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魔法使い「勇者? うふふっ」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:11:39.77 ID:nK0aEMim0
勇者系は初SSですが、よろしくお願いします。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1525129899
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:12:20.36 ID:nK0aEMim0
城内〜玉座の間〜
……
…
国王「勇者よ。この国を代表して其方を勇者と任命する。」
国王「この世界の平和を脅かす魔を討伐する者として……」
国王「其方には、大いに期待しておる。では、頼んだぞ。」
勇者「はいっ!」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:13:34.41 ID:nK0aEMim0
国王「うむ。旅立つにあたっては、余に代わり大臣に聞くがよい。」
国王「では、余は所用のため、これにて失礼する。」イソイソ
勇者「はいっ! ありがとうございましたっ!」ペコリ
大臣「……勇者様、早速ですがこの旅の目的を今一度お伝え致します。」
大臣「勇者様には、魔の頂に君臨する魔王を討伐していただきます。」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:15:25.27 ID:nK0aEMim0
大臣「また、その道中で相対する魔の者、いわゆる魔物はすべて……」
大臣「討滅ぼしていただくよう。何卒、宜しくお願い申し上げます。」
勇者「はいっ!」
大臣「それにあたって、心ばかりの餞別を御贈り致します。」スッ
鉄の装備一式を手に入れた!
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:16:51.59 ID:nK0aEMim0
鉄のつるぎ
鉄のたて
鉄のよろい
鉄かぶと
薬草×10を手に入れた!
1000Gを手に入れた!
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:21:35.62 ID:nK0aEMim0
大臣「最後にこちらをお渡ししますが、紛失等ないように。」
大臣「貴方が勇者を証明する時、それを提示する代物です。」
勇者の紋章を手に入れた!
大臣「……それでは、道中お気をつけて。」
勇者「はいっ! 頑張りますっ!」ペコ
……
…
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:23:14.58 ID:nK0aEMim0
……
…
〜城下町〜
ガシャン、ガシャン……
勇者「はぁ、ふぅ……よぉし、絶対この手で魔王を倒して」
勇者「この国の英雄に、僕はなってやるぞ!」
勇者「そ、それにしても……こ、この装備重いなぁ……」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:24:09.12 ID:nK0aEMim0
勇者「でも、貰ったものは大切にしなきゃ……」
勇者「ま、まずは、旅立つ前に仲間を集めないと」
勇者「酒場に行ってみよう……」
ガシャン、ガシャン……
〜酒場〜
ギイィ……バタンッ
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:25:04.05 ID:nK0aEMim0
勇者「ごめんくださ〜いっ!」
ガシャン…
店主「へぇ! ウ、ウチは、何も悪いことはしてませんぜ。」
勇者「えっ?」
店主「! って……あぁ、坊主か。」
店主「驚かせんなよ……城兵かと思ったわ。」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:25:42.08 ID:nK0aEMim0
勇者「えぇ? あ〜……そういえば」
勇者「お城の兵士さんは、みんなこの格好だね。」
店主「で、どうした? ミルクでも飲みに来たか?」
勇者「ち、違うよ! 僕、勇者になったんだ!」
店主「へぇ……本当か? なんか証拠……!?」
勇者「ほ、ほら、これ!」サッ
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:30:01.30 ID:nK0aEMim0
店主「た、確かに、勇者の紋章……こりゃ、驚いたわ。」
勇者「そ、それで……その、仲間を探してて。」
店主「そうだな、そうだろうよ。ただ……」
勇者「?」
店主「坊主以外に勇者を任命された奴らがいるのは」
店主「以前、国からのお触れが出た時に知ってるな?」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:35:19.40 ID:nK0aEMim0
勇者「う、うん……僕も、それで勇者に志願したし。」
店主「そうだ。それで、その勇者様達がこの酒場に」
店主「勇者の噂を聞きつけ、集まった連中を」
店主「片っ端から連れ出して、もう旅立った後だわ。」
