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Jervis 「Hey、Darling!ゼッタイ離さないでね!」 五月雨 「......」
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116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/02(月) 01:52:21.67 ID:OSG2BY140
時雨「ボクは、君が五月雨のことを嫌ってると思ってたんだ」
時雨「でも、今の話を聞いてると、五月雨のこともしっかりと考えてくれてる」
Jervis「そうかなー?」
時雨「提督に説得するよう促してたじゃないか、五月雨が立ち直れるように」
時雨「なのにボクは、君が五月雨のことを嫌いだと思って...すまない」
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/02(月) 01:53:32.47 ID:OSG2BY140
Jervis「シグレ、謝らなくていいよ」
時雨「いや、でも」
Jervis「シグレは、勘違いしてると思ったから謝ったんでしょ?じゃあ、謝る必要はないかなー」
時雨「...それって、どういう」
Jervis「明日から、サミダレがどうなるかは分からないけど」
Jervis「私は、勝てる相手にしか、battleを挑まないもの」
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 04:05:06.26 ID:l2cr6U9O0
>Jervis「Darlingの好意に応えて、みんなの好意を無碍にしないのは、サミダレの役目じゃないの?」
>Jervis「その役目が果たせていないから、Darlingも他の子も、サミダレも傷付くんじゃないの?」
具体的にどう考えれば良いんだ? よくわからない
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/02(月) 13:10:50.33 ID:6vilknKJo
>>118
サミダレよ、強くあれ
初期艦だろうが運だろうが、事実として提督に選ばれたのは私だからという自負を常に示す、とか?
まあ俺提督としてはケッコンカッコカリを単なる機能向上として見なしているなら、軍規と恋愛をごっちゃにして艦隊内の人間関係を煽っていたずらに不和をもたらしたとしてJervisに即謹慎処分を下して終わり、なんだが
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/03(火) 13:45:44.40 ID:qZYtc5wG0
大本営「ケッコンカッコカリの名前が良くなかった。関係各所、及び提督と艦娘には陳謝する。
来月をもって命名変更を目指し協議中である」
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 00:45:08.28 ID:AxM3x3hd0
時雨(結局、その日の業務に五月雨は帰って来ず、提督も午後は用事で鎮守府を後にしてしまった)
時雨(用事と言っても、鎮守府を支える地域の代表との懇談だ、2時間もしない内に帰ってきた、けど)
時雨(その後も五月雨に付きっきり、ということは無かった、午後は自分の業務を執り行っていた)
時雨(人伝に聞いた話だと、五月雨の方から今日は1日考えたい、ということを伝えたらしい)
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 00:45:38.83 ID:AxM3x3hd0
時雨(提督は律儀な人だし、Jervisに言われたことも言われたことだ、思うところはあったんだろう)
時雨(それでも、二人が近くにいてくれたら、これほど心をかき乱されることも無かったと思う)
提督(それは五月雨にとって、不安を取り除く時間となっていただろうし、それに)
時雨(ボク達が、葛藤に揺れることもなかっただろう)
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 00:46:16.86 ID:AxM3x3hd0
時雨「...瑞鳳、五月雨を、呼びにいかないのかい」
瑞鳳「...今、提督の業務を手伝ってるの、私は行けないの」
時雨「嘘吐きだね、瑞鳳、行けない、じゃなくて行きたくない、でしょ」
瑞鳳「......」
時雨(ボク達に、薄暗い感情が渦巻くこともなかっただろう)
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 01:46:11.33 ID:AxM3x3hd0
翌日 ヒトマルマルマル
時雨「あ、山城、おはよう」
山城「おはよう、時雨、哨戒の帰り?」
時雨「うん、そうだよ、山城はどうしたの?」
山城「五月雨を慰めに行ってたの、今日も、部屋に篭もってたから」
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 01:48:39.84 ID:AxM3x3hd0
時雨「そう、なんだね」
山城「時雨、五月雨から聞いたわよ、昨日のあなたのこと」
時雨「軽率な行動だったよ、これでも、反省してるんだ」
山城「...時雨は、どうするのかしら」
時雨「...考え抜いたけど、やっぱり、遠慮はできない、よ」
