梨子「ようちかが見たいから手伝って」善子「おかのした」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 08:13:21.74 ID:rLlHL5Nm0
梨子(はぁ...最近曜ちゃんと千歌ちゃんが仲良くしている姿を見ていると、心が暖かくなるというか、見てるだけで尊いと感じられるというか...そういう人を、ネットでは【ようちか厨】と呼ぶらしいです。ネットに詳しい善子ちゃんに教えて貰いました)

梨子「って訳だからちょっとようちかが見たいから善子ちゃん手伝って」

善子「どういう訳よ」

〜〜〜〜

ピロンッ

千歌「あっ、梨子ちゃんからLINEだ」

梨子『明日は沼津の方で一緒にショッピングにでも行きませんか?』

千歌「行く!絶対に行く!」ポチポチ

千歌『いいよー!』

千歌「・・・・・えへへ♪明日は梨子ちゃんとデートだぁ////」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1524179601
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 08:15:31.40 ID:rLlHL5Nm0
翌朝

ピンポーン

梨子「こんな朝早くから誰かしら?もしかして千歌ちゃんが・・・まさか、あのお寝坊さんの千歌ちゃんに限ってそれはない」

ガチャリ

千歌「お、おはようございます////」モジモジ

梨子(マジで?もう用意済ませてるの?)

千歌「えへへ、どう?この服。いつもより気合い入れてお洒落してみたんだけど、似合うかな?////」ドキドキ

梨子「え?あ、ああ!うん!いい!いいよ千歌ちゃん!可愛い!」

千歌「♡」

梨子「えっと、じゃあ私も支度するからちょっとだけ待ってて!」



3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 08:16:02.55 ID:rLlHL5Nm0
沼津

曜「梨子ちゃんおはヨーソロー!」

千歌「よ、曜ちゃん!?」

曜「あれ?千歌ちゃんも一緒なんだね」

梨子「あれ言ってなかった?今日は3人で買い物しようって」

曜「いや3人でとは言ってなかったね。ほら、これ」スッ

梨子『明日は沼津の方で一緒にショッピングにでも行きませんか?』

曜「ショッピングには誘われたけど3人で、とは言われてないね」

梨子「あっ!?ご、ごめんなさいついうっかり!」アセアセ

梨子(まあわざとなんですけどね。こういう思わぬサプライズに千歌ちゃんも曜ちゃんも内心ドキドキして、お互いを意識して・・・・////という妄想をしてみます)

曜「いいよ気にしないで。誰にでもうっかりはあるもん。ね、千歌ちゃん」

千歌「う、うん・・・」

梨子「よかったぁ。じゃあ早速買い物を・・・・」チラッ

プルルルルル

梨子「(来た!)・・・もしもし?」

善子『リリー助けてえええ!宿題が、宿題が終わらないいいい!!』

梨子「はぁ?そんなこと言われても、私達これからショッピングなんだけど・・・」

善子『お願いしますっ!そこをなんとか、そこをなんとかあああ!!』

梨子「・・・・・んもう、わかったわかったわよ!そんなに言うなら手伝ってあげるわよ!」

善子『ありがとうリリー!』

梨子「・・・」ブチッ

梨子「電話、善子ちゃんから。宿題が終わらないから手伝えだって・・・って訳だからごめん!今日はこのまま善子ちゃんの家に向かうね!誘った私がいきなりドタキャンなんて本当に申し訳ないけど!」

曜「気にしないでよ。そういうことはたまにだけど誰にでも起きるからね」

梨子「この埋め合わせは必ずするから!本当にごめんね!じゃあまた今度!!」ダダダダダ

曜「・・・・行っちゃった」

千歌「梨子ちゃん...」

曜「仕方ない。梨子ちゃんいないけどせっかくだから私達だけでショッピングしよっか」

千歌「うん...」





梨子「作戦の第一段階は成功ね」コソッ

善子「ねぇ、わざわざ私が電話する必要あった?」

梨子「ごめん・・・電話のふりして独り言が出来るほど演技は上手くないから」

善子「まあ、それもそうか」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 08:17:39.08 ID:rLlHL5Nm0
曜「ねえねえ千歌ちゃん、この服!可愛いと思わない!?」フンスッ

千歌「よーちゃん本当にそういう制服好きだねぇ」

曜「まあね!千歌ちゃんは何か気に入った服とかはないの?」

千歌「えっ!?わ、私はその・・・///」

曜「あっ!もしかしてこれ?」

千歌「う、うん...似合うかな?」

曜「似合う似合う!何なら梨子ちゃんだってちょっとドキッとしちゃうと思うよ!」

千歌「な、ななな何でそこに梨子ちゃんが出てくるの!?////」カァァァ





梨子「いやー!曜ちゃんイケメーン!これは千歌ちゃんもメロメロになる訳だわ!」

善子「この距離じゃ何言ってるか聞き取れないでしょうに、なんでそんなにテンション高いのよ」

梨子「だって今まで服を手に取るのを躊躇ってた千歌ちゃんが曜ちゃんが側に来た途端あんなにあたふたしてるのよ!これはもう曜ちゃんが何かイケメン発言したに決まってる!」

善子「よくもまあ妄想だけでここまで元気になれるわね」

〜〜〜〜

曜「んー、これ美味しい!」モグモグ

千歌「♪」パクッ

曜「・・・・ねぇねぇ千歌ちゃん。梨子ちゃんとの進展具合はどう?」ニヤニヤ

千歌「んぐっ!?」トントントントン

千歌「・・・・ハァッ!!?よ、よーちゃんっ!!////」

曜「ごめんごめん。詰まらせたみたいだね。お詫びにこれあげるから」スッ

千歌「・・・ったく////」パクッ

梨子「あの二人、公共の食事場でも間接キスなんて慣れっこなのかしら?それほどに関係が進んでいる!?ようちか最高!」

善子「声を抑えなさいよ。バレる」モグモグ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 08:18:33.33 ID:rLlHL5Nm0
曜「んでさ、この後どうしよっか?」

