[安価]男「旧い町の旧い家を相続した」[ホラー]

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29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 09:04:26.12 ID:uH1JhDMA0
1 女の子の後に付いて行く
30 : ◆bCs0r4M9IE [saga]:2018/03/30(金) 09:24:27.86 ID:Hj7mYvt7O
明「君の周りにいる黒い影は何なんだ」


彼女の後ろには陽炎のようにゆらゆらと黒い影が揺れていた

先程から目の端で動いていた

それを直視すると背中に冷たいものが走り、黒い感情が心に影を落とす


静寂「へえ、見えるんだ。素質があるんだね」

明「俺霊感なんて持ってなかったはずだけどな」

静寂「…この町はそういう場所。不思議なものが集い、不思議な感覚が覚醒する」

明「そんなこと」

静寂「…実際見えているんでしょ?」

明「…」

静寂「そういうこと。ここに引っ越してきたなら学校は一つしかない。また明日、会えたら会おう」


静寂「もう一度言う。気を付けて」

そう言って歩き出し、霧の向こうに消えた

残ったのは一つの名刺
31 : ◆bCs0r4M9IE [saga]:2018/03/30(金) 09:25:08.57 ID:Hj7mYvt7O
自宅
@やっぱり神棚も掃除する
A寝る

>>32
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 09:28:33.61 ID:vLFz+qEt0
1
33 : ◆bCs0r4M9IE [saga]:2018/03/30(金) 09:35:16.38 ID:Hj7mYvt7O
明「やっぱり掃除するか…うぇ」

供え物の皿には虫が積み重なっていた

明「片付けたはずなのに…」


それをまた捨て神棚を掃除する


明「っ!?」


ゾワッ


全身の毛穴が一斉に開くような感覚。全身が震え、鳥肌が治まらない

それでも簡単に掃除を済ませる
━━━━━
━━━

明「お、終わった…」
34 : ◆bCs0r4M9IE [saga]:2018/03/30(金) 09:41:28.89 ID:Hj7mYvt7O
その夜

ゴト、ゴトゴトゴト

真夜中に目を覚ますと神棚のある2階から音がした

硬い足音、それも一人ではない。いや、間隔的には一人が歩き回っている感じだがまるで何本も足があるような男


ゴトゴトゴト

ゴト、ゴトゴト

@二階に見に行く
A行かない

>>35
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 09:42:26.88 ID:JFR2V8lC0
1
36 : ◆bCs0r4M9IE [saga]:2018/03/30(金) 09:56:02.28 ID:Hj7mYvt7O
恐る恐る二階を見に行く

そこで見たものは巨大な蜘蛛

ごわごわした茶色の毛を全身に生やし、太い足でゴトゴトと歩いている


明「ひっ」


短く息を飲む。だがそれは聞こえてしまったようで


「…」


それはこちらを向いた


巨大な蜘蛛の顔は人間の女性だった

ただし牙が生え、目は8つもある


「…シュー」


口から鋭い息が漏れていた


@気絶
A明「あ、あんたは…誰だ」
B自由安価

>>37
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 10:02:06.56 ID:T32BOEh/0
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/03/30(金) 10:02:07.39 ID:548GmqL+0
3 巨大な蜘蛛に襲われる直前、公園で合った同い年くらいの少女が助けに来てくれた
39 : ◆bCs0r4M9IE [saga]:2018/03/30(金) 10:39:39.19 ID:sQOkLN0DO
明「あ、あんたは…誰だ」

「ソンナニ警戒スルナ。我ハ掃除ノ礼ヲシニ来タダケダ」

明「掃除の礼…まさか、あの神棚…」

「古神(コガミ)トハ蟲神(コガミ)、貴様ノ血ハ我ニ繋ガッテイル」


この蜘蛛の化け物が神、そしてその血が俺に繋がっている…?


