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南光太郎「帝国華?団だと!?」
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2 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/17(土) 02:35:56.03 ID:4d5Cmk08O
ボスガン「滅相もない!。」
マリバロン「まぁ。作戦を最後までお聞きください。」
マリバロン「まず我々四隊長が作った異世界に引きずり込まれる装置をビデオやゲームに取り付けるのです。」
ジャーク「ほう。それで?。」
マリバロン「南光太郎が引きずりこまれればこちらのもの。」
ジャーク「だが引きずりこむだけでは奴の息の根を止められないのではないか?。」
ゲドリアン「ケケケ。ゲームや映画の世界ではRXだろうと無力。」
ガテゾーン「後は我々もRXが入った世界のゲームや映画の配信を茶を飲みながら見るだけとなります。」
ボスガン「これならクライシス兵にも実害が及ばずRXを倒せるかと。」
ジャーク「お前らにしてはいい作戦考えたな。」
マリバロン「それでRXを飛ばす世界ですが…。私は鬼武者の世界が良いかと。」
ガテゾーン「抜け駆けとは卑怯だぞ!。サクラ大戦の方がオススメだ。」
ゲドリアン「いやいや、アメスパに決まってたろ!。」
ボスガン「スターウォーズ一択しかない!。」
ジャーク「えぇい!。何でも良いわ!。」
ダスマダー「サクラ大戦が見たい。サクラ大戦で決定だ。」
ガテゾーン「さすがは査察官ダスマダーだ。」
マリバロン「何を言うダスマダー!。」
ゲドリアン「お前は作戦に関わってないはずだ!。」
ボスガン「お前の趣味など聞いてはおらん!」
ダスマダー「諸君、私はクライシス皇帝の代理だ。私の意見はクライシス皇帝の意見だと思え。」
こうしてクライシスはサクラ大戦の世界にRXを閉じ込める作戦を開始した。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/17(土) 04:40:49.51 ID:LJ80BCVAo
きたい
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[ sage]:2018/03/17(土) 23:21:50.45 ID:82sk1iT+0
ガルパンのえたったやろ?
まずはそっちを完成させえや
5 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/18(日) 01:08:25.96 ID:X7tK1RWUO
佐原家
光太郎は今日も夜遅くまで仮面ライダーブラックRXとして戦い帰宅時間が深夜になることも多かった。
光太郎「ただいま!」
茂「お帰り…」
光太郎「起こしちゃってごめん」
茂「光太郎兄ちゃんに荷物届いていたよ」
なんと光太郎に差出人不明のプレゼントが届いていたのだ。
それを光太郎が慎重に開けると…。
光太郎「あの伝説のギャルゲーサクラ大戦だと!? しかもリメイク版じゃないか!」
茂「じゃあ間違いかなぁ? 光太郎兄ちゃんギャルゲーには興味ないもんね?」
光太郎「ああそうだね 明日電話宅配業者に電話しておくよ」
茂「明日学校だからもう寝るよ」
光太郎「ああおやすみ!」
茂が部屋に戻る。
光太郎「リメイク版かぁ 昔信彦とよくやってたなあ」
部屋に戻ると光太郎は部屋の電気をつけるとプレステ2を起動させた。
光太郎「パワプロも戦国無双も飽きてきたなあ」
光太郎「ちょっとだけなら…いやクリアまでやるべきか! ディスクが壊れていたら悲しむ人が絶対に出てくるはずだ!」
光太郎はサクラ大戦〜熱き血潮〜のディスクを取り出しセットする。
決して光太郎がやりたいだけではない。
あくまでディスクに問題がないかどうかチェックするだけである。
光太郎「さあ始まるぞ! あの主題歌好きなんだよなあ」
光太郎「な、なんだ!? 体がテレビに引きこまれていく!?」
なんと光太郎はゲームが始まろうとしたテレビに取り込まれてしまったのだ。
6 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/18(日) 03:39:26.52 ID:xDbTyBwIO
>>3
サンクス
>>4
ちゃうで
7 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/18(日) 04:14:31.11 ID:vRhUzfgDO
クライシス要塞
ガテゾーン「お! 成功だ!」
ゲドリアン「もうこれでRXはゲームの世界から出てこれない」