千歌「>>6
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 09:44:05.16 ID:JqpDVlFX0
とりあえずあそこで隠れたつもりで盛り上がってる梨子ちゃんと善子ちゃんを捕まえるところからかな
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 19:02:44.42 ID:rLlHL5Nm0
千歌「とりあえずあそこで隠れたつもりで盛り上がってる梨子ちゃんと善子ちゃんを捕まえるところからかな」

曜「・・・・何でわざわざこっちでお昼食べてるんだろうねあの二人」




梨子「あら、席を立ったわ。お昼済んだみたいだし次は何処へ遊びに行くのかしらね?ほら善子ちゃんさっさと食べて!あの二人に逃げられちゃうわ!」

善子「わかってる、わかってるから急かすな・・・・ってあら?あの二人、こっちに向かって来てない!?」

梨子「ゔえ゙え゙え゙え゙っ!?」ドキッ

千歌「こんにちはお二人さん。お互い仲良さそうに盛り上がってて羨ましいですねぇ。なーにをそんなに盛り上がってた、わざわざ私達にバレないように立ち回ってたのはどーしてなのか、教えてくれませんかねぇ桜内さぁん?」

曜(うわぁ、千歌ちゃん滅茶苦茶怒ってる!)

梨子「え、ええっと・・・・・あっ、あのね!よ、善子ちゃんがお昼外食したいって言うから着いてきたら・・・たまたま!本当にたまたまここに!」

梨子(ま、まさか朝から付けてたことまではバレてないわよね!?よ、余計なことは口走らないように・・・)

千歌「・・・・だったら気付いた段階で店を変えるとかそういう配慮があっても良かったんじゃないかなぁ?」ムスッ

梨子「え゙っ!?そ、それは・・・」

善子「い、いやー!私もお腹空いちゃってて...わざわざ店変えようなんて余裕はなかったと言うか何と言うか」

梨子(善子ちゃんナイス!)

曜「なるほどね。それにしても善子ちゃんも食い意地張ることはあるんだねぇ?」ニヤニヤ

善子「う、うるさいっ!いいでしょ別にっ!////」チラッ

善子(貸し1だからねっ!)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 19:24:54.03 ID:rLlHL5Nm0
曜「ところで善子ちゃん、宿題の方は終わったの?」

善子「えっ!?えーと、」チラッ

梨子(まだって言って!ボロが出ない内にさっさとずらかりましょ!)ウィンク

善子「ま、まだ終わってない・・・・」

梨子「そ、そうなのそうなの!善子ちゃんったら宿題ためにためてて〜、って訳だから私達さっさと行くね!んじゃ!」

善子「ま、またねー!」

曜「・・・・行っちゃったね。って千歌ちゃん?」

千歌(さっき梨子ちゃん、善子ちゃんにウィンクしてた・・・・あれは何だったの?)

千歌「・・・・追おう」

曜「えっ?」

千歌「あの二人を追いかけよう!」

曜「ええええっ!?な、なんで?」

千歌「だってあの二人の挙動が明らかにおかしかったもん!絶対に何か隠してるよ!」

曜「そ、そうかな?お昼食べに来たなんておかしなことでもないんじゃ?」

千歌「それだけならどうしてあんなに慌てて目を合わせながら話す必要があるの?突き止めなきゃ!って訳だから行くよ!」

〜〜〜〜

善子「ねぇリリー」

梨子「うん。わかってる...」





千歌「・・・・・」ジトー

よしりこ((後を付けられてる!))

梨子「ま、まさかこっそりと眺める側の私達が・・・後を付けられることになるなんて」ヒソッ

善子「ミイラ取りがミイラになるって、まさにこういうことなんでしょうね」ヒソッ

千歌(何でわざわざ顔を寄せ合いながら話をする必要があるの?・・・・いつからそんな親密な関係になっていたの?)

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 19:26:06.76 ID:rLlHL5Nm0
善子「ど、どうすんのよこの状況」

梨子「・・・・逃げよっか」

善子「何処に!?」

梨子「>>10
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 19:27:32.13 ID:V0qrZqcw0
沼津だしとりあえず善子ちゃんの家に
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 19:57:48.07 ID:rLlHL5Nm0
梨子「もう今日はようちか観賞を諦めるわ。なんだかんだ良いものは見られたんだからそれ以上を望むのは贅沢というものなのよ。って訳で上げて」

善子「家に逃げるの!?」

梨子「何よ。さっきの言い訳もそうだけど、今千歌ちゃん達に付けられてるこの状況で善子ちゃんの家以外の場所に寄れば一体何を言われるやら・・・」

善子「・・・・・それもそうね。家しかないか」





千歌「梨子ちゃん達がマンションに入っていく」

曜「あ、ここ善子ちゃんが済んでるマンションだ」

千歌「!?」

曜「やっぱり善子ちゃん達は本当にお昼食べに来てただけだったんだよ。何もやましいことなんてなかったんだ」

曜「さ、私達もさっさと何処かへ行こう・・・・って!?」

千歌(梨子ちゃん・・・梨子ちゃんは、チカよりも善子ちゃんの方が好きなの?)ジワァ

千歌「うう、梨子ちゃん...」ポロポロ

曜「えええっ!?な、何で泣いてるのぉ!?」

〜〜〜〜

梨子「ふぅ、流石に善子ちゃんの家にまで追いかけては来ないよね?」

善子「たすかった...んもう、だからあの時声を抑えなさいって言ったでしょ!」

梨子「ご、ごめんなさい。流石に今日のことは深く反省してるわ」

善子「今日はたまたま上手い言い訳が見つかったけどいつもあんな感じでかわせる訳ないんだから、本当にもう」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 20:08:26.51 ID:rLlHL5Nm0
梨子「・・・・ねぇ善子ちゃん。今日はご両親は不在なのかしら?」