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 01:49:32.89 ID:AxM3x3hd0
山城「そう、私はあなたの行動はさておき、考えは間違ってないと思うわ」
山城「想いは伝えるべきよ、伝えるべき相手がいる内にね」
山城「ハッキリ言うわ、今回の件が起こった原因は、想いを我慢せざるを得なかったこの鎮守府の雰囲気よ」
山城「五月雨がそれを受け入れない限りは、五月雨の肩だけを持つことはできないわ」
時雨「山城も、そう思うんだね」
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 01:50:26.35 ID:AxM3x3hd0
山城「でもね、時雨、だからと言って塞ぎ込んでるあの子のところに行かないのは、看過できないわ」
時雨「......」
山城「確かに私と五月雨の付き合いは長いわ、でも、そうじゃなくても相談に乗ってあげるのが普通よ」
山城「恋敵だからと言って落ち込んでる時に救いの手を伸ばさないというのなら、私はあなたを軽蔑する」
山城「でも、時雨は優しい子だから、ほら、哨戒の報告は後でいいから、五月雨のところに行ってきなさい」
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 01:52:11.62 ID:AxM3x3hd0
時雨「ありがとう、山城、ちょっと気持ちが楽になったよ」
山城「そう、あなたの為になったなら良かったわ、でもね、時雨、気を付けなさい」
時雨「何に対して?」
山城「五月雨に、あの子の中の優先順位を見誤ると、痛い目見るわよ」
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 01:59:52.50 ID:AxM3x3hd0
時雨「五月雨、入るよ」ガチャッ
五月雨「......」ウツロ
時雨「さみ、だれ...」ゾクッ
時雨「昨日のことを、謝りたくて」
時雨「...ごめん、五月雨、本当にごめん」
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:00:40.34 ID:AxM3x3hd0
五月雨「...時雨ちゃんは、どう思ってるの」
時雨「...謝ってから言うことではないけど、遠慮はしたくない、かな」
五月雨「そう、だよね、ううん、それは時雨ちゃんの言うことが正しいよ」
五月雨「私も、見て見ぬフリしてたの、ホントはみんなが遠慮してるの、知ってたの」
五月雨「でも、遠慮してるのを知って、遠慮しなくて良いよって、言え出せなく、て」
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:02:27.74 ID:AxM3x3hd0
五月雨「私ね、ジャーヴィスちゃんの言うことが正しいと思うの」
五月雨「私が我慢すれば済む話なの、私がみんなに負けないくらい、提督のことが好きだったら済む話なの」
五月雨「でも、いざ目の前でそうされると、我慢できなくなって、怖くなって」
五月雨「提督を、他の人に奪われるんじゃないかって、本当に、本当に怖いの」
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:03:03.50 ID:AxM3x3hd0
時雨「...提督が奪われるかどうかは、正直分からないよ、ボクだって遠慮しないって決めたから」
時雨「でも事実として、今五月雨がいなくて、提督は不安なんだ、悔しいけど、それが事実なんだ」
時雨「五月雨、自信を持って提督の隣にいなよ、五月雨のいない隙に隣にいたって、素直に喜べないよ」
時雨「ほら、五月雨、立って、大好きな提督の下に戻ろう?」
五月雨「...うん、わかったよ、時雨ちゃん」
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:06:35.47 ID:AxM3x3hd0
時雨「ほら、ちょっと髪がはねてるよ、やってあげるね」
五月雨「あ、うん、ありが、とう」
時雨「もう、五月雨、せっかく戻るんだから元気で、笑顔でいようよ」
五月雨「ふふ、そうだね、あんまり提督を心配させちゃダメだもんね」
時雨「さあ、久しぶりの業務だよ、元気を出して、執務室に行こう」
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:42:13.80 ID:AxM3x3hd0
五月雨「失礼します」ガチャッ
提督「五月雨!おかえり!」ガタッ
Jervis「Hi!Good Moning、サミダレ!Nice timingね!」
提督「今、ちょうど今回の件について聞き取りをしていたんだ」
提督「先に謝りたい、不安を抱かせてしまった、すまない」
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:42:54.25 ID:AxM3x3hd0
五月雨「そんな、提督が謝ることなんてありません!」
五月雨「もっと私がみんなの気持ちを尊重して、理解して、なにより」
五月雨「提督への気持ちは誰にも負けないと、自信を持つべきでした」
五月雨「もう迷いはありません、時雨ちゃん達の想いを尊重して、理解して、その上で」
五月雨「自信を持って、提督に、寄り添います!」
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:54:05.51 ID:AxM3x3hd0