ジャーク「RXはもう二度と出てこれないのか?」
ボスガン「実質はそうです」
ジャーク「実質?」
マリバロン「はい、RX自身がプレイヤーとなりゲームをクリアしてしまうと出てきてしまいます」
ジャーク「つまりどういうことだ?」
マリバロン「例えば私が推薦しました鬼武者はラスボスの織田信長を倒せばクリアとなりゲーム世界から脱出できてしまうのです」
ジャーク「おい…それ大丈夫か?」
マリバロン「と…言いますと?」
ジャーク「あのRXだぞ? ゲームを簡単にクリアしてしまうのではないか?」
ガテゾーン「サクラ大戦には降魔と言う化け物や黒之巣会という悪の組織がいます 彼らなら必ずやRXを葬ってくれるはず」
ダスマダー「静かにしろ 始まるぞ!」
サクラ大戦のオープンニングソングが流れる。
ダスマダー「うわああああああああああ!? 智佐タソの声じゃないいいいいいいい!?」
ガテゾーン「こんな声渋い人が歌ってたか?」
ゲドリアン「ケケケ しかし音痴だな」
ボスガン「歌詞もなんか違う気がするが」
マリバロン「この歌声はまさか!?」
♪セイギヲシメス ノッダア↓ ハッジッレッ光速のブラック華擊団 ウナッレ衝撃の太陽の子華擊団
ダスマダー「私の楽しみをよくも奪ってくれたな! ガテゾーン貴様の失態をクライシス皇帝へ報告させてもらうぞ!」
ジャーク「…(どう考えても嫌な予感しかしないのだが…)」
8 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/18(日) 05:18:29.14 ID:vRhUzfgDO
?「おい!起きろ!」
南光太郎「あれ?誰だ?」
米田「支配人の米田だ ボケちまったか?」
光太郎「何故俺はここに!? 俺は夢を見ているのか!?」
米田「何故ってお前さんの仕事はモギリだろうが」
光太郎「何だと!? どういうことだ!?」
米田「どういうことってさっき説明したろ…お前は今日から大帝国劇場のモギリなんだよ」
光太郎の頭の中に主人公である大神一郎の記憶が流れ込む。
光太郎「(俺はゲームをスタートしてテレビに引きこまれた…まさか!?)」
米田「居眠りしてねぇでしっかり頼むぜ?」
光太郎「…」
光太郎はこの時初めて自分がゲームの中に入ってしまったことを理解した…。
そしてそれがクライシスのせいだとすぐに気づく。
光太郎「おのれクライシス!」
しかし光太郎は現実世界に戻る方法が分からない。
光太郎「(仕方ない 今はゲームを進めていくしかないか)」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/18(日) 06:02:54.64 ID:4cQl5+kU0
まさか、ギャグなのか?
10 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/21(水) 15:50:40.54 ID:3/DpAjQXO
光太郎「ふぅ〜終わったか(とりあえず事情を説明しなくては……)」
モギリの仕事が終わると、光太郎はすぐさま支配人室へと向かう。
光太郎「失礼します!」
米田「どうした大神?」
光太郎「聞いてください! 俺は大神一郎なんかじゃないんだ!」
あやめ「慌てて入ってきて何を言い出すのかと思えば……」
米田「おい、どっかに頭でもぶつけたか?」
光太郎は事の事情をすべて説明したのだが……。
米田「じゃあつまりお前さんは大神一郎では、なく南光太郎でここはゲームの世界だって言いてぇんだな?」
光太郎「はい! だから早く元の世界に帰らないと!」
米田「聞いたかね、あやめくん? こりゃ傑作だ」
あやめ「ここがゲームの世界な訳ないでしょう? 今、ここで行われてることは現実よ?」
米田「大神、もう今日は休め」
あやめ「そうね 疲れてるのよ」
光太郎「(クッ!……さすがに信じてもらえないか……」
光太郎は仕方なく、自室に戻る。
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/03/21(水) 17:18:05.83 ID:3/DpAjQXO
自室に戻るが落ち着かない光太郎。
光太郎「どうしたら戻れるんだ! どうしたら信じてもらえる!」
コンコン
さくら「あの大神さん?」
光太郎「確か君はサクラ大戦の主人公真宮寺さくらじゃないか! どうしたんだい? こんな夜遅くに?」
さくら「米田さんから帝劇内の見回りをお願いされたんですけど、一緒にお願いできますか?」
光太郎「ああ俺で良ければ(まずは信用を得ないといけないか…)」
さくら「じゃあお願いします!」
帝劇内を巡回する光太郎とさくら。
マリア「こんな時間になにをしているの?」
光太郎「安全を守ることは俺の使命だ!」
マリア「?」
さくら「単なる見回りです! マリアさんこそこんな夜遅くに何を?」
