男「安価で高校生活のピンチを乗り切る」

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43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 12:53:09.66 ID:SpLObNUCO
>>1になんでもありなんて書いたら癖の強い安価が来ることくらい容易に想像付くだろうに
44 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 12:55:02.80 ID:MCxGH49sO
>>43 (物語に支障が出ないくらいなら)何でもありという意味でした
次からはちゃんと書くので許してクレメンス
45 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 12:55:55.89 ID:MCxGH49sO
脚本「分からない…何も分からないんだ…」
 
男「お前嘘は程々に…」
 
先生「いや、どうやら嘘を付いていないようだぞ?目を見れば分かるさ」
 
部長「でもこれでまた振り出しに戻っちゃいましたよ 犯人が分からないなら」
 
男「身近な人間じゃないかもしれないしな」
 
先生「何を言ってる男君 こんな大きな犯罪並みの人間が起こせるわけ…」
 
男「でも、同じ学校の同じクラブのデータが利用されているんですよ」
 
部長「そうか、ならそのデータを持ち出した人の上に…」
 
男「そういう事だ データを持ち出したのは近い人間、事件を起こしたのは遠い人間と考えるのが自然だな」
 
先生「巨大犯罪組織がバックにいるかもしれんな」
 
男「まあ、大丈夫ですよ 武力で何とかすれば」
 
部長「とりあえず聞き込みしますよ!」
 
どこに聞き込みに行く?学校以外でも可
 
↓2
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 13:01:10.92 ID:49EnJH27O
支障が出ないようにするのは>>1の力なんだよなぁ
安価スレを読者と作者が一体となって物語を作る高尚なスレだとでも?
むしろ読者の無茶振りや頭足りないようなおかしな事を作者の努力で無理やり話に落とし込むスレだぞ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 13:01:45.36 ID:cgwbOdGOO
おやっさんの墓場
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 13:04:54.89 ID:xzP/Cu6jO
このタイプのスレって作者だけ一方的に楽しんで読者は何も面白くないよな
49 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 13:24:58.50 ID:MCxGH49sO
脚本「なあ、心当たりとまでは行かないけど行きたいところがあるんだ」
 
男「あれ君も付いてくるの?ここでお役御免じゃないの?」
 
脚本「行くよ!僕だって同士が殺されるのを見過ごしておけないからな」
 
男「…そうか それでどこに行くんだ?」
 
脚本「おやっさん…いや、僕達漫画クラブの顧問だった人の墓だ」
 
先生「墓に?聞き込みも何もあるまい」
 
脚本「いや、それが…」
 
先生「何?!その人は霊体だが話が出来るだと!」
 
部長「またこれは非現実的な…」
 
男「死人と話す…か」
 
先生「ん、どうしたんだ男君」
 
男「いや、何でもないですよ 行きましょう」
50 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 13:25:29.40 ID:MCxGH49sO
脚本「よし着いた ここだ」
 
男「あの、ふつーに俺たちにも見えるんだな…」
 
脚本「僕に関わった人は見えるようになるんだ 凄いだろ!」
 
部長「それ誇って言うことでは…」
 
おやっさん「おう!どうしたんだ脚本 何日も姿を見せなかったが」
 
脚本「実は…」
 
おやっさん「そうか俺の教え子が…」
 
脚本「ごめんおやっさん、皆を守ること出来なくて」
 
おやっさん「いや、大丈夫さ それにそこの君!」
 
男「ん?俺?」
 
おやっさん「そう君だ 君は何か凄い力を持っている 誰かを亡くしてからな」
 
男「…何もありませんよ 俺には」
 
おやっさん「ふふ俺には分かってるさ 頑張って教え子の無念を晴らしてくれ」
 
部長「あの、犯人の心当たりとかは…」
 
おやっさん「それなら多分漫画関係のやつに間違いない それに案外遠くはないさ」
 
脚本「分かりましたおやっさん また来るね」
 
おやっさん「おうよ!」
 
脚本「行こう、調べたい事があるんだ」
 
男「ああ」
51 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 13:25:56.09 ID:MCxGH49sO
脚本「現在時点で何人行方不明になってるか知ってるか?」
 
男「とりあえず俺のクラスの20人と…」
 
先生「私の受け持つクラスの少し5人だな」
 
脚本「そう、そして部長の僕を含めて26人だ」
 
部長「あっ、あなたも部長だったんですね」
 
脚本「まあな そして僕達漫画クラブのメンバーは27人だ」
 
先生「って事は…」
 
脚本「はい、その残り一人が犯人かも知れません」
 
男「でも、そんな近すぎる人間が本当に犯人なのか?」
 
脚本「分からない、でも問い詰めるしかない そいつはここにいる」
 
漫画クラブメンバー最後の1人はどこにいる?
 
学校内は指名不可
↓2
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 13:30:23.09 ID:rScOWDGkO
kskst
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 13:44:51.45 ID:49EnJH27O
誰にも文句言わなくて済む作者の理想的な場所←これ安価内容です!
54 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 14:16:35.09 ID:MCxGH49sO
脚本「そいつはきっとネットに篭ってる 理想的な場所だからな」
 
男「理想的?どういう事だそりゃ」
 
脚本「人付き合いが苦手なヤツで人嫌いなんだ だから直接話さなくて済むネットに篭ってるのさ」
 
先生「脚本君、連絡を取ることが出来るのか?」
 
脚本「はい、もう送りました 返信がこれです」
 
男「なになに…情報が知りたかったら〇〇公園へ来い 僕がわざわざ出向いてやるよ 何だこいつ上から目線だな」
 
先生「気を付けろよ、大犯罪者かもしれないんだ 無茶はしない いいな?」
 
男 部長 脚本「はい!」
55 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 14:17:37.60 ID:MCxGH49sO
?「よく来たな脚本…」
 
脚本「研究者お前がやったのか?」
 
研究者「さて、ね とりあえずボクの研究室に来てよ」
 
男「…」
 
研究者「さあ、ここだ 皆も待ってるよ」
 
脚本「なんだと?」
 
漫画部員1「…」
 
脚本「おお!部員1生きてたんだな! 良かった臓器売買なんて無かったんだ!」
 
先生「いや、おかしいぞ 見てみろ数十人がなんにも発しないで漫画を書いている」
 
脚本「あれ、本当だ…」
 
男「おい、研究者お前の目的はなんだ?誰一人殺してはみたいだが誘拐は重罪だぞ」
 
研究者「…これを見てよ」
 
脚本「えっ、義手?…」
 
研究者「そう 僕は3年前手を失ったんだ 脚本、君以外の漫画クラブ員によってね」
 
脚本「そんな…それで何で誘拐なんてしたんだ?」
 
研究者「…僕は漫画を書くことが大好きだった 才能もあった」
 
脚本「…そうだなお前は一番上手かった」
 
56 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 14:18:03.31 ID:MCxGH49sO
研究者「でも、それを皆に妬まれて大怪我させられたんだ 当然漫画なんて書ける身体じゃなくなったさ」
 
先生「それは分かった どうしてずっと漫画を書かせているんだ?」
 
研究者「小さな復讐さ 漫画を書けないボクの目の前で嫌という程漫画を書かせるんだ!そして精神を減りすらしてやる!」
 
男「もうやめろ、研究者 お前の気持ちは分かった でもな、誘拐は悪い事なんだよ みんな悲しんでるんだよ」
 
研究者「そんなこと知ったもんか!僕は復讐をやり遂げるんだ…絶対許さない…」
 
脚本「なあ男 研究者を許してやってくれないか 皆だって落ち度はあるし漫画を書いているだけじゃないか」
 
男「でも見てみろ 普通やれと言われて漫画を書き続けられる訳がない 皆操られているんだ」
 
脚本「何だって?!」
 
研究者「ああ、僕は人を操る方法をネットで調べて完全に会得したんだ 本当に掛かるとは思って無かったけどね」
 
先生「クソ、何を言っても聞きそうにないな…」
 
男「先生俺に任せて下さい 研究者よく聞くんだ」
 
研究者をどうやって説得する?
↓2
57 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 16:18:09.11 ID:03ZBTgJFO
安価が来ないため再安価します