蟲神「ジジイメ、奴ガ死ンデ我モ野良神二ナルカト思エバ子孫ヲ寄コシタカ」


ゾッとした。昨日の夢を思い出す


蟲神「マア我モ可愛イ子孫ノ面倒ヲ見ルノハヤブサカデハナイ」


血管から虫が這い出して来る。体の中に虫が入り込んでくる夢


蟲神「ヨロシク頼ムゾ。我ガ子孫」


蟲神と名乗った化け物が俺に近づいてくる


蟲神「逃ゲルナ」


後ずさると蟲神は糸を吐き、それが足に絡みつく


蟲神「アー…」


牙の生えた口を開け、首筋に噛みつこうとしてくる
40 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 10:40:32.80 ID:sQOkLN0DO
今更ながら酉一文字間違えて違うのになってた
41 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 10:41:24.29 ID:sQOkLN0DO
次の日の朝


明「いただきます」


朝食の前で手を合わせる


真由「いただきまぁす」


双子の妹の真由も手を合わせていた

今日は何だか昨日よりご機嫌そうだ

@今日から学校
Aまだ学校じゃない

>>42
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 10:42:44.13 ID:KXNbusDQ0
1
43 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 11:24:03.64 ID:kbirVlVzO
明「今日から学校だな」

真由「楽しみー」

明「そんなに学校好きだったっけ?」

真由「行くの久しぶりだからねえ」

明「久しぶりって引っ越し期間そんなじゃないだろ」


そんな会話をしながら学校へ向かう

相変わらず町は霧に包まれ、何かの息遣いが耳元で聞こえる


明「っ」

真由「どうしたの?」

明「あっ、あれ…あ?」


電柱の陰にたくさんの目がついていた気がした

…が、二度見するとそれは消えていた


@静寂と出会う
A出会わず

>>44
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/03/30(金) 11:24:22.39 ID:548GmqL+0
1
45 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 12:07:24.63 ID:nMJgqnrdO
学校は霧の中に黒く聳え立っていた

とてつもない古さを醸し出す寂れた外見、植物の蔦が覆い、鴉がギャアギャアと喚く
リ〜ン、ゴ〜ンと重々しく鐘が鳴る


その校庭で昨日であった女生徒、水上・静寂と出会う


明「水上、さんだっけ」

静寂「静寂でいいよ。それでっっっ」ビクゥッ


真由を見るとビクッと体を震わせる静寂


明「俺の妹だよ?」

真由「うん、妹だよ」

静寂「…ちょっと来て、二人だけで話したい」


そう俺の手を引く静寂


真由「え?ええ?」


@明「すまん、真由先に行ってくれ」
A明「ちょ、ちょっと」

>>46
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/03/30(金) 12:10:44.91 ID:548GmqL+0
1
47 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 13:29:52.15 ID:nMJgqnrdO
明「すまん、真由先に行ってくれ」

真由「うん、早く来てね」ニヤ
―――――
―――

静寂「ねえ、あの子が何だか分かってないの?」

明「だから妹だって」

静寂「あれ、人間じゃないよ」

@明「何言ってんだ?」
A明「…ふざけんな」
B明「…妹、だ」
C明「自由安価」

>>48
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 13:30:17.03 ID:CMT7b1ml0
3
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 13:30:51.47 ID:KXNbusDQ0
知ってるが?俺は一人この町へ来た
50 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 15:17:07.29 ID:nMJgqnrdO
明「…妹、だ」

静寂「違う!あれは人間じゃない。とんでもな━

明「妹だ!」

静寂「」ビクッ

明「悪いが何を言っているのか分からない」


そう言ってその場を後にする

本当にあいつは何を言っているんだろう。あいつは俺の妹だというのに

@静寂に対して不快感を抱いた
A一度妹に対して記憶を思い返してみる
B真由にこのことを話す

>>51
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 15:17:44.13 ID:T32BOEh/0
52 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 16:22:58.08 ID:nMJgqnrdO
妹の記憶を思い返してみる

ほら、どの記憶にも必ず妹がいる

遊んでいる時も勉強でいるときも一人で寂しがっているときも…


明「あれ?」


違う、確かにおかしい

どの記憶にも妹はいすぎなんだ

確かにあの時一人で寂しかったはずだ

あの子と二人きりになれて嬉しかったはずだ

だけどどの記憶にも必ず妹が隣でほほ笑んでいた

なのに妹から二人でやる遊びを提案してきたことはない

いつも俺が一人で遊んでいるのを隣で見ていただけだ


真由「どうしたの?お兄ちゃん」

明「お前、いつの間に…」


真由が立っていた

記憶のどこにもいるのとまったく同じ笑顔で

不自然なくらいの笑顔で


@明「お前は、俺の妹…だよな?」
A明「記憶が…おかしいんだ」
B明「ちゃんと話してくれ。お前は誰なんだ」
C明「な、何でもないよ」
D明「自由安価」

>>53
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 16:23:39.34 ID:sOlt3Qs/0
3
54 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 17:41:48.65 ID:Hj7mYvt7O
明「ちゃんと話してくれ。お前は誰なんだ」

