【デジモンアドベンチャーtri 安価】ヤマト「太一...お前の意思は俺が継ぐ」

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745 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/25(土) 01:23:07.97 ID:iaGIvlLd0

パタモン「太一や大輔を味方に付けてヒカリを説得してもらったらどうかな」

タケル「味方になってくれるかな...」

パタモン「今の更生したタケルを知ればきっと！」

タケル「そうだね...ダメ元で太一さんのとこに行こう」

〜喫茶店〜

太一「会うぐらいならいいと思うぞ」

タケル「本当ですか！？」

太一「ただし、俺か大輔が付き添う形になるけどな」

タケル「それでも構いません！太一さんありがとう！」

太一「>>746」

746 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/25(土) 01:26:26.17 ID:P1ZGin+x0

ただし、変なことをした時点で二度と会えなくするからな

747 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/25(土) 01:35:45.59 ID:iaGIvlLd0

太一「ただし、変なことをした時点で二度と会えなくするからな」

タケル「僕はあんな過ちは2度と犯しません...神に誓います」

太一「...その言葉忘れるな」

〜大輔の部屋〜

サクラ「どうして私にはママが2人いるのパパ？」

大輔「いきなりどうした？」

サクラ「叔母さんが言ってたよ？おかしいって」

大輔「姉貴...」

サクラ「>>748」

748 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/25(土) 01:38:02.10 ID:y8JfT4MEO

二人もお嫁さんいるんだし私がお嫁さんになってもいいよね！

749 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/25(土) 01:44:48.99 ID:iaGIvlLd0

サクラ「二人もお嫁さんいるんだし私がお嫁さんになってもいいよね！」

大輔「...サクラはまだ子供だから大きくなってからな」

サクラ「うん！約束だよ///」

大輔「あぁ...(子供の時にした約束なんて直ぐ忘れるだろ)」

〜リビング〜

ヒカリtri「今日はいつもより元気ねサクラちゃん」

サクラ「パパが約束してくれたから///私をお嫁さんにしてくれるって///」

ヒカリtri「きっと可愛らしいお嫁さんになれると思うわ」

サクラ「ありがとうママ///」

ヒカリtri「>>750」

750 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/25(土) 01:50:10.08 ID:y8JfT4MEO

（今までの流れからしてサクラは今すぐ大人になろうとする可能性が高い…丈さんや光子郎さんにはおかしな薬を作らないようきつく言っとかないと…）

751 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/25(土) 01:57:19.41 ID:iaGIvlLd0

ヒカリtri「（今までの流れからしてサクラは今すぐ大人になろうとする可能性が高い…丈さんや光子郎さんにはおかしな薬を作らないようきつく言っとかないと…）」

サクラ「早く大人になりたいなー///」

ヒカリtri「(後で言っておこう)」

〜光子郎の部屋〜

ヒカリtri『おかしな薬なんか作らないでくださいね光子郎さん！』

光子郎「...ははは、そんなの興味ないですよ」

ヒカリtri『光子郎さん...！』

光子郎「発明する暇がないんです。今の僕はホストをやってますからね...ミミさんの心を取り戻す為に」

ヒカリtri『ホスト？』

光子郎「>>752」

752 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/25(土) 02:04:30.50 ID:y8JfT4MEO

ナンバーワンホストになってヤマトさんからミミさんを取り戻すんですよ

753 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/25(土) 12:58:50.52 ID:iaGIvlLd0

光子郎「ナンバーワンホストになってヤマトさんからミミさんを取り戻すんですよ」

ヒカリtri『ミミさんを...頑張ってください』

光子郎「応援ありがとうございます」

光子郎「(そろそろ仕事に行きますか)」

〜ミミの部屋〜

ミミ「ここに置いてあったハサミ知らない？」

ヤマト「し、知らないよ」

ミミ「そう...。見つかっても触っちゃダメよ危ないからね」

ヤマト「...うん」

ヤマト「(こんな生活には耐えきれない...隠してあるハサミで自殺して輪廻の中に戻ろう)」

ミミ「>>754」

754 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/25(土) 13:18:03.88 ID:DCaeZQKe0

へぇ、そんな事考えてたんだ

755 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/25(土) 20:19:42.42 ID:iaGIvlLd0

ミミ「へぇ、そんな事考えてたんだ」

ヤマト「！な、なんのこと...？」

ミミ「隠したハサミで自殺する気なんでしょ？顔に書いてあるわよヤマト」

ヤマト「そんなことしない...。ミ、ママは疲れてるんだよ」

ミミ「>>756」

756 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/25(土) 20:21:27.55 ID:HgPH2lCZ0

手足をもいで動けなくしてあげましょう

757 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/25(土) 20:39:15.49 ID:iaGIvlLd0

ミミ「手足をもいで動けなくしてあげましょう」

ヤマト「やめて！死んじゃうよ！！」

ミミ「痛みは与えないから大丈夫。ふふっ...ヤマトは永遠に私の赤ちゃんだからね...」

ヤマト「うわぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ！！」

〜次の日〜

空「嘘...」

太一「顔が真っ青だぞ空？...どうかしたのか？」

空「ミミちゃんが逮捕されたわ...子供を虐待した容疑でね」

太一「>>758」

758 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/25(土) 20:40:01.99 ID:nGZYo5IS0

やりやがったか……

759 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/25(土) 20:56:50.09 ID:iaGIvlLd0

太一「やりやがったか……。...ヤマトはどうなったんだ？」

空「光子郎くんが引き取ったそうよ」

太一「光子郎が...？」

空「前世なんか関係ないこの子は自分の子って言ったらしいわ」

太一「あいつも父親だったんだな...」

空「そうね」

〜光子郎の家〜

ヤマト「手足がない人生なんて...たのむ光子郎...殺してくれ」

光子郎「息子を殺す父親なんかいませんよ」

ヤマト「たのむ...」うるうる

光子郎「>>760」

760 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/25(土) 20:58:03.21 ID:HgPH2lCZ0

嫌です

761 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/26(日) 00:54:45.12 ID:yJXRQkDs0

光子郎「嫌です。中身がヤマトさんでもあなたは僕の大切な息子です」(抱きしめる)

ヤマト「こ、光子郎...」

光子郎「もう少ししたら義手と義足を付けてあげます」

ヤマト「いいのか...？」

光子郎「いいんです。子供の幸せのが大事ですから」にっこり

〜丈の部屋〜

丈「タイムマシン？」

ヒカリ「はい。作っちゃだめですからね」

丈「そもそも今の技術じゃ不可能だから...」

ヒカリ「良かった...」

丈「っていうのは嘘でもう完成してるよ。良かったら使う？(ちょっとびっくりさせよう。少し早めのエープリールフールさ)」

ヒカリ「>>762」

762 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/26(日) 00:56:33.29 ID:OURw0qiW0

そうですか。じゃあ今すぐ死ぬかタイムマシンを壊すか選んでください

763 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/26(日) 01:04:21.55 ID:yJXRQkDs0

