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【ラブライブ!】えりまきほの会
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125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/13(金) 04:13:31.68 ID:LsvZPwlHo
絶妙なリアリティが素敵
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/13(金) 06:29:27.68 ID:NzbxL+4yO
延々呑みながら駄弁ってる感が良い
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/13(金) 11:27:53.65 ID:MKipYVBSO
>>105
>あなた達の夜の営み方
はよ
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/14(土) 22:23:06.80 ID:lgbVC7cqO
期待
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:36:20.02 ID:LEHqH57g0
穂乃果「そういえばね、梅酒の牛乳割り。知ってる? 美味しいんだよ?」
真姫「知ってる」
絵里「何度も聞いたわ」
穂乃果「そうだっけ。じゃあもっかい聞いてよ」
絵里「海未が好きなんでしょ」
穂乃果「今度はね、飲む梅酒」
真姫「飲めない梅酒がある?」
穂乃果「違う、飲むヨーグルト割りだった」
絵里「んー、なるほど」
真姫「どこ間違えてるのよ」
穂乃果「あれもね、いいんだよ」
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:37:44.98 ID:LEHqH57g0
絵里「でもビール頼んでからそんな話しないでよ」
穂乃果「よくよく考えたら梅酒いきたい気分だったんだよね」
真姫「もう来ちゃったわよ」
穂乃果「じゃあとりあえず乾杯しよ」
絵里「とりあえず」
真姫「とりあえずね」
穂乃果「絵里ちゃん婚約おめでとー!」
真姫「おめでと」
絵里「まだしてないっつの」
穂乃果「これから計画つめないとね。だいじょーぶ、こっちには西木野大先生がついてるから」
真姫「大船に乗ったつもりでいなさい、絵里」
絵里「その自信はどこからくるわけ?」
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:40:56.75 ID:LEHqH57g0
穂乃果「やっぱり6月がいいと思うんだよね。ほら、4,5,6で給料3ヶ月分の指輪」
絵里「いきなりお給料全額回せるわけないじゃないの」
穂乃果「いけるいける。じゃあローンにしよ。100回払いで」
真姫「黙ってそんな大金使われちゃ今後が心配になるわ」
穂乃果「じゃあ真姫ちゃんにボツくらったから給料3ヶ月分は無し」
絵里「真姫の言うことは素直に聞くのね」
穂乃果「真姫ちゃんが白って言ったらカラスも白だよ。知らないの? お医者さんは絶対だから」
真姫「タイタニックに乗ったつもりでいなさいよ」
絵里「やだぁ……降りたい……そもそも指輪って先に用意しておかないとダメ?」
穂乃果「そりゃそうだよ、おもむろに箱を取り出してパカって。されたいよね?」
絵里「後で一緒に選びにいくっていう手もあるわよ」
穂乃果「選んでくれたって気持ちが大事なんだよ。真姫ちゃん的には?」
真姫「五分五分」
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:41:49.13 ID:LEHqH57g0
穂乃果「五分ときた」
真姫「絵里のセンスなら平気だと思うけれど、自分で選びたい気持ちもある」
穂乃果「乙女心はよくわかんないねぇ」
絵里「氷山見えてきちゃったわよ、この船沈むわ」
穂乃果「じゃあここの選択は絵里ちゃんに任せる方向で」
絵里「2人ともさっきから面白がってるだけでしょ?」
穂乃果「そんなことないそんなことない。私はいつでも2人の幸せを願ってるよ」
真姫「これも一種の愛よ」
穂乃果「そうそうそう、LOVE星人が私達に教えてくれたことだから。絵里ちゃんの失敗からその反省を私の時に活かしたいとか微塵も思ってないから」
絵里「失敗前提で話すのやめてくれる? いっつもこうやって私のこと実験台にしようとしてくるのよ。この悪行を許していいの真姫?」
真姫「これは穂乃果……ギルティよね」
穂乃果「ええ? 裏切り?」
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:43:37.71 ID:LEHqH57g0
真姫「お医者さんは常に公平な立場なのよ」
穂乃果「待ってよ、私の周り敵しかいないじゃん」
絵里「時にはキツく当たる時もあるけれど、あなたの為なの。わかってちょうだい」
真姫「これもLOVEよ」
穂乃果「それそんな便利な言葉だっけ?」
真姫「もういっそ、穂乃果と絵里で一緒にやったら? 全部解決ね」
穂乃果「え? ダブポーズ?」
真姫「どこ略してんの」
絵里「何も解決してないし。それでもし片方だけダメだった時の空気考えなさいよ、どうするのよ」
穂乃果「土に還りたくなるね」
真姫「エリーはそういう後ろ向きな考えが悪いところよ。穂乃果を見習いなさい、やればできるの精神よ」
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:45:10.95 ID:LEHqH57g0
穂乃果「え、そうだね。やればできるよ」
絵里「ダブポーズ?」
穂乃果「それはやっぱやだなぁ」
絵里「変な略し方したのは穂乃果じゃないの」
穂乃果「そこじゃなくて、一緒にってとこ。会長絶対後でダメ出ししてくるじゃん。ここはこうした方が良かった、ああ言った方が良かったって」
絵里「しないわよ、私は褒めて伸ばすタイプなの」
穂乃果「あそこで間を取るのは良かったとか、あの言葉はグッときたとか言われるのも逆にやだよ」
絵里「何笑ってるのよ真姫」
穂乃果「元はと言えば真姫ちゃんが変なこと言うからこうなってんだよ」
真姫「いや……のんちゃんも褒めて伸ばしてるのねと思ったら」
穂乃果「ふふっ」
絵里「どこに笑うとこあった? ねえ?」
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:47:38.52 ID:LEHqH57g0
穂乃果「そっか、のんちゃんも褒めて伸ばしてるんだ」
絵里「のんちゃんって言うのやめなさい」
真姫「良いと思うわよ、のんちゃん」
絵里「たまにしか呼ばないからね?」
穂乃果「いいよ嘘つかなくて、全部わかってるんだから」
真姫「のんちゃん、エリチって呼び合ってたら一日終わってるんでしょ?」
穂乃果「ヒューヒュー」
絵里「あのね、そこまで暇じゃないのよ」
穂乃果「そうは言っても半日くらいなら?」
絵里「…………付き合いたての頃ならまあ」
穂乃果「ヒューヒュー!」
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:48:48.23 ID:LEHqH57g0
絵里「半日とか言うなら穂乃果のとこもそういうことやってるんでしょ?」
穂乃果「今更そんなアホなことしないよ、バカじゃないの?」
絵里「なんなのよ、私の周り敵しかいないじゃない」
穂乃果「仲間やね、エリチ」
絵里「引っぱたくわよ」
穂乃果「暴力反対!」
真姫「まああんな巨乳を好き勝手してるんじゃ敵は多いでしょうね」
穂乃果「あ、真姫ちゃんは巨乳が好きなんだ」
真姫「ちがっ」
絵里「墓穴掘ったわね真姫!」
真姫「何で嬉しそうなのよ!」
穂乃果「人の争いは醜いねぇ」
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:49:42.21 ID:LEHqH57g0
絵里「これではっきりしたわ、真姫もこっち側よ」
穂乃果「そっかぁ、真姫ちゃんは巨乳を好き勝手したいのかぁ。皆に言っとこ」
真姫「やめなさい引っぱたくわよ」
穂乃果「2人ともすぐ暴力で解決しようとするよね! そういうのよくないよ!」
真姫「あなたは最低ですってバシーンといくわよ」
絵里「あれ腰入ってたわね」
穂乃果「それ私笑えないんだよ。いや怒んないでよ、真姫ちゃんの気持ちはわかるもん、おっぱいは皆好きだから」
真姫「とんでもない持論持ち出してきたわね」
穂乃果「だって銭湯とか温泉で綺麗な人いたら見ちゃうじゃん」
絵里「おっぱい?」
穂乃果「おっぱい」
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:54:22.32 ID:LEHqH57g0
絵里「穂乃果ったら私の事そんな目で……」
穂乃果「自意識過剰は私無視するけれど」
絵里「待って、ごめんなさい」
穂乃果「巨乳は人生楽しそうでいいよね」
真姫「エリーは人生楽しいでしょ?」
絵里「これはまた私が責められる流れね」
真姫「巨乳税よ」
穂乃果「どうせ巨乳は巨乳の悩みがあるとか言うんでしょ、わかってるよ」
絵里「ならそこを汲み取りなさいよ」
穂乃果「あー、一度くらい私だって巨乳を好き勝手してみたいよ」
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 01:54:54.57 ID:LEHqH57g0
絵里「私それ海未に言っておくわ」
穂乃果「待って、待って、ほんとにやめて。お金払うから。私ことりちゃんに刺される」
真姫「必死過ぎるでしょ」
穂乃果「おかしいな、おっぱいの話は誰も幸せにならないよ……」
絵里「もうおっぱいの話はやめましょう、それがいいわ」
真姫「そうね。じゃあ……」
穂乃果「……」
絵里「……」
真姫「……別に何もなかったわ」
穂乃果「それはおかしい」
絵里「『じゃあ』の責任を取りなさいよ」
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/17(火) 01:59:15.88 ID:LEHqH57g0
続く
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/17(火) 08:31:27.71 ID:y0/Dt39Jo
一向に前に進まない会話が妙に心地良い
ずっと続いて
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/17(火) 17:55:00.79 ID:iVg0Lmm0O
安心感あるわぁ
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/18(水) 00:59:20.75 ID:Jy2LHWIr0
真姫「わかったわよじゃあ、じゃあ、穂乃果はいつまで海未のこと海未ちゃんって呼ぶの?」
穂乃果「5秒待たされてそんなこと?」
真姫「何求めてるのよ、穂乃果の5秒に相応しいでしょ」
穂乃果「私に5秒くれたら100円は稼げるからね」
真姫「じゃあ、はい」
穂乃果「ごめん、今日は調子が悪いや」
真姫「すぐバレるウソつくのやめなさいよ」
穂乃果「5秒で小銭稼げるなら私働かなくていいしね」
絵里「でも穂乃果、確かに海未の呼び方は気になるわ」
穂乃果「何?そんなに変なの?」
絵里「変じゃないけれどね、10年先、20年先もそうなのかなって」
穂乃果「ん〜、でも海未ちゃんは海未ちゃんだし?」
真姫「呼び捨てはどう?」
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/18(水) 01:06:35.88 ID:Jy2LHWIr0
穂乃果「それはたまにはあるけれどね」
絵里「耳元で?」
穂乃果「いや耳元に限らなくていいよね?」
絵里「でも海未って耳弱いんでしょ?」
穂乃果「それはさ、あのさぁ……」
真姫「海未の性感帯どこだっけ?」
穂乃果「真姫ちゃんそんなに酔うほど飲んでないでしょ!」
真姫「違う、違うの。医学的興味なの」
穂乃果「前も言わされたからもう知ってんじゃん」
真姫「知らない。忘れちゃった」
穂乃果「それが社会で通用すると思わないでよ?」
絵里「学生が学生に言っても説得力ないわよ? ほら穂乃果、真姫の医学的興味を満たしてあげましょ」
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/18(水) 01:10:32.86 ID:Jy2LHWIr0
穂乃果「いやだから、海未ちゃんだよ? 海未ちゃんの性感帯そんなに気になるとこじゃないよね?」
真姫「気になる」
絵里「非常に気になるわ」
穂乃果「あのさ、これがね、2人とも知らない人だったら私もいいかもしれないよ?」
真姫「なら」
穂乃果「なら、じゃないよ。海未ちゃんだよ? 会うでしょたまに」
絵里「そりゃまあ」
真姫「この前私お茶したのよ」
穂乃果「どう思うの? 『あー、ここ穂乃果がゴニョゴニョしたんだろうなぁ』って考えるでしょ? やだよ私!」
真姫「考えないわ。実は私、何も考えずに生きてるの」
穂乃果「そんなんじゃお医者さんなれないよ」
絵里「これ教えてくれたらお医者さんなれるから」
真姫「そうなの、穂乃果」
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/18(水) 01:11:26.39 ID:Jy2LHWIr0
穂乃果「いやいやいや」
絵里「でも?」
穂乃果「言うわけないじゃん! 耳だよ!」
絵里「さすがよリーダー」
穂乃果「っつ〜……」
絵里「よく言ったわね」
穂乃果「なんで真姫ちゃんが毎回そんなウケるのかわかんないよ私……」
真姫「だって……海未にも……んふっ」
穂乃果「ほんとやめてほしい」
真姫「違うの、海未にも弱点があると思うと安心するのよ。海未もちゃんと地球人なのね」
穂乃果「名前からして地球感溢れてるじゃん」
絵里「でもフィジカル強いのは間違いないじゃない?」
穂乃果「別に無敵じゃないよ海未ちゃんだって」
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/18(水) 01:16:19.06 ID:Jy2LHWIr0
絵里「地震が怖いあたり、地震という概念が存在しない星からきた可能性が……?」
穂乃果「ないよね。星人仲間作ろうとしないで」
真姫「まあそんな海未でも、耳だけは鍛えられなかったということね」
穂乃果「そりゃ無理だよね」
絵里「私は耳強いわよ?」
穂乃果「何の自慢なの、いらないんだよその情報」
絵里「私ね、耳動くのよ」
真姫「知ってる」
穂乃果「やってていいよ、私お手洗い行ってくるから」
真姫「私も」
絵里「シッダウン」
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/18(水) 01:23:08.07 ID:Jy2LHWIr0
穂乃果「ごめん、前も見たからあんまり気になんない」
真姫「最初ならまだしもね」
絵里「そう言わずに」
穂乃果「っていうか普通にお花摘みたいんだけど」
真姫「私も」
絵里「あなた達は何故私を置いていくの?」
穂乃果「なら一緒に来たらよくない?」
絵里「私一緒にお手洗い行くのってキライなのよね」
真姫「じゃあ待ってなさいよ」
絵里「その間、私が寂しいとは思わない? 何するの私?」
真姫「虚空でも見つめてれば?」
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/18(水) 01:23:40.19 ID:Jy2LHWIr0
絵里「そんな時間の使い方ある?」
穂乃果「絵里ちゃんは耳ピクピクさせてればいいから」
絵里「3人いて2人でどっか行っちゃうのがおかしいでしょっていう話よ、どっちか残りましょ」
穂乃果「もー、めんどくさいなぁ」
絵里「2人は私とトイレ、どっちが大事なの!?」
穂乃果「トイレでしょ」
真姫「トイレよね」
絵里「言い切ったわね」
穂乃果「トイレ行けなくなったら困るもん」
絵里「わかったわ。じゃあこうしましょう。私にジャンケンで勝ったら行っていいわ」
穂乃果「はいさいしょはグッ、ジャンケンポン」
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/18(水) 01:27:38.53 ID:Jy2LHWIr0
真姫「……会長、持ってるわね」
穂乃果「絵里ちゃん無駄に強いよ……」
絵里「何も2人して負けなくても。そんなに私といたかったのね。嬉しいわ」
穂乃果「これが希ちゃんパワー? アゲマンだね」
真姫「いらないとこで使ったわね」
穂乃果「おかげで漏れそうなんだけど」
絵里「漏らせばいいじゃない」
穂乃果「それで解決すること、この世にないよ」
真姫「お菓子を食べればいいじゃないみたいに言われてもね」
穂乃果「もうよくない? 行っていい?」
絵里「私も行きたくなってきた」
真姫「エリーは荷物番」
絵里「ジャンケンやる?」
穂乃果「もういいよ、全部持ってこ。皆で行こ」
絵里「最初からこうしてれば良かったわね」
穂乃果「なんだかなぁ」
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/18(水) 01:47:09.91 ID:Jy2LHWIr0
違うんですよ、この人たち無限に話し続けるんですよ
続く
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/18(水) 01:52:16.68 ID:SQEgdWOSO
まきちゃん
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/18(水) 06:05:00.41 ID:74D3JlIcO
無限に見ててやるぞ
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/18(水) 12:35:51.06 ID:ARMR0iEKO
キャラが勝手に喋る感覚すごくわかる
無限に書けるもんな
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:23:41.86 ID:MNMDsUyt0
穂乃果「トイレが綺麗なのはポイント高いよね」
絵里「入れたら出るものね。そこまでちゃんと面倒みてくれないと」
真姫「食べ物屋でそんな話しなくても」
穂乃果「でもこれ大事なとこなんだよ。トイレでお店の良し悪し決まるから」
絵里「汚いところは行っちゃだめよ真姫」
穂乃果「まあお医者さんはそんなところはいかないよね」
真姫「それはわかんないわよ」
穂乃果「そう?」
絵里「でね、あだ名で呼ぶのはどう?」
穂乃果「帰ってきて突然何? 誰を? 海未ちゃん?」
絵里「そうよ、海未よ」
真姫「のんちゃんみたいに?」
穂乃果「それだとうんちゃんになっちゃうんだけど」
