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【安価】虚弱大魔法使い
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1 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 09:21:03.25 ID:79Wp220C0
由緒正しき魔法使い一家
その跡取りとして産まれた筈の魔法使い
しかし、彼は虚弱体質だったのです
実地に赴き人を救う事を家訓としていた一家からは追放されてしまいました
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1525566062
2 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 09:29:06.64 ID:79Wp220C0
〜魔法使いの家〜
魔法使いはどうにか過去に辿り着いたこの家を住まいとしている
その際に足の骨を複雑骨折してしまった
なので腐った布団で寝たきりの状態だった
しかし遂に魔法によって治療を終えた
魔法使い「はぁ...魔法でも治療に時間かかったね」
魔法使い「僕はここで人生を終えるのかな」
3 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 09:36:00.89 ID:79Wp220C0
魔法使い「もう生きる目的も無い」
魔法使い「もし僕がここでこの家と共に朽ちたら」
魔法使い「野生の動物が喰ってくれるだろうか」
魔法使いは山の中まで逃げて来ているので、夜には野生動物の足跡が聞こえてくる
魔法使い「そうしたら、きっと神獣にでもなるのかな」
魔法使い「まぁどうせ理性のない魔獣になるだろうね」
魔法使い「...こんな思い上がりばかりだから追放されたんだろうね」
4 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 09:39:27.06 ID:79Wp220C0
なんとノックの音が聞こえる
魔法使い「?」
魔法使い「どうぞ」
まだノックしている
魔法使い(声が届いてないんだ)
魔法使い「ど、どうぞっ」
ドアが開く
5 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 09:42:34.01 ID:79Wp220C0
下2>>訪問者
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 09:44:48.10 ID:B4BSczfDO
妹弟子
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 09:44:49.97 ID:NPRXdUnE0
オドオドした気弱そうな少女
8 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 09:50:20.90 ID:79Wp220C0
少女「誰かいらっしゃいますか?」
魔法使い「ああ、ここに居る」
少女「ひっ!?お化けですか!?」
魔法使い「...まぁ、お化けみたいなモノかもね」
少女「おっおっ、お化けぇ!」ズルッ
少女は後退りしようとして転んでしまった
そのまま後頭部を地に強く打ち、気絶してしまう
9 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 09:58:31.27 ID:79Wp220C0
魔法使い「...え?」
魔法使い「治療、しなきゃだね」
魔法使いは魔法の用意を始める
大汗をかきながら
10 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 10:02:53.65 ID:79Wp220C0
〜数分後〜
魔法使い「うぅっ、げほげほ...」
魔法使い「はーっ、はーっ」
少女「...ん」
少女「...あれ、お化け?」
魔法使い「いや、ゲホッ!本当はお化けじゃないから」
少女「そうなの?」
魔法使い「うん。それより、君の目的を教えて欲しいんだ」
魔法使い「自分で言うのもなんだが、こんな家に立ち寄る理由なんてないだろう」
11 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 10:03:49.65 ID:79Wp220C0
下2>>少女が魔法使いの家に来た理由
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 10:08:59.60 ID:NPRXdUnE0
ksk
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 10:09:03.01 ID:hIj6KL9Z0
叔母を騙した詐欺師を追ったらここまで着いた
14 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 10:16:07.79 ID:79Wp220C0
少女「私のおばあちゃんがね、詐欺師に騙されちゃったの」
少女「その人がおばあちゃんに教えた住所を元に来たの」
魔法使い「詐欺師が本当の住所教えるとは思えないけど」
少女「...あ、そっか」
魔法使いは笑いながら続ける
魔法使い「僕ならその人を喚べるけどね」
15 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 10:24:20.96 ID:79Wp220C0
少女「じゃあ、私が」
魔法使い「とてもじゃあないが君には無理だね」
魔法使い「僕も無理だ。少し歩いただけで足の骨折っちゃうし」
魔法使い「でも、罰を与える事は出来る」
少女「罰...?」
魔法使い「うん。お仕置きをするんだ」
16 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 10:30:28.15 ID:79Wp220C0
魔法使い「お仕置きしたい?」
少女「うん!」
魔法使い「分かった。ぞぉい”!」ポワ
浮遊するガラス玉が生成される
魔法使い「やばい...目眩がする」
17 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 17:40:40.51 ID:79Wp220C0
魔法使い「ちょっと僕の右手を取ってね」
少女「こう?」ガシ
魔法使い「...あぁ、少し魔力を借りる」
少女「え」
魔法使い「っ!」ズッ
すると浮遊するガラス玉の中に、人が出現する
少女「あっ、あの人が!」
魔法使い「恐らく」
18 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 17:43:55.33 ID:79Wp220C0
