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【ラブライブ!】えりまきほの会
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174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 00:57:00.02 ID:EZSt5hQK0
絵里「顔が赤いわよ真姫? さあおいで」
真姫「お酒のせいだし、さあおいでの意味がわからないし」
穂乃果「こっちのお姉ちゃんの胸もあいてるよ!」
真姫「穂乃果はせめてそれらしいことしてから言いなさいよ!」
穂乃果「じゃあ私も褒める!」
絵里「やったりなさい穂乃果!」
穂乃果「真姫ちゃんはほんとオシャレだよね!」
真姫「そこ以外ないの!?」
穂乃果「まだまだこっからだから、ポケモンで言うとバッジ2つ目くらいのとこだから!」
真姫「ど、どれくらいなのそれは」
穂乃果「ええ? まあ最初の方だよ、序盤序盤」
絵里「なるほど、それで?」
真姫「もういいわよ……私が謝るから」
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 00:58:40.48 ID:EZSt5hQK0
穂乃果「謝んないでよ、褒めさせてよ。真姫ちゃんさ、毎回会う度違う服着てるよね」
真姫「そんなことはない」
絵里「穂乃果、それはね、真姫の着こなしが上手だからそう思うのよ」
穂乃果「あ、なんだ、そういうこと。私、一度着た服捨ててるのかと思ってたよ」
真姫「なわけないでしょ。なんなの?」
穂乃果「いやお嬢様だし、それくらいするのかなと。ね?」
絵里「まあ真姫ならあり得ない話じゃないわね」
真姫「そんな余裕はありはしないわよ」
穂乃果「お嬢様の生活ってよくわかんないからさ。真姫ちゃん、うちの大学の学食来た時『へえ、私の家のリビングくらいね』って言ったもんね」
真姫「さっきから褒める気ある!?」
穂乃果「私今すごく頑張ってるよ!」
真姫「下手くそ過ぎるわよ!」
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 01:05:43.04 ID:EZSt5hQK0
穂乃果「うわーん、妹が反抗期だよ〜」
絵里「大丈夫よ穂乃果、年中あんな感じだから」
真姫「うっさい」
穂乃果「妹が虐めてくるよ〜」
絵里「じゃあ穂乃果も私の胸においで」
穂乃果「や、それはいいや」
絵里「えー」
穂乃果「それよりお姉ちゃん、もっかいお手本見せてよ」
真姫「待って、これ以上絵里に何か言われたら私本気で身の危険を感じるんだけど」
絵里「別に口説いてるわけじゃないわよ」
真姫「のんちゃんはこうやって落としたんでしょ?」
絵里「あれはどろくさ〜くいったわよ?」
真姫「どうだか」
穂乃果「じゃあお姉ちゃん、次私褒めてよ」
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 01:07:43.26 ID:EZSt5hQK0
絵里「穂乃果を?」
穂乃果「そそ」
絵里「穂乃果は穂乃果のままでいいと思うわ」
穂乃果「えー……見てよ真姫ちゃん、この扱いの差。穂乃果お姉ちゃんが可愛そうだとは思わない?」
真姫「別に」
穂乃果「もう私、誰も信じらんない……」
真姫「あーもう、うるさいわね。お姉ちゃんしっかりしなさい」
穂乃果「おぉ……おお……!」
絵里「私は? 私、ねえ私は?」
真姫「絵里もお姉ちゃんでいいから」
穂乃果「真姫ちゃ〜ん!」
絵里「真姫ー!」
真姫「うぇぇ、お酒臭いから離れて! 離れなさいっ!!」
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 01:08:58.40 ID:EZSt5hQK0
穂乃果「……」
絵里「……」
真姫「はぁぁぁ……」
穂乃果「我々もそろそろ妹離れする時が来たんですかね?」
絵里「寂しいわね。真姫ったら昔は何するにしても私の真似ばっかりしてたのに」
穂乃果「寂しいね」
真姫「お酒飲みすぎて記憶がおかしくなってるわよ」
絵里「私はまだいけるわ」
穂乃果「今バッジ3個目くらいのとこだから」
真姫「私本気で忠告しておくけれど、たまには肝臓休ませたほうがいいわよ」
絵里「別に毎日飲み歩いてるわけじゃないからね?」
穂乃果「二日酔い嫌だしね」
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 01:11:47.22 ID:EZSt5hQK0
絵里「もう絶対お酒飲まないって何度誓ったことか……」
穂乃果「絵里ちゃん3歩歩くと忘れるんだもん」
真姫「学習しなさい、学習を」
穂乃果「真姫ちゃんは二日酔いとかないでしょ」
真姫「なる程飲めないのよ」
絵里「その方がね、幸せかもしれないわ」
真姫「酔ってる人って皆楽しそうで私ちょっと羨ましいけど」
穂乃果「夜中に泣きながら寝ゲロの掃除するのが楽しいなら、そうだね」
真姫「地獄ね……」
絵里「でもそろそろ真姫もハタチになって1年でしょう?」
穂乃果「あ! 来月誕生日!?」
絵里「だからね、そろそろ自分が潰れる限界を知っておいた方がいいと思うのよ」
穂乃果「あー、外で記憶なくしたりしたら危ないかんねぇ」
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/25(水) 01:13:47.68 ID:EZSt5hQK0
つづく
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/25(水) 01:19:50.63 ID:9WqpMipnO
終わらないパーティー(飲み会)
まだまだ続きそうで嬉しい
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/25(水) 13:57:25.32 ID:tbOFoWxq0
限界知らせて何をする気だww
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/25(水) 19:48:34.29 ID:BMGMepBFO
俺もお姉ちゃんの胸に甘えたい
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:16:07.62 ID:Vfj4b9ZW0
真姫「私自制心はある方よ」
絵里「自衛の為よ。穂乃果が言ったみたいに、外で記憶無くなるほど酔っ払って何かあってからだと遅いわよ?」
穂乃果「世の中、私は疑い深いって言ってる人ほど詐欺にあうからね」
真姫「んん……」
穂乃果「まあこんなこと言って、女の子潰してお持ち帰りするのがパイセンの十八番なんだけどね」
真姫「ちょっと離れましょうか、絵里」
絵里「待ちなさい待ちなさい」
穂乃果「やだ〜、絵里ちゃんエッチ〜」
絵里「もしそうなりそうだったら本気で引っぱたいていいから。グーでもいいけど、でもあんまり痛くしないで」
穂乃果「痛くなかったら意味ないじゃん」
絵里「私痛いのは嫌なの、ソフトなのが一番よ」
真姫「話が怪しくなってきたわ」
穂乃果「まあ今日は真姫ちゃん潰れるまでいこ」
