【安価】クリエンテスとパトローヌス

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446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 22:12:28.57 ID:3EzHbwYMO
3の方がよかったかな。まあしゃあない。
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 23:23:17.25 ID:m8MRqADxO
他者の考えを深く読み解ける洞察力
448 :ながーく更新  ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/08(日) 15:53:46.83 ID:KB6PtLFz0

【TP上昇】 (5+7)/5=2点 (端数切捨て)


―【キャラシート】―――――――――――――――――

【地方領主 ティオニクス】 男

―37/41 闘力
―05/10 GP
―25/32 TP↑ 〔30→32〕
―50/100 ?


【特徴】

不安に駆られる事が多く心配性
信用を得やすい
物覚えが良い
運が良い (偶数)
災いを呼ぶ者 (ダモクレスの剣)
洞察力に優れる

――――――――――――――――――――――――


君は他者の真意を読み取る力を天に願う。

再び目を開けた瞬間、君は明確な違和感を覚えた。

……世界が変わって見える。

まるで不思議な何かからの祝福を受けているかのようだ。

449 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/08(日) 16:05:00.53 ID:KB6PtLFz0


【中間報告】


「ご報告致します」

「ああ。始めてくれ」

「陣地構築の進捗状況ですが、これはもう完成と言って差し支えないでしょう」

「そうでなくては困る」

「ところで領主様」

「なんだ」

「来週、メッサーラ候が我が領地を訪問するのはご存知でしょうか」

「えっ」

「その様子ではやはり……」

「す、すまない」

「……解っているとは思いますが、くれぐれも対応にはお気を付けください」

「うむ」

「以上で報告を終了します」

「ありがとう。下がってくれ」

「はっ」

450 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/08(日) 16:10:44.00 ID:KB6PtLFz0


【自由行動】


自由に動けるとは何と素晴らしい事だろう。

この幸せを余すことなく感じるにはどうすれば良いのか。

君は少し悩み、空に向かって叫んだ。


……今週は何処で何をする?


下1 自由記述

(※主人公以外の行動指定もやろうと思えば可能)
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 16:14:03.36 ID:b3vsZe+6O
陣地の出来栄えでも見に行こうか
452 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/08(日) 21:56:04.64 ID:KB6PtLFz0


君は東にある陣地へと赴いた。


「壁の所々に狭い穴がある……」


「ここは資材置き場か? 広めに取ってあるんだな」


「排水の悪い場所が……あまり雨は凌げそうに無いな」


「一通り見た感じでは、ちょっとやそっとじゃ壊れない筈だ」

「被害は出来るだけこの場所で食い止めたい」

「さぁ、次に行こう」


――
――――――
453 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/08(日) 22:07:07.69 ID:KB6PtLFz0

――――
――


南の陣地に着いた君は、先程見た陣地より立派な事に気付く。


「配備出来る人間の数は減ってる筈なのに機能的だ」


「…うん? 【避難用の通路】があるのか。変な作りだな」


「えっ!? 水の濾過設備まで併設してある……」


「やはり近くに水路があるから水捌けが良い」

「これなら長期戦でも安心出来そうだ」

「さて……屋敷に帰るとするか」


出来栄えに満足した君は、小躍りするようにその場を去った。




「………」

「なんやあれ」

「アイツ、ここで戦が起きるってホントに解っとんのか?」

「ハァ……呑気な奴やで」
454 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/08(日) 22:19:20.65 ID:KB6PtLFz0

―――――
―――


いよいよだ。

君の干渉によって起きる最大の出来事。

人の記憶に語り継がれるのは良い方向か、悪い方向か。


(………)

( 寝 れ な い )

(羊でも数えてれば寝れるかな……)

(羊が一匹……羊が2匹……)


『さっさと飛びなさい』ペシペシ

『ひえー! 止めて下さーい!』フルフル


(ヤメロォーーー!)