善子「ええ。お母さんは今日まだ仕事してるわ。もうすぐ帰って来るだろうけど」

梨子「じゃあ、今は二人きりってことなんだね?じゃあさ・・・・」

善子「・・・・・ゴクッ」







梨子「ようちかのいいところを語ってもいいかな?」

善子「ルビまるの尊さについても語らせてくれるなら是非!」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 20:10:42.58 ID:rLlHL5Nm0
翌朝

梨子「今日は日曜日だけど学校で朝練をしています」

千歌「あ、あの・・・梨子ちゃん」

梨子「あら千歌ちゃん。どうかしたの?」

千歌「>>14
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 20:14:50.08 ID:nb+l5HPYO
善子ちゃんと付き合ってるの?
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 20:30:39.89 ID:rLlHL5Nm0
千歌「善子ちゃんと付き合ってるの?」

梨子「・・・・えっと、それってどういうこと?」

千歌「だ、だから〜〜ッ!り、梨子ちゃんは善子ちゃんと・・・こ、恋人同士だったりするの!?」

梨子「えええっ!?私と善子ちゃんが!?ないないない!あの堕天使と恋人だなんて、天地がひっくり返っても有り得ないからね!?」

千歌「そ、そこまで否定するの?」

梨子「します!善子ちゃんと恋人とか、そんなことありませんから!もう絶対に次からそういうことは言わないでよね」

千歌「う、うん...」

千歌(そっか。梨子ちゃんは善子ちゃんと付き合ってないんだ。しかも、今の言い方から善子ちゃんに脈はない!)

千歌「よ、よかった・・・・」ボソッ

梨子「千歌ちゃん?何か言った?」

千歌「へっ!?う、ううんなんでもない!うん、本当になんでもないよ!」

梨子「・・・まあいっか。それより千歌ちゃん。今日お昼から遊べたりする?昨日の埋め合わせがしたいんだけど...」

千歌「えええっ!?////き、今日!?」

梨子「う、うん・・・埋め合わせは早い内に済ませようと思ったんだけど、流石にいきなりは不味かったりする?何か予定があったりとか?」

千歌「う、ううん!何もない!今日はお昼からの予定なんて、なーんにもないよ!いきなりだからちょっと驚いちゃっただけ///」

梨子「そう。良かったわそう言って貰えて」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 20:49:15.07 ID:rLlHL5Nm0
梨子「それで、千歌ちゃんは今日どうしたい?今日は一日付き合うわよ」

千歌「つ、付きっ!?////」

梨子「どうしたの千歌ちゃん?」

千歌「・・・・本当に、今日は何を言ってもいいの?」

梨子「へっ!?え、えーと...わ、私に出来そうなことであればなんでもどーんと!」

千歌「本当の本当に、付き合ってくれるの?////」

梨子(こ、こんなに念を押されるなんて、何を言われるのかしら!?今更だけど怖くなって来たわ)

千歌「じゃあさ、今日は1日私の部屋で、ずーっとお喋りしよ?」

梨子「へ?そんなことでいいの?」

千歌「そ、そんなことがいいの・・・////」モジモジ

梨子「わかった。じゃあ今日は1日語り合いましょ♪」

梨子(ひたすら曜ちゃんのことを聞いてあげるわ♪千歌ちゃんが曜ちゃんのことをどう想っているのか聞いて、妄想して...!ああああっ!ようちかはもうどうしてこんなにも尊いの!)

梨子「・・・ぐふふふ」

千歌(梨子ちゃんが笑ってる。チカとのお話を楽しみにしてくれてるのかな?////)
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 20:50:40.58 ID:rLlHL5Nm0
千歌の部屋

梨子「それで、千歌ちゃんはまず何を話してくれるのかな?」

千歌「>>18
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 20:58:05.36 ID:/flsUpbE0
ようちゃんのかわいさ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 22:15:28.33 ID:rLlHL5Nm0
千歌「えーと、よーちゃんのかわいいところ?」

梨子「良し来た!」

千歌「な、何だか食い付きがいいね...」

梨子「具体的にどういうところが可愛いと思ってるの!?」

千歌「そ、そうだね・・・やっぱり、普段は明るくて元気だけど、何処か繊細なところがあるとこ、かな?」

梨子「あっわかる!曜ちゃんって、何でも無難にこなしてるように見えるけど実はそこにプレッシャーを感じてそうと言うか」

梨子(やっぱり幼馴染はちゃんと見ているものなのね、流石♪)

千歌「あっ、そうだ。何でも出来ると言えば、裁縫出来たり料理も出来たりって結構家庭的だよね」

梨子「そうね」

千歌「あーいう家庭的な女の子結婚する人はさぞかし幸せになるんだろうなぁ」

梨子(あら?これは遠回しに自分は将来必ず幸せになりますアピールかしら!?千歌ちゃんったらやるぅ♪)

千歌「・・・・やっぱり梨子ちゃんはああいう家庭的な女の子が好みだったりする?」

梨子「えっ!?私ぃ!?」

千歌「どうなの?」

梨子(千歌ちゃん。物凄く不安そうな顔してる。もしかして、ヤキモチ!?私に曜ちゃんを取られるかもって恐れてのヤキモチなのかしら!?でも安心して。私は貴女を悲しませたりはしないから)