絵里「朝までいくわよー」
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:18:20.28 ID:Vfj4b9ZW0
真姫「いいの? 希もそろそろ帰ってきたんじゃない?」
絵里「希は今日ね、泊まりで行ったのよ」
穂乃果「追いコン?」
絵里「そうなの、私を置いて温泉行ったのよ」
穂乃果「泊まりで温泉? いいとこ行ってんねぇ」
真姫「着いていけばよかったじゃない」
穂乃果「それ面白いね、絵里ちゃん隣の部屋とっとけば良かったじゃん」
絵里「その手があったわ……」
穂乃果「プルル、私、エリーさん。今あなたの隣の部屋にいるの」
真姫「下手なホラー映画よりホラーね」
絵里「冗談よ。付き合いは大切にしてほしいし、いくらなんでも邪魔するつもりはないわ」
穂乃果「絵里ちゃんも好き勝手やってるもんねぇ」
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:19:57.86 ID:Vfj4b9ZW0
絵里「お互いのプライベートは尊重するって方針でやってるから」
穂乃果「なんかオトナだね」
真姫「自分が飲みに行きたい言い訳でしょ」
絵里「邪推が過ぎるわよ。四六時中べったりしてても飽きがくるんだもの」
穂乃果「私はべったりしてたいけどな〜」
絵里「まあそこは人それぞれじゃない? よそはよそ、うちはうちってことで」
穂乃果「人それぞれって言うとそこで話終わるよね」
真姫「それは時と場合によるわ」
穂乃果「それもだよ。ほら、今終わった」
真姫「あら」
穂乃果「あら、て」
真姫「でも本当に話が終わるかどうかは場合によると思わない?」
穂乃果「そこは頑張って繋げようよ」
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:21:13.35 ID:Vfj4b9ZW0
絵里「穂乃果ならずっと1人でも喋ってられるんじゃない?」
穂乃果「まあ……私壁と会話できるからね」
真姫「壁」
絵里「壁?」
真姫「精神状態が心配になるわね」
絵里「ごめんなさい穂乃果。あなた疲れてない? お姉ちゃんに甘える?」
穂乃果「いや壁はさすがに冗談だけど、なんかごめんね、いつも私ばっか喋って」
真姫「別にいいわよ、聞かせてよ」
絵里「私も穂乃果の話聞きたいわ」
穂乃果「そう? じゃあね」
絵里「最近どんなプレイした?」
穂乃果「あ、そういうのがいい? 私今海行きたいんだよね」
絵里「海未なら毎日会ってるでしょ」
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:22:37.15 ID:Vfj4b9ZW0
穂乃果「人じゃなくて、場所ね。場所」
絵里「まだ春よ?」
穂乃果「別に泳ぐわけじゃなくて、なんかね潮風に当たりたいの。で、浜辺を歩いてる写真をなんかいい感じに加工して、インスタ映えを狙いたい」
真姫「髪痛むわよ」
穂乃果「それは確かにあるけど、でも潮の香りみたいなのよくない? 私あれ好きなんだよね」
絵里「あれって海藻とか微生物の死骸の匂いらしいわね」
穂乃果「ウソぉ!?」
真姫「へえ」
穂乃果「何てこと言ってくれんの絵里ちゃん」
絵里「じゃあ今の無し。聞かなかったことにして」
穂乃果「なんないよ。うわぁ……今度江ノ島行きたいとか思ってたのに……」
真姫「鎌倉?」
穂乃果「そう! なのに私の旅行計画おじゃんだよ」
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:23:26.87 ID:Vfj4b9ZW0
絵里「なんだかごめんなさいね」
穂乃果「鎌倉住みたいと思ってた私の気持ち返して」
絵里「住めばいいじゃない。いいところだと思うわよ?」
穂乃果「磯の香りの正体聞かなかったら住みたかったけども」
真姫「穂乃果は東京離れたくないんじゃないの?」
穂乃果「私そんなの言ったことある?」
真姫「ごめん、勝手に私がそう思ってただけだったわ」
穂乃果「まあ真姫ちゃんがそう思うのも仕方ないね、私シティガールだから。都会が似合うでしょ?」
絵里「老後は田舎で過ごしてそうだけど」
穂乃果「ろ、老後……」
真姫「でも穂乃果は穂むら継がないと」
穂乃果「そうなんだよ、私は将来お饅頭を売るだけのババアになるからね」
絵里「妖怪お饅頭ババア?」
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:24:27.45 ID:Vfj4b9ZW0
穂乃果「神田の看板ババアだよ」
真姫「ババアババアうるさいわよ」
穂乃果「そういう真姫ちゃんはどんなババアになる?」
真姫「私? 変な病気とかじゃなくてさっくり死にたいわね」
穂乃果「死に際? 悲しいこと言わないでよ」
絵里「老後よ、老後はどうしたいのよ」
真姫「まだそんなの考えたことないわよ」
穂乃果「なら今考えよっか」
真姫「まあ音楽にはしがみついてるんじゃないかしらね」
絵里「しがみつくなんて言い方したらだめよ真姫」
穂乃果「真姫ちゃんは生涯現役でしょ?」
真姫「どうかしらね……どこかで嫌にならなかったらいいんだけど」
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 01:25:57.34 ID:Vfj4b9ZW0
終わらないパーティ(終わらない)
続く
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 01:32:06.16 ID:eAlFwRfX0
更新おつおつ
終わらないで良いのよ
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 02:30:05.23 ID:VxzzPVdIO
もっともっと話させて
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 11:07:45.47 ID:U+ClOaZFO
潮の香り……知らなかった、そんなの
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 00:53:19.90 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「嫌になるってなーにー? 挫折でもする予定あるの?」
絵里「そんな後ろ向きな予定組んでる人初めてみたわ」
真姫「これからどうなるかなんて誰にもわからないでしょ。才能なんていつ枯れるか」
穂乃果「天才故の悩みってやつかな」
絵里「天才はいつも孤独なのね」
真姫「もうただの凡人よ」
絵里「あら、珍しく弱気じゃない」
穂乃果「ちょっと〜、調子狂うよ西木野大先生〜」
絵里「困るわよねぇ。やっぱりお姉ちゃんが必要なんじゃない?」
真姫「いい加減しつこいわよ」
絵里「うっ……」
穂乃果「大先生の新作は? 評判どう?」
真姫「まあ、ぼちぼち」
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 00:57:33.13 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「また粒あんだ。ネットで匿名っていうのやめれば?」