(――はっ!? 僕はいったい何を……)


火の輪くぐりをしている羊を想起したようだ。

見覚えのある人物が羊の格好をしていたような気がする……。


―【判定表】――――――――――――――――――――

  02   ― 闘力-「2点」、特徴「目の違和感」
03〜10 ― TP+「1点」
11〜12 ― 変動なし
13〜19 ― TP+「1点」
  20   ― 闘力-「3点」、特徴「心音が弱い」

―――――――――――――――――――――――――
↓1 成長判定
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 01:16:06.52 ID:I0s5YuhoO
456 :再開  ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/09(月) 23:11:50.06 ID:zDu8Dez80

――
――――――――――
―――――――――――――――――――――



僅かな灯りが周囲を照らす。

無機質な石材に囲まれた空間の中、君は1人ぽつんと存在していた。

……ここはどこだろう。


「……すぐ」

「?」キョロキョロ

「迷う事は……ません」

「!」

「…のまま先へ」

「だ、誰だ! 何処に居る!」

「……」シーン


問いかけは空に消え、意識は微睡む。

君の視界は暗闇に覆われた。

457 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/09(月) 23:16:55.51 ID:zDu8Dez80

―【現在値】――――――――――――――

【地方領主 ティオニクス】 男

―41/41 闘力
―05/10 GP
―33/33 TP↑ 〔32→33〕
―50/100 ?

【自然回復】 (闘力、TP20%回復)
――――――――――――――――――――

【ティオニクスの従者 ルチア】 女

―45/45 闘力
―04/10 GP
―40/41 TP

――――――――――――――――――――

【影薄き従者 ドミニク】 男

―46/46 闘力
―04/10 GP
―38/38 TP
――――――――――――――――――――

【銀嶺の従者 ディアナ】 女

―41/41 闘力
―04/10 GP
―34/34 TP
――――――――――――――――――――



「目ぇ覚めたか?」

「ウルリッヒ、貴方がどうしてここに……」

「アンタの従者に言うてくれ。俺は嫌々来ただけや」


彼は壁にもたれかかったまま、面倒な表情でこちらを見ている。

どうやら今日も長く眠っていたようだ。

458 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/09(月) 23:30:50.42 ID:zDu8Dez80


【竈神ウェスタの月 2週】 (22/28)


「体調に変わりは無いでしょうか?」

「ああ。何ともない」

「では報告に入ります」

「頼む」

「陣地構築は完了。領主様の命あらば、何時でも迎撃態勢に移れます」

「そうか。まだ人員は配備してないんだな?」

「その通りでございます」

「次にアエミリウス公への支払いについてですが――」

「……あっ。そういえばそうだ」

「書状が届きまして、『状況が落ち着いてからで良い』との事です」

「よし、助かった」

「この後、メッサーラ候が領地を訪問されます」

「出来れば会いたくないんだけど……」

「再三申し上げますが、くれぐれも対応にはお気を付け下さいませ」

「わわ、解ってる!」

「報告は以上です。では、私奴はこれで……」スタスタ

459 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/09(月) 23:53:47.48 ID:zDu8Dez80


―メッサーラ訪問


「ティオニクス、ティオニクスはおるか!」

「メッサーラ候。遠路よりお越し頂きありがとうございます」

「うむ。息災で何よりだ」

「……お願いできますか?」

「構いません。荷物が他にもあればお持ちしましょう」

「これとこれ、あと……これも」スッ

「全く、お前が持っておけば良いものを」

「………」ジーッ

「そちらの方、私の顔に何か?」

「いえ、その……」

「以前とは見違える様に変わったのう。顔付きが随分逞しくなった」

「――お前はそう言いたいのだろう?」

「……はい」

「お褒めに与り光栄です。さぁ、どうぞこちらへ」


君達はメッサーラ候と従者を引き連れ、東南の陣地へと案内した。


……道中に交わした会話の節々から、こちらの情勢を知ろうとしている事が解った。
460 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/10(火) 00:04:29.96 ID:Y0IegZtR0


