提督「霞にケッコンを申し込んだら意外にもOKを貰ってしまった」

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92 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/19(月) 23:01:54.88 ID:WvRMP4b10
>>82
まだ諦めてはいないけれど、提督と同じくらい大切な妹(姉)の新婚生活は邪魔しないって感じです(金剛姉妹は仲良し)
だからおそらくある程度時間が立ったら以前よりも激しいアプローチが提督を待っていることを彼はまだしらない……
93 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/19(月) 23:05:10.29 ID:WvRMP4b10
ギリヤンデレに足突っ込みそうな独占欲が強い大井っち好き
ちなみに大井っちの理想の家庭は提督と自分と北上さんの三人で一つ屋根の下で暮らすことです
乙女思考大井っち大好き
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 23:10:41.44 ID:cKyGRLJMo
乙〜

>>92
なる
ぼの、満潮達もいるしおもしろいことになりそうですね()
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 23:41:15.78 ID:4If5x1IZ0
キスをしたらこどもができちゃうううう
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 23:42:50.03 ID:q2OgVB7Yo
かわいいなあ
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 02:24:37.81 ID:U5OH/FPxo
霞と叢雲はえっちなことやって子供出来てんだよなこれ
大井にはえっちなことしないんですか!!!
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 17:21:49.96 ID:e1m2wT8jo
いいぞもっとやれ
99 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:47:51.70 ID:NYCdNuYx0
叢雲と霞一気に投下します
100 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:50:06.90 ID:NYCdNuYx0
叢雲の場合

提督(叢雲が指定してきたデート場所は執務室だった)

提督(執務室にいた他の3人は他の部屋で仕事をしてくれている)

叢雲「やっぱり何だかんだここが一番落ち着くのよね」

提督「お前とはここがまだダンボールの机だった頃からの付き合いだからな」

叢雲「懐かしいわね……あの頃は資材も経験も何にもなくて……鎮守府近海の領海ですら戦々恐々出撃していって」

提督「お前最初は1人で出撃してったっけなぁ」

叢雲「それはアンタが建造のこと知らなかったからでしょうが!!」
101 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:51:04.66 ID:NYCdNuYx0
提督「……なんか、まだ実感わかないなぁ……」

叢雲「それは私とケッコンしたこと? それとも子どもができたこと?」

提督「どっちもだよ。……子どもの方は大丈夫なのか?」

叢雲「ええ、霞も私も出撃こそできないけどまだ身重って程じゃないわよ。他の駆逐艦の育成に私たちが抜けてちょうどよかったんじゃない?」

提督「まあ見方によってはそうかもな……。個人的にはお前らがいてくれた方が安心できるんだけど」

叢雲「ふふっ、大丈夫よ。他の娘たちも十分強くなってきてる……。司令官、アンタのおかげよ」

提督「そう面と向かって褒められると照れるな……」
102 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:52:16.85 ID:NYCdNuYx0
提督(叢雲は嬉しそうにソファに座って思い出話に花を咲かせている)

提督(その横顔がとても綺麗で……やっぱり俺がこんな娘とケッコンできたってことが自分が一番信じられない)

提督「叢雲、お茶でも飲むか?」

叢雲「あら、司令官が淹れてくれるの? 頂くわ」

提督(コポコポと慣れない手つきでお茶を淹れて、俺は叢雲の正面に座る)

叢雲「……ねえ司令官。私がいつ司令官を好きになったと思う?」

提督「えっ? ……そうだな……あれか? 沖ノ島海域を突破した時!! あれは今でも覚えているぞ、お前と霞、利根に長門や龍驤加賀の当時の最高戦力を何度も投入してなんとかクリアしたからな!」

提督(霞や長門たちと何度も頭を突き合わせてトライアンドエラーで作戦を練りに練った海域だ……だが叢雲はふるふると首を横に振る)
103 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:53:14.93 ID:NYCdNuYx0
提督(その後いくつか思い出深い作戦を挙げてみたが、どれも不発。それじゃあと思い当たる日常の一コマを言ってみたがどれも違った)

提督「ん〜〜〜わからん! 降参だ!」

叢雲「ふふっ、画面の向こうしかしてない司令官様には女心はちょっと難しかったかしら?」

提督「くっ……語弊を感じる言い方だがぐうの音も出ない……!」

提督「それで、いつなんだ? お前が俺に惚れたのは」

提督(叢雲はお茶を一口飲むと、大事そうに、大事そうにその言葉を言った)

叢雲「一目惚れよ、司令官。私あなたに初めて会った時にあなたのことを好きになったの」
104 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:54:11.19 ID:NYCdNuYx0
提督「……マジ?」

叢雲「マジよマジ。大マジ。……私だって驚いたんだから」

叢雲「新しい鎮守府に新しい司令官がくるーって聞かされてここに着任して。ドアを開けたら司令官がいて、全然タイプじゃないし、髪の毛はボサボサだし服にはシワが寄っているのに……私あなたにやられたんだから」