絵里「真姫に相応しい発表の場を用意しましょうよ」
真姫「いいわよ、変な色眼鏡で見られたくないし」
絵里「だから、後輩たちに使ってもらうっていうのは?」
真姫「そのまま渡すのはどうかしらね」
穂乃果「これ? マニー?」
真姫「そんなことより」
穂乃果「そ、そんなこと……」
真姫「きっと私、あれこれ言いたくなるから、ダメ」
絵里「真姫のお歌の練習、懐かしいわねぇ」
真姫「だいたいね、私が作ったの使っちゃったら、スクールアイドルじゃなくて本気でμ's研究会になるわよ?」
穂乃果「μ's研究会って……たまに聞くけど世間の声は厳しいよね」
絵里「結果が出ないんじゃ、まあ、仕方のないことのような気もするけど」
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:02:11.06 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「過程を見てよ、ついこの前の予選だって惜しかったじゃん」
絵里「ん〜……」
真姫「あれは周りが見る目なかったわね」
絵里「衣装も曲も自作が当たり前の時代だもの。オトノキがどうこうって言うよりは、全体のレベルが上がってるのよ」
真姫「喜ばしいことなのやら、どうなのやら」
穂乃果「複雑だぁ〜……」
絵里「スクールアイドルの素晴らしさが伝わった結果ね。伝説のμ'sのリーダーが言った通りになったのよ、責任持ちなさい」
穂乃果「じゃあちょっとOGとして差し入れでも持っていこっか。2人とも、よろしくね」
真姫「言い出しっぺは来なさい」
穂乃果「いやー私、あんまり行き過ぎると逆に心配されるから」
絵里「穂乃果センパイ、もしかして暇なんですか?」
穂乃果「暇じゃないよ! 暇な時もあるけどねっ!」
真姫「暇なんじゃない」
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:03:55.69 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「やー、今年はどうかなぁ」
絵里「4年生なんて内定貰ったらあと暇よ?」
穂乃果「あのね、2人は知らないかもしれないけどねぇ、あーこれ言っていいかな」
絵里「何?」
真姫「何よ」
穂乃果「実は私、卒論というものを書かないといけないらしいんですよ」
真姫「知ってた」
絵里「そりゃまあ書くでしょうね。書かないと卒業できないから」
穂乃果「あれ? 二人ともご存知?」
絵里「私こないだ提出したわよ」
穂乃果「もしかして知らないの私だけだった? 私卒業できるのかな」
真姫「一緒に大学生続ける?」
穂乃果「アリだね」
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:10:30.52 ID:pKzHdPqb0
絵里「こらこらこら」
真姫「2人とも卑怯よ、常に学年が上だなんて」
穂乃果「おかげでお姉ちゃんぶってくるからね」
絵里「仕方ないでしょ、先に生まれちゃったんだもの」
穂乃果「でも言うてね、絵里ちゃんだって、もう1年大学生やっていいってなったらやるでしょ」
真姫「希と一緒に卒業できるわよ」
絵里「あら、それは……悩ましいわね。なんだかんだ言って楽しかったし」
穂乃果「もっかい皆でスキー行こうよ。あー、スキー行きたくなってきた」
絵里「行きたいわねぇ。あと真姫の別荘にも」
真姫「社会人になったら別料金」
絵里「ケチ……」
穂乃果「そうだ! まだ新歓巡りやってないよ絵里ちゃん!」
絵里「あ、そういえば!」
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:18:34.10 ID:pKzHdPqb0
真姫「新入生じゃないでしょ」
穂乃果「えーイケるよ、正直わかんないもん。前にコンビニで年確されたから私まだ若いよ」
絵里「私もまだまだ若いわ、気持ちはいつだって新入生よ」
真姫「こんな落ち着いた新入生、いる?」
絵里「敬語でいったら実は年下でした、みたいなこといっぱいあるじゃない?」
穂乃果「最悪3浪、4浪したってことで」
真姫「そこまでして何しに行くの?」
穂乃果「そりゃあもちろん」
絵里「お酒とご飯をちょ〜っとだけ色んな所から頂くのよ」
穂乃果「そういうロシアの遊びなの」
真姫「おそロシア……絶対バレるわよ」
穂乃果「平気だよ、インカレでいっぱい人いるとことかあるからさ」
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:21:30.03 ID:pKzHdPqb0
真姫「どうするの? 実は私μ'sのファンで、なんてことになったら」
穂乃果「そこはね、化粧と髪型変えとけば」
絵里「完全犯罪成立」
真姫「こんな個性強い人たちが気づかれないわけないじゃないの」
絵里「もしもの場合は私日本語わかんないフリするから」
真姫「最後の最後の奥の手出してきたわね……」
穂乃果「それずるいよね〜」
真姫「呆れた」
絵里「待ってよ、何もタダ飯タダ酒頂くだけのつもりじゃないわよ?」
真姫「サインでも書いてくの?」
絵里「ちゃんとテーブル盛り上げてから退散するのよ」
穂乃果「それをこの人、私にやれって言うんだけどね」
絵里「ファイトよ穂乃果。私は隣でニコニコしてるから」
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/27(金) 01:22:15.74 ID:pKzHdPqb0
ぶっちゃけことりちゃんがどこにいるかとにこちゃんが何してるかがよくわからないんですよね
続く
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/27(金) 01:25:48.73 ID:l4nsR3yM0
すっかり悪い先輩なエリチカさん
会話が続いてればことにこの話題も自然に湧いて出そう
おつおつ
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/27(金) 16:54:02.89 ID:kpmB/fccO
新歓バレても普通に歓迎されそう
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/28(土) 13:52:01.37 ID:nbLmZR0wo
真姫ちゃんも壁ニケーション得意だと思うの
??「ぬぁんでよっ」
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/28(土) 17:53:53.47 ID:PGULXLKSO
>>205
哀れですね
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/29(日) 10:15:51.43 ID:n8zec5PSO
>>205
哀れにゃ
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/04(金) 14:10:23.70 ID:comWSBiJO
まだなの?