梨子「うーん、確かに家庭的な女の子はいいと思うけど私はどっちかと言うと手の掛かる娘の方が好きかな?」

千歌「そ、そうなんだ。ふーん...」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 22:17:54.42 ID:1PSHtcma0
あっちも投げないで書いてよ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 22:18:26.25 ID:rLlHL5Nm0
千歌「じゃあさ、次は梨子ちゃんのお話してよ」

梨子「私の?」

千歌「うん。梨子ちゃんのお話、聞きたいなぁ////」

梨子「私の話か。そうだねぇ...>>22
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 22:19:24.40 ID:1PSHtcma0
善子ちゃんとこの前お泊まりした話なんだけど
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 22:33:45.25 ID:rLlHL5Nm0
梨子「善子ちゃんとこの前お泊まりした話なんだけどね」

千歌「!?だ、だめー!そ、そういうお話は無しー!!」

梨子「ええええっ!?な、何で!?」

千歌「だ、だって...今は私と二人きりなんだから他の女の話をするのは禁止っ!」

梨子「で、でもさっきは千歌ちゃんから曜ちゃんの話を・・・・」

千歌「あっ、あれは...その・・・・・・・梨子ちゃんの好みの女の子のことを聞きたくて////」ゴニョゴニョ

梨子(何言ってるのか聞こえないよー!)

千歌「と、とにかく!今日はチカとの約束をすっぽかした埋め合わせのために来てるんでしょ!?ならチカの言うことを聞く!」

梨子「は、はーい(何て強引な...)」

千歌「・・・・えへへ///じゃあ次は・・・・」

〜〜〜〜

梨子「じゃあ私そろそろ帰るね」

千歌「えっ?梨子ちゃん、もう帰っちゃうの?」

梨子「もうって・・・・結構いい時間よ。むしろこれ以上はあんまり長居するのは悪いような」

千歌「わ、私は気にしないよ。どうせお隣同士なんだし、もっとお話出来る筈でしょ?」

梨子「で、でも帰ってからのベランダでも話は出来る...」

千歌「〜〜ッ」ジワァ

梨子「ええっ!?ち、千歌ちゃん何で泣いて...」

千歌「グスン・・・お願い、帰らないで」ウルウル

梨子「〜〜ッ、わかった!後1時間だけだからね」

千歌「!!うん!」パァァァ

梨子(ったく、私もつくづく千歌ちゃんに甘いわね)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 22:39:17.55 ID:rLlHL5Nm0
〜〜〜〜

梨子「ってことがこの間あってね」

善子「あんたがイチャついても仕方ないでしょうが」

梨子「全くよね」

善子「ったく、しっかりしなさいよね」

梨子「まあずっと千歌ちゃんとばっか居たせいでほとんどようちかのイチャイチャ妄想が出来なかったわ。でもそれも今日までよ!今日からまた曜ちゃんと千歌ちゃんが!私ではなく曜ちゃんと!より親密になって貰えるようにまた活動を再開しなきゃね!」

善子「>>25

善子
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 22:44:48.26 ID:1PSHtcma0
次は4人で旅行に行って仕掛けない?
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 06:02:40.70 ID:sO8R08Mk0
善子「次は4人で旅行に行って仕掛けない?」

梨子「善子ちゃんナイスアイディア!最近冴えてるね!」

善子「今は春休み真っ只中だから暇はいくらでもある筈。そこであの二人も誘って、予約ミスを装ってあの二人を同じ部屋に泊まらせれば!」

梨子「そ、そこまで考えて居るとは・・・」

善子「って訳だから早速連絡入れちゃいましょ。私は曜を誘うから」

梨子「私が千歌ちゃんだね。任せて!」

〜〜〜〜

梨子「って訳で、今日は千葉の方にお出掛けに来ています!夢の国で遊んでます」

千歌「梨子ちゃーん!こっちこっちー!」

梨子「今行くー!」

曜「いやー、ディズニーランドに初めて来たけど想像以上に人が多いねぇ」

善子「いや多すぎよおぇぇぇ...」

梨子「善子ちゃん大丈夫?」

善子「ええまぁ...」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 06:06:07.24 ID:sO8R08Mk0
〜〜〜〜

梨子「なんだかんだパレードまで見終えてホテルへ来ました」

善子「部屋割りどうしよっか?」

千歌「>>28
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 06:10:14.04 ID:AwC2JbeZO
梨子ちゃん、曜ちゃんとにしたら?
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 06:23:41.49 ID:sO8R08Mk0
千歌「梨子ちゃん、曜ちゃんとにしたら?」

梨子「えええっ!?」

曜「・・・・そういう反応はちょっと傷つくなぁ」

梨子「あ、ごめんなさい。ってそうじゃなくてどうしてその組み合わせ?」

千歌「どうしてって、たまには私も善子ちゃんとお話したいなぁって」

梨子「あ、ああ・・・・そう」

梨子(そう言われたら何も言えないわね。まあ、こうなったらひたすら曜ちゃんに千歌ちゃんのことを聞きまくって行くしかないわね!)

梨子「曜ちゃん、よろしくね♪」

曜「うん!」

〜〜〜〜

千歌「・・・・」ジトー

善子(あれ?私なんでこんなに睨まれてるの?何かした?えっ、見に覚えが全く無いんですけどぉ?)

