NARUTOに異物が紛れ込みました Part.4

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709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 00:14:16.74 ID:bviolHxi0
フルスロットルですね…ww
710 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 00:18:47.49 ID:N1Km4P2Lo
えっと本日はここまでです
ゾロ目で終わるってほんと多い気がする


このあといくつかのコンマで低コンマが続いたらナルレボになるはずだった
そしてそれをサスケが止めることになっていた

この場面での最良の結果00を考えておきます
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 00:20:00.43 ID:mXoIk95B0
チョウズメくんたちはどこへ向かってるんだろうか(遠い目)
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 00:20:35.65 ID:/16P/48EO
おつー
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 00:48:20.69 ID:O2deOxaA0
乙でした
六道仙人の遺志を継ぐ者は何人いたっていい、忍宗とはそういうものだ
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 01:05:51.59 ID:Dd+a+FTZ0
こりゃもう最初からクライマックスやね

ナルト「revolution!」
なら
チョウズメ「this way…」
な展開になりそう
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 01:09:49.43 ID:K7w32LzL0
相変わらずこのスレのコンマは虎視眈々とプロット破壊を狙ってくるなwwwwww
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 02:48:22.64 ID:FKeT+Qrgo
もういつでも覚醒出来るようになるとかでも驚かんぞ
柱間マダラクラスは越えた気がする
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 03:19:53.07 ID:g/fjrBl0O
乙です
すげーな、眠気が吹っ飛んだわw
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 15:50:31.70 ID:lyZU9K4e0
ナルトがいねーとマダラ登場以降何人逝くか分からんな
まぁどこまでチョウズメがナルトの代わりが出来るか分からんけど、チャクラ分配は無理だよね?
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 17:42:28.21 ID:/Q30Q1uVO
チョウズメがナルトの代わりをすることはないんじゃね00ゾロ目出てるわけだし
人柱力でゾロ目はやばいって言ってたけどどうなるか
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 18:26:54.39 ID:jeNgQk+S0
この話が始まった頃は、敵を挽き肉にして腸詰めにする残虐ファイトが見られると思っていました
暁の不死コンビあたりは腸も詰め物も自前で用意できて狙い目だなと
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 18:57:24.83 ID:MIcu0ZH+O
一人は異世界にボッシュートでもう一人は木遁でぺちゃんことか草
722 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 20:50:10.46 ID:N1Km4P2Lo
戦争がまともに行えない可能性が出てきました


そして00の判定
コンマ
下1
80〜  オワタ
50〜79 六道仙人「は?」
20〜49 六道仙人「なるほど」
〜19  わかるってばよ
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 20:51:02.32 ID:JBLME8Yzo
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 20:51:26.76 ID:v/8lql2CO
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 20:51:46.26 ID:JBLME8Yzo
すまん微妙だった
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 20:51:50.53 ID:K7w32LzL0
隙あらばゾロ目を取りに来るコンマ神よ
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 20:53:04.78 ID:49tjD7Uko
ちっおしいおしい
728 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 20:54:00.49 ID:N1Km4P2Lo
このイベントはフラグは後々に発動します

ゾロ目だったら無限月読と忍宗によるクアンタムバーストが起きていました
729 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 20:56:38.50 ID:N1Km4P2Lo
九喇嘛はチョウズメをナルトのこの精神世界の入口に出現させたと思っていた

だが実は別の精神世界に行っていたため遅れてしまった

カグヤ「主は……我か」

チョウズメ「またですか」

チョウズメは始球世界に酷似した場所でまたカグヤと……だがよく見ると角も生えておらず、敵意の一切ないカグヤの目の前にチョウズメは現れた
730 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 21:08:11.78 ID:N1Km4P2Lo
カグヤ「主が我を吸収しておることは目を合わせた時に理解した」

チョウズメ「……全然違いますね。なんか雰囲気からして」

カグヤ「わらわはわらわが愛した男の国を守るためにチャクラの実を食べる前のわらわだ」

チョウズメはカグヤの記憶を思い出す

いつか忘れる記憶は流石にまだ1ヶ月も経っていないため消えていない

その記憶には宇宙から来訪したカグヤがかぐや姫のおとぎ話のごとく、地上に舞い降り、そしておとぎ話のかぐや姫とは違い、地球の男を愛していたことを思い出す

その時に男に貫かれる感覚まで思い出し吐きそうになった

そしてカグヤは客観的に見ても、チャクラに精神を蝕まれ、おかしくなったことも思い出す

チョウズメ「まだ姫であった時のカグヤさんが一体何のようですか?」

カグヤはその言葉を聞くと、地面に跪き、頭を下げた

チョウズメ「ちょっと!」

カグヤ「わらわはお主の中に残った残留思念。だが、わらわの本体、魂の大半は月に封じ込まれておる。どうか、わらわを完全に消滅させてもらえないでしょうか」

カグヤはこうべを垂れた
731 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 21:15:04.90 ID:N1Km4P2Lo
カグヤは語る

国を守るために力をつけたのに、その力で国を滅ぼし、自らが神のごとく振舞ってしまったことを

たまたま封印されずに漂っていた魂の一部がチョウズメの魂と共鳴し、チョウズメの魂を喰らい、もう一人のカグヤが出来たがったこと

そしてチョウズメが狂ったカグヤの部分だけを吸収し、この姫であった頃のカグヤはまだ吸収されきっていなかったこと

カグヤがこのまま復活してしまったら、きっと世界に迷惑をかけること

自分が愛した世界をまた破滅に導いてしまうと


チョウズメ「僕はカグヤを復活させようとはしません。ですが出てきてしまったら、カグヤさんの願いのとおりにすることを約束します。あなたのおかげで、僕はみんなを守る力を得られたので」