提督「……全然気がつかなかった」

叢雲「これでもちょっとずつアピールしてたのよ? 長い髪が好きだって言うから後ろで髪を結ばなかったり、司令官がいい香りって言ってくれたシャンプーをずっと使ってたり」

提督(叢雲は優しい目で俺に気持ちを伝えてくれた。……それはこの鎮守府が動き出してからの歴史に等しいものだ)

叢雲「だからね、司令官。私嬉しいの」

提督「え?」
105 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:55:01.30 ID:NYCdNuYx0
叢雲「ずーーーっと好きだった人と結ばれて、お腹にはその好きな人との大切なものまでできて……私今が一番幸せで……きっと明日は今日よりも幸せだわ」

提督「叢雲……」

叢雲「だからね、司令官。いつか司令官を私の気持ちで絶対に落とすから」

叢雲「それがどんなに未来でも、幸せの先にあなたが私に好きだって言ってくれる幸せがあると思うとたまらない!」

提督「あぁ……正直今の告白でクラっときちゃってるよ、俺」

叢雲「ふふっ、まだまだこんなもんじゃないんだから覚悟しなさい」
106 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:56:02.13 ID:NYCdNuYx0



叢雲「私、結構しつこいのよ……え? 知ってる? ……もう! 変なことばかり知ってるんだから!」


107 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:56:47.00 ID:NYCdNuYx0
霞の場合

提督「……美味い」

霞「そ、お口にあったようで何よりだわ」

提督「いや、かなり俺好みの味付けだよこの鯛の煮付け……正直驚いてる」

霞「……褒めたって何も出ないわよ」

提督「純粋な感想だよ」

霞「……ふんっ!」

提督(そっぽ向いてるけど耳赤くなってる……)
108 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:57:27.99 ID:NYCdNuYx0
提督(霞とのデート先は鎮守府内の食堂)

提督(お昼よりちょっと前だからまだ他の娘があまりきておらず、厨房の邪魔にならない時間帯だ)

提督(そこで俺は初めて霞の手料理である鯛の煮付けに舌鼓を打ちまくっていた)

霞「ほら、感想はいいから食べちゃいなさい」

提督「ああ、そうするよ……あ」

霞「? どうしたのよ、いきなり変な声出して」

提督「なあ霞……一回でいいからさ、俺にあーんしてくれないか?」

霞「は、はぁ!?」
109 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:58:14.94 ID:NYCdNuYx0
霞「そ、そんな恥ずかしいことこんなところでできるわけないじゃない! 惚け過ぎよクズ提督!」

提督「いやほら、これって初めての霞の手料理じゃん? ちょっと特別なことしてみたいなーって」

霞「〜〜〜〜!」

提督(顔真っ赤にして口パクパクさせてる霞……初めてみる表情だ)

提督(ちょっとからかってやろう、ってぐらいの気持ちだったが、こんなレアな表情見れたら満足満足)

提督(まあ食堂には少ないとはいえ他の娘もいるし流石に俺も恥ずかし――)

霞「…………い、いいわよ……」

提督「へ?」

霞「やってあげるって言ってんの!! ちゃんと聞いてなさいよこのバカ!!」

提督(えええええええええ!!)
110 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:58:54.70 ID:NYCdNuYx0
提督(霞は顔を紅く染めながらばっと俺の手から箸を奪い、鯛の身を取る)

霞「は、はい……あ、あーん……」

提督(恥ずかしさでぷるぷる震えながら霞は俺に箸を差し出した)

提督(……え? いいの? いや、ここまできたら食うしかなくない??)

提督(食堂にいた娘からぴょーーんとかでちでちでち!! とかカシャカシャ音がってお前撮ってんじゃねえぞ青葉ァ!)

霞「は、はやく食べなさいよ……!」

提督「あ、あぁ……」

提督(パクリ、と鯛の身を食べると一際大きい黄色い声が上がる……)

提督(自分で言っておいて恥ずかしすぎて堪らんな……味もわからん……)
111 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 00:59:31.48 ID:NYCdNuYx0
提督「あーー……っと、その、霞」

霞「……なによ、この惚気提督」

提督「……すまんな、言い出しておいてなんだが……その、恥ずかしい思いさせちゃって……!?」

提督(瞬間、霞の目が俺の目の前に。距離はおよそ0mm)

提督(多分2回目のキスは鯛の煮付けの味だ)

提督「か、霞!?」

霞「〜〜〜っ! なによこのクズ!! 簡単に謝らないでよ!! 私はアンタのつ、つつ妻なんだから! あーんくらいしてあげるわよ!」

提督「か、霞……」
112 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 01:00:16.26 ID:NYCdNuYx0
霞「それとも何!? アンタは周りが恥ずかしくて嬉しくなかったっての!?」

提督「そ、そんなことない!! 霞にあーんしてもらって嬉しかったさ!!」

霞「なら、簡単に謝らないでよ……! 私、伝えるのが下手かもしれないけど、アンタのこと、アンタのこと……ッ!」

提督(霞は、目尻に涙を浮かべていた)

