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菜々「一回戦はメイドで勝負です!」みく「ちょっと待つにゃ!!」=3
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221 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 20:38:48.29 ID:VJEqn/B50
新田美波「お嬢様、お席へご案内します、どうぞこちらへ♪」
http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/f/a/faa9a63a.jpg
大槻唯「おっ、茜ちゃんじゃーん! リポーターご苦労さま〜☆ はいはいカメラさ〜ん、ゆいのことしっかり撮ってねー?」
http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/6/1/61855c44.jpg
茜「こ、これは・・・!」
茜「お二人とも水着?! そして… 頭に、なんていうんでしょう、あの、メイドさんが付けてるフリフリ?みたいなのだけ付けてますが…!」
詩織「カチューシャ… いや、ヘッドドレスでしょうか?」
美波「コレですか? 正式には“ホワイトブリム”って言うそうです。 水着にコレだけ付けるなんて、ヘンですよねw///」
茜「これはつまり… “ビキニメイド”! なんともマニアックな…/// しかしさいっこうに萌えポイント高いカッコウですねッ!!」
乙倉悠貴「お嬢様こちらメニューですっ。 どうぞっ!」スッ
http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/8/6/86d4e1f1.jpg
茜「わおっ! 悠貴ちゃんも水着…! ありがとうございます!どれどれ…」ヨミヨミ
茜「むっ?!詩織さん! カレーフラッペとかありますよ?! これは頼むしかないですねっ!!」
詩織「それ、かき氷に本当にカレーが載ってるので… 私はちょっと…」
222 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 20:41:41.34 ID:VJEqn/B50
ガヤガヤ… 〜♪ ハジマレ!ヒカリノナツ〜♪ ハジマレ!フタリノナツ♪ サイコウサイジョウジブンシジョウ♪ ハジメテチャントイオウ〜♪ ザワザワ…
茜「なるほど… お店自体はメイド喫茶というよりは、吹きっさらしのきちんと海の家っぽいんですが、従業員が皆、水着で!メイド風に接客をしてくれるわけですね!! これは素晴らしいっ!!」
詩織「それにこの店内のBGMは… アルバム『SEASONS SUMMER!』収録の『銀のイルカと熱い風』だったかしら…?」
茜「確か唯ちゃんがセンターで美波さんも参加している曲でしたね! 元気の出る熱い曲ですよねッ!!」
詩織「潮風の吹き抜ける中で聴くと、一段と素敵な曲に感じますね♪」
223 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 20:44:40.51 ID:VJEqn/B50
茜「さてさて、メイドさんそれぞれの接客の様子は・・・・むむっ?!」
悠貴「お待たせしましたご主人様! 乙倉悠貴特製・マンゴー入りミックスジュースですっ!」コトッ
茜「アレは…悠貴ちゃん、自作のトロピカルジュースを提供しているんでしょうか?!」
詩織「悠貴ちゃんはミックスジュース作りが趣味だから…その特技を生かして独自のサービスをしてるみたいですね」
茜「なるほど! アイドル手作りのミックスジュース…! これは萌えポイント高い・・・ん?」
悠貴「…はい? えっ、私にビーチボールを膨らませて欲しい?」
悠貴「はい!いいですよ♪ 私、陸上部なので肺活量には自信があるんですっ!」
悠貴「では・・・ふぅ――… すうぅ―――っ…!」スーハー
ン?オトクラチャンガビーチボールヲ…? オ、オレノモイレテ! ワタシノモォ! ガヤガヤザワザワ…!
悠貴「は、はい/// ちょ、ちょっと待って下さいっ/// あ、あの、出来れば並んで・・・」ハアハア
茜「これは…? お客さんたちが、悠貴ちゃんにビーチボールを膨らませてくれと頼んで… アッという間に行列が出来てしまいました!?」
詩織「あらあら… あれは、アイドルの悠貴ちゃんの“生息”をゲットしたいってことなのかしら…?」
茜「な、なるほど…? “乙倉悠貴の生息入りビーチボール”!! これはミックスジュースよりも価値が高いかもしれませんねっ! これぞ“メイド喫茶海の家”ならではのサービス!!」
224 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 20:52:06.56 ID:VJEqn/B50
ピピピピピピピピピピ・・・!!
茜「お、おおお…! そうこうしているうちに、やはりここで悠貴ちゃんの萌えpが上がってきましたねッ!!」
茜「この第三戦でも、第一戦の時と同じように、お客さんたちはテーブルの上の端末や… あと今回はそれぞれのスマホからも萌えpを入れることが出来るようになっています!」
茜「そしてッ! メイドさんそれぞれに入った萌えpは、店内の壁に掲示されているあちらの電光掲示板にリアルタイムで表示される仕組みになっているわけですが…!」
茜「ここで乙倉悠貴! ○○までポイントを上げてきましたッ! これで暫定トップに立ちましたァ!!」
↓1コンマ以下 悠貴萌えp(前半)
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/31(土) 20:57:34.25 ID:x/+CKrTA0
はい
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/31(土) 20:59:41.46 ID:SIzFjGPA0
さすおと…控えめだな
227 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 21:05:17.35 ID:uyXOoTHV0
悠貴25
〜メイド喫茶海の家店内〜
電光掲示板
“乙倉悠貴 25P”
茜「ここで乙倉悠貴! 25までポイントを上げてきましたッ! これで暫定トップに立ちましたァ!!」
詩織「すごいですね、まだ始まったばかりなのに… さすが悠貴ちゃん♪」
悠貴「ん? へ…? わ、私、ビーチボール膨らませてただけですけど・・・??」ゼーゼー
茜「さあ、他のメイたちはこれに追随できるのでしょうか・・・? む?!」
228 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 21:10:14.97 ID:uyXOoTHV0
美波「ふぅ…、やっぱり沖縄の日差しはお肌にきますね。火照っちゃいます♪ ご主人様、ドリンクいかがですか? これ冷たくて気持ちいいですよ?」スッ
美波「…え? ペットボトルに頬ずりして欲しい…?? はあ、いいですけど… こ、こうですか? うっ、冷たっ///」スリスリ
オ、オオオオオオォォ…!/// ミナミチャン、オレノペットボトルニモホオズリシテ! アタシノモォ! ガヤガヤガヤ・・・・
茜「こ、これは…? “新田美波の頬ズリするドリンク”を求めて、こっちでも行列が…?」
唯「はいっ! ご主人様、ゆいがかき氷あーんしてあげるよ! ほら、あ〜〜ん…」スイッ
唯「うひひっ!w テレんな、テレんな〜☆ アイドルゆいちゃんにあーんしてもらえるなんて、超トクベツなんだぞ〜w♪」
茜「わお…!/// そしてあちらでは、唯ちゃんがなんとかき氷を食べさせてあげるサービスを…??」
詩織「さ、さすが唯ちゃん、積極的ね…///」
茜「さすがは小悪魔ギャルとして名高い唯ちゃん…! あーんをしてもらいたいご主人様たちが続々と行列を作り始めましたッ!!」
ピピピピピピピピ・・・!!
