今日からアイドルの私たち、デビュー!【ミリマスSS】

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1 : ◆UEry/CPoDk [sage saga]:2018/04/21(土) 16:29:11.08 ID:YKiEB6Hg0
ミリオンライブでのアイドル達の出会いを幾つか妄想してみました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1524295750
2 : ◆UEry/CPoDk [sage saga]:2018/04/21(土) 16:31:36.45 ID:YKiEB6Hg0
風花「ここが765プロの事務所ね。今日の契約がすめば、私もアイドルとしてスタートすることになるわけか。」

風花「看護士を辞めてまで来たんだもの、友達や患者さん達も応援してくれてるし。子供の頃に夢見た正統派アイドル、必ずなってみせるわ…よし!」

風花「失礼します…あら、誰もいないのかしら。」

??「はーい、どなた?」

風花(わ、何この子。すっごく可愛い!さすがはアイドル事務所ね、こんな可愛い子がいるなんて。)

??「あ、プロデューサーが言ってた新人さんね、よろしく。まあ、私も似たようなもんだけど。」

風花(こんな小さな子がタメ口?芸能界ってやっぱりそういう所あるのね。)

??「どうぞ、座って待ってて。今日はあなたとあと一人来る予定なの、その子が来たら手続きを始めるから。」

風花(でも何だかすごく慣れてる感じだわ。あ、もしかして?)

莉緒「失礼します。あら、あなたオーディションで一緒だった。」
3 : ◆UEry/CPoDk [sage saga]:2018/04/21(土) 16:34:48.04 ID:YKiEB6Hg0
風花「百瀬さん。はい、豊川です。百瀬さんも今日が契約だったんですね。」

莉緒「そうそう豊川さんだったわね。私の事は莉緒でいいわ、お互い頑張りましょ。同世代の子がいてくれて嬉しいわ。」

風花「じゃあ私も風花で。私も莉緒さんがいてくれてほっとしました。」

莉緒「ふふ、やっぱりちょっと緊張するものね。」

風花「ええ、いよいよですもんね。」

??「お、もう一人も来たか。待ってて、今プロデューサー呼んでくるから。」

莉緒「…風花ちゃん、さっきの子何?」

風花「私も分からないんです。ここのアイドルの一人っぽいですが。」

莉緒「765プロにあんな子いたっけ?」

風花「見たことないですね。本人は私達と同じく新人みたいなものだって言ってましたけど。」

莉緒「そりゃ、あんな子供なら当然そうだろうけど。それにしてはやけに落ち着いてたわね。」

風花「ええ。ですから多分、あの子が例の子なんじゃないですか?ほら、私たちと一緒に入るって聞かされた。」

莉緒「ええ!?まさか。いくら何でも雰囲気違い過ぎない?」

風花「子供はすぐ成長しますから。最後にあの子を見たのって、けっこう前だったでしょう?」

莉緒「うーん、そうかなあ。そりゃ、たしかに小さくて可愛いけど…」

4 : ◆UEry/CPoDk [sage saga]:2018/04/21(土) 16:36:41.54 ID:YKiEB6Hg0
??「はい、お茶どうぞ。ごめんなさい、プロデューサー前の仕事が押してて来るのが遅れるそうなの。悪いけどもう少し待っててね。」

莉緒「ありがとう、いただくわね……」

??「な、何?どうしたの、急に人をじっと見たりして。」

莉緒(うーん。まあ、言われてみればどことなく面影があるような、ないような…)

風花(でしょう?絶対そうですよ、でなきゃこんなに落ち着いてませんって。)

??「お、なになに何の話?」

莉緒(はあ、何だかショック。あんなに小さかった子がもうこんなに大きくなってたなんてね。時の流れを感じさせられるわ。)

風花(何言ってるんです、まだまだそんな事言う年齢じゃないでしょう?)

莉緒(ふふ、そうね。これからアイドルになろうって時にそんな考えしてちゃいけないわよね。)

風花(その通りです、頑張りましょう?)

