【安価】「いつか勇者のように」

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150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 11:31:01.35 ID:yq1WQzwE0
ウンディーネ
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 15:57:40.97 ID:+Wz13RCb0
???「ウゥゥグッ……」

ウンディーネ「ハーイ! 呼んでくれてありがとっ!」

アルセナ「……」

悪霊「水の精霊? いいわ、私の──と戦わせてみましょう!」

???「ウヴヴァァァァッ!!」

ウンディーネ「えぇ、あんなのと戦うの?! ウンディーネちゃんこわーい!」

アルセナ「……応戦して」

ウンディーネ「はーい。それじゃあ、頑張っちゃうよー!」

悪霊「終わりのない意趣遺恨の地獄に落ちろッ」

???「ヴァァアァァァァゥァァ」ダダダッ

アルセナ「……早く」

ウンディーネ「逝っちゃえぇぇぇ! ウンディーネちゃん特製・トライデント6連装!」ググググッ

アルセナ「……全槍強化。出力を3倍にする」

悪霊「何それ……」

ウンディーネ「発射!!」

ドゴォォォォォンッ

アルセナ「やりすぎ」

ウンディーネ「えーー。今のは明らかにアルのエンチャントのせいでしょー?!」
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 16:57:07.48 ID:+Wz13RCb0
アルセナ「……ウンディーネ」

ウンディーネ「嘘……? なかなかやるねー!」

???「ヴヴァィァァグァァァ」

悪霊「ああああああああああッ!!」

ウンディーネ「でもその技は見たことないなー。アル、あれ何?」

アルセナ「わからない。……曖昧なものが混ざり合っている」

???「ヴァァグゥ……ああああッ何これェェ! ウゥゥあはははは!! 憎いィッ恨めしいイィッ!」シュンッ

ウンディーネ「あらら、消えちゃったね」

アルセナ「……あなたの仕事も終わり」

ウンディーネ「はーい。まったねー!」パシュン
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 18:16:41.45 ID:+Wz13RCb0
バジー「……ここは」

パーシャ「アルセナ!」

ラバン「無事だったか?!」

アルセナ「……」コクコクッ

バジー「何だこれ……。何をした?」

ラバン「アルセナがこれを?」

アルセナ「……違う」

パーシャ「敵はどこに?」

アルセナ「……もういない」

バジー「そうか。アルセナが戦った相手が何かはわからねーけど、幽霊じゃないか? だとしたら依頼は一応達成だ!」

ラバン「適当だなー、おい」

パーシャ「この屋敷もいつ崩れるかわからないんだ。帰ろう、勇者」

バジー「おう!」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 18:48:27.94 ID:+Wz13RCb0
エリス「あの……ミユリル、羽見せて!」

ミユリル「嫌よ」

エリス「うぅ……」

ツナ「うわぁ。泣かせるのか」

ミユリル「むぅ……。少しだけならいいわよ。ほら」

エリス「……思ってたのと違う」

ミユリル「はぁ?! 他の妖精も割とこんなものよ」

エリス「そ、そうなの?」

ミユリル「うん」

ツナ「……見えてきたな。次の町」

行動>>155
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 19:30:50.29 ID:zqJWYTieO
まずは宿を探そう
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 20:38:07.66 ID:+Wz13RCb0
宿屋

ツナ「小さい町の宿屋の割には、破格の大きさだな」

看板娘「いらっしゃーい! 見ての通り向こうが宿でこっちが酒場! 地下には温泉もあるよ!」

ツナ「なぜこの施設だけ充実しているんだ?」

看板娘「この辺りには観光のお客さんが多いのです! それで、こうなったってお姉ちゃんが言ってました!」

ツナ「なるほどな」

エリス「……温泉」

ミユリル「あたしは一杯ひっかけたいわね」

ツナ「それでも妖精かよ」

イベントor行動>>157
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 20:39:09.43 ID:7K2qnHon0
温泉のそばで思わぬ拾い物
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 21:28:06.94 ID:+Wz13RCb0
温泉

