【バンドリ、ガルパ】たえ「るーんるん♪ 花音先輩♪」【たえかの】

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1 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/29(木) 22:58:13.05 ID:bFveNZ2o0
花音「ふふっ。たえちゃん、ごきげんそうだね? どうしたの?」

たえ「はい! 商店街の福引で当たったんです!」

花音「ええっ、すごいね……! 何もらったの?」

たえ「ティッシュです!」

花音「それは、ハズレっていうんじゃ……」

たえ「でも3つセットですよ?」

花音「し、しばらくもちそうだね!」






・ガルパことバンドリ!ガールズバンドパーティの二次創作SSです。

・ゆるゆる

・たえかのはいいぞ

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2 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/29(木) 23:25:34.82 ID:bFveNZ2o0
たえ「花音先輩って海っぽいですよね」

花音「う、海……?」

たえ「はい。海。オーシャン」

花音「ほ、ほめられてるのかな?」

たえ「もちろん。綺麗な海って感じです」

花音「よくわかんないけど、そういわれると嬉しいかも? ありがとう、たえちゃん」

たえ「母なる海っていうくらいだし、花音先輩、ママって呼んでもいいですか?」

花音「ママはちょっとイヤかも……」

たえ「じゃあパパだ」

花音「……パパはもっとイヤかな」

3 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/29(木) 23:48:31.48 ID:bFveNZ2o0
たえ「〜♪」

花音「たえちゃん。なんだかすごく嬉しそうだね」

たえ「あ、花音先輩。なんでわかったんですか?」

花音「あはは。顔に書いてあるよ」

たえ「えっ?!」

たえ「いつの間に……さっき授業中寝ちゃったときかな」

花音「あの、たえちゃん……そういう意味じゃ……」

たえ「そんなことしそうなのは……有咲しかいない!」

花音「絶対やらなさそうだよ?!」

たえ「花音先輩、有咲見つけたら教えてください! それじゃあ!」

花音「ち、違うのたえちゃん……! ま、待ってぇ〜!」
4 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/30(金) 00:27:23.21 ID:SWcJli1O0
たえ「るーんるん♪ 花音先輩♪」

花音「たえちゃん。どうしたの?」

たえ「昨日、うちのウサギ達に新しい子が生まれたんです!」

花音「わぁ、素敵だね……! おめでとう!」

たえ「それで名前を考えてたんですけどなかなか決まらなくって……」

たえ「花音先輩も考えてくれませんか? これ、写真です」

花音「わ、ちっちゃくてかわいい……!」

花音「そうだなあ……他の子の名前はなんていうの?」

たえ「えーっと、オッちゃんに、雪ちゃんに」

花音「うん」

たえ「チビ、ミルク、チャッピー、わーた、しーちゃんに、どろちゃん」

花音「うんうん」

たえ「しろっぴー、クリス、ナサニエル、ゴッホ、ムッシュ」

花音「う、うん」

たえ「琥珀、メープル、ちゃちゃ、牛若丸、ココア、あと海老蔵と、團十郎と……」

花音「な、名前のセンスが豊富すぎるよぉ……!」
5 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/30(金) 00:51:37.86 ID:SWcJli1O0
たえ「…………はぁ」

花音「あれ、たえちゃん? 珍しく元気ないね。どうしたの?」

たえ「花音先輩……実はさっき、すっごくショックなことがあって……」

花音(たえちゃんがこんなに落ち込むなんて……どうしたんだろう)

花音「げ、元気だしてたえちゃん! 私でよければ話聞くよ!」

たえ「ありがとうございます……」

たえ「……さっき、お昼の時間のことです」

たえ「今日のお弁当を開けたら、イカリングが入ってたんです」

花音「……嫌いなの? イカリング」

たえ「まさか、むしろ大好きです! だから私、最後の楽しみにとっておいたんです」

たえ「ごはんもちょうどよく残して、最後の一口をイカリングで……! そう思って食べたら」

花音「食べたら……?」

たえ「…………オニオンリングだったんです」

花音「…………」

花音「それは……つらかったね……」

たえ「はい……」
6 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/31(土) 01:22:48.46 ID:QcQSgN/D0
花音「ちょっと冒険して新しい雑貨屋さんにきてみたんだけど……」

花音「うぅ……迷子になっちゃった……」

たえ「あれ? 花音先輩?」

花音「たえちゃん! なんでここに?」

たえ「この辺においしいハンバーグ屋さんができたって聞いて」

花音「そうなんだ。あの、たえちゃん。その、お願いしたいことがあって……」

たえ「あ、その前にちょっと聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」

花音「うん。なあに?」

たえ「ここ、どこですかね?」

花音「…………」

花音「ふええ……」
7 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/31(土) 01:45:43.82 ID:QcQSgN/D0
なお、もちろん皆様ご存知のことかとは思いますが、タイトルにもなっている「るーんるん♪ 花音先輩♪」は2人のライブ中のかけあいの1種です。
たえちゃんの上機嫌ぶりもカワイイですが、花音ちゃんの包容力もまた素晴らしく、
上質なたえかのを摂取できる逸品ですので、まだ経験したことのない方はぜひ一度ご賞味ください。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 02:21:44.99 ID:gtwcJ0PpO
たえかのとはなかなかマイナー所を突いてきたな
9 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/31(土) 03:04:33.33 ID:QcQSgN/D0
>>8
ゆくゆくは直球メジャーカプになっていってくれると信じています