真由「お兄ちゃんの妹だよ。酷いなあ」

@明「…そうか」
A明「違う。俺は一人っ子だったはずだ」
B明「真由!…悪いようにはしない。一緒にいてやるから正直に話せ」
C明「自由安価」

>>55
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/03/30(金) 17:47:22.14 ID:548GmqL+0
3+君はあの大蜘蛛何だろ
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 17:48:28.45 ID:jwcHuTd+o
3
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 17:50:27.37 ID:CMT7b1ml0
死にそう
58 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 18:06:21.30 ID:Hj7mYvt7O
明「真由!…悪いようにはしない。一緒にいてやるから正直に話せ」

明「君はあの大蜘蛛なんだろ」

真由「…」


真由の顔が無表情になる


真由「記憶操作が解けてる。誰がやったの?」

明「…真由、いや蟲神だっけか」

真由「ああそうか」


真由は答えない。ただ無表情で言葉を紡ぐ


真由「さっきのあの女だ。そうでしょう?」

@明「違う!」
A明「だとしたらどうする?」
B真由を抱き締める
C自由安価

>>59
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 18:12:14.57 ID:rrJMm3HJO
3+愛してる
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/03/30(金) 18:14:41.96 ID:548GmqL+0
これでヒロインは決まったな、浮気したら絶対殺されそう
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 18:29:49.33 ID:oB4UQZe4O
神様相手に愛してるとか鼻で笑われそうだな
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 18:42:15.76 ID:CMT7b1ml0
ここ連取りokなんだ...取っとけばよかった
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 18:45:18.02 ID:Ln8Yc9zUO
昨日会ったばかりのクモにそこまで…
64 : ◆lLetEg34Vc [sage]:2018/03/30(金) 19:54:47.37 ID:O7P/2SzfO
抱きしめ、その耳に


明「愛している」

と囁いた


ここで止めなければとんでもないことになりそうだったからだ

真由は顔もいいし…蜘蛛の姿にならないでさえいてくれれば


真由「言ったね?神に対して言ったことは反故にできないからね…」ニタァ


なんか大変なことを言ってしまったかもしれない


真由「あのジジイは死ぬまで、いや、死んでからもその約束を守りついたよ」


そうか、祖父が俺に金を送り続けて恩を売ったのは、祖父があの家に一生住めって言ったのは


@この子を一人にさせたくなくて
A俺とこの子を結ばせたくて

>>65
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 19:56:24.74 ID:T32BOEh/0
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 19:56:37.35 ID:Ln8Yc9zUO
1
67 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/03/30(金) 21:13:22.68 ID:Falw5OOaO
この子を一人にさせたくなくて

そう考えると愛おしく思えてもう一度抱き締める


真由「ふふ、聞いたからね?」ニタァ

手と足に蜘蛛の糸が巻き付かれているような、そんな感じがした

真由「さ、流石に行こうか。"お兄ちゃん"?」
68 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 10:42:34.56 ID:0twjBAZ1O
どことなく不機嫌そうな教師に説明を受け、教室に連れていかれる

2年4組にて転校生として自己紹介をする

クラスを見渡すと皆笑っていた。どうやら明るいクラスのようでひとまず安心した

その中には水上静寂もいた

授業前
@静寂に話しかけられる
A男子に話しかけられる
B知らない女子に話しかけられる

>>69
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 10:49:15.56 ID:PZkFimzE0
70 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 11:33:33.22 ID:7y3BBRvkO
「よう、俺は畔上・青磁(くろかみ・せいじ)ってえんだ、よろしくな」