カグヤ「……ありがとう」

カグヤは少しの間頭を地面につけたまま黙りこくり、チョウズメに微笑みながら、光となってチョウズメの中に消えていった
732 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 21:16:26.85 ID:N1Km4P2Lo
チョウズメ「……成り方がわかる」

最もチャクラの実に近いチャクラを身に纏う形態、カグヤモードをチョウズメは自らの意思で発動できるようになっていた



「ゴオオオオオオ!」

チョウズメはモードになったり解除したりをしていると、本来ならば目覚めたであろう世界から声、九尾の手を貸せという強い意志の篭った雄叫びが聞こえた

チョウズメ「ナルトは隠しているみたいだけど、あんなに辛そうな顔をしていたし、その原因を探るために忍宗を使ったからわかる。ナルトは僕を恨んでいるって。でも今更サスケを闇落ちさせることだって、ヒナタを譲ることだって出来ない。本気でぶつかろう」

チョウズメは空間に穴を開けて、九尾の声が聞こえた場所に飛んだ
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 21:22:59.31 ID:49tjD7Uko
オビト:\(^o^)/
マダラ:/(^o^)\
カブト:orz
なかんじ?
734 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 21:25:17.04 ID:N1Km4P2Lo
ナルト「おお、この力なら!」

ナルトは九喇嘛より授けられた尾獣チャクラによって、九喇嘛モードになっていた

まだ九喇嘛の名前を知らないので、九尾モードとでも言うべきか

本来ならオレンジ色のチャクラの衣を纏うはずのナルトだが、その衣は黒ずんでいた

九喇嘛(やはりまだ闇を克服しきれていない状態でそれをやると、俺の消しきれていない憎悪が侵食するか)

だがその黒ずみにナルトは気が付かない

ナルトの後ろに九喇嘛が着地し、いつでも動けるようにチャクラを練り上げていると、それが現れた

真っ白な月の光を直視しているかのような幻想的な光に包まれているそれ

額には輪廻写輪眼、片目は白眼

髪が伸びて真っ白な髪になり、頭には日本の角が生えたそれ

九喇嘛「今ならわかるぞ! 俺はやはり合っていた。貴様は大筒木カグヤのチャクラを得ているな!」

九喇嘛の言葉にチョウズメはゆっくりと頷く

求道球がないから飛べないはずのチョウズメだが、オオノキに教えて貰った加重や軽重の術によって、既に飛べるようになっていた
735 : ◆.5dCvMNp2o [sage]:2018/04/17(火) 21:25:50.66 ID:N1Km4P2Lo
オビトはそんな感じですね
ほか二人はどうでしょう
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 21:28:54.35 ID:kYwkjRid0
日本の角とな
737 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 21:30:01.24 ID:N1Km4P2Lo
誤字ですね
✕ 日本の角
○ 二本の角
738 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 21:33:25.85 ID:N1Km4P2Lo
チョウズメ「はい。先程完全に掌握しました。ナルト、僕を殺したいの?」

ナルト「……俺はお前を倒す!」

チョウズメ「僕はサスケの代わりにもなれないし、ヒナタを譲る気もないし、火影だってやる気はないよ? 綱手さんの手伝いをしていたのは、危険がない割にお金が貰えたからだし」

ナルト「九尾! 多重影分身の術!」

ナルトの目が獣の、九尾チャクラを無理やり行使した時のあの目に代わり、九尾に指示を出しながら、辺り一帯に影分身を出現させた

九喇嘛はとりあえず本気で戦わなければナルトには響かないので、初手から尾獣玉をレーザーを撃つためにチャクラを口の前で球体にし始めた


そしてチョウズメは本気で戦うことこそナルトの為になると思い、本気で戦ってしまう

チョウズメ「超部分倍加の術からの八十神空撃」

言葉すら発さずに黄泉比良坂で上空に転移した

手のひらを超巨大化させて、普通の手の大きさで完全須佐能乎すら壊すことの出来るチャクラの拳撃を放った
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 21:44:33.41 ID:kYwkjRid0
>完全須佐能乎すら壊すことの出来る
この部分だけでいかにチョウズメがいかに狂った強さを持ってるかわかる
740 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 21:48:03.49 ID:N1Km4P2Lo
そこからは酷かった

氷遁と木遁を同時に使った血継淘汰のような土、水、風による術、氷樹を駆使して、氷樹海降誕などでフィールドを作り、ナルトをボコる

雷遁以外の基本属性で龍を作り、氷遁や木遁でも龍を作って九喇嘛を攻撃しながら、チョウズメ自身も倍加で九喇嘛を殴る

ナルトが何とか仙人モードになって仙法風遁螺旋手裏剣を放つも、輪廻眼の餓鬼道でチャクラを吸収し、天道で吹き飛ばされる

無限月読が使えるカグヤの写輪眼は当然月読であり、九喇嘛とナルトを同時に月読に嵌めて、イタチにやられた修行という名の半殺しを【手加減して】再現する


ナルト「くっそ! 九喇嘛!」

九喇嘛「次は俺が補助をする。尾獣チャクラを纏いながら蛙組手でボコれ!」

二人は何度も殺されかけ、その度に立ち上がり、共に強大な敵(チョウズメ)に立ち向かった

そうしていると、いつの間にかナルトは九尾の真名を教えて貰っていた

戦いの中で生まれる友情とでも言うかのように、二人は戦えば戦うほど仲を深めていく

そしてナルトは純粋にチョウズメを倒したいという思いのみで戦い続けているためか、チョウズメへの恨みも忘れている

故に九喇嘛モードの憎悪による黒ずみも消えていた



チョウズメ(いつまで続ければいいの……)