勇者「ええ〜っ!? そ、それじゃぁ、僕の仲間は……」
店主「その、なんだ……すまん。」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:37:16.13 ID:nK0aEMim0
??「いますわ……ここに。」スゥ
勇者「え?」
店主「え?」
勇者「店主さん、まだ残ってくれてる人がいるのに酷いよ!」
店主「あ、あぁ……」
店主「(おかしい、まだ残ってる奴なんていたか……?)」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:38:34.48 ID:nK0aEMim0
店主「なぁ、アン、タ……!」
魔法使い「……」ジィ
店主「?」
店主「? ? 〜〜?」
勇者「あ、あの〜……」
魔法使い「? ……どうしたんですの?」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:39:38.93 ID:nK0aEMim0
勇者「ボ、ボクでよければ一緒に旅立ってくださいっ!」ペコ
魔法使い「ええ。いいですわ。」
魔法使い「一緒に魔王を倒しましょう。」
勇者「ホ、ホントに!? (や、やったぁ! )」
勇者「(初めての仲間だ! )」グッ
魔法使い「うふふっ」ジ〜
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:40:52.83 ID:nK0aEMim0
勇者「よ、宜しくお願いしますっ!」ペコペコ
勇者「(す、すごい綺麗な人だなぁ)」チラッ
魔法使い「?」
勇者「あっ、店主さんもありがとう!」プイッ
店主「アア、キニスルナ、ガンバレヨ!」
……
…
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:42:04.89 ID:nK0aEMim0
〜城外周辺〜
勇者「よ〜し! 魔物を倒して、レベル上げだ!」
魔法使い「頑張りましょう。」
スライムが現れた!
勇者「いくぞ!」
勇者の攻撃!
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:42:36.59 ID:nK0aEMim0
スライムに12のダメージ!
スライムを倒した!
おおがらすが現れた!
勇者の攻撃!
おおがらすに10のダメージ!
おおがらすを倒した!
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:43:30.34 ID:nK0aEMim0
いっかくうさぎが……
……
…
〜ナーベの町〜
町人「ようこそ、ナーベの町へ!」
勇者「はぁ、はぁ……よ、ようやく、ついた!」
魔法使い「うふふっ」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:46:13.86 ID:nK0aEMim0
勇者「あっ……怪我とかありませんか?」
魔法使い「! ええ、大丈夫ですわ。」
勇者「それじゃ、もう日が暮れたし宿屋で休もう!」
〜宿屋〜
勇者「あ、あの。」
主人「ん?」チラッ
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:48:40.57 ID:nK0aEMim0
主人「あぁ、二人で20Gだよ。」
勇者「お、お願いします」チャリン
主人「毎度。部屋はこの鍵番号です。」スッ
主人「ごゆっくりどうぞ。」
魔法使い「うふふふっ……」
勇者「え〜っと、部屋は奥の角部屋かぁ。」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:49:29.82 ID:nK0aEMim0
〜部屋〜
勇者「! (どうしよう、ベッドが一つしか)」
魔法使い「……?」
勇者「あ、あ、その……ベッドは使って下さい。」
勇者「ぼ、僕は、ソファで寝ます!」
魔法使い「! ……うふふっ」ジイィ
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:51:30.12 ID:nK0aEMim0
勇者「?」
勇者「〜〜……」フラ〜バタン
魔法使い「♪」ヌギヌギ
魔法使い「!!」ニマァ
ゴソゴソ、ズリズリ
……
…
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:52:21.81 ID:nK0aEMim0
〜次の日〜
勇者「ふわあぁ……!」
勇者「んぅ……? ……!?」
勇者「うわっ! あっ、えっ?」
魔法使い「」スヤスヤ
勇者「な、なんで隣に……? あっ!」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:53:20.23 ID:nK0aEMim0
勇者「僕の寝相、そんなに悪かったのか……」
勇者「はぁ、あとで謝ろ……」ズ〜〜ン
〜ナーベの町〜
勇者「あ〜あの、昨日はごめんなさい!」
魔法使い「?」キョトン
魔法使い「私は大丈夫ですわ。」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:54:19.69 ID:nK0aEMim0
勇者「……? (えっ……? 一緒に寝てても……?)」
勇者「〜〜!」カァァ