マリア「借りてた本を返しに来ただけよ」
さくら「そうですか じゃあ私たちはこれで」
しかしそこで帝劇内にサイレンが鳴り響く。
光太郎「なんだこのサイレン音は!? まさかクライシス!?」
さくら「大神さん、出撃です!」
光太郎「出撃だって?」
さくら「行きますよほら」
そしてさくらとマリアに連れてこられたのは地下格納庫。
光太郎「確か見たことがある! これに乗って帝国華撃団は戦うんだ!」
米田「黙ってて悪かったな」
さくら「大神さん、一緒似に頑張りましょう!」
マリア「時間がありません 光武に乗り込みましょう」
すみれ「困ったらこのワタクシが助けてあげますわ」
そして出撃する帝国華撃団の面々。
あやめ「さぁ大神君も早く光武に!」
アイリス「お兄ちゃん頑張って!」
光太郎「(もしかしたらここで信用されれば信じてもらえるかもしれない)」
光太郎「いえ、俺にそんなものは必要ありません! 己の力で奴らを倒します!」
米田「何言いってんだ! 帝都の非常事態に冗談なんか言っとる場合か!」
光太郎「冗談なんかではありません!! 見ててください! 変…身!!」
RX「バトルホッパー!!」
そしてRXは戦場へと向かう。
12 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/21(水) 17:35:39.53 ID:3/DpAjQXO
米田「あやめ、俺はボケちまったのか?……」
あやめ「いえ……今のは私も見ました……」
その頃戦場では……。
さくら「強い……」
マリア「桁違いね……」
すみれ「三人でも歯が立たないなんて……」
サタン「貴様らの力はそんなものか!」
RX「待て!」
サタン「何だ貴様は!」
さくら「その声は大神さん!?」
マリア「少尉、その姿は!?」
すみれ「本当に少尉ですの!?」
RX「みんな遅くなって済まない!」
RX「この帝都を荒らす黒之巣会、この俺がゆ゛る゛ざ ん゛!!」
サタン「だから何だ貴様は?」
RX「俺は太陽の子!! 仮面ライダーBLACKRX!! トゥワ!!」
サタン「太陽の子だかなんだか知らんが、その大きさで勝てるとでも?」
RX「RXキック!!」
サタン「ただの蹴りか……その程度の蹴りで……え!?」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
さくら「ファッ!?」
マリア「???????」
すみれ「え」
指令室……。
米田「」
あやめ「」
アイリス「」
こうしてRXの活躍によって帝都の危機は救われたのであった!。
だが黒之巣会との戦いはまだまだこれからだ! 頑張れ仮面ライダーBLACKRX!!
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/21(水) 23:43:15.12 ID:YFNfaEiRo
ライダーの蹴りはただの蹴りじゃないからなぁ…w
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/22(木) 09:10:35.30 ID:hW+g1Zfa0
リボルゲインじゃないだけ優しいな
15 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/22(木) 19:21:27.81 ID:aLX3facUO
クライシス要塞…
クライシス幹部たちはサクラ大戦の配信動画をクライシチューブこと、くらつべで閲覧していた。
ジャーク「負けたな」
ダスマダー「だな」
ゲドリアン「負けましたね……」
マリバロン「だから鬼武者の世界に閉じ込めれば良かったものを……」
ボスガン「確かに敵が弱すぎるのでは?」
ガテゾーン「将軍、今のところ予想通りでして心配いらぬかと」
ジャーク「予想通りだと!? RXがあっさりと第1話をクリアしてしまったではないか!!」
ガテゾーン「どのゲームだろうが映画だろうがアニメだろうが最初の敵は弱いと相場が決まっております」
ジャーク「そういうものか?」
ガテゾーン「そういうものです 敵はゲームを進めるごとに強くなっていきますので……」
ダスマダー「黙れ見苦しいぞ! 檄!帝国華撃団まで南光太郎の歌声になってしまっていたではないか!」
ガテゾーン「あれは予想外 ただ査察官、あれはあれで味があって良くないか?」
ダスマダー「良くないわ! あれは智佐タソが歌うからいいんだ!」
ゲドリアン「おいおい、第二話が始まったぜ!」
その頃ゲームの中では黒之巣会が作戦会議を行っていた。
RX「RXキック!!」
ドゴオオオオオオン!!
RX「RXパンチ!!」
バアアアアアアアアアアアン!!
RX「リボルケイン!!」
バチバチバチズガアアアアアアアアアアアアン!!!