研究者を説得する方法は?
↓1
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 19:15:06.21 ID:5MksZwh80
研究者の妹を連れてくる
59 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 20:26:06.02 ID:crunXiFvO
研究者「なんだ?」
 
男「お前がこんな事をして悲しむ人はいないのか?」
 
研究者「…お前には関係ないだろ」
 
男「仕方ない 脚本耳貸せ」
 
脚本「ああ…なるほど、分かった」
 
脚本「もしもし今すぐ研究者の研究室に来てくれ 要件はそこで言う ああ」プルルル
 
研究者「一体誰を呼んだんだ?」
 
脚本「それはお前の一番大切な人だよ」

研究者「何だと?」
 
妹「お兄ちゃん…」
 
研究者「い、妹!こんな所来ちゃダメだ!」
 
妹「最近姿を見なかったけど何処で何をしていたの?答えて!」
 
研究者「そ、それは…」
 
60 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 20:27:01.50 ID:crunXiFvO
研究者「僕はと、友達に漫画を書かせていただけだよ」
 
妹「…嘘つき その人達お兄ちゃんの腕を壊したのに友達なわけないじゃない」
 
研究者「…」
 
男「何かとても入り込める雰囲気じゃないな…」
 
脚本「まあな 研究者!」
 
研究者「なんだ?」
 
脚本「君は漫画が好きだだから漫画を書けなくさせた者達に復讐をしようとした」
 
研究者「ああ、そうだ」
 
脚本「でも、もうひとつ理由があるだろ?」
 
研究者「な、何故それを」
 
脚本「分かるよ お前は僕の親友だから」
 
研究者「…」
 
脚本「お前は元々病弱な妹を喜ばせるために漫画を書き始めた そして腕を失ったことで漫画は書けなくなった」
 
研究者「はあ、お見通しか 流石脚本だな…」
 
妹「そんな、お兄ちゃん…」
 
研究者「すまない妹 僕はもう漫画を書けない上に犯罪者だ 本当に出来損ないの兄で」ポロポロ
 
男「研究者 お前は確かにしては行けないことをした 」
 
研究者「ああ、罪は償うよ」
 
男「でも人は殺してない 人間さ、死ななきゃ何でもできるもんだぜ?だからさもう一回頑張って妹を喜ばしてあげろよ」
 
研究者「そうだな、ありがとう皆…」
 
 
 
61 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 20:27:33.02 ID:crunXiFvO
その後研究者は漫画クラブ全員の洗脳を解き出頭した
決して小さい罪では済まないだろう
でも、犯罪なんかじゃなく人を喜ばせることに力を使ってくれるのを祈っている
 
男「さーて、事件も解決したし帰るか」
 
脚本「今日は本当にありがとう あいつらも反省してるみたいだし良かったよ」
 
先生「君も脚本作りを頑張りたまえ」
 
脚本「はい、男困った事があったら頭脳派の僕を呼んでくれ」
 
部長「残念ながら頭脳派ポジは私が頂いてますよ!」
 
脚本「はははそれは勝てそうにないな じゃあまた」
 
男「ああ」
 
こうして行方不明者は見つけ出され学校はまた平和に戻った
あの日までは…
 
行方不明者編〜完〜
 
安価 男の高校でまた事件が起きた
それは一体?
 
↓2
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 20:30:07.54 ID:5MksZwh80
女子更衣室覗き事件
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 20:56:51.89 ID:fXGMC3vC0
校長先生のカツラ盗難事件
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 20:58:45.95 ID:KdEzq2ZP0
句点ないと読みづらい
65 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 21:11:51.04 ID:gM/ubjNAO
先生「男!男はいるか!」
 
男「どうしたんですか、そんなに必死になって 君も抜けてるし」
 
先生「私の減給がかかっているんだ!部長と脚本も呼べ!」
 
男「は、はい」
 
男「って事で集まってもらったが」
 
部長「何なんですか!私忙しいのに」
 
脚本「僕の漫画の脚本を…」
 
先生「校長のカツラが盗まれた」
 
男 部長 脚本「は?」
 
先生「犯人を見つけないと減給をすると言われた」
 
部長「はあ…」
 
先生「だから死ぬ気で探すんだ!早く!」
 
男「いや、別にいいんですけど前回に比べてショボ過ぎませんかね」
 
部長「そんなの私の情報力ですぐ解決してあげますよ えーっとこれですね」
 
手掛かりは?人か場所 またその両方の指定可
 
↓2
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 21:15:13.58 ID:o/d+RNHb0
強風の吹きやすい場所
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 21:18:44.26 ID:KdEzq2ZP0
マントの男

それと句点つけて欲しい読みづらい
68 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 21:42:53.30 ID:gM/ubjNAO
部長「ほら。見るからに怪しいマントの男がいますよ」
 
男「しかもあれって…」
 
先生「間違いない。校長のカツラだ」
 
部長「早速行きますよ!」
 
先生「あの、すみません」
 
マント「おや、誰かな?」
 
先生「そのカツラはこの高校の校長の物なんです。返していただいてよろしいですか?」
 
マント「そうか、これは人の物だったか…だが、渡すことは出来ない」
 
男「どうしてです?」
 
マント「君達には分からないだろう。 年頃の娘にハゲと毎日揶揄される気持ちが」
 
脚本「これ僕達が関与するにはあまりに悲しい問題な気が…」
 
部長「そうですね…でも窃盗は窃盗ですし」
 
男「説得するしか無さそうだな。」マントさん」
 
マント「何かね?」
 
マントを説得するための方法or言葉は?
↓2
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 21:46:05.45 ID:o/d+RNHb0
以前とは見違えるように変わったはずだ
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 21:49:16.96 ID:fXGMC3vC0
実は俺もカツラなんです!
71 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 22:19:52.10 ID:gM/ubjNAO
男「実は俺もカツラなんです」
 
マント 先生 部長 脚本「?!」
 
マント「う、嘘をつけ!どう見たって自毛だろうが!」
 
男「そうです。 俺の髪がカツラじゃないってすぐ分かりますよね」
 
マント「そ、それがどうした」
 
男「逆を言うと、どんなに完璧なカツラを被ってもカツラだとバレてしまうんですよ」
 
マント「!!」
 
先生「そうだな 確かにカツラを被ってもあなたが馬鹿にされる事はきっと無いだろう」
 
マント「そ、そんな…」
 
男「どうせ馬鹿にされるならありのままを晒した方が楽じゃないですか?」
 
マント「えっ?」
 
男「偽物の自分を作ってさえ馬鹿にされるなら、本当の自分を誇る方がいいですよ」
 
部長「そうですよ!人間らしくていいと思いますよ!」
 
脚本「誰にでも短所はありますから」
 
マント「皆さん…ありがとうございます これはお返しします」
 
先生「ありがとうございます…今回は窃盗をした事実は伏せます。だから、真っ直ぐ生きてくださいね」
 
マント「ふっ、貴方みたいな先生がいるなんてこの高校は恵まれていますね。それではさようなら、そしてありがとう。若者よ」
72 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/23(金) 22:21:16.06 ID:gM/ubjNAO
先生「よし、減給は免れた!酒代は確保出来たぞ!」
 