提督「そんな、力強く宣言されたらこっちが恥ずかしいな」
提督「でも、良かった、五月雨が帰ってきてくれて、これからもよろしくな」
五月雨「はい、よろしくお願いしますね!」
Jervis「What a touching scene!でもDeclarationされたからには私達も負けないから!ねえシグレ!」
時雨「ボクにふらないでよ、ジャーヴィス、でも何はともあれ、解決した、のかな」
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:54:35.84 ID:AxM3x3hd0
五月雨「そろそろ遠征が帰ってくるので、出迎えてきますねっ!」
時雨「ボクも、一度工廠に行ってくるね」
Jervis「サミダレが帰ってくる前に、提督にCoffee出してあげるわ!」
五月雨「それでも、負けないから!それじゃあ、行ってきます!」ガチャッ
時雨「それじゃあ、行ってきます」バタンッ
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:58:00.67 ID:AxM3x3hd0
時雨「さすがはケッコン艦だね、五月雨、でも僕も負けないから」
時雨「...五月雨?話、聞いて」
五月雨「...てやる」
時雨「え、なんて」
五月雨「...ころして、やる」ボソッ
時雨「ひっ!」ゾクッ
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 02:58:40.01 ID:AxM3x3hd0
時雨「五月雨、え、なに、言って」
五月雨「え、あっ、私あっちの方向でした、それじゃあ時雨ちゃん、また後で!」タタタッ
時雨「あ、ちょっと、さみ、だれ」
時雨(...ボクの、聞き間違い、だよね)
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/08(日) 04:01:32.21 ID:mIENUe2G0
ぼた餅作りだろ?
俺ぼた餅には詳しいんだ
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/08(日) 04:18:43.71 ID:ran6AopdO
雨は、いつか病むさ
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/08(日) 07:40:03.12 ID:zP5ChHeg0
五月雨は、止まない・・・
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/08(日) 09:31:14.73 ID:jHX8e2KDo
Jervisのゲス顔が見える
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/08(日) 09:36:24.70 ID:q9w/jbrmo
きっと五月雨がこうなる事も織り込み済みなんだろうな
後は破滅させて合法的に排除か
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/08(日) 13:36:52.22 ID:6n5tSBhDO
>>140
はんごろしがいいなあ
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/08(日) 13:43:28.28 ID:UP5+yiBkO
五月雨に暴力振るわせようとしてるところを撮影&提督に目撃させて解体処分ダゾ
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/08(日) 16:35:11.98 ID:mjNroK9YO
堕天使五月雨エル
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/08(日) 21:16:16.71 ID:VtlfSFYD0
しかしこの手のドロドロ模様に高確率で絡まない白露型の
長女と3女は余り重くないという印象が有るからだろうか
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 22:05:32.09 ID:AxM3x3hd0
時雨(1日を経て、週末を経て、1週間を経て)
時雨(ボクの行動は、あの場にいた子と、山城を含む一部の子しか知らない)
時雨(ボクも、あんまり知られたくないから正直、良かった)
時雨(そしてあの時、五月雨が口にした目標は達成されている、と思う)
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 22:06:36.64 ID:AxM3x3hd0
時雨(今までよりも、みんなは提督に振り向いてもらおうと頑張ってるし)
時雨(五月雨も、いつものように笑顔を崩さず、提督の傍にいて)
時雨(いや、違う、前よりも、もっと近くに提督の傍にいると思う)
時雨(それは、誰から見ても明確で、ボクらは振り向いてほしいから、正直、そう思ってて)
時雨(目標は達成されてる、でも、鎮守府の雰囲気が良くなったとは、一概に言えない)
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 22:07:29.31 ID:AxM3x3hd0
Jervis「Ah、シグレ、お久しぶり!」