そういって話しかけられる

快活で笑顔の眩しい、よく運動しているのか日に焼けた浅黒い肌の男だった


明「ああ、よろしく」

青磁「お前はさ、この町に来てから変なものを見たり変な目に遭ったりしたか?」


そんなことをいきなり言われる


@明「ああ、色々」
A明「いや、特には…」
B明「自由安価」

>>71
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 11:43:33.51 ID:thAUGpSzo
1
72 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 12:04:22.34 ID:mvmR2jK3O
明「ああ、色々」


そう言うと青磁は心底面白そうに眼を細めた

青磁「そうかそうか。まああんまり心配すんな。大半は無害だ」

明「そうなのか?」

青磁「ああ、でも中には本当に危険なものもあるから気をつけな」


そう言って「時雨佐波学園不可思議研究解決部、畔上・青磁」と書かれた名刺を渡してくる

明「君もなのか」

青磁「え?」

明「そっちの静寂って子にもこれ渡されたよ」

静寂「…聞く気あるの?」

@明「真由のことに関してはもう大丈夫だから何も言わないでくれ」
A明「まあ、この部活?に関してはちょっと気になってるな」
B明「自由安価」

>>73
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 12:05:49.77 ID:PZkFimzE0
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 12:11:44.43 ID:f/cd/fBy0
3 後で真由に危険な妖怪の類いにどんなのがいるか聞いてみるか?
75 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 13:28:31.37 ID:mvmR2jK3O
明「まあ、この部活?に関してはちょっと気になってるな」

青磁「」ニッ

青磁「じゃあ放課後にでも案内するぜ!」

静寂「…」

青磁「どうした?静寂よ」

静寂「い、いや…」

真由「真由のことが怖いんでしょう?」ニタァ

静寂「」ビクッ


真由が静寂の肩に手を置いて耳元に囁く


明「真由、やめろ」

真由「ニヒヒ、真由は何もしないよ?勝手に怖がられるんだもん、仕方ないじゃーん」


@明「真由は確かに人間じゃないけど何もしないから怖がらないでやってくれ」
A明「真由、あまり怖がらせるなよ?」
B明「真由は何もしないよ。な?真由?」
C明「自由安価」

>>76
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 13:36:05.07 ID:f/cd/fBy0
4 なあ真由この街にはきみ以外にも危険な妖怪の類いて居るのか?
77 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 14:22:45.78 ID:mvmR2jK3O
明「なあ真由この街にはきみ以外にも危険な妖怪の類いて居るのか?」

真由「いるよー、皆好き勝手に遊んでいるねえ」ニヤニヤ

真由「この学校にも色々あるねえ。楽しそうなところじゃん」ニマニマ

静寂「…」

青磁「まあそれは俺たちも分かっているところだけどな。退治には至ってねえんだ」

真由「ふふ、真由はなぁんにも言わないよ。彼らの楽しみを奪う事なんか出来ないし」


真由「お兄ちゃんに手を出すような不届き物がいれば別だけどねえ」


そう言って舌なめずりをする真由

その目は妖しく光っていた

@明「それはつまり守ってくれるってことか?」
A明「まあ、役に立つかはともかく危害を加える気は無いから。真由は」
B明「教えてくれないのか?」
C明「自由安価」

>>78
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 14:25:38.43 ID:npqkHU750
79 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 15:22:13.80 ID:mvmR2jK3O
明「教えてくれないのか?」

真由「教えない、教えない」クスクス

真由「そっちの方が面白いじゃん?お兄ちゃんもスリルあった方がいいでしょ?」

明「よくねえよ。教えろ」


そう言って真由の肩を掴もうとしたらするっと腕をすり抜けられた


真由「ほらほら、もう授業始まっちゃうよ?」

@昼休み
A放課後

>>80
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sahe]:2018/04/02(月) 15:27:51.14 ID:f/cd/fBy0
2
81 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 16:12:47.89 ID:IGgH9YirO
放課後

青磁「じゃあ我が部活へ行こうぜ!」

真由「真由も行ってもいいよね?ね?」ニタァ

静寂「う、うん…」

明「真由、怖がらせるな」

真由「勝手に怖がられるんだもーん」―――――
―――
―青磁「ここは旧校舎なんだ。話によればここが学校になる前、何かのオカルト的実験をしていた時からある建物をそのまま使ってるんだと」

