穂乃果「トークライブ」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/30(月) 23:09:40.74 ID:b9WtYG8l0
「穂乃果×にこ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1525097380
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/30(月) 23:25:39.26 ID:b9WtYG8l0
パチパチパチパチ

穂乃果「わ〜どうも〜。いやぁ…何を喋ればいいんだろうね」

にこ「普通に喋ればいいのよ。ライブのMCもアイドルの大事な仕事なんだから」

穂乃果「あっ、そう言えばこないだあれ見たんだよ」

にこ「あれ?あれって何よ?」

穂乃果「あの〜…宇宙人!宇宙人見たの」

にこ「はあ?どこで?」

穂乃果「まあ…ほら?うん」

にこ「だからどこ?」

穂乃果「あの…ほんと…私びっくりしちゃってさ」

にこ「だからどこなのよ?」

穂乃果「それはあれだよ。急に現れたから」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/30(月) 23:34:33.13 ID:b9WtYG8l0
にこ「急に?どこで?」

穂乃果「あの…もうね…ザバァーって現れて」

にこ「ザバァーって?ザバァーって現れたの?何?水から出て来たの?」

穂乃果「…うん。そう!こっちもほら…体を洗おうとしてる時で」

にこ「お風呂なの?」

穂乃果「…うん。そう。だから…ああ言う時ってどうすればいいの?警察?警察を呼べば良いのかな?」

にこ「さあ?学者とかじゃない?それか…マスコミ?」

穂乃果「でも、裸だし」

にこ「一回お風呂から出なさいよ」

穂乃果「逃げちゃうんじゃない?」

にこ「何が?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/30(月) 23:43:15.86 ID:b9WtYG8l0
穂乃果「今の話の中で逃げるのは宇宙人しかいなくない?え?他にいる?」

にこ「いや、もう悪かったわよ」

穂乃果「でしょ?」

にこ「うん」

穂乃果「で!逃げちゃうじゃん。宇宙人が」

にこ「逃げるかしら?」

穂乃果「逃げるよ。こっちも逃げてる訳だから」

にこ「あんたは逃げてる訳ではないでしょ?」

穂乃果「う〜ん。ギリ…う〜ん」

にこ「それに逃げたら逃げたでいいじゃない」

穂乃果「いや、それはダメじゃない?滅ぶからさ、地球」

にこ「滅ぶの?地球が?」

穂乃果「滅ぶよ。侵略しに来たんだもん」

にこ「侵略しに来たの?」

穂乃果「うん。他にないでしょ?他にある?ドラゴンボール探しに来たの?」

にこ「いや…まあ、それも侵略しに来た様なものだけど」

穂乃果「でしょ?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/30(月) 23:47:36.77 ID:b9WtYG8l0
にこ「で?結局どうしたのよ?じゃあ…」

穂乃果「うん。まあ…今度現れたらにこちゃん呼ぶからさ」

にこ「何でよ!」

穂乃果「まあ、きっとその時は訪れないと思うけどさ」

にこ「でしょうね」

穂乃果「うん。作り話だしね」

にこ「貴重なライブのMCで何を喋ってるのよ、あんたは」

穂乃果「いやぁ…面白いエピソードが何もなかったから」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/30(月) 23:48:34.25 ID:b9WtYG8l0
「凛×絵里」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/30(月) 23:53:27.90 ID:b9WtYG8l0
凛「あっ、絵里ちゃんってドーナツ屋さんに行った事ある?」

絵里「ドーナツ屋さん?まあ、あるけど」

凛「今日来てるお客さんも行った事あると思うんだけど…ドーナツってあれなんなのかな?」

絵里「なんなのかなって…何が言いたいのよ」

凛「ほら、あれってさ穴が空いてるでしょ?」

絵里「うん。空いてるけど?」

凛「あれって穴が空いてる必要あるの?穴の分もったいないよね?」

絵里「いや〜そう言う風に考えた事は一度もないけど」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 00:03:31.47 ID:G/t/4TpK0
凛「絵里ちゃん普段何を考えて生きてるの?」

絵里「少なくとも凛よりはまともな事を考えてる自信があるわ」

凛「う〜ん。それはどうかにゃ〜」

絵里「大丈夫。絶対の自信があるから」

凛「まあ、いいや。それでね、凛は穴が空いてないドーナツはお得じゃないかなって思っちゃったんだよ」

絵里「あのね、凛。ドーナツに穴が空いてる理由はね。中までよく火が通る様にって理由が」

凛「絵里ちゃん…今そう言うのはいいにゃ」

絵里「え?そう?」

凛「うん。凛の話が終わっちゃうにゃ」

絵里「そう。それは、ごめんなさい。で?お得だって思っちゃったんだっけ?凛ちゃんは」

凛「うん。え?絵里ちゃん怒ってる?」

絵里「怒ってないわよ」

凛「本当に?」

絵里「本当に。少なくとも今は大丈夫」

凛「今は?今はって後で怒るの?」

絵里「怒らないから早く話しなさいよ」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 00:07:32.95 ID:G/t/4TpK0
凛「えっとね、凛は穴が空いてないドーナツを作る事にしたの」

絵里「え?凛が作ったの?」

凛「ううん。凛はことりちゃんが作るのを見てただけにゃ」

絵里「ああ…ことりがね」

ガサゴソ

凛「うん。で!これがそのドーナツにゃ!」

絵里「あっ、持って来たんだ」

凛「うん。美味しそうでしょ?」

絵里「まあ…美味しそうだけど。これは…ことりになんて言って作ってもらったの?」

凛「穴の空いてないドーナツを作って欲しいって」

絵里「へ〜…でもこれって」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 00:09:16.34 ID:G/t/4TpK0
凛「これって?」