時雨「久しぶり、ジャーヴィス、最近あんまり、提督の近くにはいないね」
Jervis「For busy!でも、これで良いのよ!」
時雨(ジャーヴィスは、あの日以降、最低限の用事以外で執務室には行かなくなった)
時雨(それは恐らく五月雨にとって良いことであって)
時雨(そして、あれほど彼女を嫌悪していたみんなにとって、悪いことでもある)
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/08(日) 22:08:24.04 ID:AxM3x3hd0
時雨「まさか、ジャーヴィスの遠慮ない行動を寂しく思う日が来るとは思わなかったよ」
時雨(ボクらは、ジャーヴィスみたいに全く遠慮しないような行動は出来ない、ちょっとは遠慮する)
時雨(だけど、心を決めた以上、遠慮はしたくないわけであって、でも遠慮して、今でも葛藤して)
時雨(五月雨は、元々遠慮なんて無かったけど、独占欲が強くなったと思う)
時雨(ボクらは葛藤してて、五月雨は独占欲が強くて、そんなの、思うことは一つ)
Jervis「Straightに言っちゃいなよ、シグレ、五月雨が邪魔だって」
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/04/09(月) 21:25:07.12 ID:emV3fMAt0
い、胃が痛い
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/09(月) 22:12:01.65 ID:eR/7F6tF0
時雨「君がいつものような行動を見せてくれたら、ボクらも勇気を貰えるのに、意地悪な子だね」
Jervis「『今日も一日お疲れ様』って、ズイホウはまた言いたいでしょうね」
Jervis「いつも気軽にHugしてたのに、毎回睨まれたらユウダチも不快に感じるよ」
Jervis「提督がサミダレに遠慮しちゃって、タバコも吸えないってベールヌイが愚痴たれてたよ」
Jervis「みんなのために置いてた机のお菓子の箱が無くなって、モガミはつまみ食いが出来ないんだって」
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/09(月) 22:12:57.39 ID:eR/7F6tF0
時雨「すごいね、君は、本当によく見てる」
Jervis「その場のことしか分からないのはOut Of the Question、未来を予想するだけじゃThird-rate」
Jervis「予想して、誰が得するかを考えたらSecond-rate、誰が損するか分かればTop-rateよ」
Jervis「カガとヤマシロはこの状況を危惧してるけど、今回の件に関して注意を諭すTypeじゃないわ」
Jervis「当たり前よ、二人は誰よりも五月雨と長く過ごしてるもの」
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/09(月) 22:14:00.64 ID:eR/7F6tF0
Jervis「さて、シグレ、この先はどうなると思うかなー?」
時雨「愚問だね、三流のボクには分からないよ、一流のジャーヴィスが、教えてくれないかな」
Jervis「それこそ愚問よ、だって、そんなの分かりきってるじゃない!」
Jervis「このままみんなのStressが溜まって、提督は今度こそ決断を迫られると思うわ」
Jervis「でも、提督は軍人だもの、軍の士気を損なわない未来を選択して、サミダレは見限られる」
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/09(月) 22:15:03.91 ID:eR/7F6tF0
Jervis「そうしたら、後は私達の戦いよ、だから、勝てるBattleって言ったの!」
時雨「そっか、でも、そんなに簡単に五月雨が見限られるとは思わないけどね」
Jervis「提督は、提督のことを第一に考えてたサミダレが好きだったんだよ」
Jervis「でも、今のサミダレは余裕がなくて、私達と同じように、自分が一番になっちゃったんだから」
Jervis「同じ立場の人とは、Equal Footingで争うのが、この国で言うところのスジってものでしょ?」
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/09(月) 22:16:21.06 ID:eR/7F6tF0
時雨「キミは本当に、物の言い回しが上手だね、そう言われたら、ボクもそう思ってきちゃったよ」
Jervis「でも、今私が行ったら、サミダレはまた自信を失くして、Positiveじゃなくなるわ」
Jervis「Rivalがいないから、独占しちゃうのよ、だから私は、まだ参戦しないかな」
時雨「計算高い子は同性からも嫌われるよ、あんまり、他の子には言わないでね」
Jervis「信頼してるシグレだからこそよ!それこそサミダレに聞かれたら、殺されちゃうわ!」
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/09(月) 22:17:21.95 ID:eR/7F6tF0
時雨「...本当に、気を付けてね、君の性格はともかく、論理を聞けなくなるのは辛いから」
Jervis「Don’t worry!でも、シグレの忠告、胸に留めて気を付けるわ!」
時雨「嫉妬してるとは言え、ボクの大切な妹だ、ボクはボクで、君の未来が破綻することを願うよ」