ボコリ続けている側のチョウズメはもう精神的に疲れていた
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 21:49:29.04 ID:CBpLTr/1O
これはひどい
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 21:50:04.02 ID:JBLME8Yzo
これはひどい
743 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 22:00:08.23 ID:N1Km4P2Lo
チョウズメは今持てる全ての力を使って、二人をボコボコにし続けた

ナルト「……もう、動けねえ……てば、よぉ」

九喇嘛「木遁でチャクラを吸われるのが辛すぎる……」

ナルトと九喇嘛は二人並んで地面にぶっ倒れていた

チョウズメ「……やっと、倒れてくれた」

マダラに殺されかけていた時とは違い、やり過ぎて二人を殺してしまうと、どうなるのか分からないので上手く殺さないようにするのに物凄くチョウズメは神経を使った

チョウズメはナルトと対話をするために、ナルトの近くに歩いていく



その時、ナルトの体からいくつもの鎖が現れ、チョウズメの元に向かってきた

チョウズメ「その程度……」

チョウズメはすぐに迎撃しようとしたが、その鎖のチャクラから感じる想いを感知した

ナルトを守る暖かい想い

迎撃の手を止め、そのまま鎖にぐるぐる巻きにされた

それなのに

クシナ「うちの息子を虐めてるんじゃないってばね!」

チョウズメ「な、ぐへっ!」

いきなり現れた綺麗な赤髪の女性にチョウズメは顔面を思いっきりぶん殴られ、ぐるぐる巻きの状態で吹き飛ばされた
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:02:02.80 ID:49tjD7Uko
母の愛はつよし!
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:03:25.41 ID:JBLME8Yzo
理不尽!
746 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 22:09:39.84 ID:N1Km4P2Lo
チョウズメは現れた女性が誰なのか一言でわかった

てばねの赤髪の女性とだってばよのオレンジのナルト

チョウズメはぐるぐる巻きのまま抵抗せず、逆にチャクラでのみ存在しているであろう人の生存時間を少しでも上げるために鎖経由でチャクラを譲渡していく

チョウズメの今扱っているチャクラはチャクラの実の元のチャクラなので拒絶もされないだろう

ナルト「……てばね?」

クシナ「あなたと同じ生まれつきの口癖ね。興奮しちゃうと出ちゃうのよ」

ナルト「……」

クシナ「さっきから出られるタイミングを伺っていたから見てたけど、ナルトもだってばよなんていう口癖が出ちゃってるわね。まあ私との繋がりだと思えばいいのかな?」

ナルトは無言でクシナにダイビングして抱きつく

ナルト「ずっと、ずっと会いたかったってばよ母ちゃん」

クシナ「私もよ、ナルト」

ナルトから出ていた鎖はクシナの足元からいつの間にか伸びている

チョウズメはぐるぐる巻きで動けない

ナルトは泣きながらクシナに抱きついている

そして九喇嘛は

九喇嘛「……」

気まずそうにそっぽを向いていた
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:15:48.68 ID:jeNgQk+S0
これはモンペですわ
いきなり喧嘩売られてようやく場を収めたと思ったら、まさかの母親登場ww
748 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 22:16:58.41 ID:N1Km4P2Lo
それから二人は隣合って座りながら、話し始めた

クシナがこの場に現れたのは九尾チャクラをコントロールする時に手助けになるために、封印に組み込まれたこと

クシナ「まあ、ナルトが自力で九尾、九喇嘛だっけ? と仲良くしてて、友達にボコボコにされてるのは流石に笑ったってばね」

ナルトは以前同じような精神世界であったミナトとの馴れ初めをねだった

その他にもナルトが今まで行ってきたことやその他様々な話を時間をかけてゆっくりと話していく

本来ならクシナはそんなに居られないのだが、チョウズメのカグヤのチャクラと九喇嘛の九尾チャクラのおかげで存在する分以上のチャクラを賄えている


クシナ「料理のできる男はいいわね。ミナトはそこら辺てんでダメだったから、いい夫になるわよ」

ナルト「へへっ、そうだよな、そうだよな!」 

クシナ「そうそう。あっ、ちょっと立ちなさいな」

ナルト「なんだってばよ?」

ナルトは笑顔でその場から立ち上がる

同じく立ち上がったクシナは手のひらに力を込める

ナルト「……え?」

クシナ「親友を殺そうとしてんじゃないってばね!!」

ナルト「ぐへっ!!」

ナルトはクシナに頭を叩かれて、そのままチョウズメの近くまで吹き飛んだ
749 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 22:24:28.41 ID:N1Km4P2Lo
クシナ「君がナルトの話に出てきたチョウズメだってわかるわ。私がここにいるためにチャクラをくれてるのもありがとう。でもね、限度ってものがあるってばね! なんで月読までやるのか! そこまではいらないってわかるわよね?」

チョウズメ「……はい。でも」

クシナ「でももクソもない!」

チョウズメ「えぇ……」

本気を出さないと二人をここまで追い込むことが出来なかったのにこの言い分である

クシナ「それにナルトもそう! なーに親友を殺そうとしてるの! いい? ヒナタって子は多分ナルトの事が好きだった。でもそれに気が付かずにナルトはいたずら坊主をしてたんでしょうが! そこで彼は努力して手に入れたの! あんたがいたずらをしている間に!」

ナルト「で、でもさ」

クシナ「でももクソもない!」

ナルト「痛ってか……へへっ」

言いたいことが沢山あったが、クシナの弱めのお仕置きの拳を受けて、母親のお仕置きの拳を初めて受け、少しだけナルトは嬉しくなっている

クシナ「そして九喇嘛! あんたはナルトを既に認めているのに、なんでこんな戦いをする前から話しかけないの! 昔からそうじゃない! ムスッとしてそれがかっこいいとでも思ってるの!?」