男「酒癖悪いんですから飲むの止めたらどうですか?」
 
先生「全く、人の趣味にとやかく言われる筋合いは無いよ」
 
部長「本当男さんはデリカシーがありませんね…」
 
脚本「ともかくチーム脚本家はまた事件を救うことが出来たな」
 
男「いや、何そのダサい名前。どうせ付けるならもっとカッコイイのを付けてくれよ」
 
先生「なら、万屋はどうだ?なんでもやりそうなイメージがあっていいだろう」
 
部長「パクリはどうかと…ここは週刊文春編集部で行きましょう!」
 
男「いや、文春紛いのことしてるの部長だけだから…まあ、また今度決めよう」
 
先生「そうだな」
 
部長「サーて、帰りますよー」
 
脚本「ああ」
 
カツラ窃盗編〜完〜
 
次に起こる事件とは一体何?
↓2
 
※補足ですが事件が深刻になるほど解決しにくくなり時間がかかる(レス数が増える)ものだとお思い下さい
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 23:38:58.77 ID:g7W++tyQO
差出人不明のラブレター事件
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 23:39:05.23 ID:s2oC6uZlO
親友の彼女の様子がおかしくて浮気しているんじゃないか疑惑を親友から相談される
75 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 13:08:00.70 ID:F+CwpmmTO
男「ふんふーん」
 
友「おい、男。学校でモンハンなんてやるなよ」
 
男「違うよ これはモンハンじゃなくてドンファンだ」
 
友「どこのよろいポケモンだよ…」
 
男「それで何か用か?」
 
友「実は相談に乗ってほしいんだ」
 
男「相談?」
 
男「なるほど。彼女の浮気疑惑なぁ」
 
友「何とかしてくれ!彼女のいないお前には荷が重いかも知れんが」
 
男「余計な事言うなよ…じゃああいつらの力を借りるか」
 
友「あいつら?」
76 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 13:08:27.89 ID:F+CwpmmTO
友「うわ、変人達の集まりか…」
 
先生「誰が変人だ 失敬な」
 
部長「そうですよ、失礼しちゃいます」
 
脚本「頭脳派の僕が変人な訳ないだろう」
 
男「ダメだわこりゃ。それで皆実は…」
 
先生「浮気疑惑か…私は恋愛には疎いから分からないな」
 
男「26にもなって独り身ですもんね」
 
先生「次口を開いたら命は無いと思え!」
 
部長「喧嘩しないでくださいよ…まあ、ここは私の出番ですね」
 
友「よし、任せたぞ」
77 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 13:08:53.50 ID:F+CwpmmTO
男「でもさ、本当に疑ってるのか?お前の彼女凄い誠実そうだったじゃないか」
 
友「いや、そうなんだけどさ、最近怪しくてな」
 
男「もし浮気をしていたら?」
 
友「分かんない…でも、彼女が俺のことをまだ好きなら…」
 
男「そうか、分かった」
 
友「おい、最後まで言わせろよ〜」
 
男「親友だからそれくらい分かるさ」
 
友「それもそうか」
 
友は優しくていいやつだ。だからこそ真実を明かしてみたいと思う。一番の親友のために。
 
部長の調査の結果友の彼女は浮気していた?
↓2
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/24(土) 13:19:23.61 ID:laa25MZ/O
ksk
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 13:39:08.12 ID:19QiajKRO
してた
80 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 15:10:06.24 ID:0WIGhxbvO
部長「男君、ちょっといいですか?調査の事で」
 
男「おっ、どうなった?」
 
部長「それが…」ゴニョゴニョ
 
男「マジかよ。それ、ショックってレベルじゃないぞ」
 
部長「…実は私も同じような経験があったんです。だから私も力を貸しますね」
 
男「ああ じゃあ友を呼んでくるよ」
 
友「部長、どうだった?」
 
部長「結果から言うと、浮気はしていました…」
 
友「そうか…ありがとうな、俺は帰るよ」
 
部長「最後まで話を聞いてください!」
 
友「えっ?」

部長「その…浮気相手は女の子なんです」
 
友「えっ、なんだよそれ…」
 
男「状況を理解出来ていない友くんのために彼女をお呼びしました〜」
 
彼女「友くん…」
 
友「彼女、どういう事だよ!説明してくれ」
81 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 15:10:35.00 ID:0WIGhxbvO
彼女「私友くんの事好きだよ?優しくてかっこいいし。でもね女の子ちゃんの事も好きになっちゃったの…」
 
友「マジかよ…でも、これって浮気に入るのか?」
 
男「どうだろうなぁ 、俺は入らないと思うが。百合はいい文化だし」
 
部長「それで友さんどうされるんですか?」
 
友「別に浮気じゃないからいいんだけどさ、これからどうやって彼女と付き合っていけば…」
 
男「ほら、部長」
 
部長「仕方ないですね…実は私も過去に女の子に告白された事があるんです」
 
友「え、えぇ…」
 
部長「誤解しないで下さいよ?付き合ってはいませんから。あくまで友達だったんです。でも最早友達を超えた存在だったんです、彼女さんもそうなんじゃないですか?」
 
彼女「は、はい。女の子ちゃんの事は確かに好きですが恋愛感情があるのは友くんだけなんです」
 
友「彼女…」
 
部長「さあ、どうされますか?友さん。あなたの自由ですよ」
 
友「俺は俺は…」
 
82 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 15:11:13.42 ID:0WIGhxbvO
部長「良かったですね!友さんは彼女さんと恋愛関係を続ける事になって」
 
男「ああ、よっぽどの事が無い限り別れるつもりなんて無かっただろうしな」
 
部長「女の子同士の恋愛は最近結構ありますよね。逆もまた然り」
 
男「そっちは興味ないからやめてくれよ…それで良かったのか?」
 
部長「何がです?」
 
男「とぼけるなよ。部長が過去の話をしていた時凄い悲しそうだったぞ?」
 
部長「…その子は大事なお友達なんです。でも、連絡が取れなくなって」
 
男「そうか、辛い過去を思い出させてしまったな…」
 
部長「いえ!大丈夫ですよ、それに…」
 
男「それに?」
 
部長「私がこうやって人助けするのをどこかで喜んでくれてるでしょうから」
 
男「…そうだな」
 
浮気疑惑編〜完〜
 
次に男の高校で起きた事件は?
↓2
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 15:13:35.74 ID:3nDlWnKeO
ksk
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/24(土) 15:14:02.95 ID:MeiMyHLb0
女子の体操着がブルマーに替えられた
85 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 15:32:26.40 ID:0WIGhxbvO
男「最近平和だなー」
 
脚本「ああ、静かで脚本を書くのが捗るよ」
 
部長「大変です!大変ですよ!」
 
男「どうした?」
 
部長「体操着がブルマに!!」
 
男「何言ってんだか」
 
脚本「そんな物語は聞いたことないな」
 
部長「真面目に聞かないと色々リークしますよ」
 
男 脚本「すみませんでした」
 
男「なるほど。女子生徒の体操着が全てブルマに替えられてたと」
 
脚本「何だそれは羨ましけしからん。是非見てみたい物だ」
 
部長「なに馬鹿な事言ってるんですか。こんなんじゃ恥ずかしくて体育なんて出来ませんよ!」
 
先生「話は聞かせて貰った」
 
男「あっもう二度と体操着もブルマも着ることは出来ない先生」
 
先生「余計なことは言わんでいい!」
86 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 15:32:55.49 ID:0WIGhxbvO
先生「もういっそブルマを着て体育をした方が面白みが出るんじゃないか?」
 
