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レッド「擬人化ポケモン……最高だな」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 17:36:55.10 ID:67dxF6Hj0
〜5番道路〜
レッド「のどかな草原だな……ポケモン達が暮らしてるだけ」
ピジョン「そうだね〜、そっと通り抜けよう」
レッド「無駄に争う必要はないしな。向こうにも生活があるんだから」
ケーシィ「無益な殺生はしない、という事……?」
レッド「ちょっと違うかな……」
〜地下通路〜
レッド「カスミさんが言うには、この地下通路は5番道路と6番通路を繋ぐ連絡通路らしいな。想像してたよりは道幅も広いし、等間隔に配置された街灯で明るい」
ピジョン「入る時は薄暗い感じでちょっとワクワクしたのに……」
ケーシィ「結構、人通りも多いね……」
レッド「そうだな、はぐれないように手繋いどくか」
ケーシィ「……ありがとうお父さん。あったかい」
レッド「ケーシィの手は冷たいな」
ピジョン「けーちゃん、手が冷たい人は心があったかいんだよ〜」
ケーシィ「……じゃあお父さんの手があったかいと心が冷たい事になっちゃうから、おかしいよ」
レッド「俺とピジョンは例外なんだ。な?」
ピジョン「ね〜。私も手繋ぎたくなっちゃった」
レッド「既に反対の腕組んでるでしょ……幅とって歩くと迷惑になっちゃうからダメ」
ピジョン「そんな〜」
〜6番道路〜
ピジョン「……レッド君!珍しく人型が来るよ!」
レッド「じゃあ、ケーシィに行かせてみるか。ピジョン、サポート頼む」
ピジョン「危なくなったらすぐ出るね〜」
ケーシィ「分かった。がんばる……!」
???「……ふっふっふ。まぁーた脆弱な人間がワタクシのセンサーに引っかかりましたわ。せいぜい私の経験値、肥やしとなりなさい」
レッド「緩いウェーブの掛かった金髪ロング……随分育ちの良さそうなニャースだな」
ニャース「ワタクシはただのニャースではございませんもの。貴方達のような有象無象など歯牙にもかけず、世界一美しいペルシアンとなる選ばれた存在ですの。今は輝かしい下積みですわ」
ピジョン「……言うね〜」
レッド「ピジョン、今ちょっとイラッとしたろ」
ピジョン「ちょっとだけ」
レッド「よし、ケーシィ。こいつぶちのめせ」
ニャース「えっ」
ケーシィ「がんばる」
レッド「別に俺はなんも思わなかったが、こいつは相棒を怒らせたからな。許せん」
ニャース「……もしかしてワタクシ、地雷を踏んでしまいましたの?」
レッド「そこそこデカい奴をな」
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