【ミリマス】箱崎星梨花「先にシャワー浴びてきてくださいねっ♪」ミリP「は、はい」

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1 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:30:53.50 ID:cdMF4ygr0
キャラ崩壊です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1523673053
2 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:32:50.60 ID:cdMF4ygr0
【星梨花の部屋】


星梨花「今日も劇場でたくさんアイドルの皆さんとお喋りしたんですね?」



星梨花「これじゃあ、いつものプロデュー
サーさんの良い香りが台無しです!」プンプン



星梨花「準備がしてありますから、先にシャワー浴びてきてくださいねっ♪」



ミリP(以下P)「は、はい」



ー数分後ー



P「あがったよ……星りっ!?」



星梨花「プロデューサーさん遅いですっ、私ずぅっと待ってたのに……」ギュウウッ



P「ず、ずっとって、シャワー浴びてたのなんて10分くらいの事で…うわっ!?」



ドサッ



星梨花「えへへ、プロデューサーさんをベッドに押し倒しちゃいました♪」



P「は、ははは……せ、星梨花は力持ちだなぁ。大人の俺が簡単に吹っ飛ばされちゃったよ」



P(一瞬、空中を飛んだ気がする)



星梨花「くんくん……」



P「ひっ!?や、やめ…せ、星梨花、首筋に顔近づけたら、息がかかってくすぐったい」
3 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:34:33.43 ID:cdMF4ygr0
星梨花「プロデューサーさんから、私がいつも使ってるシャンプーと同じ香りがしますねっ♪」



P「そ、そうなのか?用意されてたから、普通に使っただけなんだけど」



星梨花「ふふっ、私この香りとっても好きなんです。私が好きなお花の香りがして……くんくん」



P「うっ、だ、だから、くすぐったいってば」



星梨花「その香りとプロデューサーさんの優しい香りが混ざり合って……はぁ」



星梨花「どうしましょう、プロデューサーさん。私すごくドキドキしてきちゃいましたぁ……」



P「俺もまったく別の意味でドキドキしてるよ」



星梨花「えへへ、じゃあ今日も……」






星梨花「プロデューサーさんから血を吸っちゃいますね♪」



P「……どうぞ」



星梨花「うーん、今日はどこから吸おうかな〜。ここ……でしょうか?」



チュッ



P「ちょっ、せ、星梨花!?あの…わざわざ吸う箇所にキスしなくても良いんじゃないかな?」
4 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:35:52.36 ID:cdMF4ygr0
星梨花「でもでも、濡らさないと噛んだ時に、プロデューサーさんが痛いですから……ねっ?」



P「い、いやそうかもしれな……っ!?」



チュッ チュッ



星梨花「んっ……」



P「は、話を…聞いてほし……っ」



星梨花「はぁ……はぁ……ふふっ、どこも美味しそうで、困っちゃいます♪」ハイライトオフ



星梨花「どーこーにーしーよーうかーなっ♪」



星梨花「あっ、ふふっ。やっぱりこの首の所ですね?それじゃあ……」



星梨花「いただきますっ♪」




P(ああ、どうしてこんな事に……)

5 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:37:40.10 ID:cdMF4ygr0
ー数ヶ月前ー


【P自宅】


『ちょっと、何言ってるかわからないです』



『なんで何言ってるか、わかんねぇんだよ!』



ワハハハッ




P「はっはっは、相変わらず面白いなぁこのネタ」



ピンポ-ン



P「おお、頼んでたピザ…いや、ピッツァが届いたかな」



P「一応、インターホンで確認を……えっ?星梨花!?」



ガチャッ



星梨花「う、うぅ……プ、プロデューサーさん……グスッ」



P「星梨花、ど、どうしたんだ!?こんな夜中いやいや、それよりどうして泣いてるんだ?」



星梨花「うぅ……グスッ」



P「と、とりあえず、家の中においで?玄関だと人目につくからね」



星梨花「は……いっ」
6 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:40:03.66 ID:cdMF4ygr0

P(うーむ、とりあえず部屋の中に招きいれてはみたものの、どう話を切り出せばいいやら)



P(あの感じだと結構深刻な話っぽいしなぁ……)



星梨花「プロデューサーさん……」



P「ん?な、なんだい?」



星梨花「プロデューサーさんは……私の事、どう…思ってますか?」



P「どうって……」



星梨花「……」



P「……そうだな、信頼できる大切な仲間だと思ってるよ」



星梨花「たいせつ……」



P「ああ。だからね星梨花?もし困った事があったら、なんでも俺に言ってほしい」



P「いつも助けてもらってる星梨花に、俺からも何か返したいからさ」



星梨花「なんでも……」



P「そうだ。なんでも」



星梨花「そっ……」



星梨花「そ、相談……したい事があったんです……でも……グスッ、プロデューサーさんに嫌われちゃうかもって思ったら……怖くて」




星梨花「でも他に頼れる人なんて……お、思いつかなくてぇ……うぅ」
7 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:42:12.54 ID:cdMF4ygr0
P「だ、大丈夫だよ星梨花。大丈夫、大丈夫」



