他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【アイマス】P「千早がストーカー被害に?」
Check
Tweet
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:31:24.18 ID:cADw6s8t0
千早「…誰かに見られているかのような感覚がずっとあって…」
P「そ、それは本当か千早…!?」
千早「…」コクリ
P「…」
律子「そ、そんな事が…」
P「いつからだ…?」
P「…いや、いつからっていうか…そう気付いたのはいつ頃から?」
千早「…」
千早「だ、大体1ヶ月程前からです…」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1522503083
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:33:34.19 ID:cADw6s8t0
P「1ヶ月!? おい千早、何で今まで言わなかったんだ!」
千早「…そ、それは…」
P「相手がいつ手を出してきてもおかしくないのに、ずっと黙っていたなんて…」
P「お前の身に何かあってからじゃ遅いんだぞ!」
律子「プロデューサー!」
P「!」
P「…あ、あぁすまん…」
千早「…」
律子「…彼女のことだから、きっと大騒ぎにしたくないと思っていたんでしょう。他の人達に心配させたくないって…」
P「…そう、だな…千早は人より悩み事を溜め込む事があるしな…」
P「その前に、千早の変化に気付いてやれなかった俺の責任でもある…すまなかった」ペコリ
千早「い、いえ! 決してプロデューサーの責任では…!」
P「いや…俺の落ち度だ。既に不安な気持ちにさせてしまったんだから」
P「でも、今日はよく俺達に話してくれたな、ありがとう」
千早「…はい」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:35:57.24 ID:cADw6s8t0
P「さて、その前にもう外が暗いし…千早が話せるなら、詳細はまた今度にして今日はもう帰ろう」
律子「そうですね。幸い、事務所に残っているのはこの3人だけですし」
小鳥「」
P「ならもう戸締りしちゃうか」
千早「…お疲れ様でした」
P「ああ、お疲れ様。千早、送っていくよ」
千早「えっ!? い、いやそれは流石に…」
P「流石に、なんだ?」
千早「…プロデューサーに悪いですよ」
P「…お前な、今の話を聞いて1人で帰らす訳ないだろう。悪いなんて思わなくていい。送らせてくれ」
千早「あ、ありがとうございます…」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:38:01.07 ID:cADw6s8t0
ブーン...
P「…」
千早「…」
P「なあ、千早」
千早「っ…」ビクッ
P「詳細はまた今度…って言ったけどさ、どうしても今訊きたい事があるんだけど…大丈夫か?」
千早「は、はい…」
P「もう一度訊くが、まだ手を出されていないんだよな?」
千早「…はい」
P「良かった。じゃあ被害っていうのは…見られている以外にも、尾行…か?」
千早「そう、ですね…尾行されているような感じはします…」
P「…そうか」
P(尾行…)
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:40:20.28 ID:cADw6s8t0
P「それじゃあ、一番重要なところなんだが…」
千早「…」
P「…千早、そのストーカーに自宅まで尾行されてたりしてないか?」
千早「!」
P「…もし尾行されていて、自宅まで特定されていたらかなり危険だ。いつでも手を出されてしまう」
千早「尾行は…わ、分かりません…怖くて、振り向けなくて…」
P「…いや、いいんだ。それが普通だから…」
千早「…」
千早「…あ、そこを右に…ここで止まってください」
P「ん? あ、あぁ…ここか、立派なマンションだな」
P「どうする? 玄関先まで行こうか?」
千早「はい…」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:43:26.86 ID:cADw6s8t0
スタスタ
千早「ここです」
P「そうか、じゃあおやすみ。また何かあったら俺に相談してくれ」
千早「…」
P「…千早?」
千早「…っ」ギュッ
P「!」
千早「…」ギューッ
P「ち、ちょっ! 千早!?///」
千早「…です」
P「え、え…?///」
千早「…怖い、です…」
P「…!」
P「…あー…折角来た事だし、少し邪魔してもいいか?」
千早「…」コクリ
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:46:57.05 ID:cADw6s8t0
ガチャッ
千早「どうぞ」
P「お邪魔します…」
千早「…何も出せるものがなくてすいません」
P「いやいや、気にしなくてもいいよ」
P「それにしても…何というか、スッキリとしてる部屋だな…」キョロキョロ
千早「…プロデューサーは、もっと女の子らしい部屋の方が好きですか?」
P「うーん、千早の部屋はシンプルで俺は好きだぞ」
千早「シンプル…ですか」
P「ごちゃごちゃしてるよりよっぽど良い」
千早「なら良かったです。どうぞ、お好きなところに座ってください」
P「ああ…」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:49:13.58 ID:cADw6s8t0
P「…」
千早「…」
P「…」チラッ
千早「プロデューサー」
P「は、はいっ」
千早「…ふふっ、プロデューサーが緊張しないでくださいよ」
P「お、女の子の部屋なんて初めてなんだから仕方ないだろ…」
千早(初めて…だったんだ)
P「それで、どうした?」
千早「…プロデューサーの隣、行ってもいいですか?」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:51:13.07 ID:cADw6s8t0
千早「…」ピッタリ
P「ち、千早…近くない?」
千早「そうでしょうか…」
P(というかもう密着してるんだけど…)
千早「…」スッ
P「!」
P(千早が俺の肩に頭を預けてきた…)
千早「こうしていると、何だか落ち着きます…」
P「…そうか」
P「…」ギュッ
千早(!)
