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ゼロ嗣「イリ嗣を殺す・・・」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 14:30:50.97 ID:LWY1ZTE80
切嗣「そうか――-ああ安心した」
切嗣(士郎なら僕と違って間違えない)
切嗣(正義の味方であろうともがき、その中で磨耗した僕と違って誰一人傷つけることのない正義の味方
という理想を貫徹するだろう)
切嗣(これはのろいなのかもしれない、士郎を僕と同じ修羅の道を歩ませるだけの・・・ それでも僕の考えを受け継いでくれる存在がいるならば
安心してあちらに逝ける)
切嗣(ああ――なんだか眠くなってきた・・・・これが死なんだろうか、もう少し士郎と歩みたかったな・・
今まで殺してきた人には悪いことをしたなあ、悪人でも夢や心残りを一切たたれるんだから・・・」
士郎「じいさん、じいさん・・・・おい、なんとかいってくれよ・・・」
士郎「じいさん死なないでくれ!」
この日衛宮切嗣は死亡した 魔術師殺しと恐れられた彼にとって本来教授することのない平穏な死を受けて・・・
だが、実は・・・この後受難の日々が待っていたことをこの世界の住民は誰も知らない・・・
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1521351050
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 14:34:31.84 ID:LWY1ZTE80
切嗣(僕は死んだはず・・・なのになぜ意識がある・・・)
切嗣(いわゆるあの世にでも落ちたか? 魂の存在は知っていないわけじゃない、神霊の裁定に死後の自由を
任すだなんてごめんこうむりたいが・・・・)
切嗣「な、この姿は・・・・若返ってる!」
切嗣「それも十年前の第四次に再戦したときの僕の姿じゃないか!」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 14:46:09.76 ID:LWY1ZTE80
切嗣「どうやら死んでいるわけじゃないようだ 明らかに実体を持っているし、サーヴァントのように擬似的に体を
再現しているわけでもない」
切嗣「それにこの町も明らかに冬木の町並みだ 僕は死んでいない・・・?」
切嗣「僕は死亡した後から若返ったのか・・・・いったい何が起こってる!」
切嗣「アインツベルンが求めた第3魔法か第5魔法、聖杯でも使わなければ無里なはずだ!」
周囲 ヒソヒソガヤガヤ アノオッサンサッキカラウルサイゾ ネエママアノオジチャン シ、ワルイケドオンナヨレヨレノヒトミチャダメヨ
アタマワイテイルノカ
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 14:50:11.52 ID:LWY1ZTE80
切嗣「くっ!」
切嗣(何がおきているかはわからない・・・だが、まずは士郎のところに行こう)
切嗣(どうなっているかはわからないが、僕が死亡してしまい気落ちしているはずだからな・・・)
切嗣(決して周囲の目が痛いからではないぞ!)
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 14:55:25.30 ID:LWY1ZTE80
切嗣(僕の家はなかった・・・・)
切嗣(第四次のさなか拠点として買い、その後もアイリが気に入ってくれた思い出の家だから士郎と共に
住み続けた家・・・)
切嗣(家はあるにはあったが、もう取り壊されていた・・・しかも近所の人に聞いてみたら何年も空き家だったという・・・)
切嗣(それに年が違う・・・今の年は僕が死亡した時ではない・・・・)
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 15:00:56.61 ID:LWY1ZTE80
切嗣「やはりここは平行世界か・・・・」
切嗣「僕の住んでいた家がすでに取り壊され、年月も異なっている・・・どうやら死亡した後復活し、過去に
タイムスリップしたというわけではなく平行世界に迷い込んでしまったらしいな・・・」
切嗣(現代は神秘が薄くなったというが、それこそ魔法なんて及びつかない時計塔の連中が知ったらうらやましがる神秘
を体験しているというわけだ・・・最も魔術使いの僕にとってはどうでもいいことだが・・・)
切嗣(これからどうするか・・・ また傭兵として活動するか? そしてまた間違いを起こすのか?)
切嗣「結局のところ生き返っても若返っても・・・僕には何もすることもない・・・どうせなら平行世界の過去でも
ナタリアを殺すだいぶ前や島に住んでいたころに戻ればいいの・・・)
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 15:03:43.58 ID:LWY1ZTE80
切嗣(あ、あれは・・・)
切嗣「士郎!」
士郎「」スタスタ
切嗣(間違いないあの面影、絶対に士郎だ! 成長して高校生ぐらいになっているが間違いない僕の知る衛宮士郎だ!」
切嗣(この年だと士郎はまだ高校生になっていないはずだが、高校生になっているところを見ると平行世界の誤差というものだろう・・・)
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 15:07:22.19 ID:LWY1ZTE80
切嗣(おそらくこの世界の士郎は冬木大火災によって両親を失っていないんだろう・・・)
切嗣(両親との幸せを奪う原因を作った僕に見る資格はないのかもしれない だけどこの世界の士郎が
本来の両親と共に幸せをつかんでいる姿を見てみたい)
切嗣(よし、こっそりあとをつけてみよう・・・しかし、僕はよくしらないがいわゆるストーカーというやつじゃないだろうか・・・
いや、義理の父の愛だこれは)
これが彼を修羅の道に進ませることになるとも知らずに・・・
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 15:10:21.09 ID:LWY1ZTE80
切嗣「ここが今の士郎の家か 僕の家とは違って普通の家だな、なかなか大きいが」
切嗣「これなら士郎は幸せに過ごしているだろう・・・」
???「お兄ちゃん!」
士郎「ドアが開いたからっていきなりだきつくなよ」
???「ごめん、お兄ちゃん」
イリヤ「許してくれ?」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 15:14:36.00 ID:LWY1ZTE80
切嗣()呆然
切嗣(イリヤ、イリヤ、イリヤ!! なんでなんで!)
切嗣(イリヤはかわいいなあ・・・最後に見たときより大きくなって・・・ってそうじゃない! 父としてうれしいが・・・)
切嗣(この世界の士郎が何故イリヤと暮らしている! まさか士郎の両親の娘というわけでもないだろう・・・ アインツベルンとは
関係がなくただの外国人の養女としてイリヤを貰い受けたのか・・・」
切嗣(いったいこの世界は何がどうなってるんだ・・・?」
切嗣「これは少し調べてみる必要があるな・・・!」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 15:19:32.00 ID:LWY1ZTE80
数週間後
切嗣改めゼロ嗣「ハハハ、ハハハハハ!」
ゼロ嗣「どうやらこの世界は僕が聖杯戦争に参加しなかったことで生じた分岐世界だ!」
ゼロ嗣「昔とった杵柄で魔術協会や聖堂教会関連の情報をあさってみたが、アインツベルンのホムンクルス、
つまりアイリスフィールが聖杯戦争に参加することを望まずに、アインツベルンから脱走したそうだ!」
ゼロ嗣「アインツベルンが雇った魔術師殺しも賛同したとある・・・・」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/18(日) 15:22:21.03 ID:LWY1ZTE80
ゼロ嗣「この世界の僕もその企てに加わったようだ 魔術師殺しの衛宮切嗣はこの世界にも存在する」
ゼロ嗣「だからこの世界の僕は、聖杯戦争に参加していない・・・・世界平和の願いよりも家族との幸せ、
平穏を優先したのがこの世界の僕・・・・」
ゼロ嗣「ハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハ
ハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハ
ハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハ」
ゼロ嗣「ハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハ
ハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハハハハハハはハハハハ」
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