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 21:26:20.87 ID:foqrU3neO
待っているぞ
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:16:30.89 ID:WXYlhZX70
穂乃果「ニコニコ? 絵里ちゃんが」
真姫「気持ち悪いわよね」
絵里「ちょっと」
穂乃果「だってあの鉄の女と呼ばれた絵里ちゃんだよ?」
絵里「呼ばれたことないんだけど」
穂乃果「え? 絵里ちゃんて3歳のときに感情失ったんだよね?」
絵里「誰が言ってた?」
穂乃果「私の地元じゃそう言われてるの」
絵里「地元おんなじでしょうが」
穂乃果「ありゃ、偶然」
絵里「あることないこと言うんじゃないわよ?」
穂乃果「私が言うのはあることだけだよ〜」
真姫「他には?」
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:17:29.70 ID:WXYlhZX70
穂乃果「素手でクマ倒したことがあるって」
絵里「あー……あれは私が10歳の時だったわ」
真姫「武闘派なのね」
絵里「惚れ直しちゃった?」
真姫「惚れてる前提で話すのはやめましょう?」
絵里「惚れてないの?」
穂乃果「まあ冗談は置いといて」
絵里「置いといて」
穂乃果「絵里ちゃんなんかニコニコしてるだけでそれなりに絵になるんだからずるいよね」
絵里「にっこにっこにー♪」
真姫「テンション高いわね」
絵里「やっとエンジンかかってきたのよ」
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:19:14.98 ID:WXYlhZX70
穂乃果「真姫ちゃんもちょっとニコニコして」
真姫「にこにこにー」
穂乃果「だーめ、腰が入ってない」
真姫「腰?」
穂乃果「にこちゃんいたら引っぱたかれてるよ、あんた舐めてんの!? って」
絵里「思い出して真姫、こういう時のためのにっこにっこにーの練習だったのよ?」
真姫「それは違うと思うけど」
絵里「でもね真姫、コミュニケーション能力ってにっこにっこにーなのよ」
穂乃果「その心は?」
絵里「どれだけニコニコしながら『へえ、そうなんですか〜』って言えるかがコミュ力ってこと」
穂乃果「にゃるほど」
真姫「それは確かにあるでしょうね」
絵里「本当、くだらないわよね」
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:22:13.63 ID:WXYlhZX70
穂乃果「ありゃりゃ、言っちゃった」
絵里「穂乃果、大人になるってそういうことなのかも」
穂乃果「絵里ちゃんも真姫ちゃんも黙ってそこにいてくれるだけでお仕事終わりだと思うけどな」
絵里「穂乃果も口を開かなければ美人よ?」
穂乃果「え、そう? そうかな?」
絵里「ええ、もちろん」
穂乃果「じゃあ、ちょっと私お淑やかなお姉さん系を目指しちゃおうかな」
真姫「そうなったら今日はやけに静かねって聞くと思うけどね」
穂乃果「そしたら私はこう言うの。実は私、家燃えたんだよねって」
真姫「外で遊んでる場合じゃないでしょ」
穂乃果「そんな時はお酒飲んで忘れないと」
絵里「わかってるわね。私ライムハイ」
真姫「早いわね」
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:24:07.00 ID:WXYlhZX70
絵里「真姫が遅いの」
真姫「ロシア人の代謝と比べないでよ。穂乃果にはこれあげるわ」
穂乃果「いらないの?」
真姫「もういいわ」
穂乃果「真姫ちゃんと間接キッス〜」
真姫「コップこっち側向けて」
穂乃果「気にする?」
真姫「言われるとね」
絵里「シャイなんだから」
穂乃果「まあ言われると何か気になっちゃうよね」
絵里「そしたらトイレの」
穂乃果「またトイレ?」
絵里「トイレの紙」
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:25:11.56 ID:WXYlhZX70
穂乃果「トイペ?」
真姫「トイレットペーパー?」
穂乃果「言わない?」
真姫「言わない」
絵里「私も言わないけれど、トイペが三角に折ってあることあるじゃない?」
穂乃果「確かにやる人いるね」
絵里「私あれ見ると『あぁここ誰か触ったんだな』って思うからやめてほしいのよ」
真姫「絵里って潔癖だった?」
絵里「じゃないけれど、あれは気になるの」
穂乃果「えー、そんなこと言うと私まで次見た時気になってくるじゃん」
絵里「気持ちは共有しましょ」
穂乃果「やなもん押し付けてくれたね」
真姫「私も気になってきた」
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:26:54.49 ID:WXYlhZX70
穂乃果「うわ絵里ちゃんのせいだよ、これからはマイペーパー持参しないと」
絵里「マイペ?」
穂乃果「マイペだね。名前書いとかないと」
真姫「そんなこと言ったら……私もトイレの話だけど」
穂乃果「トイレの話そんな出てくる?」
真姫「手を洗う時、水なんて大概自動じゃない?」
絵里「たまーに蛇口ひねるのだと逆にビックリするわね」
真姫「で、フタも勝手に開くし自動で流してくれるようなのも最近あるわよね」
穂乃果「科学の進歩だね」
真姫「でも最後にドアだけ触らなきゃいけないの、なんとかならない?」
穂乃果「うわ、科学の敗北だ」
真姫「私、あれ気になるのよ。このドアは当然色んな人が触ったんだろうなと」
絵里「やだ、私も次から気になってくるじゃない」
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 23:41:00.35 ID:XIxofANN0
どっちも気にしたことなかったゾ・・・
やっぱ可愛い子って色々気になるんだな
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:44:22.82 ID:WXYlhZX70
真姫「共有しましょ」
穂乃果「黙っておけば私何も気にせず生きていけたのに」
真姫「思考停止で生きていくよりいくらかマシよ」
絵里「さっきはどうだったかしら」
穂乃果「さっき? 私2リットルは出たよ」
絵里「それは聞いてない」
真姫「今体重計乗ってみたら?」
穂乃果「体重のことは考えたくないで〜す」
真姫「でも前会った時よりも痩せたんじゃない?」
穂乃果「色々考えすぎでストレスかな」
真姫「丁度いいくらいかもしれないわよ」
穂乃果「でも考えすぎて最近甘い物よく食べちゃうんだよねぇ」
絵里「脳には糖分。間違ってないわ」
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:47:34.52 ID:WXYlhZX70
穂乃果「それで、むしろね……けど痩せすぎより少しくらいお肉ついてる方が抱き心地いいよね。海未ちゃんはちょっと痩せすぎ」
真姫「たしか海未は体脂肪率と戦ってるんでしょ?」
絵里「私はBMIと戦争してるって聞いたけど。あと目を離したらすぐ腹筋割ろうとするんだったかしら?」
真姫「ストイックよね」
穂乃果「ストイックっていうかドMなだけだよ」
絵里「自分を痛めつけるのが好き」
穂乃果「それ。ドMだし、真面目だし、ウソが下手」
絵里「けれど穂乃果はそんな海未が好き」
真姫「お熱いこと」
穂乃果「生きるの大変じゃないかなーって私心配だよ」
絵里「正直者は馬鹿を見るものね」
真姫「得をするのは嘘つきだけ?」
絵里「一番声の大きい嘘つきよ」
穂乃果「2人も生きるの大変そうだね」
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:48:53.98 ID:WXYlhZX70