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:24:15.30 ID:MNMDsUyt0
絵里「のんちゃんスタイルにしろとは言ってないわ」
穂乃果「だいたいあだ名なんていつ呼ぶの」
真姫「耳元で呼ぶ時じゃない?」
穂乃果「耳から離れなよ」
絵里「うみみは? どう?」
穂乃果「だから耳から離れなよ」
真姫「これはきっと海未という漢字から着想を得てるのよ」
絵里「耳ともかけてるの」
穂乃果「何上手いこと言ったみたいな顔してんの」
真姫「会長かしこい」
穂乃果「かわいい」
絵里「エリーチカ、はいハラショー」
穂乃果「ハラショー入りましたー」
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:25:22.52 ID:MNMDsUyt0
絵里「やっぱりうみみっていいと思わない?」
穂乃果「あれ読み方間違われんの海未ちゃんキライなんだよね。結構気にしてるよ?」
真姫「絵里、ハラショー」
絵里「え? ハラ……あ」
穂乃果「あ! そうだ絵里ちゃん今ハラショー言ったよね!!」
絵里「いえ、言ってないけど」
穂乃果「言った言った、ハラショー入ったもん。忘れてたよ10ハラショーチャレンジ」
絵里「言いかけただけ」
穂乃果「その前。私忘れてるこのタイミングで言ってくるとかほんとやり方が小賢しいね」
絵里「忘れてる方が悪いじゃない! 私も忘れてたのに」
穂乃果「でかしたね真姫ちゃん」
絵里「やってくれたわね真姫」
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:26:49.01 ID:MNMDsUyt0
真姫「これで9回目ね」
穂乃果「ハラショーリーチじゃん、今日9割絵里ちゃん負担だね」
絵里「カウントがおかしいわよね」
真姫「あと一回言って気持ちよく10割負担しましょ」
絵里「私もう喋んないわ」
真姫「ずるいわよ、海未のあだ名考えるんだから」
穂乃果「言い出しっぺの法則だよ」
絵里「うみみ案でよくないかしら」
穂乃果「だからそれ嫌がるんだって」
真姫「Seaちゃんは?」
穂乃果「“海”のしー?」
真姫「そういうこと」
穂乃果「いつまでもちゃん付けで呼ぶのが良くないって話じゃなかった?」
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:27:34.93 ID:MNMDsUyt0
絵里「だからうみみ」
真姫「Seaうみみ」
穂乃果「足せばいいってもんじゃないよね」
絵里「言い出しといてなんだけど海未のあだ名、難しいわね」
穂乃果「時々呼び捨てで、だいたい皆園田さんか海未ちゃん呼びだからね」
真姫「そのうみ」
穂乃果「ヤンクミ感出てきちゃったよ」
絵里「要件としては呼びやすくて、愛嬌がある。これね」
穂乃果「そういうあだ名って言ったら、うみりんとかうみたんとかうみぽんとかこういうのでしょ?」
真姫「何よ、たくさん出てくるわね」
絵里「既にそう呼んだことがあると」
穂乃果「ん、ん〜? いや〜?」
真姫「何そのごまかし方」
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:28:36.78 ID:MNMDsUyt0
穂乃果「いやなんか私のほうがしっくりこなかったんだよ。海未ちゃんに慣れすぎて口が拒否するの」
絵里「あぁ、なんだかわかるわ。自分のことじゃないけれど、凛がいつか花陽のことかよちんって呼ばなくなったら私違和感で死ぬ気がする」
穂乃果「あー」
真姫「確かに将来どうなるか気になるけれど、あれは死ぬまでああな気がするわ」
穂乃果「あの2人は……そうだね、ずっとあの感じでいてほしい」
絵里「世間に擦れずに生きてほしいわ」
穂乃果「凛ちゃんも花陽ちゃんもちょっと可愛がられ方尋常じゃなくない?」
絵里「しょうがないわ、可愛いんだもの」
穂乃果「まあそうなんだよね。あれは才能だね」
絵里「いや、真姫も大丈夫よ、私可愛がってるわよ」
真姫「別に何も言ってないんだけど」
穂乃果「や、大丈夫、私も可愛がってるから。安心して」
真姫「だから別に何も思ってないわよ」
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:30:27.90 ID:MNMDsUyt0
絵里「今度いいとこ連れてってあげるわ」
穂乃果「いいね、回らないお寿司屋さん行こうよ」
絵里「お寿司は……お医者さんの担当ってことで」
真姫「ちょっと、連れてってよ絵里」
絵里「それは私が偉くなるまで待って」
穂乃果「絵里ちゃんならもうスイスイスイ〜ってすぐ出世するよ」
絵里「5年で社長になるから。それまで待ってて」
真姫「期待してる」
穂乃果「真姫ちゃんは最近どうなの? 凛ちゃんと花陽ちゃんとは」
真姫「凛と花陽? 初詣以来、直接あってないわね」
穂乃果「ダメだよそれ〜」
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:31:22.34 ID:MNMDsUyt0
真姫「なかなか予定合わないのよ。2人とも忙しそうだし」
絵里「一番忙しいの多分真姫でしょ?」
穂乃果「真姫ちゃんから誘わないとダメだよ」
真姫「そう……?」
穂乃果「あの2人だって真姫ちゃんが忙しそうだから、きっと遠慮してるんだよ。絵里ちゃん見習いなよ」
絵里「私穂乃果呼ぶために海未説得するからね」
真姫「んー……じゃあ私から誘ってみる」
穂乃果「なんかね、真姫ちゃんはほっといても1人で生きてきそうだから、私ちょっと心配なんだよ」
真姫「まあ1人のほうが楽な時も多いけど」
穂乃果「そういうのがダメ」
絵里「真姫もちょっと甘えてきなさいよ」
真姫「はぁ?」
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:32:09.32 ID:MNMDsUyt0
穂乃果「一回さ、お姉ちゃんって呼んでみよ?」
絵里「お姉さまでもいいわよ?」
真姫「雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんが泣くわよ」
穂乃果「ユッキーは最近生意気だからさぁ、私のこと荷物持ちとしか思ってないの」
絵里「亜里沙も最近私のことあんまり頼らなくなってきたから、お姉ちゃん寂しいわよ真姫」
真姫「知らないわよ、絶対言わないから」
穂乃果「こういうとこがね」
絵里「素直じゃないのよ」
真姫「絵里も穂乃果も、恋人にかまけてて忙しいんでしょ。ちょっとは相手してあげたら?」
穂乃果「こっち側の問題になっちゃう?」
絵里「じゃあ私長女、穂乃果が次女。で、三女が真姫」
真姫「じゃあの意味がわかんないんだけど」
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/19(木) 01:37:26.70 ID:MNMDsUyt0
穂乃果「いいじゃん、長女は褒めて伸ばしてくるよ。絵里お姉ちゃんちょっと褒めてみて」
真姫「やめなさいよ」
絵里「いいじゃない褒めさせてよ、真姫は服のセンスが良いわよね」
真姫「内容が全然ないじゃない」
絵里「いやいやまだよ、これからだから。今日の服なんて凄く似合ってるわよ? でもね他の人が着てもこんなに似合わないの、やっぱり真姫が着るからなのよね」
真姫「黙りなさいって」
絵里「もう……口ではキツく言う時があっても誰よりもあなたが優しい娘なのは私知ってるんだから。じゃなきゃあんな風に聞いた人皆がハッピーになれる素敵な曲弾けないもの」
真姫「いい、もういい」
絵里「勉強だってお医者さんになるためにとっても頑張ってるわよね。けれど真姫は弱音も吐かずに隠れて努力するタイプだから、私もあなたのこと、ちょっと心配なの。辛い時は1人で抱え込まないでお姉ちゃんのこと、頼って欲しいな」
真姫「…………お姉ちゃん」
穂乃果「真姫ちゃんが落ちた!」
真姫「今のは口が滑った」
絵里「さあ真姫、お姉ちゃんの胸においで!」
真姫「絶対しないから」
穂乃果「照れてる照れてる〜!」
真姫「もうやだ、ほんっとやだ」
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/19(木) 01:45:33.10 ID:MNMDsUyt0
真姫ちゃん誕生日おめでとうなのだ
続く
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/19(木) 02:04:57.83 ID:2LEnvfcsO
真姫ちゃんおめおめ
まだまだ続いて
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/19(木) 06:53:46.93 ID:cMEhK8njO
チョロい
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/19(木) 07:10:14.13 ID:Sj5NJ6woO
かわいい
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/19(木) 20:16:23.88 ID:SQhkKQf+o
何度誕生日迎えても変わらぬチョロさが愛おしいw
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/22(日) 18:00:14.81 ID:svpNneEGO
続きはまだか
171 :
>>1
[sage]:2018/04/24(火) 01:02:17.56 ID:/cDEGBli0
生きてますエタらせるつもりはないです
明日あたり更新するつもりです
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/24(火) 11:09:55.30 ID:o9MIzHcNO
頼むぞ
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/24(火) 23:59:16.88 ID:isAD7ohq0
まってる!!!
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 00:57:00.02 ID:EZSt5hQK0
絵里「顔が赤いわよ真姫? さあおいで」
真姫「お酒のせいだし、さあおいでの意味がわからないし」
穂乃果「こっちのお姉ちゃんの胸もあいてるよ!」
真姫「穂乃果はせめてそれらしいことしてから言いなさいよ!」
穂乃果「じゃあ私も褒める!」
絵里「やったりなさい穂乃果!」
穂乃果「真姫ちゃんはほんとオシャレだよね!」
真姫「そこ以外ないの!?」
穂乃果「まだまだこっからだから、ポケモンで言うとバッジ2つ目くらいのとこだから!」
真姫「ど、どれくらいなのそれは」
穂乃果「ええ? まあ最初の方だよ、序盤序盤」
絵里「なるほど、それで?」
真姫「もういいわよ……私が謝るから」
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 00:58:40.48 ID:EZSt5hQK0
穂乃果「謝んないでよ、褒めさせてよ。真姫ちゃんさ、毎回会う度違う服着てるよね」
真姫「そんなことはない」
絵里「穂乃果、それはね、真姫の着こなしが上手だからそう思うのよ」
穂乃果「あ、なんだ、そういうこと。私、一度着た服捨ててるのかと思ってたよ」
真姫「なわけないでしょ。なんなの?」
穂乃果「いやお嬢様だし、それくらいするのかなと。ね?」
絵里「まあ真姫ならあり得ない話じゃないわね」
真姫「そんな余裕はありはしないわよ」
穂乃果「お嬢様の生活ってよくわかんないからさ。真姫ちゃん、うちの大学の学食来た時『へえ、私の家のリビングくらいね』って言ったもんね」
真姫「さっきから褒める気ある!?」
穂乃果「私今すごく頑張ってるよ!」
真姫「下手くそ過ぎるわよ!」
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 01:05:43.04 ID:EZSt5hQK0
穂乃果「うわーん、妹が反抗期だよ〜」
絵里「大丈夫よ穂乃果、年中あんな感じだから」
真姫「うっさい」
穂乃果「妹が虐めてくるよ〜」
絵里「じゃあ穂乃果も私の胸においで」
穂乃果「や、それはいいや」
絵里「えー」
穂乃果「それよりお姉ちゃん、もっかいお手本見せてよ」
真姫「待って、これ以上絵里に何か言われたら私本気で身の危険を感じるんだけど」
絵里「別に口説いてるわけじゃないわよ」
真姫「のんちゃんはこうやって落としたんでしょ?」
絵里「あれはどろくさ〜くいったわよ?」
真姫「どうだか」
穂乃果「じゃあお姉ちゃん、次私褒めてよ」
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 01:07:43.26 ID:EZSt5hQK0
絵里「穂乃果を?」
穂乃果「そそ」
絵里「穂乃果は穂乃果のままでいいと思うわ」
穂乃果「えー……見てよ真姫ちゃん、この扱いの差。穂乃果お姉ちゃんが可愛そうだとは思わない?」
真姫「別に」
穂乃果「もう私、誰も信じらんない……」
真姫「あーもう、うるさいわね。お姉ちゃんしっかりしなさい」
穂乃果「おぉ……おお……!」
絵里「私は? 私、ねえ私は?」
真姫「絵里もお姉ちゃんでいいから」
穂乃果「真姫ちゃ〜ん!」
絵里「真姫ー!」
真姫「うぇぇ、お酒臭いから離れて! 離れなさいっ!!」
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 01:08:58.40 ID:EZSt5hQK0
穂乃果「……」
絵里「……」
真姫「はぁぁぁ……」
穂乃果「我々もそろそろ妹離れする時が来たんですかね?」
絵里「寂しいわね。真姫ったら昔は何するにしても私の真似ばっかりしてたのに」
穂乃果「寂しいね」
真姫「お酒飲みすぎて記憶がおかしくなってるわよ」
絵里「私はまだいけるわ」
穂乃果「今バッジ3個目くらいのとこだから」
真姫「私本気で忠告しておくけれど、たまには肝臓休ませたほうがいいわよ」
絵里「別に毎日飲み歩いてるわけじゃないからね?」
穂乃果「二日酔い嫌だしね」
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/25(水) 01:11:47.22 ID:EZSt5hQK0
絵里「もう絶対お酒飲まないって何度誓ったことか……」
穂乃果「絵里ちゃん3歩歩くと忘れるんだもん」
真姫「学習しなさい、学習を」
穂乃果「真姫ちゃんは二日酔いとかないでしょ」
真姫「なる程飲めないのよ」
絵里「その方がね、幸せかもしれないわ」
真姫「酔ってる人って皆楽しそうで私ちょっと羨ましいけど」
穂乃果「夜中に泣きながら寝ゲロの掃除するのが楽しいなら、そうだね」
真姫「地獄ね……」
絵里「でもそろそろ真姫もハタチになって1年でしょう?」
穂乃果「あ! 来月誕生日!?」
絵里「だからね、そろそろ自分が潰れる限界を知っておいた方がいいと思うのよ」
穂乃果「あー、外で記憶なくしたりしたら危ないかんねぇ」
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/25(水) 01:13:47.68 ID:EZSt5hQK0
つづく
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/25(水) 01:19:50.63 ID:9WqpMipnO
終わらないパーティー(飲み会)
まだまだ続きそうで嬉しい
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/25(水) 13:57:25.32 ID:tbOFoWxq0
限界知らせて何をする気だww
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/25(水) 19:48:34.29 ID:BMGMepBFO
俺もお姉ちゃんの胸に甘えたい
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:16:07.62 ID:Vfj4b9ZW0
真姫「私自制心はある方よ」
絵里「自衛の為よ。穂乃果が言ったみたいに、外で記憶無くなるほど酔っ払って何かあってからだと遅いわよ?」
穂乃果「世の中、私は疑い深いって言ってる人ほど詐欺にあうからね」
真姫「んん……」
穂乃果「まあこんなこと言って、女の子潰してお持ち帰りするのがパイセンの十八番なんだけどね」
真姫「ちょっと離れましょうか、絵里」
絵里「待ちなさい待ちなさい」
穂乃果「やだ〜、絵里ちゃんエッチ〜」
絵里「もしそうなりそうだったら本気で引っぱたいていいから。グーでもいいけど、でもあんまり痛くしないで」
穂乃果「痛くなかったら意味ないじゃん」
絵里「私痛いのは嫌なの、ソフトなのが一番よ」
真姫「話が怪しくなってきたわ」
穂乃果「まあ今日は真姫ちゃん潰れるまでいこ」
絵里「朝までいくわよー」
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:18:20.28 ID:Vfj4b9ZW0
真姫「いいの? 希もそろそろ帰ってきたんじゃない?」
絵里「希は今日ね、泊まりで行ったのよ」
穂乃果「追いコン?」
絵里「そうなの、私を置いて温泉行ったのよ」
穂乃果「泊まりで温泉? いいとこ行ってんねぇ」
真姫「着いていけばよかったじゃない」
穂乃果「それ面白いね、絵里ちゃん隣の部屋とっとけば良かったじゃん」
絵里「その手があったわ……」
穂乃果「プルル、私、エリーさん。今あなたの隣の部屋にいるの」
真姫「下手なホラー映画よりホラーね」
絵里「冗談よ。付き合いは大切にしてほしいし、いくらなんでも邪魔するつもりはないわ」
穂乃果「絵里ちゃんも好き勝手やってるもんねぇ」
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:19:57.86 ID:Vfj4b9ZW0
絵里「お互いのプライベートは尊重するって方針でやってるから」
穂乃果「なんかオトナだね」
真姫「自分が飲みに行きたい言い訳でしょ」
絵里「邪推が過ぎるわよ。四六時中べったりしてても飽きがくるんだもの」
穂乃果「私はべったりしてたいけどな〜」
絵里「まあそこは人それぞれじゃない? よそはよそ、うちはうちってことで」
穂乃果「人それぞれって言うとそこで話終わるよね」
真姫「それは時と場合によるわ」
穂乃果「それもだよ。ほら、今終わった」
真姫「あら」
穂乃果「あら、て」
真姫「でも本当に話が終わるかどうかは場合によると思わない?」
穂乃果「そこは頑張って繋げようよ」
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:21:13.35 ID:Vfj4b9ZW0
絵里「穂乃果ならずっと1人でも喋ってられるんじゃない?」
穂乃果「まあ……私壁と会話できるからね」
真姫「壁」