九喇嘛「別にそんなわけじゃ」

クシナ「言い訳はいい!」

九喇嘛「……はぁ」

九喇嘛は口ではこの女性に勝てないと理解し、深くため息をつく
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:25:32.27 ID:49tjD7Uko
母は本当につよし!
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:30:08.66 ID:kYwkjRid0
理屈では勝てない存在それが父母
752 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 22:30:12.72 ID:N1Km4P2Lo
クシナ「ナルトはもうしょうがなかったって割り切れたわよね? この戦いのあいだに」

ナルト「……多分」

クシナ「なら謝りなさい。殺そうとしてごめんなさいって! チョウズメもそうよ!」

チョウズメ「……本気でボコボコにしてごめんなさい?」

ナルト「殺そうとしてごめんってばよ」

クシナは鎖を消してから、ナルトをチョウズメの前に押し出す

そして二人は握手をして互いに謝りあった

チョウズメは頭を傾げながら、ナルトは母親に怒られるという初めてのことに少しだけ頬を緩ませながら

クシナ「……そして私もごめんね九喇嘛。私はアンタのことを腫れ物みたいに扱ってたわ。ナルトみたいに力を合わせることも出来たはずなのに」

九喇嘛「……あの時の俺は荒んでいた。俺もその」

九喇嘛は言いよどむ

クシナ「……その?」

ナルト「その?」

九喇嘛「……くっ! すまなかった」

九喇嘛はそれだけ言うと、明後日の方を向いてしまった
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:31:17.84 ID:jeNgQk+S0
トマトおばさんつおい
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:32:43.13 ID:1AeWHjDPO
コンマ神「これもまた愉悦」
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:34:02.20 ID:jeNgQk+S0
今思えばチョウズメがナルトやサスケを気にしていたのは文字通りの老婆心だったわけか
アシュラとインドラの転生体を見守るカグヤお婆ちゃんの転生体
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:37:38.61 ID:kYwkjRid0
こうみると本当に闇堕ちしなくてよかったなチョウズメ
誰が勝てるってんだこんのチートに
757 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 22:40:49.09 ID:N1Km4P2Lo
九尾はワシだった気がする
ままええよね?



クシナはそのあと、16年前の真実を話した

だがその話をもっと詳しく知っているチョウズメが補足をした

ナルト「母ちゃんや父ちゃんを殺したのは……」

クシナ「そう。だけど駄目よ。憎しみだけで戦っちゃ。多少キレたっていい。ぶっ殺したくなってもいい。だけどそれだけの為に戦わないで」

ナルト「……母ちゃん、物騒だってばよ」

クシナ「そうかしら?」

チョウズメ「はい」


そのあとチョウズメはクシナに鎖を出させて、チャクラを補充しながら、九喇嘛の元に行き、二人と離れた

九喇嘛「親子二人の時間を作るためか」

チョウズメ「そう。両親が愛してくれているってやっぱりいい事だよね。僕も頑張んないと」

九喇嘛「クシナは当分ナルトの中にいるだろう。俺がクシナを生存に必要なチャクラを譲渡し続ける」

チョウズメ「罪滅ぼし?」

九喇嘛「ナルトに好かれるための小細工だな」

九喇嘛は笑いながらそう呟いた

九喇嘛「……おい、そろそろ外の奴らが心配してお前らを無理やり起こそうとしているぞ。クシナとは当分会えるようにしてやるから、とりあえずお前らは体に戻れ」

チョウズメ「ナルト、また後でね」

ナルト「ごめん……違うな、ありがとうだってばよ! チョウズメ!」

チョウズメ「うん、僕こそありがとう」

ナルトは母親と再開するきっかけを得れたことに対して

チョウズメはカグヤモードを完全会得したことに対してお礼を言った

そしてチョウズメは一足先にこの精神世界からおさらばした
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:47:39.88 ID:jeNgQk+S0
>得れた

細かいけど、「得られた」だね
社会人になった以上は日本語の文法・語法はマジで気をつけた方がいいよ
俺の知り合いなんか政府刊行物にまで間違った表現のまま自分の文章が掲載されて未来永劫晒し者だし
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:50:18.13 ID:JBLME8Yzo
完全に九尾モード会得したよねこれ
760 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 23:01:52.29 ID:N1Km4P2Lo
文書書く時はら抜き気をつけてるから許してくだせえ
指摘あざっす 気をつけるわ
てかその友達はワードとかの校正を使わなかったのかね





ナルトとチョウズメが真に友好を深め、ナルト自身は九喇嘛モードを完全に会得した頃


忍連合軍本部では我愛羅が演説をしていた

他里同士で争う忍びたちを結束させるべく、我愛羅は覚悟を謳う

敵がここにはおらず、暁に傷つけられた者は皆ここにいると

この戦いが終わっても砂が許せないなら自分の、我愛羅の首をはねろと

そして自分の若さを詫び、それでも力を貸してほしいと

我愛羅「同意するものは俺に続け!」

オオオオオオオオオ!!

同意の雄叫びが響く中、戦いが突如始まった

マダラ「天碍震星(てんがいしんせい)」

忍び連合の全ての軍がその場に集い、そして喝采をあげている中、成層圏から巨大な隕石が墜落してくる
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:06:40.59 ID:CBpLTr/1O
不意討ちとは卑怯なり
762 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 23:15:03.18 ID:N1Km4P2Lo
時間は少し巻き戻る

カブトと手を組むことをほぼ強制されたオビトだった

そのカブトはチョウズメを軽視しているのか、穢土転生の強いヤツらをぶつければ倒せると思っているようだった

オビト(柱間であるあいつがその程度で勝てるわけがない!)

