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[安価]男「旧い町の旧い家を相続した」[ホラー]
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74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 12:11:44.43 ID:f/cd/fBy0
3 後で真由に危険な妖怪の類いにどんなのがいるか聞いてみるか?
75 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/02(月) 13:28:31.37 ID:mvmR2jK3O
明「まあ、この部活?に関してはちょっと気になってるな」
青磁「」ニッ
青磁「じゃあ放課後にでも案内するぜ!」
静寂「…」
青磁「どうした?静寂よ」
静寂「い、いや…」
真由「真由のことが怖いんでしょう?」ニタァ
静寂「」ビクッ
真由が静寂の肩に手を置いて耳元に囁く
明「真由、やめろ」
真由「ニヒヒ、真由は何もしないよ?勝手に怖がられるんだもん、仕方ないじゃーん」
@明「真由は確かに人間じゃないけど何もしないから怖がらないでやってくれ」
A明「真由、あまり怖がらせるなよ?」
B明「真由は何もしないよ。な?真由?」
C明「自由安価」
>>76
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 13:36:05.07 ID:f/cd/fBy0
4 なあ真由この街にはきみ以外にも危険な妖怪の類いて居るのか?
77 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/02(月) 14:22:45.78 ID:mvmR2jK3O
明「なあ真由この街にはきみ以外にも危険な妖怪の類いて居るのか?」
真由「いるよー、皆好き勝手に遊んでいるねえ」ニヤニヤ
真由「この学校にも色々あるねえ。楽しそうなところじゃん」ニマニマ
静寂「…」
青磁「まあそれは俺たちも分かっているところだけどな。退治には至ってねえんだ」
真由「ふふ、真由はなぁんにも言わないよ。彼らの楽しみを奪う事なんか出来ないし」
真由「お兄ちゃんに手を出すような不届き物がいれば別だけどねえ」
そう言って舌なめずりをする真由
その目は妖しく光っていた
@明「それはつまり守ってくれるってことか?」
A明「まあ、役に立つかはともかく危害を加える気は無いから。真由は」
B明「教えてくれないのか?」
C明「自由安価」
>>78
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 14:25:38.43 ID:npqkHU750
3
79 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/02(月) 15:22:13.80 ID:mvmR2jK3O
明「教えてくれないのか?」
真由「教えない、教えない」クスクス
真由「そっちの方が面白いじゃん?お兄ちゃんもスリルあった方がいいでしょ?」
明「よくねえよ。教えろ」
そう言って真由の肩を掴もうとしたらするっと腕をすり抜けられた
真由「ほらほら、もう授業始まっちゃうよ?」
@昼休み
A放課後
>>80
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sahe]:2018/04/02(月) 15:27:51.14 ID:f/cd/fBy0
2
81 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/02(月) 16:12:47.89 ID:IGgH9YirO
放課後
青磁「じゃあ我が部活へ行こうぜ!」
真由「真由も行ってもいいよね?ね?」ニタァ
静寂「う、うん…」
明「真由、怖がらせるな」
真由「勝手に怖がられるんだもーん」―――――
―――
―青磁「ここは旧校舎なんだ。話によればここが学校になる前、何かのオカルト的実験をしていた時からある建物をそのまま使ってるんだと」
真由「なるほどー、だからこんなに居心地いいんだー」
明「何かいるのか?」
真由「今のところ有害なのはいないんじゃない?」
静寂「まあ、ボクたちも長い間ここで活動してるけど危ない目には遭ったことないけど」
旧校舎の地下一階、その中でも特に暗い廊下の端
青磁「また電灯切れてんのか…いくら替えてもキリねえな」
真由「」ニヤニヤ
建付け悪い引き戸をギシギシ音立てて何とか開く、その扉の横には「不可思議研究解決部:誰でも相談可」と書いてある表札が
静寂「部長ー」
部長は
@女子
A男子
>>82
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 16:14:57.39 ID:npqkHU750
1
83 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/02(月) 16:45:44.05 ID:IGgH9YirO
「いらっしゃい、後輩君」
奥の椅子で足を組んで座っている女子がこっちを向いた
大きな黒のポニーテールを振り、深い緑色の目を細め、舐めるような目線で俺を、そして真由を見る
「ふむ…私がこの部の部長、荒神・美麗(あらがみ・みれい)だ」
明「ど、どうも…」
美麗「うむ。そっちの神様もよろしく」
真由「へえ、分かるんだ!」
真由が嬉しそうに言う