領地の案内も済み、そろそろ会食の時間だ。

君は普段食している物を出すよう、給仕に伝えておいた。


「楽しみだのう! 何が出てくるのか」

「そう……ですね」

「お前はもっと嬉しそうにしたらどうだ?」

「申し訳ありません」

「まあまあ、その辺で」


メッサーラの従者は反応がやけに乏しい。

無理やり言わされているような違和感を覚えた。
461 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/10(火) 00:09:08.11 ID:Y0IegZtR0


「お待たせ致しました。『蒸かした芋』です」

「ほう!――ほっ? 今なんと?」

「『蒸かした芋』です」

「そ、そうか。貴公の領地は食糧事情がそこまで……」

「断じて違います」

「……」モクモク


メッサーラ候は露骨にがっかりした様子だった。

従者の方は出された物を、主人の事などお構いなしに頬張っている。

味付けは薄いが、新鮮な素材の味が楽しめる事だろう。

462 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/10(火) 00:24:39.45 ID:Y0IegZtR0


「ほ、ほほっ。まあこれは所謂前菜じゃろうて。次を待とうかの」

「お待たせしました」

「おお来たか! 早いではないか!」

「小麦と大麦を水で煮込み、塩で味を調えた『穀物粥』でございます」

「………何も入っていない『穀物粥』……じゃと?」スッ、タラー

「!」モックモック


メッサーラ候の表情は、最初の頃と比べて見る影もない。

一切の笑みが消えている。


それに引き換え、あの従者はどうだろう。

表情こそ大きく変わりはしないが、口に頬張る量がかなり多い。

食べ慣れ、親しんできた味だからこそのペースに違いない。

463 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/10(火) 00:35:24.47 ID:Y0IegZtR0


「……ティオニクスよ。何か申す事は無いか?」

「何か、ですか?」

「そうじゃ。儂に何かあるだろう」

「………」モグ


何やら不満がある様子。

メッサーラ候に理解して頂くにはどう返せばよいものか。


―【選択表】――――――――――――――――――――――――――――――

@―「お口に合いませんか?」

A―「横に除けて頂ければ、給仕がお下げいたしますよ」

B―「ククッ……いや、失礼。直ぐに代わりを用意させます」

C―「私は民衆と何ら変わりない食事をします。気に入らなければ結構」

D―ルチア「高価な物を食べ過ぎて、口にすら出来ないとは……やはり豚」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
↓1 選択肢 (能力上昇量は問いかけによって変化する)
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 00:42:00.32 ID:tYBZohQzO
4
465 :再開  ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/11(水) 18:36:46.06 ID:d5jOFzsb0


「今……なんと申した?」

「食事をします」

「その前後だ」

「民衆と何ら変わりない、気に入らなければ結構」

「貴公は――」

「はい」

「侮辱しているのか! この儂を!」

「まぁまぁ、落ち着いて下さい」


肩透かしを食らえば多少は気が動転する。

贅沢な食事が出来ると思っていたのに、小馬鹿にされればこうもなるか。

466 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/11(水) 19:08:37.03 ID:d5jOFzsb0


「そもそもの話、何か勘違いをされてはいませんか?」

「……なに?」

「領地で取れた【貴重な食料を】、こうして【タダ同然で分け与えている】のです」

「――感謝されこそすれ、罵倒される謂れは無いでしょう」

「儂が先代を支援した恩を忘れたか」

「昔は昔、今は今です。ご老人には解らないかもしれませんが」

「……言うに事欠いてそれを口にするとはの」

「言ったから、何です」

「反故にする気か? と問うておる」

「一方的な支援に約束などありはしませんよ」

「口の良く回る」

「賛辞の言葉と取っておきます」

467 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/11(水) 19:47:19.10 ID:d5jOFzsb0


「要らぬ知恵など付けず、貴公等は今まで通り儂の傀儡であれば良いのだ」

「………」

「それに約束など、どうとでもなる」

「実力行使ですか」

「どう取るかは貴公次第だ」

「ならば、最後まで抵抗いたします」

「……その言葉、後悔する事になるぞ?」

「後の世で、私が正しいと証する者がいつか現れるでしょう」

「物の通りが解らぬ若者よ。そのような奴は絶対に現れぬ」


こうして会食は、最悪の空気で終了した。

メッサーラが父に何をしていたのかは解らない。

良からぬ事に加担させられていたのか、それ以上に酷い事か。


……これから戦う事になる相手だ。

この方がいっそ清々しいと言えるかもしれない。

468 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/11(水) 19:59:08.41 ID:d5jOFzsb0