??「ちょっと、二人だけで盛り上がるなんてズルいじゃない。私も混ぜてよね。」

莉緒「ん、ああごめんなさい。そうよね、これから一緒にアイドルやろうって時に。」

風花「ごめんね、気をつけるわ。」

5 : ◆UEry/CPoDk [sage saga]:2018/04/21(土) 16:39:26.22 ID:YKiEB6Hg0
??「ありがと。そうだ、せっかくだし先に自己紹介しときましょうよ。」

莉緒「ええ、いいわ。百瀬莉緒よ、よろしく。」

風花「私は豊川風花です。これからよろしくお願いね?」

??「莉緒ちゃんに風花ちゃんね、よろしく。私はね…」

莉緒「やあね、あなたの事は知ってるにきまってるじゃない。本物に会えて嬉しいわ。」

風花「私もよ、そのうち会えるかもって思ってたけど、まさか今日すぐだなんて感激。」

??「へ?何それ、私まだデビューしてないけど。」

莉緒「でも、ずいぶん雰囲気変わったのね。すっごく大人っぽくなってる。」

風花「本当。すごく大人っぽいというか。貫禄ある感じだわ。」

??「そりゃ私はオトナだけど。私、あなた達とあった事無いわよ?」

風花「もちろんよ、これから仲良くしてちょうだいね。」

莉緒「あ、でもセクシーさでは私の方が上かな?よかったら色々教えてあげる。こっちも教わる事多いでしょうけど。」

??「は、はあ。どうも…」

莉緒「だけどあなた、なんていうか素直な雰囲気ね。ごめんなさい、もっと生意気な子だと思ってたわ。」

風花「そんなわけないじゃないですか。昔観た特集番組のとおりの子ですよ?」

??「…あのねえ、あなた達。」




莉緒「ま、何にせよ頑張りましょう。これからよろしくね?」

風花「周防桃子ちゃん。」

このみ「違う!」
6 : ◆UEry/CPoDk [sage saga]:2018/04/21(土) 16:41:43.73 ID:YKiEB6Hg0
一旦ここまで。後日他アイドル達の話を書かせていただきます。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 17:15:14.01 ID:laaJLEdao
このみさん……
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 18:06:12.02 ID:NsXygbwn0
このみちゃん…
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/22(日) 05:31:33.59 ID:rDkaZSy10

このみさん事務所に順応するの早いなさすがおとな
10 : ◆UEry/CPoDk :2018/04/26(木) 01:06:35.21 ID:xPzIX6aF0
(765プロ事務所応接スペース)

琴葉「今日の面談が終わればあとは契約だけ。そしたら私もアイドルの仲間入り、か。悪い印象を持たれないようきちんとやらないと。」

琴葉「ここで待ってるようにとの事だったけど…あれ。」

恵美「ん?」

琴葉「あ、初めまして。ここにいるってことは、あなたもオーディションに合格したんですか?」

恵美「うん、まあね。あ、高校生どうしでしょ、タメでいいよ。」

琴葉「あ、はい。じゃなくて。分かったわ。」

恵美「うん。アタシ所恵美。そっちは?」

琴葉「田中琴葉よ。めぐみって一文字?」

恵美「二文字。美術の美が入るほうね、よろしく。」

琴葉「うん、よろしく。」

恵美(…なんか、いかにも優等生って子っぽい。こういう生真面目な子はアタシみたいなの苦手なんだろうな。)

琴葉(軽そうな子ね、ギャルって言うのかしら。私みたいなのがいてうっとうしいと思われてそう。)

恵美(……)

琴葉(……)

恵美(ま、いっか。どうせしばらく一緒にアイドルやる事になるんだろうし。これから少しずつ仲良くなってけばいいよね。)

琴葉(大丈夫よね。同じオーディション受かったって事は、多分一緒にお仕事する機会も多いだろうし。今は難しいかもだけど、時間をかければきっと分かり合えるようになるはずだわ。)

エレナ「えっと、ココだね…あ、もうキテる人がいるヨ!」

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