美麗「分かるよ、私はそういう目があるからね」フフ
美麗「さて、君たちは見学でいいのかな?」
@明「はい」
A明「何をする部活なんですか?」
B明「連れてこられただけなんで…」
C明「自由安価」
>>84
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 16:46:56.41 ID:DOrQ+vsvo
2
85 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/02(月) 17:20:08.41 ID:IGgH9YirO
明「何をする部活なんですか?」
美麗「うむ。この部は超常的、不可思議的、その他都市伝説、噂等々を追いかけ、調査解決する部活だ」
美麗「所謂オカ研とは違い、オカルト・非オカルト問わず受け付けている」
明「非オカルト?」
美麗「時たまオカルト関係なさそうな依頼からでも面白い事実に辿り着けたりするもんだ」
青磁「ほとんど下らない事件だったりするけどな」
美麗「そう言うな。人の役にたてるならいいことだよ」
優しそうに微笑む
真由「つまらなーい」
美麗「そうでもない。不思議を追いかけるのは楽しいよ。きっと神様でも退屈はしない」
真由「へえ、真由を楽しませられるっての?」
美麗「無論だ」
真由「お兄ちゃん、体験入部してみようよ」
@明「ああ」
A明「楽しそうだなお前」
B明「自由安価」
>>86
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 17:21:25.47 ID:npqkHU750
1
87 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/02(月) 17:35:59.75 ID:IGgH9YirO
明「ああ」
真由「やったあ!」
青磁「よし、静寂、今すぐ入部志願者を持ってこい。どんな手を使っても入部させるんだ」
美麗「やめんか」
静寂「廃部の危機は去ったでしょ」
明「そんなこと、あったのか」
美麗「廃部にするとか言っていた先生は転勤したから問題ないよ」
青磁「そうそう。謎の失踪を遂げたからな」
美麗「だからただの転勤だってば」
静寂「いつもはあと一人いるんだけど…」
そのあと一人は
@男子
A女子
B自由安価(名前や性格・設定など)
>>88
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 17:46:03.49 ID:DOrQ+vsvo
1
89 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/02(月) 18:03:06.40 ID:IGgH9YirO
美麗「彼ならそこで寝てるよ」
見るとソファで寝ている男が見えた
青磁「顔に落書きしてやろうかこいつ」
静寂「やめなよ」
明「お前もペンを用意するんじゃない」
真由「う、バレたか」
「うるさいなぁ…」
静寂「寝てる方が悪い。目が覚めたら起きてよ」
「はいはい…誰?」
それは背の低い、童顔の少年だった
明「転校してきた二年四組の古神明だ、よろしく」
真由「双子の妹の真由だよー」
「ん…僕は白海・真琴(しらうみ・まこと)専門は夢の解析…ということで寝る…」
静寂「寝るな!」グリグリグリ
真琴「あぅぅぅぅ、頭グリグリやめてぇぇぇぇ」
美麗「さて、今日の活動だが」
明「あの、スルーしてよろしいんでしょうか」
青磁「いつものことだ」
@美麗「とある噂の調査だ」
A美麗「依頼人が来るまで待機」
B美麗「特に無いから面白いものを見せよう」
>>90
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 18:03:34.92 ID:A0zdrxxDO
3
91 :
◆lLetEg34Vc
[sage]:2018/04/02(月) 22:07:03.51 ID:ZYeTRYmTO
美麗「特に無いから面白いものを見せよう」
明「面白いもの?」
静寂「って、まさか。あれを!?」
美麗「うむ。神様と一緒なんだ。あれの影響に曝されても生きていられるさ」
明「何で唐突に命の危機的なこと言われてんの?」
―――――
―――
―
部室の奥、不気味なオブジェクトをずらすとさらに地下に下りる階段があった
不自然な寒気が満ちる階段を下りると小さな扉があり、中には小さな祭壇のようなものが…
その祭壇の上に鎮座しているのは大きな杯、その中には赤黒いドロドロとした液体で満たされていた
@明「これは…?」
A触れる
>>92
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 22:08:40.01 ID:eQcE7Pbk0
1
93 :
◆lLetEg34Vc
[sage]:2018/04/02(月) 22:41:09.38 ID:ZYeTRYmTO
明「これは…?」
真由「触っちゃダメだよお兄ちゃん」
明「っ」
出しかけた手を引っ込める
美麗「それは血塗れの聖杯。私たち部に受け継がれ、封印しておくようにと代々言い伝えられているものだ」
明「封印って…」
静寂「それに触ったものは何を見たか…発狂してしまうんだよ。そして、その度に聖杯の中身がこぼれるまで湧き出てくる」
明「俺を生贄にしようとしたんですか!?」
美麗「神様を率いている君ならそれの秘密を解き明かせるかもと思ったんだ。試してみてくれないかな?きっと、今度は上手くいく」
部長はその美しい顔を歪め、耳まで裂けんばかりにニィィと大きく口を開いて嗤った
明「
>>94
」