――メッサーラの屋敷


「やはりティオニクスは不穏分子……」

「どう……しますか」

「決まっておるだろう」

「悪い芽は今のうちに摘み取ってしまえ」

「……かしこまりました」


――ギィー、バタン。


「フフ……クハーッハッハッハ!」

「儂を敵に回すとどうなるか、身をもって知るがいい!」

469 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/11(水) 20:18:14.47 ID:d5jOFzsb0


【中間報告】


「領主様!」バァン

「騒々しいぞ。どうした」

「メッサーラ候から書状が!」


『同士諸兄へ』

『我々は駐留軍を用い”辺境領地”を制圧する』

『腕を揮ってくれる事を期待している』

『”貴公”は磔に吊るされるのがお似合いだ』

『スカエア・メッサーラ・リーボ』


「これは間違いなく敵意丸出しだな……」

「感想を言っている場合ではありません。直ぐに支度を」

「解っている。事前の作戦通り、【皆を配置に】付かせろ!」

「はっ!」

470 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/11(水) 20:25:03.03 ID:d5jOFzsb0


領地東と南に配置する人間を決めて下さい。


出:ティオニクス、ルチア、ドミニク、モルドー、ウルリッヒ

→残:エルキナ、ミリス、ディアナ、ゴラン、アルベルト


/東の陣地/

【被害状況】 □□□
【配置上限】 □□□


/南の陣地/ ※主戦場

【被害状況】 □□□□
【配置上限】 □□


/補足事項/

被害状況;■で全部を塗り潰されると壊滅
配置上限:□の数以上の人材配備は不可


↓1 残:から選出 (5人全部を指定。余らせるのも可)
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 23:37:24.34 ID:B56W6nKbO
東:エルキナ、ゴラン、アルベルト
南:ディアナ、ミリス

かなぁ
472 :再開  ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/15(日) 22:40:10.01 ID:FekKZqXc0


「東にエルキナ、ゴラン、アルベルトを向かわせろ!」

「指揮官はエルキナ。可能な限り足止めをする!」

「南方は如何いたしますか?」

「ディアナとミリスだ!」

「かしこまりました。直ぐに伝達します」




―――――――――――――――――――――――――――――――――――
/領地全域/

【被害状況】 □□□□□□□


/東の陣地/ (エルキナ、ゴラン、アルベルト)

【被害状況】 □□□
【配置上限】 ■■■

/南の陣地/ ※主戦場 (ディアナ、ミリス)

【被害状況】 □□□□
【配置上限】 ■■


/補足事項/

被害状況;■で全部を塗り潰されると壊滅
配置上限:□の数以上の人材配備は不可
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
473 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/15(日) 22:51:21.17 ID:FekKZqXc0


――東の陣地


「……俺がこっちなのはどうしてだ?」

「領内に残る平民の中では、貴方が一番マシですわ」

「褒められてるのか貶されてやがるのか」

「前者ですから安心なさい」

「あの、僕は……」

「矢避け。以上」

「酷い!」

「ふふふ、貴族流の冗談ですわ」

「貴族ってのはどいつもこいつも変わった奴ばかりだな……」

「何か?」ニコニコ

「いや、何でもねぇ」


士気はそこそこだ。

重装兵2人位ならエルキナだけでも十分だろう。
474 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/15(日) 23:02:23.17 ID:FekKZqXc0