オビトは色々と余念なく調べていた

一尾の人柱力と七尾の人柱力と八尾の人柱力は完全にコントロールができるらしい

そんな奴らがいるのだからナルトもすぐに会得できる可能性が高い

これだけで尾獣が四体敵になったようなものだ

だが調べてみると、ナルト(九尾)とチョウズメとフウ(七尾)は木の葉から出ていったのをゼツが見ていた

尾獣を抑えられるであろうチョウズメに人柱力が二体がどこかの秘境に行くのだ

ゼツが追えば仙人モードに感知される可能性があったのですぐに引かせた



そして忍連合軍とはたしかに巨大な軍事力だ

だがあまりにも数が多すぎるが故に、本部の場所やその他様々な情報を手に入れられる

そしてオビトは覚悟を決めた

オビト(俺がマダラでは無いことはチョウズメ経由で知られているはずだ。それならば、敵が集まっている時に最大火力をぶつける!)

オビトがマダラではないと知られていなければ、マダラを出すことに消極的だっただろう

だがオビトがマダラではないと理解されているのであれば、チョウズメたちがいないうちに敵を減らそうと、マダラを初手から利用する案をカブトに提案していた
763 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 23:25:43.11 ID:N1Km4P2Lo
オオノキ「見捨てるなんて選択んしたら、きっとあの子に嫌われてしまうじゃけぇ」

我愛羅「守鶴!」

守鶴『全力を出すぞ!』

エー「ええい、ワシは巨大質量に対する術など持ってらんわ! 連合軍の皆の者! 慌てるな! オオノキのジジイや風影がやってくれるわ! お前らは粉砕されるであろう落ちてくる岩の対処の準備をせよ!」

綱手「カツユ、やるぞ!」

カツユ「はい」

メイ「私の術で、本部の索敵部門などの重要な場所の補強をしてきます」

オオノキはその場から飛び出し、落下してくる隕石を受け止めようと、土遁超軽重岩の術を発動する

我愛羅は守鶴にも手伝ってもらって、改めて持ち込んでおいた、本部の周りの砂を全て動かして、忍びを守るために砂の屋根を作る

エーは自分では役に立たないことをすぐに見抜き、忍びたちへと指示を出す

メイも同じく自分のやれることをやる

綱手は仙人モードになり、怪力のブーストさせて、我愛羅の作る足場を飛んでいく


1個目の隕石はオオノキが受け止め、綱手が本気でぶん殴り壊した

マダラ「だが二つ目はどうかな?」

その隕石の上から更に隕石をマダラは降らせた

我愛羅「やるぞ守鶴」

守鶴『狙われている状態でやるべきではないんだがな』

我愛羅「尾獣化!」

そして二つ目の隕石は我愛羅が守鶴に尾獣化して、無理やり受け止めた

だが、更にその上にはある存在がスタンバっている
764 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 23:33:18.17 ID:N1Km4P2Lo
長門「すまない避けてくれ! 神羅天征!!」

誰にも聞こえていないが、それでもできるだけ声を張り上げて、長門は避難を呼びかけた

そして操られるまま木の葉を潰した時と同等の神羅天征を解き放った



コンマ
下1
コンマが低いほど忍連合軍の被害は大きい
10以下だと木の葉のチョウズメの仲のいい人が死んだ

コンマ
下2
生き延びた天使の放浪
30以上であの女性は戦いに赴く

コンマ
下3
月をも超える愛の少女は愛故にここにいた
70以上でその少女はここにいて、被害を20コンマ分減らす
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:34:12.55 ID:JBLME8Yzo
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:34:22.37 ID:W0RkrszlO
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:34:27.82 ID:BhUTmJjpO
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:35:05.16 ID:JBLME8Yzo
ゾロ目出たけどどうなるかな?
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:35:23.43 ID:CBpLTr/1O
ほぼ完璧じゃないか…
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:36:21.50 ID:3/z8hUz+o
このゾロはでかい
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:39:58.39 ID:jeNgQk+S0
ファーーーww
772 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 23:42:01.86 ID:N1Km4P2Lo
ゾロ目の判定

コンマ
下1
67〜  バグ忍者が何故かいた
34〜66 オオノキ、我愛羅、綱手、その他忍びによって被害を食い止めた(オオノキ、我愛羅、守鶴、綱手が少し負傷)
〜33  綱手様、チョウズメとヤってから強すぎ(綱手負傷するが、軍はほとんど死者なし)
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:42:50.44 ID:kYwkjRid0
ふーん!
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:43:50.23 ID:49tjD7Uko
ま た ぞ ろ 目 か
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:46:46.32 ID:bviolHxi0
ハナビが何故かいて?小南が長門を止めるべく現われて?バグ忍者がなにかやらかすと
776 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 23:50:26.47 ID:N1Km4P2Lo
更に発展

チョウズメ参戦確定
コンマ
下1

67〜  下+大蛇丸様サイコー
34〜66 下+小南は準備万端で長門を完璧に封殺する
〜33 このタイミングの少し前にイタチ達がカブトと戦っていた+サスケはこちらに来ていた
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:50:53.84 ID:CBpLTr/1O
というかマダラ異空間にポイ捨てすれば脱出不能じゃね?
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:50:55.99 ID:JuBZOsxU0
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:52:27.45 ID:JBLME8Yzo
これ99だったら人柱力全員集合だった?
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:53:09.93 ID:CBpLTr/1O
おっとすまない
781 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 23:53:44.25 ID:N1Km4P2Lo
マダラポイッでもいいですけどお話的に
「……えぇ」
になるので流石にね?