魔法使い「うふふっ」
スタスタ……
勇者「……ん? 誰か、来る?」
魔法使い「……」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:55:41.26 ID:nK0aEMim0
町長「そこの旅のお方、少しばかり宜しいかな?」
勇者「はいっ、どうしました?」
町長「実は、今この町の隣にある洞窟から」
町長「魔物が出てくるようになっての。」
勇者「魔物が……? (洞窟なんてあったんだ)」
町長「そうじゃ。まだ、被害はないのじゃが……」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 08:56:41.57 ID:nK0aEMim0
町長「いつ町に入ってくるやも。そこで、その」
町長「……洞窟におる魔物を倒してくれんか?」
町長「全部とは言わん。勿論、謝礼は……」
勇者「やります、やらせて下さい!」
町長「お、おおう、そうか。助かるわい。」
町長「洞窟の場所は〜〜……」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:00:11.80 ID:nK0aEMim0
町長「(今までの勇者は、次の町が〜城が〜などと)」
町長「(見向きもしてくれんかったが……)」
町長「(まだまだ、捨てたもんじゃないのぉ)」
勇者「(勇者として初めての仕事! やるぞっ! )」
……
…
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:01:50.43 ID:nK0aEMim0
〜洞窟〜
勇者「ここかぁ……よし、やってやるっ!」
魔法使い「……」ジィ〜
おおありくいが現れた!
勇者「うおおぉっ!!」
勇者の攻撃!
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:02:32.28 ID:nK0aEMim0
おおありくいに17のダメージ!
おおありくいを倒した!
フロッガーが現れた!
勇者の攻撃!
フロッガーに15のダメージ!
フロッガーを倒した!
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:03:09.98 ID:nK0aEMim0
じんめんちょうが……
……
…
〜洞窟 最奥〜
勇者「こ、ここが行き止まり……?」キョロキョロ
魔法使い「うふふっ」
勇者「(何だろう? 嫌な予感がする……)」ゾゾ
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:03:52.18 ID:nK0aEMim0
??「……!」バッ
??「何者だ?」
勇者「えっ? お、お前こそ誰だ!」
??「クックックッ……」
??「聞いて驚くな。」
??「我は魔王四大配下のエビルマージ。」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:04:42.85 ID:nK0aEMim0
勇者「な、なんだって……なんでそんなのが」
勇者・エビルマージ「「 こんなところに? 」」
勇者「!?」ビクッ
エビルマージ「雑魚同然だが、見逃す訳にはいかぬ。」
エビルマージ「己の運のなさは、地獄で嘆くがいい!」
魔王四大配下のエビルマージが現れた!
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:05:50.09 ID:nK0aEMim0
エビルマージは不敵に笑っている!
勇者「くっ! だけど……僕は」ググッ
エビルマージ「クックック……んっ?」
勇者「勇者なんだっ!!」ダッ
勇者の攻撃! 会心の一撃!
エビルマージに23のダメージ!
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:06:24.35 ID:nK0aEMim0
エビルマージ「がっ……!」ズザッ
エビルマージ「わ、我に傷ををを」
勇者「ひっ!」
エビルマージ「許さぬ!」
エビルマージの攻撃! メラミ!
勇者に70のダメージ!
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:07:43.01 ID:nK0aEMim0
勇者「うわああぁっ!!」ゴオォッ
勇者は倒れた。
勇者のパーティは……
エビルマージ「む?」
魔法使い「?」
エビルマージ「チッ、我としたことが……」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:08:20.00 ID:nK0aEMim0
エビルマージ「このボロクズの仲間か。」
魔法使い「……」ピクッ
エビルマージ「仲良く一緒に地獄へ送ってやる!」
エビルマージの攻撃! メラミ!
ミス! 魔法使いはダメージを受けない!
エビルマージ「は? ……」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:09:02.93 ID:nK0aEMim0
エビルマージの攻撃! 燃え盛る炎!
ミス! 魔法使いにダメージを与えられない!
エビルマージ「ふざけるな……ずぁっ!」
エビルマージの攻撃! マヒャド!