絵里「壁?」
真姫「精神状態が心配になるわね」
絵里「ごめんなさい穂乃果。あなた疲れてない? お姉ちゃんに甘える?」
穂乃果「いや壁はさすがに冗談だけど、なんかごめんね、いつも私ばっか喋って」
真姫「別にいいわよ、聞かせてよ」
絵里「私も穂乃果の話聞きたいわ」
穂乃果「そう? じゃあね」
絵里「最近どんなプレイした?」
穂乃果「あ、そういうのがいい? 私今海行きたいんだよね」
絵里「海未なら毎日会ってるでしょ」
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:22:37.15 ID:Vfj4b9ZW0
穂乃果「人じゃなくて、場所ね。場所」
絵里「まだ春よ?」
穂乃果「別に泳ぐわけじゃなくて、なんかね潮風に当たりたいの。で、浜辺を歩いてる写真をなんかいい感じに加工して、インスタ映えを狙いたい」
真姫「髪痛むわよ」
穂乃果「それは確かにあるけど、でも潮の香りみたいなのよくない? 私あれ好きなんだよね」
絵里「あれって海藻とか微生物の死骸の匂いらしいわね」
穂乃果「ウソぉ!?」
真姫「へえ」
穂乃果「何てこと言ってくれんの絵里ちゃん」
絵里「じゃあ今の無し。聞かなかったことにして」
穂乃果「なんないよ。うわぁ……今度江ノ島行きたいとか思ってたのに……」
真姫「鎌倉?」
穂乃果「そう! なのに私の旅行計画おじゃんだよ」
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:23:26.87 ID:Vfj4b9ZW0
絵里「なんだかごめんなさいね」
穂乃果「鎌倉住みたいと思ってた私の気持ち返して」
絵里「住めばいいじゃない。いいところだと思うわよ?」
穂乃果「磯の香りの正体聞かなかったら住みたかったけども」
真姫「穂乃果は東京離れたくないんじゃないの?」
穂乃果「私そんなの言ったことある?」
真姫「ごめん、勝手に私がそう思ってただけだったわ」
穂乃果「まあ真姫ちゃんがそう思うのも仕方ないね、私シティガールだから。都会が似合うでしょ?」
絵里「老後は田舎で過ごしてそうだけど」
穂乃果「ろ、老後……」
真姫「でも穂乃果は穂むら継がないと」
穂乃果「そうなんだよ、私は将来お饅頭を売るだけのババアになるからね」
絵里「妖怪お饅頭ババア?」
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/26(木) 01:24:27.45 ID:Vfj4b9ZW0
穂乃果「神田の看板ババアだよ」
真姫「ババアババアうるさいわよ」
穂乃果「そういう真姫ちゃんはどんなババアになる?」
真姫「私? 変な病気とかじゃなくてさっくり死にたいわね」
穂乃果「死に際? 悲しいこと言わないでよ」
絵里「老後よ、老後はどうしたいのよ」
真姫「まだそんなの考えたことないわよ」
穂乃果「なら今考えよっか」
真姫「まあ音楽にはしがみついてるんじゃないかしらね」
絵里「しがみつくなんて言い方したらだめよ真姫」
穂乃果「真姫ちゃんは生涯現役でしょ?」
真姫「どうかしらね……どこかで嫌にならなかったらいいんだけど」
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 01:25:57.34 ID:Vfj4b9ZW0
終わらないパーティ(終わらない)
続く
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 01:32:06.16 ID:eAlFwRfX0
更新おつおつ
終わらないで良いのよ
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 02:30:05.23 ID:VxzzPVdIO
もっともっと話させて
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 11:07:45.47 ID:U+ClOaZFO
潮の香り……知らなかった、そんなの
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 00:53:19.90 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「嫌になるってなーにー? 挫折でもする予定あるの?」
絵里「そんな後ろ向きな予定組んでる人初めてみたわ」
真姫「これからどうなるかなんて誰にもわからないでしょ。才能なんていつ枯れるか」
穂乃果「天才故の悩みってやつかな」
絵里「天才はいつも孤独なのね」
真姫「もうただの凡人よ」
絵里「あら、珍しく弱気じゃない」
穂乃果「ちょっと〜、調子狂うよ西木野大先生〜」
絵里「困るわよねぇ。やっぱりお姉ちゃんが必要なんじゃない?」
真姫「いい加減しつこいわよ」
絵里「うっ……」
穂乃果「大先生の新作は? 評判どう?」
真姫「まあ、ぼちぼち」
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 00:57:33.13 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「また粒あんだ。ネットで匿名っていうのやめれば?」
絵里「真姫に相応しい発表の場を用意しましょうよ」
真姫「いいわよ、変な色眼鏡で見られたくないし」
絵里「だから、後輩たちに使ってもらうっていうのは?」
真姫「そのまま渡すのはどうかしらね」
穂乃果「これ? マニー?」
真姫「そんなことより」
穂乃果「そ、そんなこと……」
真姫「きっと私、あれこれ言いたくなるから、ダメ」
絵里「真姫のお歌の練習、懐かしいわねぇ」
真姫「だいたいね、私が作ったの使っちゃったら、スクールアイドルじゃなくて本気でμ's研究会になるわよ?」
穂乃果「μ's研究会って……たまに聞くけど世間の声は厳しいよね」
絵里「結果が出ないんじゃ、まあ、仕方のないことのような気もするけど」
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:02:11.06 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「過程を見てよ、ついこの前の予選だって惜しかったじゃん」
絵里「ん〜……」
真姫「あれは周りが見る目なかったわね」
絵里「衣装も曲も自作が当たり前の時代だもの。オトノキがどうこうって言うよりは、全体のレベルが上がってるのよ」
真姫「喜ばしいことなのやら、どうなのやら」
穂乃果「複雑だぁ〜……」
絵里「スクールアイドルの素晴らしさが伝わった結果ね。伝説のμ'sのリーダーが言った通りになったのよ、責任持ちなさい」
穂乃果「じゃあちょっとOGとして差し入れでも持っていこっか。2人とも、よろしくね」
真姫「言い出しっぺは来なさい」
穂乃果「いやー私、あんまり行き過ぎると逆に心配されるから」
絵里「穂乃果センパイ、もしかして暇なんですか?」
穂乃果「暇じゃないよ! 暇な時もあるけどねっ!」
真姫「暇なんじゃない」
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:03:55.69 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「やー、今年はどうかなぁ」
絵里「4年生なんて内定貰ったらあと暇よ?」
穂乃果「あのね、2人は知らないかもしれないけどねぇ、あーこれ言っていいかな」
絵里「何?」
真姫「何よ」
穂乃果「実は私、卒論というものを書かないといけないらしいんですよ」
真姫「知ってた」
絵里「そりゃまあ書くでしょうね。書かないと卒業できないから」
穂乃果「あれ? 二人ともご存知?」
絵里「私こないだ提出したわよ」
穂乃果「もしかして知らないの私だけだった? 私卒業できるのかな」
真姫「一緒に大学生続ける?」
穂乃果「アリだね」
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:10:30.52 ID:pKzHdPqb0
絵里「こらこらこら」
真姫「2人とも卑怯よ、常に学年が上だなんて」
穂乃果「おかげでお姉ちゃんぶってくるからね」
絵里「仕方ないでしょ、先に生まれちゃったんだもの」
穂乃果「でも言うてね、絵里ちゃんだって、もう1年大学生やっていいってなったらやるでしょ」
真姫「希と一緒に卒業できるわよ」
絵里「あら、それは……悩ましいわね。なんだかんだ言って楽しかったし」
穂乃果「もっかい皆でスキー行こうよ。あー、スキー行きたくなってきた」
絵里「行きたいわねぇ。あと真姫の別荘にも」
真姫「社会人になったら別料金」
絵里「ケチ……」
穂乃果「そうだ! まだ新歓巡りやってないよ絵里ちゃん!」
絵里「あ、そういえば!」
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:18:34.10 ID:pKzHdPqb0
真姫「新入生じゃないでしょ」
穂乃果「えーイケるよ、正直わかんないもん。前にコンビニで年確されたから私まだ若いよ」
絵里「私もまだまだ若いわ、気持ちはいつだって新入生よ」
真姫「こんな落ち着いた新入生、いる?」
絵里「敬語でいったら実は年下でした、みたいなこといっぱいあるじゃない?」
穂乃果「最悪3浪、4浪したってことで」
真姫「そこまでして何しに行くの?」
穂乃果「そりゃあもちろん」
絵里「お酒とご飯をちょ〜っとだけ色んな所から頂くのよ」
穂乃果「そういうロシアの遊びなの」
真姫「おそロシア……絶対バレるわよ」
穂乃果「平気だよ、インカレでいっぱい人いるとことかあるからさ」
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/27(金) 01:21:30.03 ID:pKzHdPqb0
真姫「どうするの? 実は私μ'sのファンで、なんてことになったら」
穂乃果「そこはね、化粧と髪型変えとけば」
絵里「完全犯罪成立」
真姫「こんな個性強い人たちが気づかれないわけないじゃないの」
絵里「もしもの場合は私日本語わかんないフリするから」
真姫「最後の最後の奥の手出してきたわね……」
穂乃果「それずるいよね〜」
真姫「呆れた」
絵里「待ってよ、何もタダ飯タダ酒頂くだけのつもりじゃないわよ?」
真姫「サインでも書いてくの?」
絵里「ちゃんとテーブル盛り上げてから退散するのよ」
穂乃果「それをこの人、私にやれって言うんだけどね」
絵里「ファイトよ穂乃果。私は隣でニコニコしてるから」
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/27(金) 01:22:15.74 ID:pKzHdPqb0
ぶっちゃけことりちゃんがどこにいるかとにこちゃんが何してるかがよくわからないんですよね
続く
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/27(金) 01:25:48.73 ID:l4nsR3yM0
すっかり悪い先輩なエリチカさん
会話が続いてればことにこの話題も自然に湧いて出そう
おつおつ
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/27(金) 16:54:02.89 ID:kpmB/fccO
新歓バレても普通に歓迎されそう
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/28(土) 13:52:01.37 ID:nbLmZR0wo
真姫ちゃんも壁ニケーション得意だと思うの
??「ぬぁんでよっ」
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/28(土) 17:53:53.47 ID:PGULXLKSO
>>205
哀れですね
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/29(日) 10:15:51.43 ID:n8zec5PSO
>>205
哀れにゃ
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/04(金) 14:10:23.70 ID:comWSBiJO
まだなの?
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 21:26:20.87 ID:foqrU3neO
待っているぞ
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:16:30.89 ID:WXYlhZX70
穂乃果「ニコニコ? 絵里ちゃんが」
真姫「気持ち悪いわよね」
絵里「ちょっと」
穂乃果「だってあの鉄の女と呼ばれた絵里ちゃんだよ?」
絵里「呼ばれたことないんだけど」
穂乃果「え? 絵里ちゃんて3歳のときに感情失ったんだよね?」
絵里「誰が言ってた?」
穂乃果「私の地元じゃそう言われてるの」
絵里「地元おんなじでしょうが」
穂乃果「ありゃ、偶然」
絵里「あることないこと言うんじゃないわよ?」
穂乃果「私が言うのはあることだけだよ〜」
真姫「他には?」
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:17:29.70 ID:WXYlhZX70
穂乃果「素手でクマ倒したことがあるって」
絵里「あー……あれは私が10歳の時だったわ」
真姫「武闘派なのね」
絵里「惚れ直しちゃった?」
真姫「惚れてる前提で話すのはやめましょう?」
絵里「惚れてないの?」
穂乃果「まあ冗談は置いといて」
絵里「置いといて」
穂乃果「絵里ちゃんなんかニコニコしてるだけでそれなりに絵になるんだからずるいよね」
絵里「にっこにっこにー♪」
真姫「テンション高いわね」
絵里「やっとエンジンかかってきたのよ」
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:19:14.98 ID:WXYlhZX70
穂乃果「真姫ちゃんもちょっとニコニコして」
真姫「にこにこにー」
穂乃果「だーめ、腰が入ってない」
真姫「腰?」
穂乃果「にこちゃんいたら引っぱたかれてるよ、あんた舐めてんの!? って」
絵里「思い出して真姫、こういう時のためのにっこにっこにーの練習だったのよ?」
真姫「それは違うと思うけど」
絵里「でもね真姫、コミュニケーション能力ってにっこにっこにーなのよ」
穂乃果「その心は?」
絵里「どれだけニコニコしながら『へえ、そうなんですか〜』って言えるかがコミュ力ってこと」
穂乃果「にゃるほど」
真姫「それは確かにあるでしょうね」
絵里「本当、くだらないわよね」
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:22:13.63 ID:WXYlhZX70
穂乃果「ありゃりゃ、言っちゃった」
絵里「穂乃果、大人になるってそういうことなのかも」
穂乃果「絵里ちゃんも真姫ちゃんも黙ってそこにいてくれるだけでお仕事終わりだと思うけどな」
絵里「穂乃果も口を開かなければ美人よ?」
穂乃果「え、そう? そうかな?」
絵里「ええ、もちろん」
穂乃果「じゃあ、ちょっと私お淑やかなお姉さん系を目指しちゃおうかな」
真姫「そうなったら今日はやけに静かねって聞くと思うけどね」
穂乃果「そしたら私はこう言うの。実は私、家燃えたんだよねって」
真姫「外で遊んでる場合じゃないでしょ」
穂乃果「そんな時はお酒飲んで忘れないと」
絵里「わかってるわね。私ライムハイ」
真姫「早いわね」
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:24:07.00 ID:WXYlhZX70
絵里「真姫が遅いの」
真姫「ロシア人の代謝と比べないでよ。穂乃果にはこれあげるわ」
穂乃果「いらないの?」
真姫「もういいわ」
穂乃果「真姫ちゃんと間接キッス〜」
真姫「コップこっち側向けて」
穂乃果「気にする?」
真姫「言われるとね」
絵里「シャイなんだから」
穂乃果「まあ言われると何か気になっちゃうよね」
絵里「そしたらトイレの」
穂乃果「またトイレ?」
絵里「トイレの紙」
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:25:11.56 ID:WXYlhZX70
穂乃果「トイペ?」
真姫「トイレットペーパー?」
穂乃果「言わない?」
真姫「言わない」
絵里「私も言わないけれど、トイペが三角に折ってあることあるじゃない?」
穂乃果「確かにやる人いるね」
絵里「私あれ見ると『あぁここ誰か触ったんだな』って思うからやめてほしいのよ」
真姫「絵里って潔癖だった?」
絵里「じゃないけれど、あれは気になるの」
穂乃果「えー、そんなこと言うと私まで次見た時気になってくるじゃん」
絵里「気持ちは共有しましょ」
穂乃果「やなもん押し付けてくれたね」
真姫「私も気になってきた」
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:26:54.49 ID:WXYlhZX70
穂乃果「うわ絵里ちゃんのせいだよ、これからはマイペーパー持参しないと」
絵里「マイペ?」
穂乃果「マイペだね。名前書いとかないと」
真姫「そんなこと言ったら……私もトイレの話だけど」
穂乃果「トイレの話そんな出てくる?」
真姫「手を洗う時、水なんて大概自動じゃない?」
絵里「たまーに蛇口ひねるのだと逆にビックリするわね」
真姫「で、フタも勝手に開くし自動で流してくれるようなのも最近あるわよね」
穂乃果「科学の進歩だね」
真姫「でも最後にドアだけ触らなきゃいけないの、なんとかならない?」
穂乃果「うわ、科学の敗北だ」
真姫「私、あれ気になるのよ。このドアは当然色んな人が触ったんだろうなと」
絵里「やだ、私も次から気になってくるじゃない」
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 23:41:00.35 ID:XIxofANN0
どっちも気にしたことなかったゾ・・・
やっぱ可愛い子って色々気になるんだな
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:44:22.82 ID:WXYlhZX70
真姫「共有しましょ」
穂乃果「黙っておけば私何も気にせず生きていけたのに」
真姫「思考停止で生きていくよりいくらかマシよ」
絵里「さっきはどうだったかしら」
穂乃果「さっき? 私2リットルは出たよ」
絵里「それは聞いてない」
真姫「今体重計乗ってみたら?」
穂乃果「体重のことは考えたくないで〜す」
真姫「でも前会った時よりも痩せたんじゃない?」
穂乃果「色々考えすぎでストレスかな」
真姫「丁度いいくらいかもしれないわよ」
穂乃果「でも考えすぎて最近甘い物よく食べちゃうんだよねぇ」