Jervis「Aha! I mean the future is a future! Let’s enjoy now! See you , Shigure!」
時雨「うん、じゃあね、ジャーヴィス」
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/09(月) 22:20:53.26 ID:eR/7F6tF0
時雨「さて、ボクもお昼の業務に、ん?」ガタッ
時雨「...誰かいるの、かい?」
時雨「気のせい、だよね...」クルッ
バタンッ
五月雨「 あ は っ 」
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/09(月) 22:35:42.14 ID:mutoTbXLo
ひいぃ
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/09(月) 23:47:21.18 ID:hyR72HSJ0
さあ、ほのぼのして参りました(吐血)
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/10(火) 01:15:18.33 ID:7mTsVAO30
この五月雨すらも、実はジャヴィは織り込んでる気がして怖かっこいい
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/10(火) 02:19:52.37 ID:pj+roOiq0
アハ体験ですね。脳にきましたか
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/10(火) 13:54:48.36 ID:h2weoCCzO
やっちゃえ五月雨ちゃん!
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/10(火) 14:03:57.86 ID:JuFUWhU/O
個人的には五月雨やジャービスより手首くるっくるの時雨の方が嫌い
最初は五月雨の味方面してたのにあっさりとジャービスに言い包められて手のひらで利用されてるし
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/11(水) 01:35:41.53 ID:umpw2/p+O
狡猾になりきることも、自分の欲望に忠実になることもできない、比較的常人ポジションなんだろう。主人公としてはいい設定づけだ。
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/11(水) 16:47:28.87 ID:rPa0KJQTO
五月雨本妻の力を見せつけるんだ
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 22:27:47.27 ID:ZDLpW8vz0
翌日 フタヒトマルマル
コンコン
時雨「誰だい、こんな時間に」ガチャッ
Jervis「...Hey、シグレ、夜遅くにゴメンね」
時雨「ジャーヴィス?どうしたんだい、そんな神妙な顔して」
Jervis「サミダレが、私に工廠へ来い、って」
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 22:35:00.13 ID:ZDLpW8vz0
時雨「...こんな夜遅くに、かい」
Jervis「Yes、提督から、何か聞いてる?」
時雨「いや、何も聞いてないよ」
Jervis「シグレの話、胸に留めてるわ、付いてきてもらえるかな?」
時雨「万が一何かあったら、デメリットしかないからね、お安い御用だよ」ガチャッ
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 22:53:34.19 ID:ZDLpW8vz0
加賀「あら、こんばんは、二人共」
時雨「お疲れ様、加賀、夜間見回りの帰りかい?」
加賀「ええ、後は五航戦に任せてきたわ、二人はどうしたのかしら」
時雨「どうする、加賀にも話しておいた方が良いと思うよ」
Jervis「そうね、実は...」
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 23:05:44.41 ID:ZDLpW8vz0
加賀「嫌な予感しかしないわね...」
時雨「何かを話し合うにしても、この時間、しかも工廠だよ」
Jervis「カガが大丈夫なら、是非とも付いてきてもらえる?」
加賀「ええ、全然構わないわ、むしろお願いしたいくらいよ」
Jervis「Thank you、加賀、よろしくね」
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 23:13:14.94 ID:ZDLpW8vz0
時雨「それにしても、君がこういったお願いをしてくるとはね」
加賀「同感ね、あなたならこんなことにも一人で対応するかと思ってたのだけれど」
Jervis「私が自分の行動に責任を持てないってこと?そんなことはないよ」
Jervis「Britishは何かあれば面と向かって言ってくるわ、どんな議論でもEqualityよ」
Jervis「こんな、片方にAdvantageのあるような場を設けたりはしない、陰険、って言うのかしら」