ロボライダー「ボルテックシュート!!」
ドッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
バイオライダー「バイオブレード!!」
シュ〜〜〜〜〜ドバアアアアアアアアアアン!!
天海「おのれ!またしても華撃団に邪魔をされるとは!」
サタン「まあ邪魔されてるのは華撃団と言うよりあのRXとか言う変な奴なんですがね」
刹那「天海様…華撃団を始末する妙案がございます…」
天海「ほう」
刹那「華撃団の強さはタチバナ・マリアの統率力と仮面ライダーBLACKRXの「その時、不思議なことが起こった」という現象にあります つまりこの二人を始末すれば良いのです」
サタン「というよりほぼRXの強さだろ…」
ミロク「だが、そんなに上手くはいかんぞ…」
刹那「RXとタチバナ・マリアに関する面白い情報を掴んでおります」
天海「ほう 刹那、今回はお前にすべて任せる RXと華撃団を見事打破してみせよ!」
刹那「ははっ ククク…誰にも知られたくない過去がある さてどう出る?」
16 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/22(木) 19:56:13.21 ID:xI7IYy18O
帝劇内…
光太郎「なんだってぇ!? それは本当かい、かすみちゃん!?」
かすみ「えぇ…マリアさん、舞台のセリフを間違えちゃって…元気もなさそうだし…」
光太郎「そいつは妙だな…(マリアが台詞を間違えるなんて絶対におかしい! 黒之巣会!?)」
光太郎「ありがとうかすみちゃん! 俺、マリアちゃんを探してみるよ!」
マリアを探す光太郎…。
すると表で爆発音が聞こえる。
光太郎「なんだ今のは!? もしや黒之巣会!?」
飛び出ると、バイクから黒煙が上がっていた。
そしてその横に真っ黒こげの女。
光太郎「大丈夫かい!? いったい何があったんだ!?」
紅蘭「イテテテ…ゲホ、ゲホ…すんまへんなぁ…ちょいと改良した部分い不都合があったみたいや」
光太郎「怪我がなくて何よりだよ」
紅蘭「それはそうと、大帝国劇場はここでおますよなぁ?…」
光太郎「そうだけど、君はどこかで見たことがあるぞ…そうだ!確か君も華撃団の隊員だ!」
紅蘭「え? どちらさんやっけ?」
光太郎「帝国華撃団隊長の南光太郎だ!」
紅蘭「じゃあウチらの上官やな」
光太郎「確か君の名前はイ、スンヨプだった気がするが違ったかな?」
紅蘭「なんかホームラン打ちそうな名前やけど、惜しいな ウチは李紅蘭や よろしゅう!」
光太郎「よろしく! そういえばここでこんなことをしている場合じゃなかったんだ!」
マリアを探しに戻る光太郎。
すると、すみれが稽古をしている。
光太郎「すみれちゃん!ちょっといいかい?」
すみれ「あら、少尉 何か御用でして?」
光太郎「マリアちゃんを探してるんだけどどこにいるか知らないか?」
すみれ「教えてもいいのですが、ワタクシ作れてるの 肩を叩いてもらえます?」
光太郎「買叩き100回だって!? こうしている間にもマリアちゃんは!…仕方ない 変…身!!」
RX「俺は肩叩きの子!! トゥワ!! トゥワ!! トゥワ!!(+97トゥワ)」
RXに変身すると光速で肩叩き100回を終了させる。
すみれ「えぇ…」
光太郎「ふぅ〜…さあ約束は守ってもらうよ? マリアちゃんはどこにいるんだい?」
すみれ「実は…ワタクシにも分かりませんの…ごめんなさい…」
光太郎「冗談じゃないぜ! それじゃ話が違うじゃないか!」
その時、光太郎の後ろにセットしてあった柱が倒れる。
すみれ「中尉危ない!!」
しかし柱を片手で掴んで、元の場所に戻す人物がいた。
17 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/22(木) 20:13:06.87 ID:xI7IYy18O
すみれ「カンナ!?」
カンナ「へへっ! 戻ってきたぜ」
光太郎「君は…確か信彦の嫁」
カンナ「は? あんた誰?」
光太郎「帝国華撃団隊長、南光太郎です!」
カンナ「あんたが新しい隊長か! でも男のくせにあれくらいの柱を戻せないようじゃ頼りないぜ?」
すみれ「カンナ後ろ!!」
するとカンナの背後から先ほどより大きな柱が倒れる」。
光太郎「危ないっ!!」
光太郎は改造人間である。
柱を小指だけで支え、元の場所に戻すことくらい容易いのだ。