たえ「私といえば顔だけで野菜モノマネですけど」

花音「初耳だよ……。その単語から聞いたことなかったもん……」

たえ「新しいレパートリーを練習してきたんで、当ててみてください!」

花音「ええ? で、できるかな……」

たえ「んむっ」プクッ

花音「…………」

花音(こうまじまじ見ると、やっぱりたえちゃん、美人さんだよね……)

花音(……な、なんか恥ずかしくなってきちゃった)

たえ「ふぁのんへんふぁい?」

花音「あ、えっと……! じゃ、じゃがいも、かな?」

たえ「むー……。違いますよ、ピーマンです」

花音「そ、そうなんだ……あ、じゃあじゃがいもは?」

たえ「んむっ」プクッ

花音(……違いはどこなんだろう……)
10 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/31(土) 13:21:44.55 ID:O0yBJNnBO
たえ「るーんるん♪ 花音先輩♪」

花音「あ、たえちゃん。今日はどうしたの?」

たえ「実は小銭を入れてるお財布を落としちゃって」

花音「ええっ、 一大事だよ?!」

たえ「でもちょうど中身が空っぽだったんです!」

花音「そ、そうなんだ……。よかった、ね?」

たえ「はい!」

花音(すっごいポジティブだなあ……)
11 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/03/31(土) 16:35:52.17 ID:O0yBJNnBO
花音「どれにしようかなあ」

たえ「花音先輩。何してるんですか?」

花音「たえちゃん。何か飲もうと思ったんだけど、自販機の前まで来たら目移りしちゃって……」

たえ「いっぱいありますもんね。ジュース」

花音「そうなの。新しいのも多くて迷っちゃう」

たえ「花音先輩、迷うの得意ですもんね」

花音「そういうわけじゃ……うう、否定できないのがつらい……」

たえ「あ、これおすすめですよ」

花音「えっと、『抹茶あずきソーダ』……? なんか嫌な予感しかしないけど……」

たえ「私こないだ5本も飲んじゃいました!」

花音「それは流石に飲みすぎなんじゃ……。で、でも、そんなに言うなら……」ポチッ

たえ「まあポピパの皆が1口飲んだだけで私に渡してきたからなんですけど」

花音「それを早く言ってよ〜」
12 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/04/02(月) 22:27:11.97 ID:Xym+RJ910
たえ「花音先輩花音先輩。これあげます」

花音「わあ、かわいい……! これ、うさぎの形のお菓子?」

たえ「はい。この前ポピパのみんなで遊びに行ったんで、おみやげです」

花音「ありがとうたえちゃん! あ、写真とってもいいかな?」

たえ「もちろんです!」

花音「すごいね、ほんとにとってもかわいい……」パシャパシャ

たえ「かわいいですよね! 特にこの子なんてオッちゃんそっくりなんです」

花音「そうなんだ。ふふっ、なんか嬉しいね、そういうの」

花音「……きれいに撮れたし、そろそろ1個食べてみようかな」

花音「いただきます。あー……」

たえ「あっ……」シュン

花音「ん?」ピタッ

たえ「どうしたんですか?」

花音「う、ううん。なんでもないの。じゃあ改めて、あー……」アーン

たえ「あっ……」シュン

花音「……」

たえ「?」ニコニコ

花音(た、食べにくい……!)
13 : ◆tZcxNMTtZ6 [saga]:2018/04/02(月) 22:50:45.91 ID:Xym+RJ910
たえ「私今度、合唱コンクールがあるんです」

花音「もうそんな時期だっけ。私も去年やったなあ。曲はなに?」

たえ「『旅立ちの日に』です。花音先輩は?」

花音「あ、私も一緒だったよ! 懐かしいなあ」

花音「去年は今よりずっと引っ込み思案だったから全然うまく歌えなくって……」

たえ「そうなんですか? 花音先輩、せっかく素敵な声なのにもったいないです」

花音「そ、そうかな……? えへへ、ありがとう、たえちゃん」

花音「ハロハピに入って前より積極的になれたから、今だったらもっと歌えると思うんだけど……」

たえ「じゃあ、私達と一緒に歌いましょう」

花音「え? 一年生と……ってこと?」

たえ「そうです!」

花音「い、いくらなんでもそこまで積極的にはなれないよ〜!」
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