部長「何言ってるんですか!…ブルマを着るのは好きな人の前だけです」ゴニョゴニョ
 
男「ん?何だって?」
 
部長「何でもないですよ!それより早く犯人を見つけ出してください」
 
脚本「そう言われてもな、そんな完全犯罪を犯せる男子生徒が…」
 
男「いや、女子かもしれないぞ?それなら簡単に更衣室に忍び込めるし」
 
脚本「女子生徒がそんな事をして何の得になるんだ?」
 
男「そういう性癖なんだろ。察してやれ」
 
部長「馬鹿な事言ってないで真面目に話をしてください!」
 
犯人のきっかけは?
場所or物 もしくはその両方の指定可
↓2
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 15:38:16.88 ID:3nDlWnKeO
先生のロッカーから消えた体操着が発見される
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 16:01:19.27 ID:iUo+1+rKO
人来ないししばらくは下1でいいんじゃないかな
安価なら下
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 16:23:47.50 ID:FHoyBIugO
>>87
90 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 17:10:28.70 ID:OS+fpwTCO
部長「男さん!とある女子生徒から情報を得ましたよ!」
 
男「おお、どこにあったんだ?」
 
部長「それが先生のロッカーの中に…」
 
男「…うん 一応先生のところに行こう」
 
先生「何だ君達。今は大事な昼食の時間だから帰りたまえ。」
 
部長「大量の体操着が先生のロッカーの中から発見されたそうです…」
 
先生「」ギクッ
 
男「先生、そういう趣味があるのは否定しません。でも、盗みはダメですよ…」
 
先生「そんな趣味などない!」
 
脚本「ってかまだ、先生が犯人と言ってないのにあっさり認めましたね…」
 
先生「あ…は、図ったな!」
 
部長「いや、勝手に地雷踏んだだけでしょ…それでどうしてこんな事したんですか?」
 
先生「そ、それは…」
 
先生が体操着を盗みブルマに替えた理由は?
 
↓1
 
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 17:14:53.41 ID:VVqCaB6u0
たまたま息子が体操着を
取り替えたいと願っていた
92 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 17:32:07.62 ID:rqQ8vtvyO
先生「息子がブルマの女子生徒を見たいと言ってだな…」
 
男「結婚してない癖に何言ってるんですか。それに先生は処…」
 
先生「それ以上言うな!怒るぞ!」
 
部長「それで本当の理由は何だったんですか?」
 
先生「…端的に言うとブルマ姿の女子生徒を見たかったんだ」
 
男「やっぱりそういう性癖を…」
 
先生「違うわ!思い出したかっんだ。ブルマを着た若い頃の私を…」
 
部長「なるほど、青春時代に戻ってみたかったと…」
 
先生「まあ、そういう事だな」
 
部長「何で言ってくれなかったんですか!そういう事なら喜んで着ますよ!」
 
先生「ほ、本当か!」
 
部長「はい!」
 
男 脚本「よっしゃぁぁ!」
 
部長「あっ、男子は禁制ですからね」
 
男「知ってた」
 
脚本「つまらん」
 
この後女子生徒と先生はブルマを着て青春を味わったという。また、先生が減給処分になったのは言うまでもない…
 
次に起こった事件は?
↓1
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 17:33:10.80 ID:FHoyBIugO
親友と彼女が最近リア充ばかりを狙った殺傷事件が起きていて不安だと依頼される
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 17:34:19.09 ID:FHoyBIugO
親友と彼女がじゃなくて親友と彼女からでした
95 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 19:37:39.41 ID:rqQ8vtvyO
幼男「おかーさん!今日もテストで100点取ったよ!」
 
母「凄いわね、男!」
 
幼男「えへへ」
 
母「…男。貴方は勉強も運動も出来る自慢の息子よ」
 
母「でもね、人間で一番大事なのはそこじゃないのよ」
 
幼男「えっ?」
 
母「男、人を助けてあげられる人になりなさい。そうしたら貴方も誰かに助けられるわ」
 
幼男「うん、分かった!」
 
母「ふふ、ホントにいい子ね。…幸せになってね」
 
男「…また夢か。母さん、俺ちゃんと人を助けてやれてるかな?上から見ててくれ」
96 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 19:38:43.29 ID:rqQ8vtvyO
脚本「なあ、君はいつもゲームをしているな」
 
男「当たり前だろ。俺はヘビーゲーマーだぜ?」
 
脚本「ほお。実は僕もゲーマーなんだ」
 
男「やるか?」
 
脚本「ああ、やるぞ」
 
男 脚本「闇のゲームを!」
 
部長「ちょっとそこの厨二達いいですか?」
 
男「誰が厨二だ。それで何だよ」
 
部長「友さんと彼女さんが相談したい事があるようですよ」
 
男「友だけじゃなく彼女も?分かった今行く」
97 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 19:39:21.46 ID:rqQ8vtvyO
友「よお、よく来たな」
 
彼女「来てくれてありがとう、男君」
 
男「それで相談って?」
 
友「最近テレビでやってる事件を知ってるか?」
 
男「いや、テレビ見てないから知らん」
 
友「だと思った…最近この地域で高校生を狙う殺傷事件が多発してるんだ」
 
男「殺傷事件…」
 
彼女「それに全てカップルが狙われているみたいなんだよね…」
 
男「なるほど、リア充潰しってわけか。羨ましいもんなチクショウ」
 
友「それで何とかしてくれないか?」
 
男「でもなぁ、流石にガチ犯罪者相手は…」
 
友「それが犯人は高校生みたいなんだよ。」
 
男「なら、何とかなるかもな。よし、任せとけ」
98 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 19:40:31.62 ID:rqQ8vtvyO
彼女「ねえ、友くん」
 
友「うん?どうした?」
 
彼女「本当に良かったの?あんな凶悪な事件に男君を巻き込んで。親友なんでしょ?」
 
友「…俺も男に悪いとは思っている。でも、事件を解決出来るのは男しかいないんだ…」
 
彼女「そっか、本当に男君と仲がいいんだね」
 
友「…ああ、あいつはやってくれるよ。じゃあまた明日な!」
 
彼女「うん!」
 
彼女「夜道って怖いな…まさか事件に巻き込まれることなんて無いよね?」テクテク
 
?「おい!」ガバッ
 
彼女「きゃっ?!」
 
?「許さない、許さない!」
 
彼女「きゃー!!!」
 
99 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 19:40:59.41 ID:rqQ8vtvyO
男「友、彼女はどうだった?」
 
友「意識不明だってさ。でも、命に別状は無いみたいだし良かったよ」
 
部長「こんな卑劣なことがあってはいけませんよ!」
 
脚本「ボクもそう思うよ」
 
先生「だが、これは生徒達で解決出来る問題では…」
 
友「そうですね。でも、俺は許せないんです。だから…」
 
男「なーに、1人で背負ってんだよ。俺達に頼ればいいだろ」
 
部長「そうですよ!友達なんですから」
 
脚本「僕の頭脳も活かせるだろうからな」
 
先生「やると言うならば徹底的にやるだけだ」
 
友「みんな…頼む犯人をぶっ飛ばしてくれ!」
 
男「おう!」
100 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 19:41:27.29 ID:rqQ8vtvyO
友「彼女…お前の敵は必ず取る。だから、待っててくれ」テクテク
 