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 23:17:33.28 ID:ZDLpW8vz0
時雨「そう言った国民性だとはよく言われるよね、僕は、よく分からないけど」
Jervis「良い意味もあるよ、自分にAdvantageがあるってことは、勝てるってことだもの」
Jervis「国際会議における日本のNEMAWASHIはGlobal Languageと言われるからね」
Jervis「でも、今回に限っては陰険よ、こんなの、対応したことが無い、対応の仕方が分からない」
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 23:18:17.68 ID:ZDLpW8vz0
加賀「五月雨は幼いけれど、提督のことを第一に考えてる子よ、そんなことはしないわ」
Jervis「提督のことを、ね、もうそんな余裕は残ってないと思うけど」
時雨「追い詰めすぎたんだよ、正論が自分の立場を良くするとは限らないからね」
Jervis「それにしても、逆恨みが過ぎるわ!だから対応の仕方が分からないって、言ってるじゃない...」
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 23:48:42.83 ID:ZDLpW8vz0
Jervis「入るよ、シグレ」ギイィ
五月雨「...ジャーヴィス、ちゃん」
Jervis「な、なに、要件があるなら早く言ってほしいかな」
五月雨「え、あっ、ジャーヴィスちゃん!ごめんね!こんな時間に呼び出して!」
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 23:49:25.00 ID:ZDLpW8vz0
時雨(薄暗い照明が辺りを幽かに照らすだけの工廠で五月雨は立っていて)
時雨(亡霊のような、そんな、この雰囲気に合致した五月雨は、一瞬の後、いつもの五月雨に戻った)
時雨(肩透かしを食らったようだった、もっと、どす黒い雰囲気になると思ってたから)
時雨(ジャーヴィスでも緊張してたんだ、だから、いつもの五月雨を見て、安心して)
時雨(安心して、安心して、安心して、一瞬感じた違和感なんて、掻き消されてしまって)
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 23:50:32.89 ID:ZDLpW8vz0
Jervis「え、えと、何かな本当に、私だって忙しいんだよ」ハァ
五月雨「ごめんね、でも、一つ伝えたいことがあって」
Jervis「Uh?この前、伝えたいことは伝えたんじゃないの、他に何があるって」
五月雨「昨日、時雨ちゃんと話してたこと、全部聞いたよ」ユラァ
時雨「なっ」
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/11(水) 23:51:27.03 ID:ZDLpW8vz0
Jervis「っ、サミダレ、どこで聞いてっ」
五月雨「全部、聞いたよ」ガシッ
Jervis「ひっ」
五月雨「全部、全部、全部、全部、ぜんぶ、ぜんぶ」
五月雨「きいたよぉ?」ニヤァ
Jervis「あ、あぁ、あぁぁぁ...」ガチガチガチガチ
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/12(木) 00:16:25.81 ID:LfekX1XCo
やだこわい
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/12(木) 00:32:30.43 ID:1VButNL7O
でもジャーヴィスのこれ演技でしょう?
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/12(木) 00:41:16.13 ID:Yo5AW/tnO
まあこうなる事を考えての時雨と加賀の布石だもんなあ
予定調和でしょ
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/12(木) 12:50:03.47 ID:iOfDOjuDO
予定調和過ぎても面白くないからここは五月雨が他殺に見せかけた自殺を謀るに1億ジンバブエドル
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/12(木) 15:49:07.65 ID:QLtPs1Qlo
>>183
しね
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/12(木) 21:23:11.03 ID:LfekX1XCo
提督の管理不行き届きだよね。
最初に五月雨のケアをしにいった時に事情を把握すべきだった
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/13(金) 05:50:32.47 ID:sRnuPvarO
提督が五月雨と一発ヤれば解決だな
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/15(日) 17:38:26.54 ID:+L4idGhw0
指輪をモルドールに捨てに行こう。
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/15(日) 18:43:06.75 ID:8wp3s503o
五月雨ちゃんはサウロンだった…?