下2>>詐欺師の姿
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 17:44:52.45 ID:2PDaI6H2o
かそくしと
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 17:47:25.23 ID:LRRNgsjE0
やせ細った顔色の悪い老人
21 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 18:32:05.92 ID:79Wp220C0
老人「!?」
魔法使い「君が詐欺師だね」
老人「ふん!閻魔にでもなったつもりか?」
魔法使い「じゃあ閻魔でいいよ」
魔法使い「この少女に代わって罰を下す」
老人「けっ!こんな老いぼれに罰を下しても反省は得られんぞ!」
22 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 18:37:34.48 ID:79Wp220C0
魔法使い「そのガラス玉はちょっとした永久機関でね」
魔法使い「生命維持と、一つだけ指令を課して動かせる」
少女「?」
老人「な、何をするつもりだ...」
ますます顔色が悪くなっていく
魔法使い「霞んだ瞳には映らないかも知れないが__」
魔法使い「だいたいこっちのクエーサーまで飛んでもらう」
魔法使いは虚空を指差す
魔法使い「時速30kmだ。じゃあね」
23 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 19:14:07.84 ID:79Wp220C0
詐欺師はそのまま見えなくなってしまった
少女「あの人は...?」
魔法使い「ちょっとの間旅をしてもらう事にしたよ」
魔法使い「ゴール地点まで行ったら戻ってくるから心配ないよ。誰も殺してない」
魔法使いは唐突に布団に倒れこむ
魔法使い「あー...ごめん。意識が朦朧とする」
魔法使い「じゃあ、僕寝るから。またね」
少女「え、あ、えと...おやすみなさい」
24 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 19:17:21.74 ID:79Wp220C0
〜翌日〜
魔法使い「朝だね」
ふと見渡すと、書き置きがあった
その内容は少女が魔法使いに宛てた物で、感謝の気持ちが綴られていた
魔法使い「...僕も、役に立てるかな」
魔法使い「僕にも、生きる意味があるんだろうか」
25 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 20:07:30.21 ID:79Wp220C0
魔法使い(とりあえず、生きる意味を見つける為に生きよう)
魔法使い「でもねぇ、この状態じゃ遅かれ早かれ野垂れ死ぬなぁ」
魔法使い「お手伝いさん呼ぼう」
魔法使い「...恐いなぁ」
昔触媒にしようとしたトカゲに右腕を折られたのを思い出す
魔法使い「憂いていても始まらない。とりあえず喚ぼう」
26 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 20:50:34.08 ID:79Wp220C0
魔法使い「召喚陣」
魔法使いが唱えると、部屋に魔方陣が現れる
魔法使い「ふぅ、出ろ...出ろ...ライフヘルパーっぽいの出て...」
魔法使い「触媒は...なんか前に拾った綺麗な石でいいや」ポイー
魔法使い「召喚っ」ゴーン
27 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 20:52:02.01 ID:79Wp220C0
下2>>召喚されて出てきたもの
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 21:04:30.94 ID:sjW66+8pO
魔王
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 21:08:02.24 ID:LRRNgsjE0
小悪魔
30 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 21:17:21.61 ID:79Wp220C0
魔方陣から出てきたのは
小悪魔「小悪魔ちゃんでーす!」
魔法使い「こ”あ”く”ま”ァっ!」
小悪魔「何だコイツ」(素)
魔法使い「げほげほ...あぁ、ちょっと喉がね」
31 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 21:26:31.28 ID:79Wp220C0
小悪魔「で、何の用?」
魔法使い「ら、ライフヘルパーをお願いしたい...」
小悪魔「イヤよ」
魔法使い「いや、汚い所とかは面倒見なくて良いから」
魔法使い「肉体的にやばい事だけやってくれれば良いよ」
小悪魔「えー。私小悪魔よ?自由に生きたいのよ」
魔法使い(弱ったな...どうにかして説得しないと)
32 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/06(日) 21:28:50.15 ID:79Wp220C0
下2>>どうやって説得する?
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 22:27:21.28 ID:2PDaI6H2o
しんだあとの魂好きにしていいよ
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/07(月) 00:16:08.49 ID:WAgeX4Awo
全裸になって身体を対価にする
35 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/07(月) 21:14:09.54 ID:/A832K6p0
魔法使い「...キャストオフ」パサッ
魔法使いは全裸になった
小悪魔「!?」
小悪魔(こいつ、やはり相当な変態...?)
魔法使い「腕か?それとも脚?四肢でも良い」
小悪魔「あ、そういう事」
魔法使い「何を誤解したのかな?」
36 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2018/05/07(月) 21:25:01.04 ID:/A832K6p0
小悪魔「もし私が貴方の肉体を食べたら、私の位は上がる?」
魔法使い「保証は出来ない」
魔法使い「でも多分上がる」
小悪魔「ふーん」
魔法使い「ね。少しだけで良いから考えてごらんよ」
小悪魔「そうだねー...」
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