ヒカリ「そうですか。じゃあ今すぐ死ぬかタイムマシンを壊すか選んでください」

丈「え...ご、ごめん...冗談だよ...ははは...(今の殺気は...)」

ヒカリ「次からはつまらない冗談なんか言わないでくださいね」

丈「う、うん...」

〜大輔の部屋〜

大輔「明日、デパートに？」

サクラ「うん！ダメ...？」

大輔「ダメじゃないよ。家族みんなで行こう」

サクラ「いや！パパと2人がいいの！」

大輔「どうして？ヒカリちゃん達が可哀想だろ？」

サクラ「お母さん達が居たら...デートにならないよ」

大輔「>>764」

764 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/26(日) 01:12:49.06 ID:OURw0qiW0

わかった(念の為サクラが寝た後ヒカリちゃん達に話しとくか…）

765 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/27(月) 20:13:21.00 ID:4C2e229n0

大輔「わかった(念の為サクラが寝た後ヒカリちゃん達に話しとくか…）」

サクラ「やったー！楽しみ！早く明日にならないかな///」

大輔「楽しみなのはいいけど、早く寝ないと起きれないぞ」

サクラ「あっ、そうだった！おやすみパパ！」

大輔「おやすみサクラ」

〜リビング〜

ヒカリ「あの子がそんな事を...」

ヒカリtri「大丈夫だと思うけど？成長したらそんなことも言ってくれなくなるわよ」

大輔「自然に治るのか...」

ヒカリ「>>766」

766 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/27(月) 20:18:15.25 ID:D2uV20i+O

まぁ私も昔は将来お兄ちゃんと結婚するって本気で言ってたしね

767 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/27(月) 21:18:59.09 ID:D2uV20i+O

次の映画、またアドベンチャーっすか

768 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/27(月) 21:21:28.98 ID:4C2e229n0

ヒカリ「まぁ私も昔は将来お兄ちゃんと結婚するって本気で言ってたしね」

ヒカリtri「ねー！」

大輔「そうならいいんだけど...不安だな」

〜次の日〜

サクラ「おはようパパ！ママ！」

大輔「おはよう...今日は随分早起きだな」

ヒカリ「出かけるのが楽しみなんでしょ？」

サクラ「うん///」

ヒカリtri「パパと楽しんできてね」

大輔「(成長したらこんな事も無くなる...今のうちに楽しむべきだな)」

サクラ「>>769」

769 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/27(月) 21:27:58.54 ID:rhq8zNzr0

デートだからね///

770 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/27(月) 21:55:49.77 ID:4C2e229n0

サクラ「デートだからね///」

大輔「あぁ、今日はパパとデートを楽しもう！」

サクラ「うん///」

ヒカリ「夕飯までには帰ってきてね2人とも」

ヒカリtri「行ってらっしゃい！」

〜デパート〜

大輔「何か買いたい物あるか？」

サクラ「結婚式に着るドレス///」

大輔「...それはまだ早いだろ」

タケル「あれ？2人も来てたんだ！」

大輔「タケル！」

サクラ「おじさん...」

タケル「どうかしたの...？」

サクラ「>>771」

771 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/27(月) 22:08:55.43 ID:D2uV20i+O

忙しいからあっち行ってて

772 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/27(月) 22:20:13.66 ID:4C2e229n0

サクラ「忙しいからあっち行ってて」

タケル「忙しい？そんな風には見えないけどな？」

サクラ「デートの邪魔なの！」

大輔「タケル！そういうわけだからさ、また今度な！」

タケル「...」

〜数分後〜

サクラ「せっかくのデートなのに...」

大輔「ほんの数分だけだったからいいじゃないか？」

サクラ「それでも嫌...今日はずっと2人きりで居たいの...」(抱きつく)

大輔「>>773」

773 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/27(月) 22:21:40.71 ID:rhq8zNzr0

サクラは甘えん坊だな(……なんかすごくヤバイ感じがする)

774 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/27(月) 22:28:49.53 ID:4C2e229n0

大輔「サクラは甘えん坊だな(……なんかすごくヤバイ感じがする)」

サクラ「だってパパが大好きなんだもん///」

大輔「...そっか！俺もサクラが大好きだよ」

サクラ「///」

------------

太一「大輔とサクラだ」

空「親子で買い物か...いいわね」

太一「...」

空「なに考えてるの？」

太一「昔の俺とヒカリみたいだなって」

空「>>775」

775 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/27(月) 22:33:07.37 ID:D2uV20i+O

太一程過保護でもないけどね

776 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/27(月) 22:49:57.18 ID:4C2e229n0

空「太一程過保護でもないけどね」

太一「俺ってそんな過保護だったか？」

空「えぇ」

太一「自分じゃ気付かないもんだな...」

---------------

サクラ「綺麗なドレス...似合うかな」

大輔「大人になったらきっと似合うさ」

サクラ「そ、そう///...いつかパパと...///」

大輔「(大人になっても言ってそうで心配だな...)」

サクラ「>>777」

777 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/27(月) 23:04:14.88 ID:D2uV20i+O

手っ取り早く大人になれたらいいのに…

778 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 18:19:42.25 ID:+YDL3SEq0

サクラ「手っ取り早く大人になれたらいいのに…」

大輔「時間なんてあっという間に過ぎる...意外に早いものさ大人になるのは」

サクラ「でも...！」

大輔「...そういえば向こうに可愛い服があったから見に行かないか？」

サクラ「ほんと！行こパパ！」

大輔「あぁ！(なんとか話を切り替えれた...)」

------------

タケル「これがサクラの欲しがってたドレス...」

パタモン「100万円...高いね」

タケル「僕の貯金に丁度100万あるんだ」

パタモン「...買わないよねタケル？」

タケル「>>779」

779 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 18:28:34.11 ID:zMqWoo+3O

さすがにそこまで馬鹿じゃないよ

780 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 19:15:01.00 ID:+YDL3SEq0

タケル「さすがにそこまで馬鹿じゃないよ」

パタモン「だ、だよね！」

タケル「...昔の僕なら買ってただろうな」

パタモン「そうだね...昔は酷かったもんね」

タケル「...しまった！2人を見失った！早く追いかけよう！」

パタモン「はぁ...今のタケルはストーカーだね」

タケル「僕は自分の娘が心配なだけだよ」

パタモン「>>781」

781 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 19:18:42.64 ID:8fTDMP+C0

ストーカーはみんなそういうんだよ

782 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 19:19:04.22 ID:zMqWoo+3O

(純粋な親心であることを願うよ、タケル・・・)

783 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 19:24:28.23 ID:+YDL3SEq0

パタモン「

784 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 19:29:09.87 ID:+YDL3SEq0