霞「私のこの気持ちに、謝らないでよ……っ!」

提督(気がつけば俺は霞を抱きしめていた。周りの声はもう聞こえない)
113 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 01:00:53.09 ID:NYCdNuYx0
提督「……ごめんな霞。俺もそういうのは慣れてないからさ、気づけなかった」

霞「……知ってるわよ……どれだけ一緒にいたと思ってんのよ……」

提督「だからさ、これからもずっと一緒にいて……俺にどんどん教えてくれよ。あの初めの頃みたいに」

提督(あぁ、なんで俺忘れてたんだろ……。なんで俺霞に嫌われてるだなんて思ってたんだろ)

霞「……私、口悪いわよ。それでも嫌いにならない?」

提督「なに言ってんだよ、俺が霞のことを嫌いになるわけないじゃないか」
114 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 01:01:41.98 ID:NYCdNuYx0
霞『……なに惚けてるのよ。アンタの立てた作戦の勝利よ……お疲れ様』

霞『アンタはこの鎮守府のトップなの。もっと自信を持ちなさいな! 大丈夫よ、私が保証するわ』

霞『……あっ、その手があったわね……。なかなかわかってきたんじゃない。……ふふっ』

霞『こんな夜遅くまでやってるの? ……はい、コーヒー。体壊したら本末転倒なんだから、休める時くらいちゃんと休みなさい』

霞『……なんで髪を下ろしているのかって? ……イメチェンよ、イメチェン。え? 俺のロングヘアー女子特集の雑誌? し、知らないったら!』
115 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 01:02:25.30 ID:NYCdNuYx0
提督「霞」

霞「……なによ」

提督「俺、霞のこと好きだ。多分何されても何言われても、俺は霞のこと好きでい続けられるって今思った」

霞「は、は、はぁ!? きゅ、急になにを……んっ!」

提督「………………」

霞「………………!!!」

提督「………………っは」

霞「あ、あん……き、キス……!」

提督「………色々順番おかしいけどさ、俺既に他に3人もお嫁さんいるけどさ」

提督(一息)

提督「霞、好きだ。愛してる。これからもずっと俺と一緒にいてくれ」

提督(きっとこれが、今の俺の素直な気持ちだ)

霞「……もうっ!」
116 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 01:03:13.51 ID:NYCdNuYx0



霞「遅いのよ! このクズ!! …………ふふっ」


117 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 01:07:41.92 ID:NYCdNuYx0
これにてこのSSは完結です。
長い間ご一緒してくださってありがとうございました。

スレタイ通り霞SSなので霞ENDです。霞の普段しっかりしているのに割とテンパったらわちゃわちゃしちゃうの好き。
あと叢雲の幼馴染感も好き。

多分ぼのたんとみっちーは食堂の出来事を新聞で知って後日2人で提督の部屋に突入するはずです。して欲しい。
でもこれ以上書くと蛇足になりそうなのでご想像にお任せしたいと思います。

またいずれ他のSSを書いた時は是非よろしくお願いします。
118 : ◆7OUWtrrklk [saga]:2018/03/21(水) 01:09:33.56 ID:NYCdNuYx0
しばらくしてから依頼だすのでそれまでF5連打しまくって感想待っています
よろしくおねがいします!!!!(今日一番の大声)

ちなみに初期艦は叢雲で一番練度高いのも叢雲です。次に霞が高いです。ぼの、みっちーと続いて利根がいます(のじゃ)
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 01:10:15.56 ID:IkV45jaEO
おつ!これ、霞とはこのあとめちゃめちゃセッ(ry
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 01:18:33.75 ID:uNRLHOTxo
乙〜

え?このあとのぼの、みっちー突撃とか金剛榛名等LOVE勢の追撃とかのわちゃわちゃが本編じゃないの?!
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 01:19:02.31 ID:yj7i/UgMO
艦娘セレクトも展開も非常に俺好みでよろしい
叢雲ss増えろ増えろ
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 01:19:49.23 ID:E+Yvdjdb0

激甘最高
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 01:22:08.70 ID:ARvdryhY0
激辛と見せかけた激甘カレー乙
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 06:16:28.65 ID:pj2odTxT0
おつ
だだあまでよかったですやん
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 10:40:57.10 ID:X2QI5QW20
すげー良かった!
乙!
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 20:33:00.11 ID:F6qFpRWFo

おもしろかったし蛇足じゃないから続きを書いてほしいね
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 22:27:52.60 ID:zxRBcep/o
乙 よかった
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 22:39:15.31 ID:sQio+Qqy0

良い糖分補給させてもらいました
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 09:09:31.47 ID:hW+g1Zfa0
ハァ口から砂糖でまくりでつらいわー!
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 17:52:17.50 ID:f4WTi2bF0
【艦これ】叢雲「甘えたな提督」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521708562/
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 10:19:44.54 ID:/rZH14Vto
比叡かわいい
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