カンナ「」
光太郎「そうだ!早くマリアちゃんを見つけないと!」
光太郎は再び、帝劇内をウロウロする。
すると運よく図書室で虚ろな目をするマリアを発見する。
光太郎「マリア!! 探したよ!!」
マリア「…」
光太郎「マリアちゃん?…いったいどうしたんだい?」
マリア「…」
光太郎「マリアちゃんちゃん!! シカトなんてニチアサキッズに良くない影響与えてしまうだろ!!」
マリア「少尉!?…すいません…ちょっとボーっとしていたもので…」
光太郎「セリフを間違えたらしいじゃないか? 悩みがあれば、相談に乗るよ?」
マリア「少尉は昔の夢を見る事はありますか?…」
光太郎「もちろんあるさ! 楽しく兄弟と一緒にギャルゲーを毎晩のようにしていた時の夢だ!」
マリア「そうですか…それは良かったですね…そうではなくてもっと胸に突き刺さるような夢です」
光太郎「そうだな…胸にサタンサーベルを刺される夢を毎日のように見るよ…」
マリア「少尉に聞いた私がバカでした…失礼します」
光太郎「おいマリアちゃん!! ちょっと待っておくれよ!」
マリア「あの…前々から思っていたのですが、ちゃんづけはやめてもらえますか?や」
光太郎「いいじゃないか だってマリアちゃんはマリアちゃんなんだから!」
マリア「はぁ(ため息)」
続きはまた後で
18 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/22(木) 21:44:54.90 ID:xI7IYy18O
お待たせ!!続きです!!
マリア「少尉のムチャクチャな行動は目に余ります!」
光太郎「いやぁ光栄だなぁ!」
マリア「褒めてません! それに今日だって何ですかあの戦い方は!?」
光太郎「今日? 昼間の事かい?」
昼間、街に出た脇侍が小さい子供を襲っていたのだがRXはまず敵を倒すことではなく、子供を保護することを優先した。
そして脇侍の攻撃を浴びたがロボライダーだったので事なき事を得ていた。
マリア「そうです!! 戦場では一瞬の判断ミスが命取りになります! 子供ではなくまず脇侍を倒すことをあそこは優先すべきなはずです!」
光太郎「それは違う! どんな時も子供たちの夢と希望を守る…それが帝国華撃団だ!!」
マリア「話になりませんね…もういいです あなたは隊長失格です!!」
怒って帝劇を出るマリアを追いかける光太郎の前に刹那が現れる。
マリア「!?」
光太郎「黒之巣会!?」
刹那「タチバナ・マリア…ロシア革命の闘士クワッサリー 帝都を守る正義の戦士は仮の姿…してそのその真実は冷酷無比な鬼畜よ」
マリア「!?」
光太郎「何が目的だ!?」
刹那「おっと…これは子供たちの夢を守る仮面ライダーBLACKRXの南光太郎 してその真実は義理の妹に恋をし、喧嘩で親友を殺害したで鬼畜よ」
刹那「貴様らの素性を知られたくなければ、すぐに姿を現せ」
そして刹那の姿は消えた。
19 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/22(木) 22:05:01.67 ID:xI7IYy18O
光太郎はクワッサリーやロシア革命の闘士という言葉がふと気になった。
光太郎「俺が杏子ちゃんと付き合っていたことや信彦を殺しちゃったことはまあいいとしてマリアちゃんだよなぁ…」
その時、カンナが呼びに来た。
カンナ「隊長大変だ! マリアが光武に乗り込んで一人で出ていっちまった!」
光太郎「何だって!?」
光太郎とカンナは急いで作戦指令室に行く。
光太郎「あやめちゃん!いったいどういうことだ!?」
あやめ「大神く…あ…光太郎君、何か知ってるの?」
光太郎「えぇ! 黒之巣会のおかっぱ君がクワッサリーとか言って挑発してたんです!」
あやめ「…」
光太郎「それだけじゃない! 奴は俺が義理の妹と付き合ってることや信彦を倒しちゃったことまで知ってて脅してきたんだ!」
あやめ「え」
アイリス「お兄ちゃん。妹と付き合ってたの!? いけないんだあ!」
さくら「最低!」
すみれ「さすがにそれは気持ち悪いですわ少尉…」
紅蘭「何でそれ言うたん?…」
カンナ「失望したぜ! 妹にまで手を出して挙句親友まで殺すとかあんた恥を知れよ!」
光太郎「今は俺の事はどうだっていい!! あやめさん、マリアについて教えてくれ!」
あやめ「そうね…あなたたちにも話しておいた方がよさそうね」