絵里「脳には糖分。間違ってないわ」
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:47:34.52 ID:WXYlhZX70
穂乃果「それで、むしろね……けど痩せすぎより少しくらいお肉ついてる方が抱き心地いいよね。海未ちゃんはちょっと痩せすぎ」
真姫「たしか海未は体脂肪率と戦ってるんでしょ?」
絵里「私はBMIと戦争してるって聞いたけど。あと目を離したらすぐ腹筋割ろうとするんだったかしら?」
真姫「ストイックよね」
穂乃果「ストイックっていうかドMなだけだよ」
絵里「自分を痛めつけるのが好き」
穂乃果「それ。ドMだし、真面目だし、ウソが下手」
絵里「けれど穂乃果はそんな海未が好き」
真姫「お熱いこと」
穂乃果「生きるの大変じゃないかなーって私心配だよ」
絵里「正直者は馬鹿を見るものね」
真姫「得をするのは嘘つきだけ?」
絵里「一番声の大きい嘘つきよ」
穂乃果「2人も生きるの大変そうだね」
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/06(日) 23:48:53.98 ID:WXYlhZX70
絵里「私達も?」
穂乃果「トイレの紙とかドアとか変なとこ気にしてるし」
絵里「まあ生きづらいことは多いかもね」
真姫「かしらね」
穂乃果「夜中でもちゃんと信号守るでしょ?」
絵里「場合によるわ」
真姫「場合によるわね。海未なら?」
穂乃果「海未ちゃんは今渡っても絶対轢かれないでしょってタイミングでも気をつけして待ってんね」
絵里「いいこいいこってしてあげたい」
穂乃果「海未ちゃんは私のものだからダメでーす」
絵里「最近どんなプレイした?」
穂乃果「え〜」
真姫「さっきからもう絵里はそういう話がしたくてしょうがないのね」
絵里「そうなの。しょうがないのよ」
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 23:50:41.97 ID:WXYlhZX70
まさかGW終わってもこっち終わらないとは思わなかった
続く
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 23:55:11.94 ID:ZvPyZbvIO
まだまだ続け
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/06(日) 23:58:21.51 ID:XIxofANN0
ソルゲ組は意味がなくてもルールだからって遵守するタイプだよねぇ
続き待ってる
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:08:14.57 ID:zTMLilQc0
穂乃果「気になっちゃう感じ?」
絵里「気になっちゃうわよ。参考にさせて」
穂乃果「いやいやまあ師匠の参考になるようなのはないよ」
絵里「そうは言っても?」
穂乃果「そうは言っても?」
絵里「もったいぶらないで」
穂乃果「いや〜、別に普通のことしかしてない…………と思うでしょ!?」
絵里「と思ったわ穂乃果!」
真姫「テンション……」
穂乃果「まあまあまあ、ちょっと来てよ2人とも」
絵里「何よ、なになに?」
穂乃果「実はちょっと私さ、ドエロい気分の日があって」
真姫「ドエロい気分」
絵里「わかる」
穂乃果「さすが師匠、話が早いね」
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:12:12.51 ID:zTMLilQc0
絵里「それで?」
穂乃果「そんとき、海未ちゃんご飯作りに来てくれるって言ってたんだけど」
絵里「通い妻ねぇ」
真姫「健気よねぇ」
穂乃果「ほんと可愛いよね、うち来た瞬間襲っちゃったよ」
真姫「あら」
絵里「まさか玄関で?」
穂乃果「玄関で」
真姫「おっぱじめちゃったの?」
穂乃果「もうハグしてチューしておっぱじめちゃった」
真姫「あらあらあら」
絵里「それは海未どうだったの? ノリノリだったの?」
穂乃果「いやいや最初はね、やだって言ってたよ。でもなんだかんだで盛り上がったね」
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:19:21.78 ID:zTMLilQc0
真姫「あらあらあら」
穂乃果「もうね、びしょびしょだった」
絵里「美少女が?」
穂乃果「びしょびしょ」
真姫「何言ってるのよ」
穂乃果「いやほんとにびしょびしょ。あ、私壁ドンしたんだよ」
絵里「海未は?」
穂乃果「あんまり響いてなかったね」
絵里「効果ないの?」
穂乃果「まあ言うほどドンしたわけじゃないんだけど。それよりクイの方がきてた」
真姫「何? クイ?」
穂乃果「ちょっと真姫ちゃん、こっち向いて。こうやってね、顎をクイッと」
真姫「近い近い近い近い、そして酒臭い」
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:21:46.85 ID:zTMLilQc0
穂乃果「近いのがいいんでしょこういうの」
絵里「真姫だってされたら落ちるわよ」
真姫「相手が穂乃果じゃ」
穂乃果「実際海未ちゃんはこれで落ちたから」
真姫「海未ならね」
穂乃果「私これでもうイケるなと思って」
絵里「おっぱじめたの」
穂乃果「おっぱじめたの」
絵里「そういうの……いいわね」
真姫「ありなの?」
絵里「おおありよ、やっぱり場所を変えることは大事」
穂乃果「んでさ、脱がすより服の上からの方が反応いいよね」
絵里「それはある」
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 00:22:45.64 ID:zTMLilQc0
続く
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/08(火) 01:20:02.88 ID:IhZH1dGfO
ついに本格的にシモの話になったか…良いぞ
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:18:27.23 ID:8H303QNQ0
真姫「へえ?」
穂乃果「真姫ちゃんもこれは覚えといた方がいいよ」
真姫「私は参考になるかはわからないわよ」
穂乃果「なるって、ここテスト出るから。まあ私も今更海未ちゃんのおっぱい見たいとか思わないからなんだけどー」
絵里「見なさいよ」
穂乃果「見なさいよはおかしいでしょ」
絵里「じゃあいつ見るの」
穂乃果「今でしょ。違う違う違う」
絵里「なぁに? 海未のおっぱいは飽きた?」
穂乃果「や、飽きたっていうかさ、むしろ脱がさない方がこっちも興奮しない?」
絵里「まあ一理あるわ」
穂乃果「でしょ? ほら」
真姫「へえ」
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:29:15.78 ID:8H303QNQ0
穂乃果「もう私“いや”とか“恥ずかしい”とか言わせたいだけなんだよね」
絵里「いいわね。海未は今でも言ってくれるのね」
穂乃果「のんちゃん言ってくれないの?」
絵里「私は言うわよ、盛り上げなきゃなと思って。でも最近のんちゃんは恥じらいを失ってきたの」
真姫「同棲してヤりまくってるからでしょ」
絵里「減ったわむしろ。最初にし過ぎたせいで反動がきたの」
真姫「ふぅん」
穂乃果「気をつけようね真姫ちゃん」
絵里「真姫は元々性欲あんまりないでしょう。やっぱり淡白なセックスをするはずよ」
真姫「なんの根拠で」
絵里「偏差値と性欲は反比例するの。これ私調べ」
穂乃果「ムッツリなんじゃない?」
絵里「確かにその線もあるのよね」
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:31:06.26 ID:8H303QNQ0
穂乃果「実のところどうなの?」
真姫「私も教えてほしいところよ?」
穂乃果「実のところどうなの?」
真姫「私も教えてほしいところよ?」
穂乃果「まあ、お医者さん達は真面目な話しかしないでしょ」
真姫「医学部って言ったって別に変わんないわよ」
穂乃果「でも急におっぱいとかは言い出さないよ」
真姫「そりゃ唐突におっぱいなんて言わないけども」
絵里「じゃあこういうところで言っておかないと」
穂乃果「はー、おっぱいおっぱい」
絵里「まんこまんこ」
真姫「いやいやいや」
穂乃果「さすがにちょっと……ビックリしたよ」
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:35:08.34 ID:8H303QNQ0
絵里「こういうところで言っておかないと」
真姫「酔ってる?」
絵里「ふふ、どう思う?」
穂乃果「酔うのはいいんだけど、急過ぎてこっちも反応できないの絵里ちゃん。なかなか直で言う人いないから」
絵里「なに常識人ぶってるの?」
穂乃果「ええ……? 助けて真姫ちゃん」
真姫「こんな酔っぱらい、私の手には負えないわ」
絵里「じゃあ逆に聞くけれど、あなた達はなんて呼ぶ?」
穂乃果「まあさ、頭の中じゃ出てくるよ。急に言うから困るんだよ」
絵里「急じゃなければノープロブレム?」
穂乃果「今からまんこって言いますよって前置いてから言って」
真姫「うん?」
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:38:04.49 ID:8H303QNQ0
絵里「じゃあ今からまんこって言うわよ」
真姫「ええ?」
穂乃果「どうぞ」
真姫「ええ?」
絵里「まんことおまんこの違いについて語り合いましょうか」
真姫「何か違いある? それ」
絵里「全然違うじゃない」
穂乃果「医学的にはどう?」
真姫「イコールでしょ」
絵里「でも“お”を付けたほうがエロチックよね」
穂乃果「あー、わかる。まんこよりおまんこって言わせたいね」
絵里「でしょ? ほらぁ」
真姫「そのしてやったり顔が癪に障る」
穂乃果「どうどう」
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:39:08.30 ID:8H303QNQ0
絵里「もう世の中全てのものに“お”を付ければエロスに溢れるんじゃないかと思って」
真姫「普段そんな事考えて生きてるの?」
絵里「時々よ。でも真面目に」
穂乃果「じゃあおっぱいは?」
絵里「もう“お”って付いてるじゃない」
穂乃果「おお、確かにエロいね」
真姫「お尻」
絵里「尻っていうよりお尻って言ったほうがいいでしょ」
穂乃果「おお、ほんとだ」
絵里「1つね、私これは、と思って。お蛇口」
真姫「は?」
穂乃果「なんだかエロスに溢れてるね」
真姫「そうなのかしら」
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/09(水) 00:40:08.93 ID:8H303QNQ0
穂乃果「不思議だね」
絵里「不思議よね」
真姫「まあ……お上品な感じと性とのギャップがエロスに変わるんでしょうね」
穂乃果「さすが、冷静な分析」
真姫「適当に言っただけだけど」
絵里「私雑誌でね、自分の性器にニックネームをつけてあげましょうっていう記事読んだのよ」
穂乃果「それ書いたの多分絵里ちゃんの仲間だよ、エロ星人の」
真姫「LOVE星人からエロ星人」
穂乃果「格上げだね」
真姫「格上がったの?」
穂乃果「愛の先にエッチがあるからね」
真姫「H、I、J、Kよ」
絵里「あらお上手」
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/09(水) 00:42:34.02 ID:8H303QNQ0
エロ星人名言集
絵里「アワビ食べたら共食い」
続く
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/09(水) 01:07:46.04 ID:jNha6GlXO
生々しくなってきました
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/09(水) 15:28:02.39 ID:KxfyXSLzO
もはや賢さのかけらもない
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/13(日) 01:20:29.06 ID:/2JztGCIO
続け!
241 :
>>1
[sage]:2018/05/15(火) 09:51:33.96 ID:Y3d4O93w0
今週ちょっと忙しいのでしばらく更新できません
すみません
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/15(火) 16:25:36.01 ID:H1OjEg1NO
待っとります
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/17(木) 12:05:54.62 ID:56qv/P9SO
農家をやっとります
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/21(月) 00:53:59.88 ID:XM4LzqZGO
週変わったぞ
245 :
>>1
[sage]:2018/05/28(月) 01:51:09.04 ID:bKJA6CYv0
生きてます。性の事なんでどこまで突っ込んでいいやら迷ってます。きっと明日には
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/28(月) 04:49:13.43 ID:6p9/5gc4O
明日って今さ
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:32:48.01 ID:U+kAcCUq0
穂乃果「座布団1枚」
真姫「で、まさかその通りニックネーム付けてるわけ?」
絵里「命名日はまだ」
穂乃果「じゃあそれ私が決めていいってこと?」
絵里「穂乃果には頼まないわよ」
穂乃果「私のネーミングセンス信じて?」
絵里「信じられる?」
真姫「ちょっと無理ね」
絵里「西木野大先生もこう言っているわ」
穂乃果「え〜、一回聞いてみてから決めようよ」
絵里「ならいくつか候補を出してみて?」
穂乃果「じゃあね、絵里ちゃん的には最初に“お”って付いてた方がいいわけでしょ?」
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:34:52.66 ID:U+kAcCUq0
絵里「エロスと愛嬌を両立してほしいわね」
穂乃果「もう『おまた』とかでいいんじゃない?」
真姫「いきなり投げやりね」
絵里「何のひねりもないわ」
穂乃果「ああ言ったけど急にめんどくさくなってきちゃった。でもこれ以上ないよね?」
絵里「確かにそうかもしれないけれど、『おまた』だと股間全体を指しているわけじゃない?」
穂乃果「その通りでございますね」
絵里「もっと穴の部分にフォーカスしてほしいの」
真姫「ちょっと言ってることの意味がわからない」
穂乃果「わかるけどわかんないね」
絵里「まんこの部分に注目しましょうよってこと」
真姫「言い直さなくてもいいのよ」
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:36:02.46 ID:U+kAcCUq0
絵里「わからないって言うから」
真姫「恥じらいを持ちなさい」
絵里「私ね、その考えがよくないと思うの」
穂乃果「ふぅん?」
絵里「恥ずかしいと思うから恥ずかしいの。卑猥だと思うから卑猥なのよ」
真姫「ただのトードロジーじゃない」
穂乃果「なんて?」
真姫「要するに言葉遊びでしょ」
絵里「でもこれって真理よ」
穂乃果「ん〜?」
絵里「いい? まんこは卑猥?」
真姫「一般的には」
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:42:45.59 ID:U+kAcCUq0
絵里「違うの、真姫。何もわかってないわね」
穂乃果「お勉強ばっかしたってダメなんだよ真姫ちゃん」
真姫「穂乃果の立ち位置はなんなのよ」
絵里「いい? おまんこは卑猥よ。普段から連呼していたら品性を疑うわね」
真姫「それが今の私の気分なのよ?」
絵里「だからまんことおまんこは違うって言ってるでしょ。私はこれを声を大にして言いたい」
真姫「結局その違いは何?」
絵里「濡れているか否かね」
穂乃果「なんとなくわかった」
真姫「本気で?」
穂乃果「まあ、なんとなく」
絵里「濡れているおまんこは卑猥でいいの。エロスがあって然るべきね」
真姫「然るべき?」
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:47:45.99 ID:U+kAcCUq0
絵里「然るべきなの。おわかり? じゃあここで1つ尋ねるわよ。乾いたまんこは卑猥かしら?」
真姫「いや乾いた……って」
絵里「卑猥なの?」
穂乃果「卑猥じゃ、ない?」
絵里「もし卑猥だと感じるとしたら、まんこそのものを卑猥だと思っているからなのよね」
真姫「そういう無意識が良くないと」
絵里「その通りね」
真姫「ようやく掴めてきた気がするわ」
穂乃果「私もなんかもっともなこと言ってる気がしてきた」
絵里「ふふ、実際言っているのよ」
真姫「偉そうに」
絵里「だってちんこが許されてまんこが許されない道理は無いはずよね?」
真姫「前者も許されているわけではないわよ」
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/29(火) 00:49:09.51 ID:U+kAcCUq0
絵里「そりゃ勃起したちんこはダメよ。でも勃起していないちんこは許されるのよ。ダビデ像とか」
真姫「あれはそういう趣旨の彫像じゃないわけだし」
絵里「けど濡れてなくてもまんこがあったらアートにならないのよ。日本ではね」
穂乃果「まあ確かにちんことまんこじゃおんなじ扱いじゃないよね」
絵里「でしょ? でも本質的に勃起してないちんこと濡れてないまんこは同じはずなのに」
真姫「ていうか勃起勃起うるさいわよ」
絵里「なに恥ずかしがってるのよ。勃起なんてただの事象でしょ。そこに生殖を結びつけるかは個人の捉え方であって」
穂乃果「つまり真姫ちゃんの心が汚れてるんだね」
絵里「さもありなん」
真姫「っ、これだから酔っ払いは……」
穂乃果「酔ってないよ」
絵里「酔ってないわ」
真姫「酔っ払いは皆そう言うのよ」
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/29(火) 00:49:49.84 ID:U+kAcCUq0
彼女たちは至って真面目です。
続く
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/29(火) 00:57:54.99 ID:H7R0TY2AO
続いてくれてありがとう!