絵里「私達も?」
穂乃果「トイレの紙とかドアとか変なとこ気にしてるし」
絵里「まあ生きづらいことは多いかもね」
真姫「かしらね」
穂乃果「夜中でもちゃんと信号守るでしょ?」
絵里「場合によるわ」
真姫「場合によるわね。海未なら?」
穂乃果「海未ちゃんは今渡っても絶対轢かれないでしょってタイミングでも気をつけして待ってんね」
絵里「いいこいいこってしてあげたい」
穂乃果「海未ちゃんは私のものだからダメでーす」
絵里「最近どんなプレイした?」
穂乃果「え〜」
真姫「さっきからもう絵里はそういう話がしたくてしょうがないのね」
絵里「そうなの。しょうがないのよ」
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 23:50:41.97 ID:WXYlhZX70
まさかGW終わってもこっち終わらないとは思わなかった
続く
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 23:55:11.94 ID:ZvPyZbvIO
まだまだ続け
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 23:58:21.51 ID:XIxofANN0
ソルゲ組は意味がなくてもルールだからって遵守するタイプだよねぇ
続き待ってる
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:08:14.57 ID:zTMLilQc0
穂乃果「気になっちゃう感じ?」
絵里「気になっちゃうわよ。参考にさせて」
穂乃果「いやいやまあ師匠の参考になるようなのはないよ」
絵里「そうは言っても?」
穂乃果「そうは言っても?」
絵里「もったいぶらないで」
穂乃果「いや〜、別に普通のことしかしてない…………と思うでしょ!?」
絵里「と思ったわ穂乃果!」
真姫「テンション……」
穂乃果「まあまあまあ、ちょっと来てよ2人とも」
絵里「何よ、なになに?」
穂乃果「実はちょっと私さ、ドエロい気分の日があって」
真姫「ドエロい気分」
絵里「わかる」
穂乃果「さすが師匠、話が早いね」
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:12:12.51 ID:zTMLilQc0
絵里「それで?」
穂乃果「そんとき、海未ちゃんご飯作りに来てくれるって言ってたんだけど」
絵里「通い妻ねぇ」
真姫「健気よねぇ」
穂乃果「ほんと可愛いよね、うち来た瞬間襲っちゃったよ」
真姫「あら」
絵里「まさか玄関で?」
穂乃果「玄関で」
真姫「おっぱじめちゃったの?」
穂乃果「もうハグしてチューしておっぱじめちゃった」
真姫「あらあらあら」
絵里「それは海未どうだったの? ノリノリだったの?」
穂乃果「いやいや最初はね、やだって言ってたよ。でもなんだかんだで盛り上がったね」
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:19:21.78 ID:zTMLilQc0
真姫「あらあらあら」
穂乃果「もうね、びしょびしょだった」
絵里「美少女が?」
穂乃果「びしょびしょ」
真姫「何言ってるのよ」
穂乃果「いやほんとにびしょびしょ。あ、私壁ドンしたんだよ」
絵里「海未は?」
穂乃果「あんまり響いてなかったね」
絵里「効果ないの?」
穂乃果「まあ言うほどドンしたわけじゃないんだけど。それよりクイの方がきてた」
真姫「何? クイ?」
穂乃果「ちょっと真姫ちゃん、こっち向いて。こうやってね、顎をクイッと」
真姫「近い近い近い近い、そして酒臭い」
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:21:46.85 ID:zTMLilQc0
穂乃果「近いのがいいんでしょこういうの」
絵里「真姫だってされたら落ちるわよ」
真姫「相手が穂乃果じゃ」
穂乃果「実際海未ちゃんはこれで落ちたから」
真姫「海未ならね」
穂乃果「私これでもうイケるなと思って」
絵里「おっぱじめたの」
穂乃果「おっぱじめたの」
絵里「そういうの……いいわね」
真姫「ありなの?」
絵里「おおありよ、やっぱり場所を変えることは大事」
穂乃果「んでさ、脱がすより服の上からの方が反応いいよね」
絵里「それはある」
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:22:45.64 ID:zTMLilQc0
続く
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 01:20:02.88 ID:IhZH1dGfO
ついに本格的にシモの話になったか…良いぞ
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:18:27.23 ID:8H303QNQ0
真姫「へえ?」
穂乃果「真姫ちゃんもこれは覚えといた方がいいよ」
真姫「私は参考になるかはわからないわよ」
穂乃果「なるって、ここテスト出るから。まあ私も今更海未ちゃんのおっぱい見たいとか思わないからなんだけどー」
絵里「見なさいよ」
穂乃果「見なさいよはおかしいでしょ」
絵里「じゃあいつ見るの」
穂乃果「今でしょ。違う違う違う」
絵里「なぁに? 海未のおっぱいは飽きた?」
穂乃果「や、飽きたっていうかさ、むしろ脱がさない方がこっちも興奮しない?」
絵里「まあ一理あるわ」
穂乃果「でしょ? ほら」
真姫「へえ」
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:29:15.78 ID:8H303QNQ0
穂乃果「もう私“いや”とか“恥ずかしい”とか言わせたいだけなんだよね」
絵里「いいわね。海未は今でも言ってくれるのね」
穂乃果「のんちゃん言ってくれないの?」
絵里「私は言うわよ、盛り上げなきゃなと思って。でも最近のんちゃんは恥じらいを失ってきたの」
真姫「同棲してヤりまくってるからでしょ」
絵里「減ったわむしろ。最初にし過ぎたせいで反動がきたの」
真姫「ふぅん」
穂乃果「気をつけようね真姫ちゃん」
絵里「真姫は元々性欲あんまりないでしょう。やっぱり淡白なセックスをするはずよ」
真姫「なんの根拠で」
絵里「偏差値と性欲は反比例するの。これ私調べ」
穂乃果「ムッツリなんじゃない?」
絵里「確かにその線もあるのよね」
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:31:06.26 ID:8H303QNQ0
穂乃果「実のところどうなの?」
真姫「私も教えてほしいところよ?」
穂乃果「実のところどうなの?」
真姫「私も教えてほしいところよ?」
穂乃果「まあ、お医者さん達は真面目な話しかしないでしょ」
真姫「医学部って言ったって別に変わんないわよ」
穂乃果「でも急におっぱいとかは言い出さないよ」
真姫「そりゃ唐突におっぱいなんて言わないけども」
絵里「じゃあこういうところで言っておかないと」
穂乃果「はー、おっぱいおっぱい」
絵里「まんこまんこ」
真姫「いやいやいや」
穂乃果「さすがにちょっと……ビックリしたよ」
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:35:08.34 ID:8H303QNQ0
絵里「こういうところで言っておかないと」
真姫「酔ってる?」
絵里「ふふ、どう思う?」
穂乃果「酔うのはいいんだけど、急過ぎてこっちも反応できないの絵里ちゃん。なかなか直で言う人いないから」
絵里「なに常識人ぶってるの?」
穂乃果「ええ……? 助けて真姫ちゃん」