パタモン「ストーカーはみんなそういうんだよ」

タケル「違う！僕のは親子だ！」

パタモン「はいはい...追わなくていいの？」

タケル「そうだった！急ごう！」

------------

サクラ「ありがとうパパ！一生大切にするね///」

大輔「喜んでもらえて嬉しいよ」

サクラ「でもドレスも欲しかったな...」

大輔「大人になったら買ってやるからさ」

サクラ「///」

大輔「>>785」

785 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 19:52:37.60 ID:798OXxt3O

（親離れできるのかなこの子…）

786 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 20:05:03.50 ID:+YDL3SEq0

大輔「（親離れできるのかなこの子…）」

サクラ「私の顔見てどうしたの///」

大輔「いや、ヒカリちゃんに似てるなって」

サクラ「そう...」

大輔「(心配だなぁ...)」

〜太一の部屋〜

太一「ふーん...サクラがね」

大輔「最近じゃ弟のユウタにも嫉妬して...どうすればいいんっすかね」

空「離れて暮らすのは？」

大輔「>>787」

787 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 20:08:03.07 ID:798OXxt3O

暴走したりしませんかね…？

788 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 20:16:47.76 ID:+YDL3SEq0

大輔「暴走したりしませんかね…？」

太一「いくらなんでも暴走はしないと思うぞ？」

空「1週間だけ様子を見て見たら？」

大輔「...わかりました」

〜次の日〜

サクラ「1週間もパパ居ないの...？」

ヒカリ「1週間だけだから待って居ましょう？」

ヒカリtri「サクラちゃんもお姉ちゃんなんだから我慢できるよね？」

サクラ「...ほんとに帰ってくる？」

ヒカリ「>>789」

789 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 20:21:03.22 ID:798OXxt3O

あなたが良い子にしてたらね…

790 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 20:34:59.36 ID:+YDL3SEq0

ヒカリ「あなたが良い子にしてたらね…」

サクラ「わかった...いい子にしてる」

ヒカリtri「(これで少しは大丈夫かな？)」

〜歩道〜

タケル「...太一さんに聞いたよ」

大輔「タケル？」

タケル「どうして家族から距離を置こうとするの？君は父親だろ！？」(胸ぐら掴む)

大輔「1週間だけだ！」

タケル「短期間だけでも！子供にとっては辛いんだよ！」

大輔「>>791」

791 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 20:41:31.03 ID:DPVJZs0y0

いずれ子は親元を離れるんだよ、分かってくれ！

792 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 21:08:34.50 ID:+YDL3SEq0

大輔「いずれ子は親元を離れるんだよ、分かってくれ！」

タケル「まだサクラは...あの子は幼いんだ！父親が好きでどうしていけないんだ！...！？」

大輔「俺だって...辛いさ...でもあのまま成長してみろ！一生親離れできなくなるんだぞ！...そうなったら可哀想じゃないか」

タケル「...勝手にしなよ」

大輔「...！」

〜リビング〜

太一「叔父よりもパパのがいいのか？」

サクラ「うん...」

太一「そ、そっか(昔のヒカリに言われたみたいで軽くショックだ...)」

サクラ「どうして出張なんか...わたしの事が嫌いになったから...？」

太一「>>793」

793 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 21:13:51.34 ID:798OXxt3O

それはないから大丈夫だ

794 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 22:41:40.01 ID:+YDL3SEq0

太一「それはないから大丈夫だ」

サクラ「よかった...」

太一「でも弟に優しくできないサクラを見たら大輔はどう思うかな？」

サクラ「だって...ユウタが産まれてからパパはあんまり私と遊んでくれなくなったから」

太一「それだけ大変って事だ子育ては」

サクラ「...うん」

〜大輔の家〜

大輔「実家の空気は懐かしいぜ...」

ジュン「正直、もう帰って来ないのかと思ったわ」

大輔「姉貴？」

ジュン「奥さんと喧嘩でもしたの？」

大輔「>>795」

795 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 22:43:28.28 ID:crKtde3a0

いや、そんなことはないぜ(姉貴に苦手意識があるとは言えねぇよ…)

796 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/28(火) 23:09:23.95 ID:+YDL3SEq0

大輔「いや、そんなことはないぜ(姉貴に苦手意識があるとは言えねぇよ…)」

ジュン「ふーん...いつまで居るの？」

大輔「1週間だな」

ジュン「ゆっくりしていきなさいよ」

大輔「(丸くなったな姉貴も...)」

〜ヒカリの部屋〜

ヒカリ「どこいったのサクラ」

サクラ「ここだよお母さん！」

ヒカリ「...その格好は」

サクラ「うん！昔のお母さんの服！」

ヒカリ「(昔の私に瓜二つ...)」

サクラ「これならパパ...喜んでくれるかな///」

ヒカリ「>>797」

797 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/28(火) 23:18:21.13 ID:8fTDMP+C0

そ、そうだね（この感じ…確かに危険かもしれない…）

798 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/29(水) 22:42:56.34 ID:1WB07C5Q0

ヒカリ「そ、そうだね（この感じ…確かに危険かもしれない…）」

サクラ「早くパパに見せたいな///」

ヒカリ「(お兄ちゃんが昔の私にそっくりだって言ってたけど...もしかしてこんなとこまで！？)」

〜大輔の家〜

賢「食べないの大輔？」

大輔「...なんでお前が家に居るんだよ」

ジュン「賢くんは半年前からうちに居候してるのよ」

大輔「...京はどうした？」

賢「>>799」

799 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/29(水) 22:44:10.26 ID:iw89DgyRO

振られたんだ

800 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/29(水) 22:51:28.61 ID:1WB07C5Q0

賢「振られたんだ...」

大輔「なんでだよ！上手くやってたじゃないか！？」

賢「最初はね...でも子供が出来た途端に人を奴隷のように使い出して捨てられたんだ」

大輔「...ツライな」

賢「いいんだ！今の僕には新しい恋人も居るし」

大輔「誰だよ？」

ジュン「私よ」

大輔「姉貴なんかと！？嘘だろ賢！？」

賢「>>801」

801 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/29(水) 22:53:14.11 ID:iw89DgyRO

いくら君でも僕のジュンさんを悪く言うと許さないぞ！！

802 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/29(水) 23:02:03.47 ID:1WB07C5Q0

賢「いくら君でも僕のジュンさんを悪く言うと許さないぞ！！」

大輔「わ、悪りぃ...」

ジュン「言葉には気をつけなさいよ」

大輔「すまん...。それにしても俺と賢が義兄弟か...」

賢「いい響きだね///」

大輔「そう...だな」

〜公園〜

丈「ヒカリちゃん！？どうして子供の姿に...？」

サクラ「(お母さんの服を着てるから間違えたのかな？...そうだ！)」

サクラ「悪いデジモンに小さくされたの...」

丈「>>803」

803 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/29(水) 23:11:46.43 ID:iw89DgyRO

なんて名前のデジモンにやられたんだい？

804 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/29(水) 23:12:30.92 ID:8p1oQ2H1O

ゴマモンとやっつけてやる！

805 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/29(水) 23:18:16.37 ID:1WB07C5Q0