茜「おっと! やはりここでこの二人の萌えpも上がってきましたね! えーっと、美波さんは↓1… 唯ちゃんは↓2まで来ましたよォッ!!」
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/31(土) 21:27:55.13 ID:mCHVHaaYO
みなみん
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/31(土) 21:29:18.79 ID:VbVqRepIO
以外と低い
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/31(土) 21:29:40.23 ID:SIzFjGPA0
(ンミナミィには世話になった…フリトレ的な意味で)
232 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 21:43:59.12 ID:uyXOoTHV0
美波13 唯79
電光掲示板
“新田美波 13P”
“大槻唯 79P”
茜「えーっと、美波さんは13p… 唯ちゃんは…ぶっ?! な、79pまで来ましたよォッ!!?」
茜「これで、現時点では大槻唯、ダントツのトップ!! ただ一人、頭3つほど脱け出てしまいましたァ!!」
詩織「ストレートなお色気作戦、アレが功を奏しているみたいですね…」
唯「ん?79?! え、マジ? ゆいがトップ?///」
唯「…ふふっ、やっぱりゆいはカワイイもんね〜w 仕方ないよね〜!w」ムフォフォ
茜「しかし、勝負はまだ始まったばかり…! 美波さんや悠貴ちゃんにも、十分挽回のチャンスはありますッ!」
茜「さてさて、他のメイドの方々は・・・ あれ? ちょと、姿が見えないですねぇ…??」キョロキョロ
詩織「茜ちゃん、外の方で何か人だかりができてるけど… もしかして向こうにいるんじゃないかしら?」
茜「ん?!オオォッ! 本当ですね!行ってみましょう!! トラァ――イッ!!」ズデデデデェッ
233 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 21:48:46.44 ID:uyXOoTHV0
ガヤガヤガヤガヤ… ザワザワザワ… オオォッ、スゲェ…! メガミダ、メガミ!! パシャッパシャッ、 カシャカシャカシャ!・・・
茜「むむ…? こ、これはすごい人だかりですが… 皆さん、スマホやカメラで写真を撮っている…?」
茜「一体、中で何が…? ちょ、ちょっとごめんなさい! 通して下さいッ!」ヨイショヨイショ
茜が、なんとか人波をかき分けて中央に行くと、そこには・・・
星井美希「あはっ!☆ やっぱりどこに行っても一番のスター☆はミキなの!」
http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/4/b/4b563735.jpg
234 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 21:52:12.46 ID:uyXOoTHV0
茜「こ、これは・・・ 発見しました! 765プロの星井美希ィ!!」
詩織「な、なるほど、み、美希ちゃんの、水着撮影会が始まってたんですね…」ハアハア
ミキチャン、コッチニシセンクダサァイッ! コッチムイテェ! ミキィ!カワイスギダアァッ!! ガヤガヤ… パシャッパシャッ…
美希「はぁーい☆ みんな、こんな機会なかなかないんだからね? ミキのこと、ちゃーんとかわいく撮ってね!」
茜「さすがは優勝候補の一角…! これは、自然に人が集まって撮影会が始まってしまったんでしょうか?!」
茜「いやしかし! 星井美希さん、本当に華がある人ですね…! オーラをまとっているといいますか…」
茜「まるで、彼女の周りだけ空気が違うようにすら感じますッ! これぞまさに女神…!! 女神という言葉は彼女の為にあるのではないでしょうか?!」
詩織「美希ちゃんは、ソロ写真集ももう二つも出してるんですよね…」ウラヤマシイ…
茜「上から86、55、83のカンペキなプロポーションは輝くばかりです…! サスガはスーパートップアイドル星井美希!!」
だが、その時だった・・・!
ザワザワッ!? ナ、ナンダアレ?! ヘ、ヘンタイヤ! ラゾクダラゾク!! ガヤガヤ…!
茜「ん? あれは・・・?」
235 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 21:57:46.99 ID:uyXOoTHV0
茜「あちらでも人だかりが出来ていますね… 行ってみましょう!!」ズダダッ
詩織「あ、茜ちゃん、毎回走るのやめて…!」ハアハア
その人だかりの中央まで来た時… さすがの茜も、一瞬言葉を失った。
茜「げぇっ?!! あ、あれは・・・??」
その…雪のように純白の美しい髪をなびかせ、琥珀のように黄色に輝く瞳とハの字型の眉毛が特徴的な美少女は・・・!
イヴ・サンタクロース「みなさ〜ん? 私のことも撮っていいですよぉ〜?♪」
http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/6/0/60ae2ef5.jpg
236 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 22:05:38.50 ID:uyXOoTHV0
茜「ちょ…! い、イヴさん?! な、なんですかその水着は?!!」
イヴ「あ、茜ちゃん。 これですかぁ? コンブですよ〜?」フリフリ
茜「こ、昆布!?!?」
なんと… イヴは、胸と腰に昆布を巻きつけているだけという、まるで裸族のような恰好をしていたのである…!
茜「こ、こ、昆布の水着…??」
イヴ「ふふ、ビーチで調達しましたぁ♪」ニコニコ
237 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 22:07:38.74 ID:uyXOoTHV0
茜「そういえば… イヴさんは、初登場の時に全裸で段ボールにくるまって現れたという伝説を持っている人でしたね…」
詩織「そうね… そのあとも、サンタクロースなのになぜか圧倒的露出度で私たちの度胆を抜いてきた…生粋の裸族…!」ザワ…!
茜「し、しかし、まさか現地で調達した昆布を水着にしてしまうとは…! これにはさすがに皆さんもドン引き・・・ん?!」
ピピピピピピピピピ・・・!!
茜「こ、これは・・・!? 星井さんと同時に、イヴさんの萌えpも上がってきた?!」
238 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 22:11:21.15 ID:uyXOoTHV0
ピピピピピピピピピピピピピ・・・・・!!
茜「ほ…ほぼ同じペースで萌えpが上がっていきます! す、すごいッ! あの星井さんにまさかまさか、変態裸族が張り合っていますッ!!」
美希「!? そ、そんなハレンチな方法で注目を集めようなんて…邪道なの! ミキがあんなのに負ける訳ないのっ!!」=3
イヴ「うふふ♪ あっ! 風で昆布が飛ばされて…!///」ヤーン
茜「ひゃああっ?! やめて下さいイヴさん! 放送事故になりますよ?!」
イヴ「ふふっ、大丈夫ですぅ。 ほら、ここにちょうどいい貝が!」ヒョイッ
胸の昆布を飛ばされてしまったものの、すかさずそこに落ちていたホタテの貝殻でTKBを隠したイヴ…!
詩織「い…いや、アウトですよそれはもう、アイドルとして…///」
茜「うおおおおぉぉ! 女神VS裸族の熱い水着対決ゥ!! 勝つのは一体どっちなんだああぁぁっ?!?」=3
↓1 美希(+20pのアドバンテージ)
↓2 イヴ(+10pのアドバンテージ)
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/03/31(土) 22:12:10.01 ID:m06O0cHJ0
あ
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/31(土) 22:13:43.65 ID:x/+CKrTA0
それ
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/31(土) 22:14:06.86 ID:SIzFjGPA0
いやぁ、ドン引きっすwww
242 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 22:27:17.26 ID:cMrqMpvr0
美希01+20=21 イヴ65+10=75
電光掲示板
“星井美希 21P”
“イヴ・サンタクロース 75P”
茜「でっ、出たああああぁぁっ!! なんと勝負を制したのはイヴ・サンタクロース!! 裸族が女神を打ち負かしてしまったああああぁぁっ!!」=3
美希「・・・そ、そんな・・・ う、ウソなの・・・!」アゼン
イヴ「よし… 今度はワカメを股間に…!」ゴソゴソ
茜「も、もうやめて下さいイヴさん!!!」
オオオオオオォォ?! マジカ!w イヤァ、ドンビキッスw ダハハハハ!w ザワザワザワ・・・・
水着対決の意外な結末に歓声と失笑の渦が沸き起こるアラハビーチ…
そして、そこへ…!
?「ん〜? な〜んか面白そうなことやってるねぇ〜?」モグモグ
?「ヤッホー!★ 水着対決なら、このカリスマJCギャルの出番だぞっ!」モグモグ
243 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 22:35:12.82 ID:cMrqMpvr0
ホットドッグやイカ焼きをかじりながら現れた、前髪パッツン少女とちびギャルツインテ少女…!