千歌「・・・・・ねぇ善子ちゃん」

善子「ひゃっ!?はいなんでしょうか...?」

千歌「・・・・善子ちゃんは梨子ちゃんのことをどう想ってるの?」

善子「へ?ど、どうって・・・・?」

千歌「だ、だから・・・梨子ちゃんのこと好きなのかどうかって」

善子「そ、そりゃ勿論好きよ!リリーはヨハネの上級リトルデーモンですから」

千歌「そ、そういうことじゃないの!わ、私が聞いてるのは・・・善子ちゃんは梨子ちゃんのことを恋愛対象として好きかどうか聞いてるの?」

善子「え?・・・・・・・ええええええっ!?」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 06:24:27.97 ID:sO8R08Mk0
千歌「で、どうなの?そこのところは・・・・」

善子「>>31
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 06:27:08.39 ID:U/qJcb7p0
ぶっちゃけ両思い(これもルビまる作戦に協力してもらうためよ)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 06:56:41.01 ID:sO8R08Mk0
善子「ぶっちゃけ両思い(これもルビまる作戦に協力してもらうためよ)」

千歌「ふーん。でも両思いなんて言ってるのは善子ちゃんだけなんだよねぇ」

善子「・・・どういうことよ?」

千歌「だって、梨子ちゃんは善子ちゃんのこと、そーいう風には見てないって本人が言ってたもん!」ドヤァ

善子(まあそうでしょうね。両思いってのも方便だし...)

善子「・・・・はいはい。それじゃあ私の片想いってことで」

千歌「・・・・・負けないからね」ボソッ

善子「何か言った?」

千歌「なーんにも!ほら、夜はまだ長いし語り合おう!」

〜〜〜〜

曜「それでさ、その時の後輩ちゃんが髪を伸ばしててさ、別人かと思っちゃったよ」

梨子「ふふっ、そんなこともあるんだねw」

曜「ねぇねぇ!次は梨子ちゃんが何かお話ししてよ!」

梨子「(来た!)えっ、私?」

曜「うん♪」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 06:58:03.63 ID:sO8R08Mk0
梨子「それじゃあねぇ・・・曜ちゃんは千歌ちゃんのことどれだけ好きなのか聞いてみたいなぁ」

曜「>>34
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 07:03:25.47 ID:Fo1ENT/vO
大好きに決まってるよ!もちろん梨子ちゃんと善子ちゃん、Aqoursのみんなも!
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 07:10:50.83 ID:sO8R08Mk0
曜「大好きに決まってるよ!もちろん梨子ちゃんと善子ちゃん、Aqoursのみんなも!」

梨子「そ、そっかー。嬉しいなぁ」

梨子(チッ、そこは千歌ちゃんが1番好きでしょうが!幼馴染なんだから誰よりも千歌ちゃんのことを好きで居なさいよ全くもう!こうも曇りなく皆大好きなんて言えるんだから、千歌ちゃんも大変よねぇ)

曜「言ってからちょっと恥ずかしくなってきたかな///」

梨子(まあでも私は最後まで千歌ちゃんを応援するわ!私はようちかの味方だもの!)

曜「もう寝よっ!おやすみっ!////」ガバッ

梨子「あっ、曜ちゃん!・・・・ふふっ、おやすみ」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 07:18:25.66 ID:sO8R08Mk0
梨子「と、充実した旅行になったわね」

善子「けどまだ春休みは終わってないわ!次はルビまる作戦に協力して!」

梨子「おかのした!それで、どう作戦にするつもりなの?」

善子「こないだリリーがやったあれをそのまま使わせて貰うわ!」

〜〜〜〜

善子『明日は沼津でショッピングしましょ?』

善子「と送って早5分」

ピロン

善子「おっ、返事返ってきた。何々?」

ルビィ『お姉ちゃんが最低3人は居ないと、デートはぶっぶーですわ!って・・・・』

善子「あんのっ、シスコンめ!!仕方ない」

善子『ずら丸も呼ぶわ。同級生同士水入らずでショッピングよ!』

善子「次はずら丸ね...あいつ一応最近LINE使えるようになったみたいだけどまだちょっと怖いわね。LINE通話にしておこ」

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 07:19:42.64 ID:sO8R08Mk0
善子「もしもーし、ずら丸?明日暇?暇なら明日(ルビィと)デートして欲しいわ」

花丸『>>38
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 07:21:39.98 ID:JFVZzbl0O
(善子ちゃんと)デート!?行く行く!絶対にいくずら!
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 12:57:29.95 ID:AwC2JbeZO
これはスレタイ通りようちかに行くのか?それとも千歌ちゃんを応援する流れなのか?って見てたらルビまる編始まってて草
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 13:07:15.26 ID:H8euMpd0o
百合好きが報われるか片恋が報われるのかの戦いなのか?
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 18:06:25.48 ID:p36J9RJyO
こういうスレでは作者の作りたいカップリング成立は阻止したい
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 18:32:19.61 ID:sO8R08Mk0
花丸『(善子ちゃんと)デート!?行く行く!絶対にいくずら!』

善子「そう。喜んでくれて何よりだわ。じゃあまた明日会いましょ」ブツッ

善子「・・・・よし、次はリリーを呼びましょうか」



翌日

花丸「えへへ〜♪今日は善子ちゃんと、デートずら〜////」

ルビィ「あ、花丸ちゃんおはよう!今日は楽しみだね」

花丸「うん♪えへへ。あっ、勿論ルビィちゃんと一緒に買い物するのも楽しみにしてるよ」

ルビィ「わかってるって。でもせっかくのデートのお誘いなんだし、いっぱいアピールしなきゃね!頑張ルビィだよ!」

善子「おはよう二人とも。今日は楽しいショッピングにしましょ!」

ルビまる「「うん!」」






梨子「え?私放置ぃ!?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 18:41:37.91 ID:sO8R08Mk0
善子「んじゃ早速アクセでも見に行こ...」