真由「なるほどー、だからこんなに居心地いいんだー」

明「何かいるのか?」

真由「今のところ有害なのはいないんじゃない?」

静寂「まあ、ボクたちも長い間ここで活動してるけど危ない目には遭ったことないけど」


旧校舎の地下一階、その中でも特に暗い廊下の端


青磁「また電灯切れてんのか…いくら替えてもキリねえな」

真由「」ニヤニヤ


建付け悪い引き戸をギシギシ音立てて何とか開く、その扉の横には「不可思議研究解決部:誰でも相談可」と書いてある表札が


静寂「部長ー」

部長は
@女子
A男子

>>82
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 16:14:57.39 ID:npqkHU750
83 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 16:45:44.05 ID:IGgH9YirO
「いらっしゃい、後輩君」


奥の椅子で足を組んで座っている女子がこっちを向いた

大きな黒のポニーテールを振り、深い緑色の目を細め、舐めるような目線で俺を、そして真由を見る

「ふむ…私がこの部の部長、荒神・美麗(あらがみ・みれい)だ」

明「ど、どうも…」

美麗「うむ。そっちの神様もよろしく」

真由「へえ、分かるんだ!」


真由が嬉しそうに言う


美麗「分かるよ、私はそういう目があるからね」フフ

美麗「さて、君たちは見学でいいのかな?」

@明「はい」
A明「何をする部活なんですか?」
B明「連れてこられただけなんで…」
C明「自由安価」

>>84
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 16:46:56.41 ID:DOrQ+vsvo
2
85 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 17:20:08.41 ID:IGgH9YirO
明「何をする部活なんですか?」

美麗「うむ。この部は超常的、不可思議的、その他都市伝説、噂等々を追いかけ、調査解決する部活だ」

美麗「所謂オカ研とは違い、オカルト・非オカルト問わず受け付けている」

明「非オカルト?」

美麗「時たまオカルト関係なさそうな依頼からでも面白い事実に辿り着けたりするもんだ」

青磁「ほとんど下らない事件だったりするけどな」

美麗「そう言うな。人の役にたてるならいいことだよ」


優しそうに微笑む


真由「つまらなーい」

美麗「そうでもない。不思議を追いかけるのは楽しいよ。きっと神様でも退屈はしない」

真由「へえ、真由を楽しませられるっての?」

美麗「無論だ」


真由「お兄ちゃん、体験入部してみようよ」

@明「ああ」
A明「楽しそうだなお前」
B明「自由安価」

>>86
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 17:21:25.47 ID:npqkHU750
87 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 17:35:59.75 ID:IGgH9YirO
明「ああ」

真由「やったあ!」

青磁「よし、静寂、今すぐ入部志願者を持ってこい。どんな手を使っても入部させるんだ」

美麗「やめんか」

静寂「廃部の危機は去ったでしょ」


明「そんなこと、あったのか」

美麗「廃部にするとか言っていた先生は転勤したから問題ないよ」

青磁「そうそう。謎の失踪を遂げたからな」

美麗「だからただの転勤だってば」


静寂「いつもはあと一人いるんだけど…」

そのあと一人は
@男子
A女子
B自由安価(名前や性格・設定など)

>>88
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 17:46:03.49 ID:DOrQ+vsvo
1
89 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/02(月) 18:03:06.40 ID:IGgH9YirO
美麗「彼ならそこで寝てるよ」

見るとソファで寝ている男が見えた


青磁「顔に落書きしてやろうかこいつ」

静寂「やめなよ」

明「お前もペンを用意するんじゃない」

真由「う、バレたか」


「うるさいなぁ…」

静寂「寝てる方が悪い。目が覚めたら起きてよ」

「はいはい…誰?」


それは背の低い、童顔の少年だった


明「転校してきた二年四組の古神明だ、よろしく」

真由「双子の妹の真由だよー」


「ん…僕は白海・真琴(しらうみ・まこと)専門は夢の解析…ということで寝る…」

静寂「寝るな!」グリグリグリ

真琴「あぅぅぅぅ、頭グリグリやめてぇぇぇぇ」


美麗「さて、今日の活動だが」

明「あの、スルーしてよろしいんでしょうか」

青磁「いつものことだ」

@美麗「とある噂の調査だ」
A美麗「依頼人が来るまで待機」
B美麗「特に無いから面白いものを見せよう」

>>90
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 18:03:34.92 ID:A0zdrxxDO
91 : ◆lLetEg34Vc [sage]:2018/04/02(月) 22:07:03.51 ID:ZYeTRYmTO
美麗「特に無いから面白いものを見せよう」