99だったらもう話が終わってました
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:54:34.91 ID:49tjD7Uko
コンマ神「もう少し遊べるドン!」
783 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/17(火) 23:57:53.70 ID:N1Km4P2Lo
天使の放浪



長門は神羅天征を使ったあと、敵に追い打ちをかけるように無理やり命令をされているため、追い打ちに行こうした

だが

長門「……紙飛行機!」

長門の目の前を横切った紙飛行機

その意味を正しく理解した長門は、紙飛行機をこちらに寄越した女性を敵として認識して、その女性に追い打ちをかけると体に思い込ませて、そちらへと向かった



長門が向かった場所は少し小高い丘の上だった

そしてそこには

小南「久しぶりね長門。髪の毛の色が戻っているわ」

長門「……ああ、久しぶりだ。でも逃げてくれ。俺は小南と話がしたかったが、今の俺は操られている」

長門は小南を殺すために動き出しそうな体を必死に抑え込む

マダラや本部を囲むようにして配置している穢土転生たちがいるため、カブトはそこまで長門にリソースを傾けていないため、抵抗ができている
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 23:58:30.32 ID:3/z8hUz+o
プロット完全破壊は免れましたね(おめめ輪廻眼)
785 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:11:45.92 ID:zg4NZYfQo
小南「知ってるわ。イタチに全てを聞いた。そして今の長門は全力で輪廻眼を使えるってことも」

小南は始球世界で看病を受けていた時、イタチの予想を聞いていた

穢土転生で長門が使われるのなら、自分が止めなければならないと思い、綱手……忍びが連合軍に頼んでいくつものあるポイントを作ってもらっていた

長門「なら!」

小南「何のために私がここにあなたを呼んだのか……わかる?」

小南が足で地面を蹴ると、長門と小南が立っていた小山が一気に解け、大量の紙に変化する

その紙の山の中に長門は落ちていく

小南「長門の足が治っていても、天道を使えない今なら、修羅道も地獄道も畜生道も人間道も餓鬼道も無意味」

畜生道ならば口寄せを召喚できるが、既に長門は小南の紙に体を拘束されている

チャクラを使わないギミックによって、どんどん長門の体に髪が集まっていく

ある程度長門が紙に覆われると、外側の紙をチャクラで操作して長門の封印をさらに強める

大量の紙が長門の体を一度壊し、塵が集まり再生する隙間に紙が入り込む

紙一枚一枚が封印を施すための術式が書いてある
786 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:12:46.93 ID:zg4NZYfQo
長門「……そうか。他でもない小南に止めてもらえたのは嬉しいよ」

小南「ええ、私も私自身が止められたのは嬉しいわ」

紙の使徒を発動し、紙の翼で紙の山に拘束されている長門を見下ろしながらそう答えた

その見下ろす瞳は悲しげな目をしていて、涙がとめどなく溢れてくる

長門「泣くなって。俺と弥彦は先に行って、小南のことを待ってる……俺は地獄行きかもしれないがな」

小南「それなら私も弥彦も地獄に迎えに行くわ」

長門「それなら閻魔様を輪廻眼で説得して、みんなで天国に行かないとな」

小南「そうよ。おやすみ長門」

長門「おやすみ小南……」

長門は小南と連合軍の事前準備によって、穢土転生での役目をすぐに終わらせた
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 00:18:04.19 ID:6IicTQbjo
ええ話や…
788 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:19:53.84 ID:zg4NZYfQo
ハナビはこっそり連合軍に参加していた

本来ならまだアカデミーを卒業していないハナビが来れるわけがない

だが自分たちだけが安全な場所で、チョウズメが全てをやってくれるなんていう甘えたことをしたくなかった

それにチョウズメはこの連合軍の本隊にはいない

もしそのいない時に本隊が襲われ、チョウズメの友達が死んでしまったら、きっとチョウズメは変わってしまう

ハナビはそう確信していたので、今まで使ってこなかった瞳を使って、皆を守る手助けをすることにした

ハナビ「……お父様が昔に言っていた。日向の天忍が使っていた白眼の更に上をの瞳術があるって。多分これがそれ、転生眼」

本来ならその瞳は白眼が最終的にたどり着く、写輪眼でいう輪廻眼のようなもの

その条件は既に失伝しているが、無限の愛を手に入れた時という伝承が残っているとかいないとか


ハナビの両目は煌めきがかかった水色の瞳に万華鏡写輪眼を思わせる模様ができ、中央に瞳孔を思わせる黒い点が浮かんでいた
789 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:30:34.54 ID:zg4NZYfQo
五影たちは大いに努力し、二つの隕石を退けた

だが、長門の神羅転征までは対応出来なかった

長門の発動したその衝撃波が連合軍を消し飛ばそうとした時、ハナビは空に飛び上がり術を使った

ハナビ「銀輪転生爆!」


ハナビは転生眼を手に入れてから、脳裏に浮かんでいた二つの術のうちひとつを解放する

それは巨大な、とても巨大な竜巻を発生させる術

空気のない空間であっても強制的に風が発生し、九喇嘛モードのナルトすらも退ける圧倒的破壊力の暴風を天道の斥力にぶつけることによって、ほぼ無効化した

マダラ「はははは、まさかあの術の二連に神羅転征すら退けるか。それにその目、もしや転生眼か? いいだろう、その目も頂いてやろう」

チョウズメ「は?」

マダラ「なんだお前」

チョウズメ「吹き飛べ!」

マダラは特殊な瞳術ならば収集しておいた方がいいと思い、ハナビに近づこうとした

だがいつの間にか隣にいた、白いチャクラを纏うチョウズメにぶん殴られていた
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 00:33:15.69 ID:aVjZHjZaO
ちょっとバンナム
このナルティメットストームバグ満載なんですけど
791 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 00:37:12.63 ID:zg4NZYfQo
話の整理をしないと大変なことになるので本日はここまでです