茜「ゆ、柚ちゃんに莉嘉ちゃん…? 見えないと思ったら… どこ行ってたんですか?」
喜多見柚「いやーちょっとね! オナカすいちゃって、莉嘉ちゃんと一緒につまみ食い対決をねw♪」テヘペロッ
http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/6/1/61cb40f8.jpg
城ケ崎莉嘉「あーかねちゃん! ほら、お土産あげる!!」ヒョイッ
http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/8/9/89ab871c.jpg
茜「ひゃっ?! な、なんですかコレ?! でかっ! か、カブトムシ…?」
詩織「いえ、それは・・・ヤンバルテナガコガネですね…!」
茜「や、ヤンバル?」
詩織「日本最大の甲虫で、ここ沖縄でも非常に珍しい虫ですよ… 莉嘉ちゃん、よく見つけましたね」
莉嘉「へへっ! あたし、珍しい虫見つけるの得意なんだぁーっ♪」
茜「さすが野生児…!」
244 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 22:39:29.98 ID:cMrqMpvr0
莉嘉「それより! 水着対決ときたら、このオトナでセクシーな城ケ崎莉嘉も、参加しないわけにいかないよねっ!」ザッ
柚「クク…w ついに柚のセクシーが本気を出しちゃう時が来たみたいだね…!」ザザッ!
茜「こ、これは… 女神と裸族の水着対決に、346プロの埼玉中学生コンビが緊急参戦!!?」
茜「プロポーションでは先の二人には敵わないと思いますが…果たしてどこまで萌えpを伸ばすことができるのでしょうか?!」
柚「さー行くよ? 莉嘉チャン?」
莉嘉「合点!! せ―――っのぉ・・・」
柚莉嘉「「そーれっ! ウッフ〜〜〜ン♪♪」」
突撃参戦、漫画のようなベタなセクシーポーズをキメる柚&莉嘉…!
すると!
ピピピピピピピピピピピ・・・!!
茜「おっ、おおおぉっ?! これは・・・?」
↓1 柚
↓2 莉嘉
245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/31(土) 22:43:16.06 ID:VbVqRepIO
あ
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/03/31(土) 22:50:25.53 ID:m06O0cHJ0
はい
247 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 23:08:23.47 ID:YR2Ld/Hf0
柚06 莉嘉
“喜多見柚 6P”
“城ケ崎莉嘉 53P”
柚「ぶひっ?!」=3
莉嘉「あらら〜〜… けっこー差がついちゃったねぇ…w」ナハハ
莉嘉「ま、柚ちゃん、相手が悪かっただけだよ! 隣にあたしがいなければもっとポイント稼げてたって!」ポンッ
柚「……」シュン…
茜「自称カリスマJC城ケ崎莉嘉! 53pの高得点…! これで唯ちゃん、イヴさんに続いての暫定3位ですッ!!」
茜「しかしもう一人のJC柚ちゃんは、わずか6ポイント… これには、さすがの柚ちゃんもいつものてへぺろすら出せずにガックリと肩を落としてしまいました…!」
柚「・・・穂乃果ちゃんに手伝ってもらって、ウッフンポーズ練習したのにぃ…」オヨヨ…
248 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 23:10:26.77 ID:YR2Ld/Hf0
茜「えーっと、あと残ってるのは、765プロの四条さんですが… 一体どこに…… ん?」
ズルズルズルッ! ゾズズズズウウウゥ〜〜!!
茜「おや、え? あれは・・・??」
249 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 23:12:37.53 ID:YR2Ld/Hf0
ガヤガヤ… ナ、ナンダアレ? マジカ? マダタベルノカヨ…! ド、ドコニハイッテルノ? ザワザワザワ…
茜「? えーっと、店内が何やら騒がしいですね… ん? あれは、四条さん?」
茜「客席に座って何か食べてる…? 一体何をして・・・ ほえっ!? げええええぇぇっ!?」=3
目を見張る茜…!
メイド喫茶「海の家」で、堂々と客席に座ってラーメンをすすっていた貴音…
しかし、そのテーブルの上には…!
茜「な、なんですかこのドンブリの山は?!!」=3
そう… 貴音の両脇には、まるでスカイツリーの如くそびえ立つ空ドンブリの山が積み上げられていたのである…!
250 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 23:14:17.99 ID:YR2Ld/Hf0
四条貴音「ふふっ、お代わりを所望いたします♪」コトッ
http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/e/d/edaa68ac.jpg
オオオオオオオオォォ―――ッ!! デタァッ! スッゲ…! ワッショイワッショイ!! TA・KA・NE! TA・KA・NE! TA・KA・NE!!
もう一杯ドンブリを積み上げ、周囲の観客たちから驚嘆と感嘆の声が沸き上がる・・・!
茜「えー…? このラーメンドンブリは… 全部四条さんが食べたんですか?! ひーふーみー…… じゅ、19杯もありますけど…??」
美希「貴音の大食いはハンパじゃないの…」ヒョコッ
茜「うぉっ?! 星井さん?」
美希「貴音のオナカにはブラックホールがあるの。 ミキもおにぎりならいっぱい食べれるけど、貴音だけには敵わないの…」
251 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 23:20:44.13 ID:YR2Ld/Hf0
貴音「………」ズルルゥ〜… ゾズズズズズウウゥ〜〜…!
茜「ま… まるで人間掃除機のようです! みるみるうちにラーメンが四条さんに呑み込まれていきます!!」
茜「私もよく食べる方だとは言われますが… こ、これは次元が違いますッ! あ、あの細い体の・・・どこに入っていくんでしょうか?!」
詩織「痩せてても大食いの人って、本当にいるのね…」
貴音「… ふぅ… ごちそうさまでした♪」コトッ!
茜「で、出たアァ――――ッ! ラーメン20杯完食ゥ!! なんだ…? なんなんだこの人は一体ィ?!?」=3
252 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 23:22:22.21 ID:YR2Ld/Hf0
貴音「ふふ…w 大変美味でした♪」フキフキ
ピピピピピピピピピピピピピピ・・・・!!
そして…ラーメン20杯をペロリと平らげた貴音にも、続々と萌えpが入っていき…!
茜「おおおっ、これは・・・?」
↓1 貴音(+10pのアドバンテージ)
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/31(土) 23:26:24.24 ID:x/+CKrTA0
お姫ちん
254 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 23:35:45.69 ID:YR2Ld/Hf0
貴音24+10=34
“四条貴音 34P”
茜「34p…! 四条さんは34pをゲット!!」
茜「現時点では決して高い方ではありませんが… ラーメンを食べているだけでこれだけの萌えpを獲得したのは凄いのではないでしょうか?!」
貴音「ふぅ… まっこと、素晴らしき美味のらぁめんでした…」フウ
電光掲示板の自分の萌えpを確認した後、一息つく貴音…
と、そのとき、
ザザザッ!