?「おい!」
 
友「ん?」
 
?「死ね!」ガスッ
 
友「?!…」
 
?「フフフ…」
 
友「えーと、ここは?…」
 
?「よう、起きたか?」
 
友「お前、まさかリア充殺傷事件の犯人か?」
 
?「ああ、そうだ」
 
友「お前は誰だ!目的は何だ!」 
 
?「ふふ、それはな…」
 
犯人は誰?(今までの登場人物は指名不可)特徴等だけでも可
↓1
 
目的は何?
↓2
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 19:42:49.37 ID:MeiMyHLb0
オカルト研究部部長
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 20:01:24.85 ID:1+sjLREEo
世界平和
103 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 22:24:35.50 ID:hw4KbpNOO
オカルト「私はオカルト研究部部長だ!お前と同じ高校のな」
 
友「何が目的だ!死人まで出して!」
 
オカルト「死人?…ああ、それは誤報だ。私は意味の無い殺しなどするはずもない」
 
友「意味のある殺しなんてあるわけないだろ!」
 
オカルト「ふふ、あるんだなそれが。目的はな、一言で言うと世界平和だ」
 
友「は?」
 
オカルト「別にリア充なこと自体が罪ではない。そこに争いが起きる事が問題なのだ」
 
友「争い?…」
 
オカルト「ああ。常に僻み、妬み、嫉み。それらの負の感情が争いを起こす。ならばその元を断てばいいのだ」
 
友「狂ってる…わざわざ人を傷付ける事無かっただろ!」
 
オカルト「それはテレビに取り上げられるためだ。リア充である事が悪いかのように思い知らせる事が出来るからな」
 
友「そこまでして…そこまでして世界平和を願う理由は何なんだ!」
 
オカルト「…争いが起きなければ苦しむ人は居ないということだ」ガスッ
 
友「カハッ…」
 
オカルト「お前は元に戻してやろう。だが、計画は邪魔をさせん。男と一緒に来ても叩きのめしてやる!」
104 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 22:25:12.89 ID:hw4KbpNOO
友「わりぃ男」
 
男「気にすんな。軽症でよかったじゃないか」
 
友「ああ、それよりも収穫だぜ」ゴニョゴニョ
 
男「オカルト研究部部長ね…ぶっ飛ばす!」
 
男「さて、ここか」
 
先生「男君、良かったのか?怪我をしている友くんはともかく、脚本君と部長さんを置いてきて」
 
男「あいつらは行きたがってましたが戦力になりません。…それに傷付けたくないですし」
 
先生「ふっ、本音は後者だと言うことはわかってるよ。さて、腕が鳴るな」
 
オカルト「やあ、よく来たな。男と先生」
 
男「よお、クソ野郎。要件はこれだけだ。今すぐ犯罪はやめろ、そして友と彼女に謝れ!」
 
先生「男君…」
 
オカルト「何をそんなに熱くなっているんだ。私は素晴らしい事をしているだけだと言うのに…」
 

 
105 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/24(土) 22:26:34.21 ID:hw4KbpNOO
男「友から聞いたが世界平和のためにこんな事してるんだってな」
 
オカルト「そうだ、素晴らしいだろう?争いのない世界は」
 
男「争いを無くすために人は傷付けるのか。争いのない世界なんてあるわけない」
 
オカルト「ああ、ないさ。だから理想郷を私が作るのだ!」
 
男「そこまでして何がしたい?こんな事バレたらタダじゃ済まないのに。相当な覚悟を持ってるんだな」
 
オカルト「…争いは死を生むだけだ。だから、平和に暮らすために少しの犠牲は仕方の無いことなんだ」
 
男「確かに戦争は人々を狂わせ困らせ不幸にさせる、当然ないほうがいい」
 
オカルト「そうだろう、そうだろう!」
 
男「だがな、そんな理由で幸せなカップルを潰そうとするのはムカつくんだよ」
 
オカルト「言っただろう、少しの犠牲は仕方ないと」
 
男「なんだと!」ダッ
 
オカルト「素手で立ち向かうとは勇敢だな。だが青い」バチッ
 
男「スタンガン…だと…」
 
オカルト「死ぬ事は無いから安心したまえ。君の様に自分の正義を持っている人間は好きだ」
 
先生「男君!大丈夫か!」
 
男「先生…逃げて…」
 
オカルト「ふっ、勇敢な者よ。勇気だけは讃えてやる。だがな、正義の前では何もかも無力なのだよ」
 
先生(このままじゃ男君が…死ぬ?嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!あの時と同じ様にさせるものか!)
 
先生「おい、オカルト。」
 
オカルト「何ですか?生徒を傷つけられて怒ってでもいるんですか?」
 
先生「ああ、怒ってるさ。ぶっ殺してやる!」
 
男「先生ダメだ…」


リミッターが取れた先生はどう暴走した?
↓1
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 22:29:07.61 ID:MeiMyHLb0
ドラゴンに変身
107 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/25(日) 19:21:26.64 ID:bUh0Vm+lO
先生「許さん、許さんぞぉぉぉ!」 バァァ
 
男「な、何だあれ…龍?」
 
先生「死ね、死ねぇぇぇぇ!」
 
オカルト「や、やめろぉぉぉぉ!」
 
 
男「うーん、どうなったんだ…確か先生が龍になって…」
 
先生「う、うぅ…」
 
男「先生!どうして倒れて…龍になったんじゃ…」
 
先生「龍?…私はあっという間にあいつに倒されてしまったんだ」
 
男「そうかあれは夢だったのか…」
 
オカルト「話は済んだか?」
 
男「オカルト…」
 
オカルト「君達は実に勇敢だ。だが、争いを無くすのならその勇敢さは邪魔になる。だから、ここで消えてもらおう」
 
?「待ちなさい!」
 
男「部長…何しにここへ…」
 
脚本「僕もいるぞ」
 
男「こっちに来るな!」
 
部長「ふっ、何も対策をしていないと思っているんですか?」
 
男「えっ?」
108 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/25(日) 19:22:01.52 ID:bUh0Vm+lO
部長「ちょっとかっぱらってきたチャカです。オカルトさん、これ撃てば1発であの世行きですよ?」
 
オカルト「そんなハッタリ通じるか!銃がそう簡単に…」
 
部長「ハッタリ…ですか。なら、存分に打たせてもらいますね?」
 
オカルト(この子娘妙に説得力がある、どうせハッタリだろうが乗っても危険はあるまい)
 
オカルト「ふっ、撃つがいい!」
 
部長「…」パンッ
 
オカルト「…BB弾か。やはり偽物じゃないか」
 
部長「ふふっ…あはははは!」
 
オカルト「な、何を笑っている?絶望的なこの状況で!」
 
部長「気づきませんか?私がただの囮だということに」
 
オカルト「なっ!」
109 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/25(日) 19:22:47.86 ID:bUh0Vm+lO
部長「脚本さん今です!」
 
脚本「ああ!」バサッ
 
オカルト「くっ、何だこれは?!」
 
脚本「動物捕獲用の網さ。そう簡単に抜け出すことは出来ない」
 
オカルト「な、なんだと」
 
部長「男さん!先生!あとは頼みましたよ!」
 
先生「どうする男君?」
 
男「そうですね。ムカつきますが暴力は好まないですがお互い1発ずつ行きましょうよ」
 
先生「よし、乗った」
 
オカルト「二人とももう復活してるだと…なんて回復力だ!」

男「友と彼女を傷付けたことを」
 
先生「私の生徒を傷つけたことを」
 
男 先生「一生を持って詫びろ!」バキッ
 
オカルト「ぐわー!!!」
110 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/25(日) 19:23:17.91 ID:bUh0Vm+lO
オカルト「くっ、ここまでか…」ボロッ
 