長門消化
戦場不意打ち対応消化
次はカブト(大蛇丸様サイコー)の描写からですね

そしてまだ亀島の00の処理が終わっていないという ハバネロさんが色々やったのはゾロ目効果でコンマで選ばれた
六道仙人「なるほど」
がまだです
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 00:44:41.48 ID:PvO+FsNXo
乙ー
もう収拾つかないなこれw
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 00:55:00.49 ID:Z29Yd9pN0
どうあがいても(マダラが)絶望
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 06:24:21.24 ID:MtPGqoXl0
乙でした
せっかく出てきたんだからマダラお爺ちゃんがオビトの勘違いを正してやってくれww
勘違いしたまま滅殺されるのは哀れ過ぎるww
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 14:18:45.77 ID:AKYirtaRO
マダラを封印すれば、後は黒ゼツだけかな?
けどイタチさえ呼び出せば十束の剣で事足りると言う…
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 16:33:29.12 ID:y833ZWfL0
マダラ「敵陣にチート多過ぎて嫌になりますよ」
797 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:09:59.06 ID:zg4NZYfQo
カブトは暁の持ち物ではない秘密基地で穢土転生を操作していた

カブト「……長門が速攻でやられちゃうなんて、暁の表のリーダーもこの程度ですか」

大蛇丸「そんなこと言うのはやめなさい。あなたが言うには、相手は長門のスペックを完全に理解して、封殺できる準備をしていたのでしょう?」

カブト「……そうですね。運が悪かったということにしましょう。それにしても驚きだ。マダラの奇襲でほとんど被害が出ないなんて」

大蛇丸「連合軍は伊達ではないということかしら」

カブト「でも僕が特別に手を加えたマダラ、そして連合軍を囲うように配置している穢土転生たちには勝てない」

大蛇丸は現在、自分の求めていた不死の存在になっている

穢土転生体で他とは違い、完全に意識もあるし自由意志もある

ただカブトに危害を加えないこと、カブトの邪魔をしないこと、そして穢土転生の逆口寄せをしないこと

それだけの命令しか受けていない

カブトはまだまだ大蛇丸を超えたとは思っていない

故に大蛇丸の全てを吸収するために、側につけて補助をしてもらっている

昔の大蛇丸とカブトの逆のたちばになっているかんじだ
798 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:20:14.77 ID:zg4NZYfQo
カブト「……大蛇丸様」

大蛇丸「来たのね」

カブトは側に置いている感知系の穢土転生体が外に敵が来たことを伝える

それと共に入口を警備させていた穢土転生がいきなり消滅した

鬼鮫「尽きることの無いチャクラですか。鮫肌は不味いから食べたくない様ですが」

イタチ「だから俺がやると言っている」

鬼鮫「弟さんがいないのですから、別にかっこつけなくていいじゃないですか」

既に限界まで大きくなっている鮫肌を担ぐ鬼鮫と、完全体須佐能乎を展開しているイタチが現れた

イタチ「久しぶりです大蛇丸」

大蛇丸「聞いたわ。あなたはダンゾウのせいであんな事をしたのだって。それでわかったわ、あなたは同類ではなかった……いえ、昔の私は同類ではなかったわ」

大蛇丸は昔、イタチが暁に入ってきた時に同類だと言った

だがイタチは同類などではなくヒルゼン側の人間だったのだと思い直していた

そして大蛇丸自身は……

鬼鮫「とうとう本物の不死身になった気分は如何ですか?」

大蛇丸「悪くないわよ。無茶な術の実験もそうだし、チャクラが尽きないのはいい事だわ」

鬼鮫は頬を釣り上げ、鮫肌を向けながら大蛇丸に問いかけた

カブト「……僕を無視しないでくれないかな? 大蛇丸様も」

大蛇丸「あらごめんなさい」

カブトはメガネをくいっとしてから話し始める
799 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:28:23.87 ID:zg4NZYfQo
カブト「君たちは僕を追い詰めたと思っているだろう。だが違う。僕が君たちを追い詰めたんだ」

みたらしあんこたちが少し前から監視していたのは分かっていた

カブトは大蛇丸の生きていた時のチャクラが欲しかったので、みたらしあんこを捉えようとしたら、その度に下がられていた

きっと自分たちを襲撃する戦力を待っているのだろうと思い、あえて泳がせていた

鬼鮫「大蛇丸の真似事をするだけのメガネ君と、イタチさんに全く適わなかった大蛇丸で何をするのですか?」

カブト「こうするんだよ」

カブトは穢土転生の口寄せをした

すると

二尾、三尾、四尾、五尾、六尾

目立つ忍びはその五人、人柱力五体がその場に現れた

他にも主に雲の雷遁系の忍びと霧や木の葉の水遁系の忍びも呼び出された

カブト「君たちが襲撃してくる可能性も僕は考慮していた。だから君たちの得意な属性のメタ、それに人柱力を僕は手元に置いていたんだよ」

イタチ「……戦争にその戦力を投じるべきだ」

カブト「そちらは問題ないですよ。どうせマダラとそれ以外の全ての戦力は向こうなんですから。君たちが自由戦力として動くことは想定できたけど、うまくハマったよ」

カブトが得意げに話しているのを、大蛇丸は声を出さずにため息をつく
800 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:38:41.78 ID:zg4NZYfQo
鬼鮫「久しぶりに削りがいのありそうな戦いが出来そうですねぇ。イタチさんはどうします?」