ツナ「なるほど。この便利なタオルを巻くことで安心安全な混浴を実現しているのか」

ツナ「クソだな」

ツナ「……ん? これは……」

ツナ「布か」チラッ

ツナ「周囲に人影なし。ミユリルとエリスは2人でどこに行ったんだ?」

ツナ「しかし落し物とあらば確認せざるを得ないか。よし」


落ちていた布の正体>>159
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 21:30:34.13 ID:3ljnLbm80
命からがら逃げ出した悪霊が一時的に憑依してる布
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 22:14:08.97 ID:+Wz13RCb0
ツナ「邪悪なオーラを感じる……! 何だこれは!」

ツナ「見た感じではただの下着……! だからこそかッ」

ツナ「それも特に下半身に身につけるタイプのアレだな」

ツナ「邪悪だ。こんなものは危険すぎる。回収するべきか……」

ミユリル「ダメ! それに触れちゃダメ!」

エリス「……」

ツナ「ど、どこから?!」

ミユリル「隠れてあなたを驚かせようとしてたのよ」

エリス「うんうん」

ツナ「それで、この布きれがどうした?」

ミユリル「どう見ても女の子のぱん……」

エリス「ぱんつだね」

ミユリル「そ、そうね。でも何か真っ黒なヤバイのが潜んでる」

???(あれは……)
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 22:19:22.82 ID:+Wz13RCb0
???(逃げる……殺すゥゥゥッ!! まだ……駄目なのッ)ヒラヒラ

エリス「……?」

ツナ「飛んでいった。不自然な動きだ」

ミユリル「やっぱり意思があるように見えたわね」

ツナ「そうだな。観光地なんだし、そういうこともあるさ」

ミユリル(あるの……?!)

エリス「温泉、人いっぱいだね……」

ミユリル「そ、そうね」

ツナ「時間をずらして入るのも手だな。この建物の中に他の店とかいっぱいあるみたいだし、どこか行くか?」

>>162
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 22:22:25.25 ID:KC/2TaKE0
温泉○○シリーズが揃ってる食べ物屋
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:22:22.49 ID:+Wz13RCb0
エリス「……すごいね、お兄ちゃん」

ツナ「そうだな。何か温泉に由来する食べ物や料理なんかを売っているのか」

ミユリル「あっちにお酒と肴まで! 至れり尽くせりね!」

ツナ「この温泉卵はいけるな」

エリス「お兄ちゃん、エリスにも!」

ツナ「ほら、美味いぞ。こっちのチーズも」

エリス「本当に。お兄ちゃん、あの奥のお肉何かな?」

ツナ「ええと……」

ツナ(温泉ゴブリン……?! え、温泉ゴブリン?!)

エリス「……?」

ツナ「あれはやめておこうな。あれ? ミユリルは?」

ミユリル「ツナ〜! 飲みなさいよぉ」

ツナ「……大丈夫か?」

ミユリル「ひっく。当たり前じゃないのよぉ」

ツナ「ったく。行こうエリス」

ミユリル「待ってよぉ〜。えへへへ」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 23:30:59.05 ID:hRxa78w/o
可愛い(可愛い)
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:46:16.19 ID:+Wz13RCb0
宿屋

ツナ「もう寝ろよ」

ミユリル「なんでよ〜」

エリス「これが、酔ってるってこと?」

ツナ「そうだ。面倒だろ?」

ミユリル「なんでそんなこと言うのよ。ううぅぅ……」

ツナ「お、おい」

ミユリル「うぅ嘘だよ〜〜! あははは!」

ツナ「……エリス、温泉行こう」

エリス「う、うん!」

ミユリル「ひっく。あたしも行くぅ」

ツナ「駄目だ。危ないぞ」

ミユリル「心配してくれてるんだぁ。じゃあやめる!」
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 23:53:43.85 ID:+Wz13RCb0
温泉

ツナ「どれだけ動いても外れなさそうなタオルだな」

エリス「お兄ちゃん、ちょっと恥ずかしいけど……」

ツナ「それなら、あまり見ないようにするよ」

エリス「……うん」

ツナ「お! 温泉はなかなかの大きさだな。行こう、エリス」

エリス「うん!」

167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 00:00:28.70 ID:8Gohb0IV0
エリス「きもちいいね!」