あやめはマリアの過去について話した。
カンナ「きっと知られたくなかったんだ…」
さくら「ここに約一名自分からバラすアホがいますけどね」
光太郎「さくらちゃん、俺は元々隠すつもりなんてなかったから! 何も悪いことはしてないからね!」
さくら「ふん…」
光太郎「それが分ったなら! ライドロン!! みんな先に行ってるぞ!!」
光太郎はマリアの光武を追い、マリアの光武を発見する。
20 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/22(木) 23:23:42.42 ID:3/nPHWUTO
一人敵のアジトに乗り込む光太郎。
そこには十字に貼り付けられたマリアの姿があった。
光太郎「マリアちゃん!?」
刹那「良くきたね南光太郎…その度胸を誉めてやるよ」
マリア「少尉、どうしてきたのですか!?」
光太郎「俺は帝国華擊団の隊長だ…そして君は俺の大事な友だからた!」
マリア「これは罠です! 早く逃げてください!」
光太郎「それはできない! 例え罠だとしても…俺はマリアちゃんを助ける!」
マリア「少尉、私なんかのために…」
刹那「素晴らしい友情だ! だけどもう終わりだよ! 変身したら君たちの仲間に素性をバラしてやる!」
光太郎「残念だったな! 俺のことはもうみんな知っている!」
刹那「は?」
光太郎「俺は過去を振り向かない! 今を生きて、みんなを助ける為に!」
刹那「いやでも…」
光太郎「でもじゃない! 義理の妹だろうが俺たちは愛しあっていたんだ!! お前みたいな奴に愛など分かるはずがない!」
刹那「いやいや…あんた兄弟で親友である信彦殺したろ? 忘れたのか、人殺しが」
光太郎「確かに俺は信彦を殺してしまった…だがあれは正当防衛! 俺は悪くない!!」
刹那「だったらマリアの秘密をバラすだけだ!(イカれてるなこいつ…)」
光太郎「そんなことは俺が阻止する! 変…身!!」
バイオライダー「俺は怒りの王子!! 仮面ライダーBLACKRX!! バイオライダー!!」
刹那「クソッ!!」
刹那の攻撃を無効果してゲル状になると、マリアの拘束器具を解く。
そしてRXに戻る。
」
21 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/22(木) 23:43:05.90 ID:3/nPHWUTO
RX「マリアちゃん大丈夫かい?」
マリア「はい…
RX「もう少し待っててくれ…」
刹那「こんなはずでは!…」
RX「人の弱味につけこむ邪悪な黒之巣会!! この俺が絶対にゆ゛る゛さ゛ん゛!! 」
刹那「ヒエッ!? 天海様助けてぇぇぇぇ!!」
魔操機兵に乗り込み逃げようとする刹那。
RX「逃がさん!! リボルケイン!!」
リボルケインで足を斬られ、身動きが取れなくなる刹那は魔操機兵から抜け出し、足って逃げる。
刹那「あんな化け物勝てるかよっ!!」
RX「RXキック!!」
刹那「ふぎゃ!?」
バコッ!!
RXキックの威力により刹那は全身骨折で死亡。
そこに他のメンバーがやってくる。
「「「「帝国華擊団参上!!」」」」
RX「お〜い! みんな! マリアちゃんは無事さ!」
カンナ「ありゃ? 敵が見当たんないなぁ?」
RX「ああ俺が全部この辺りのは一人で倒しといたよ!」
さくら「」
すみれ「」
紅蘭「」
カンナ「」
こうして帝都に束の間の平和が訪れたのだった。
しかしこれからも黒之巣会との戦いは今まで以上に激しさを増していく。
帝都に真の平和が訪れるまで戦え仮面ライダーBLACKRX!! 負けるな仮面ライダーBLACKRX!!
22 :
信彦
◆TJ9qoWuqvA
[saga]:2018/03/22(木) 23:48:33.68 ID:3/nPHWUTO
今日はこの辺で
更新亀ですんまへん
みなさんおやすみ
>>9
すまんギャグ寄りや
>>13
まあ普通なら人間と同じくらいの身長の奴の蹴りで壊れるなんて思わへんやろしな
>>14
リボルケインはまだお楽しみや
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/23(金) 09:20:57.95 ID:beFIAxaY0
途中でAAまぜてもええんやで…RXのAA豊富やろ
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