男「さて、真実を離してもらおうか」
 
部長「早く警察突き出しちゃいましょうよ!こんな犯罪者!」
 
男「まあ、待て。何かありそうだからな」
 
オカルト「前に私がこんな事をしたのは争いを無くすためと言ったな」
 
男「ああ…」
 
オカルト「リア充を狙ったのはな、私みたいに辛い経験をさせないためだ」
 
先生「どういう事だ?」
 
オカルト「…私の両親は大喧嘩をして離婚したんだ。そして父に引き取られた私は虐待を受け、荒んでしまった」
 
男「…」
 
オカルト「それで思ったんだ。リア充さえ潰せば結婚をする事も子供を作ることも無い。ましてや私みたいな犯罪者が生まれることもないんだ」
 
部長「犯罪者を作らないために犯罪を犯すなんて!」
 
オカルト「ああ、今になって後悔しているよ。やはり私は生きる価値などなかったのだな…」

男「…オカルト。お前は俺の親友とその彼女、多くのカップルを傷つけた。これは許されない事だ」
 
オカルト「…ああ」
 
男「ならよ、生きる価値が無いとか言わないでお前が出来る事をしたらいいじゃないか」
 
オカルト「私に出来る事?…」
 
男「ああ、お前は頭が物凄くいい。医者にでも科学者でもいいから人の役に立つ事をしたらいい」
 
男「人を傷付けたなら、今度は人を助ける番だ。いいな?」
 
オカルト「…ああ。約束するよ」
111 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/25(日) 19:23:58.04 ID:bUh0Vm+lO
部長「良かったですね、凶悪事件が解決できて」
 
脚本「ああ、僕の頭脳も存分に使われたしな」
 
男「動物捕獲用の網とか何処から持ってきたんやら…あっ、俺先生と話しあるから先帰っていいぞ」
 
脚本「ああ、またな」
 
部長「また呼んでくださいね!」
 
男「おーう。さて、先生聞きたいことが」
 
先生「…どうした?」
 
男「先生手抜きましたよね。オカルトと戦う時」
 
先生「…何のことだ」
 
男「誤魔化さなくていいですよ。先生が武道やってたくらい見たら分かりますから」
 
先生「全てお見通しというわけか…」
 
男「俺幻覚が見えたんです。先生が龍になってオカルトを一瞬で倒すっていう。それほど先生は気迫がありましたよ?」
 
先生「あの時はな男君が傷ついてるのを見てオカルトが憎くて仕方が無かったんだ。本気でやってたら間違い無く…殺してた」
 
男「…」
 
先生「私は人間である前に教師なんだ。どんな事をしても生徒であるオカルトを殺すことは出来なかったよ」
 
男「先生は優しいんですね」
 
先生「…優しいのと甘いのは紙一重だよ。私はそんなこと出来やしない」
 
男「いえ、護っていただきありがとうございました。これからも信頼してます。それじゃ」ダッダッダ
 
先生「ああ…ふっ、優しいのは君だよ男君。…ありがとうな、教師という存在を再認識させてくれて」
 
リア充撲滅編〜完〜
 
 
 
 
112 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/25(日) 19:26:22.04 ID:bUh0Vm+lO
ここで多数決を取ります。

残りの事件数の安価となります 制限時間は8時までとしその中から多いものを採用します

事件はあと何回起きる?
1 3回
2 4回
3 5回
4 それ以上
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/25(日) 19:30:18.73 ID:OQgJAFI/O
まだまだ続いて欲しいから4
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/25(日) 19:34:30.97 ID:5iOm9FOdO
そろそろ脚本にスポット当てる事件をおこしたい
115 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/25(日) 20:01:23.49 ID:bUh0Vm+lO
多数決の結果4となりました
ありがとうございました

次の事件は何?
↓2
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/25(日) 20:03:05.66 ID:pw3oTjsrO
ksk
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/25(日) 20:03:53.60 ID:5iOm9FOdO
親が勝手に決めた脚本の許嫁ツンデレお嬢様現る
118 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/26(月) 18:31:34.90 ID:AKxX2ReGO
脚本「…」ピコピコ
 
男「おっゲーマーの同士脚本君よ。何をやってるんだ?」
 
脚本「ギャルゲーだ。女子の気持ちを理解しようと思ってな」
 
男「女子の気持ち?何でまた」
 
脚本「実は許嫁が出来てだな…」
 
男「はは。それなんてエロゲ?」
 
脚本「いや、現実世界で」
 
男「…とりあえず一発殴っていいか?」
 
脚本「ダメだ」
 
男「どういう事だよ許嫁って」
 
脚本「それが親同士が勝手に決めたらしい」
 
男「おいおい、そういうのが許されるのは金持ち同士だけだぞ?」
 
脚本「一応僕の父親は会社の社長だが」
 
男「脚本くん、俺たち親友だよな?…」
 
脚本「金が欲しいからって擦り寄ろうとするな!」
 
男「冗談だって。それでどうするんだよ」
 
脚本「どうするもこうするも断る訳にはいかないだろう」
 
男「そう言ったってよ…ってか会ったことはあるのか?」
 
脚本「それが今日この高校に転校して来るみたいなんだ」
 
男「…マジ?」
119 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/26(月) 18:32:45.32 ID:AKxX2ReGO
お嬢様「今日からここでお世話になります。お嬢様と申します。皆さんよろしくお願いしますね」
 
生徒達「おおー」パチパチ
 
男「おいおいどういう事だ?見るからに清楚で超美人じゃないか」
 
脚本「ああ、僕も驚いているよ…」
 
先生「じゃあ席は…脚本君の隣でいいだろう」
 
お嬢様「あなたが脚本さんですか?」
 
脚本「そ、そうだが」
 
お嬢様「後でお話をしましょう。許嫁の件で」
 
脚本「分かった…」
120 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/26(月) 18:33:29.10 ID:AKxX2ReGO
脚本「話って?」
 
お嬢様「あなたは顔も悪くありませんし合格ですね。」
 
脚本「は?」
 
お嬢様「私の奴隷になる事を許可します」
 
脚本「いや、なるのは許嫁であって奴隷では…」
 
お嬢様「お父様に頼んだのです。面白みのある人を探して欲しいと。そして貴方が選ばれたのですよ」
 
脚本「バカバカしい。僕は生憎Mじゃないのでね。断って…」
 
お嬢様「なら、私達が許嫁である事を皆さんにバラしますね」
 
脚本「なっ?!」
 
お嬢様「そして既に男女の関係であるとも…」
 
脚本「それだけはやめてくれ!高校生活終わるから!」
 
お嬢様「奴隷になるのならいいんですよ」
 
脚本「…分かったよ。ただし形式的な物で何でも従うわけじゃないからな」
 
お嬢様「ええ、構いません」
 
脚本「じゃあ昼食を食べるから僕はここで失礼するよ」
 
お嬢様「はい、また」
 
お嬢様「ふふ、中々面白い人ですね。気に入りました」
121 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/26(月) 18:33:56.80 ID:AKxX2ReGO
脚本「あの女は危険だ。マジでやばい」
 
男「奴隷になってくださいはたまげたなぁ」
 
脚本「僕は決してドMじゃないんだ決してな。そしてドSじゃなくてツンデレが好きだ」
 
男「いやあ、ドSな女子って大体ツンデレだろ?いつかデレるって」
 
脚本「どうだろうか…」
 
男「美人だしいいじゃないか。何を悩む事がある」
 
脚本「問題だらけじゃないか!…特に僕と釣り合ってないくらい勿体無い所がな」
 
男「ん?なんだって?」
 
脚本「な、なんでもない!またな」タッタッタ
 
男「はは、ツンデレなのは脚本の方だったか。お似合いのカップル誕生だな」
 
122 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/26(月) 18:34:48.45 ID:AKxX2ReGO
脚本「おやっさーん!」
 
