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【ミリマスSS】P「プレイボール!!」
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1 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/11(日) 20:55:37.51 ID:wYSwFMBi0
昴「プロデューサー!! そろそろ試合始まるぜ!!」
P「今行くから待ってろー」
昴「早く早く〜。大事なホーム初戦なんだから」
P「……それは昴からしたらだろう。こっちとしてはビジターだ」
昴「う〜、プロデューサーも同じ球団が好きだったら良かったのに」
P「言ってもしょうがない。好みは変えられないもんだ」
昴「でも、乗り換えるなら今がチャンスだからな」
P「誰かがそっちに移籍とかするなら考えとく、たぶん」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1520769337
2 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/11(日) 20:59:18.49 ID:wYSwFMBi0
昴「……プロデューサー、考える気ないだろ?」ジトー
プレイボー
P「ほ、ほら、始まったぞ。試合」
昴「ぶ〜、話逸らすなって」
P「まあまあ。……おっ、昴の好きな投手が先発か」
昴「そうなんだよ。オープン戦でちょっと調子悪かったから心配だけど」
P「調子良かろうが悪かろうが、こっちが……」
3 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/11(日) 23:18:43.87 ID:wYSwFMBi0
ゲームセッ
P「しょうがない。今回の勝ちは譲ってやる」
昴「八回あたりで半ば諦めてたくせに?」
P「いやもう、クリーンナップが調子悪い時点で望みが薄かったんだよ。あとビジターだし」
昴「言い訳はいいけど、この後って大丈夫なのか」
P「あ、やば。志保と静香のレッスン見ないといけなかったんだ……」
昴「うわ、それ早く行かないと、あの二人にメッチャ怒られるぜ」
P「昴、助かった!! えっと、六時半から雑誌取材があるから少し待っててくれよ」
昴「おっす。待ってるからなー」
4 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/12(月) 06:38:06.56 ID:sZo87xsA0
____
ガチャッ
P「ふぅ、戻ったぞ」
昴「おかえり、プロデューサー。それで間に合ったのか」
P「ギリギリね。ぬいぐるみを買う約束とうどんを食いに行く約束で手を打った」
昴「それ、間に合ってるか……?」
ガチャッ
志保「ギリギリも何も間に合ってないです。30分もオーバーしてるんですから」
静香「プロデューサー、社会人ならきちっとしてください」
P「面目ない。思ったより試合が長引いちゃってさ」
志保「私たちをなんだと思っているんですか。大体……」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/12(月) 20:53:11.02 ID:72r27MYR0
期待
6 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/12(月) 21:54:24.24 ID:doO4wmo50
P「あーあー聞こえない。……そうだ昴、俺がいなかった間は何してたんだ」
昴「ちょうどテレビで甲子園特集やってたから、それ見て待ってたけど」
P「この時期にか。珍しいな」
昴「そうなんだけど、ここ数年の隠れた名シーンとかやってて。く〜っ、メッチャ燃えたぜ!!」
P「俺も見たかっt……」
スミマセーン
小鳥「あのー、プロデューサーさん。社長からお話があるそうで……」
P「あっ、少し待っててください。昴、あとで話聞かせてくれよ」
昴「録画してあるし、それ見ながらにしようぜー」
7 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/12(月) 22:54:25.54 ID:doO4wmo50
スタスタ…
志保「ちょっとプロデューサーさん。どこ行くんですか」
静香「まだ話は終わってないです」
昴「プロデューサーは社長から話だってよ」
志保「まったく……。今日のところはこのくらいにしておきます」
昴「だったら、プロデューサーが戻るまで一緒に甲子園特集見ようぜ。何度も見たいし」
静香「ええ、大丈夫よ。志保もいいでしょ?」
志保「用もないので、いいですよ」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/13(火) 03:50:33.86 ID:YsFan58g0
おつ
9 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/13(火) 19:33:19.61 ID:glBiud+N0
ツギハコノトウシュデス!!