――南の陣地


「……昂る! 昂るぞ!」

「これはそっちで、それはあっち……」イソイソ

「高揚感が私を支配する! 神が私を祝福している!」

「あっ! その食料はそこに置いといて下さーい!」

「主より任されしこの場! 我が命に懸けて守り通す!」バーン

「ミリスさんも手伝ってください!」

「む、これは申し訳ない。意気込みを語らねばならぬとつい――」

「ほら早く! 敵は直ぐそこなんですから!」


士気はとても高い。

これなら騎兵を投擲だけで落とせそうだ。
475 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/15(日) 23:13:56.94 ID:FekKZqXc0


――北の森


「来たか」

「そちらも揃っているようで」

「ああ」

「では行きましょうか」

「お前達は後ろ側に乗れ」

「……ところで、これも持って行くんですか?」

「そうだぞ」

「これはちょっと……」

「なんだ?」

「いえ、何でも無いです」


君達は妙にデカイ樽が載せられた船へと乗り込む。

船を縛り付けている縄を外せば一気に流される事だろう。


……村を訪問した時に居たあの男が、前方の船に乗っているのがちらりと見えた。
476 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/15(日) 23:21:03.17 ID:FekKZqXc0


――東の何処か


「前方に見えるあの拠点がそうでしょうか」

「だろうな」

「今回の召集、どう見ますか?」

「大方ご機嫌取りに失敗したんだろ」

「それにしては用意周到というか……」

「爺さんの逆恨みだってか?」

「そうまでは申しません。疑わしいのは事実ですが」

「もうそろそろだ。あんま喋ってる間はねーぞ」

「……自重します」

477 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/15(日) 23:31:24.15 ID:FekKZqXc0


――南の何処か


「あー、右翼に見えます騎兵はー、我が領地における実力者ー」

「そして左翼で欠伸をしております騎兵はー、期待の新人ー」

「中央に並ぶ重装兵は、平民の中でもとりわけ裕福な面々」

「後方で控えているこの私はーメッサーラ候に仕える、忠臣でーございます」

「おっさん。とっとと仕掛けて終わらせようぜ」

「だだだ、誰がおっさんか!? 失敬な!」

「こら失礼だろう。若くないとはいえ、俺達の上官なんだから」

「へいへい」

「……では気を取り直してー」

「――野郎共、進軍だオラァ!」

478 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/15(日) 23:40:56.45 ID:FekKZqXc0


――東の陣地


「き、来ました! 襲撃です!」

「落ち着きなさい。数は?」

「17……いや、18ってトコか」

「は?」

「いや18――」

「〜〜〜!」

「どうしたんだ? 貴族の嬢ちゃん」

「嘘でしょう! こんな場所を制圧するのにそれだけ使うって!? 馬鹿ですわ!」

「お、落ち着いて下さい」

「こちらは※寡兵ですのよ!? 落ち着ける訳ないじゃありませんか!」

「……呆れて言葉も出ねぇ」



※何の訓練も受けていない民衆を集めただけ。

(簡易戦闘に入ります。結果が悪ければそのまま通常戦闘へ)
479 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/15(日) 23:48:04.86 ID:FekKZqXc0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
/東の陣地/ (エルキナ、ゴラン、アルベルト)

【被害状況】 □□□
【配置上限】 ■■■


/東の軍勢/ (重装兵×??、軽装騎兵??、騎兵2)

【被害状況】 □□□□□□□□□□□□□□□□□□
【陣形詳細】 レギオー(中隊歩兵陣形)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

1〜3 … 被害を受ける 
4〜6 … 双方の被害なし
5〜9 … 手傷を与える
0 … 獅子奮迅の活躍

↓1 2D10で判定(コンマを用いる)
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 23:52:33.90 ID:CVTlRkbPO
がんばれ
481 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/16(月) 00:13:22.81 ID:BUAjtcUu0

判定 9、0


「あまり気乗りはしないが、これも民の為……覚悟!」

「いやー! 来ないで下さいまし!」ビュンビュン

「ぐわぁぁぁ!」ドスドスッ

「何っ!? バリスタか!」

「散会しろー! ※全滅を防げ!」

「人間って意外とやれば出来るもんだな……」ガチャッ

「うぎぎ……っぐ」ギリギリ

「次発装填! 急ぎなさい!」

「あいよ!」

「…は…っい!」ガコン


※敵軍のかなり広範囲に渡って被害を与えました。

(□→◇に変化。判定は依然変わらず)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
/東の陣地/ (エルキナ、ゴラン、アルベルト)

