKwHLO
>>36
地の文ではなくキャラの一連のセリフなのでその中で改行するのは違う気がします。その点
>>35
の成りすましは思考停止的に一文ごと改行していけばいいので楽だったでしょうね。相手にチェーンがなかったり外野が何かしら反応出来る場面がないとセリフ挟めないのでどうしても読みにくくなるのが悩み所です。
後誤解しているようですがこっちは完結した後すぐHTML依頼していますよ。にも関わらずハイエナが屍肉荒らしに来てるんです。
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/22(金) 19:02:40.26 ID:aXn+iyUeo
おっつおっつバッチシ☆
64 :
◆JBqI9RdT/Q
[sage saga]:2018/07/10(火) 01:26:18.63 ID:OGNUmlt20
>>1
です。
今回で完結です。
お付き合い頂ければ幸いです。
65 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:27:53.55 ID:OGNUmlt20
比奈「え...あの、これ...なんて返事するんスか?」
P「とりあえず、お礼はしないとな」
P『ああ、無事抜け出せたよ。ありがとう』
凛『そう。なら、よかった』
P「.........これ以上、反応がないな?」
比奈「凛ちゃんも訳を聞いていいのか、判断しかねてるんじゃあ?」
比奈「着ている衣装が、衣装っスからね...なんとなく凛ちゃんの気持ちは理解できるッス」
66 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:28:40.24 ID:OGNUmlt20
P「そう...だなぁ。じゃあ、理由を話してもいいかい?」
比奈「どうぞっス。凛ちゃんは恩人ですから」
P「なら...」
P『実は比奈の作品作りに協力しててね』
P『大雑把な言い方になるけど、作品の参考のために』
P『二人で学生服着て、学生気分がどういうものだったかを再考してたんだ』
凛『ふーん、なるほど。なんとなくだけど、状況は理解したよ』
凛『教えてくれて、ありがとう』
67 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:29:21.50 ID:OGNUmlt20
P『それで、一つ聞きたいんだけど』
P『どうして俺がいるって、分かったんだ?』
凛『靴』
P『靴?』
凛『今日履いてる靴、前に卯月提案でプロデューサーのスーツを買いに行った時に』
凛『スーツと一緒に買った靴でしょ?だから足元が見えたとき、あれって思ったんだ』
68 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:29:57.47 ID:OGNUmlt20
凛『でも学生服だから、気のせいかとも思ったんだけど』
凛『なんか慌て出したから、もしかしてと思ってね』
P『それでよく...重ね重ねありがとう』
P『俺も比奈も、あの格好でみんなと対面せずに済んだよ』
P『流石に恥ずかしいからね』
凛『個人的には、見たかったけどね。学生服姿のプロデューサー』
P『ははは、また冗談を』
69 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:30:32.89 ID:OGNUmlt20
凛『本気だよ?今度は私にも見せてね』
P「....」
凛『それじゃあ、まだ比奈さんとすることがあると思うから』
凛『またね。プロデューサー』
P『ああ、またね』
P「うーむ、これは本気なのか?...本気っぽいな」
比奈「そうっスね...事務所の忘年会で見せてあげたらどうっスか?」
P「だったら、罰ゲームでって流れにしたいな」
比奈「その時は、その流れ作るのを協力しますよ」
70 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:31:18.35 ID:OGNUmlt20
-ゲームセンター-
菜々「じゃあ!次はいよいよメイド服で、プリを撮りますよ♪」
未央「おーい、しぶりん?どうしたの?」
未央「さっきから、誰かとLINEしてるみたいだけど?」
凛「あ...プロデューサーと。今みんなでプリクラ撮ってるから」
凛「撮ったプリクラを送るねって」
千佳「いいねー☆Pくんにメイドさんになった私たち、見てもらおーよ♪」
71 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:32:00.50 ID:OGNUmlt20
拓海「ちょ、ちょい待て!?アタシは遠慮するぞ!?」
紗南「えー!?拓海さん、そんなに似合ってるのに?」
紗南「絶対Pさん、喜んでくれるよ♪ハイスコア更新するかもしれないよ?」
千佳「そうだよー。みんなでPくんに見てもらおうよ?」
拓海「ぐ...凛〜〜」
凛「ごめん。自分のだけを送るつもりだったんだけど...」
未央「おやおや?抜け駆けはダメですなー、しぶりん?」
菜々「ですねー♪可愛いメイドさんが、こんなに揃ってるんですから」
菜々「是非プロデューサー...ご主人様に、見てもらいましょう♪」
72 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:32:47.74 ID:OGNUmlt20
-カフェ-
P「おや?またLINEだ...お、これはいいな」
比奈「おー!メイドさんの欲張りセットっスね!」
凛『みんなで着てみたんだけど、どうかな?』
未央『やっほー☆こういう未央ちゃんもいいでしょ?』
菜々『みなさんとっても可愛いですけど、メイド服の着こなしは負けませんよ!』
菜々『ねっ?ねっ?ですよね?ご主人様?』
