【安価】王様「すまんな、まだ何も決まっとらんのだ」勇者「なんだって?」

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1 : ◆Ck7pXbXTNxs1 :2018/04/15(日) 00:19:43.85 ID:ooipZX7I0
勇者「決まってないって、何がだ?」

王様「この先の展開だ」

勇者「え、展開?」

王様「お主が勇者になって魔王退治の為に旅立つ所までは決まっておるのだが、その先の展開は全くの未定なのだ」

勇者「なんてこった、それじゃあどうやって魔王を倒すのか、そもそも魔王を倒せるのかもわからないじゃないか」

王様「なのでこれから2人で考えるぞ!」

勇者「分かった!」

勇者「で、まず何すればいいんだ?」

王様「まずは>>2をしよう」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1523719183
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/15(日) 00:21:50.84 ID:7Oj0ZTrY0
税金を上げよう
3 : ◆Ck7pXbXTNxs1 [saga]:2018/04/15(日) 00:31:49.87 ID:ooipZX7Io
王様「この国の税金を上げる!」

勇者「え、税金?」

王様「そう、今は魔王率いる魔物の軍団と戦争状態にある」

王様「故に税を上げて資金を回収し、軍事力を強化することが必要なのだ」

勇者「なるほど、俺が旅立ってもこの国には魔物が押し寄せてくるからな」

勇者「俺が魔王を倒してもこの国が滅んじまったら何のために戦ってきたんだってなるよな!」

勇者「で、何の税金上げんの?」

王様「ん? そうじゃな、んーーー……」

王様「部下に任せるわい」

勇者「丸投げかよ」

王様「とにかく! この国の方はわしらで何とかするから、お主は安心して魔王を倒してくればよい!」

勇者「とりあえずわかった!」

勇者「それで?」

王様「ん?」

勇者「結局俺はどうすればいいんだ」

王様「魔王を倒すんじゃろ?」

勇者「魔王倒すために何すればいいんだって聞いてんの!」

王様「あーそっか、じゃあ>>4で」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/15(日) 00:38:19.90 ID:FH1Wuh3A0
血を残すための嫁選び
5 : ◆Ck7pXbXTNxs1 [saga]:2018/04/15(日) 00:57:34.26 ID:ooipZX7Io
王様「聞けい勇者よ、勇者とはいえお主も人の子、不慮の事故で命を落とすこともあるじゃろう」

勇者「いきなりなんだよ」

王様「なのでお主が倒れたとき、勇者としてお主の跡を受け継ぐ、お主の血を引いた子孫が必要になるのだ」

勇者「は、はあ、随分と先の話になったな」

王様「非常に重要なことだ! 子孫さえ残っておればお主が序盤でコロッと死んでもまだなんとかなる!」

勇者「俺が死ぬ前提で話を進めないでくれないかな」

王様「じゃあ子孫とか血とか抜きで話すとじゃな」

王様「嫁さん欲しいじゃろ?」

勇者「欲しい!」

王様「決まりじゃな! じゃあ人生の伴侶を探してくるとよい!」

勇者「わかった!」

勇者「けど今じゃなくていいよな?」

王様「いいやダメだ、お主がこの国を発つ前に決めるのだ」

王様「そして交われ! 血を残せ! セェックス!」

王様「そうすればわしも安心してお主を見送ることが出来る」

勇者「お前は俺の父親かよ」

王様「はいこれ、嫁さん候補のリスト、名前と顔写真とスリーサイズが記載されとる」

王様「お主のためにわしがピックアップした」

勇者「スリーサイズって、そこまでする?」

王様「それで、お主がピンとくる相手はいるかね?」

勇者「んーーーー……お! この子とか気になるなあ」

王様「ほう、>>6か」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/15(日) 01:06:17.21 ID:W6D5dlMw0
魔王の娘
7 : ◆Ck7pXbXTNxs1 [saga]:2018/04/15(日) 01:30:58.95 ID:ooipZX7Io
王様「よりによって魔王の娘とはな、お主もセンスあるな」