明「面白いもの?」

静寂「って、まさか。あれを!?」

美麗「うむ。神様と一緒なんだ。あれの影響に曝されても生きていられるさ」

明「何で唐突に命の危機的なこと言われてんの?」
―――――
―――

部室の奥、不気味なオブジェクトをずらすとさらに地下に下りる階段があった

不自然な寒気が満ちる階段を下りると小さな扉があり、中には小さな祭壇のようなものが…


その祭壇の上に鎮座しているのは大きな杯、その中には赤黒いドロドロとした液体で満たされていた


@明「これは…?」
A触れる

>>92
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 22:08:40.01 ID:eQcE7Pbk0
93 : ◆lLetEg34Vc [sage]:2018/04/02(月) 22:41:09.38 ID:ZYeTRYmTO
明「これは…?」

真由「触っちゃダメだよお兄ちゃん」

明「っ」


出しかけた手を引っ込める


美麗「それは血塗れの聖杯。私たち部に受け継がれ、封印しておくようにと代々言い伝えられているものだ」

明「封印って…」

静寂「それに触ったものは何を見たか…発狂してしまうんだよ。そして、その度に聖杯の中身がこぼれるまで湧き出てくる」

明「俺を生贄にしようとしたんですか!?」


美麗「神様を率いている君ならそれの秘密を解き明かせるかもと思ったんだ。試してみてくれないかな?きっと、今度は上手くいく」


部長はその美しい顔を歪め、耳まで裂けんばかりにニィィと大きく口を開いて嗤った

明「>>94
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/02(月) 22:49:39.72 ID:n6p0ePh60
助けてくれ、真由
95 : ◆lLetEg34Vc [sage]:2018/04/02(月) 23:00:19.29 ID:ZYeTRYmTO
明「助けてくれ、真由」

真由「これ以上お兄ちゃんに危ないことさせるなら真由が許さないよ?」


美麗「むう、残念だ。神様はこれについて何か教えてくれないのかい?」

真由「自分で触ってみれば?保障するよ」

美麗「それだけは勘弁だね。じゃあ戻ろうか。真琴、封印しなおしておいて」

真琴「了解だよ。ふぁーあ」


その部屋を出て階段を上っていると後ろから何かブツブツ言う声が聞こえた


@依頼人がくる
A今日は部活終わり

>>96
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/02(月) 23:01:06.87 ID:n6p0ePh60
1
97 : ◆lLetEg34Vc [sage]:2018/04/02(月) 23:10:59.26 ID:ZYeTRYmTO
美麗「おや、客が来ていたのか。これはお待たせして申し訳ない」

「いえ、話さえ聞いてくれれば…」

美麗「うむ。聞かせてもらおう」

@失踪事件
A噂の解明
B「これなんですけど…」

>>98
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/04/02(月) 23:16:45.24 ID:n6p0ePh60
1
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 23:17:32.15 ID:Tab3ZTpfo
安価は3

それにしても蜘蛛さん、主人公のとち狂った告白に喜んでたけど
主人公が子供作らないと結局将来野良でっせ
100 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/03(火) 00:02:44.56 ID:WJHQ8BbCO
今日はここまで
今気づいたけどずっとsageになってたのか。すまぬ
それでもレスに気づいて安価とってくれてありがとう
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/03(火) 00:06:48.03 ID:UizGamYXo
おつ
102 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/03(火) 11:05:27.85 ID:AL8WYkoIO
美麗「失踪?」

「まだ1日だけど…家に帰ってきてないって…」

青磁「他には?何かあるか?」

「これ…こんなメールが」


そういってスマートフォンの画面を見せてくる
103 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/03(火) 11:29:26.94 ID:AL8WYkoIO
「ちょっと迷っちゃった。ここどこだろ」