ピロン

善子「ん?リリーからLINEね」

梨子『呼び出しておいていきなり放置は酷くない?』

善子「・・・・」

善子『とりあえずしばらくは近くでルビまるを眺めるから、リリーはどっか遊びに行った方がいいわよ』

善子「っよし、こんなもんか」

花丸「善子ちゃん善子ちゃん!こっちに来て欲しいずら!」

善子「はいはい、今行くわー!」

〜〜〜〜

梨子「・・・・・ええ?それはないでしょ...」

梨子「はぁ、しばらくはやることないし、かと言って沼津にもそうたくさん行く当てはないし・・・」

梨子「・・・曜ちゃんの家に行こう」






ピンポーン

梨子「予定も無しにいきなり押し掛けて大丈夫かしら?でももう押しちゃったし後には引けない」

曜「はーい。あっ、梨子ちゃん!」

梨子「こんにちは。たまたま沼津の方に寄ったから、せっかくだし曜ちゃんと遊ぼうと来たんだけど・・・」

曜「そういうことなら上がってよ!」

梨子「お邪魔しまー...」

曜「千歌ちゃんも喜ぶよ!」

梨子「!?」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 18:44:05.12 ID:sO8R08Mk0
梨子(な、何てことなの!?曜ちゃんは今日、千歌ちゃんと二人きりで遊んでたと言うの!?もしかして私、自分の手でようちかの芽を摘み取ろうとしているんじゃ!?)

曜「梨子ちゃん?」

梨子「>>45
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 18:48:03.22 ID:Fo1ENT/vO
ちょ、ちょっと予定が出来たわ!(曜に盗聴器をつけながら)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 19:21:11.65 ID:sO8R08Mk0
梨子「ちょ、ちょっと予定が出来たわ!」

梨子(適当に曜ちゃんの服のポッケにこれを放って!)ペイ

梨子「って訳でさよならー!」

曜「あっ!・・・・何だったんだろ?」

千歌「よーちゃん。誰が来てたの?」

曜「うん。今梨子ちゃんが来たんだけど・・・」

千歌「梨子ちゃん!?」

曜「でも何か用事が出来たって言って帰っ...」

千歌「まだそんな遠くには行ってない筈!急がなきゃ!」

曜「うぇっ!?千歌ちゃんまで行っちゃった・・・」








梨子「ふぅ、曜ちゃんにはちょっとおかしなところを見せちゃったけど、千歌ちゃんが居ることもわかったし曜ちゃんに盗聴機仕掛けたし、早速ようちかのイチャイチャを堪能...」

「梨子ちゃあああああああんんっっ!!」ガバッ

梨子「ゔえ゙え゙え゙え゙っ!?」ササッ

千歌「♡」ギュー
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 19:28:33.36 ID:sO8R08Mk0
梨子「あ、あの・・・千歌ちゃん?どうしてここに?」

千歌「どうしてって、普通に曜ちゃんの家に遊びに来て...」

梨子「い、いやそうじゃなくて・・・どうして私がここに居るってわかったの?」

千歌「おかしなこと言うんだね。今さっき曜ちゃんの家に来たのは梨子ちゃんでしょ?」

梨子「えっ・・・・ああ!そうだったそうだっ!」

梨子(まさかあの後すぐに私を追いかけてくるとは思ってなかった)

千歌「そ、それよりも梨子ちゃんだよ。梨子ちゃんはどうして沼津に来たの?」

梨子「え、えーとそれは・・・・」

梨子(善子ちゃんとルビまるを鑑賞しに来ました!なんて言えない。しかも作戦始める前に放置されたから曜ちゃんの家以外当てがなかったのはもっと言えない!)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 19:31:13.47 ID:sO8R08Mk0
梨子「え、えーっと・・・・あっ、そう!善子ちゃんの家にでも遊びに行こうかなって・・・」

梨子(一応後で善子ちゃんと行動することにはなってたし、間違ったことは言ってないよね?)

千歌「>>49
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 19:32:16.33 ID:U/qJcb7p0
じゃあなんでさっき曜ちゃんの家に来たの?
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 19:45:34.64 ID:sO8R08Mk0
千歌「じゃあなんでさっき曜ちゃんの家に来たの?」

梨子「うぐっ!?そ、それは・・・」

千歌「・・・」ジトー

梨子「わかったわかった!本当のことを言うからその目はやめて!」

梨子「いやね、本当のこと言うと善子ちゃんの家に遊びに行ったら善子ちゃんが出掛けてたみたいで・・・」

梨子「それで今度は曜ちゃんの家に来たら千歌ちゃんが居たみたいだから、その...」

千歌「・・・・・それって、梨子ちゃんはチカと一緒に居るのは嫌ってこと?」ウルッ

梨子「えっ!?ち、違うよそんなんじゃ」

千歌「だ、だって・・・・チカが居るって聞いた瞬間よーちゃんの家に上がるのをやめたんでしょ?そ、そんなの・・・・どう考えてもチカのことが嫌いだから避けてるようにしか思えないよ...」

梨子「ほ、本当に違うんだってば!」

梨子(まさかこっそり盗聴してようちかを楽しむ作戦を思い付いたからとか言えないし、どうしよ?)
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 19:46:47.76 ID:sO8R08Mk0
千歌「グスン・・・・・ぅぅぅ...」ポロポロ

梨子「・・・・>>52
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/21(土) 19:51:36.38 ID:NI4EKsXYO
もともとの予定があったのに後から入るのを躊躇っただけよ!
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 19:44:58.58 ID:jYT4Chfp0
梨子「も、元々は千歌ちゃんは曜ちゃんと二人きりで遊ぶ予定だったんでしょ?なのに後から入るのはちょっと・・・・って躊躇っただけだからね!」