イタチ「即ケリをつけて、サスケやチョウズメくんたちのいる戦場に戻るぞ」

鬼鮫「……あなたのあの剣は強力ですからね」

鬼鮫はぶっちゃけチョウズメに援軍はいるの?と言いたかったが、それを言うとイタチが起こるので言わなかった

カブト「はははは。君たちを倒して、僕が大蛇丸様を超える第一歩の証明にしてあげるよ」

外見が大蛇丸によってしまっているカブトだったが、その感情はたしかにカブトのものであり、カブトの願った願いだ


大蛇丸「……」




コンマ下1
サスケェ!に対する大蛇丸の感情
最低保証60でそれ以上で原作以上の愛がある

コンマ下2
チョウズメへの想い
90〜  抱きしめたいなガン、チョウズメ!
60〜  ええやん(サスケのコンマを上回るとサスケと同等に逆に何故か好かれる)
34〜59 憎いけどその才能を育てたい
11〜33 サスケが止めないと殺す
〜10  サスケが止めても殺す
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 21:39:48.20 ID:Eo1WEajyO
なんかな
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 21:40:00.89 ID:Sf1KyeG80
はい
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 21:40:44.17 ID:MtPGqoXl0
木遁・ガンダムの術
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/18(水) 21:42:47.00 ID:c8on7biP0
805 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 21:47:01.16 ID:zg4NZYfQo
大蛇丸は天然()で木遁を習得し、ヒルゼンのような戦い方ができ、氷遁を使い、陽遁の倍加を使いこなし、仙術も使えるチョウズメに興味津々のようです


大蛇丸のアジトできっとサスケがチョウズメの事を得意げに話していたのかも知れません

うちはが興味のあるもの、好きなものを語るってきっと大蛇丸も凄く疲れながら聞いていた可能性
806 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:02:00.99 ID:zg4NZYfQo
三人とカブトに従う穢土転生が臨戦態勢に入る中、大蛇丸は平然とその間を横切り、カブトの元にいく

カブト「……大蛇丸様もお願いします」

大蛇丸「大体わかったからもういいわ」

カブト「何がですか?」

大蛇丸「あなたならきっと私とは違う視点で、より高みへと歩んでくれるかもしれないと思っていたわ。でもやはりあなたは私を追いかけるだけの子供だったようね」

いきなり大蛇丸が自分に説教のようなものを始めたので、訝しげな顔でカブトは大蛇丸を見る

カブト「僕は既に大蛇丸様を超えつつあります」

大蛇丸「そうかしら?」



大蛇丸がそう口にすると、いつの間にかカブトは大蛇丸が転生を行う異世界にいて、カブトの体は顔以外肉で拘束されていた
807 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:05:02.96 ID:zg4NZYfQo
カブト「……!? な、なぜ! 大蛇丸様は僕には逆らえないはず!」

大蛇丸「私の術をちょっと改良した程度で、今の穢土転生をほぼ作り上げた私を完全にコントロールできると本当に思っていたの?」

カブトの目には、大蛇丸が昔の人間だったころの大蛇丸、自分が一度も勝ったことのない大蛇丸が見える

実際は穢土転生体でそこにいるのだが、もうカブトは正常な判断ができない

カブト「……僕は大蛇丸様が扱えなかった仙術まで手に入れたんですよ!」

大蛇丸「そう、その点だけは私よりも優秀だったわね。でも蛇化が進んでいるところを見ると、完全なコントロールは出来なかったようだけど」

大蛇丸は顔だけしか露出していないカブトの頬を撫でる

大蛇丸「私は昔、自らが風車を回したいと思った時があったわ。でもね、あなたを見て、サスケくんを育てて、自分の理解できない速度で成長する存在、バグを知って、私はそれらを見守りたいと思うようになったのよ」

カブト「……それではただの停滞ですよ大蛇丸様!」

大蛇丸様「その時はその停滞で風車が止まってしまうかもしれない。でもね、風がそれ以降吹かないことなんてないのよ。きっと誰かがまた風を生み出すの。私はそれを見ていたい」

大蛇丸がカブトの頬に触れると、少しずつその部分から大蛇丸はカブトの中に入っていく

ちょうど蛇化していて、大蛇丸に侵食されている部分を大蛇丸は触れている

カブト「やめてください! 僕なら自ら風を起こし続けることだってできる!」

大蛇丸「大丈夫。あなたは私と共に生き続ける。前の三人とは違って、あなたの意識はちゃんと私と共に生き続けるわ」

カブト「いやだ! やめて!」

大蛇丸「一先ず寝ていなさい」

大蛇丸が完全にカブトの内部に入り込むと、カブトの意識はそのまま落ちていった
808 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/18(水) 22:13:50.73 ID:zg4NZYfQo
イタチ「……何が起きている?」

鬼鮫「蛇がまた面倒なことをしたのは分かりますよ」

大蛇丸がいきなりカブトに近づき、大蛇丸の手がカブトに触れると、2人は動きを止めた

そしてすぐに穢土転生だった大蛇丸は崩れ落ちた

カブト?「ふう、魂や精神で相手の身体を乗っ取ることができることは知っていたけど、初めてのことだとやはり緊張するわね」

鬼鮫「……蛇ですか」

カブト(in大蛇丸)「そうよ。三忍の一人、大蛇丸よ」

イタチ「穢土転生はよっぽどの事がない限り、術者に何も出来ないと聞いていたが」

大蛇丸「扉間の穢土転生の術を改良して、ここまで使いやすくしたのは私よ? 普通は意味の無い術の隙間を作っておいて、いくらでも乗っ取れるようするのなんて基本でしょ? バックドアを仕掛けておいたのよ」

大蛇丸がカブトの体で、あのオネエ言葉で話している

大蛇丸は話しながら、仙術チャクラがどういうものなのかを理解し、それをうまく抑え込む

するとカブトの体にあった蛇の鱗などの制御ができていなかったが故に出ていた症状が綺麗になくなった
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