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2018/04/02(月) 22:49:39.72 ID:n6p0ePh60
助けてくれ、真由
95 :
◆lLetEg34Vc
[sage]:2018/04/02(月) 23:00:19.29 ID:ZYeTRYmTO
明「助けてくれ、真由」
真由「これ以上お兄ちゃんに危ないことさせるなら真由が許さないよ?」
美麗「むう、残念だ。神様はこれについて何か教えてくれないのかい?」
真由「自分で触ってみれば?保障するよ」
美麗「それだけは勘弁だね。じゃあ戻ろうか。真琴、封印しなおしておいて」
真琴「了解だよ。ふぁーあ」
その部屋を出て階段を上っていると後ろから何かブツブツ言う声が聞こえた
@依頼人がくる
A今日は部活終わり
>>96
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2018/04/02(月) 23:01:06.87 ID:n6p0ePh60
1
97 :
◆lLetEg34Vc
[sage]:2018/04/02(月) 23:10:59.26 ID:ZYeTRYmTO
美麗「おや、客が来ていたのか。これはお待たせして申し訳ない」
「いえ、話さえ聞いてくれれば…」
美麗「うむ。聞かせてもらおう」
@失踪事件
A噂の解明
B「これなんですけど…」
>>98
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2018/04/02(月) 23:16:45.24 ID:n6p0ePh60
1
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 23:17:32.15 ID:Tab3ZTpfo
安価は3
それにしても蜘蛛さん、主人公のとち狂った告白に喜んでたけど
主人公が子供作らないと結局将来野良でっせ
100 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/03(火) 00:02:44.56 ID:WJHQ8BbCO
今日はここまで
今気づいたけどずっとsageになってたのか。すまぬ
それでもレスに気づいて安価とってくれてありがとう
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/03(火) 00:06:48.03 ID:UizGamYXo
おつ
102 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/03(火) 11:05:27.85 ID:AL8WYkoIO
美麗「失踪?」
「まだ1日だけど…家に帰ってきてないって…」
青磁「他には?何かあるか?」
「これ…こんなメールが」
そういってスマートフォンの画面を見せてくる
103 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/03(火) 11:29:26.94 ID:AL8WYkoIO
「ちょっと迷っちゃった。ここどこだろ」
「こんな濃い霧みたことないよ」
「ねえ、いくら歩いても知っている場所に出られないの」
「ねえ、不安だよ。返信してよ」
「ここどこ」
「歩き疲れた」
「ねえ、返信してってば」
「電話が通じないんだけどメールも届いてないのかな」
「たすけて」
104 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/03(火) 12:11:26.36 ID:AL8WYkoIO
美麗「たすけて…か」
静寂「君からは返信できなかったんだね?」
「はい…メールも電話も通じなくて…」
美麗「真琴くん、送信元の座標を調べて」
真琴「あいよ。ちょっとスマホ借りるよ」
「あの…神隠しってやつなんでしょうか」
美麗「それは調べてみないとなんとも言えないよ。知っての通りこの町は霧が濃い、単なる迷子かもしれない」
「警察もそう言ってました!ここなら助けてくれるって聞いてきたんですよ!?」
静寂「大丈夫だよ、ちゃんと調査するから」
「本当にですか…?」
真琴「部長、大体の位置を特定したよ」
美麗「うむ。きちんと君のご友人の調査をするから安心してくれたまえ」
部長はそういうと依頼人の頭をポンポンと優しく撫でる
105 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/03(火) 12:40:51.12 ID:AL8WYkoIO
依頼人が帰った後
美麗「さて明君、さっそくで悪いが大きな事件が引っかかったようだ」
明「え、ただの迷子じゃ」
真琴「いや、このメール、途中から送信元が不明になっている。電話がかからない、返信が出来ない。とか色々不可解なところがありすぎるよ」
真由「……」
美麗「今夜探しに行こう。明君もいいよね?」
@OK
A明「今日はちょっと…」
>>106
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/03(火) 12:53:24.57 ID:IUqK87Yx0
1
107 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/03(火) 13:11:10.72 ID:CJdPe4jjO
明「OK」
美麗「よし、夜に校門前に集合だ
明「ところで何で夜なんですか」
美麗「出来るだけ失踪当時の状況を再現しなきゃいけないからね」