P「俺がそんな簡単に星梨花の事嫌いになったりするもんか、もちろん悪い事だったらちゃんと言うけどな?」



P「どんな事があってもちゃんと受け止めるつもりだよ。放って逃げたりはしないさ」



星梨花「ホント…ですか?」



P「本当、本当。だから何があっ……わっ!?」



ドサッ



P「ぐっ、痛てて……お、おいおい、星梨花?急に勢いよく抱きついてきたら危ないぞ?」



星梨花「やっぱり……プロデューサーさんってとっても優しいんですね。勇気を出して来てみてよかったぁ♪」ハイライトオフ



P「せ、星梨花?」



星梨花「はぁ……はぁ……プロデューサーさん?私、この前からずっと変なんです…」



P「へ、変…って?」



星梨花「はぁ……プロデューサーさんの事を考えると胸がとってもドキドキして、アツくなって、なんだか切ない気持ちになって……」



星梨花「私……欲しい、プロデューサーさん…」ギュッ



P「ま、待て待て!星梨花、一旦落ち着こう!とりあえずこの抱きついている腕を離し……あれ?」



P(な、なんだ?星梨花の腕を振りほどきたいのに、まったく動かないぞ!?)



星梨花「プロデューサーさん、プロデューサーさん、私もう我慢出来ないです……だから」スリスリ
8 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:44:51.96 ID:cdMF4ygr0
P「ま、待て星梨花!確かに大胆な告白は女の子の特権って、ことわざがあるけども俺と星梨花はそういう関係にはーー」



星梨花「えへへ……プロデューサーさんの血、いーっぱい私に飲ませてくださいねっ♪」



P「そうそう、血をいーっぱい飲ませて……えっ?血ってどういう?」



チュッ チュッ



P「やっ、な、何してるんだ星梨花!?」



星梨花「ん…チュッ……はぁ、とっても甘い香りがします……ここから」



星梨花「いただきますっ♪……あむっ」ガブリッ



P「いっ!?」



星梨花「んっ……ぷぁっ……えへへ、美味しい……私、知らなかったです、血ってこんなに美味しいんですね♪」



P「せ、星梨花……今っ、何を……ぐっ」ガクンッ



P(ダメだ…力が入らない……抵抗したいのに、頭がボーっとして)



星梨花「でも、これってプロデューサーさんの血だから美味しく感じるんですよね?だって他の人の血なんて私、飲みたいと思わないですからっ」



星梨花「やっぱり、プロデューサーさんは私のトクベツなんですねっ♪」



星梨花「私の、私だけのトクベツな血……はぁ、どうしましょうプロデューサーさん、また欲しくなってきちゃいました…」
9 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:47:38.85 ID:cdMF4ygr0

P「せ……りか」



星梨花「えへへ、私の事ちゃんと受け止めてくださいねっ……あむっ」ガブリッ





ー数十分後ー




P「うう、頭がまだクラクラする…」



星梨花「ごめん……グスッ…なさい、プロデューサーさんごめんなさい……」



P「ああいや、星梨花?俺なら大丈夫だからさ、ほら泣き止んでくれよ」



星梨花「でも…でもっ、私プロデューサーさんにあんな酷い事……」



星梨花「しちゃいけないってわかってたのに……止まらなくって……グスッ」



P「大丈夫、大丈夫」ナデナデ



星梨花「あっ…///」



P「ビックリしたけど、本当に俺は大丈夫だよ。噛まれた所の傷も少しだけだし」



P「それに、最初に言っただろ?星梨花の力になりたいって、ちゃんと受け止める放って逃げたりしないってね」



星梨花「はい…///」



P「にしても、さっきのアレはなんだったんだ?」



星梨花「私にもわからないんです、ただ一昨日くらいから……えっと」
10 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:49:50.62 ID:cdMF4ygr0
P「あんな風になるのか?」



星梨花「は、はいっ…///」モジモジ



星梨花「でも、誰の血でも飲みたくなるわけじゃなくて、プロデューサーさんの血が飲みたくなるんです」



P「そうなのか、うーん、なんでだろうな?」



星梨花「私、病気なんでしょうか……?」



P「そんな病気なんて聞いたことないなぁ」




P(よし、ここはミリシタの事なら何でも知ってるあの人に聞いてみよう)



P(青羽さん、青羽さん、俺ですPです。聞こえますか?)



美咲(なんとぉ!?その声はプロデューサーさんですか?どうして、私の脳内に直接?)



P(プロデューサーレベルが300を超えた時に付いてきたスキルです)



美咲(なんとぉ!もうその高みに来ましたかプロデューサーさん)



P(いいえ、まだまだです。目指すは全宇宙のプロデューサーが集う、力の大会で優勝する事ですから)

11 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:51:54.90 ID:cdMF4ygr0
美咲(なんとぉ!?でもあれって10人じゃないと出れないですよね?プロデューサーさんは一緒にそういうイベントとか出てくれる仲のいい同僚Pさんとか……あっ)



P(いいんですよ!!俺の事は!!それより青羽さん、星梨花が大変なんです)



美咲(なんとぉ!?星梨花ちゃんにいったい何があったんですか?)