P「…」
千早「…」ギュッ
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:52:14.75 ID:cADw6s8t0
数十分後
千早「疲れているのにわざわざありがとうございました」
P「俺はまだ何もしてないよ。結局何も話せなかったし…」
千早「…いえ、私の事を思って…ですよね?」
P「…」
千早「それに、プロデューサーが傍に居てくれただけで私は…」
P「え…?」
千早「…///」
千早「…兎に角、多少は楽になりました」
P「そうか…良かった」
P「…おやすみ。ちゃんと戸締まりをしておくようにな」
千早「はい、おやすみなさい…」
ガチャッ
...バタン
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:55:22.50 ID:cADw6s8t0
翌日
ピーッピーッピーッ
千早「…ん、んん…」カチッ
千早(もう朝なのね…)
千早「…?」
千早(プロデューサーからメールが…)
ポチッ
『おはよう、俺が帰った後は何もなかったか?
不安な気持ちになるのも仕方ないが、これからは俺や律子が全力で千早を支えていくからどうか気に病まないでくれ。
それで、今日は来れそうか? 無理しなくてもいいが、来れるなら俺が迎えに行くから連絡頼む。』
千早「…」
千早「…」ポチポチ
ピッ
『特に何もありませんでした。
…ですが、もしプロデューサーが迎えに来ていただけると言うのならばお言葉に甘えてもいいでしょうか?』
千早「…〜…!」ジタバタ
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 22:58:27.35 ID:cADw6s8t0
ピンポーン
ガチャッ
P「おはよう、千早」
千早「おはようございます」
P「今日の仕事も大変だけど、お互い頑張ろうな」
千早「…はい」
P「それと…はい、これ」スッ
千早「? これは…?」
P「防犯ブザーだよ。昨日の帰りに買ったんだ、安物で申し訳ないけど」
千早「防犯ブザー…」
P「あとは取り返しのつかなくなる前に警察に連絡して、出来ればそのストーカーを…」
千早「! い、いえ! そこまで大事にしなくても大丈夫です!」
P「え? いやだって、このまま放っておいた方が大事に…」
千早「…わ、私は大丈夫ですから…防犯ブザーも頂けましたし」
P「…そうか。じゃあ行こう」
千早「はい」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 23:01:06.70 ID:cADw6s8t0
事務所
ガチャッ
P「ふぅ…」スタスタ
小鳥「お疲れ様です、プロデューサーさん」
P「あぁ音無さん、お疲れ様です」
小鳥「…千早ちゃん、どうでした?」
P「いつもと変わらないようで安心しましたよ。まあ多分心配かけないようにしてるだけだと…って」
P「…えっ、何故それを…!?」
小鳥「…昨日居たんですけど」
P「えぇ!? あ、あはは…ごめんなさい、気付かなくて…」
小鳥「いいんですよ、あの後鍵を閉められたことと比べれば」
P「…ほ、本当にごめんなさい」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 23:04:12.44 ID:cADw6s8t0
P「千早は…彼女は強いですね、然程変わりはありませんでした」
小鳥「そ、そうでしたか…」ホッ
P「俺があげた防犯ブザーもちゃんと受け取ってくれましたし」
小鳥「防犯ブザー?」
春香「おはようございます!」ガチャッ
P「おはよう春香」
小鳥「あ、おはよう」
春香「あれ、私が一番でした?」
P「そうだな。千早を抜かしたら一番だよ」
春香「あぁ、そういえば歌の収録があったんでしたね! 朝早くから大変だなぁ…」
P「春香は…レッスンだけだったか」
春香「はい、皆が来たら一緒に行きます」
P「ああ、頑張ってこいよ」
春香「勿論です!」
小鳥「…春香ちゃん達には教えないんですか?」
P「まあ、ええ…千早も今まで黙ってきたみたいですし…今になって心配させるのもあれかと」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 23:08:59.83 ID:cADw6s8t0
千早「〜♪ 〜♪」
千早「…ふぅ」
「はい、じゃあ少し休憩を取りましょう」
千早「は、はい」