@夜
A家で真由と話す
B準備(自由安価)
>>108
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/03(火) 13:17:06.57 ID:II4nxpFQo
1
109 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/03(火) 14:51:34.14 ID:AL8WYkoIO
夜
校門前
美麗「うん、全員集まったね」
真琴「僕怖いの嫌なんだけど…」
静寂「はいはい、逃げちゃダメだからね」ガシッ
真琴「やだっ!怖いのやだ!」
青磁「良いから行くぞ」
110 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/03(火) 16:16:16.45 ID:AL8WYkoIO
真琴「この辺が最後に通信元を確認できた場所だよ」
真琴「じゃ、じゃあ僕は…」
青磁「よっし、行くか!」
真琴「やだ、やだぁ!」
美麗「ここで二手に別れようか」
真由と二人きり、or青磁、美麗、静寂の内誰か
>>111
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/03(火) 16:27:22.91 ID:cBdKCIVWO
真由と二人
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/04/03(火) 16:27:37.34 ID:r4GZ20Ly0
静寂
113 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/05(木) 20:20:15.20 ID:eaGE66JZO
美麗「君たちは二人でいいだろう。神様がついているんだから危険な目に遭っても大丈夫だろう」
明「危険な目って」
美麗「あの聖杯を見ただろう?あれと同程度の物がこの町にはいくつもいるんだ」
明「何それ怖い」
真琴「…青磁先輩、離して」
青磁「ダメ」
真琴「うぅ…」
美麗「これを渡しておくよ」
明「これは…ガラケー?」
美麗「真琴が特別な術式を施した携帯だ。物理的に電波が届くところならばどんな霊的障害にも邪魔されることなく繋がるはずだよ」
明「なるほど」
美麗「何かあったらすぐ連絡するように」
明「分かりました」
真由「じゃ、行ってくるねー」
114 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/05(木) 21:25:18.82 ID:eaGE66JZO
段々霧が濃くなってくる
街灯が照らすのは霧の白だけとなり夜の道はさらに見え辛くなる
そんな中どこからともなく、いや霧全体から声がする
その声は言葉とならずにうめき声だけを響かせている
明「真由、これは」
真由「さあ、何だろうねえ」クスクス
どこからか視線を感じる
さっきからずっと、誰かに見られているような
明「っ」
真正面に首の無い人間の影が現れる
霧の中でゆらゆらと揺れ、何かを待っているように佇んでいる
@その人影を追う
Aその人影から離れ、違う道をゆく
B自由安価
>>115
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/05(木) 21:29:21.38 ID:tJdjLQAy0
2
116 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/05(木) 22:46:36.06 ID:eaGE66JZO
その影は無視して右の道を行く
クスクスクス
人影から笑い声が漏れた
歩けば歩くほどに、暗く、白く、夢の靄を歩いている感覚になってくる
靄の中にポツンと、瞳が一つ
二つ
三つ
四つ
いつの間にか、白い霧の中には自分を見つめる目がいくつも、いくつも
明「ま、真由…」
真由「なぁに、怖いの?お兄ちゃん?」クスクス
@明「な、何でも無い」
A明「こいつらは、何だ?」
B明「害はあるか?」
C明「自由安価」
>>117
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/05(木) 22:58:06.92 ID:uQq6T0hn0
2
118 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 00:01:38.44 ID:TvMlSLPjO
今日はここまで
119 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 08:59:50.41 ID:wSUewdv8O
明「こいつらは、何だ?」
真由「さあ?これを見ただけじゃわからないなあ」
真由「とりあえず言えることは、真由たちはもう中にいるってことかな」
明「え…?」
真由「気づかない?周り見てみなよ」
言われて周りを見てみる。目じゃない、周りの建物は…数分前の景色と寸分と違っていない
明「なっ」
道を横に行き、走る。だがすぐに同じ建物が目に入る
霧の中聳え立つ巨大なビル
所々ヒビが入り、黒い霧が纏わりついている
窓には先程から自分を睨み付けている"目"が大量に張り付いて睨めつける
明「ここは…」
その入り口で黒い影が手招きをしている
@入らない
A入る
B皆を呼ぶ
>>120
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 09:59:49.01 ID:yC6PGzA3o
1