絵里ちゃんが言わんとしてることはよく分かる
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/29(火) 07:00:48.26 ID:7jHDL0dZO
なるほど、これは哲学だ
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/29(火) 18:55:12.76 ID:BGbDlgaxO
この三人の卑談とか絶対エロいはずなのに…なんだろう…
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/05/29(火) 23:32:38.38 ID:luKzY8SW0
続いてくれ
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:33:57.84 ID:qNZLIKxQ0
穂乃果「真姫ちゃん酔ってないの?」
絵里「足りてないんじゃない?」
真姫「頭痛くなってきたわ」
穂乃果「まあ目の前でまんこまんこ言われたらね」
絵里「だからまんこそのものに罪はないって何度も言ってるでしょ? 所詮は体の一部よ」
穂乃果「でもまんこって言っちゃダメですよって教えられながら育ってきたんだよ我々は」
絵里「それがね、全ての元凶な気がするわ。ひたすら隠そうとするじゃない?」
真姫「確かに教えもせず話題にもせず臭いものには蓋をしようとするきらいはあるわね」
穂乃果「まあフローラルな香りはしないし」
真姫「ものの例えよ」
絵里「けど臭いものに蓋はその通りよね。皆、無意識的に抑圧されてる」
穂乃果「直接見えるとこにないのがいけないのかもしんないね」
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:39:17.51 ID:qNZLIKxQ0
真姫「体の構造の問題?」
穂乃果「どうなってるかよくわかんないもん」
絵里「核心を突いてるかも」
穂乃果「海未ちゃんなんか、おしっこと血が出るとこの違いが最近までわかんなかったって」
真姫「自分の体なのにそれじゃあ困るでしょう」
穂乃果「見ようと思わなきゃ見えないからしょうがない気もするけどね」
絵里「男性ときたら表に出てるのに」
穂乃果「だからったって見やすいとこにあっても困るよ、ぶっちゃけグロいもん」
真姫「そう? あんなものでしょ」
穂乃果「真姫ちゃんは肝が据わってるんだよ。変なところで」
真姫「変なところで肝が据わってる?」
穂乃果「ちょっと中心からずれたところで」
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:43:04.73 ID:qNZLIKxQ0
絵里「初めてちゃんと見た時どう思った?」
真姫「私?」
絵里「私」
真姫「そうね……入り組んでるなって思った気がする」
穂乃果「感想が薄いよ」
絵里「もうその感想は医学的興味で見たうえで来てるわよね」
真姫「近いわね」
絵里「ここが大陰唇で、ここが小陰唇でっていう風に?」
真姫「そんな感じ」
穂乃果「肝が据わってんだよやっぱ。私衝撃だったもん。中学の時、鏡使って見てみたんだけど、え!? こんなんなってんの!? って思った」
絵里「結局性教育が悪いわね」
真姫「ついに教育に踏み込むの」
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:47:03.39 ID:qNZLIKxQ0
穂乃果「今日から絵里ちゃんは改革者って名乗ればいいと思う」
絵里「自分の体なのによくわからない公序良俗に反するものがついてるって悲劇じゃない。一生付き合っていくんだから」
真姫「頼んでもないのに血も出るわね」
絵里「だからね、可愛いあだ名でも付けてあげて、まんこイコールいけないものから脱却しましょうってことよ」
穂乃果「あー、そこに戻るんだ」
真姫「そういう論法だったのね」
絵里「ずっとそういう話をしていたのよ?」
真姫「ついに正気を失ったのかと思ってたわ」
穂乃果「世の中の粘膜が好きすぎてね」
絵里「不特定多数の粘膜が好きなわけじゃないから」
穂乃果「結局あだ名はつけるの?」
絵里「それはただの手段だから、要するに自分の体を愛せればいいのよ。愛さなきゃ愛されないの真姫」
真姫「唐突に愛を説き始めるのよ……」
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/30(水) 00:48:59.21 ID:qNZLIKxQ0
穂乃果「やっぱり根はLOVE星人なんだよ」
絵里「地球は愛で回っているの」
穂乃果「じゃあ最近どんなHした?」
絵里「気になる?」
穂乃果「そりゃもちろん」
絵里「欲しがるわね」
真姫「言いたいんでしょ。さっさと言いなさいよ」
穂乃果「あんまりひっぱるとガンガンハードル上がってくからね」
絵里「そう? 実はね、制服着てもらったの」
穂乃果「え、何の?」
絵里「高校の」
穂乃果「わーお」
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/30(水) 00:49:24.68 ID:qNZLIKxQ0
続く
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/30(水) 05:20:18.61 ID:MPvUp7uBO
俺ものぞえりのエッチ気になる
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/31(木) 08:37:57.91 ID:sZOD+lRhO
続けはよ!
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:36:13.00 ID:FwSKGvEl0
真姫「なんで? どういう流れでそうなるの?」
絵里「頼むのよ」
真姫「まあ希から言い出しはしないわよね……」
穂乃果「じゃあ絵里ちゃんが土下座して頼むわけね」
絵里「いや普通にちょっと着てみてくれない? って」
真姫「ちょっとじゃ済まないでしょ」
絵里「まあ最初は渋ってたわよね。けど今でも似合うはずだから、誰にも言わないからって説得するのよ」
穂乃果「今言っちゃってんじゃん」
絵里「あ、もちろんオフレコね。私から聞いたって言わないで」
真姫「絵里しか知らない話でしょ」
絵里「とりあえず熱燗でも頼むから、一気飲みして忘れましょ」
穂乃果「無茶苦茶言ってるよ」
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:38:42.01 ID:FwSKGvEl0
真姫「いいわよ、別に黙っておくから」
穂乃果「私も口硬いよ。触る?」
絵里「触んない」
穂乃果「んちゅぅぅぅ」
真姫「阿呆」
穂乃果「!?」
絵里「まあ結局向こうも満更でもなさそうだったし問題ないわ」
真姫「問題ない、かしら? いや、別に希がどうとかではなくてね?」
絵里「可愛かったからモーマンタイよ」
真姫「まあ……童顔よね。……セーフ?」
穂乃果「童顔セーフ」
絵里「セーフね」
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:40:52.47 ID:FwSKGvEl0
真姫「相変わらずマニアックなことしてるわ」
絵里「まあまあまあ」
真姫「そのためにわざわざ制服用意するなんてね」
絵里「いえ思い出の服だからって本人が持ってるのよ。引っ越した時にそれ見つけちゃって」
穂乃果「目聡いなぁ」
真姫「思い出汚すのはやめましょうよ」
絵里「そういう考え方はいけないわ。エッチしても思い出は汚されたりしないのよ?」
真姫「そうですか」
穂乃果「こういうのってコスプレ?」
絵里「コスプレじゃない?」
穂乃果「真姫ちゃんどうする?」
真姫「何を」
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:42:41.94 ID:FwSKGvEl0
穂乃果「こう、大好きな彼ピッピが制服着てくれって言ってきたら」
真姫「引く」
穂乃果「即答だよ」
絵里「でも?」
真姫「でも?」
絵里「でも」
真姫「デモもストも何も」
絵里「でもでも?」
真姫「引く」
穂乃果「けどなんだかんだで真姫ちゃんは聞きそうだよ」
真姫「待って」
絵里「拝み倒されたらすぐ折れそうよ」
穂乃果「何よ、こういうのがいいの? つって」
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:44:45.95 ID:FwSKGvEl0
絵里「ノリノリよね」
穂乃果「可愛いね、全然変わらないね、っつわれたら満更でもないでしょ」
真姫「……想像できるわね」
穂乃果「やっぱり」
絵里「一度やってみたらいいのよ。とても良かったわ」
穂乃果「とても良かった」
真姫「とても」
絵里「そう、とても」
穂乃果「ちょちょ、もうちょっと具体的に」
絵里「あのね、凄い燃えた」
穂乃果「もえたっていうのはバーニング的な意味で? アキバ的な意味で?」
絵里「バーニング的な意味よ。あ、でもアキバ的な萌えもあったかも」
穂乃果「ほうほう」
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 01:59:23.44 ID:FwSKGvEl0
真姫「アキバ的な萌えって私よくわからないんだけど要するに何?」
絵里「え? こう、はにかんだ笑顔とかにキュンとくるでしょ?」
真姫「くるでしょ? って言われても。まあそういうものなのね」
絵里「そうなのよ。でね、向こうも痴漢、いや痴女ってくらいにちょっと激しめにね」
穂乃果「ほー」
絵里「襲われて」
穂乃果「え? 絵里ちゃん襲われんの?」
絵里「いつもそうよ?」
穂乃果「あれ? 着せといて?」
絵里「え、何?」
穂乃果「待って、絵里ちゃんそん時何着てるの?」
絵里「普段着だけど」
穂乃果「え? おかしいな、私の理解を超えてる」
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 02:00:00.13 ID:FwSKGvEl0
絵里「私も制服とは言ってないでしょ」
穂乃果「そうだっけ?」
真姫「確かにそうね」
穂乃果「いや、てっきり会長副会長プレイをしてるもんだと。そんで着せたら脱がすとこまでセットかなって思ってたんだけど」
絵里「マニアックなこと考えるのね」
穂乃果「絵里ちゃんにだけはそれ言われたくなかったな」
真姫「そもそも会長副会長プレイって何」
穂乃果「えー、そりゃ『副会長、仕事が遅れてるわよ。これはお仕置きが必要ね』みたいな?」
絵里「漫画の読みすぎよ」
穂乃果「急に噛み合わないね」
絵里「噛み合わないわね」
穂乃果「ね」
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 02:02:30.41 ID:FwSKGvEl0
絵里「だいたい私、元からあの制服似合ってなかったからいいでしょ」
穂乃果「んなこたぁないよ」
真姫「人に着せといてよくそんなこと言えるわね」
絵里「私だけ浮いてた自覚があったもの」
穂乃果「んなこたないよ。言わせたいだけでしょ」
絵里「違うって」
穂乃果「バッチリ着こなしてたよ。ねえ? 浮いてたのはある意味そうかもしんないけど」
真姫「あれはオンリーワンの存在感を放ってたって言うのよ」
絵里「ほら、バカにして」
真姫「早とちりしないでよ」
穂乃果「あ、じゃあ先生と生徒プレイ?」
絵里「何それ、その考え方はなかったわ……」
穂乃果「絵里ちゃんに引かれるのはショックだなぁ」
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/02(土) 02:06:05.09 ID:FwSKGvEl0
絵里「違う違う、目からウロコだわ」
真姫「余計なこと言ったっぽいわ穂乃果」
絵里「私はただ着てもらっただけでそれを最大限活用できていなかったのね」
穂乃果「え? まあそういうこと、かな?」
絵里「いや流石だわ穂乃果」
穂乃果「もっと褒めてもいいよ?」
真姫「無理に活用する必要もないわよね」
絵里「何もわかってないわね真姫」
真姫「逆に絵里は何をわかっているっていうの?」
絵里「毎回毎回できるものでもないし、私はその貴重なチャンスを無駄にしてしまったのよ?」
穂乃果「性への探究心が凄いよね」
真姫「他のことに向ければいいのに」
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/02(土) 02:09:09.92 ID:FwSKGvEl0
穂乃果ちゃんバリタチ、絵里ちゃんリバネコでお送りします
続く
276 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/02(土) 08:28:39.13 ID:MRmroK3Q0
絢瀬絵里は受け!!!
俺も穂乃果ちゃんと全く同じ想像してたわ・・・
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/02(土) 12:29:20.79 ID:5WFIYPDPO
襲われてるとこ詳しく
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/06/02(土) 17:33:52.68 ID:1ZWDOnpd0
続け!