千早(どうしよう…あまり歌に集中できない…)
千早(プロデューサー…)
ピロリン
千早「!」
千早(メール…プロデューサーからだ…!)ポチッ
『千早、頑張ってるか? 歌の収録が終わったら連絡してくれ。迎えに行く』
千早「…」ポチポチ
ピッ
千早「よし、頑張ろう」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 23:15:43.11 ID:cADw6s8t0
P「お疲れ様、千早」
千早「お疲れ様です、プロデューサー」
P「それじゃ帰ろうか」
千早「あっ、待ってください!」
P「…? どうかしたか?」
千早「ちょっと、帰る前に行きたい所があって…」
P「…分かった。付き合うよ」
千早「ありがとうございます」
P(1人で歩かせるのも危険だしな…)
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 23:20:05.91 ID:cADw6s8t0
スーパー
P「スーパーか…何を買うんだ?」
千早「えっと、食材です」
P「へぇ〜、料理するのか」
千早「ま、まあ…変ですか?」
P「ううん、家庭的で良いんじゃないかな?」
千早「!」
千早「よ、良ければ今日も来てください! ご馳走、しますから…」
P「おお、本当か!? ありがとう!」
P「千早の料理かー、楽しみだなぁ」
千早(…実際は春香が家に来た時にしか出来た事ないけど…あぁ、もう少し出来るようになってから言えば良かったわ…)
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 23:25:32.20 ID:cADw6s8t0
ガチャッ
千早「プロデューサーは座って待っていてください」
P「え、何か手伝うよ。何か待ってるだけって落ち着かないし…」
千早「大丈夫ですから。のんびりしててください」
P「…じゃあ、お言葉に甘えて…」
千早「…」キュッキュ
P(あ、千早がエプロンをして料理を始めようとしている…新鮮だ)ジーッ
P(何ていうんだろう…奥さん…いや、千早ぐらいだと彼女でも出来たような感覚だ…)
千早「…あの、あまり見つめないでくれます?」
P「あ…す、すまん…ちょっと見惚れてた…///」
千早「! …そう、ですか…///」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 23:37:09.81 ID:cADw6s8t0
千早「…」トン...トン...
千早(えーと、人参とピーマンは短冊切りに…え、短冊切りって何? 短冊切り…やり方…)ポチポチ
千早(…携帯って便利ね。皆が使うのもよく分かるわ…)
千早「…なんだ、そのまま短冊みたいに切ればいいだけなのね…」トン...トン...
P「…」ジーッ
P(千早…さっきから俯いてばかりいる。動いたと思ったら包丁の使い方もぎこちない…いや、不安で料理に集中できていない…のか)
P(やっぱり助けた方が良さそうだな…)
P「千早、俺も手伝うよ」
千早「あ、プロデューサー…」
P(大丈夫だ、お前には俺がついている!)
千早(見られてた…料理出来ないって気付かれた…)
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/31(土) 23:45:00.58 ID:cADw6s8t0
P「いただきます」
千早「い、いただきます…」
千早(結局、プロデューサーに頼っちゃった…私、ダメダメね…)
P「ん、美味しい。この野菜炒め、上手に出来たな」
千早「あ、それ…私が切った…」
P「うん、火もよく通ってるしとても食べやすい大きさだよ」
千早「!」
千早「そう、ですか…!」パァ
P「ああ!」
千早「ふふっ…♪」
P「あはは、やっと笑ったな!」ニコッ
千早「! …///」
P「やっぱり、笑顔が一番だ」モグモグ
千早「は、はい…」
千早(…)
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 02:31:10.72 ID:05YBUYLUO
ええい!続きはまだか!?
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 03:45:52.64 ID:qebNzCue0
続きはよ
はよ
38.19 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)