121 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 10:27:38.44 ID:wSUewdv8O
そのビルには入らず、後ろを向いて走り去る
再び周りは霧に包まれ、立ち止まると
明「嘘…だろ?」
目の前にはあのビルがあった
いくら逃げても逃げてもそのビルは目の前に現れ、抜け出すことはできなかった
沢山の影がビルの入り口で手招きをしている
だが、その恐ろしい入り口は魔物の口のようなおぞましさを放ち、入ったならばたちまち食われてしまうだろうというイメージを湧き立たせた
真由「クスクスクス、どうやら捕まえられちゃったみたいだね」
@入る
Aみんなを呼ぶ
B明「真由、何とかしてくれ」
C自由安価
>>122
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 11:59:02.90 ID:EkNp67T40
3
123 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 12:08:20.38 ID:iKbCDwKPO
明「真由、何とかしてくれ」
真由「んー、真由なら壊せるけど…いいの?まるごとぶっ壊しちゃって」
真由が嗤う
@明「ああ」
A明「…中に行方不明者がいるし、それはまずいかな…」
B明「自由安価」
>>124
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 12:12:39.62 ID:E847pk/20
2
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/06(金) 12:12:57.79 ID:SlrU2Qfz0
2
126 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 12:18:30.40 ID:iKbCDwKPO
明「…中に行方不明者がいるし、それはまずいかな…」
真由「残念、中の人は蟲神の生け贄にしちゃおうかと思ったのに」ペロリ
明「中にいるのは確かなのか!?」
真由「うん、五体満足かは保証しないけどね。あと人数もわからないよ」
@皆を呼ぶ
A入る
B自由安価
>>127
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 12:27:27.95 ID:yC6PGzA3o
1
128 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 12:32:29.46 ID:iKbCDwKPO
電話をする
明「もしもし、明です。多分ですけど行方不明になっている人たちの居場所が分かったかもしれません」
美麗『なるほど、今から君のところに行けばいいかな?』
明「はい、目の前にあるので」
美麗『分かった。今からGPSを頼りに行く。そこから動かないでくれたまえ』
明「分かりました」
@少し経って皆が到着する
Aその間に何かが起こる
>>129
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 12:33:32.27 ID:D5mPi4tDO
1
130 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 12:44:48.69 ID:iKbCDwKPO
美麗「やあ、でかしたね」
明「部長。早かったですね」
美麗「どうやらこの霊結界は物理的にはそんなに広くはないようだ」
真琴「もうやだよぉ…」ガクブル
明「…何かあったんですか?」
静寂「何故か真琴だけ足掴まれたり耳に息吹き掛けられたり怖い思いしたっぽい」
真琴「なんで僕だけー!」
青磁「必要以上に怖がっているからだろ」
美麗「で、真琴くんはどう見る?このビル」
真琴「…ヤバイよ。ここが中心地で間違ってないと思うけど…絶対に入りたくない気配がする…というか絶対に入っちゃダメだよ…」
青磁「うし、入るか」
真琴「やだ、やだやだやだ!僕は帰る!」
青磁「諦めろ」
真琴「うわーん」
131 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 12:55:41.59 ID:iKbCDwKPO
一階
真琴「……」ガタガタ
静寂「たくさんいるね…ボクも少し、不気味に感じるよ…」
美麗「離れちゃダメだよ。一塊でね」
中には、かつて受付だったのだろう、入り口に面したカウンターテーブルがあった
そこに皮を剥がれ、真っ赤な肉と血管をむき出しにした人間が立って、ゆらゆらと左右に揺れていた
美麗「ちょうどいい。道でも聞いてみようか」
@明「いや、話しかけるのはやめましょうよ…」
A止めない
B明「自由安価」
>>132
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 13:01:54.90 ID:dnmbvszy0
1
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 13:05:19.37 ID:EkNp67T40
1+襲われても知りませんよ
134 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 13:27:56.42 ID:iKbCDwKPO
明「いや、話しかけるのはやめましょうよ…襲われても知りませんよ 」
美麗「そうとも限らないわけだけど、まあいこうか」
そう言って横を通り過ぎようとすると