ツナ「ああ。疲れが取れるな」

エリス「……でも人いっぱいだね」

ツナ「そうだな。温まったら出ようか」

エリス「うん……」

ツナ「エリス。ミユリルとは仲良くなれて良かったな」

エリス「うん!」

ツナ「この辺に観光地が多いって言ってたな。明日見てみるか?」

エリス「……どういうところがあるのかな?」

ツナ「うーん。明日聞いてみよう」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 00:03:53.17 ID:8Gohb0IV0
宿屋

ツナ「ふう。湯冷めする前に寝よう」

エリス「うん!」

ミユリル「えへへ……」

ツナ「寝てるのか? 寝ながらにやけてるのか?」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 00:06:19.47 ID:8Gohb0IV0
翌朝

ツナ「おはよう」

エリス「おはよう、お兄ちゃん!」

ミユリル「ふぁぁ。よく寝たわ!」

ツナ「本当にな」

ミユリル「何よ朝から。感じ悪いわねー」

ツナ「はいはい」

ミユリル(なんだか雑じゃないの……?)

行動orイベント>>170
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 00:10:01.57 ID:ymBrKHwvO
宿屋中の女性が下着泥棒の被害に
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 09:30:03.67 ID:8Gohb0IV0
看板娘「あのー」ソワソワ

ツナ「ん?」

看板娘「申し上げにくいのですけどー」

ツナ「何か?」

看板娘「他の部屋のお客さんの荷物から下着が無くなっているのです……」

看板娘「それも女性限定とのことです。あとついでに私のも無くなってました……」

ツナ「それは大変だな。エリス、確認してくるんだ」

エリス「……うん!」

ミユリル「あ、あたしも荷物見てくる!」

ツナ(荷物なんか持っていたか?)

看板娘「ということです。では、失礼します……」ソワソワ

ツナ(ソワソワしてるなぁ)

エリス「ないよ、お兄ちゃん!」

ミユリル「あたしのもない!」

ツナ「そうか。まあ、それくらい買い直せばいいんだけど。一応探してみるか?」

行動orイベント>>172
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 09:37:49.35 ID:v+8yPJ2F0
なぜかツナの荷物からどっさり女性の下着が出てくる
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 09:51:05.98 ID:8Gohb0IV0
ツナ「どこに行くかはさておき、まずは準備だな」

エリス「着替えようかなぁ」

ツナ(どこに金入れたかな……。あれ)

ツナ(おいおいおいおいおいおいおい! 何だこれ!)

ミユリル「ねえ、あたしの着替えって」

ツナ「……」

ミユリル「どうしたのよ、震えてるけど」

ツナ「な、なんでもない!!」

ミユリル「っ?! そ、そう……」

エリス「お、お兄ちゃん?」

ツナ「……すまん」

ツナ(なぜこうなった?! このままでは勇者になるとか以前の問題だッ)

行動orイベント>>174
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 09:56:39.69 ID:3xjDg21D0
道々下着を落としつつ
パーティ全員で大脱走
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 10:04:33.27 ID:BnGGpdZGO
ミユリルって常時飛んでるから常にパンツ丸だしなのかな?
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 10:29:54.53 ID:8Gohb0IV0
小さい町

ツナ「この建物中を下着を落としながらグルグル回って、なんとか全てを置けたな」

ミユリル「まさかあなたが持ってるなんてね」

エリス「……ミユリル。な、何か理由があるんじゃないかな」

ミユリル「……そうね。あたしとエリスのならわざわざこのタイミングで盗むことないし」

ツナ「いや、どのタイミングでもないだろ」

ミユリル「な、何よそれ! 失礼ねっ!」

ツナ「どういうことだよ。……例の邪悪な下着と関係あるのかもな」

ミユリル「ぱんつのくせに嫌がらせしてくるの?」

ツナ「恐ろしいな。……面倒なことに巻き込まれる前にもう行こう」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 10:36:13.81 ID:8Gohb0IV0
おっさん「はぁ。今日も元気に無職だぜ」

???(力を使いすぎて、あの男に憑依できなかったか)