千歌「・・・・本当に、チカのこと嫌いになったとかじゃない?」

梨子「なってないなってない!千歌ちゃんのことが嫌いなんてありえないよ!大好きだよ!」

千歌「だ、だい...////えへへ、よかった。てっきり嫌われたかと思ったよ。じゃ、じゃあさ・・・一緒に遊ぼうよ。ね?」

梨子「あ、うん・・・・」

〜〜〜〜

梨子(結局曜ちゃんの家に上がってしまった。まあ、たまには善子ちゃんのように1番近いところでようちかを眺めるのもありかしらね。それにしても・・・・)

千歌「♪」

梨子「あの、千歌ちゃん?ちょっと、私の近くに寄りすぎじゃないかな?」

千歌「え!?そ、そんなことないと思うよ。きっと梨子ちゃんの気のせい・・・///」

梨子(いや明らかに私の側に寄ってきてるじゃない!密着とまでは言わないけど近くまで来てる!曜ちゃんも隣に居るんだからそっちに寄ってよ!)

曜「千歌ちゃんってば本当に梨子ちゃんが大好きなんだねぇ」ニヤニヤ

梨子(そして曜ちゃんは少しぐらい嫉妬しなさいよ!ここまで脈無さそうな反応されたらこっちが悲しいわ!)

千歌「・・・・曜ちゃん。ちょっとあっちで話しよっか。梨子ちゃんは待ってて」

梨子「う、うん...」

ガチャリ

梨子(もしかして、嫉妬したのは千歌ちゃんの方!?私に密着してきたのはあくまでも曜ちゃんの嫉妬を誘うためだったけどあまりにも自然な感じだったから先に痺れを切らした!?そうよ!そうに決まってる!)

梨子「こうしちゃいられないわ!今すぐ盗聴機から音声を拾わなきゃ!」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 19:46:29.79 ID:jYT4Chfp0
梨子「さて、あの二人はどんなようちかを展開してくれるのかしら?」ワクワク

千歌『>>55
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 21:03:49.35 ID:3917EzwM0
梨子ちゃんはよーちゃんと2人で遊びたかったんじゃないかな?
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 21:27:56.74 ID:jYT4Chfp0
千歌『もしかして梨子ちゃんはよーちゃんと2人で遊びたかったのかな・・・?』

千歌『私が家に居るって聞いた途端に引き返したのは私が嫌いだからって訳でもなかったみたいだし、もしかしたら梨子ちゃんは曜ちゃんのことが好きなのかなって』

梨子(ちっがああああああうっ!いや、曜ちゃんが好きなのは違わないけどそれはLike!しかも二人きりになって欲しいのは貴女達の方!)

曜『うーん、とてもそんな風には見えなかったけどなぁ...』

梨子(なんてこと・・・・二人きりの時間を邪魔したばかりか、私にあらぬレッテルを貼られてしまったわ)

梨子「・・・ハァ、なんか萎えた。イヤホン外して電源オフにしましょ」

〜〜〜〜

曜「えーと、そんな悲しそうな顔しないでよ」

千歌「あ、あのさ・・・・曜ちゃんは梨子ちゃんのこと...」

曜「?」

曜「・・・・・・!ああ、そういうことか。大丈夫だよ!私は梨子ちゃんのこと好きだけどそれはlikeの意味ってだけだから!」

千歌「よ、良かった。よーちゃんまでライバルになったらって思ったけど大丈夫みたいだね」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 21:29:13.90 ID:jYT4Chfp0
曜「因みにもし万が一私が梨子ちゃんのことLoveの意味で好きだったら千歌ちゃんはどうしてた?」

千歌「>>58
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 21:37:53.10 ID:u1CGrD180
戦ってたよ!よーちゃんはあの堕天使と違って強敵になるだろうけど負けたくないからね!
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 21:48:17.30 ID:jYT4Chfp0
千歌「戦ってたよ!よーちゃんはあの堕天使と違って強敵になるだろうけど負けたくないからね!」

曜「え?私の方が強敵なの?善子ちゃんじゃなくて?」

千歌「ふっふっふっ、梨子ちゃんから、善子ちゃんとそういう関係になるのは天地がひっくり返ってもありえない!って言ってたからね!ちゃんと本人の口から聞いたのだ!」

千歌「むしろどっちかと言うと会話はないのにほとんど密着状態の多かったよーちゃんの方が怖かったぐらいだからね」

曜「へー」

千歌「さぁ、さっさと戻ろう!あんまり梨子ちゃんを待たせたら悪いからね!」




ガチャリ

梨子「意外と長かったわね。何を話してたの?」

千歌「えっ!?えーと、い、色々だよ色々...///ね、曜ちゃん?」

梨子「ふーん。・・・・本当は二人きりでこっそりイチャついてたんじゃないの?」

千歌「ち、違うよ!誤解だよ梨子ちゃん!曜ちゃんとは本当に何も話してないから...////ね、よーちゃん?」

梨子(せっかく盗聴機まで用意したのにようちかっぽい会話0じゃないのよ全くもう)

曜「>>60
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 21:52:37.11 ID:lhQXM/m/O
ちょっとおやつでも作ってくるよ。長くなるからふたりでゲームでもして遊んでて!(千歌にウィンク)
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 22:05:44.48 ID:jYT4Chfp0
曜「ちょっとおやつでも作ってくるよ。長くなるからふたりでゲームでもして遊んでて!」

曜「・・・・あっ、千歌ちゃん!」

曜(頑張れ♪)パチン☆

千歌「!?!!?/////」ボッ

梨子「!」

梨子(はっ!?い、今曜ちゃんが千歌ちゃんにウィンクした!しかも千歌ちゃん、ウィンクされた直後に顔を赤くしているわ!)