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/04(月) 01:00:36.18 ID:LONbmtDr0
絵里「これは近いうちにリベンジが必要ね」
穂乃果「どうせなんだし絵里ちゃんも一緒に着なよ。そんで会長副会長プレイやってほしい」
絵里「だから私は似合わないからいいのよ」
穂乃果「じゃあじゃあ、制服じゃなくてもいいよ。よくドンキで売ってるじゃん?」
絵里「売ってるの?」
穂乃果「売ってるよ。ねえ?」
真姫「私わかんない」
穂乃果「そう? ナース服とかさ。あ、アイドルの衣装みたいなのも」
絵里「私もしないとダメなの?」
真姫「そのうち希だって、ウチばっかじゃ卑怯やんって言い出すに違いないわ」
穂乃果「ほら、真姫ちゃんの中の希ちゃんもこう言ってるよ」
絵里「本当に似たようなこと言ってたのよね」
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/04(月) 01:08:31.49 ID:LONbmtDr0
穂乃果「凄いね、見てたの?」
真姫「カードが教えてくれるのよ」
絵里「希ね、えりちもそのうち〜、みたいなこと言うのよ」
穂乃果「じゃあそしたらやんないと」
絵里「でも私は持ってきてないし。そうだ、穂乃果もやりましょうよ」
穂乃果「ええ〜? なんで私?」
絵里「会長副会長プレイ自分でやったらいいじゃない」
真姫「こっちの会長は怒られっぱなしだったけど」
絵里「でも夜は、っていう設定でね」
穂乃果「ほんと何言ってんの」
絵里「海未も喜ぶはずだわ」
穂乃果「コスプレで? 喜ぶのかな」
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/04(月) 01:11:49.99 ID:LONbmtDr0
絵里「経験者が言ってるのだから信じて」
穂乃果「海未ちゃんも絵里ちゃんも別の方に突き抜けてんだもん、一緒にできないよ。それ私が着替える意味あるの?」
絵里「別に着させる側でもいいけど。興味ない?」
穂乃果「んー……興味ね。そんなにしたいとは思わないけど、まあオトノキの制服なら私も海未ちゃんもまだ家にあると思うよ?」
絵里「それを有効活用しましょ」
穂乃果「でもそれ持ち出すの難しくない? 何に使うのって聞かれていやちょっとエッチのときにって説明できないよ?」
絵里「それは確かに難しいわね」
穂乃果「でしょ、ほら」
絵里「あ、なら学祭で使うからって言っておけばいいのよ」
穂乃果「悪知恵だけは働くね」
絵里「褒めても何も出ないわよ」
穂乃果「お金ちょうだいよ」
絵里「あげない」
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/04(月) 01:14:24.90 ID:LONbmtDr0
穂乃果「ケチ〜」
絵里「じゃあ本当にやったらあげるわ」
穂乃果「制服エッチ?」
絵里「そうそう」
真姫「やけに推すのね」
絵里「この気持ちをシェアしたいの」
穂乃果「そこまで言うなら? えー、でもなぁ」
絵里「何が嫌なのよー」
穂乃果「嫌っていうか、やっぱ近所の子にあげたって言ってたかもしんない。それにオトノキってブレザーでしょ?」
真姫「そうね」
穂乃果「中学はセーラー服だったのね。どっちかっていうとそっちの方が見たいかなぁ」
絵里「あら、いいじゃないセーラー服」
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/04(月) 01:35:54.87 ID:LONbmtDr0
穂乃果「あー、セーラー服なんて懐かしいね、ポエムとか隠れて書いてて」
絵里「そこから園田大先生のキャリアがスタートしたわけね」
真姫「まだ可愛かった頃?」
穂乃果「まだって真姫ちゃん失礼だよ、ちょっと。おこだよ私」
真姫「なんだかそんなこと自分でさっき言ってたじゃない」
穂乃果「あれ、そうだっけ? あーそうかも、ごめん」
絵里「じゃあもうセーラー服で決定よ、あの頃に戻りたくない?」
穂乃果「ちょっと着てもらいたくなってきたな」
真姫「あらあら」
絵里「その意気よ、穂乃果」
穂乃果「どうやってお願いしたらいいの?」
絵里「溢れるリビドーをぶつけるの」
真姫「なんて無責任」
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/04(月) 01:39:05.96 ID:LONbmtDr0
穂乃果「全然イケる絵が見えない」
絵里「イヤイヤ言ってても事が始まればこっちの勝ちなのよ、穂乃果がいつも通り強引にいけばすぐ折れるわ」
穂乃果「え? いつも私強引なの?」
絵里「そうかそうじゃないかで言ったら、そうよね?」
真姫「押して押して、一旦ちょっと引くところが上手いと思うわ」
穂乃果「人をその気にさせるのがお上手だねぇ。え、なんかイケる気がしてきた」
絵里「そうよ穂乃果、やったりなさい」
真姫「単純ね……。今更悪いけど中学校の制服なんてあなた着られる?」
絵里「私のことは別にいいじゃない」
穂乃果「絵里ちゃんがセーラー服なんて着てたらコスプレ感すごそうだね」
絵里「どうせ私は老け顔よ」
穂乃果「そこまで言ってないよ」
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/04(月) 01:50:43.85 ID:LONbmtDr0
真姫「意味深な言い方だったわよね?」
穂乃果「ちょっと真姫ちゃんまで」
絵里「じゃあ穂乃果は?」
穂乃果「私は年相応じゃない? あ、こないだコンビニで年確されたからまだ十代だよ」
真姫「そっちじゃなくて」
穂乃果「制服着る方? いやー、今更JCの格好は抵抗あるかな〜。気持ちは17歳だけど私もコスプレ感出ちゃうね」
真姫「なら海未だってそうよ?」
絵里「でもその非日常感がスパイスになるのよ」
穂乃果「まあJC感出ちゃったらそっちの方が大問題だね。そもそもまだ持ってんのかな、それも多分あげちゃった気がする」
絵里「じゃあ買ったら?」
穂乃果「ま、ドンキ探せば多分あるよね」
真姫「わざわざ買うの?」
穂乃果「必要になったら貸そっか?」
286 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/04(月) 01:51:14.04 ID:LONbmtDr0
終わんない
続く
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/04(月) 08:37:55.76 ID:MgNS0fC9o
エンドレス飲み会で良いぞ
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/06/04(月) 23:09:15.29 ID:mZD3qGYf0
いちいちおもろいな
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/05(火) 00:52:25.54 ID:Kd9baLno0
真姫「必要になることあるかしら」
絵里「意外と近い内にあるかもしれないわよ?」
真姫「必要になっても、そんなの実際着るかどうかは……」
穂乃果「いや私真姫ちゃんなら頷かす自信ちょっとあるよ」
真姫「人を簡単な女みたいに」
絵里「こういう悪い人が世の中たくさんいるから、真姫は騙されちゃったらダメよ?」
真姫「今だって悪い人に両側囲まれてるんだから慣れてるわ」
絵里「え? もう1人誰?」
穂乃果「そこの金髪だよ」
絵里「え、誰? やだやだ、怖い」
穂乃果「そこまで知らんぷりできる方が怖いって」
絵里「あのね、善良な一般市民捕まえておいて悪人呼ばわりはないでしょうよ」
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/05(火) 00:53:24.48 ID:Kd9baLno0
真姫「要するに彼女に高校の制服着させて喜ぶ変態じゃないの」
絵里「要しすぎよね」
真姫「それ以上でもそれ以下でもないでしょ」
絵里「確かに一文にまとめるとそうなるけれど、そうなるけれどね?」
穂乃果「今度絵里ちゃんの連絡先聞かれたら私そう言っとくよ、彼女にコスプレさせて喜ぶ変態だけどいい? って」
絵里「じゃあ穂乃果はどうなの?」
穂乃果「私はまだやってないし、悪人呼ばわりされても別に否定とかしてないし?」
絵里「否みなさいよ!」
穂乃果「訳わかんないキレ方しないでよ!」
真姫「醜い争いね」
絵里「まーきー」
穂乃果「真姫ちゃぁ〜ん」
真姫「ぐえ」
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/05(火) 00:54:03.29 ID:Kd9baLno0
穂乃果「いいじゃん、絵里ちゃんも私も悪人ってことにしといたら挟まれてる真姫ちゃんも悪人になるからさ」
真姫「まーたそんなこと言って」
絵里「やだ、もしかして穂乃果って天才?」
穂乃果「今気づいた? オセロ理論ね、便利だよ真姫ちゃん。何でも使える」
真姫「まあ私のことは置いておいて、海未が簡単に言いくるめられるとは思えないけど」
絵里「なんだかんだ言って、海未って穂乃果には甘いわよ」
穂乃果「一応ね、真姫ちゃんの知らない海未ちゃんを私は知ってるからさ」
真姫「じゃあ現物を見た時、海未はなんて言うと思う?」
穂乃果「簡単だよ。『何のためにこんなもの買ったんですか』、だね」
絵里「穂乃果は、『海未ちゃんに着て欲しくて』、と答えるの」
穂乃果「そうしたら海未ちゃんは、『何を考えているんですか、節約しろと言っているのにこんなしょうもないものを買って』……あー、ダメだ般若モード突入だよ、手がつけらんないよ」
真姫「計画頓挫してるじゃない」
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/05(火) 00:57:04.98 ID:Kd9baLno0
絵里「なら、怒ってても可愛いのはズルいって伝えるのよ」
穂乃果「火に油注がない?」
絵里「ならないならない、そこからいい感じの雰囲気になるわ」
穂乃果「そりゃのんちゃんは怒ってても可愛げあるけど、海未ちゃん怒ったらほんとに怖いんだって。地震雷火事海未ちゃんっていうのは有名な話だよ」
真姫「そんな極めてローカルな話は私知らないのよ」
穂乃果「実は私何回か殺されてるからね」
真姫「早く成仏して」
絵里「でも穂乃果はなだめ方まで知ってるでしょ? 伊達に何回も怒られてるわけじゃないわ」
穂乃果「もうそうなったらほっとくしかないよ〜、触らぬ海未ちゃんに祟りなしだよね」
絵里「じゃあほとぼりが冷めた頃に上目遣いでさっきはごめんねって謝るじゃない?」
真姫「上目遣いで?」
絵里「大事なところよ」
穂乃果「からの?」
293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/05(火) 01:00:02.16 ID:Kd9baLno0
絵里「海未ちゃんなら絶対似合うはずって思って思わず買っちゃったの、と」
穂乃果「からの?」
絵里「昔のことを思い出しちゃって、あの頃から海未ちゃんは誰よりも可愛かったね、と」
穂乃果「からの?」
絵里「もちろん恥ずかしいと感じる気持ちはわかるよ、と」
穂乃果「からの?」
絵里「でもその恥ずかしさがそそるの、と」
穂乃果「ぶち壊しだよ」
真姫「それで言うこと聞いた希が心配になるんだけど」
絵里「待って、希の評価が下がるのは私の本望ではないわ」
穂乃果「希ちゃんは……まあその辺ノリがいいっぽいからね」
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/05(火) 01:00:50.37 ID:Kd9baLno0
かれこれ6万字くらい書いてるんですけどこれって長編に入るのかな
つづく
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/05(火) 01:03:42.67 ID:0xKhxGVko
呆れながらも付き合ってくれそう感わかる
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/06(水) 18:36:48.32 ID:OmBHsz6DO
大長編になってもええんやで
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/07(木) 01:28:56.42 ID:vXwij/as0
真姫「でも希に通じても海未には無理よね」
穂乃果「希ちゃんは何言ってもえりちはしゃーないなぁ、つって乗ってくれそうだけど海未ちゃんそうなんないもん」
絵里「勝手に私達のプライベートなやり取りを想像しないで」
穂乃果「だって勝手に色々ヒントくれるし」
絵里「別に希に対してあんな風に言ったわけじゃないのよ?」
穂乃果「希ちゃんはこれでイケたから海未ちゃんもこれでイケるっしょくらいの感じだったじゃん」
真姫「希、私は恥ずかしい方がそそるの」
穂乃果「もー、えりちはしゃーないなぁ」
絵里「そうなる前に察してくれるわ」
穂乃果「ツーカーだねぇ」
真姫「お熱いこと」
絵里「まあ海未はわからないけど、希はやっと扱い方がわかってきたもの」
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/07(木) 01:30:43.74 ID:vXwij/as0
穂乃果「へー、どうやるの?」
絵里「そうねぇ、簡単なのは選択肢を用意すること?」
真姫「これかこれって?」
絵里「そうそう」
穂乃果「じゃあブレザーかセーラー服、どっちか着てって頼むわけだ」
絵里「そんな感じ。もうそしたらどっちかやるから。家事もそう」
穂乃果「その辺はなんかルール決めてたよね?」
絵里「マイペース過ぎてなかなかやらないから。私はすぐやってほしいの。挙げ句えりち勝手にやっちゃうから、じゃないでしょ」
穂乃果「でも絵里ちゃんやっちゃうんでしょ?」
絵里「やっちゃうのよねぇ」
真姫「やっちゃうからダメなんじゃない」
絵里「私もそれ気づいたの。だから例えば掃除か洗濯、どっちかお願いっていう風に頼むじゃない? そしたら掃除やるって言うならじゃあ何時までにやってねってところまでセット」
穂乃果「セットなんだ」
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/07(木) 01:32:13.67 ID:vXwij/as0
絵里「2択か3択くらいにして期限を区切る、これ」
真姫「上手いことコントロールしてるわね」
穂乃果「と、思わされてるだけかもよ?」
真姫「否めないわね」
絵里「否めないの?」
真姫「いつも手のひらで転がされてるイメージなのよね」
穂乃果「否めないねぇ」
絵里「けどこうでもしないといつまで経ってもやらないのよ? それ言うと今やろうと思ったって言うじゃない?」
穂乃果「希ちゃんの気持ちはよくわかるよ。ほんとに今やろうと思ったんだよ」
絵里「海未の苦労がよくわかるわ」
穂乃果「絵里ちゃんもお母さんに近いねもう」
絵里「そうかも」
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/07(木) 01:33:38.25 ID:vXwij/as0
真姫「二人暮らしも大変ね」
絵里「そうよねぇ、結局赤の他人だから色々すり合わすのがなかなか」
穂乃果「あーでも、そういう事言うとまた真姫ちゃんが恋愛面倒くさい症候群になっちゃうから」
絵里「なんですって、誤解しないで真姫」
真姫「何も誤解してないわよ」
穂乃果「いいとこアピールしてかないと。絵里ちゃん惚気けてくれても良いんだよ?」
絵里「え、惚気けていいの?」
穂乃果「絵里ちゃんが惚気ることで、真姫ちゃんがじゃあちょっと私も恋してみようかって気分になるからね」
真姫「別に止めはしないけどそうなるかは約束しないわ」
穂乃果「じゃあ絵里ちゃんとびっきりのを」
絵里「とびっきりの? いい? 言っても」
穂乃果「いいよいいよ、ジャンジャンいこ」
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/07(木) 01:34:47.08 ID:vXwij/as0
絵里「とは言っても前に話したことも多い気がするわね」
穂乃果「えー、春の新作ないの?」
絵里「惚気けてくださいと言われて惚気るのは意外と難しいのよ」
穂乃果「じゃあさ、ほら、いってらっしゃいのチュウしてるとか言ってなかった?」
絵里「ええ、当然するわよ」
真姫「当然?」
絵里「当たり前過ぎて惚気けの内に入ってなかったわ」
穂乃果「ラブラブしてんねぇ!」
真姫「人の惚気けで穂乃果のテンションが上がるのが私不思議なのよ」
穂乃果「えー、だって出てくる人皆ハッピーなんだよ? 誰もアンハッピーにならないじゃん」
真姫「まあ確かにそうかも」
穂乃果「人の惚気話キライって人いるけど私あっちの方がよくわかんない」
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/07(木) 01:36:54.84 ID:vXwij/as0
絵里「そろそろ続けていい?」
穂乃果「どうぞぞうぞ」
絵里「私出かける時は玄関までついて着てくれるのよ。じゃなきゃ呼ぶ」
真姫「呼びつけてまで?」
絵里「チュウしたいでしょ。するとトテトテ着てくれるわけ!」
真姫「トテトテ」
穂乃果「どこ気になってんの?」
真姫「いや……可愛いわねと思って」
絵里「ね? 可愛いでしょ?」
真姫「かわいい」
穂乃果「心こもってないよ真姫ちゃん」
絵里「あ、そうだ、いってらっしゃいのチュウをすると長生きできるらしいわよ?」
真姫「へえ、どうして?」
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/07(木) 01:37:50.59 ID:vXwij/as0
絵里「どうしてかは忘れちゃったけれど、こう、ホルモンがどうこうって話じゃない?」
穂乃果「お医者さんはやっぱそういうとこ気になるの?」
真姫「まあちょっと興味は。でもそういうのっていつまで続くのかしら」
絵里「……」
穂乃果「やっぱり肝が据わってんだよね」
真姫「……ごめんなさい、純粋に疑問だったの」
穂乃果「じゃあしょうがないね」
絵里「しょうがない……わね。どうせお酒の席での会話なんて明日になったら忘れてるわ」
穂乃果「で、いつまで続くの?」
絵里「聞くのそれ」
穂乃果「この際だから」
絵里「まあ、多分お互い飽きるまでよ」
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/07(木) 01:39:16.31 ID:vXwij/as0
tuduku
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/07(木) 08:34:16.90 ID:sFGErG2TO
朝まで聞きたい惚気話
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/08(金) 01:11:49.02 ID:VIMA9ROyO
続け!
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/11(月) 01:09:26.18 ID:+wGCZI1G0
穂乃果「絵里ちゃん飽きないでよー」
絵里「飽きたくないわよ」
真姫「好きよね」
絵里「チュウは大事なのよ真姫」
穂乃果「この前マスクしてるから風邪ひいたの? ってきいたらチューしすぎて唇腫れたつってたかんね」
真姫「いつまでもそのままの2人でいてほしいわ、切実に」
穂乃果「まいんちチュッチュしててほしいよね」
絵里「逆に聞くけれど毎日チュッチュしないの?」
穂乃果「まいんち会ってないもん」
絵里「じゃあ毎日会えるならする?」
穂乃果「してもいいけど、そんなにバカップルじゃないからなぁ」
絵里「急にディスらないで」
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/11(月) 01:11:11.19 ID:+wGCZI1G0
穂乃果「褒めてんだよ、ね? ラブラブで羨ましいね。もう真姫ちゃんなんて絵里ちゃんみたいなアベックになりたくてしょうがないもん。ね!?」
真姫「え……まあ」
絵里「何? そうなの?」
真姫「そうなのよ」
穂乃果「私達は絵里ちゃんの背中を追っかけながら生きてきたからね。うん」
真姫「うん」
絵里「何よ急に」
穂乃果「他ない? 他」
絵里「他? もちろんあるわよ」
穂乃果「さすが期待を裏切らないね」
絵里「そうね、希ったらよくお土産を買ってくるのよ」
真姫「何度も聞いたことあるわ」
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/11(月) 01:14:16.72 ID:+wGCZI1G0
絵里「ならもう一回聞いて」
穂乃果「言ってやろう絵里ちゃん!」
真姫「まあそんなに言いたいなら……」
絵里「聞きたいでしょ? お土産をね、帰りにちょっと色々買ってくるのよ」
穂乃果「直近のお土産なに?」
絵里「直近? たい焼きかしらね」
穂乃果「あ〜、最近食べてないね」
絵里「ね? そういうものを『美味しそうやから買ってきてん〜、一緒に食べよ〜』って持ってくるのよ」
穂乃果「いいね〜、愛されてるよ〜」
絵里「そうなのよ、愛されてるって感じがするのよ」
真姫「そうね、愛されてるわね」
絵里「ね? ね? でしょ?」
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/11(月) 01:15:43.02 ID:7q0jyQ10O
良いですわね〜
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/11(月) 01:16:42.04 ID:+wGCZI1G0
真姫「ラブラブよ」
絵里「そしたら、今度は希がぬいぐるみに話しかけてたことがあって」
真姫「それも聞いたことある」
絵里「ならもう一度聞きなさい」
真姫「あ、はい」
穂乃果「最初のとこだけ聞くと相当キテる話ね」
絵里「もう私も火星と交信してるのかと思ったんだけれど」
穂乃果「えりち好き好き愛してるってぬいぐるみに話しかけてたんでしょ?」
絵里「なんでそれ穂乃果が言っちゃうの?」
穂乃果「え、ごめん。我慢できなかった」
絵里「どうして? 我慢して?」
穂乃果「あ、そうだあれだと思ったら我慢できなかったの。そういうとこあるね、私」
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/11(月) 01:22:59.61 ID:+wGCZI1G0
絵里「そういうとこあるわよ。反省して」
穂乃果「反省した」
真姫「過去形?」
穂乃果「私過去は振り返らないの」
絵里「時々でいいから振り返って?」
穂乃果「まあ時々でいいならね」
真姫「いいのかしらね」
絵里「で、どこまで話した?」
穂乃果「好き好き愛してるのとこまでだよ」
絵里「あ、そうよ。穂乃果が取っちゃうから」
穂乃果「ごめんごめん、そんなに言いたいとこだとは思わなかったよ」
絵里「もう、ちゃんと聞いて? どうも私が来てたのに気づいてなかったみたいなのよ。だからね、そういうことは直接伝えてくれればいいのにって言ったら、変な奇声あげてトイレに閉じこもっちゃって」
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/11(月) 01:24:39.77 ID:+wGCZI1G0
真姫「まあそんな現場を見られたらね」
穂乃果「奇声ってどんな感じだっけ?」
絵里「ほぁっ! みたいな」
穂乃果「ほあっ!」
絵里「違う、ほぁっ!」
穂乃果「真姫ちゃんも一緒に?」
絵里「ほぁっ!」
真姫「ほあ? ほ、ほぁ……これどうやって発音するの」
穂乃果「難しいよね」
真姫「きっと私達にはスピリチュアルが足らないのよ」
絵里「でもあんなに恥ずかしがらなくたっていいじゃないの。ねぇ?」
真姫「皆が皆愛の星で生まれたわけじゃないのよ絵里」
絵里「そうなの? でもそんなところが可愛いのよね。私はその10倍伝えてやったわ」
真姫「疲れるわね……」
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/11(月) 01:26:23.74 ID:+wGCZI1G0
ついこの前真姫ちゃんの誕生日が来たと思ったら希ちゃんの誕生日も来てるじゃないですかやだー
希ちゃん誕生日おめでとう
続く
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/11(月) 02:04:11.63 ID:gGrDoi52O
更新おつおつ
まだまだ続け
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/11(月) 14:33:36.08 ID:0lgOUdKho
なにこれ頭おかしい(ほめ言葉)
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/11(月) 19:30:15.03 ID:NzgtHBZy0
気づいたら2ヶ月も駄弁ってる……
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/06/13(水) 23:50:49.49 ID:wrFsUF0o0
いいぞもっとやれ
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/16(土) 18:09:37.55 ID:z8eZKiBdO
まだ続くんだよな?