丈「なんて名前のデジモンにやられたんだい？」

サクラ「えっ！...く、黒いデジモンだったよ...」

丈「(なんか怪しいな)」

サクラ「それより早く大人に戻る薬頂戴！」

丈「...話は変わるけど大輔が家に帰るのを見たよ」

サクラ「パパが///！？」

丈「パパ？」

サクラ「あっ...違うの！これは...」

丈「>>806」

806 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/29(水) 23:25:13.96 ID:2VHEfaMM0

ふっ、やはり子どもだねサクラちゃん。

807 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/29(水) 23:34:37.81 ID:1WB07C5Q0

丈「ふっ、やはり子どもだねサクラちゃん」

サクラ「...違うもん！わたしはヒカリよ！」

ヒカリ「何言ってるのサクラ？」

サクラ「お母さん...！」

ヒカリ「帰ったらすぐに話を聞かせてもらうわよ」

丈「(もし騙されてたら命はなかった...良かった...)」

〜ヒカリの部屋〜

ヒカリ「もう！良い子になるんじゃなかったの！？」

サクラ「だって...」

ヒカリ「...こんなんじゃパパが帰って来てくれないわよ」

サクラ「そんなの...嫌！」

ヒカリ「>>808」

808 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/29(水) 23:37:39.46 ID:iw89DgyRO

だったらズルして大人になろうとしないで。あんまり聞き分けがないと怒るわよ？

809 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/29(水) 23:46:20.05 ID:1WB07C5Q0

ヒカリ「だったらズルして大人になろうとしないで。あんまり聞き分けがないと怒るわよ？」

サクラ「うぅ...ごめんなさい」

ヒカリ「次はないからね？」

サクラ「はい...」

〜次の日〜

ジュン「賢くん///」

賢「ジュンさん///」

大輔「...朝からイチャつくなよ」

ジュン「嫉妬してるの大輔？」

大輔「いや、してねぇよ」

賢「>>810」

810 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/29(水) 23:55:36.13 ID:iw89DgyRO

悔しいならヒカリさんの所に行って慰めて貰えば？

811 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/30(木) 00:23:12.76 ID:pbhdWIII0

賢「悔しいならヒカリさんの所に行って慰めて貰えば？」

大輔「だから悔しくないって...」

ジュン「ほんとは悔しいんでしょ？」

大輔「...ごちそうさま」

賢「素直じゃないな大輔は」

ジュン「全くね」

〜リビング〜

ヒカリtri「それ何？」

ヒカリ「最終手段よ...サクラがまた変な事したらこれを飲ませて子供らしい性格にするの」

ヒカリtri「...可哀想だけど仕方ないわね」

ヒカリ「>>812」

812 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/30(木) 00:29:25.49 ID:ooPRDopS0

一応元に戻す薬もあるわ・・・最終手段を使わないのが一番いいんだけどね

813 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/30(木) 00:45:06.90 ID:pbhdWIII0

ヒカリ「一応元に戻す薬もあるわ・・・最終手段を使わないのが一番いいんだけどね」

ヒカリtri「どうかしら...二度あることは三度あるって言うし」

ヒカリ「その時は...その時よ」

〜１時間後〜

ヒカリ「来るなら来るって言ってよお母さん」

裕子「ごめんなさい。驚かせようと思って」

ヒカリtri「孫達を？」

裕子「えぇ！」

ヒカリtri「ユウタは大丈夫だけどサクラには気をつけてね」

裕子「何かあったの？」

ヒカリ「あの手この手で大人になろうとしてるの...」

裕子「>>814」

814 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/30(木) 00:48:37.73 ID:FFJwvvZ2O

な、なんでまた大人になろうとなんてしてるの？

815 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/30(木) 00:56:33.77 ID:pbhdWIII0

裕子「な、なんでまた大人になろうとなんてしてるの？」

ヒカリ「大輔くんと結婚するためだって...」

ヒカリtri「その為ならどんな事もすると思うわ...」

裕子「なら大人として扱ってあげるのはどう？」

ヒカリ「大人として扱う...？」

〜数分後〜

サクラ「話したい事ってなに？」

ヒカリ「実はね今日からサクラには1人で寝て貰おうと思ってるの」

裕子「大人なんだから当然よね」

サクラ「で、でも...」

ヒカリtri「>>816」

816 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/30(木) 01:01:33.11 ID:FFJwvvZ2O

それから朝も自分一人で起きるのよ

817 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/30(木) 01:14:14.09 ID:pbhdWIII0

ヒカリtri「それから朝も自分一人で起きるのよ」

サクラ「そんなのできないよ...」

ヒカリ「そうね。サクラは大人じゃなくて子供だからまだ早いかな」

サクラ「わたし、大人だから出来るもん！」

裕子「決まりね」

------------

ヒカリtri「人形で遊んでるの？」

サクラ「...おかしいの？」

ヒカリtri「大人らしくないと思って」

サクラ「...」(部屋から出て行く)

ヒカリtri「>>818」

818 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/30(木) 01:19:31.23 ID:FFJwvvZ2O

（さ、流石に良心が痛むわね…）

819 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/30(木) 01:26:40.30 ID:pbhdWIII0

ヒカリtri「（さ、流石に良心が痛むわね…）」

ヒカリtri「(でもこれもあの子の為よ...心を鬼にしないと！)」

〜その夜〜

サクラ「お母さん...起きて...」

ヒカリ「...こんな時間にどうしたの...」

サクラ「と、トイレ...暗いから付いて来て...」

ヒカリ「>>820」

820 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/30(木) 01:37:47.74 ID:FFJwvvZ2O

何甘えた事言ってるの？大人なら普通自分一人で行けるでしょ

821 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/08/30(木) 01:44:43.18 ID:pbhdWIII0

ヒカリ「何甘えた事言ってるの？大人なら普通自分一人で行けるでしょ」

サクラ「そ、そんな...お母さん...」

ヒカリ「おやすみ...1人で頑張って」

サクラ「うぅ...」

〜次の日〜

ヒカリ「おねしょなんかして...本当に大人なの？」

サクラ「大人...じゃないもん...わたしまだ子供だもん...」

ヒカリ「やっと分かったの？」

サクラ「うん...もう大人になるなんて考えないから...子供扱いしてお母さん...」

ヒカリ「>>822」

822 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/08/30(木) 02:05:24.65 ID:FFJwvvZ2O

わかってくれたなら良いのよ

823 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/15(月) 22:09:54.98 ID:zKvrT3Yq0

ヒカリ「わかってくれたなら良いのよ。さてと...大輔くんに連絡しないとね」

サクラ「パパ帰ってくるの！？」

ヒカリ「もう実家に居る意味もなくなったしね」

サクラ「やったー！早く会いたいな...」

ヒカリ「夕方か夜には会えるわ」

〜大輔の家〜

賢「もう帰るのかい大輔？」

大輔「実家に居る意味がなくなったしな」

賢「そうか。またいつでも遊びきなよ」

大輔「>>824」

824 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/15(月) 22:22:09.67 ID:H+BueKPoO