千佳『メイド服も可愛いよね☆お仕事でも着たいなっ!』
73 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:33:39.99 ID:OGNUmlt20
紗南『こういうお淑やか衣装はあんまり着ないけど、ゲームで知識はあるから結構着こなせてない?』
拓海『送るけど...他の奴に見せるのは、絶対禁止だからな!』
比奈「多種多様な魅力があるっスねー。いやー、いいもの見せてもらったス」
比奈「これも私の創作意欲を掻き立ててくれるっス♪」
P「思わぬ収穫を得たみたいだね。あ、比奈が一緒なのは拓海は知らないと思うから」
比奈「分かってるっス。見たことは内緒にしまスよ」
比奈「それとプロデューサー?最後にもう一つ、付き合ってくれますか?」
74 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:34:25.93 ID:OGNUmlt20
-観覧車内-
比奈「二人で観覧車...定番かつ王道っスね!」
比奈「プロデューサーは最近これを体験してますよね」
P「ははは、結局四人全員と二人で乗ったんだよな」
P「係員の目が痛かった...しかも全員分オンエアされたし」
比奈「見てましたよ♪四人それぞれ個性があって、見応えあったっス」
比奈「実況、もといLINEも盛り上がりました」
75 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:35:28.61 ID:OGNUmlt20
比奈「さっきは落ち着いた受け答えしてた、凛ちゃんが」
比奈「"ああああっ!?"とか”ストォオオオップ!?”って」
比奈「LINE上とはいえ、絶叫してたのは衝撃でした」
比奈「他にも衝撃は、色々あったっスけどね」
P「ははは....そこはあまり、触れてあげないでくれ」
比奈「後見ていて一番ドキドキしたのは、穂乃果ちゃんでしたね」
比奈「あずきちゃんと柚子ちゃんは、べったり甘える感じで」
76 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:36:05.10 ID:OGNUmlt20
比奈「和みのある可愛らしさがあったっス。この時に凛ちゃん他が絶叫してましたね」
比奈「忍ちゃんはある程度距離を保ってはいましたが、終始楽しそうな雰囲気が伝わってきたっス」
P「アイドルになってからの思い出話をしててね、盛り上がってたんだ」
比奈「なるほど。それで、穂乃果ちゃんはプロデューサーと距離を詰めようするけど」
比奈「恥じらいが先行してたのか、中々それをできてなかったっスね」
比奈「それを気遣うプロデューサーがあって、どんな展開になるか注目しました」
P「そういう風に論評されると、恥ずかしいな」
77 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:36:45.12 ID:OGNUmlt20
比奈「ああいうのも、経験してみたくはあるっスけど」
比奈「今回は別のことを経験したいと、思ってるっス」
P「と言うと?」
比奈「プロデューサー、こっちに来て欲しいっス」
P「...それじゃあ、ご厚意に預かろうかな」
比奈「どうっスか?窮屈じゃないっスか?」
P「腰を曲げなきゃいけないけど、その労力以上の心地良さがあるよ」
78 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:37:24.21 ID:OGNUmlt20
比奈「良かったっス♪今日は甘える側じゃなくて、甘えさせる側を体験っス」
比奈「私もお酒が飲める、成人女性っスからね」
比奈「男性に甘えられる包容力がないと....プロデューサーとしては、どうっスか?」
比奈「こうして、男性に膝枕するのは初めてっスから」
P「すごくいい気分。今日付き合ったお礼だとしたら、お釣りを出すくらいに」
比奈「またまた、大げさっスよ。しかし...まさか自分がこんなことをする日が来るとは」
比奈「予想してなかったっス。人生どうなるのか、本当にわからないっスね」
79 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:38:12.60 ID:OGNUmlt20
比奈「まあ...一番予想外なのは、アイドルになってることなんでスけどね」
比奈「ん...プロデューサー、頭撫でてもいいっスか?」
P「どうぞ...ううん、心地いいな....」
比奈「そうっスか?だったらもっと撫でるっス♪」
P「是非...ふぅ〜〜...」
比奈「ふふふ、本当に気持ちよさそうにしてくれるっスね」
比奈「こうしていると、実感が湧きます」
P「実感?なんの?」
80 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:39:03.88 ID:OGNUmlt20
比奈「私はアイドルなんだって、実感っス」
比奈「こうやって、私をアイドルにしてくれた人に触れると、今が幻じゃない」
比奈「私がアイドルなのは、現実だって教えてくれますから」
P「そうだよ。比奈は紛れもなく、みんなが憧れるアイドルさ」
比奈「みんなが憧れる...そっか、私は今、アイドルっていう貴重な経験をしてるんですよね」
比奈「その中で感じた、嬉しいことや楽しいこと...辛いこと」
比奈「ライブで味わった高揚や充足...どれも大切な経験です」
比奈「ふ...ふふっ♪なんか色々殻を破れた気持ちっス!」
81 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:40:04.14 ID:OGNUmlt20
P「どうやらスランプは脱することが、できたようだね」