「ひひひ」
嗤った
真琴「ひぃっ!」
静寂「気にしない気にしない」
真琴「なんで皆そんな冷静なんだよう!」
進むと廊下に面した扉が沢山ある。朽ちた廊下は所々穴が開いており、開いた扉の中には先ほどと同じように皮の無い人間が立ち尽くしている
@2階へ
Aどれかの部屋に入る
B自由安価
>>135
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 13:32:57.60 ID:EkNp67T40
3 皮の無い人間達が10人くらいで襲ってきた、しかし真由が倒してくれた
136 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 14:12:49.37 ID:4JpFisvaO
ザワ、ざわ…ざわ…
真琴「やばっ、走って!」
真琴が後ろから大声を出す
走り出すも左右の部屋から皮の無い人間たちが襲い掛かってきた
「ギィエアァァアアアア!!!!」
耳を劈く大声を出し、四つん這いで、または両の手を振り上げながら、襲い掛かってくる
真由「お兄ちゃんに手を出していいと思ってるの?」
ゾワ
背筋が凍るような声、そして真由から沢山の蟲が這い出し、跳び、皮の無い人間たちに襲い掛かる
そいつらはその場で狂ったように手を振り回し、身にまとわりつく蟲を払い落とそうとする
真由「さ、今の内だよ」
その間に走る
真琴「今の人たち…まだ魂があった…痛みとか…感じる」
真由「でも操られているんじゃ仕方ない。真由が気にするのはお兄ちゃんだけだもん」
明「操られてるって、何に?」
真由「さあ?」
美麗「意思を持った黒幕がいる…?」
真由「かもしれないね」クスクス
@2階へ
A自由安価
>>137
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sagr]:2018/04/06(金) 14:22:01.16 ID:n1r6Zlg40
楽しそうに顔をにたにたしながら二階へ行く
138 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 14:43:07.48 ID:4JpFisvaO
真由がニタニタしながら先頭を歩く
階段を上へ
…
静寂「ねえ、ボクたち上に登っていたはずだよね」
明「え?」
真琴「…空間が歪められてる」
いつの間にか階段は下へ向かっていた
窓の向こうには土の壁が見え、その上から目が張り付けられて睨めつけている
〜B1F〜
真琴「さっきのエレベーターの表記に地下は無かった…」
静寂「やっぱ地下に進むのが正解か…それとも誘われているのか」
青磁「どっちもだろうな」
階段の途中では下に降りていたと思っていたが、自分たちが来た階段は下から続いていた。更に上に行く階段は瓦礫で埋まっていた
@別の階段を探す
Aエレベーターに乗ってみる
Bこの階で何かが起こる
C自由安価
>>139
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 14:48:24.94 ID:E/0ILk7F0
3
140 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 15:27:35.70 ID:hmnGW83sO
B1Fを探索する事数分
窓はどれも土の壁と目が張り付いていて、本当にここが地下だということを確信させる
静寂「ここは物理的に地下にあるのかな」
真琴「多分、上より地下の方が霊的な力は強まる」
真由「へえ、詳しいんだ?」
真由が真琴くんの方に手を置く。その手のひらから蟻が這い出る
真琴「ひやぁぁ!」
明「真由、驚かすのはやめろ」
真由「酷いなあ」クスクス
青磁「真琴の家はこの町でも有数の霊媒の家なんだよ。真琴もそこの次期当主なんだ」
真琴「絶対に後なんて継がないから。こんな怖い仕事嫌だ」
真由「クスクス、才能あるよ。私が保証する」
真琴「嬉しくないよぉ…」
「…す、け…て」
明「っ」
美麗「…聞こえたね?」
静寂「…うん」
真由「」クスクス
顔を見合わせて走りだす
―――――
―――
―
明「…何だあれ」
食堂と思わしき大きな部屋の中、その中央に巨大な死体の山が積み上げられていた
そしてその山の中から
「す、け…てた、すけて…たすけて…けて…」
と抑揚のない声が聞こえてきた
真由「どうする?」
>>141
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 15:32:41.40 ID:dnmbvszy0
目を凝らして死体の山をよく見てみる
142 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 15:51:37.16 ID:hmnGW83sO
その山をよーく見てみる
明「っ」
どの死体も指や顔がピクピクと小さく動いている
明「まさか…全部生きてる…?」
真琴「死んでるよ…でも、魂は解放されてない…」
「助けて…けてすけて、たすたすけて…」
その声は死体の山の中心からしていた
@明「今助けるぞ!」
Aこっそりと近づく
B見捨てる
C自由安価
>>143
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 15:53:09.58 ID:DJUaW58w0
1+4
二人で死体の山を崩す
144 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 15:56:23.38 ID:hmnGW83sO