ミス! 魔法使いは……
ニヤニヤ笑いながら様子を伺っている!
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:10:19.88 ID:nK0aEMim0
魔法使い「うふふっ」
エビルマージ「!!」
エビルマージ「……っひ、はひっ、な、なぜ?」ガチガチ
魔法使い「……終わり? つまらないこと。」
エビルマージ「あっ。」
魔法使いの攻撃! ドルマドン!
エビルマージに500のダメージ!
エビルマージを倒した!
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 09:11:30.13 ID:nK0aEMim0
今日は、ここまでです。後日続き書いていきます。
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/01(火) 12:29:56.43 ID:EVJk46QA0
乙
メール欄にsagaっていれんと文字化けする時あるから気をつけなされ
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 17:21:33.45 ID:D2QW9GZG0
続きです。
<テレレッテテッテー!>
魔法使いはレベルが上がった!
魔法使い「!」
魔法使いのレベルが91になった。
ちからが上がった +1
すばやさはこれ以上上がらない!
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 17:22:39.94 ID:D2QW9GZG0
たいりょくが上がった +1
かしこさはこれ以上上がらない!
うんのよさはこれ以上……
……
…
〜洞窟内〜
魔法使い「んっ……」ン〜
魔法使いは呪文を唱えた! ザオラル!
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 17:23:59.76 ID:D2QW9GZG0
なんと! 勇者は生き返った!
勇者「あ……れ、僕は?」ムクリ
魔法使い「……!」ホッ
勇者「はっ!」
勇者「エ、エビルマージ……!」キョロ
魔法使い「……」クイクイ
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 17:25:40.73 ID:D2QW9GZG0
勇者「魔法使いさん?」クルリ
魔法使い「」ユビサシ
エビルマージ「」
勇者「あっ……! 僕の剣がアイツに突き刺さって……」
勇者「そっか……何とか倒せたんだ、よかった。」ハァ
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 17:27:40.47 ID:D2QW9GZG0
勇者「(ん〜っ、倒した時の記憶がないけど……)」
勇者「(でも、エビルマージは倒れてるから)」
勇者「(へへっ……)」←ウレシイ
魔法使い「うふふっ」ニマー
キラッ
勇者「ん? あれは……?」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 18:09:52.01 ID:D2QW9GZG0
勇者「これ、なんだろ?」スッ
魔神のゆびわを手に入れた!
勇者「(指輪かぁ……僕が使うより)」
勇者「(魔法使いさんの方が……うん)」チラッ
魔法使い「?」ジ〜
勇者「(女の人の方が似合うからであって)」
勇者「(別にそういうのじゃないし! )」モンモン
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 18:11:33.36 ID:D2QW9GZG0
魔法使い「??」
勇者「〜〜あ。あの、魔法使いさんっ!」
勇者「こ、これ使ってくださいっ。」サッ
魔法使い「!」
魔法使い「うふふっ」ジィ
勇者「〜〜//」プイッ
勇者「さ、さぁ帰って、村長さんに報告しよう!」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 18:14:14.65 ID:D2QW9GZG0
……
…
〜ナーベの町 村長宅〜
村長「おおっ、無事で何よりですじゃ。」
勇者「はいっ! 苦戦しましたが」
勇者「洞窟の魔物は倒しました!」
村長「確かに、洞窟から嫌な気配が消えておるわい。」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 18:15:09.84 ID:D2QW9GZG0
勇者「いえ、勇者として当然のことをしたまでですっ!」
村長「ほっほっほっ……そうか、ありがとう。では……」
村長「これは村を代表して、ささやかながらお礼じゃ。」スッ
500Gを手に入れた!
薬草×10を手に入れた!
宿屋共通無料券×10を手に入れた!
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/01(火) 18:20:43.99 ID:D2QW9GZG0
勇者「ありがとうございます!」
村長「ほっほ。今日は、もう日が暮れておるし……」
村長「ぜひとも、一晩泊まっていかれるとよい。」
勇者「はいっ! お言葉に甘えさせていただきまう!」
……
…
〜次の日〜
村長「そうじゃ、このまま旅を続けるのじゃろう?」
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