貴音「! 何奴?!」バッ
255 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 23:39:09.72 ID:YR2Ld/Hf0
茜「ん? どうかしましたか?四条さん」
貴音「…あ、いえ… 今、向こうの林の方に、妖しい影が走ったように思ったので…」スッ
海と反対側の、防風林の方を指さす貴音…
茜「かげ?」
貴音「ええ… わたくし近眼なのでハッキリとは見えなかったのですが…」
貴音「何か…メイドの格好をした女性が、いたような…」
茜「メイド? 林にですか??」
256 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/03/31(土) 23:49:00.22 ID:pmJ2TUwM0
茜「まさか…? ここの人たちはみんな水着ですし… 本当にメイドの服装の人があんな林の中を…?」
貴音「いえ、わたくしの見間違いかもしれません」
詩織「いや…見間違いではないと思いますよ」スッ
茜「詩織さん?」
急に、真顔で割り込んできた詩織…
詩織「このアラハビーチには、一年ほど前から出るようになったそうなんです」ゴゴゴォ…
茜「で、出る…? な、何がですか??」カタカタ
詩織「謎のUMA(未確認生物)、“原住メイド”が・・・!」
茜・貴音「「げ、原住メイド??」」
257 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 00:02:23.29 ID:KmvLX3Au0
詩織「はい、ここら近辺に伝わる都市伝説のようなものですが…」
詩織「沖縄に古くから生息しているとも言い伝えられているUMAで、メイドのような姿をした生物が、晴れた日にガケや木の上などから突然現れ…」
詩織「人々を森の奥に連れ去っていくそうです。 私の友人にも、連れ去られそうになった人がいるんですよ?」ニコッ
茜「え…? じょ、冗談ですよね? 詩織さん、驚かさないで下さいよ…!」ガタガタ
詩織「・・・沖縄には、先ほどのヤンバルテナガコガネのように、独自の進化を遂げた生物が多数生息していることが知られています…」
詩織「東洋のガラパゴスとも言えるここ沖縄ならば、独自の進化を遂げた恐ろしいメイドがいても不思議ではないと思いませんか…?」
茜「ちょ…! 詩織さん! あなたが言うと冗談なのか本気なのか全然分かりませんよォ!!」=3
貴音「原住メイド…! そのようなモノが… なんと、面妖な…!」
美希「何言ってるのなの…」
258 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 00:18:57.27 ID:SWMoGb4c0
ピンポーン…
茜「えっ、あ… い、今の音は?」キョロキョロ
詩織「試合開始から30分経った合図ですね」ニコッ
茜「そ、そうですか… じゃあ、とりあえず、現時点での皆さんの萌えpをチェックしておかないとですね! えーっと…」チラッ
<電光掲示板・各メイド萌えp獲得状況> ※試合開始30分、折り返し地点
城ヶ崎莉嘉 53p
乙倉悠貴 25p
喜多見柚 6p
星井美希 21p
大槻唯 79p
四条貴音 34p
新田美波 13p
イヴ・サンタクロース 75p
259 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 00:37:20.74 ID:IEL7rIME0
茜「これは… けっこう明暗がハッキリ分かれたカンジでしょうか?」
茜「まずトップは唯ちゃんの79ポイント…! 続いて2位は4ポイント差で裸族の化身イヴ・サンタクロース…!」
茜「意外なのが星井美希さんがあまり伸びてないことでしょうか! 21ポイントの6位に沈んでいます…!」
茜「柚ちゃんと美波さんもポイントが伸びず苦しんでいますね… 果たして、後半での巻き返しはなるのか…?」
茜「最終結果はどーなるのでしょう!? 時間はあと残り、30分です!!」
詩織「みんな、頑張って下さいね…!」
※二回目(後半)コンマバトル!数多いけどここは8個出しちゃいます。(一回目のコンマに加算してメイドバトルの結果が出される。 ここでも美希は+20p、イヴと貴音は+10pのアドバンテージを持つ)
莉嘉↓1・悠貴↓2・柚↓3・美希↓4・唯↓5・貴音↓6・美波↓7・イヴ↓8
※連投は、ご自分のレスから10分以上経過したら可です。 もし10分以内に連投があった場合は、その二つ目のレスが無効となり、1つずつズレます。
ゆっくりでもいっす。 明日の朝には出るでしょうか…?(2時くらいまでに埋まればもう少しだけ書きます)
ちなみにここが最終結果ではなく、明日のボーナスステージ・ビーチフラッグ対決に続きます。
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 00:42:14.98 ID:nUgOVJ2UO
ほい
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 00:50:46.67 ID:mTSDirki0
あ
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 00:54:42.03 ID:nUgOVJ2UO
あ
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 00:57:45.64 ID:HdwGf1rjO
ほ
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 01:04:11.87 ID:lA3/JyKA0
はい
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 01:07:33.42 ID:mTSDirki0
二回目
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 01:12:41.52 ID:HdwGf1rjO
二回目
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 01:12:50.41 ID:D3FUKaJnO
リベンジみなみん
268 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 01:29:21.06 ID:7bDrC28A0
8レス全て有効
莉嘉98・悠貴67・柚03・美希64+20=84・唯87・貴音42+10=52・美波52・イヴ41+10=51
・
・
・
そして30分後…!
“ビ―――――ッ!!”
メイド喫茶海の家店内に、一回戦第三戦終了のブザーが鳴り響く…!
茜「終了ですッ!! 皆さんそこまでぇ!! 接客をストップして下さいッ!!」
茜「さあ!メイドバトル第三戦の結果は・・・!」
詩織「あら、これは・・・!」
<電光掲示板・各メイド萌えp獲得状況>
城ヶ崎莉嘉 53+98=151p
乙倉悠貴 25+67= 92p
喜多見柚 6+3= 9p
星井美希 21+84=105p
大槻唯 79+87=166p
四条貴音 34+52= 86p
新田美波 13+52= 65p
イヴ・サンタクロース 75+51=126p
269 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 01:39:12.69 ID:BaFm7cgG0
茜「出ましたね…! えーっと、これをポイントの高い順番に並べると・・・こうなりますっ!!」ババンッ
≪モバマスミスコン本選一回戦メイドバトル・第三グループ結果≫
1位 大槻唯 166p
2位 城ケ崎莉嘉 151p
3位 イヴ・サンタクロース 126p
4位 星井美希 105p
5位 乙倉悠貴 92p
6位 四条貴音 86p
7位 新田美波 65p
8位 喜多見柚 9p
270 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 01:54:14.03 ID:g9WEy8UE0
茜「トップは変わらず大槻唯ィ! 終始安定した強さで他の追随を許しませんでしたァ!!」
茜「そして2位には、カリスマJC城ケ崎莉嘉! 後半の追い上げでイヴさんをまくるのに成功しましたッ! お見事ォッ!!」
詩織「今回は…ギャル系の子たちが強かったですね」
茜「そして3位にはイヴ・サンタクロース…! 3位に落ちはしたものの、まだ、第四戦終了後に敗者復活のチャンスが残されています!!」
茜「そして4位にはスーパーアイドル星井美希…! かなり追い上げましたが、残念ながら、準決勝進出可能圏内には届かずです…!」
美希「そ… そんな……??」ガックシ…
美希をはじめ、ガックリと肩を落とす残り5人のメイドアイドルたち…
が、その時だった。
?「ちょと待つさぁ―――っ!!」バッ!
茜「へ?!」
詩織「!」
突然… 店内に、メイドの服を着込んだ褐色の肌の少女が現れたのである…!
貴音「!? 貴女は…!!」
271 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 01:59:09.18 ID:g9WEy8UE0
本日ここまでなの
コンマ対応あざした!
また明日の20:00頃から、後半のビーチフラッグ対決を行います。
7位の美波まではまだ準決勝進出の可能性が残されています。 柚はもう無理だけど…
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 04:31:47.23 ID:3UYTASfA0
寝落ちした
柚…www
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 04:48:44.72 ID:HdwGf1rjO
こんな低コンマ続くことあるとわ
274 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:16:57.34 ID:6w7F6PI20
ほな進めてくにょ
コンマバトルはまた9時頃からです
275 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:18:24.56 ID:6w7F6PI20
?「ちょと待つさぁ―――っ!!」バッ!
茜「へ?!」
詩織「!」
突然、店内に現れたそのメイド服姿の少女は…!
貴音「!? 貴女は…!!」
我那覇響「はいさぁーいっ! みんな!沖縄を楽しんでるかぁ――っ?!」
貴音「響…!! な、なぜ貴女がここに…??」
響「貴音! 下を向くんじゃないっ! まだ勝負は終わってないぞっ!!」バッ
貴音「!?」
響が一気にそのメイド服を脱ぎ捨てると、その下から、83-56-80のなかなかのプロポーションを誇る健康的な肢体が現れた…!