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/17(火) 10:57:55.58 ID:w5d8/s7J0
提督がハッキリとした態度を示さないのが悪いだろ
どんな考えをもっていても、それをちゃんとした言葉にしなかった時点でただの日和見主義者よ
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/18(水) 13:36:11.50 ID:Bmz6+7Y10
sedov_taylor-master
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/01(火) 04:06:53.66 ID:3uGFWs9N0
まだすか
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/03(木) 19:25:32.45 ID:Ljcy6ur+0
加賀「いい加減にしなさい!五月雨!」
加賀「トラブルの元がどちらであろうと、恐怖で相手を追い詰めて良い理由なんて無いわよ!」
五月雨「...そうですね、加賀さんの言う通りです、ごめんね、ジャーヴィスちゃん」パッ
Jervis「っ、Fucking Shit!聞いたからなに!何かあるなら言いなよ!」
五月雨「Jervisちゃん、鎮守府の雰囲気壊して楽しいの?」
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/03(木) 19:26:14.07 ID:Ljcy6ur+0
Jervis「私はみんなにきっかけを与えただけよ!」
Jervis「自分の気持ちをopenにして鎮守府の雰囲気が悪くなる?そんな場所潰れてしまえばいいのよ!」
Jervis「自分の立場を盾にして!何かあったらこうやって呼び出して!」
Jervis「陰険なあなたが、サミダレが、この鎮守府の雰囲気を壊してるんじゃない!」
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/03(木) 19:28:32.20 ID:Ljcy6ur+0
五月雨「そんなんことないよ、ジャーヴィスちゃん」
Jervis「っ、今の話が、realじゃない!」
五月雨「私は他の子も遠慮しないでって言ったよ」
五月雨「その上で、私もみんなと同じように遠慮してないだけ」
五月雨「それなのに、他の子は遠慮してるのに私は遠慮してない、なんて言われたら、私はどうすればいいの?」
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/03(木) 19:32:29.42 ID:Ljcy6ur+0
Jervis「それは、っ、あなたが何度も伝えるしかないでしょ!」
Jervis「鎮守府の雰囲気を壊したくないなら!それなら、それくらいの面倒事引き受けて」
五月雨「私が、みんなに遠慮した時、塞ぎ込んでた時、手を伸ばしてくれなかったのに?」
時雨「っ、ボクは、それでも、五月雨を!」
五月雨「山城さんに促されて、ね、そうだとしても、時雨ちゃん以外には言わなくていいよね?」
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/03(木) 22:10:52.88 ID:ieMB63qVO
流れ変わったな
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/04(金) 23:20:15.79 ID:NnJl/ddr0
Jervis「...Jesus I'm gonna wretch my fucking guts out!」
五月雨「そう怒らないでよ、だって、私はあなたと同じ土俵で勝負してるだけだもん」
五月雨「だからね、ジャーヴィスちゃん、今の雰囲気の責任を私に求めるのはお門違いなの」
五月雨「でも、実際に雰囲気は悪くなってるんだから、犯人探しはしなきゃいけないよね」
五月雨「だから、ごめんね、ジャーヴィスちゃん、もう一度言うよ、雰囲気壊して楽しい?」
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/04(金) 23:25:48.90 ID:NnJl/ddr0
Jervis「...お前は、お前はぁぁぁっ!」ガシッ
五月雨「離してよ、ジャーヴィスちゃん」パッ
Jervis「何を分かったように言ってるの!あなたが、何を知っているの!」
Jervis「私と一緒に戦ってたみんなは、あなたのいないカンタイは、本当に眩しかったのに!」
Jervis「Darlingもいて!みんなもいて!だから、だから来たの!」
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/04(金) 23:32:03.39 ID:pZ47lbCTO
やめてよね
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/04(金) 23:34:41.68 ID:NnJl/ddr0
Jervis「お前がいなければ!お前さえいなければっ!」グッ
Jervis「お前のせいでぇぇぇ!うああああぁぁぁ!」ダッ
加賀「ジャーヴィス!」
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/04(金) 23:35:54.40 ID:NnJl/ddr0
時雨(一瞬だった)
時雨(ジャーヴィスが五月雨に掴みかかろうとするのも)
時雨(五月雨が不自然に一歩後ろへ下がるのも)
時雨(何もかもが一瞬で、でも、確かに)