ああ（居心地悪過ぎるからあんま帰らないようにしよう）

825 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/15(月) 23:06:29.43 ID:zKvrT3Yq0

大輔「ああ（居心地悪過ぎるからあんま帰らないようにしよう)」

大輔「姉貴と仲良くしろよ」

賢「言われるまでもないよ...ね？」

ジュン「ねー///」

大輔「...じゃあな」

〜帰り道〜

タケル「あ...大輔くん」

大輔「タケル？」

タケル「これ...サクラちゃんにお小遣い渡してくれないかな？」(封筒を渡す)

大輔「>>826」

826 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/15(月) 23:16:12.20 ID:bGTuUms+0

念の為中身確認させてもらうけどいいか？

827 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/17(水) 02:41:39.94 ID:PK9s15y/0

大輔「念の為中身確認させてもらうけどいいか？」

タケル「そうしてくれ」

大輔「...中は普通の札だな。5万円もやるのか！？」

タケル「...今までお小遣いをあげれてなかったしね。宝クジが当たったとでも言っておいてよ」

大輔「...そうさせて貰うよ」

タケル「じゃあ、僕はこれで...」

ー太一の家ー

サクラ「パパ！お帰りなさい！」

大輔「ただいま！サクラにお小遣いがあるぞ！」

サクラ「ほんと！」

ヒカリtri「いくらあるの...5万も！？」

大輔「宝クジが当たってな」

ヒカリ「ほんとに？」

大輔「>>828」

828 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/17(水) 02:50:03.94 ID:LfLhOmM/O

（黙ってたら後が怖いしヒカリちゃんには話しとくか）

829 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/18(木) 21:21:34.41 ID:l0pwx4Rt0

大輔「（黙ってたら後が怖いしヒカリちゃんには話しとくか）」

大輔「それについては後で話すよ」

ヒカリ「...分かったわ。じゃあ子供達が寝た後に聞くことにする」

大輔「ありがとう」

ヒカリtri「(何のことか大体分かったような気が...)」

ーーーーーーーーー

ヒカリ「このお金は返しましょう」

大輔「それぐらいは良くないか？」

ヒカリtri「大輔くんの気持ちも分かるけど...」

大輔「なら...！」

ヒカリ「>>830」

830 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/18(木) 21:37:51.66 ID:+7jOlUjeO

そもそも五万円なんて非常識過ぎるでしょ。金銭感覚がおかしくなったらどうするの？

831 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/18(木) 22:13:28.82 ID:l0pwx4Rt0

ヒカリ「そもそも五万円なんて非常識過ぎるでしょ。金銭感覚がおかしくなったらどうするの？」

ヒカリtri「成長してそれが当たり前って思ってしまったらどうすることもできないしね」

大輔「分かった。なら1万円をサクラとユウタに渡して、残りの3万はタケルに返す。それでいいか？」

ヒカリ「それならいいよ」

大輔「なら明日にでもタケルに返してくるよ」

〜タケルの家〜

大輔「って訳で返しに来たんだ」

タケル「...まだ許されないんだね」

大輔「5万円は多いってことだよ。許される事とは関係ない」

タケル「>>832」

832 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/18(木) 22:27:36.04 ID:+7jOlUjeO

確かに五万はどうかしてたね

833 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/18(木) 22:31:20.73 ID:kyeOm5IvO

でも、2万円だけでも受け取ってくれてありがとう、ヒカリちゃんなら全額突き返すと思ってたから・・・

834 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/18(木) 22:51:49.69 ID:l0pwx4Rt0

タケル「確かに五万はどうかしてたね。今度ヒカリちゃんに話す機会があったら謝っとくよ」

大輔「...あるのか機会？」

タケル「ないかもね。でも僕は...いつかヒカリちゃんとの関係を修復して昔の友達に戻りたいと思ってる」

大輔「応援してる」

タケル「ありがと大輔くん」

ーーー数日後ーーー

ユウタ「おねーちゃんくすぐったいよ...」

サクラ「可愛い...」

太一「弟思いでお姉ちゃんやってるな」

サクラ「うん！...いつかこの子パパみたいになったらいいな」

太一「>>835」

835 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/18(木) 23:21:18.12 ID:+7jOlUjeO

（…まさか昔のヒカリみたいにブラコンに目覚めたのか？）

836 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/22(月) 03:54:23.04 ID:kFatwZwF0

太一「（…まさか昔のヒカリみたいにブラコンに目覚めたのか？）」

太一「もしも大輔...パパみたいに育ったらどうする気なんだ？」

サクラ「結婚してあげる！...お姉ちゃんがお嫁さんになってあげるからね〜」

ユウタ「はずかしいよ...」

太一「(そこまで似るのか...。でもファザコンよりはマシか)」

ー公園ー

タケル「ふーん...義手義足にして暮らしてるんだ？」

ヤマト「バチが当たったんだ...転生なんかするから」

タケル「...光子郎さんとはどう？」

ヤマト「親子として上手くやってる」

タケル「>>837」

837 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/22(月) 06:11:23.04 ID:GajXvuj1O

……どうしてこんな事になっちゃちゃんだろ

838 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/25(木) 18:42:54.91 ID:tOOx3Idk0

タケル「……どうしてこんな事になっちゃちゃんだろ」

ヤマト「俺たちの行いが悪すぎたんだろう...。今の状況こそ神が与えた罰...なのかもな」

タケル「...罰」

ヤマト「でも俺は罰を背負って生きるよ。...そろそろ光子郎のとこに帰る時間だ」

タケル「うん。またね...兄さん」

ーエントランスー

丈「来た来た！」

タケル「...丈さん。久しぶり何か用？」

丈「久々に8月1日に集まろうって回ってるんだよ」

タケル「...懐かしいですね」

丈「参加するかい？」

タケル「>>839」

839 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/25(木) 19:04:32.89 ID:KStDih7tO

僕が行って大丈夫なんですかね？

840 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/25(木) 19:43:18.62 ID:tOOx3Idk0

タケル「僕が行って大丈夫なんですかね？」

丈「...今までいろんな事があったけど昔の事だろ？」

タケル「でも...」

丈「来たくなければ来なくてもいい。...僕は待ってるよ」

タケル「...」

ー太一の家ー

太一「久しぶりに集まれるなら俺は行く」

空「私もみんなに会いたいし行くわ」

丈「君たちは？」

ヒカリtri「私は仕事が...」

大輔「俺もっす」

ヒカリ「...タケルが来るなら私はいきません」

丈「>>841」

841 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/25(木) 19:46:20.71 ID:KStDih7tO

なら仕方ないね！

842 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/25(木) 22:49:28.34 ID:tOOx3Idk0

