理樹「暇だから他のリトバスメンバーにドッキリしてみよう」

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107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/03(木) 22:37:56.19 ID:UDQ3zD3G0
理樹「さて…次は誰にしようかな?」

来ヶ谷「…少年はやはり見ていて飽きないものだな…」ニコッ

理樹「?何か言った?」

来ヶ谷「いや…何でもないよ、次はまだ一度も仕掛けてない鈴君にしたらどうだろうか」

理樹「そう言えば鈴にはまだやってないな…何をしよう?」

来ヶ谷「ふふふ…ここはひとつ私に任せてくれないか?きっと面白い話になるだろう」

理樹「いいけど…ロクな事にならなそうだな…」

その日の晩

鈴「グー、スピー…」

来ヶ谷「…よく寝ているな…ふむ、相変わらず色気のないスポーツブラ一式か…ここはおねーさんの持ってきた大人の下着と取り替えてあげよう」

来ヶ谷(…ついでに小毬君の下着も入れ替えておこう、あの子は可愛いからなぁ…)ハァハァ

翌日


108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/03(木) 22:51:03.71 ID:UDQ3zD3G0
鈴「うわぁーー!?何じゃこれーー!?」

小毬「ほぇぇ!!??せくしーな下着と入れ替わってるよお!?」

来ヶ谷(あぁ…二人とも可愛すぎる…)

来ヶ谷「…という訳だ少年。面白いだろう?」

理樹「いやこれ楽しかったの来ヶ谷さんだけだよね!?僕は確認のしようがないじゃん!?」

来ヶ谷「大丈夫だ。今日のどこかで私が見せてやろう」

理樹「遠慮しておくよ…」

来ヶ谷「あの二人の様子を見てくれ少年。可愛すぎておかしくなるぞ?」

鈴「うう…落ち着かない…」ソワソワ

小毬「う〜…なんかスースーするよう…」ソワソワ

来ヶ谷「可愛い…」

理樹(来ヶ谷さんも地味にそっちの気があるのではないだろうか…)

来ヶ谷「そういえば今日は風が強いな…よし、定番のアレをやろう」窓あけー

鈴「…っ!?」

理樹(今ほんの少しだけめくれたスカートの中は…確かに大人びた黒い下着があった…)

理樹「普段とのギャップがあって…いい…」ドキドキ

来ヶ谷「あぁ…そうだろう…今日は二人でパンチラを楽しむ日にしよう…」

理樹(そうして僕は丸一日来ヶ谷さんと共に二人のパンチラを拝み続けた。ちなみにバレた際、鈴に蹴られて小毬さんに引かれてしまった。来ヶ谷さんは小毬さんに汚物を見るような目で見られたショックで卒倒していた。来ヶ谷さんは本当に小毬さんが弱点なんだなぁ…)


109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/03(木) 22:52:22.09 ID:UDQ3zD3G0
次はエピローグ入ります。ここまで見てくれた方は本当にありがとうございます!
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/03(木) 23:18:20.74 ID:UDQ3zD3G0
理樹「ふぅ…みんなそれぞれ違った反応を見せてくれて面白かったなぁ、来ヶ谷さんもそう思うでしょ?」

来ヶ谷「ああ…そうだな…」

理樹「?どうしたの?何か嫌なことでもあったの?」

来ヶ谷「いや…少年は…この世界をどう思う?」

理樹「え?そんな、来ヶ谷さん…あっちの世界みたいな事を言うんだね…まるで嘘の世界のように…」

来ヶ谷「じゃあこの世界がそうじゃないと言う確証はどこにあるんだい?おかしい事が一つも無かったと言えるのかい?」

理樹「そ、そうだとしたら…『本物の世界』のみんなは…どうしてるの…?」

来ヶ谷「…あの事故で生き残ったのは…2人しか居ないんだ…他の人は皆消えてしまった…」

理樹「嘘だっ!!!」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/03(木) 23:37:24.03 ID:UDQ3zD3G0
理樹「そんなのある筈がないよ!!確かに僕はあの時みんなで海に行ったんだ!!あれが嘘な筈がない!!そんな事はないんだ!!」バン!!