真姫「こんな酔っぱらい、私の手には負えないわ」
絵里「じゃあ逆に聞くけれど、あなた達はなんて呼ぶ?」
穂乃果「まあさ、頭の中じゃ出てくるよ。急に言うから困るんだよ」
絵里「急じゃなければノープロブレム?」
穂乃果「今からまんこって言いますよって前置いてから言って」
真姫「うん?」
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:38:04.49 ID:8H303QNQ0
絵里「じゃあ今からまんこって言うわよ」
真姫「ええ?」
穂乃果「どうぞ」
真姫「ええ?」
絵里「まんことおまんこの違いについて語り合いましょうか」
真姫「何か違いある? それ」
絵里「全然違うじゃない」
穂乃果「医学的にはどう?」
真姫「イコールでしょ」
絵里「でも“お”を付けたほうがエロチックよね」
穂乃果「あー、わかる。まんこよりおまんこって言わせたいね」
絵里「でしょ? ほらぁ」
真姫「そのしてやったり顔が癪に障る」
穂乃果「どうどう」
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:39:08.30 ID:8H303QNQ0
絵里「もう世の中全てのものに“お”を付ければエロスに溢れるんじゃないかと思って」
真姫「普段そんな事考えて生きてるの?」
絵里「時々よ。でも真面目に」
穂乃果「じゃあおっぱいは?」
絵里「もう“お”って付いてるじゃない」
穂乃果「おお、確かにエロいね」
真姫「お尻」
絵里「尻っていうよりお尻って言ったほうがいいでしょ」
穂乃果「おお、ほんとだ」
絵里「1つね、私これは、と思って。お蛇口」
真姫「は?」
穂乃果「なんだかエロスに溢れてるね」
真姫「そうなのかしら」
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:40:08.93 ID:8H303QNQ0
穂乃果「不思議だね」
絵里「不思議よね」
真姫「まあ……お上品な感じと性とのギャップがエロスに変わるんでしょうね」
穂乃果「さすが、冷静な分析」
真姫「適当に言っただけだけど」
絵里「私雑誌でね、自分の性器にニックネームをつけてあげましょうっていう記事読んだのよ」
穂乃果「それ書いたの多分絵里ちゃんの仲間だよ、エロ星人の」
真姫「LOVE星人からエロ星人」
穂乃果「格上げだね」
真姫「格上がったの?」
穂乃果「愛の先にエッチがあるからね」
真姫「H、I、J、Kよ」
絵里「あらお上手」
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/09(水) 00:42:34.02 ID:8H303QNQ0
エロ星人名言集
絵里「アワビ食べたら共食い」
続く
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/09(水) 01:07:46.04 ID:jNha6GlXO
生々しくなってきました
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/09(水) 15:28:02.39 ID:KxfyXSLzO
もはや賢さのかけらもない
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/13(日) 01:20:29.06 ID:/2JztGCIO
続け!
241 :
>>1
[sage]:2018/05/15(火) 09:51:33.96 ID:Y3d4O93w0
今週ちょっと忙しいのでしばらく更新できません
すみません
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/15(火) 16:25:36.01 ID:H1OjEg1NO
待っとります
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/17(木) 12:05:54.62 ID:56qv/P9SO
農家をやっとります
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/21(月) 00:53:59.88 ID:XM4LzqZGO
週変わったぞ
245 :
>>1
[sage]:2018/05/28(月) 01:51:09.04 ID:bKJA6CYv0
生きてます。性の事なんでどこまで突っ込んでいいやら迷ってます。きっと明日には
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/28(月) 04:49:13.43 ID:6p9/5gc4O
明日って今さ
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:32:48.01 ID:U+kAcCUq0
穂乃果「座布団1枚」
真姫「で、まさかその通りニックネーム付けてるわけ?」
絵里「命名日はまだ」
穂乃果「じゃあそれ私が決めていいってこと?」
絵里「穂乃果には頼まないわよ」
穂乃果「私のネーミングセンス信じて?」
絵里「信じられる?」
真姫「ちょっと無理ね」
絵里「西木野大先生もこう言っているわ」
穂乃果「え〜、一回聞いてみてから決めようよ」
絵里「ならいくつか候補を出してみて?」
穂乃果「じゃあね、絵里ちゃん的には最初に“お”って付いてた方がいいわけでしょ?」
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:34:52.66 ID:U+kAcCUq0
絵里「エロスと愛嬌を両立してほしいわね」
穂乃果「もう『おまた』とかでいいんじゃない?」
真姫「いきなり投げやりね」
絵里「何のひねりもないわ」
穂乃果「ああ言ったけど急にめんどくさくなってきちゃった。でもこれ以上ないよね?」
絵里「確かにそうかもしれないけれど、『おまた』だと股間全体を指しているわけじゃない?」
穂乃果「その通りでございますね」
絵里「もっと穴の部分にフォーカスしてほしいの」
真姫「ちょっと言ってることの意味がわからない」
穂乃果「わかるけどわかんないね」
絵里「まんこの部分に注目しましょうよってこと」
真姫「言い直さなくてもいいのよ」
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:36:02.46 ID:U+kAcCUq0
絵里「わからないって言うから」
真姫「恥じらいを持ちなさい」
絵里「私ね、その考えがよくないと思うの」
穂乃果「ふぅん?」
絵里「恥ずかしいと思うから恥ずかしいの。卑猥だと思うから卑猥なのよ」
真姫「ただのトードロジーじゃない」
穂乃果「なんて?」
真姫「要するに言葉遊びでしょ」
絵里「でもこれって真理よ」
穂乃果「ん〜?」
絵里「いい? まんこは卑猥?」
真姫「一般的には」
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:42:45.59 ID:U+kAcCUq0
絵里「違うの、真姫。何もわかってないわね」
穂乃果「お勉強ばっかしたってダメなんだよ真姫ちゃん」
真姫「穂乃果の立ち位置はなんなのよ」
絵里「いい? おまんこは卑猥よ。普段から連呼していたら品性を疑うわね」
真姫「それが今の私の気分なのよ?」
絵里「だからまんことおまんこは違うって言ってるでしょ。私はこれを声を大にして言いたい」
真姫「結局その違いは何?」
絵里「濡れているか否かね」
穂乃果「なんとなくわかった」
真姫「本気で?」
穂乃果「まあ、なんとなく」
絵里「濡れているおまんこは卑猥でいいの。エロスがあって然るべきね」
真姫「然るべき?」
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:47:45.99 ID:U+kAcCUq0