比奈「バッチリっス!私が積み重ねたことを活かして、私だけの作品を書く自信がついたっス!」
P「うん!其の意気で行こう!...あ、でも直近で困ってるラブコメだよね?」
P「今日は、その参考にはなったのかな?」
比奈「それも大丈夫っス♪こうして撫でている間も」
比奈「どう撫でたら、プロデューサーが喜んでくれるかなって」
比奈「試行錯誤しながら撫でてるんですよ?それって...」
82 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:41:12.51 ID:OGNUmlt20
比奈「好きな人に振り向いてもらおうと、努力する女の子の気持ちに通じるものがあるんじゃないですか?」
P「なるほど...なるほど...その気持ちを学ぶつもりで、撫でてくれている...」
比奈「ふふふ、その照れた顔も参考にさせてもらうっスね♪」
比奈「....こうして一日、プロデューサーと過ごすことで」
比奈「漫画家としても、アイドルとしても大切なものを学べました」
比奈「この恩は、必ずお返しするっス。アイドルと漫画家の両方で」
比奈「期待しててくださいね?どっちもハッピーエンドにしてみせますから」
比奈「そのエネルギー補給のために今は、このまま...」
比奈「プロデューサーの頭を撫でて、浸らせて欲しいっス...いいですよね?」
83 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:41:54.15 ID:OGNUmlt20
-後日・事務所-
凛「比奈さん、今時間いい?」
比奈「大丈夫っスよ。どうしたっスか、凛ちゃん?」
凛「比奈さんが良ければなんだけど、前にプロデューサーと出かけたとき」
凛「どういうことをしたのか、聞かせてくれないかな?」
比奈「勿論いいっスよ」
凛「ありがとう!プロデューサーが楽しんでたことや、喜んでいたことを詳しくお願い」
比奈「(こういうお願いをされるのも、予想外の一つっスね)」
比奈「(嬉しいことで、充実感があるっス。本当に...)」
84 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:42:54.56 ID:OGNUmlt20
凛「比奈さん、どうかした?」
比奈「あ、なんでもないっス。そうだ凛ちゃん」
比奈「代わりと言っては何ですけど、その時の私の行動はどうだったのか」
比奈「意見してほしいっス。今後の参考に」
凛「もちろんいいよ。あ、でも私も経験豊富なわけじゃないし」
凛「私の意見が間違ってると思ったら、遠慮なく言ってね?」
比奈「了解っス♪それじゃあ、早速始めるっスか♪」
比奈「(凛ちゃんと話してると、他のみんなも集まって)」
比奈「(ちょっとした討論会になったっス。会話が弾んで、楽しいひと時でした)」
比奈「(こうして忌憚なく会話できる仲間もできて...本当に)」
比奈「(アイドルになって良かったって、改めて思いました)」
おわり
85 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2018/07/10(火) 01:49:08.68 ID:OGNUmlt20
>>1
です
これで完結です。お付き合い頂きまして、ありがとうございます。
次回もお付き合い頂ければ、幸いです。
次回作の主アイドルの安価をとらせて頂きます。
ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
対象のアイドルは下記になります。
・渋谷凛
・北条加蓮
・三船美優、市原仁奈
・森久保乃々
最初に安価4獲得したものを次回作にします。
次回作は、三週間以内には終わらせたいです。
それでは失礼いたします。
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/10(火) 05:59:49.25 ID:lqE8U7Jc0
三船美優、市原仁奈
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/10(火) 07:04:49.06 ID:jeAuVu6/o
乙
渋谷凛
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/10(火) 08:21:39.40 ID:TsrETUsR0
渋谷凛
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/10(火) 08:51:20.19 ID:HL2lZeRYO
みゆにな
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/10(火) 12:24:49.76 ID:8ZwI5fEho
乙
むりくぼ
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/10(火) 19:47:21.45 ID:8ao4Q7AY0
美優と仁奈
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/11(水) 00:10:17.85 ID:CD1iZ1XS0
みゆになで
93 :
◆JBqI9RdT/Q
[sage saga]:2018/07/11(水) 22:33:53.18 ID:ZqI9w2gQ0
>>1
です。
安価ご協力頂きまして、ありがとうございます。
次回作は三船美優、市原仁奈をメインにした話にさせて頂きます。
それではHTML化依頼を致します。
次回作もお付き合い頂ければ、幸いです。
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