おっさん「こ、これは! ラッキー! うへへへへ」

おっさん「持って帰ってぐへへ」ガシッ

おっさん「っ?! グアァァァァァ!!」

???「ヴヴァァァ恨めしいィィッ!!」

ぱんつ「……」ヒラヒラ

178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 10:41:19.54 ID:8Gohb0IV0
ミユリル「そんなに?! は、恥ずかしいわね」

エリス「でも、少し可愛かったかも」

ミユリル「そ、そんなこと言ってもっ……。ありがと」

エリス「うん!」

ツナ「見えないなー」

ミユリル「どうしたのよ」

ツナ「ん? いや、次の町が見えないなーって」

ミユリル「そりゃあたし達の後ろにいるからでしょ」

ツナ「どちらにしても見えんな」

イベント>>179
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 10:49:24.93 ID:+vqM2M1eo
気紛れな風の妖精が強風と共に通り掛かる
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 11:16:32.52 ID:8Gohb0IV0
風の妖精「温泉だー!」ビュンッ

ツナ「うっ、何だ?!」

エリス「……」フワァッ

ミユリル「妖精ねっ……!」フワァッ

ツナ(あっ、真っ白……)

ミユリル「むっ……。ツナ!」

ツナ「っててて。目に砂が入って」

ツナ(セーフだろ)

ツナ「お、おい。もう次の町が見えてきたぞ。思ったより早いな」

次の町の特徴と行動>>181
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 11:21:27.61 ID:3xjDg21D0
中央広場に巨大な立像
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 12:14:49.96 ID:8Gohb0IV0
ツナ「なるほど。ここが」

エリス「……?」

ツナ「この像、2代目の勇者だよ」

ミユリル「えっと、たしか」

ツナ「2代目勇者 クラウだ。彼は仲間を持たない孤高の勇者だったという」

ツナ「二刀流の使い手で、かなりの実力だったらしい。像じゃよくわからないが、無精髭を生やした、少し怖い見た目だな」

ミユリル「詳しいのね」

ツナ「まあな。しかし人が見当たらないな」

行動orイベント>>183
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 13:00:32.09 ID:gLD/n38BO
街中人の石像だらけで人間がいない
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:20:58.84 ID:8Gohb0IV0
ツナ「……石像ばかりだな」

エリス「怖いよ……」

ミユリル「不気味ね。静かだし他に人はいないのかしら?」

ツナ「おい、そこに誰か倒れているぞ」

おっさん「……」

ツナ「おい、大丈夫か?!」

エリス「ひぃぃ……」

ミユリル「酷いわね……。早く治療しないと」

おっさん「……うぅ、むこ……うだ……」

ツナ「そっちに何かあるのか?」

おっさん「ぐ……」

ミユリル「もういいわよ。とにかく私達にできることをしましょう」

ツナ「ああ。そうだな。といっても止血くらいか」

185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:10:38.48 ID:8Gohb0IV0
???「ヴェェァァォァ!!」

ツナ「何だあれ……」

ミユリル「邪悪ね。あのぱんつくらい」

エリス「……多分、同じ」

ミユリル「そうなの? じゃあ別の依り代を得たってところね」

???「ウグァァァッ……!?」

ツナ「あの感じ、人間に憑依したようだな。剣士のようだが」

エリス「……うぅ」

ミユリル「下がってて、エリス!」

???「ヴァァァァッ!!」

ツナ「向かってくるか。……仕方がない」

行動orイベント>>186
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 22:25:26.93 ID:mnBpM8b2o
全裸になって真顔で全力腰振り
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 22:35:41.00 ID:8Gohb0IV0
ごめん安価下で
なんか笑ったけど
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 22:37:29.96 ID:dOMuut5DO
カウンター
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 23:28:31.94 ID:8Gohb0IV0
ツナ「早いッ」バギッ

ミユリル「ツナ!」

ツナ「なんとか防いだ。しかし包丁が折れたな。ならば剣一本でッ」

???「ヴァァッ!! グルゥゥガァァッ」

ツナ「勇者クラウかぶれの二刀使い! どうした、この程度か?」

???「クラウゥゥッ!! グァァァッ?!」

ツナ(この剣技……)