昴「これこれ、この投手がいい味出してるんだよな〜」
静香「私にはさっきの人との違いがさっぱり……」
志保「野球って下からも投げられるのね……」
昴「アンダースローだな。え〜っと、次はこの投手のインタビュー映像だったか」
イッカイセントッパシマシタネ…イマノキモチヲ…
志保静香「……うん?」
志保「これって……。静香……」
静香「絶対そうよね……。志保……」
10 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/17(土) 10:57:00.26 ID:F3dI2Qxo0
昴「ん? 二人してどうしたんだ」
静香「昴、この投手、○○高校の人なのよね?」
昴「そ、そうだけど……」
志保「そして名前、照れる時の癖、この緩んだ表情……」
昴「……?」
志保「やっぱり……」
静香「この投手は……」
志保静香「プロデューサー(さん)よ!!」
11 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/17(土) 10:58:57.68 ID:F3dI2Qxo0
昴「え? ……えええええええっ!!」
小鳥「す、昴ちゃん、いきなり声を上げてどうしたの?」ビクッ
昴「プ、プロデューサーは!?」
小鳥「まだ社長室から戻ってきてないけど……」
志保「……小鳥さん、この人、プロデューサーさんですか」
小鳥「そうですね。って、そのことプロデューサーさん言ってなかったような……。
ていうか、これプロデューサーさんに口封じされてたっけ」
静香「へえ……?」
小鳥「い、今言ったことは嘘です!! もしプロデューサーさんにバレたら……」
12 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/17(土) 21:57:48.28 ID:I4tx/M3X0
昴「マ、マジかよ。プロデューサーが野球やってたなんて……」
スタスタ…
P「おーい、良い報告があるぞー。今度行う765プロ運動会でm……」
昴「サイコーじゃんっ!!」
P「へえ、そんなに765プロ運動会が最高なのか」
昴「それもだけど違うよ。プロデューサーが野球やってたこと!!」
P「ちょい待ち……。なぜそれを」
ソロソロリ…
P「……音無さん。待ってくださいよ、どこ行くんですか」
小鳥「ピヨッ。ピヨピヨ、ピヨピヨ」ピヨ
13 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/03/20(火) 18:50:29.59 ID:57T0DuYB0
P「はぁ……。ま、いいですよ。無理して隠す必要もないですし。
バレたならバレたでしょうがないことですしね」
昴「なーなー。どうして隠してたんだ」
P「絶対バカにされるからな。特に亜美とか真美とかに」
志保「バカにされることですか……」
小鳥「バカにされるというよりー。黒歴史がバレたくなかったんですよねー」
P「音無さん、それ以上余計なこと言わないでくださいよ……」
小鳥「す、すいません……」
14 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/06/09(土) 15:27:05.68 ID:YxrGFA540
静香「黒歴史……ですか」
P「あえて言うならば、この時ちょうど中二病だった」
昴「中二病って?」
小鳥「他事務所だけど、神崎蘭子ちゃんや二宮飛鳥ちゃんのような状態のことよ」
志保「でも、インタビューでは普通に答えてましたけど」
P「あー、一回戦突破のときはな。二回戦突破のときが酷いんだよ。三回戦は負けたからいいけど……」
静香「ちょっと見てみたいです」
P「お願いします。やめてください。死んでしまいます」
小鳥「プロデューサーさん。その時の映像がここに……」
15 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/06/09(土) 15:41:00.13 ID:YxrGFA540
P「見てもいいが、俺がいない時に見てくれ。そして俺にその話をせずにいてくれ」
志保「そんなに嫌なんですか……」
P「死ぬまでこの秘密を隠し通すつもりだったんだよ」
小鳥「じゃー、皆で一緒に見ましょう!!」
P「……あとで音無さんには話があります。わかってますね?」
小鳥「ピヨッ!? プ、プロデューサーさん、社長と何話してたんですかっ!?」
静香「明らかに話を変えにいったわね……」
P「あぁ、そうだった。さっきの続き話してなかったな」
16 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/06/09(土) 15:43:22.30 ID:YxrGFA540
P「あー、仕切り直し。先ほど、今度行う765プロ運動会にて、特別企画として346プロと野球対決をすることに決まった。
もちろん346……、の奴はガチだ。こちらも最強のスタメンで迎え撃つつもりだ」
昴「ホントか!? 今から楽しみだぜ!!」
P「監督は俺が務める。絶対に奴には勝ってやる」
志保「メンバーはもう決まっているんですか」
P「これから決める。決まり次第、すぐ皆には伝えるつもりだ。はいさい、話は終わり。よし、昴、取材受けに行くぞ」
昴「おう!!」
静香「うーん。大事なこと聞けてないような……」
小鳥「プロデューサーさん。ズル賢いですねぇ」
17 :
◆/Uf/AxpcwY
[saga]:2018/06/09(土) 15:46:57.32 ID:YxrGFA540
____
???「ムフフ♪ プロデューサーさんの貴重な高校生の時の映像ですよぉ〜」
??「これ……。どこで……?」
???「小鳥さんが持ってたそうですよ」
??「プロデューサー、良い筋肉してるねっ!!」
??「二回戦突破の映像はこれですか……」
ハッハッハッ…ワレガカツノハアタリマエナノダ!! サダメデキマッテイルノダヨ…ショクン…
??「これは想像以上に……」
???「いえ、これはこれで新たな世界に行けそうですっ」
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