響「これから・・・このメンバーで、“ビーチフラッグ対決”をやるぞぉっ!!」カッ
http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/1/a/1a492976.jpg
一同「「「「「ビーチフラッグ対決!!???」」」」」
276 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:20:33.79 ID:6w7F6PI20
響「ルールはみんな知ってるなー? 砂浜でみんなでダァ――ッと走って、旗を取り合うアレだぞー」
茜「ちょ…ちょっと、我那覇さん! 何をやってるんですか? 困りますよ!!」
響「え?」
茜「いきなり割り込んできて… 何のつもりですか?!」
響「いや、自分は、えっと・・・」
詩織「茜ちゃん、いいんです。 響ちゃんはこのイベントの運営スタッフとして来られたんですよ」スッ
茜「詩織さん?」
詩織「ふふっ、ごめんなさいね? 菜々さんに、選手の皆さんと茜ちゃんには内緒にするように言われてたので・・・」ニコッ
白波の歌姫こと瀬名詩織は、人差し指を口元に当てるとにっこりと微笑んだ。
277 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:24:16.34 ID:6w7F6PI20
詩織「実はカクカクシカジカというわけで……」ペラペラ
茜「え…? もともとこの第三戦は、ボーナスステージとしてビーチフラッグ対決が用意されていた…?」
茜「でも、メイドバトルの盛り上がりや緊張感が欠けるといけないので、私と選手には知らされていなかった、と…」
茜「なんだ、そういうわけでしたか! いやーすいませんでした我那覇さん! 私、全然知らなかったもので…」
響「いや、全然いいぞー! でも、ちょっとびっくりしたぞ!」
貴音「なるほど… 先ほど林の方に見えた“原住めいど”の正体は、響だったのですね」
響「は? ゲンジュウメイド? なんだそれ?」
貴音「詩織殿が話していたのですが… ここ沖縄には、原住めいどなる未確認生物がおり、時々人々をさらっていくと…」
響「み、未確認生物って… 自分はそんなんじゃないぞ! メイドの格好は、伯父さんのメイド喫茶の手伝いをしてただけだし、外で客引きをしてただけだぞ!?」
278 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:27:14.90 ID:6w7F6PI20
茜「なるほど… 我那覇さんの俊敏な動きもあって、それがいつの間にか都市伝説になっていたんですね! ああ、安心しましたッ!」
響「だからそんなんじゃないって! ひどいぞ詩織! 自分をダシに使ったな?」
詩織「ふふ…w 私はウソは言ってませんよ?」ニコニコ
茜「確かに、現地にもともと住むメイドさんだから、原住メイドには違いないですね…」
貴音「? 響と詩織殿は懇意の仲なのですか?」
響「数少ない同じ沖縄出身者だからなー。 詩織とはイベントとかで何度か一緒に仕事したことがあるんだ」
279 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:30:03.25 ID:6w7F6PI20
茜「あっ、でもしかし…! 勝負はいったんついてしまってたわけですから… 特に、上位のお二人は納得して頂けるんでしょうか…?」チラッ
唯「…ん? 何、ゆいのこと? 何言ってんの! ゆいがそんな面白そーなイベントに乗らないわけないじゃん!」
莉嘉「みんなでゲームするんでしょ? あたしそういうの待ってたんだよね! 早くやろーよ!!」ウズウズ
ウオオオオオオオオオォォーッ!! ソーダソーダ! ハヤクヤレエェッ!! ミズギデダッシュカ、サイコーダナ! パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・!!
トップツーの唯と莉嘉の言葉に、観客から歓声と拍手が沸き起こる…
茜「! こ…これは、私としたことが! 失礼しましたぁ!!」
茜「常夏のビーチでのミスコンバトル… それが、ただのメイドバトルだけでは、いささか物足りないというものでしょう!!」
茜「健全なる美は健全なる身体に宿るとも、昔から言われています…! つまり、真の美少女にとって、体力、元気、気合いは重要なファクター!!」
茜「それらを計るのに… ビーチフラッグ対決はまさにうってつけでしょうッ! ではこれより・・・」
茜「ミスコン一回戦メイドバトル第三戦、ボーナスステージ・・・“ビーチフラッグ対決”を執り行いますッ!!」
ワアアアアアアアアァァァ―――ッ!! パチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・!!
280 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:33:40.69 ID:6w7F6PI20
こうして… 現場には急遽ビーチフラッグ用のスペースが設けられ、その隣に茜、詩織、響の3人が座る実況席が用意された…
茜「さああああぁぁっ!! 準備も整ったようなので、いよいよ試合の方を開始いたしますが・・・!」
茜「その前にまず! この勝負の解説の我那覇さん! 詳しいルールなどの説明をしてもらえますか?!」
響「OKだぞ! えーっとまず、得点のことだけど、このボーナスステージはここまでのメイドバトルでそれぞれが獲得した萌えpに、追加でポイントを稼ぐチャンスだと思ってもらえればいいぞ!」
響「つまり… ビーチフラッグで上位に入れば、下の得点を大幅アップさせて、逆転することも可能ってわけなんだな!」
≪第三グループ・現時点各自萌えp状況≫
1位 大槻唯 166p
2位 城ケ崎莉嘉 151p
3位 イヴ・サンタクロース 126p
4位 星井美希 105p
5位 乙倉悠貴 92p
6位 四条貴音 86p
7位 新田美波 65p
8位 喜多見柚 9p
茜「なるほど…? 具体的には、どのくらい得点をアップさせることができるんでしょうか?」
響「えっとだな、3位が+30p、2位なら+50p、そしてトップを取れば+100pが入るルールになってるぞ」
茜「100…? それは凄いですね! えーっと、じゃあ、もし仮に美波さんがトップになったとしたら… 一気に2位まで順位を上げることができるわけですねッ?!」
響「そうだな! でも、他のメンバーも得点を稼ぐチャンスがあって、得点状況は変わるから、そううまくいくかは分からないけどなー、可能性としては無くはないぞ!」
281 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:36:27.33 ID:6w7F6PI20
茜「ビーチフラッグって、確か競技者の数より一本少ない数の旗が刺さってて… それを取り合って、一人ずつ脱落していくルールでしたよね?!」
響「一般的にはそうだけど、今回の勝負はちょっと違う形… トーナメント形式になってるぞ」
茜「トーナメント?」
響「まず8人のメンバーを4人ずつ二グループに分けて、それぞれで一回戦の勝負を行う…」
響「そこで、各グループの上位2名ずつが決勝に進出して、4人で改めて勝負…! 決勝はその一般的な、一人ずつ脱落していく形で順位が決まっていくカンジだな!」
茜「なるほど… では我那覇さん、次は競技についての説明をお願いします!」
響「分かったぞ!」
282 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:41:41.16 ID:6w7F6PI20
響「みんな大体知ってると思うけど、まず最初に、フラッグがささっている場所から30m離れた場所で、選手たちは旗に背を向けてうつぶせになる…」
響「そしてスタートの合図でみんなで立ち上がって反転してダッシュ…! 先に旗を取れた人が勝ちっていうルールだぞ!」
響「ビーチフラッグは、もともとはライフセイバーの人たちが俊敏性を競った海の遊びが発展してできたものなんだ」
茜「なるほど! ポイントはやはり…走力や反射神経でしょうか?」
響「そうだな! でも、単純なフィジカルだけで勝てるほど、ビーチフラッグは甘くないんだぞ?」
茜「? と言いますと?」
響「陸上競技みたいに整ったトラックで走るわけじゃないからね… 砂浜を裸足で全力で走るには、バランス感覚や体幹が重要になってくるんだ」
茜「確かに、コケてしまっては元も子もないですからね!」
響「それと、最後旗を取る時は、ジャンプしてスライディングして取った方が断然早い… だから、自分の身長とどこまで前に飛べるか計算して、ジャンプのタイミングを計ることも重要だぞ」
茜「なるほど…! いやしかし、我那覇さんは随分ビーチフラッグのことをよくご存知ですね!!」
詩織「響ちゃんは、沖縄のビーチフラッグ大会のチャンピオンなんですよ。 男性にも負けたことがないんだって」
茜「ええっ?! それは凄いですねっ!!」
響「なんくるないさー♪ 自分カンペキだからな!w」
283 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:44:33.00 ID:6w7F6PI20
ザワザワ… ガヤガヤガヤ……
茜「さあ、いよいよ…! ただ今、最初の対決を闘う選手たちが入場してきました…!」
茜「一回戦第一戦の出場メンバーは、こちらの4名!↓」
大槻唯 イヴ・サンタクロース 乙倉悠貴 新田美波
詩織「これは… さっきのメイドバトルの、1・3・5・7位の子たち… つまり奇数グループということですね…」
茜「そうですね! 詩織さんは、このメンバーならどんな展開になると思いますか?」
詩織「そうね… やっぱり現役陸上部の悠貴ちゃんが一番走るのが速いような気がするけど…」
詩織「さっき響ちゃんが言ってたようにこれはトラック勝負じゃないから、そう単純じゃないかもしれませんね…」
茜「美波さんも、ああ見えてラクロス部で鍛えてますし、決勝に行ける可能性は高いんではないでしょうか!」
詩織「そうね。 美波ちゃんはテニスにゴルフ、アーチェリーに乗馬… スポーツならなんでもソツなくこなすフィジカルがあるから、それをここでも生かせれば勝つ可能性は高いと思うわ…」
284 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:47:06.04 ID:6w7F6PI20
詩織「でも、私が注目してるのはやっぱりイヴさんかしら?」
茜「イヴさん? 何故です?」
詩織「イヴさんはサンタとして大量のプレゼントを配るお仕事をしてるから… ああ見えて、物凄い体力があるそうですよ?」
茜「ああ… そういえば、愛海ちゃんや梨沙ちゃんが、イヴさんの開いた“サンタになるための講習会”に参加したら、まるで軍隊のように厳しかった、ともらしてましたねぇ…!」
茜「ここでも何かやらかすかもしれませんねっ! 不気味な存在です、イヴ・サンタクロース…!!」
285 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:49:30.30 ID:6w7F6PI20
美波(この勝負で… 優勝すれば、私にも勝つチャンスはある…! とにかく全力で取りに行く!)