???「グァァァァッ」ブンブンッ

ツナ「攻撃が雑になってきたな! 避けるのも容易い」

???「……」ピタッ

ツナ「止まった? 諦めたか?」

ミユリル「まずい! そいつの力が高まっているわ!」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 00:01:24.36 ID:0nVBgsz2o
えぇ…安価拒否は萎えるわ…
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 01:01:25.83 ID:m/Onu2fko
>>190
あんな糞つまらない安価採用されて誰が得するんだよ
もしかして安価取った本人かな?
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 10:27:35.17 ID:w4duP8iH0
???「ヴゥゥゥゥッ……ぁぁぐあぁぁッ」

???「ニィィ……逃ゲロォォッ!」

ツナ「なに……?」

ミユリル「くっ……アクアウォールッ!!」ザバァァンッ

???「恨めぇぇッ! ……ぁぁ──剣ンンンンッァァグゥッ」

ツナ「来るぞッ!!」

ミユリル「前方に圧力を集中させるわよ! それでもあれは……」ゴゴゴゴッ

ツナ「剣の切っ先から黒いエネルギーが……」

ミユリル「これは多分、依り代の魔力ねっ……。ぱんつの時に感じたのとは別物だから」

ツナ「防ぎきれそうか?!」

ミユリル「無理そう……ごめんっ」パシュンッ

ツナ「……間に合えッ」ガシッ

ミユリル「えっ?!」

ツナ「エリス、こっちだ!」ダダダッ

エリス「うん……!」ダダダッ

ドゴォォォォォン

ツナ「よし、このまま逃げるぞ」
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 10:36:19.22 ID:w4duP8iH0
おっさん「…………」

ツナ「……間に合わなかったか」

おっさん「ぐ……」

ミユリル「ううん、まだ生きてる!」

エリス「お兄ちゃんっ!」

ツナ「よし。ここから隣の町までもってくれ……」

「ふははははッ! また会ったな!」

ツナ「……!」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 10:42:50.21 ID:w4duP8iH0
ドリー「ふはははははッ!!」

グリス「……」

ドリー「お前もそこのおっさんもボロボロじゃないか!」

ツナ「見ての通りだ。お前、この人を治癒できないか?」

ドリー「なぜだ?」

ツナ「なぜ? 理由がいるのか?」

ドリー「ふむ。よし、いいだろう」

グリス(しかし石像しかねえな……)

ドリー「紹介しよう、うちの回復担当だ!」


名前
性別
容姿
特徴
その他>>195->>196
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 12:12:38.78 ID:7GJemR+x0
名前ジェニー
性別女
容姿褐色肌で露出の多い衣装
特徴ギャルっぽい
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 12:40:52.24 ID:IZ8uHPXco
アニア

色白で黒髪巨乳
よく下を向いていて自分が悪くなくてもすぐ謝るそしてすぐに泣く
回復魔法以外はてんで駄目でドジ
だが回復魔法と魔翌力は世界トップレベル
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 14:57:42.56 ID:w4duP8iH0
アニア「はじめまして、アニアですっ」

ツナ「よろしく。早速だがこの人を頼む」

アニア「ひっ……ひどい怪我」

ミユリル「治せそう?」

ドリー「当たり前だ」

ミユリル「なんであんたが言うのよ」

アニア「オールヒーリング!」

おっさん「うぅ……」

ツナ「傷が癒えている。とりあえず一安心だな」

ミユリル「中級クラスの魔法でこんなに治るなんてね……!」

ドリー「だから言っただろう。アニアは最強の回復魔術師だ」

アニア「うぅ……」

グリス「おいおい、またかよ」

エリス「な、泣いてるの……?!」

アニア「う、嬉しくて……ごめんなさいぃ……」

198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 16:01:50.16 ID:w4duP8iH0
ツナ「ドリー」

ドリー「何だ?」

ツナ「この先に化け物がいる」

グリス「さっきの爆音もそのせいか?」

ツナ「そうだ。かなりの威力だった」

ドリー「それがどうした?」

ツナ「倒さなければまだまだ犠牲者が出る。手伝ってくれ」

ドリー「……いいだろう」

ツナ「よし、そうとなれば話は早い。エリスはここで待ってろ」

グリス「お、俺も残るぜ」

ミユリル(情けないけど、賢明ね)
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 16:40:26.72 ID:w4duP8iH0
???「ヴヴァァァッ……ヤメロォォッ……」