絵里「然るべきなの。おわかり? じゃあここで1つ尋ねるわよ。乾いたまんこは卑猥かしら?」
真姫「いや乾いた……って」
絵里「卑猥なの?」
穂乃果「卑猥じゃ、ない?」
絵里「もし卑猥だと感じるとしたら、まんこそのものを卑猥だと思っているからなのよね」
真姫「そういう無意識が良くないと」
絵里「その通りね」
真姫「ようやく掴めてきた気がするわ」
穂乃果「私もなんかもっともなこと言ってる気がしてきた」
絵里「ふふ、実際言っているのよ」
真姫「偉そうに」
絵里「だってちんこが許されてまんこが許されない道理は無いはずよね?」
真姫「前者も許されているわけではないわよ」
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:49:09.51 ID:U+kAcCUq0
絵里「そりゃ勃起したちんこはダメよ。でも勃起していないちんこは許されるのよ。ダビデ像とか」
真姫「あれはそういう趣旨の彫像じゃないわけだし」
絵里「けど濡れてなくてもまんこがあったらアートにならないのよ。日本ではね」
穂乃果「まあ確かにちんことまんこじゃおんなじ扱いじゃないよね」
絵里「でしょ? でも本質的に勃起してないちんこと濡れてないまんこは同じはずなのに」
真姫「ていうか勃起勃起うるさいわよ」
絵里「なに恥ずかしがってるのよ。勃起なんてただの事象でしょ。そこに生殖を結びつけるかは個人の捉え方であって」
穂乃果「つまり真姫ちゃんの心が汚れてるんだね」
絵里「さもありなん」
真姫「っ、これだから酔っ払いは……」
穂乃果「酔ってないよ」
絵里「酔ってないわ」
真姫「酔っ払いは皆そう言うのよ」
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/29(火) 00:49:49.84 ID:U+kAcCUq0
彼女たちは至って真面目です。
続く
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/29(火) 00:57:54.99 ID:H7R0TY2AO
続いてくれてありがとう!
絵里ちゃんが言わんとしてることはよく分かる
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/29(火) 07:00:48.26 ID:7jHDL0dZO
なるほど、これは哲学だ
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/29(火) 18:55:12.76 ID:BGbDlgaxO
この三人の卑談とか絶対エロいはずなのに…なんだろう…
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/29(火) 23:32:38.38 ID:luKzY8SW0
続いてくれ
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:33:57.84 ID:qNZLIKxQ0
穂乃果「真姫ちゃん酔ってないの?」
絵里「足りてないんじゃない?」
真姫「頭痛くなってきたわ」
穂乃果「まあ目の前でまんこまんこ言われたらね」
絵里「だからまんこそのものに罪はないって何度も言ってるでしょ? 所詮は体の一部よ」
穂乃果「でもまんこって言っちゃダメですよって教えられながら育ってきたんだよ我々は」
絵里「それがね、全ての元凶な気がするわ。ひたすら隠そうとするじゃない?」
真姫「確かに教えもせず話題にもせず臭いものには蓋をしようとするきらいはあるわね」
穂乃果「まあフローラルな香りはしないし」
真姫「ものの例えよ」
絵里「けど臭いものに蓋はその通りよね。皆、無意識的に抑圧されてる」
穂乃果「直接見えるとこにないのがいけないのかもしんないね」
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:39:17.51 ID:qNZLIKxQ0
真姫「体の構造の問題?」
穂乃果「どうなってるかよくわかんないもん」
絵里「核心を突いてるかも」
穂乃果「海未ちゃんなんか、おしっこと血が出るとこの違いが最近までわかんなかったって」
真姫「自分の体なのにそれじゃあ困るでしょう」
穂乃果「見ようと思わなきゃ見えないからしょうがない気もするけどね」
絵里「男性ときたら表に出てるのに」
穂乃果「だからったって見やすいとこにあっても困るよ、ぶっちゃけグロいもん」
真姫「そう? あんなものでしょ」
穂乃果「真姫ちゃんは肝が据わってるんだよ。変なところで」
真姫「変なところで肝が据わってる?」
穂乃果「ちょっと中心からずれたところで」
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:43:04.73 ID:qNZLIKxQ0
絵里「初めてちゃんと見た時どう思った?」
真姫「私?」
絵里「私」
真姫「そうね……入り組んでるなって思った気がする」
穂乃果「感想が薄いよ」
絵里「もうその感想は医学的興味で見たうえで来てるわよね」
真姫「近いわね」
絵里「ここが大陰唇で、ここが小陰唇でっていう風に?」
真姫「そんな感じ」
穂乃果「肝が据わってんだよやっぱ。私衝撃だったもん。中学の時、鏡使って見てみたんだけど、え!? こんなんなってんの!? って思った」
絵里「結局性教育が悪いわね」
真姫「ついに教育に踏み込むの」
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:47:03.39 ID:qNZLIKxQ0
穂乃果「今日から絵里ちゃんは改革者って名乗ればいいと思う」
絵里「自分の体なのによくわからない公序良俗に反するものがついてるって悲劇じゃない。一生付き合っていくんだから」
真姫「頼んでもないのに血も出るわね」
絵里「だからね、可愛いあだ名でも付けてあげて、まんこイコールいけないものから脱却しましょうってことよ」
穂乃果「あー、そこに戻るんだ」
真姫「そういう論法だったのね」
絵里「ずっとそういう話をしていたのよ?」
真姫「ついに正気を失ったのかと思ってたわ」
穂乃果「世の中の粘膜が好きすぎてね」
絵里「不特定多数の粘膜が好きなわけじゃないから」
穂乃果「結局あだ名はつけるの?」
絵里「それはただの手段だから、要するに自分の体を愛せればいいのよ。愛さなきゃ愛されないの真姫」
真姫「唐突に愛を説き始めるのよ……」
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:48:59.21 ID:qNZLIKxQ0
穂乃果「やっぱり根はLOVE星人なんだよ」
絵里「地球は愛で回っているの」
穂乃果「じゃあ最近どんなHした?」
絵里「気になる?」
穂乃果「そりゃもちろん」
絵里「欲しがるわね」
真姫「言いたいんでしょ。さっさと言いなさいよ」
穂乃果「あんまりひっぱるとガンガンハードル上がってくからね」
絵里「そう? 実はね、制服着てもらったの」
穂乃果「え、何の?」
絵里「高校の」
穂乃果「わーお」
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/30(水) 00:49:24.68 ID:qNZLIKxQ0
続く
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/30(水) 05:20:18.61 ID:MPvUp7uBO
俺ものぞえりのエッチ気になる
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/31(木) 08:37:57.91 ID:sZOD+lRhO
続けはよ!