悠貴(走るのには慣れてるけど… 砂浜だから、転ばないように気をつけないと…)ドキドキ
イヴ(昆布じゃないちゃんとした水着に付け替えました…! これで勝利は私のモノですね〜♪)ムフフ
唯(走るのとか、そこまで得意じゃないけど… とにかく、ゆいらしく楽しんでいこっ!♪☆)
四者四様の思惑を抱えながら、砂地の上で腹ばいになったアイドルたち・・・
茜「では・・・まいりますよおぉっ! ビーチフラッグ対決第一戦・・・!」
茜「皆さんの気合いと根性を魅せて下さいねッ! よおおおおおぉぉ〜〜〜〜〜い・・・・・!!」
ゴクリ…!
パアアアァ―――ンッ!!
美波「やっ!!」バッ!
悠貴「ふっ!!」バッ!
イヴ「それぇっ!!」バッ!
唯「うおおっ!!」ババッ!
茜の鳴らしたピストルスターターの合図と同時に、一気に砂埃を巻き上げて走り出した四人!!
茜「さああああぁぁっ!! 皆さん!旗に向かって全力ダッシュですッ!!!」
286 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:51:46.03 ID:6w7F6PI20
ウオオオオオオォォーッ!! イケエェッ!! ガンバレエエェッ! ワアアアアアアアァァ――ッ!!
悠貴「……!」ズダダダダダダダダアアァ・・・!!
茜「おっとこれは…! まず飛び出したのは乙倉悠貴ィ!! アッという間に2mほどの差をつけましたァ!!」
響「走るのも速いけど… いい体幹してるぞあの子…!」
常夏のビーチに、悠貴のカモシカのように締まった長い美脚が躍動する…!!
悠貴(よしっ、行けますっ! このままトップで…)ダダダダアアァ…
が、その直後!
悠貴「あっ?!?」グラッ
287 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:53:52.95 ID:6w7F6PI20
ピョ――ンッ! ゴロゴロゴロ・・・ ズベシャアアアアアアァァッ!!
茜「わおっ?! なっ、これは・・・??」
茜「トップ快走の悠貴ちゃん転倒!! 何か… 前方に自分で飛ぶようにして転びましたが… 大丈夫でしょうか?!!」
響「…? 何かよけたのかな?」
悠貴(しまった…! 足元に小さいカニさんがいて… 咄嗟に跳んでよけたけど…)
イヴ「ふふふw いただきですぅ〜〜!」ズベベベベベベッ!!
茜「おおおっ! そして悠貴ちゃんが転んだスキに、2番手のイヴさんがトップに躍り出ましたッ!!」
響「変なフォームで走るなぁ、あの人…」
茜「怪しげなサンタ走りでゴールに迫りますッ!! これは決まったかァ!??」
288 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:55:50.11 ID:6w7F6PI20
が・・・!
イヴ「むふふっ!w あれっ!?」ツルッ
スッダアアアアァンッ!!
茜「あぃえぇ…!? ま、また転倒! イヴさん、後ろに尻餅をつくようにして転んでしまいましたァ!!」
響「今、何かで滑ったみたいだぞ?!」
イヴ(ううぅ…! ワカメを踏んでしまいましたぁ…)
289 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 20:58:01.73 ID:6w7F6PI20
美波(よしっ、今だ!!)ダダッ!
イヴが転んだスキに、今度は美波が先頭に躍り出る…
が、その刹那!
イヴ「あ、美波ちゃん! 待って下さい!!」バッ!
美波「えっ!? キャ――ッ! イヴさんドコさわってるんですかぁ!??」=3
290 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 21:00:31.38 ID:6w7F6PI20
なんと…! 尻餅をついていたイヴが、横をすり抜けようとした美波の腰の水着をつかんだのである!!
オオオオォォッ!?? ミナミンノハンケツ…!/// ヤレ!ヌガセェッ!! ワアアアアァァ――!!
茜「でえええぇぇっ!?? 転倒していたイヴさんが突然美波さんの水着をつかみましたッ!!?」
茜「美波さん、ずり落ちないように必死に水着を抑えていますが… ちょっと、あれって反則じゃないですか!?」
響「…う〜ん… ビーチフラッグは、ある程度の身体接触はあって当たり前だから…」
唯「やったねラッキー!w これでゆいちゃん旗ゲットォ――ッ!♪」ズダダッ!
美波とイヴがもみ合っているスキに、一番後ろを走っていた唯が遂にトップに立つ…!
が!
悠貴「えええっ!!」ズドドッ!
美波「さあああっ!!」ズババッ!
イヴ「負けませんよぉ〜!!」シャカシャカシャカ!!
唯「どひっ!?」=3
291 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 21:02:40.06 ID:6w7F6PI20
その唯の背後から、三人のアイドルが絡み合うようにしながら迫ってきた…!
そして・・・
ズベシャアアアアアアァァ――――ッ!!!
茜「おおおぉっ!??」
四人が二本の旗の差さっていた場所に一気に滑り込み… もうもうと砂埃が舞いあがる…!
茜「…こ、これは… ほとんど同時に四人が飛び込みましたが…!」
茜「は、旗を取ったのは果たして…!?」
バッ!
?「取った!」
?「取りましたよっ!」
砂埃から、しっかりと旗をつかんだ二本の腕が上がる…!
茜「!? あれは・・・!!」
※誰が取った?(コンマバトル、上位2名が決勝進出)
↓1悠貴
↓2美波
↓3イヴ(+10pのアドバンテージ)
↓4唯
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 21:07:30.99 ID:laisNynjO
砂浜Running
293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 21:09:27.06 ID:9dLBRhm+0
ソイヤ!サイヤ!
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 21:10:17.94 ID:lA3/JyKA0
はい
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/01(日) 21:13:11.19 ID:x9VRHlv+0
あ
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 21:16:36.94 ID:6v2x3YTP0
悠貴ちゃん凄い
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 21:23:49.63 ID:lA3/JyKA0
1位の唯が脱落したから一気に逆転あるな
298 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 21:31:37.80 ID:6w7F6PI20
悠貴99 美波06 イヴ94+10=104 唯19
悠貴「取ったっ!」バッ
イヴ「取りましたよ〜っ!」ババッ
茜「で・・・! せ、接戦を制したのは、乙倉悠貴ィ! そしてイヴ・サンタクロォースウウゥッ!!」
響「す、凄い闘いだったぞ…」
詩織「悠貴ちゃん頑張ったわね…」
茜「お二人とも、途中で転倒して、もはやここまでかと思われましたが… あきらめない強い心で見事に復活、逆転を果たしましたッ! 熱い!! 熱過ぎますうううぅぅっっ!!!」=3
美波「っく…!」ガクッ
唯「あちゃあ〜…」テヘッ
茜「ビーチフラッグ対決第一戦! 結果は… 乙倉悠貴、イヴ・サンタクロースの2名が決勝進出!!