ドリー「あれか。化け物というのは」

ツナ「ああ。2代目勇者に似た戦い方をしている」

ミユリル「でも回復魔法があるわ。ね、アニア」

アニア「は、はいっ」

ツナ「行くぞッ」

行動orイベント>>200
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 16:44:55.64 ID:zTh2v03r0
何をやめてほしいのか聞く
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 19:55:03.02 ID:w4duP8iH0
ツナ「やめるって何をだ!」

ドリー「いや、何というか。取り憑かれた人が抗っているんじゃないか?」

???「逃ゲロォォッ!! ウォアアァァァァッ」ダダダッ

ドリー「【雷の剣】ッ!! うおおおおッ」バチバチッ

ツナ「何それ羨ましい!」ガキンガキンッ

ドリー「効かねえか。下がれ!」

ツナ「……?! わかった」

???「ヴヴヴゥゥゥッ……【ナイトメアァァッ」

ドリー「アニアッ!」

アニア「【遮断壁展開】……ごめんなさい!」

ドリー「どうした?!」

アニア「まだまだ不完全ですっ」

ミユリル「ど、どうするの?!」

ドリー「【雷の螺旋】ッ!!」バチバチッ

ツナ「そんな技使えたのか……!」

ドリー「まあな! しかし……」

???「オォォォォォォッ!!」

ドリー「効いてるのか、あれ!」
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 20:27:41.73 ID:w4duP8iH0
ミユリル「これだけは嫌だったけど……」

ミユリル「【サファケイトウォーター】!! あいつの体内に水を送ったわ!」

ドリー「よし……!【雷の剣】ッ」バリバリバリッ

ツナ「しかし単純なネーミングだな」

???「アアアアアアアアァァァァッ!!!」バリバリバリッ

悪霊「憎い……憎い憎いィィッ!! 」ビュンッ

ツナ「あれが憑依していたのか……!」

ミユリル「逃げ足だけは早いのね。飛んでたけど」

アニア「……!」

「うう……すま……ない」

ツナ「おい、あんたの名前は?」

「ソラスだ……。ぐっ……」

ドリー「アニア」

アニア「は、はいっ。【オールヒーリング】!」

ソラス「っ……?!」

ツナ「傷は癒えた。もう大丈夫だ」

行動>>203
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/07(月) 00:25:51.13 ID:yL9BpYFZo
悪霊の飛んでいった方向に悪霊を探しに行く
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/08(火) 22:13:13.69 ID:WQ4Sb2Rt0
ツナ「たしかこの方向に!」

ツナ「……! 廃墟か。かなり大きいが」

ツナ「……入ろう」

205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/08(火) 22:18:16.88 ID:WQ4Sb2Rt0
???「ようこそ。よく来たね」

???「これ、羨ましいか?」

???「ワタシノモノダ」

ツナ「こいつは何だ……?」

悪霊「もう混ざる必要もない。あなたを貰うことにしたから」

ツナ「なぜそんなことをする?」

悪霊「生身の人間の体がほしい。羨ましい……。だから、いいでしょ?」

ツナ「ッ……!」

行動>>206
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:26:00.03 ID:kPWhiRUU0
説得
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/08(火) 22:59:18.86 ID:WQ4Sb2Rt0
ツナ「やめろ! こんなとこをして何になる!」

悪霊「貰うったら貰うわ! キャハハハハハッ!!」

ツナ(急に狂ったように笑い始めた……! 説得は無駄だろう。聞く耳を持っていない)

ツナ「戦うしかないのか……!」

悪霊「イヒヒヒヒヒィィィッ!! 戦うぅぅ?!」

ツナ(こいつ、剣で切れるのか?!)

悪霊「あはははは!! 」

行動orイベント>>208
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/09(水) 08:09:19.81 ID:R9yTF2Q70
勇者の体調がだんだん悪くなっていく
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 03:14:13.79 ID:vTzxV2Yto
そろそろきびしいかな
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