320 :
>>1
[sage]:2018/06/18(月) 12:04:34.73 ID:mJyc4xnl0
最近リアルに修羅場なのでちょっと忙しいです
続きはします
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/18(月) 18:06:26.72 ID:21uvCPmPO
続くなら安心
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/19(火) 00:24:36.59 ID:+FFWbOwm0
待ってるぞ!!!
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 01:14:33.07 ID:1NPwJj170
絵里「ちょっと〜、どこに疲れる要素があるっていうの?」
真姫「毎度毎度……まとめ方が……」
穂乃果「えー、いいじゃんね」
絵里「そうよねぇ」
穂乃果「真姫ちゃんもだんだん『私はその10倍伝えてやったわ、ドヤァ』が癖になってくるから」
絵里「待って、ドヤァなんて言ってないわ」
穂乃果「顔で言ってんだよね〜」
真姫「そこなのよね」
絵里「なら私はずっと神妙な顔をしていればいいわけ?」
穂乃果「ちょっと一回してみてよ」
絵里「どうして世界から争いはなくならないのかしら……」
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 01:15:50.74 ID:1NPwJj170
真姫「愛がまだ足りないんでしょうね」
穂乃果「そのまま真姫ちゃんが疲れない話」
真姫「頭痛いからお手柔らかに頼むわ絵里」
絵里「大丈夫……? お酒飲む……?」
真姫「やっぱり神妙な顔してればいいってもんじゃないわ」
絵里「何よ、神妙に心配したのに」
真姫「なら他の選択肢を用意して」
穂乃果「たしかにちょっと喉乾いてきた感はあるね」
絵里「じゃあ」
真姫「アルコールで喉は潤わないわよ」
絵里「まだ何も言ってない」
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 01:18:10.30 ID:1NPwJj170
穂乃果「まあどうせ次も行くんだし〜、とりあえずウーロン茶的なサムシング?」
絵里「ウーロン茶的なサムシングはそれきっとウーロン茶よ」
穂乃果「わかんないよ? ウーロン茶的なサムシングジュースがあるかも」
真姫「じゃあ私そのウーロン茶的なサムシングで」
穂乃果「よろしい」
絵里「えー、なら私何か甘めのサムシング」
穂乃果「絵里ちゃんそれ私選んでいいってことだよね?」
絵里「ダメ」
穂乃果「ダメじゃない! もう決めたから!」
絵里「早まるんじゃないわ穂乃果!」
真姫「うるさいうるさい」
穂乃果「店員さーん!」
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 01:27:57.65 ID:1NPwJj170
絵里「なにこれ」
穂乃果「生搾りシークヮーサワー」
真姫「なんて?」
絵里「サワーなの?」
穂乃果「気持ちはね」
絵里「気持ちは大事ね、ええ。すっぱい……」
穂乃果「これで神妙な顔して」
絵里「じゃあ真姫が疲れない話、してあげるわ」
穂乃果「落ちがないやつ?」
真姫「いかにして愛を伝えたかとか、どれだけ希が愛らしいとか意外の終わり方して」
絵里「もうそれノロケじゃないわよ」
穂乃果「じゃあのんちゃん不思議エピソードちょうだい」
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 01:29:24.87 ID:1NPwJj170
真姫「余計疲れそうなんだけど」
穂乃果「私あの、ちょうちょ追っかけて道に迷った話好き」
絵里「本人はあれ迷ってないって言い張ってるわ。そうね、最近なら……」
穂乃果「やっぱあるんだ」
絵里「あるのよ。野生のサボテンを捕まえてきたの」
真姫「野生のサボテン?」
穂乃果「真姫ちゃんサボテンわかんない?」
真姫「それはわかるわよ」
絵里「こう、緑の、棘がある多肉植物よ」
真姫「だからわかるわよ、野生のって何よ」
絵里「まあどこかで買ってきたんでしょうけど、家に緑が欲しかったんですって。曰く悪い気を吸い取ってくれるらしいわよ?」
穂乃果「絵里ちゃんそれ信じてないね」
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 01:55:46.54 ID:1NPwJj170
絵里「まあ……希のことは一応信用してるけれど、その類はちょっと。だって悪い気吸い取るなら家の中全部緑にすればいいじゃない?」
真姫「その意見はわかるけれど、部屋の中全部緑だったらは気が狂うでしょうよ」
絵里「でもその前に運気のバランスがどうのこうのって言うの。何よバランスって。その釣り合いは一体どうやって決まるの? どうも納得いかないのよね」
穂乃果「まあ、そのうちいいことあったらサボテンのおかげだよ」
絵里「それくらいの気持ちで生きていく方がきっと楽なんでしょうね」
真姫「おそらく絵里の言う通りでしょうね」
穂乃果「細かいとこ気にしすぎなんだよ」
絵里「でもね、この先よ。同居人にこんなことされたら絶対気になるから」
穂乃果「こんなことって?」
絵里「まあね、私も野生に返してきなさいとは言えないし、ちゃんと世話するならいいと思ったのよ」
穂乃果「希ちゃんが毎朝水やってる絵って簡単に浮かぶね」
真姫「確かに」
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 01:56:29.15 ID:1NPwJj170
絵里「実は毎日じゃなくていいのよ、乾燥してきたらあげるんだって」
穂乃果「へぇ」
絵里「でもね、毎日話しかけてる」
穂乃果「サボテンに?」
絵里「サボテンによ」
真姫「そりゃ急にミニトマトが出てきたりはしないわよね」
穂乃果「まあまあ、そっか。え? サボテンに何話すの? 今日もいい天気やね〜って?」
絵里「そうなの、ちょうどそんな風。よくわかるわね」
穂乃果「今ね、希ちゃんの気が語りかけてくれた」
絵里「じゃあ他にもどんなこと話しかけてるかわかる?」
穂乃果「えりち好き好き愛してるじゃない?」
絵里「近いわよ」
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 01:57:10.14 ID:1NPwJj170
穂乃果「え? 近いんだ。適当に言ったのに」
絵里「いい線いってるわ」
穂乃果「真姫ちゃんなんだと思う?」
真姫「ならえりちのノロケじゃない?」
絵里「近いわね」
真姫「近いの?」
絵里「当たらずといえども遠からず」
穂乃果「え? 答えなに?」
絵里「“ありがとう”って言ってるの」
真姫「今まで近かった?」
絵里「ポジティブなこと、という意味で近いわ」
真姫「まあまあまあ……ありがとうって何に対する感謝?」
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 01:57:43.74 ID:1NPwJj170
穂乃果「あれだよ、生まれてきてくれたことにじゃない?」
絵里「なのかしらね。でも突然脈絡もなく感謝されるサボテンの身にもなるべきじゃない?」
穂乃果「たしかに急に褒められたりしたら、この後騙し取られるんじゃないかって不安になっちゃうかもしれないね」
真姫「サボテン側の気持ち考える必要ある?」
穂乃果「そりゃ絵里ちゃんの前世ってサボテンだからね」
真姫「この前は自動改札機だったわよ」
穂乃果「あれ? なんでそうなったんだっけ」
絵里「いや、どっちも違うわよ」
穂乃果「なんか切符が美味しそうみたいなこと言ってなかった? あ、先祖が自動改札機だっけ?」
絵里「私の家系、複雑ね」
穂乃果「自動改札機が4分の1?」
絵里「実は3の方なの」
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 02:07:36.71 ID:1NPwJj170
真姫「サボテンはどこ行ったのよ」
穂乃果「サボテンは前世ね」
絵里「窓の前に置いてあるわよ」
穂乃果「今度見に行ってもいい?」
絵里「もうちょっと待って。ポジティブな言葉を言ってると早く花が咲くねんって希が」
穂乃果「スピリチュアルだね」
真姫「確かに水が美味しくなるだとか雪の結晶が綺麗になるだとかも聞いたことあるわね」
穂乃果「へぇ〜、それ実践してるんだ」
絵里「実践と言うよりかは実験してるんでしょうけど」
穂乃果「結果、出るといいね」
真姫「本当に咲いたら面白いわね」
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/21(木) 02:08:16.84 ID:1NPwJj170
なんでサボテンの話してんだ?
続く
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/21(木) 02:33:44.12 ID:7Ijm9X1aO
不思議系のんちゃん可愛い
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/22(金) 02:59:59.02 ID:tkJKvDhs0
本題がすでに思い出せない
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/25(月) 22:32:15.47 ID:jrRmU7Sh0
続け!!!
337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/29(金) 07:07:46.90 ID:znNnMYmHO
来てないか…
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/07(土) 12:31:43.96 ID:w01Hg1tnO
三人とも酔いつぶれたか…
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/24(火) 00:57:48.85 ID:MwaG637/0
穂乃果「絵里ちゃんはそれやんないの? やろうよ」
絵里「間に合ってるわよ、私はサボテンに話しかけてる希に話しかけてるから」
穂乃果「ありがとうって?」
絵里「生まれてきてくれたことに感謝ね。感謝の心は大事よ」
穂乃果「大事だね」
真姫「突然脈絡もなく感謝される希の身にもなるべきじゃない?」
穂乃果「多分まーた変なこと言ってるよくらいにしか思われてないんじゃない」
絵里「人がしょっちゅう変なこと発言してるみたいに言ってくれるわね」
真姫「5割はそうかもね」
絵里「ならもう5割は良いこと言うわよね?」
穂乃果「良いこと言おうとして変なことになりがち」
絵里「ちょっと」
穂乃果「なんか響く言葉言ってよ」
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/24(火) 00:58:53.56 ID:MwaG637/0
絵里「え? 愛してる?」
穂乃果「愛してる」
真姫「だから何の確認なのよ」
絵里「そうだ、穂乃果もサボテン育ててみたらいいのよ」
穂乃果「急に私も?」
絵里「壁よりサボテンのほうが話しかけたらいくらか返事してくれそうじゃない?」
穂乃果「まあ確かにね、おはよーって言ったらオハヨッて返してくれそうな感はあるね」
真姫「サボテンの声って高いわね」
穂乃果「なんとなくだけど重低音ボイスではないと思う。でも私壁とおしゃべりしてサボテンともおしゃべりするの?」
絵里「毎日楽しそうで良いんじゃない?」
穂乃果「そりゃ楽しいよ。ねえ?」
真姫「羨ましい限りよ」
穂乃果「真姫ちゃん楽しくないの? 私なんかこの前窓と喧嘩したもんね。なんで閉まってんの!? さっき開けたじゃん!って」
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/24(火) 01:01:08.74 ID:MwaG637/0
真姫「それは自分で閉めたんでしょ」
穂乃果「わかんない、スピリチュアルかもしれないよ?」
絵里「突然記憶がなくなったのかもしれないわ」
穂乃果「あ、そっち」
真姫「突然記憶なくなるのもまずいでしょうよ」
穂乃果「あー、でもね、私5分より前の記憶ないかも」
真姫「よく今まで生きてこられたわね」
穂乃果「えー、じゃあさ、昨日の晩ごはんとかちゃんと覚えてる?」
絵里「それすら覚えてないの?」
穂乃果「私昨日なに食べたっけな」
絵里「砂糖水?」
穂乃果「何が悲しくてお夕飯に砂糖水すすらなきゃいけないの」
真姫「そんな食生活してるから記憶力なくなるのよ」
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/24(火) 01:01:48.53 ID:MwaG637/0
穂乃果「あの人の言うこと信じちゃダメだって」
絵里「Trust Me」
真姫「説得力」
穂乃果「でも間違ってないかも、冷蔵庫の中に何も無さすぎてジュースだけ飲んで寝る日とかあるよね?」
絵里「ない」
真姫「ありえない」
穂乃果「ごめん」
絵里「わかればいいのよ」
穂乃果「なんだかなぁ。真姫ちゃん昨日何食べた?」
真姫「私? サラダ」
穂乃果「ご飯とサラダ?」
真姫「サラダだけ」
穂乃果「サラダオンリー?」
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/24(火) 01:03:09.29 ID:MwaG637/0
真姫「最近ずっとそう」
穂乃果「食生活がほぼほぼウサギだねそれ」
絵里「ダイエット?」
穂乃果「真姫ちゃんは必要ないでしょ〜」
真姫「あのね、夜は野菜だけでいいって気づいたの」
穂乃果「絶対お腹減るよね?」
真姫「でも夜って寝るだけでしょ?」
穂乃果「むしろお腹減って寝れないって」
真姫「頑張って寝なさい」
穂乃果「そこ頑張らないといけないの?」
真姫「朝食をしっかり摂っていれば、夜はそんなにエネルギーは必要ないのよ。わかる?」
絵里「私はわかったわ、ちゃんと食べてないから性欲が薄いのよ」
穂乃果「にゃるほど」
真姫「あなた、すぐそこに結びつけるわね」
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/24(火) 01:04:29.03 ID:MwaG637/0
絵里「三大欲求だから通じてる部分はあると思うわ」
穂乃果「あ、今気づいたけどサラダオンリーって野菜ジュースだけ飲んで寝るのと変わらなくない?」
絵里「あら、さっきありえないなんて言っていたの誰だったかしら」
真姫「それとこれとは別物でしょう」
穂乃果「いや、野菜ジュース飲んで寝るのと変わんないもんね。一緒だよ」
真姫「野菜ジュースって言ったって、あんな砂糖水と比べないで」
絵里「手厳しいわね」
真姫「そういえば自動販売機って、あるでしょ?」
穂乃果「あるね」
真姫「まあ、あるのはいいのよ」
穂乃果「じゃあなんなの、自分で言ったんじゃん」
真姫「そうじゃないの、そこじゃなくて、品揃え」
穂乃果「西木野さんが最近意味わかんないものを発表するコーナー始まった?」
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/24(火) 01:05:24.20 ID:MwaG637/0
絵里「自動販売機の品揃えが意味わかんないの?」
穂乃果「もしかしてトマトジュースのバリエーションが足りてない?」
絵里「真姫ったら、血中のリコピン濃度が下がったら活動停止するものねぇ」
真姫「いいから聞きなさい」
穂乃果「あ、はい」
絵里「すみません」
真姫「あれってお水以外3種類しかないの異常だと思わない? でしょ」
穂乃果「3種類って、お茶と炭酸と、あとコーヒー? まあこんなもんじゃない?」
絵里「スポーツドリンクに、普通のジュースも入れたら?」
穂乃果「5種類あるよ真姫ちゃん」
真姫「違うわ、もっと単純よ。あなた達リコピン足りてないわね」
絵里「私達リコピンプアだったみたい」
穂乃果「カルシウムみたいな使い方しないでよ」
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/24(火) 01:06:49.99 ID:MwaG637/0
真姫「わかんないの? カフェインたっぷりか砂糖たっぷりか、もしくはその両方」
穂乃果「お茶は?」
真姫「お茶もカフェイン」
穂乃果「あ、そういう」
絵里「言われてみれば確かにね」
穂乃果「そんなの全然気にしたことなかったんだけど真姫ちゃん意識高すぎるよ」
真姫「たまになら良いだろうけど、でもカフェインと糖分取りすぎてる人多いでしょ? あんなの日常的に飲むもんじゃないわよ」
穂乃果「お? 絵里ちゃん?」
絵里「私は自己管理できてる方よ」
穂乃果「いやいや、絵里ちゃんも危なくなくなくない?」
絵里「なに、どっち」
穂乃果「コーヒーに砂糖入れるよね?」
絵里「多少はね」