【被害状況】 □□□
【配置上限】 ■■■


/東の軍勢/ (重装兵×??、軽装騎兵??、騎兵2)

【被害状況】 ■■◇◇◇◇□□□□□□□□□□
【陣形詳細】 レギオー(中隊歩兵陣形)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
482 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/16(月) 00:25:22.47 ID:BUAjtcUu0


――南の陣地


「オラオラ! とっとと降参しろォ!」ノロノロ

「……あれは一体?」

「防御が厚い陣形の様ですね」

「※盾の所為で正確な数が解らぬ」

「見えてるだけでも5列はありますが……」

「見掛け倒しの可能性も無くは無い、か?」

「うーん」

「――取り敢えず、顔と脛に矢を集中させて下さい」ニコッ

「そうするとどうなる?」

「膝に矢を受けて弱体化します」

「……今さっき、脛を狙うと言った気がするんだが」



※かなり大きい長方形の盾。スクトゥム。

(簡易戦闘に入ります。結果が悪ければそのまま通常戦闘へ)
483 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/16(月) 00:28:14.70 ID:BUAjtcUu0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
/南の陣地/ ※主戦場 (ディアナ、ミリス)

【被害状況】 □□□□
【配置上限】 ■■


/南の軍勢/ (重装兵×??、軽装騎兵??、騎兵3)

【被害状況】 不明
【陣形詳細】 テストゥド(亀甲陣形)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

1〜3 … 被害を受ける 
4〜6 … 双方の被害なし
5〜9 … 手傷を与える
0 … 獅子奮迅の活躍

↓1 2D10で判定(コンマを用いる)
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 00:32:04.36 ID:XcgX7WgRO
どうだ
485 :再開  ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/19(木) 21:38:01.32 ID:duIM2eiH0

判定 3、6


「……むっ?」

「目標……射程圏内」ギリギリギリ

「イカン! 騎兵は今直ぐ中央に固まれ! 重装兵は盾を掲げよ!」

「一斉掃射!」バシュゥッ

「隊伍を乱すな! 穴を少しでも見せれば死ぬぞ!」

「そんな……1度も矢が当たらないなんて」


相手の指揮官は思った以上に有能なようだ。

矢の雨を踊る様に躱し、重装兵の庇護に入っている事からそれが解る。

486 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/19(木) 22:02:11.75 ID:duIM2eiH0


「投槍用意!」

「はっ!」ザザッ

「準備完了! 何時でも行けます!」

「こっちも用意出来たぜ!」

「よし……構え! 撃てぇー!」

「うらぁぁぁぁ!!」ギュオン

「このような槍……避けずともッ!」バッ

「それを受けては駄目ですミリスさん!」

「なんのこれしき!」ドッ

「第二陣!」

「……くっ!」ドドッ

「第三陣!」

「ぬうぅぅぅぅ〜〜!」ドドドッ


投槍を盾で受けたミリスは気付く。

投げられている槍がどんどん重くなっている事に。

そして槍が抜けない。

細く作られた穂先が折れ曲がって動きを鈍くさせているようだ。

487 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/19(木) 22:31:40.98 ID:duIM2eiH0


「そらそら! 何時まで耐えられるか!」

「あー、おっさん。気分が良さそうなトコでわりーけどさ」

「む? どうした」

「いやそのー、もう槍がねぇ」

「………」ポカーン

「槍が――」

「今これからって時だろうが! 数は用意したのにどうしてもう無い!?」ダンッ

「こっちに来る途中、一部をちょっと」

「【民間人】に払い下げまして」

「は?」

「酒代が足らなくてつい……」

「えっ」 「あれだけ飲んだからな……」 「通りで」 「おかしいと思った」 ザワザワ

「ハッハッハッ」

「何してくれてんだお前等!?」



※ミリスが軽傷を負いましたが、簡易判定に変化はありません。

(被害状況:現在25% ミリスの闘力2割減少)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
/南の陣地/ ※主戦場 (ディアナ、ミリス)