理樹「そんなの…ある訳…」ジワァ

来ヶ谷(…あぁっ…理樹君がこんなに悲しそうにしている…早くネタバラシをして慰めてやりたい…)

1時間前

来ヶ谷「さて…ここには少年に陥れられた可哀想な美少女達がいる訳だが…」

佳奈多「あなたも同罪よ!」

来ヶ谷「まあそう怒らないでくれ、今回はその少年にドッキリを仕掛けてやろうと言う話だ。何かいい案はないかな?」

西園「はて…どの程度のものにしましょう…」

鈴「あいつはかなりの人に仕掛けてるからな…ショックの大きいものにして懲らしめてやろう」

クド「わふー!なかなか思いつかないのです!」

来ヶ谷「ふむ…それなりにショックを受けるものといえば…やはりこの世界が偽物といってしまう事だろうか?」

葉留佳「うわぁ…それは正直キツイですね…姉御も鬼畜ですなぁ…」

西園「でも、中々の案かもしれません…」

佳奈多(もしもこの件で直枝が傷心になったら私が慰めてあげましょう…抜け駆けと言われようが構わないわ…)ゴゴゴ

葉留佳(お姉ちゃんが燃えてる…)

来ヶ谷「ではこれにしよう。私の迫真の演技にかかれば少年も容易く引っかかるだろう」ニヤッ

……

来ヶ谷(と、思った訳だが…)

理樹「嫌だ…もうみんなと別れるなんて思いはしたくない…また目の前から消えて行くのを見たくなんてないよ…」ポロポロ

来ヶ谷(私は最低だ…理樹君の想いも考えずに一番触れてはならないような事を利用した嘘をついてしまった…)

来ヶ谷「少年!今の話は…」

佳奈多「直枝!!こっちよ!!」バッ

理樹「ふ、二木さん!?どうしたの!?」

来ヶ谷「佳奈多君!!何をしてるんだ!?」

佳奈多(私はどんな手を使っても…直枝を自分の物にする!)





112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/03(木) 23:52:53.50 ID:UDQ3zD3G0
鈴「待て!理樹は連れてかせないぞ!」

佳奈多「棗さん…そこをどいて…」

鈴「理樹!さっきの話はドッキリなんだ!だから悲しまなくていい!」

理樹「そ、そうなの!?良かった…」ヘナヘナ

来ヶ谷「佳奈多君…君は何故あそこで少年を連れ出そうとした…いや、理由は聞くまい。私がこの話を出したのがそもそもの原因だからな…今回は大目に見よう」

佳奈多「私も…一瞬だけ我を忘れてしまったわ…ごめんなさい…」

西園「まあ問題ないでしょう、とりあえず直枝さん?これでお互いのドッキリは貸し借りなしという事にしましょう」

理樹「うん…やっぱりドッキリはする方は面白いけどされる方はビックリするよね…今の話が本当ならどうしようかと…」

来ヶ谷「うむ。安心しろ、この世界は本物だ。まあだからこそ繰り返したりすることはできん。…だから理樹君?悔いのないように日々を過ごすんだぞ?」

葉留佳「そして私たちも悔いを残さないように…アプローチする必要がありますネ」ニコッ

クド「勿論なのです!トーヘンボクなリキの為に頑張るしかありませんからね!!」

小毬「これからもみんなで仲良くやろうね〜」

恭介「あぁ…なんていい事を言うんだ…そうさ、悔いを残さない事が重要なんだ…だから理樹!!今すぐ俺と共に新たな世界に…」

来ヶ谷「[ピーーー]クレイジーホモ」バキッ

恭介「だんだん雑な扱いになって来たな…」バタッ

来ヶ谷「同じような事しかしないし仕方ないだろう…」

理樹「みんな…そうだね!!いつまで続くか分からないけど…今はこのみんなで仲良く過ごせるように頑張ろう!!」

113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/03(木) 23:57:14.56 ID:lTwHP4YkO
ようやく終わりましたー!始めてでしたけどSSって思ったよりも書くのが大変だったので完結できて良かったです…今さらながらにリトバスにハマっているので多分近日中にまた新たなリトバスSSを書いていると思います。それではHTML化希望を出して来ます!見てくれていた人たちはありがとうございます!
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 01:09:24.24 ID:WWHHQ2TY0
乙です
次も楽しみにしとりますよ
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 11:20:41.82 ID:W9ABtxus0
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