丈「なら仕方ないね！」

ヒカリ「...すみません」

丈「別にいいさ。それじゃあ、8月1日にまた会おう」

空「楽しみにしてるわ」

太一「同感だ」

ー数時間後ー

太一「...もう過去は水に流して、やっぱり一緒に行かないか？」

ヒカリ「...」

空「太一！ヒカリちゃんには忘れられない心の傷なのよ！？」

太一「なら1日だけでもいいから...初めてタケル君に会うと思ってさ」

ヒカリ「>>843」

843 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/25(木) 23:20:25.80 ID:v1gJKNz10

だが断る

844 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/28(日) 16:04:30.53 ID:O5y5v7ug0

ヒカリ「...いや。もうあの男とは2度と会いたくないの」

太一「...お前の気持ちを考えなくてすまん」

空「どこ行くの太一？」

太一「酒買いに行くだけだ」

ー路地ー

「もう嫌だぁ...っ！」

太一「この声...タケル！？」

タケル「太一さん...どうして僕だけが不幸なの！？みんなデジモンの所為じゃなのに...」

太一「タケル...」

タケル「やり直したい...あの日のキャンプから...」

太一「>>845」

845 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2018/10/28(日) 16:10:36.50 ID:AWBZpzfD0

そういっても変えることなんて無理なんだ……受け入れろ

846 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/28(日) 16:19:23.40 ID:O5y5v7ug0

太一「そういっても変えることなんて無理なんだ……受け入れろ」

タケル「受け入れられるもんか...！僕は2度とヒカリちゃんに...会えないんだ...！」

太一「...仕方ない。会わせてやるよヒカリに...これ以上関係が悪くなっても責任は取れないが...」

タケル「お願いします...」

ー太一の家ー

ヒカリ「お兄ちゃんお帰りなさい。もう空さんは寝て...」

タケル「や、やぁ...ヒカリちゃん」

太一「...」

ヒカリ「タケルをどうして連れてくるの...！あの日の事はもう思い出したくないのに...っ！」

タケル「>>457」

847 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/28(日) 19:09:47.60 ID:OQu96EPgO

これが･･･僕の罪なのか･･･(呆然)

848 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/28(日) 19:29:28.10 ID:O5y5v7ug0

タケル「これが･･･僕の罪なのか･･･」(呆然)

ヒカリ「被害者ぶらないで！あなたの自業自得でしょ！？」

タケル「...どうすれば罪を償える？ぼくは何でもやるよ...！」

太一「お、おいタケル！」

ヒカリ「>>459」

849 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2018/10/28(日) 19:33:46.77 ID:AWBZpzfD0

じゃあ、死んで

850 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/28(日) 20:03:22.03 ID:O5y5v7ug0

ヒカリ「じゃあ、死んで？」

タケル「...」

太一「もうやめとけヒカ...」

タケル「分かった。ありがとうねヒカリちゃん。贖罪の機会をくれて」

ヒカリ「えっ...」

タケル「さよなら」

それがタケルの最後の言葉となった。
踵を返してタケルは玄関を駆け出して行く。廊下に出て正面の手摺壁を飛び越え...マンションから飛び降りた。

太一「タケルぅうううううううっ...！」

ヒカリ「わ、わたしの所為...じゃない...」

太一「>>851」

851 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/28(日) 20:04:16.02 ID:dPO6zJOMO

なんてこったww

852 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/28(日) 20:20:46.99 ID:tGBfUSWi0

何わろてんねん

853 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/28(日) 20:33:21.22 ID:O5y5v7ug0

太一「なんてこったww」

ヒカリ「何がおかしいの...？」

太一「お前に暴行した奴が死んだんだ！笑わないでどうする！」

ヒカリ「...笑えないよ」

ー次の日ー

ヒカリtri「タケルくんが死んだ...？」

ヒカリ「うん...」

大輔「なんであいつが？自殺なんかするやつじゃ...」

太一「耐えられなかったんだよ。ヒカリを暴行した過去の記憶に」

ヒカリ「>>854」

854 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2018/10/28(日) 20:39:43.73 ID:AWBZpzfD0

うん…きっとそうだよ……(私のせいじゃない…私のせいじゃ……)

855 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/28(日) 20:57:32.06 ID:O5y5v7ug0

ヒカリ「うん…きっとそうだよ……(私のせいじゃない…私のせいじゃ……)」

大輔「(ヒカリちゃん...自分の所為だと責任感じてるのか顔色が良くない...)」

太一「...しばらく休暇を取って家でゆっくりしてろヒカリ」

ヒカリ「...そうする」

ーーーーーーー

大輔「...明日みんなでピクニックでも行かない？」

ヒカリ「どうして...？」

大輔「幸いみんな明日は休みだし...ヒカリちゃんの心の傷も癒えると思って」

ヒカリ「...>>856」

856 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/28(日) 21:06:47.34 ID:dPO6zJOMO

そうだね、行ってみようか

857 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/28(日) 21:18:09.90 ID:O5y5v7ug0

ヒカリ「...そうだね、行ってみようか」

大輔「決まりだな。明日は嫌な事を忘れて楽しもう」

ヒカリ「うん...(楽しめるといいけど)」

ー夢の中ー

ヒカリ「...た、タケルくん」

タケル「...ごめんねヒカリちゃん。また嫌な思いをさせて」

ヒカリ「...私をあの世に連れて行く気な？」

タケル「違うよ。君の中にある『高石 タケル』の記憶を全て消しに来たんだ。...嫌な事を忘れて君は人生を楽しんで」

ヒカリ「>>858」

858 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2018/10/28(日) 21:21:34.87 ID:AWBZpzfD0

そう…これで本当にさよならね。タケルくん

859 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/28(日) 21:32:57.02 ID:O5y5v7ug0

ヒカリ「そう…これで本当にさよならね。タケルくん」

タケル「さよならヒカリちゃん...」

タケル「(もし生まれ変われるならまたヒカリちゃんに会いたいな...)」

ーーーーーーーー

ヒカリtri「...よく寝れた？」

ヒカリ「う、うん...あなたに聞きたい事があるの」

ヒカリtri「どうしたの？」

ヒカリ「この写真の...私と同い年ぐらいの金髪の男の子って誰かわかる？」

ヒカリtri「>>860」

860 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/28(日) 21:45:46.51 ID:dPO6zJOMO

…さぁ？

861 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/29(月) 00:48:14.75 ID:rJq/gNXC0

ヒカリtri「…さぁ？」

ヒカリ「ほんとに知らない？」

ヒカリtri「私の世界にはこの子、居なかったから...」

ヒカリ「...そう」

ヒカリtri「(ストレスでタケルの記憶が無くなってる...？)」

ー数時間後ー

大輔「覚えてないの本当に？」

ヒカリ「うん...」

太一「良かったよヒカリ！嫌な記憶が消えて」

ヒカリ「嫌な...記憶...？」

大輔「>>862」

862 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/29(月) 00:50:09.13 ID:BQF5FlfW0

こ、言葉のあやって奴だよ！そうッスよね太一さん！

863 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/31(水) 03:48:44.69 ID:0ZMXZxB+0