茜「美波さんと唯ちゃんは、残念ながらここで脱落となります…!」
オオオオオオオオオオオオォォォ―――ッ!! パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・!!
299 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 21:37:03.99 ID:6w7F6PI20
・
・
・
茜「いやぁー熱い女の闘いを見せてもらいましたねっ! 続きましては第二戦… 出場者はこちらの四名!!↓」
城ケ崎莉嘉 星井美希 四条貴音 喜多見柚
茜「さあ! これも展開を占ってみたいと思うのですが…!」
茜「765プロの方が二人エントリーされていますが、我那覇さん! 星井さんと四条さんはどーなんでしょうか?!」
響「美希はかなり運動神経がいいぞ。 こないだの運動会の時も、リレーで雪歩が遅れた分をゴボウ抜きで取り返してたし…」
響「貴音もその運動会の時、自分と二人三脚でトップになったからな! 普段はおしとやかなカンジだけど、やる時はやる奴だぞ!」
茜「なるほど… 対して、346プロの中学生二人はどうでしょうね? 詩織さん!」
詩織「柚ちゃんは確かバドミントン部の副部長をしているんですよね… それに、莉嘉ちゃんも木登りがすごい上手だし、こういうのも得意なんじゃないかしら…?」
響「バドミントンはかなり瞬発力と足腰が鍛えられるスポーツだからな… 喜多見さんは強そうだぞ!」
茜「莉嘉ちゃんの野生児ぶりもナメてはいけませんよ! この中では一番小柄とはいえ… きっと、何かを見せてくれるはずです!!」
300 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 21:39:43.96 ID:6w7F6PI20
茜「さあ! そうこうしているうちに、四人の選手のスタンバイが整いました!!」
莉嘉(あたしが勝っちゃうと盛り上がらないのかな? でも… 手は抜かないよ!)ゴゴォ…!
美希(ここで勝って… 絶対に点を取り返すの!)キッ
貴音(…らぁめんが若干お腹にたまっていますが… 問題ありません!)カッ
柚(柚が準決勝に行ける可能性はもう無いみたいだけど… このままじゃ終わらせないよ!!)ズモモォ…!
茜「では、よろしいでしょうか!! ビーチフラッグ対決第二戦・・・!!」
茜「まいりますっ!! よおおおおぉぉ〜〜〜い・・・!!」
シイイィーン……
タアアァァ――ンッ!!
一瞬の静寂、そして号砲…!
四人のアイドルが一気に立ち上がり、体をひるがえす!!
茜「さあッ! 今度は誰が… ぅわっ?!?」
301 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 21:42:41.62 ID:6w7F6PI20
ズベシャアアアアアァァッ!!
美希「ちょ… 貴音邪魔なの! 早くどいてなのっ!!」=3
貴音「み…美希こそどいて下さい!」=3
茜「こ、これは…? なんとスタートの直後に星井さんと四条さんが接触! 二人とも転倒してしまいました!!」
響「ビーチフラッグは、スタートの時にどこに走ればいいのか分からなくなる時があるからな… たまにああいう事が起きちゃうんだ」
柚「へっへーw おっ先ぃー♪」ダダダダッ!
茜「そのスキに柚ちゃんが飛び出しましたッ! バドミントンで鍛えた健脚で一気に旗へ・・・んぉっ?!」
ベシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ・・・!!!
茜「こ、これは・・・!?」
302 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 21:45:51.12 ID:6w7F6PI20
莉嘉「 い っ く よ お ぉ ―――っ!!♪」シャシャシャシャシャシャシャ…!
茜「す…凄い! 莉嘉ちゃん、スタートでやや出遅れましたが、ものすごい前傾姿勢で… まるで小さなイノシシのように突進していきますッ!!」
響「よ、よく転ばないなあんなフォームで…!」
柚「…ん? あれ!?」ダダダッ
莉嘉「へへっ! 遅いよ柚ちゃん!!」シャシャシャシャアァッ!
茜「そ、その勢いで一気に柚ちゃんを抜き去りましたァッ!?」
柚(う、うそっ? あたし学年で1番か2番に脚速いのに…??)
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 21:48:10.24 ID:3UYTASfA0
ゆい残念(>_<)
304 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 21:48:51.08 ID:6w7F6PI20
響「城ケ崎さんは、きっとこういう所で走ることに慣れてるんだな… 裸足で土の上や砂の上で遊んだ経験が多いんじゃないかなー?」
ブラウンの髪をなびかせ、風を切って走る莉嘉…! その様はまさに渚の妖精!!
茜「速い速い速い城ケ崎莉嘉ァ!! ダントツだァ!! アッという間に旗に迫っていきます!!」
そして…!
莉嘉「いっちばぁーんっ!!♪」タァーンッ!
勢い良くジャンプして、旗にスライディング…!
だが!!
莉嘉「あれ!?」ツルッ!
305 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 22:00:59.61 ID:HoxkYUlc0
ズベシャアアアアアァァッ!!
莉嘉「!? しまった!!」
なんと… 一度旗に触れた莉嘉だったが、つかみそこねて明後日の方向に吹っ飛ばしてしまったのである…!
茜「あぁ…? り、莉嘉ちゃん、取れてない取れてないっ!! 旗を前方に吹っ飛ばしてしまいましたァ!!」
響「勝ちを意識して集中力が切れたな… ちゃんと確実に手にするまで油断はできないぞ!」
茜「そ、そのスキに… 遅れていた柚ちゃん、星井さん、四条さんの三人がやって来ましたよォ!!」
美希「勝つのはミキなのおおぉぉっ!!」ズダダダダッ
貴音「いえわたくしですううううぅぅっ!!!」ドドドドドドッ
柚「どちくしょおおおおおおおおぉぉっ!!!!」=3=3
莉嘉「っく…!?」バッ!
迫り来る猛獣の如き三人に、慌てて飛ばしてしまった旗に飛び掛かった莉嘉…
そして!
バッシャアアアアアアァァッ!!!
再び舞い上がる砂埃…!
その中から、旗を持った二本の腕が上がるっ!
茜「おおぉ…! こ、今度は誰が…?? なっ!?」
誰が取った?(コンマバトル、上位2名が決勝進出)
↓1柚
↓2貴音(+10p)
↓3美希(+20p)
↓4莉嘉
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 22:02:20.54 ID:iPgGrlvyO
柚
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 22:10:06.52 ID:3UYTASfA0
どうなる
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 22:10:11.16 ID:lA3/JyKA0
てい
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/01(日) 22:12:09.57 ID:x9VRHlv+0
はい
310 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 22:28:51.11 ID:gNDZ4xqH0
柚54 貴音52+10=62 美希16+20=36 莉嘉57 (貴音、莉嘉、決勝進出)
貴音「取りましたっ!!」バッ
莉嘉「取ったよおぉっ!!」ババッ
茜「と・・・取ったのは四条貴音! そして城ケ崎莉嘉ァ!!」
茜「素晴らしいガッツでした!! これぞまさにスポーツの醍醐味!!」
響「さすが貴音… 闘志がむき出しになってたぞ!」
詩織「莉嘉ちゃんも、最後、一瞬の判断で取り直したのは凄かったですね…」
茜「これにてお二人は決勝進出…! そして柚ちゃん、星井さんは・・・」
茜「残念ながらここで脱落です!!」
柚「くっそー… もうちょいだったんだけどナァ…」ガクッ
美希「… ミキが… こんなとこで負けるなんて…」ガクゥ
311 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 22:41:21.28 ID:gNDZ4xqH0
美希「貴音・・・」
貴音「はい? なんでしょう、美希…」
美希「悔しいけど、今回はミキの負けなの… 春香も、前の闘いで負けちゃってるし…」
美希「もう私たちで残ってるのは貴音だけなの。 こうなったら絶対・・・貴音に準決勝に行って欲しいの!」
貴音「…もちろんです。 わたくしは…負けませんよ!!」ニコッ
柚「莉嘉ちゃん」
莉嘉「ん? 柚ちゃん?」クルッ
柚「正直負けると思ってなかったんだけど…完敗だわこりゃ。 凄いね莉嘉ちゃん!」
莉嘉「へっへー♪ このまま一気に優勝しちゃうから、見ててよね!★」ピース!