千歌「////」モジモジ

梨子(やったわ!思わぬところからようちかが見られた!たった今誤解って言われたけど今確信したわ!二人は実は出来てるのよ!)

梨子(そうとわかれば、さっさと出ていって二人きりの空間を作ってあげなきゃ!)

千歌「あ、あの・・・二人きりだね。・・・あっ!いや、別に...私達が二人きりになること自体珍しいことじゃないけどその・・・///」ソワソワ

梨子「じゃあね千歌ちゃん!よかったら今夜曜ちゃんとの進展具合を教えてくれるといいわ!またね!」







千歌「え、えーと・・・あっ!げ、ゲームでもしよっか///」

千歌「・・・・・あれ?梨子ちゃん?」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 22:14:24.56 ID:jYT4Chfp0
〜〜〜〜

梨子「ふぅ、ようちかの展開についてはまた後にして...」

ピロリン

梨子「あっ、善子ちゃんからだ。何々?」

善子『ルビィに帰られた』

梨子「は?」

善子『何か急にダイヤから呼び出されたらしいわ。あのシスコンめ!』

梨子『うわ、ドンマイ』

善子『って訳だから急遽ずら丸とデートしてます』

善子『いやまあ花丸と二人きりってのも楽しいんだけどね』

善子『私としてはルビまるデートを眺めたかった訳なのよ』

梨子『でしょうね』

善子『・・・合流出来ない?』

梨子『すぐそっち向かう。合流待っててね』
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 22:15:53.89 ID:jYT4Chfp0
善子「・・・・」ポチポチ

花丸「善子ちゃんどうしたの?さっきからスマホいじって」

善子「ああ。梨子からLINE来てたのよ」

花丸「ふーん。>>64
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 22:17:10.47 ID:u1CGrD180
ちっ、またあの都落ちレズかボソッ
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 22:29:55.91 ID:jYT4Chfp0
花丸「ちっ、またあの都落ちレズか」ボソッ

善子「何か言った?」

花丸「ううん、何でもない、何でもないよ!」

善子「・・・・もしかして、私がスマホいじったせいで今の状況を楽しんでないって勘違いさせた?」

花丸「ええっ!?そ、そんなことはないずら!ま、マルは善子ちゃんとお買い物出来て良かったと思ってるよ!よ、善子ちゃんに可愛い服を選んで貰えて...///新刊の本も買えたし」

善子「そう。楽しんで貰えて良かったわ」

善子「・・・・そろそろバスの時間でしょ。送るわ」

花丸「あ、ありがとう////」






花丸「あ、あの...善子ちゃん?」

善子「何よ?」

花丸「どうして・・・・内浦まで来たの?」

善子「送るって言ったじゃない」

花丸「バス停までで良かったのに」

善子「何言ってるのよ。まだ日が落ちるが早いこの時期に一人で夜道を歩いたら危ないでしょうが」

花丸「善子ちゃん///」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 22:33:49.82 ID:jYT4Chfp0
花丸「えっと、送ってくれてるのはすごくありがたいんだけど、今度は善子ちゃんが一人になっちゃうんだよ?どうするつもり?」

善子「くっくっくっ、漆黒の翼を纏う堕天使ヨハネが、俗世の宵闇に負けると思ってるのかしら?」サクッ

花丸「・・・・漆黒の翼って、団子に付けてるこの羽のことずらか?」

善子「あっ、こら取るな!」

花丸「>>67
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 22:35:34.74 ID:nnPv/LOSO
もらってもいいずら?
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 22:42:11.12 ID:jYT4Chfp0
花丸「もらってもいいずら?」

善子「はっ!ついにずら丸も堕天使に興味を!?」

花丸「いや全然」

善子「ですよねぇ・・・・」

花丸「まあそれとは別に、これは貰っておくずら♡」

花丸(えへへ、善子ちゃんの髪の匂いがついた羽を貰っちゃった♡)

善子「・・・・」

花丸「どうしたの善子ちゃん?」

善子「>>69
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/23(月) 22:57:48.56 ID:3917EzwM0
梨子を見つけた
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/23(月) 22:58:00.95 ID:lhQXM/m/O
私が一人で帰ること心配してくれてるけど、あんたに何かあるくらいなら私に何かあったほうがマシなだけ
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/24(火) 19:10:25.28 ID:WatkAnPz0
善子「あっ、あれ梨子じゃない?おーい梨子ー!」

梨子「あっ、善子ちゃん!休みにこっち来るなんて珍しいね。どうしたの?」

善子「ずら丸を家まで送ってたのよ。春はまだ日が落ちるのが早いし、一人で帰らせるなんて危ないからね」

善子(合流ありがとね)

梨子「善子ちゃん優しいね。でもそれだと今度は善子ちゃんが一人で帰ることになるよ」

善子「・・・ずら丸にも同じことを心配されたわ」

梨子「>>72
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 20:23:51.42 ID:VhkGI5Z30
ひとまず家に寄っていく?
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/24(火) 20:33:47.98 ID:WatkAnPz0
梨子「ひとまず家に寄っていく?」

善子「いいの?」

梨子「勿論!善子ちゃんと話したいことがいっぱいあるからね!」

梨子(ようちかとか、ようちかとか!ようちかのこととか!!)

善子「じゃあお邪魔させて貰うわね!っと、その前にずら丸を家に送ってあげなきゃ」

花丸「>>74
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