大輔「こ、言葉のあやって奴だよ！そうッスよね太一さん！」

太一「ン...！？あ、あぁ。大輔の言う通りだ」

ヒカリ「そうなんだ...」

大輔「(気をつけてくださいよ太一さん)」ボソボソ

太一「(すまん...)」ボソボソ

ー次の日ー

太一「久しぶりに2人きりだな」

空「ヒカリちゃん達はピクニックに行ってるからね」

太一「...最近、色んなことがあったよな」

空「そうね。...タケルくん...」

太一「>>864」

864 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/31(水) 09:21:11.09 ID:lUjQ0FkE0

これでよかったかもしれないな…

865 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/31(水) 22:33:46.28 ID:0ZMXZxB+0

太一「これでよかったかもしれないな…。タケルは自分で呪われた運命を終わらせたんだ」

空「...でも死ぬなんて」

太一「結果的にヒカリの記憶が消えた。あいつはもう辛い過去を思い出すこともないんだ」

空「太一の言う通りだと私は思うわ」

太一「そっか...サンキューな空」

ーその頃 大輔はー

ヒカリ「日差しが気持ちいい...眠くなりそう」

サクラ「ママ寝ちゃダメ！」

大輔「サクラそっとしておいてあげような？ママは疲れが溜まってるから」

サクラ「うん...ユウタと遊んでくる」

大輔「>>866」

866 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/31(水) 22:37:27.03 ID:A6hDCJQ3O

（タケル…ヒカリちゃんとサクラは俺が必ず幸せにすると約束するよ。だからせめて安らかに眠れ…）

867 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/31(水) 22:53:36.12 ID:0ZMXZxB+0

大輔「（タケル…ヒカリちゃんとサクラは俺が必ず幸せにすると約束するよ。だからせめて安らかに眠れ…）」

サクラ「パパも一緒に行こうよ〜」

大輔「わかったわかった！」

ー数年後ー

太一「仕事が順調で良かったよヒカリ」

ヒカリ「お兄ちゃんこそ」

太一「...あの悲惨な事件から数年経ったのか」ボソッ

ヒカリ「どうかした？」

太一「何にもない！それよりお前、幼稚園でモテてるんだって？」

ヒカリ「私のクラスの子にね。女の子みたいに可愛くていつも私に引っ付いてるのよ」

太一「>>868」

868 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/31(水) 22:55:24.48 ID:lUjQ0FkE0

そうかよかったな

869 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/10/31(水) 23:02:18.47 ID:0ZMXZxB+0

太一「そうかよかったな」

ヒカリ「ありがとうお兄ちゃん」

太一「...(幸せに暮らせて何よりだぞヒカリ！)」

ー数時間後ー

太一「話ってなんだ大輔？」

大輔「...ヒカリちゃんに懐いてる子供って知ってますか？」

太一「あー...さっき話してたな」

大輔「...その子の写真です」

太一「...なんだこいつ！？タケルに瓜二つじゃないか！？」

大輔「>>870」

870 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/10/31(水) 23:07:33.99 ID:A6hDCJQ3O

間違いなくタケルの生まれ変わりですよね…

871 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/11/06(火) 02:14:36.36 ID:PNMkorEQ0

大輔「間違いなくタケルの生まれ変わりですよね… 」

太一「ヒカリには話したのか？」

大輔「話せるわけないでしょう？...その子が卒園するまで何とかやるしか...ははは」

太一「何がおかしい」

大輔「タケルと同じ名前なんっすよ写真の子...」

太一「...記憶はあるのか？」

大輔「今の所は何とも...」

ー次の日ー

ヒカリ「タケルくん？私と一緒に居たら友達できないよ？」

タケル「いらない...先生と一緒がいい」

ヒカリ「困ったなー」

タケル「...僕がきらいなの？」うるうる

ヒカリ「>>872」

872 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/11/06(火) 02:44:36.45 ID:fMdX8z+L0

ううん、大好きだよ

873 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/11/06(火) 10:15:56.41 ID:H+2gFPf5O

とことん人の命舐め腐ってるな

874 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2018/11/11(日) 01:16:24.84 ID:r0Sg9avv0

ヒカリ「ううん、大好きだよ。...だからタケルくんには友達をいっぱい作って欲しいの」

タケル「先生...」

ヒカリ「1人でみんなと話せる？」

タケル「うん...僕、がんばるよ先生」

ヒカリ「頑張ってね」

ーーーーーーーー

大輔「記憶がなくて良かったっすね太一さん」

太一「これで悪い虫が居なくなった」

大輔「...そうっすね」

太一「今日からいい夢が見れそうだ」

大輔「そんな事言った矢先にまた何か起こりそうですね太一さん...」

太一「やめてくれ大輔」

太一「(俺は今度こそ...この世界で幸せになるんだ！...頼むから何も起きませんように！)」

END

875 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/11(土) 23:03:23.61 ID:jvBDlGha0

奈良橋智子

876 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/11(土) 23:04:03.12 ID:jvBDlGha0

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877 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/12(日) 18:51:45.56 ID:/LM0+M2C0

もう何日経つのだろう……。

878 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 17:54:29.45 ID:2Vc6zu6h0

物語の始まり

雄英高校会議室。
プロヒーロー兼教師が集まり重苦しい空気のまま話し合いが行われていた。
　
「来期の生徒募集に関してですが･･････」
　
司会をしている18禁ヒーローミッドナイトが書類を二度見して言葉を繋げずに校長を見る。
　
「HaHaHa、その書類に書いてある通りさ！彼を雄英初の特待生として呼ぼうと思ってるのさ！それに関して質問を受け付けるよ」
　
その言葉に教師達も書類に目を落としそれぞれ何かを考え始める。

879 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 17:55:07.16 ID:2Vc6zu6h0

元No. 2ヒーローの息子。現在は国外で敵ヴィランハンターという仕事をしている少年の事を。
　
No. 2ヒーローの失脚･･････ヒーロー社会においてタブーとされていたが、現在はヒーロー協会の失態として事実が世間に広まっている。
　
「･･････彼は来るでしょうか？」
　
教師の一人が声を上げる。
　
それもそのはずだ、この少年はヒーローを恨んでいる。あの事件のせいで日本という国で生活する事も出来ず海外に出て、どんな手を使ったかは分からないが父の名誉を取り戻す。それを成すには子供の彼には言葉では表せない苦労があったはずだ。それに敵ヴィランハンターとしての彼の仕事内容。日本では認められていないが、敵ヴィランに賞金をかけての捕縛もしくは殺害。そして彼が行っていたのはDead or Aliveの賞金首ハンターだ。それが意味するのは子供と呼べる年齢で殺人を行っているということ。
　
「今この国は海外からの強烈なまでの批判にさらされている。もちろん理由は彼の事さ。どういう伝かは分からないがこのままではこの国、それにこの国のヒーローは世界から干される。現にヒーロー協会はあの事件に関わった人間達を敵ヴィラン認定して逮捕し、180度方向転換して彼の父の名誉回復運動をしている。もちろんヒーロー達は協会からの指示で動いただけだからお咎めはないけどね。それに今回のこれは国とヒーロー協会からの要望だから断る事が出来ないしね。彼が来ないんなら仕方ないけどね」
　
校長は、HaHaHaと力なく笑い紅茶を飲み始める。