絵里「これってサータアンダギーじゃない?」

凛「ん?」

絵里「サータアンダギー」

凛「違うよ。穴の空いてないドーナツにゃ」

絵里「そうなんだ。まあ、美味しそうね」

凛「だよね〜」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/01(火) 14:01:37.16 ID:d4asaS0XO
ゆるーい感じ良いね
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 20:50:53.32 ID:G/t/4TpK0
「希×真姫」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 21:01:07.11 ID:G/t/4TpK0
希「あ〜真姫ちゃんってあれどう思う?」

真姫「あれってどれよ?」

希「あれって言ったら英語やん」

真姫「初耳だけど」

希「ほら、こないだ凛ちゃんに英語を教えてあげたんやけどな」

真姫「へ〜苦労したでしょ?」

希「した!めっちゃした!」

真姫「でしょうね。私も手を焼いてるわ」

希「そうやろ?でも、あれな!英語の教科書に載ってる英文って…なんなんやろうな?This is a penって…。見れば分かるやん。ペン以外の何に見えるんやーってならへん?」

真姫「はあ…。すっごいどうでもいい」

希「え?あかん?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 21:12:54.77 ID:G/t/4TpK0
真姫「そんなどうでもいい事を話す必要ある?」

希「会話ってだいたいそんなものやろ?」

真姫「なっ…ライブのMCで話す様な事ではないでしょって言ってるのよ」

希「そうかなぁ…自分はどうでもいい事ばっかり気にしてる癖に…」

真姫「な、なんですって」

希「なんでもないよ。でも、本当におかしいと思わない?これはペンですかって聞かないやろ?普通は」

真姫「聞かないけど…。着眼点が違うのよ。あれはあくまで文法の勉強であって別にペンじゃなくてもいいのよ」

希「じゃあ、なんでペンなんやろう?他のにすればええのに。もっと現実的な物に」

真姫「スペルが簡単だからじゃないの?それにペンならやって見せるのも容易だし」

希「やって見せるのも容易?どう言う事?」

真姫「だって…ほら?授業中なら絶対にペンは持ってるじゃない」

希「あ〜なるほど」

真姫「まあ、それに本当にペンを知らない人もいるかも知れないしね」

希「え?それは真姫ちゃんなりのジョークなん?」

真姫「…違うわよ」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 21:13:25.51 ID:G/t/4TpK0
「海未×にこ」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 21:19:16.02 ID:G/t/4TpK0
海未「…」

にこ「あのさ…」

海未「は、はい」

にこ「そんなに緊張しなくても良いんじゃない?」

海未「だって…こんなに大勢の人の前で喋るなど…恥ずかしいです」

にこ「でも、ほら?歌とかダンスは平気なんだし。それに剣道とか弓道の試合とかも大勢の人が見に来るでしょ?それは平気なの?」

海未「それは…そう言う場ですから」

にこ「へえ。そうなの。言ってる事が分からないけど」

海未「どうすれば緊張しなくなるのでしょうか?」

にこ「う〜ん…。例えばだけどキャラを作ってなりきっちゃうとか?」

海未「キャラを作る?」

にこ「うん。一種の…なんて言うんだっけ?自己…自己催眠?」

海未「自己暗示の事ですか?」

にこ「それよ」

海未「ですが…。自己暗示などそう容易に出来るものでは」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 21:24:07.02 ID:G/t/4TpK0
にこ「だから、喋り方を変えてみるとか。あんたなんて特徴的なんだから簡単でしょ?」

海未「う〜ん。そうでしょうか?」

にこ「そうよ。それとか、やり易いのは語尾に何か付けるとかね」

海未「にこみたいにですか?」

にこ「うん」

海未「無理です。そんな恥ずかしい事出来るはずかありません」

にこ「それは何?あんたは普段私の事を恥ずかしい人だな〜って思って接している訳?」

海未「……」

にこ「黙るのをやめなさいよ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 22:26:26.93 ID:G/t/4TpK0
海未「すいません。やはり、緊張してしまって」

にこ「さっきまで流暢に私の悪口は言ってたけど?」

海未「そんな…悪口など…そんなつもりは」

にこ「そんなつもりじゃなかったなら尚傷つくんだけど」

海未「すいません」

にこ「謝られても傷つくわ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/01(火) 22:59:38.82 ID:G/t/4TpK0
「穂乃果×花陽」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/14(月) 16:42:15.19 ID:OV98IqjeO
穂乃果「花陽ちゃんってSNSとかやってないの?」

花陽「SNS?」

穂乃果「ほら!インスタ映え〜するパスタとか小悪魔風〜スパゲティとか良くやってるじゃん。SNSで」

花陽「う〜ん…やってないかなぁ」

穂乃果「あ〜そうなんだ。じゃあ、この話はこれでお終いかな?」

花陽「え?終わりなの?話は広がらないの?」

穂乃果「いやぁ、私もやってないし」

花陽「あっ、じゃあ、穂乃果ちゃんはやらないの?SNS」

穂乃果「やらないかなぁ」

花陽「そうなんだ。えっと…どうして、やらないの?」

穂乃果「いや何だよ。なんかさ、ほら?24時間監視されてる様な気がして」

花陽「監視は大袈裟じゃないかな?」

穂乃果「大袈裟じゃないよ。例えば私がどこどこで遊んで来ました〜ってアップするでしょ?それを海未ちゃんが見るわけ」

花陽「うん」

穂乃果「そしたら、海未ちゃんに勉強はやったのか〜って怒られるんだよ。SNSを始めると。だから、私はやらない」

花陽「でも…海未ちゃんもSNSやってないよね?きっと…」

穂乃果「うん」
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