真姫「別にコーヒーに砂糖を絶対入れるなとは言わないわよ。過ぎたるはなお、ね」
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/24(火) 01:11:03.54 ID:MwaG637/0
絵里「カフェイン中毒でもないし」
穂乃果「でもさ、前に『コンビニのコーヒーって結構美味しいのよね〜』つって頼んで」
絵里「まぁ……そんなことも言った気がする」
穂乃果「その後さ、置いてあるシュガー、掴み取りかって勢いでガバっと掴んで持ってったよね?」
真姫「絵里……」
絵里「あのねぇ」
穂乃果「いやもう私信じられないと思って、掴み取った砂糖全部入れんだもん。最後コップの底ザラザラになってんの、溶けきってないから」
真姫「糖尿病まっしぐらじゃないの、私ちゃんと言ったわよ」
絵里「待って、待って待って」
穂乃果「私あの後で店員さんに凄い謝ったんだよね」
真姫「節度は守りましょ?」
絵里「このトンデモ話信じるの真姫」
穂乃果「これも普段の行い」
絵里「腹立つわね」
穂乃果「まあまあまあ、お腹空いてきちゃったからイライラするんじゃない?」
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/24(火) 01:11:39.78 ID:MwaG637/0
もうちっとだけ続くんじゃ
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/24(火) 01:56:48.85 ID:/pOVWbFHO
久々でも安定のクオリティ
もっともっと続いても良いのよ
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 16:47:18.60 ID:VQCWzWyPO
はよ続いて
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/02(木) 00:23:29.27 ID:xOksHrZD0
絵里「誰のせいだと」
穂乃果「えー、だれー? こわ〜い」
絵里「ちょっとこっちきてよ、今ならまだデコピンで許してあげる」
穂乃果「やだよ、私の大事な脳細胞が死んじゃうよ」
絵里「ただでさえ少ないのにね」
穂乃果「あのさぁ……何が面白いの真姫ちゃん、ちょっと説明してよ」
真姫「私に飛び火するのはおかしいでしょ」
穂乃果「偏差値高いからってバカにしてー」
真姫「別に偏差値が全てじゃないから」
穂乃果「でもあれじゃん? あれ。100マス計算めちゃくちゃ早いんでしょ?」
真姫「ここで出てくるのが100マス計算って、あなた……他にもっとあるでしょう」
穂乃果「ごめん、偏差値低かった」
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/02(木) 00:24:11.77 ID:xOksHrZD0
真姫「逆にバカにしてるでしょ」
穂乃果「いやそんな恐れ多いって、もう偏差値低すぎて偏差値の意味がよくわかんないもん」
真姫「ただの数字にそんなに深い意味はないわよ」
穂乃果「お医者さんもわかんないじゃないの?」
真姫「別に調べたらすぐ出てくるんだからいいじゃないの」
穂乃果「あー真姫ちゃん今の発言は偏差値低いよ」
真姫「あのねぇ、だから、分布があるでしょ」
穂乃果「あるの?」
真姫「あるわよ。なくたってあるの」
穂乃果「強引すぎない? あ、それで私さっき何か言おうとしたんだけどなんだっけ」
真姫「知るわけないでしょ」
穂乃果「何か携帯で検索しようと思った瞬間何検索しようとしたか忘れる時ない?」
真姫「それ言いたかったの?」
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/02(木) 00:24:38.57 ID:xOksHrZD0
穂乃果「違うけど、とりあえず『今、何を検索しようとしたか』でググるよね」
絵里「わかる」
穂乃果「ね」
真姫「それで答えは見つかるの」
穂乃果「結局わかんないよね〜」
絵里「だからそれまでの自分の思考を辿ったりするわね」
穂乃果「ある〜。っていうのを海未ちゃんに話したら『すぐ機械に頼ろうとするのがいけないんです』つって辞書投げつけられたの」
真姫「激しいわね」
穂乃果「普段辞書なんて持ち歩いてるわけないじゃんね」
真姫「大学にいるわよ、紙の辞書持ち歩いてる人」
穂乃果「え、邪魔くさい」
真姫「本人が気にしてないなら別にいいでしょ」
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/02(木) 00:25:11.54 ID:xOksHrZD0
穂乃果「いいのかな」
真姫「さあ」
絵里「投げやりだわ」
穂乃果「私ね、真姫ちゃんに何か言おうとした気がするんだよねぇ」
真姫「どうせろくでもないから忘れてていいわよ?」
穂乃果「偏差値高いからバカにしてー」
真姫「そうなると話戻っちゃうから」
穂乃果「結局偏差値ってどういうことなの」
絵里「言ってやんなさい真姫」
真姫「あんまり調子に乗るんじゃないわよ絵里」
絵里「私に対して当たりが強いわね」
穂乃果「確かにさっきから偏差値真ん中あたりにいるからって調子乗ってるよね」
絵里「真ん中あたりで調子に乗れるわけないでしょ?」
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/02(木) 00:25:49.62 ID:xOksHrZD0
穂乃果「じゃあちょっと偏差値って説明してみてよ」
絵里「だから分布があって。こういう」
穂乃果「こういう」
絵里「平均のところが一番大きくて、偏差値50なのよ。そこからどれくらい離れてるかで決まるの」
穂乃果「合ってるの?」
真姫「まあ合ってる」
穂乃果「えー、なんか騙された気分」
絵里「これくらい私も知ってるわよ」
真姫「まあ本当の頭の良さって偏差値と関係ないとは日々感じるけどね」
穂乃果「感じちゃうんだ」
絵里「あぁん?」
真姫「はぁ?」
穂乃果「温度差が」
356 :
>>355まさかのミス
[saga]:2018/08/02(木) 00:27:52.20 ID:xOksHrZD0
穂乃果「じゃあちょっと偏差値って説明してみてよ」
絵里「だから分布があって。こういう」
穂乃果「こういう」
絵里「平均のところが一番大きくて、偏差値50なのよ。そこからどれくらい離れてるかで決まるの」
穂乃果「合ってるの?」
真姫「まあ合ってる」
穂乃果「えー、なんか騙された気分」
絵里「これくらい私も知ってるわよ」
真姫「まあ本当の頭の良さって偏差値と関係ないとは日々感じるけどね」
穂乃果「感じちゃうんだ」
絵里「あぁん♡」
真姫「はぁ?」
穂乃果「温度差が」
357 :
>>355まさかのミス
[saga]:2018/08/02(木) 00:29:46.80 ID:xOksHrZD0
絵里「やっぱり私に対してあたりが強いわ」
真姫「お黙り」
穂乃果「抑えて抑えて、素が出ちゃってるよ真姫ちゃん」
真姫「あら、ごめんなさい」
絵里「こんな子に育てた覚えはないわよ」
真姫「育てられた覚えもないわ」
穂乃果「昭和の少女漫画でしか聞かないよね、お黙りなんて」
絵里「どこで覚えてきたのかしら」
真姫「シャラップ」
穂乃果「そうだ、真姫ちゃんお腹すいてない!?」
真姫「な、何よ急に」
穂乃果「急に思い出したんだよ、さっき真姫ちゃんがサラダしか食べてないって言うから!」
真姫「どうしてそんなに勢いづいてるのよ」
358 :
>>355まさかのミス
[saga]:2018/08/02(木) 00:30:54.10 ID:xOksHrZD0
穂乃果「やっと思い出せたから嬉しいの! こう、喉に刺さってた魚の骨が取れたみたいな」
真姫「例えがよくわからない」
絵里「それを言うなら喉のつかえ」
穂乃果「要するに魚の骨でしょ? そういうことにしよ」
絵里「また海未に辞書投げつけられるわよ」
穂乃果「顔はやめてっ!」
真姫「普段何されてるのよ」
穂乃果「いやー、今日はちゃんと食べた? 食べないとおっきくなれないよ?」
真姫「心配してくれてありがたいけれど、もうそんなに」
穂乃果「え、そう?」
絵里「さっき私にもお腹空いてないか聞いてなかった? 自分が食べたいだけでしょう?」
穂乃果「絵里ちゃん……ほんとのこと言うのはよくない」
絵里「いいわよ別に気にしないわよ、好きなだけ召し上がって」
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/02(木) 00:31:21.96 ID:xOksHrZD0
続くのよ
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/02(木) 00:49:44.31 ID:SAo7N0UkO
続いたヒャッホイ!
?とハートで大分ニュアンスが変わるねw
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/02(木) 01:07:30.25 ID:d4GqeXd00
急にキレる絵里ちゃんは怖い
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/03(金) 01:19:38.07 ID:t50me/aO0
サークルとか何やってんのかな
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/15(水) 22:59:52.37 ID:uYIujrF5O
待ってる
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/28(火) 01:18:53.56 ID:vMkQamGd0
穂乃果「いいの? 2人ともいらないのに私だけなんか食べるのは申し訳ないなと」
真姫「別にそんなに気にしなくていいわよ」
穂乃果「実はね、そんなに気にしてもないかな」
真姫「一体どうしたいの」
穂乃果「いややっぱりね、あんまり頂くとお腹のほうがね」
絵里「気にしてるの?」
穂乃果「気にするよー」
真姫「だからって人に勧めなくても」
穂乃果「他の人が食べてるとこみたら落ち着くと思わない?」
絵里「余計お腹空かない?」
穂乃果「私友達に教えてもらったんだけど、おなかすいてる時は大食いの動画みるといいよって」
絵里「それこそ余計お腹空くでしょ?」
穂乃果「これがね、意外と自分も食べた気になって、見終わったらもういいやってなるの。その感じでいけると思った」
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/28(火) 01:19:37.68 ID:vMkQamGd0
絵里「もう好きなもの頼みなさいよ。どうせ明日には今日のことなんて忘れてるから、何も胃に入れなかったことになるわ」
穂乃果「その考え方最高だね」
真姫「もう何でもありね」
絵里「まああれば頂くから」
穂乃果「じゃあ何がいい? 私あれ、T焼き食べたい」
絵里「何焼き?」
穂乃果「卵焼き」
真姫「そう言いなさいよ」
絵里「二度手間じゃないの」
穂乃果「あーもう、うるさいうるさい。あと何? トマトはやっぱいるよね?」
真姫「私はもういいって」
穂乃果「大丈夫? ちゃんと今日の分のトマト食べた?」
絵里「リコピン足りなくて突然倒れないでよ?」
真姫「トマトぶつけるわよ」
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/28(火) 01:20:21.19 ID:vMkQamGd0
絵里「やだ、怖い」
真姫「さっき食べたし、そもそも毎日食べてるわけじゃないし」
穂乃果「え、だめだよ、絵里ちゃん見習わないと。毎食ボルシチ食べてるんだよ?」
絵里「あなたは私の何を知ってるっていうのよ」
穂乃果「おかげで脳みそがボルシチと入れ替ちゃったんだから」
絵里「穂乃果は頭の中に餡こしか詰まってないんでしょ?」
穂乃果「え? 私アンパンマン? 私のお顔をお食べ?」
絵里「いらない」
穂乃果「あげないよ!」
絵里「何を一人で怒ってるのよ」
穂乃果「もういいよ、絵里ちゃんは一生アンパン食べられなくなるからね」
絵里「そんなに困らないんじゃないかしらね」
穂乃果「え、急にアンパン食べたくなる時あるよ?」
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/28(火) 01:21:12.59 ID:vMkQamGd0
絵里「私メロンパンの方が好き」
穂乃果「え、ダメ」
絵里「ダメじゃない」
穂乃果「あるよね、アンパンと牛乳が急に欲しくなる時」
真姫「まあ……?」
絵里「気を遣わないでいいのよ真姫」
穂乃果「気を遣ったうえでそんな微妙な反応なの?」
絵里「いっそきっぱり否定したほうがよかったわね真姫」
真姫「どうして私が責められなきゃいけないの」
穂乃果「もう真姫ちゃんも二度とアンパン食べられないよ」
真姫「巻き込まないでよ」
絵里「今私がアンパン食べたくなってきたって言ったら?」
穂乃果「もう絵里ちゃんはアンパン食べちゃダメ。私のほっぺのお肉はもらってくれてもいいよ?」
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/28(火) 01:25:12.73 ID:vMkQamGd0
絵里「え、いらない」
穂乃果「あげないよ!」
絵里「だから何を一人で怒ってるのよ」
穂乃果「結局こういう時は軟骨だよね」
真姫「結局?」
絵里「あとあれが足りないんじゃない?」
穂乃果「あれ?」
絵里「真姫もね、いけるでしょ? 無理はしなくていいんだけど」
真姫「私きついわ」
穂乃果「絵里ちゃんまだいくの?」
絵里「いけるわ」
穂乃果「私ももういいかなー」
絵里「あら……」
穂乃果「まあまあ次もあるから。ね?」
絵里「じゃあ次期待してる」
穂乃果「店員さーん」
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/28(火) 01:36:34.30 ID:vMkQamGd0
穂乃果「あー、で」
真姫「で?」
穂乃果「卵で思い出したんだけど」
絵里「何? 産んだの?」
穂乃果「私が?」
絵里「え、穂乃果が?」
真姫「落ち着いて」
穂乃果「え? どういうこと?」
絵里「産んだの?」
穂乃果「産むの?」
真姫「人は卵を産まないわよ」
穂乃果「ん? そうだね?」
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/28(火) 01:38:22.98 ID:vMkQamGd0
絵里「それはそうよ、何言ってるの」
真姫「……」
穂乃果「だからね、海未ちゃんが」
絵里「海未が卵を?」
穂乃果「ウミガメが卵?」
絵里「ウミガメ?」
穂乃果「ウミガメ?」
真姫「二人してバカなの?」
絵里「言うに事欠いてそれは酷いわ」
穂乃果「真姫ちゃんバカって言ったほうがバカなんだよ?」
真姫「今あなたバカって2回言ったわね」
穂乃果「やだ、私凄いバカじゃん」
真姫「チェイサーいるんじゃない?」
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/08/28(火) 01:40:08.01 ID:vMkQamGd0
穂乃果「違うんだよ、海未ちゃんが、なんだっけ? ……そう! 卵を、じゃなくて急にチャーハンを作りたくなっちゃって」
絵里「伝家の宝刀?」
穂乃果「そうそう、園田スペシャルをね、作りたくなっちゃって張り切ってたのね」
真姫「張り切るようなところかしらね」
絵里「海未って、チャーハンを炒めることでストレス解消してるんじゃない? こう、何かを強火で炒めることに快感を覚えたりするのよ。きっと」
穂乃果「そんな変態扱いしないでよ」
真姫「でも海未って餃子でストレス解消してる節ない?」
絵里「あ、やっぱり」
穂乃果「『餃子でストレス解消』って日本語は間違ってるよね?」
真姫「前に海未と休みの日何してるのみたいな話になったのよ」
穂乃果「餃子でストレス解消してるなんて言ってた?」
絵里「シュールな絵しか浮かばないわねそれ」
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/28(火) 01:40:56.43 ID:vMkQamGd0
続く
いつの間にか盆休みが終わって夏休みも終わりそうになってる不思議
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/28(火) 02:24:53.14 ID:crfAOkIrO
待ってたぞ!相変わらず掛け合いが面白い
ほのえりのボケは酔ってるのか素なのか
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/28(火) 08:38:06.95 ID:3J4NgAs/O
(正直間空きすぎてどんなノリか忘れた)
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