時雨(五月雨は、見たことの無い笑顔を見せて)
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/04(金) 23:51:07.66 ID:NnJl/ddr0
五月雨「ダメだよ、ジャーヴィスちゃん、足元には気を付けないと」
ピンッ
Jervis「っ、な、に」
ドンッ
Jervis「...ぇ」
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/04(金) 23:52:02.58 ID:NnJl/ddr0
時雨(何かの線を引っ張ったような音が、工廠に響いて)
時雨(ジャーヴィスが足元に目をやった瞬間に、聞き慣れた音が、砲撃の音が耳を劈いて)
時雨(ジャーヴィスの背中から、天使の翼が開いた)
時雨(真っ赤な真っ赤な天使の翼が、一瞬開いて、羽はすぐに嫌な音と共に地面へと落ちていって)
時雨(一瞬硬直したジャーヴィスは、前のめりになって、その場に崩れ落ちた)
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/05(土) 00:33:21.43 ID:BO7ILPnPO
やったぜ。
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/05(土) 01:03:37.33 ID:tOWja8JL0
加賀「え、あ、え、え?」
時雨「五月雨!何をやって」
ドンッ
時雨「っ痛!」
五月雨「ごめんね、時雨ちゃん、大事な顔に傷つけちゃって、でも、これで全部解決するから」ジャキッ
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/05(土) 01:05:03.55 ID:tOWja8JL0
時雨「っ、単装砲なんて、どこに隠して...!」
五月雨「使われてない装備の山に黒い布を被せるだけでも、薄暗い工廠の中じゃ見えないんだよ」
加賀「な、に、うそ、うそよ、だって、だって...」
時雨「加賀!落ち着いて!早く提督を!」
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/05(土) 01:05:54.60 ID:tOWja8JL0
五月雨「加賀さん、ダメですよ、加賀さんがいないと、時雨ちゃんが大変なことになっちゃう」
加賀「っ」ビクッ
五月雨「ごめんなさい、加賀さん、時雨ちゃん、でも、後少しで、みんなシアワセになれるから」
五月雨「ねえ、ジャーヴィスちゃん?」
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/05(土) 01:07:22.15 ID:tOWja8JL0
Jervis「い、や...こんな、ところで...」
五月雨「大丈夫だよ、ジャーヴィスちゃん、また、すぐに会えるから」
五月雨「この国では介錯って言葉があってね、徒に苦しみを長引かせたらダメなんだよ」
Jervis「うそ、だ...お願い、だから、だから...」
五月雨「だぁめ、今、楽にしてあげる」
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/05(土) 01:09:06.28 ID:tOWja8JL0
Jervis「Jervisは、Jervis、は...」
五月雨「バイバイ、ジャーヴィスちゃん、また、後で」
Jervis「たす、けて、Darli...」
ドンッ
ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ...
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/05(土) 01:13:31.17 ID:HhwYxCAzO
実力行使に出るなんて失望しました那珂ちゃんのファンやめます
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/05(土) 04:18:25.15 ID:blhMWOKZO
ハイクを詠め
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/05(土) 10:06:59.56 ID:G4MWkaiPo
かーなーしーみのー
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/05(土) 10:13:38.98 ID:TJ57nlXaO
暴発事故に巻き込まれるなんてラッキージャービスも運が悪い
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/05(土) 12:03:44.74 ID:/++glE7s0
敵を追い込むときは、逃げ道を一つで良いから与えておかねば死力を振り絞られてしまうのだ
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/05(土) 15:18:38.55 ID:tOWja8JL0
時雨(永遠に続くようにも感じられた砲撃音は、気付けば止んでいて)
時雨(硝煙の匂いと、血生臭さが、世界を包み込んでいた)
時雨(加賀は、胃の中身を全て出してなお、何かを吐こうとして、えずいて)
時雨(ボクは、あまりに現実離れした光景をただ茫然と、気付けば涙を流しながら見ていて)
時雨(そして、五月雨は、ジャーヴィスだったモノを、無数の肉塊を、ドロドロな眼に映していた)
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