880 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 17:55:57.84 ID:2Vc6zu6h0

「この書類によると、飛び級で大学も出てるみたいですが？」
　
「それも仕事の伝で手に入れたみたいだよ。本人の学力は相当高いみたいだけどね」
　
「来た。と仮定して問題は彼を抑えられるかですかね」
　
「来期から平和の象徴オールマイトが雄英に教師として赴任するのさ」
　
「あの事件はオールマイトが解決したのでは？」
　
逆効果になると教師の一人が声を上げる。彼の父を殺したも同然のオールマイトが抑える役では、煽ってると思われても仕方がない。
　
「オールマイトは恨まれているだろうね。でも彼の日本での後見人はオールマイトなんだよ」
　
書類にはない情報に皆声をつまらせる。
　
「どの科になるにせよ彼の入るクラスの副担任はオールマイトにしようと思う。ヒーロー科を選んでくれるのが一番いいんだけどね。その場合一応、一般入試を受けてもらおうと思うけど皆はどう思う？」
　
「実技試験で彼の実力を把握しようということですか？」
　
「その通りさ！そうすれば対外に対しての言い訳もできるしね」
　
「あとは本人にやる気があるのかどうかですね。まぁ、来るとなってから考えましょうか」
　
「早速連絡してみるのさ！」
　
ここまでの話しをまとめるとヤベー奴である。諸外国の権力者に伝があり、国に対して圧力をかける事が出来て、十四歳にして殺人歴まで持っている。客観的に見てもヤベー奴である。しかし、彼は人を殺した事はなく、海外に出たのも、唯一の血縁者がいたからである。

881 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 17:56:37.18 ID:2Vc6zu6h0

木製のテーブルの上に置かれた円盤。
そこから投影されたげっ歯類が『ウチの高校に来ませんか？』と勧誘のメッセージを送って来た。一応、書面上は大学卒になっているので、勘違いでは？と日本大使館の窓口に問い合わせたところ、本当に勧誘してるらしい。しかも今、日本では父の名誉回復運動も起きてるらしい。
　
「凄い事になってるんですね」
　
「何暢気なこと言ってんの？君の知り合いの弁護士も動いてるみたいだし、これから君も色々動くんでしょ」
　
まったく知らない事に巻き込まれている。いつもの事だと彼の脳裏には原因を作り出したであろう人物が浮かんでいるが頑張って平静を装う。帰ったら色々しなくちゃいけないなぁ、なんて考えながらなんとか挨拶をして帰る事にした。
　
しかし、彼の知らない所で物語は動き始めている。

882 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 17:57:10.17 ID:2Vc6zu6h0

「さて、あやつはどう動くかのぅ」
　
「御老公も人が悪い。彼と話し合ってからでも良かったのでは？」
　
この国では珍しい日本家屋の一室に御老公と呼ばれた和服の人物とザ・出来る人と思われるスーツをピシッと着た男性弁護士が今後の話し合いをしていた。
　
「あやつは自分の欲がないからのぅ、周りが世話を妬いてやらんと動こうとせん。老い先短い孫馬鹿な爺いのお節介じゃよ。それに婿殿の名誉回復は娘の為でもある。なんせ儂が認めた男がいつまでも謂れの無い誹謗中傷に晒されたままでは死んでから娘にも顔向けが出来んのでな」
　
鋭い眼光のまま御老公は言い放った。その言葉には怒りと悔恨が混じっている。
　
「分かりました。まぁ、彼は感情を顕にする事が少ない子ですし、子供を守るのは大人の役目でしょうしね」
　
「あやつの日本での生活を出来るだけサポートしてやってくれ」
　
「彼なら私がいなくても大丈夫でしょうが出来るだけの事はさせていただきますよ」
　
「よろしく頼む。うむ、これから面白くなりそうじゃ」
　
御老公は孫は行ってしまうが曾孫との生活を思い浮かべたのだった。

883 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 17:59:22.18 ID:2Vc6zu6h0

共同通信公式
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884 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 18:00:05.52 ID:2Vc6zu6h0

潜水亭沈没＠雑文屋
@zaikeinoginogi
某ウェブメディアで記事を書かせてもらっています。
小説、漫画原作、各種ライティングも致します。
お仕事、遊びのお誘いはＤＭにて。
日本

885 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 18:00:32.74 ID:2Vc6zu6h0

Nakamura Yuuki
@MW341
Work hard Play hard

886 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 18:01:13.37 ID:2Vc6zu6h0

紅葉
@rjk7CVhxpEdmzmu
きさらぎ駅

887 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/15(水) 18:02:19.21 ID:2Vc6zu6h0

Eviwan
@ytplg04
色んなコンテンツをこよなく愛するフレンズなのだ♪けものフレンズはもちろん、ケムリクサ、ラブライブ、ポケモン、仮面ライダー好きなのだ♪歴史深海魚、お城や写真撮影も好きなのだ♪どなたでも気軽に絡んで欲しいのだ〜♪ 質問箱なのだ→ (link: https://peing.net/ja/ytplg04?event=0) peing.net/ja/ytplg04?eve…
カナガワちほー

888 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/16(木) 06:59:01.47 ID:fd3xHJtg0

Eviwan
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色んなコンテンツをこよなく愛するフレンズなのだ♪けものフレンズはもちろん、ケムリクサ、ラブライブ、ポケモン、仮面ライダー好きなのだ♪歴史深海魚、お城や写真撮影も好きなのだ♪どなたでも気軽に絡んで欲しいのだ〜♪ 質問箱なのだ→ (link: https://peing.net/ja/ytplg04?event=0) peing.net/ja/ytplg04?eve…
カナガワちほー

889 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/16(木) 06:59:32.11 ID:fd3xHJtg0

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890 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/27(月) 19:51:42.75 ID:otUMNr4e0

Y
@Hnism_Y
フォロー前ツイプロ必読 READ BEFORE F→(link: http://twpf.jp/Hnism_Y) twpf.jp/Hnism_Y
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891 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/27(月) 19:52:56.22 ID:otUMNr4e0

じゃこ助
@dontkoi_zzz
元気にしんでます/出勝/成人済/本誌派 裏→
@dontkoi_ggg
/メッセージ箱→(link: http://privatter.net/m/dontkoi_zzz) privatter.net/m/dontkoi_zzz
pixiv.net/member.php?id=…

892 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2019/05/27(月) 19:55:53.21 ID:otUMNr4e0

マシーン大元帥
@taitai79945222
男性ヒーローのやられならジャンル問わず好きなGです。 ヒロインは対象外。