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宮尾美也「ネコになった日」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 03:12:22.19 ID:6FtTvWVno
P「……はぁ。しょうがないなぁ」
プロデューサーは私の姿をじーっと見つめていましたが、
根負けしたようにため息をつきました。
志保「えっ?」
茜「おやっ?」
P「俺の実家で飼ってもらうよ。最近、親父もお袋も仕事辞めて暇だって言ってるし、動物好きだしな」
そう言ってプロデューサーさんはわしわしと頭を撫でてくれました。
むぅ〜、ちょっと痛いです。
P「とりあえず今夜はウチに連れてって、明日の午前中休みとって実家に連れてくよ」
志保「プロデューサー……」
茜「プロちゃん……」
P「今回だけだぞ?」
志保「あっ、ありがとうございます」
茜「プロちゃん、ありがとう!」
よかったです。
私のせいで二人が怒られたら、とても悲しいですから。
P「ほらっ、そろそろレッスンの時間だぞ。トレーナーさん待ってるから早く行ってこい」
ふたりは返事をして、ほかの3人と一緒にレッスンに向かいました。
事務所には私とプロデューサーさんだけが残されました。
ふたりを許してくれてありがとうございます、プロデューサーさん。
あっ、でもこのままだとプロデューサーさんのお父さんとお母さんのネコになっちゃいます。
困りましたね〜。
P「名前、考えないとなぁ」
だから〜美也なんですってば〜。
思わずにゃーと声を上げたとき、事務所の扉が開きました。
貴音「ただ今戻りました」
小鳥「お疲れ様です。
P「おう、貴音。お疲れさん。音無さんも付き添いありがとうございました」
小鳥「いえいえ。プロデューサーさんこそお疲れ様でした。領収書だけ先に頂けますか?」
P「了解です」
貴音さんと音無さんです。
お仕事帰りでしょうか。
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