「こんな濃い霧みたことないよ」

「ねえ、いくら歩いても知っている場所に出られないの」

「ねえ、不安だよ。返信してよ」

「ここどこ」

「歩き疲れた」

「ねえ、返信してってば」

「電話が通じないんだけどメールも届いてないのかな」

「たすけて」
104 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/03(火) 12:11:26.36 ID:AL8WYkoIO
美麗「たすけて…か」

静寂「君からは返信できなかったんだね?」

「はい…メールも電話も通じなくて…」

美麗「真琴くん、送信元の座標を調べて」

真琴「あいよ。ちょっとスマホ借りるよ」

「あの…神隠しってやつなんでしょうか」

美麗「それは調べてみないとなんとも言えないよ。知っての通りこの町は霧が濃い、単なる迷子かもしれない」

「警察もそう言ってました!ここなら助けてくれるって聞いてきたんですよ!?」

静寂「大丈夫だよ、ちゃんと調査するから」

「本当にですか…?」

真琴「部長、大体の位置を特定したよ」

美麗「うむ。きちんと君のご友人の調査をするから安心してくれたまえ」


部長はそういうと依頼人の頭をポンポンと優しく撫でる
105 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/03(火) 12:40:51.12 ID:AL8WYkoIO
依頼人が帰った後


美麗「さて明君、さっそくで悪いが大きな事件が引っかかったようだ」

明「え、ただの迷子じゃ」


真琴「いや、このメール、途中から送信元が不明になっている。電話がかからない、返信が出来ない。とか色々不可解なところがありすぎるよ」

真由「……」

美麗「今夜探しに行こう。明君もいいよね?」

@OK
A明「今日はちょっと…」

>>106
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/03(火) 12:53:24.57 ID:IUqK87Yx0
107 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/03(火) 13:11:10.72 ID:CJdPe4jjO
明「OK」

美麗「よし、夜に校門前に集合だ

明「ところで何で夜なんですか」

美麗「出来るだけ失踪当時の状況を再現しなきゃいけないからね」

@夜
A家で真由と話す
B準備(自由安価)

>>108
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/03(火) 13:17:06.57 ID:II4nxpFQo
1
109 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/03(火) 14:51:34.14 ID:AL8WYkoIO

校門前

美麗「うん、全員集まったね」

真琴「僕怖いの嫌なんだけど…」

静寂「はいはい、逃げちゃダメだからね」ガシッ

真琴「やだっ!怖いのやだ!」

青磁「良いから行くぞ」
110 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/03(火) 16:16:16.45 ID:AL8WYkoIO
真琴「この辺が最後に通信元を確認できた場所だよ」

真琴「じゃ、じゃあ僕は…」

青磁「よっし、行くか!」

真琴「やだ、やだぁ!」

美麗「ここで二手に別れようか」

真由と二人きり、or青磁、美麗、静寂の内誰か

>>111
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/03(火) 16:27:22.91 ID:cBdKCIVWO
真由と二人
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/03(火) 16:27:37.34 ID:r4GZ20Ly0
静寂
113 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/05(木) 20:20:15.20 ID:eaGE66JZO
美麗「君たちは二人でいいだろう。神様がついているんだから危険な目に遭っても大丈夫だろう」

明「危険な目って」

美麗「あの聖杯を見ただろう?あれと同程度の物がこの町にはいくつもいるんだ」

明「何それ怖い」

真琴「…青磁先輩、離して」

青磁「ダメ」

真琴「うぅ…」

美麗「これを渡しておくよ」

明「これは…ガラケー?」

美麗「真琴が特別な術式を施した携帯だ。物理的に電波が届くところならばどんな霊的障害にも邪魔されることなく繋がるはずだよ」

明「なるほど」

美麗「何かあったらすぐ連絡するように」

明「分かりました」

真由「じゃ、行ってくるねー」
114 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/05(木) 21:25:18.82 ID:eaGE66JZO
段々霧が濃くなってくる

街灯が照らすのは霧の白だけとなり夜の道はさらに見え辛くなる


そんな中どこからともなく、いや霧全体から声がする

その声は言葉とならずにうめき声だけを響かせている


明「真由、これは」

真由「さあ、何だろうねえ」クスクス


どこからか視線を感じる

さっきからずっと、誰かに見られているような


明「っ」


真正面に首の無い人間の影が現れる

霧の中でゆらゆらと揺れ、何かを待っているように佇んでいる

@その人影を追う
Aその人影から離れ、違う道をゆく
B自由安価

>>115
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 21:29:21.38 ID:tJdjLQAy0
116 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/05(木) 22:46:36.06 ID:eaGE66JZO
その影は無視して右の道を行く