おやっさん「おっ、脚本じゃないか!そんなに嬉しそうにしてどうした?」
 
脚本「実はさ…」
 
おやっさん「ほう美人の許嫁ねぇ…」
 
脚本「ちょっとドSだけどそんなに悪くない人なんだ。ただ…」
 
おやっさん「ただ?」
 
脚本「僕には勿体なくてさ。許嫁が僕だなんてあっちが可哀想で」
 
おやっさん「何だ、そんな事か。お前は頭も良くて優しい。それだけでいいじゃないか」
 
脚本「そうじゃなくて…」
 
おやっさん「じゃあその許嫁は嫌そうにしてたか?」
 
脚本「…いや、むしろ嬉しそうだったよ」
 
おやっさん「ふふ、ならそれが答えさ。」
 
脚本「どういう事だ?」
 
おやっさん「自分で考えるんだ脚本。出来るだろ?」
 
脚本「…分かった。また来るよおやっさん」タッタッタ
 
おやっさん「おう!さて、幸せにしてやれよ脚本。お前なら出来るさ」
123 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/26(月) 18:36:22.80 ID:AKxX2ReGO
脚本「さて、早く帰ってギャルゲーの続きを…」
 
お嬢様「きゃー!!」
 
脚本「なっ?!あの声はお嬢様?!」
 
不良「へへへ、お姉ちゃん可愛いね。俺と楽しい所で遊ぼうよ」
 
お嬢様「嫌です!お父様に言い付けますよ!」
 
不良「なんだ金持ちか。俺嫌いなんだよなぁ、生まれた時から勝ち組の奴はよぉ!」ガッ
 
お嬢様「くっ、苦しい」
 
不良「今すぐ親父に電話をして大金を払わせろ。それくらい出来るだろ?」
 
お嬢様「そ、そんな…助けて脚本さん」
 
脚本「おい!」
 
不良「誰だ?!」
 
お嬢様「脚本さん!!」
 
脚本「僕はその子の許嫁だ!だから助ける!」
 
不良「許嫁…チッ、てめぇも金持ちか。いいよ、ボコホコにしてやるから」
 
脚本「ぶっ倒す!」
 
脚本は不良をどう倒そうとする?
↓1
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/03/26(月) 18:40:44.50 ID:4j1dXara0
安価のパワーでお嬢様をスーパーガールに変身させて倒す
125 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/26(月) 19:00:43.22 ID:AKxX2ReGO
脚本「ぶっ倒す!お嬢様がな!」
 
不良「えっ?」
 
お嬢様「は?!」
 
脚本「僕は生憎脚本しか出来ないからな。ただ、お嬢様。君はスーパーガールになってそいつを倒す事が出来るだろう!」
 
不良「何馬鹿な事を…」
 
お嬢様「…ふふ、あっはっは!」
 
不良「な、何笑ってやがる!」
 
お嬢様「脚本さん、貴方って本当に面白いですね。いいですよこの不良を倒して惚れさせて見せます!」
 
脚本「ああ、任せたぞ!」
 
不良「何ぺちゃくちゃと喋って…」
 
お嬢様「うるせぇ!!!」バキッ
 
不良「ガ、ガハッ…」
 
脚本「おお!見事なスカイアッパー!これにはバシャーモも顔負けだ!」

お嬢様「我ながらいい出来です」
 
脚本「よし、不良は逃げてったな」
 
お嬢様「驚きましたよ、私がスーパーガールになるとか可笑しいことを言うんですから」
 
脚本「僕に武力は無い。だが知力はある。それを活かしたんだ」

お嬢様「ふふ、知力?倒したのは私だというのに不思議な人」
 
脚本「それにしてもカッコよかったぞ。奴隷になる事を許しても」
 
お嬢様「ダメです、許しません」
 
脚本「なっ?!」
 
お嬢様「だってあなたは大切な許嫁ですから。」
 
脚本「…はあ、ツンデレな許嫁も悪くないかな」
 
許嫁登場編〜完〜
 
次に起きた事件は?
↓2
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/26(月) 19:02:06.02 ID:0QpP+rRR0
校庭の池に幻の魚がいた
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/26(月) 19:08:50.83 ID:gH4uE3GCO
図書館にあるという呪いの本が無くなった
ついでに体育教師も失踪した
128 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/26(月) 20:40:49.71 ID:AKxX2ReGO
部長「ふんふふーん♪」
 
男「皆で本を読むというのはいい物だな」
 
脚本「ああ、全くだ」
 
部長「いやラノベと漫画読んでる人らが何言ってるんですか…」
 
先生「そうだぞ!図書館はちゃんとした本を読む場所だ」
 
部長「先生は何を読んで…これってゼクシィ?」
 
先生「…」
 
男「な、なあ脚本。昨日のアニメ見たか」
 
脚本「あ、ああ。実に素晴らしい物だった」
 
先生「変に気を使うな!悲しくなるから!」
 
部長「ったく、騒ぎに騒いじゃって。あっ、所で呪いの本があるの知ってますか?」
 
男「すまん、俺は都市伝説は信じないタチでな」

部長「呪われた事例があるんですよ。現在行方不明になっている体育先生がいますよね?」
 
脚本「そう言えば急に姿を見せなくなったな」
 
部長「その先生は呪いの本を読んで行方不明になったのではないかと言われているんですよ」
 
男「偶然だって。因みにタイトルはなんなんだ?」
 
部長「はい、確か…」
 
呪いの本のタイトルは?
↓2
 
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/26(月) 21:09:46.63 ID:C0/9J4hEO
闇子さん
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/26(月) 21:12:27.91 ID:1G3pDwWbO
ミリーの日記
131 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/27(火) 17:48:46.91 ID:O3LE3iAzO
部長「ミリーの日記でしたかね…」
 
男「寄生獣に出てくる…」
 
部長「それはミギー」
 
脚本「カゲプロの…」

部長「それはマリー」
 
先生「料理によく使うな」
 
部長「それはみりん…って突っ込ませないでくださいよ!」
 
男「ノリノリだっただろ…」
 
脚本「それにしても呪いの本にしてはタイトルが優しげだな」
 
男「そうか?日記って中々ヤバそうな匂いがするけどな」
 
先生「どんな内容なんだ?」
 
部長「えーとミリーの日記の内容は…」
 
ミリーの日記の内容(日記の中身)は?
↓2
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/27(火) 18:40:45.72 ID:XHSCoOx6O
普通に過ごしていた学園生活だったけれど段々おかしくなっていって最後は自ら屋上から身を投げる内容。
最後のページに学園の生徒や先生を呪ってやるの文字
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/27(火) 18:42:30.59 ID:EAYj9XBWO
134 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/27(火) 18:55:34.11 ID:V7M+X6A+O
部長「スマホで内容調べたんで言いますね」
 
男「ああ」
 
部長「Day1学校はとても楽しいずっといたい。Day2楽しいけど人の視線が少し怖い。Day3周りの人が明らかに敵意を見せてくるようになった…(以下割愛)」
 
部長「Day30もう懲り懲りだ飛び降りてやる。えっと、これで終わりですね」
 
男「なんか嫌な気分になっちまった…」
 
脚本「ああ、少し怖いな…」
 
部長「あれ、最後のページの画像が…この学園の者は腐ってる。絶対呪い殺してやる!…だそうです」
 
先生「それは恐ろしいな…まさに呪いの本という感じだ」
 
脚本「絶対読みたくないな…」
 
部長「ええ?どうせなら読みましょうよ!」
 
男「どうするかな…」
 
多数決安価
制限時間は7時半までとし来たものから多いものを選びます
 
1読む(ミリー登場ルート)
2読まない(体育教師捜索ルート)
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/27(火) 19:08:44.09 ID:EAYj9XBWO
1
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/27(火) 19:16:20.21 ID:JCkf9bAjO
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/27(火) 20:43:44.66 ID:u4lUB743O
体育教師……
138 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/28(水) 17:11:02.48 ID:F9H3FfPWO
男「よし、読もう」
 