ワアアアアアアアアアアアアァァァァ――!!! パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・!!!
茜「敗れた選手が、勝ち上がった選手に励ましの声をかけています…! いやあ熱いっ! さいっこうに熱い場面ですねえぇっ!!」
茜「しかし… 勝負はまだ、ここからなのです!! これより、乙倉悠貴、イヴ・サンタクロース、四条貴音、城ケ崎莉嘉の四人により・・・」
茜「ビーチフラッグ対決決勝戦を行いますッ!!」クワッ!
312 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 22:56:41.78 ID:vsXLsHwa0
茜「が、その前に・・・ 現在の得点状況を、もう一度チェックしておきたいと思います!」
≪第三グループ・現時点各自萌えp状況≫
1位 大槻唯 166p
2位 城ケ崎莉嘉 151p
3位 イヴ・サンタクロース 126p
4位 星井美希 105p
5位 乙倉悠貴 92p
6位 四条貴音 86p
7位 新田美波 65p
8位 喜多見柚 9p
茜「えーっと、このビーチフラッグ、3位で30点、2位で50点、トップで100点のボーナス得点が入るので…」
茜「現在5位の悠貴ちゃん、6位の四条さんも、準決勝進出可能圏内へ得点を上げることが十分可能ですね!」
響「逆に上位の二人は、決勝戦の初戦だけは落としたくないところだろうなー… 4位は0点だからな!」
詩織「一回戦を見る限りでは、単純な脚の速さは悠貴>莉嘉>イヴ>貴音、の順に見えるけど… 何が起こるか分からないから、結果は読めませんね…」
茜「ですね! しかし何が起きるか予想できないところがスポーツの面白いところです!! まずは初戦… どんな展開が待っているのでしょうか!!?」
313 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 23:14:27.90 ID:vsXLsHwa0
ザワザワザワザワ・・・ ガヤガヤガヤワイワイ・・・・!
悠貴(よぉーっしここまで来たら… 優勝して、準決勝に行くぞっ!)
イヴ(ここで勝って… 順位を2位以上に上げておきたいところですねぇ〜…)
貴音(春香や美希たちのためにも… 負けられません!)
莉嘉(お姉ちゃん、テレビで見てくれてるかな…? あたし頑張るからね!)
砂地に腹ばいになり… それぞれ思いを巡らせる四名…!
茜「では! ファイナリストの皆さん、準備はOKですか!?」
茜「ビーチフラッグ対決決勝戦初戦! よおおおぉぉ〜〜〜〜い・・・!!」
シィィ――ン… ゴクリッ!
パアアアァ――ンッ!!!
茜「スタァートォッ!! さあ、全力アタックですよぉ皆さん!!!」
314 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 23:16:49.10 ID:vsXLsHwa0
ーーーーーーーーーーー
コンマを3回やって、1位2位3位を決める予定だったんですが、ちょっとそれは時間がかかり過ぎるかもしれないので、次のコンマ一回で順位を決めてしまおうと思います。
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 23:24:46.38 ID:3UYTASfA0
無難ですの
316 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 23:33:58.43 ID:vsXLsHwa0
貴音「ふっ!!」サッ!
莉嘉「えっ!?」ギョッ
号砲と同時に立ち上がって、反転した莉嘉が最初に見たモノは… 92cmもある貴音の見事なヒップであった…
莉嘉(!? しまった、スタートダッシュで先手を取られた…?)
莉嘉(っく…! あたしの進路上にこの人がいて… 本気で走れない!!)ムググッ
茜「おや、これは…? 四条さん、スタートダッシュと同時に莉嘉ちゃんの前に来て走り始めました!!」
詩織「あれは… 意識的に進路を妨害しているのかしら…?」
響「もちろんそうだぞ! ビーチフラッグでは、相手の進路上に自分を持ってくることは、基本的な技術の一つだからな!」
響「それに、スタートの前… 貴音だけ、自分の足元の砂をよく踏み固めてたんだ。 アレをやると、スタートの時に砂に足を取られずにスムーズに走り出せるからなっ!」
317 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 23:47:08.94 ID:UzRh28g+0
お尻ちん「……」フリフリ
莉嘉(ぐぅ…! み、見れば見るほど凄いお尻…! お、お尻が気になって前に出れないよっ!)
茜「これは四条さん、見事な頭脳プレイ…! 走力の差を作戦で埋めようということですねっ!?」
茜「さあ残りの二人は・・・むっ!?」
イヴ「ふふふふふううぅっ!!w」ズベベベベベベッ!!
悠貴「っく・・・?」ダダダダダッ!
茜「こ…これは意外! イヴさんが悠貴ちゃんをわずかにリードしています!?」
詩織「悠貴ちゃんはやっぱり、砂地で走ることに慣れてないみたいですね…」
しかし、それはイヴ・サンタクロースも同じこと…!
イヴ「うふふw この勝負いただ…あれっ!?」グラッ!
ズドオオッシャアアアァッ!!=3
茜「い、イヴさんまたこけたぁっ!?? 今度は前のめり、顔面から突っ込みましたァ!!」
響「砂地は平らじゃなくって、あちこちに微妙な窪みがあるからな… 大きい窪みに足を取られたみたいだな」
318 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/01(日) 23:54:58.59 ID:UzRh28g+0
悠貴(よし、チャンス…! ここは少し距離を取って…)ダダダッ
一回戦で水着をつかまれた美波のことを思い出し、転倒したイヴの1mほど横を駆け抜けた悠貴…!
だが!
悠貴「へあっ!??」=3
横目でイヴを確認した悠貴は思わず奇声を発した…
イヴ「………!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカ・・・!!
茜「げええぇっ?!? こ、これは・・・??」
茜「い、イヴさんが・・・そのままほふく前進で走っています!!!」=3
319 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/02(月) 00:04:04.79 ID:uYLLB3Mo0
イヴ「………」シャカシャカシャカシャカシャカ・・・!
響「ま、まるでフナムシみたいだぞ…」
詩織「人間の動きではありませんね…」
茜「そ、そういえば… サンタ講習会に参加した愛海ちゃんたちが言ってましたね… イヴさんはほふく前進が尋常でなく速かったと…!」
茜「なんでも、プレゼントを配る時にビルのエアダクトに侵入することが多いので… 狭い場所を素早く進むため、ほふく前進が得意になったのだと…!」
響「と、得意ってレベルじゃないぞ…! 走ってる乙倉さんに追いすがってるぞ!?」
茜「恐るべしサンタクロース!! さあぁ残りは10m切ったぞぉっ!!」
320 :
oyama
◆/Pbzx9FKd2
[saga]:2018/04/02(月) 00:17:40.53 ID:GzmDfdjJ0
莉嘉「んんん〜〜! どいてよこのお尻ィ!!」グイッ
貴音「いえ、どくわけにはまいりません!!」グイッ!
残り5m、莉嘉と貴音がお互いの体を寄せ合うようにして走り…
イヴ「負けませんよぉ〜〜!」シャカシャカシャカシャカシャカ・・・!
悠貴「くっ…!」ダダダダダッ!
ほふく前進のイヴから逃げるように悠貴の脚が躍動する…!
そして!
莉嘉「たぁっ!!」バッ
貴音「はっ!!」バッ
イヴ「それっ!!」バッ!
悠貴「ええいっ!!」ババッ!
同時にジャンプ…! 旗に向かって四人の体が飛ぶ!!
ズバシャアアアアアアァァッ・・・!!
茜「ま、またほぼ同時…! 凄い砂煙ですっ!!」
茜「さあ・・・この決勝戦を制したのは・・・!!」
誰が取った?(このコンマにて順位決定)
↓1貴音(+10p)
↓2悠貴
↓3イヴ(+10p)
↓4莉嘉
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