クスクスクス


人影から笑い声が漏れた


歩けば歩くほどに、暗く、白く、夢の靄を歩いている感覚になってくる

靄の中にポツンと、瞳が一つ

二つ

三つ

四つ


いつの間にか、白い霧の中には自分を見つめる目がいくつも、いくつも


明「ま、真由…」

真由「なぁに、怖いの?お兄ちゃん?」クスクス

@明「な、何でも無い」
A明「こいつらは、何だ?」
B明「害はあるか?」
C明「自由安価」

>>117
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 22:58:06.92 ID:uQq6T0hn0
118 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/06(金) 00:01:38.44 ID:TvMlSLPjO
今日はここまで
119 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/06(金) 08:59:50.41 ID:wSUewdv8O
明「こいつらは、何だ?」

真由「さあ?これを見ただけじゃわからないなあ」

真由「とりあえず言えることは、真由たちはもう中にいるってことかな」

明「え…?」

真由「気づかない?周り見てみなよ」


言われて周りを見てみる。目じゃない、周りの建物は…数分前の景色と寸分と違っていない


明「なっ」


道を横に行き、走る。だがすぐに同じ建物が目に入る


霧の中聳え立つ巨大なビル

所々ヒビが入り、黒い霧が纏わりついている

窓には先程から自分を睨み付けている"目"が大量に張り付いて睨めつける


明「ここは…」


その入り口で黒い影が手招きをしている

@入らない
A入る
B皆を呼ぶ

>>120
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/06(金) 09:59:49.01 ID:yC6PGzA3o
1
121 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/06(金) 10:27:38.44 ID:wSUewdv8O
そのビルには入らず、後ろを向いて走り去る

再び周りは霧に包まれ、立ち止まると


明「嘘…だろ?」

目の前にはあのビルがあった


いくら逃げても逃げてもそのビルは目の前に現れ、抜け出すことはできなかった


沢山の影がビルの入り口で手招きをしている

だが、その恐ろしい入り口は魔物の口のようなおぞましさを放ち、入ったならばたちまち食われてしまうだろうというイメージを湧き立たせた


真由「クスクスクス、どうやら捕まえられちゃったみたいだね」


@入る
Aみんなを呼ぶ
B明「真由、何とかしてくれ」
C自由安価

>>122
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/06(金) 11:59:02.90 ID:EkNp67T40
3
123 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/06(金) 12:08:20.38 ID:iKbCDwKPO
明「真由、何とかしてくれ」

真由「んー、真由なら壊せるけど…いいの?まるごとぶっ壊しちゃって」

真由が嗤う

@明「ああ」
A明「…中に行方不明者がいるし、それはまずいかな…」
B明「自由安価」

>>124
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/06(金) 12:12:39.62 ID:E847pk/20
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/06(金) 12:12:57.79 ID:SlrU2Qfz0
2
126 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/06(金) 12:18:30.40 ID:iKbCDwKPO
明「…中に行方不明者がいるし、それはまずいかな…」

真由「残念、中の人は蟲神の生け贄にしちゃおうかと思ったのに」ペロリ

明「中にいるのは確かなのか!?」

真由「うん、五体満足かは保証しないけどね。あと人数もわからないよ」

@皆を呼ぶ
A入る
B自由安価

>>127
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/06(金) 12:27:27.95 ID:yC6PGzA3o
1
128 : ◆lLetEg34Vc [saga]:2018/04/06(金) 12:32:29.46 ID:iKbCDwKPO
電話をする

明「もしもし、明です。多分ですけど行方不明になっている人たちの居場所が分かったかもしれません」

美麗『なるほど、今から君のところに行けばいいかな?』

明「はい、目の前にあるので」

美麗『分かった。今からGPSを頼りに行く。そこから動かないでくれたまえ』

明「分かりました」

@少し経って皆が到着する
Aその間に何かが起こる

>>129
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