脚本「さて、取ってきたぞ」
 
男「おう。じゃ、オープン」
 
ぐにゃ…
 
男「ん?」
 
先生「何だこれは?!吸い込まれるぞ!」
 
部長「まさか本の中に!」
 
脚本「う、うわぁぁぁ!」
 
ズォォオォォ!
パタッ… 
 
男「何だこの暗闇…」
 
部長「本の中ってこんな洞窟みたいになってたんですね〜」
 
脚本「冗談じゃない。僕は早く出たいぞ」
 
先生「こう言うのは何か物事が進むまで終わることは無いぞ」
 
男「物事?」
 
先生「例えば主人公と遭遇するとか…」
 
ミリー「あら、人が来たのは久しぶりね」
 
先生「ほ、ほらな」
 
男「マジかよ…」
 
部長「あの、貴方がミリーですか?」
 
ミリー「そう、貴方達の学校の生徒だったミリーよ。本名はもう忘れたわ」
 
先生「って事はあの日記は…」
 
ミリー「ええ、ノンフィクションよ」
 
部長「相当、お辛い経験をされたんですね…」
 
ミリー「ええ、でもいいのよ。あんな屑達」
 
脚本「人間を恨んだりはしていないのか?」
 
ミリー「別に貴方達みたいな友好的に話し掛けてくれる人には悪くしないわ。」
 
男「そうか、なら帰らせて…」
 
ミリー「ただ、私を人外のように見てきた人には地獄を見せたわ。何処かの教師みたいにね」クスクス
 
部長「まさかそれって体育先生じゃ…」
 
ミリー「さて、どうでしょうね?」クスクス
139 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/28(水) 17:11:33.63 ID:F9H3FfPWO
男(これは不味いな…隠していながら人間に恨みを持ってるみたいだ)
 
先生「私達は危害を加えたりしない。だから、聞かせてもらえないか、日記に記されていた出来事を」
 
ミリー「別にいいわよ?絶望するかもしれないけど」
 
男「話してくれ」
 
ミリー「本自体の内容は読んだかしら?」
 
部長「はい、一応ですが飛び降りるとこまで…」
 
ミリー「そうなら上出来ね。これからの話は物語を知っている体で話すわよ。いい?」
 
男「ああ」
 
ミリー「私は転校生だったの。可愛らしかったから初日からチヤホヤされたわ」
 
脚本「それを自分で言うのか…」
 
ミリー「でもね、注目されすぎたの。クラスで一番偉い女子に目を付けられて数日も経ったらすぐ虐められたわ」
 
部長「あるあるですね…女子は怖いものです」
 
ミリー「腐った教師もその女子のいいなりで何も助けてくれなかったわ。そして、私の気持ちだけを日記に遺して、死んだの」
 
男「…」
 
ミリー「でも、驚いたわ。死んでも自由に動き回れるし人間界に行くことも出来る。それをいい事に虐めに関わった人間は全て殺したわ」
 
部長「ひ、酷い…」
 
ミリー「酷い?そうかも知れないわね。でもよく考えてみて」
 
部長「な、何を…」
 
ミリー「生きるような価値の無い人間を殺して何が悪いのかしら?」
 
男「!!」
 
脚本「どうしたんだ?男、ショックを受けたよう顔して」ゴニョゴニョ
 
男「何でもない…」ゴニョゴニョ
 
男(母さん…)
 
先生「聞き捨てならないな。どういう事だ」
 
ミリー「だってそうでしょう?」
 
ミリー「理不尽な理由で集団で人を虐める…こんな行為をする人間が善とでも?」
 
先生「そ、それは…」
140 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/28(水) 17:13:01.01 ID:F9H3FfPWO
男「おい、ミリー」
 
ミリー「何かしら?」
 
男「どんな理由があるとしても人を殺す事はしてもいい事なのか?」
 
ミリー「だから言ってるじゃない、生きる価値もないって…」
 
男「その生徒達が死んでも誰も悲しまなかったのか?」
 
ミリー「そ、それは…」
 
男「誰もが悲しむだろう。友人、近所の人、そして親」
 
ミリー「う、うぅ…」
 
男「ミリーが死んだ時だって誰かが悲しんだだろ?だからその生徒達が死んだ時だって」
 
ミリー「だから何なの?!悲しむ人さえいれば生きる価値はあるとでも言うの?!ずっと孤独な人だっているじゃない!」
 
男「孤独な人が死んだら俺が悲しむさ」
 
ミリー「何綺麗事言ってるの!そんなこと通用しないわ!屑な人間は屑なのよ!」
 
男「じゃあここにいる人間を殺してでも見ろよ。その時はお前を殺すから」
 
脚本「男、そんなに熱くなるな…」
 
男「別に熱くなってねぇよ。ただ嫌なことを思い出しちまってな」
 
脚本「嫌なこと?」
 
141 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/28(水) 17:13:28.08 ID:F9H3FfPWO
男「俺の母親はミリーと同じように飛び降り自殺したんだ」
 
ミリー「えっ?」
 
先生「なっ!」
 
脚本「そんな過去が…」
 
部長「男さん…」
 
男「心の病気でさ、疑心暗鬼になって 自分は価値のない人間だ って言い遺して死んでったんだよ」
 
ミリー「な、な…」
 
男「悲しくて悲しくてずっと泣いてたよ。果たしてそんな人間に生きる価値がなかったのか?」
 
ミリー「そ、それは…」
 
男「とりあえずな、ミリー覚えておけ。生きる価値が無い人間なんていない、絶対にだ」
 
ミリー「じゃあ、じゃあ私がした事は何だったのよ?!何も意味が無いじゃない!」
 
先生「ミリー…」
 
男「ああ、意味なんて無いよ。お前がやった事はお前を虐めた生徒達と同じだ」
 
ミリー「そんなわけ!」
 
男「そいつらはミリーが気に入らないからミリーを虐めた。ミリーはそいつらが気に入らなかったから殺した。全く同じじゃないか」
 
ミリー「う、うぅ…」
 
男「…でも、もう死んじゃったものは仕方ないよ。お前が理不尽に殺されたのも事実だしな」
 
ミリー「ごめんなさい…ごめんなさい!!」
142 : ◆FFa.GfzI16 [saga]:2018/03/28(水) 17:14:10.28 ID:F9H3FfPWO
ミリー「私改心するわ…二度と誰も悲しい思いにさせたくないから」
 
男「…よし、その言葉が聞けたら充分だ。さっきカッとなって悪かったな」
 
ミリー「いえ、分からせてくれたわ。私の愚かさを」
 
先生「じゃあミリーここから帰してくれないか?」
 
ミリー「ええ、もちろんよ」
 
部長「あの、ところで体育先生は?」
 
ミリー「ああ、そこにいるわよ」
 
体育「Day1…Day2…」
 
男「あの…何やらせてるんだ?」
 
ミリー「私を化け物を見るような目で見た罰としてミリーの日記の暗記を課したわ」
 
男「科挙かよ…」
 
先生「体育先生、帰りますよ」
 
体育「へっ?ここは一体…」
 
先生「話は後です。それじゃミリー行くよ」
 
ミリー「ええ、来たくなったら来てもいいのよ?」
 
男「ああ、遊びに来るよ。じゃあな」
 
ミリー「ええ、また。そしてありがとう」
 
ミリーの日記編〜完〜
次に起こった事件は?
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