誰と
>>145
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 16:00:16.50 ID:ovma/ZS6O
静寂
146 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 16:41:57.85 ID:iNXa3YYQO
明「よし、あの死体の山をどかそう」
静寂「ボクも行く。助けないと」
美麗「気をつけなよ」
静寂「うん…」
二人で少しずつ近づいていく
静寂と一緒に死体の山に手を伸ばす
すると
「わ゙っ!」
死体の山が一斉に目をかっと開き、手を伸ばしてきた
@静寂を庇う
A静寂後ろにを突き飛ばす
B明「真由!」
C自由安価
>>147
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 16:52:12.21 ID:D5mPi4tDO
3
148 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 17:15:22.87 ID:iNXa3YYQO
明「真由!」
真由「やれやれ、仕方ないなあお兄ちゃんは」
死体が腕を伸ばし、捕まえられる
静寂「いゃぁぁぁ!!」
明「真由!真由ぅぅ」
グチャァ
死体の山の中に取り込まれた
中は腐った肉が四方で囲んでいた
その中で異界のリズムをたててドクン、ドクンと何かが胎動している
明(…あれは…)
その中心に何かがある気がして
@静寂を探す
A"何か"を目指す
B真由が助け出してくれた
C自由安価
>>149
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 17:23:37.27 ID:hDT1KOWA0
2
150 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 17:37:47.04 ID:iNXa3YYQO
肉の海を掻き分け、"何か"を目指す
外から見た死体の山よりよっぽど大きな肉の海は酷い腐臭がして一秒ごとに気絶しそうになる
腕で肉を掻き分ける
死体の腕が足を掴む
もう片方の足で蹴り落とそうとする
しかし死体の腕は四方から体を掴まえ、好き勝手に引っ張る
痛い
体が引きちぎれそうになる
グズグズの肉が食い込んでくる
もう少し、もう少しで"何か"に届く
コンマ安価30以下。09以下でクリティカル、90以上でファンブル
>>151
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 17:38:51.06 ID:D5mPi4tDO
か
152 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 17:46:27.64 ID:iNXa3YYQO
離しやがれ!
そう心の中で叫びながら前へ進む
口を開くと吐いてしまいそうになるほどの腐臭が更に強くなる
手の先に何かが当たった
それは扉だった
その扉に触れた途端体を掴んでいた死腕が全て消えた
だが、真後ろから声がした
静寂「あ……き、ら…」
明「静寂!?」
まるで人質にするように腕にがんじがらめにされた静寂が肉壁に貼り付けられていた
@静寂を助ける
A扉を開ける
B静寂を開けてすぐ扉に走る
>>154
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 17:48:16.36 ID:nvDXkm5k0
3
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 18:00:42.85 ID:4JpFisvaO
3
155 :
◆lLetEg34Vc
[sage]:2018/04/06(金) 18:01:42.75 ID:4JpFisvaO
誤爆
安価↓
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2018/04/06(金) 18:02:18.97 ID:qbYdZndi0
1
157 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 18:06:24.01 ID:4JpFisvaO
明「静寂!」
静寂を掴まえている死腕を引き剥がす。それは思ったより簡単に引き剥がせた
静寂「明…」フラッ
そのままふらついた静寂を両腕で抱える
ブブブブブ
蟲の羽音がする
俺には分かる。これは真由の蟲だ
肉壁に穴が開き、その穴から真由の声が聞こえる
静寂を抱えて穴から脱出する
158 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 18:12:58.30 ID:4JpFisvaO
明「はぁ…はぁ…」
静寂「…」
明「静寂?」
静寂「…だ、大丈夫…ありがとう…」
そうは言うも顔は真っ青になっていた
真由「あれ壊しちゃうね」
様々な蟲が死体の塊を食い尽くしていた
明「ま、待て」
真由「もう遅いよ。あれ以上あの中にいたら危なかったし」
@明「危なかった?」
A美麗「中で何を見た」
B食堂を出る
C自由安価
>>159
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 18:15:54.90 ID:nvDXkm5k0
2
160 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 21:07:42.43 ID:70dIsTXtO