P(実は……)



ー説明中ー



美咲(なんと…そうですか、それはプロデューサーさんお疲れ様でした)



P(いえ、それで、何かこの現象に心当たりがありますか青羽さん?)



美咲(語らねばなりませんね、ミリシタに隠された裏機能を)



P(裏機能?)



美咲(ななっ、なんとぉ!!ミリシタではアイドルの親愛度が76万5千を超えると、ごく僅かな確率でそのアイドルがヴァンパイアガールになっちゃうんです!!)



P(ええっ!なんですって!?そうか……この前、星梨花の親愛度が76万5千を超えてしまったから)
12 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:53:42.31 ID:cdMF4ygr0
美咲(えへへぇ〜♪)



P(えへへ、じゃないですよ!それで元の星梨花に戻すにはどうしたら?)



美咲(それは………)



P(それは?)



美咲(なんとぉ……)



P(なんとぉ?)



美咲(じゃーんっ♪)



P(じゃーんっ?)



美咲(今のところ元に戻す機能はないですね。はい)



P(サクっと言ってくださいよ!?)



美咲(えへへ、すみませんっ。なんとか元に戻せるように色々とやってみますね!プロデューサーさんは引き続きプロデュースよろしくお願いします!)



P(あっ、ちょっと!?まだ聞きたい事があっ……くっ、心を閉ざしやがった)



星梨花「あの、プロデューサーさん?」



P「ああ、いやすまん、ちょっと考え事をしててな。でも星梨花の今の状態の事がわかったぞ」
13 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:56:19.57 ID:cdMF4ygr0
星梨花「本当ですか!?あのっ、教えてくださいプロデューサーさんっ」




ー説明中ー




星梨花「そんな……私、治らないんですか?」



P「ああ、今のところはな?でも青羽さんがなんとかーー」



星梨花「う、うぅ…グスッ、私…もうこんなの嫌です……」



P「星梨花……」



P(こうなったのは俺の責任だ。俺がアイドルの親愛度上げまくったからこんな事になってしまったんだ、なら…プロデューサーとしてやるべきことは一つ)



P「星梨花、心配するな」ナデナデ



星梨花「グスッ……プ、プロデューサーさん?」



P「治るまで、俺が星梨花の側にいるよ。だからもしまた血が吸いたくなったら吸えばいい」



星梨花「でもっ!それじゃあまたプロデューサーさんが……」



P「良いんだよ。星梨花の為になるならこれくらい容易いもんさ」



P「それに血を飲まないと苦しいんだろ?さっきも苦しそうだったし」
14 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 11:58:29.04 ID:cdMF4ygr0
星梨花「でも、グスッ……でもぉ」



P「今まで、よく一人で頑張ったな。血が飲みたいのもなんとか抑えてたんだろ?偉いぞ星梨花」ナデナデ



星梨花「プロデューサーさん……」



P「もう我慢しなくていいよ。好きなだけ、俺を頼ってくれ」



星梨花「グスッ……は、はいっ……あっ」



P「はっはっは、可愛いお腹の音だな」



星梨花「あの……わ、私……また」



P「良いって……ほらっ、どこからでも吸っていいぞ」



星梨花「私、わたし……プ、プロデューサーさんっ!」ギュゥゥッ



P「はは…つっ!だ、大丈夫だから……ぐっ、大丈夫、俺はどこにも行かないよ…」
15 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 12:01:03.67 ID:cdMF4ygr0
星梨花「ごくっ……チュッ…ぷぁっ、はぁ……ご、ごめんなさい……ごめんなさい……プロデューサーさん」



星梨花「でも、美味しくって……プロデューサーさんの血が美味しいから……やめたいのに……」



P「い、良いんだよ、星梨花は頑張ったから……ぐっ」



星梨花「あむっ……んっ、チュッ…チュッ」



P(その日から、ヴァンパイアガールになってしまった星梨花へ血を供給するという、俺の新たなお仕事が始まった)



P(最初のうちは遠慮がちに言ってきたのだが、徐々にそれも変化していき)



P(きっと星梨花の中のセーフティーが外れてしまったのだろう、場所問わずどこでも血を求めてくるようになってしまった)
16 : ◆cq7bCfF752 [saga]:2018/04/14(土) 12:03:34.81 ID:cdMF4ygr0
【劇場ステージ裏】



P「せ、星梨花っ、今はマズイよ!」



星梨花「ふふふっ、大丈夫ですよプロデューサーさんっ♪こんなに暗いんですから、バレたりしませんっ」



P「いや、バレるとかバレないとかじゃなくて、もうすぐ本番なんだぞ!?衣装にだって着替えてるのに、もし血が衣装についたら」



星梨花「プロデューサーさんの血なら私は気にしませんよ?」



P「いやっ、血がついた衣装で歌うアイドルなんてダメだろ!?」



星梨花「でも……お腹が空いて、このままだと私、ステージの上で倒れちゃうかもです……はぁ」



P「うっ、わ、わかったよ…ほら」
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