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:36:13.00 ID:FwSKGvEl0
真姫「なんで? どういう流れでそうなるの?」
絵里「頼むのよ」
真姫「まあ希から言い出しはしないわよね……」
穂乃果「じゃあ絵里ちゃんが土下座して頼むわけね」
絵里「いや普通にちょっと着てみてくれない? って」
真姫「ちょっとじゃ済まないでしょ」
絵里「まあ最初は渋ってたわよね。けど今でも似合うはずだから、誰にも言わないからって説得するのよ」
穂乃果「今言っちゃってんじゃん」
絵里「あ、もちろんオフレコね。私から聞いたって言わないで」
真姫「絵里しか知らない話でしょ」
絵里「とりあえず熱燗でも頼むから、一気飲みして忘れましょ」
穂乃果「無茶苦茶言ってるよ」
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:38:42.01 ID:FwSKGvEl0
真姫「いいわよ、別に黙っておくから」
穂乃果「私も口硬いよ。触る?」
絵里「触んない」
穂乃果「んちゅぅぅぅ」
真姫「阿呆」
穂乃果「!?」
絵里「まあ結局向こうも満更でもなさそうだったし問題ないわ」
真姫「問題ない、かしら? いや、別に希がどうとかではなくてね?」
絵里「可愛かったからモーマンタイよ」
真姫「まあ……童顔よね。……セーフ?」
穂乃果「童顔セーフ」
絵里「セーフね」
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:40:52.47 ID:FwSKGvEl0
真姫「相変わらずマニアックなことしてるわ」
絵里「まあまあまあ」
真姫「そのためにわざわざ制服用意するなんてね」
絵里「いえ思い出の服だからって本人が持ってるのよ。引っ越した時にそれ見つけちゃって」
穂乃果「目聡いなぁ」
真姫「思い出汚すのはやめましょうよ」
絵里「そういう考え方はいけないわ。エッチしても思い出は汚されたりしないのよ?」
真姫「そうですか」
穂乃果「こういうのってコスプレ?」
絵里「コスプレじゃない?」
穂乃果「真姫ちゃんどうする?」
真姫「何を」
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:42:41.94 ID:FwSKGvEl0
穂乃果「こう、大好きな彼ピッピが制服着てくれって言ってきたら」
真姫「引く」
穂乃果「即答だよ」
絵里「でも?」
真姫「でも?」
絵里「でも」
真姫「デモもストも何も」
絵里「でもでも?」
真姫「引く」
穂乃果「けどなんだかんだで真姫ちゃんは聞きそうだよ」
真姫「待って」
絵里「拝み倒されたらすぐ折れそうよ」
穂乃果「何よ、こういうのがいいの? つって」
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:44:45.95 ID:FwSKGvEl0
絵里「ノリノリよね」
穂乃果「可愛いね、全然変わらないね、っつわれたら満更でもないでしょ」
真姫「……想像できるわね」
穂乃果「やっぱり」
絵里「一度やってみたらいいのよ。とても良かったわ」
穂乃果「とても良かった」
真姫「とても」
絵里「そう、とても」
穂乃果「ちょちょ、もうちょっと具体的に」
絵里「あのね、凄い燃えた」
穂乃果「もえたっていうのはバーニング的な意味で? アキバ的な意味で?」
絵里「バーニング的な意味よ。あ、でもアキバ的な萌えもあったかも」
穂乃果「ほうほう」
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:59:23.44 ID:FwSKGvEl0
真姫「アキバ的な萌えって私よくわからないんだけど要するに何?」
絵里「え? こう、はにかんだ笑顔とかにキュンとくるでしょ?」
真姫「くるでしょ? って言われても。まあそういうものなのね」
絵里「そうなのよ。でね、向こうも痴漢、いや痴女ってくらいにちょっと激しめにね」
穂乃果「ほー」
絵里「襲われて」
穂乃果「え? 絵里ちゃん襲われんの?」
絵里「いつもそうよ?」
穂乃果「あれ? 着せといて?」
絵里「え、何?」
穂乃果「待って、絵里ちゃんそん時何着てるの?」
絵里「普段着だけど」
穂乃果「え? おかしいな、私の理解を超えてる」
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 02:00:00.13 ID:FwSKGvEl0
絵里「私も制服とは言ってないでしょ」
穂乃果「そうだっけ?」
真姫「確かにそうね」
穂乃果「いや、てっきり会長副会長プレイをしてるもんだと。そんで着せたら脱がすとこまでセットかなって思ってたんだけど」
絵里「マニアックなこと考えるのね」
穂乃果「絵里ちゃんにだけはそれ言われたくなかったな」
真姫「そもそも会長副会長プレイって何」
穂乃果「えー、そりゃ『副会長、仕事が遅れてるわよ。これはお仕置きが必要ね』みたいな?」
絵里「漫画の読みすぎよ」
穂乃果「急に噛み合わないね」
絵里「噛み合わないわね」
穂乃果「ね」
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 02:02:30.41 ID:FwSKGvEl0
絵里「だいたい私、元からあの制服似合ってなかったからいいでしょ」
穂乃果「んなこたぁないよ」
真姫「人に着せといてよくそんなこと言えるわね」
絵里「私だけ浮いてた自覚があったもの」
穂乃果「んなこたないよ。言わせたいだけでしょ」
絵里「違うって」
穂乃果「バッチリ着こなしてたよ。ねえ? 浮いてたのはある意味そうかもしんないけど」
真姫「あれはオンリーワンの存在感を放ってたって言うのよ」
絵里「ほら、バカにして」
真姫「早とちりしないでよ」
穂乃果「あ、じゃあ先生と生徒プレイ?」
絵里「何それ、その考え方はなかったわ……」
穂乃果「絵里ちゃんに引かれるのはショックだなぁ」
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