美麗「中で何を見た」
明「中で見た…扉」
美麗「扉?」
明「ああ、中には入らなったけど」
美麗「扉か…」
青磁「扉がどうかしたのか?部長」
美麗「その扉にこのお化けビルの元凶がいると考えていいだろう」
明「え?あれってもう真由が」
真由「うん、ぶっ壊しちゃったよ」
美麗「問題無い。きっとこのビルのどこかに同じ扉があるはずだ」
@特徴的な扉だった
A特に特別な特徴の無い普通の扉だった
>>161
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2018/04/06(金) 21:10:28.33 ID:qbYdZndi0
1+扉の取っ手はライオンの型をした取っ手だった
162 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/06(金) 22:10:28.90 ID:70dIsTXtO
明「特徴的な扉でした。なんかライオンの取っ手がついてました」
青磁「ライオンの取っ手ぇ?なんだかこのビルにしては場違いというか合わねえなあ」
真琴「社長室…とかかな?」
美麗「まあ一々部屋一つ一つ見る必要が無いというのは大きいね」
@この階を散策
A次の階へ行く階段を探す
Bエレベーターを探す
C自由安価
>>163
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/06(金) 22:15:45.68 ID:mjnoZxqr0
4 真由蟲で偵察
164 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/07(土) 00:22:00.81 ID:PYusre6PO
明「真由、蟲で偵察してきてくれないか?」
真由「…真由は一応神様なんだけどな?お兄ちゃんの危機ならともかく軽く使いパシりされたくないなあ」
@明「お願いできないかな?」頭を撫でて
A明「神様お願いします」土下座
B明「じゃあ諦めて自分たちで探すよ」
C自由安価
>>165
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/07(土) 00:25:50.49 ID:i1do1+PZ0
1
166 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/07(土) 01:16:08.68 ID:PYusre6PO
今日はここまで
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/07(土) 03:39:47.19 ID:jhdUX51pO
いいとこで止めやがって
168 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/07(土) 10:50:36.24 ID:+thik429O
明「お願いできないかな?」
頭を撫でて言う
真由「し、仕方ないなあお兄ちゃんは///」ニヘラ
青磁「チョロ神様…」ボソッ
静寂「明…」
明「何だよお前ら、その目は」
━━━━━
━━━
━
真由「この階にはないね」
@次の階の階段へ
Aエレベーターへ
B自由安価
>>169
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/07(土) 10:51:21.51 ID:evUUDqNDO
1
170 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/07(土) 11:12:57.49 ID:+thik429O
次の階への階段を見つける
手すりが所々むき出しの肉で構成され、階段には人の顔のような模様が浮かんでいる
明「何だよ、これ…」
美麗「進むしかないよ。ほら」
部長に背中を押され、歩みを進める
「イタイ」「ヤメテ」「フマナイデ」
真琴「」ブルブル
真琴が一番近くにいた明にしがみついている
明「なあ、歩きにくいんだが」
真琴「しょ、しょうがないだろ。ここがこんなに怖いのが悪いんだ!」ガクブル
171 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/07(土) 11:18:25.57 ID:+thik429O
上に登る階段のはずなのにいつの間にか下っていた。しかし次の階に進むと下からの階段から出てくる
明「ここは、地下なのか?」
美麗「そうだね、間違いなく」
〜B2F〜
真琴「帰りたい…」
更に暗い廊下、常に響く呻き声
"目"は窓だけじゃなく、壁や天井に拡がり、全員を監視している
@明「真由、このフロアにはあるのか?」
Aフロア探索
B自由安価
>>172
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/07(土) 11:20:19.41 ID:fLDtCJlV0
1
173 :
◆lLetEg34Vc
[saga]:2018/04/07(土) 11:39:30.09 ID:ewl/7UjTO
明「真由、このフロアにはあるのか?」
真由「…………無いね。でも階段も見つからない」
明「え?」
真由「私の蟲じゃ開けられない扉があったよ。入り込む隙間も無かった」
美麗「じゃあその扉に向かおうか」
@途中に何かがある
A扉の前に着く
B自由安価
>>174
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