勇者「え、この子魔王の娘なんだ、道理でかわいいと思った」

勇者「てかなんで嫁さんリストに魔王の娘が?」

王様「なんか家出してきたっぽい」

勇者「家出って……」

王様「よくある事じゃ、わしも息子に家出されて跡継ぎ問題がヤバいし」

勇者「確かに言われればよくあるかもなあ、俺の家も兄が家出したから俺が勇者になっちまったし」

魔王娘「へえ、あなた達大変なのね、こっちは兄弟姉妹沢山いるから大した問題にはならないのに」

勇者「へえそうなの、羨ましい」

勇者「そして写真で見るよりかわいい」

魔王娘「あ、あら、照れるわね」

勇者「いつの間に来たの?」

王様「お主がこの子がいいと決めたその瞬間に呼び出しといた」

勇者「さすが王様、仕事が早い」

魔王娘「あなたが勇者ね、少々頼りなくも見えるけれども……悪くは無いわね」

勇者「いいの? 魔王の娘が勇者の嫁になるのって色々問題じゃない?」

魔王娘「家出した時点で魔王とは縁が切れてるから問題ないわよ」

勇者「うーん、問題ないって言うなら、まあいっか!」

王様「では子孫を残す為に2人でズッコンバッコンするのだ!」

魔王娘「まだダメ」

王様「えっ……」
8 : ◆Ck7pXbXTNxs1 [saga]:2018/04/15(日) 01:44:14.19 ID:ooipZX7Io
魔王娘「私と勇者がセックスする理由は、子孫を残す為よね?」

王様「そうじゃな、セックスして子を成せば、勇者の血が途切れることは無いじゃろう」

魔王娘「その子供の勇者としての強さはセックスした時点での勇者のレベルに依存するのよ」

魔王娘「今の勇者はレベル1、この状態でセックスしても、その子供は勇者としては弱いわ」

王様「ふむ、つまりある程度勇者が強くなった状態でセックスするのが望ましいと?」

魔王娘「そうよ、出来れば魔王を倒せるくらいに強くなった状態でセックスするのがいいのだけれど」

王様「待て、魔王を倒せば勇者は不要になる、子孫を残す為のセックスの必要がなくなってしまうぞ」

勇者「(偉い身分の人と年頃の女の子がセックス連呼してる……)」

王様「勇者よ、お主に聞こう」

勇者「ん?」

王様「やりたい?」

勇者「やりたい!」

勇者「けどその前にお互いをよく知ることが必要なんじゃないかなって思うんだよな」

王様「ふむ、奥手じゃのう」

勇者「慎重だと言ってくれ」

魔王娘「別に子作りは今すぐでなくてもいいんじゃない? 嫁は私に決まったことだし」

勇者「君はいいの? 俺の嫁になっても」

魔王娘「いいわよ」

勇者「じゃあキス!キスしよ! 誓いのキス!」

魔王娘「まだダメ」

勇者「えっ」

魔王娘「焦らないの、嫁になることは約束するから、今はまだ我慢して?」

勇者「ちぇー、わかった」
9 : ◆Ck7pXbXTNxs1 [saga]:2018/04/15(日) 01:52:01.78 ID:ooipZX7Io
王様「じゃあ嫁も決まったことじゃし、そろそろ魔王退治に旅立ってもらうかの」

魔王娘「そうね」

勇者「ん? 君もついてくるの?」

魔王娘「当然でしょ、お嫁さんなんだから」

魔王娘「お嫁さんというのはね、いついかなる時も旦那様の側にいるものなの」

魔王娘「逃がさないわよ?」

勇者「え? う、うん……」

勇者「てか魔王の娘が魔王退治に手を貸すのはいいのか?」

魔王娘「そうじゃなかったら家出なんてしないわよ」

勇者「そうか、そりゃそうだ」

魔王娘「それで?」

勇者「ん?」

魔王娘「何をすればいいのか決まってるの?」

勇者「決まってない」

勇者「王様ー! 何すればいいの!」

王様「よし、>>10しよう」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/15(日) 01:54:57.67 ID:i9ekFI0EO
筋トレ
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