【被害状況】 ■□□□
【配置上限】 ■■


/南の軍勢/ (重装兵×??、軽装騎兵2、騎兵3)

【被害状況】 不明
【陣形詳細】 テストゥド(亀甲陣形)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
488 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/19(木) 22:45:11.59 ID:duIM2eiH0


「木こりの平民がそこに居ると思ったら、ただの奴隷だった件」

「急に何を言ってるんですか!?」

「そんな訳……無いでしょう」

「……どうやら私の幻覚だったみたいですわ」プルプル

「頼りになるのは貴女だけなんですからしっかりして下さい!」

「え、ええ……」


エルキナは動揺している。

他人から解りやすいぐらいに動揺している。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
/東の陣地/ (エルキナ、ゴラン、アルベルト)

【被害状況】 □□□
【配置上限】 ■■■


/東の軍勢/ (重装兵×??、軽装騎兵??、騎兵2)

【被害状況】 ■■◇◇◇◇□□□□□□□□□□
【陣形詳細】 レギオー(中隊歩兵陣形)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

1〜3 … 被害を受ける 
4〜6 … 双方の被害なし
5〜9 … 手傷を与える
0 … 獅子奮迅の活躍

↓1 2D10で判定(アルベルトの「企図」は判定を一つ繰り上げする。全TP消費)
489 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/19(木) 22:52:38.99 ID:duIM2eiH0

おっと「差配」と間違えた


「差配」……全消費、判定を問答無用で一つ繰り上げる。

「企図」……消費TP5、判定に「微〜少量の修正」を加える。

※今だと「+1」の修正を2D10のそれぞれにプラスする。


安価範囲なら下とします
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 23:04:51.97 ID:gYu1I0VMo
491 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/19(木) 23:26:48.12 ID:duIM2eiH0

判定 9、8 (補正で0にはならない)


「もう一度用意なさい!」

「ぬっくくく……よいしょー!」ガシャコン

「出来ました!」

「えっ……もう? えらく早いですのね」

「こっちも出来ました」グシグシ

「てー!」バシュッ

「「うわぁぁぁ!?」」グシャァ


岩石は綺麗な放物線を描いて落ちる。

それは足の遅い重装兵に面白いぐらいぶち当たった。

押しつぶされた兵士の血液が勢い良く飛び散っている。
492 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/19(木) 23:45:59.49 ID:duIM2eiH0


「ふふふ、この戦……このまま行けば私達の勝利ですわね」

「そんな事を言う奴は大体酷い目に遭う……」ボソッ

「蹂躙して差し上げますわ!」

「けして、白兵戦だと勝ち目が無いからとかではありませんのよ!」



「聞いてないですよこんなの! 相手が強すぎる!」

「辺境だからと舐めたこちらが悪い」

「ゆっくり進軍していては良い的です!」

「落ち着け。俺に考えがある」

「考え……ですか?」

493 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/19(木) 23:48:41.04 ID:duIM2eiH0


「……おかしいですわ」

「どうかしたんですか?」

「相手の動きが……止まった様ですね」

「うーん、良い事だと思いますけど」

「攻める気が無いなら、普通反転する筈ですの」

「そうじゃないという事は……」

「つまり何か考えがあって止まっている?」

「その通り。嫌な予感がしますわ」


エルキナの予感は当たっていた。

彼等は気付かれぬように、陣形をゆっくりと変えていたからだ。

494 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/20(金) 00:14:06.29 ID:/5hE5/B+0


「解ってるな?」

「ええ」

「今のうちに息を整えておけよ」

「一点に集中させる訳ですからね。勿論です」

「……こちらの全力を見せてやる」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――
/東の陣地/ (エルキナ、ゴラン、アルベルト)

【被害状況】 □□□
【配置上限】 ■■■


/東の軍勢/ (重装兵×1?、軽装騎兵??、騎兵2)

【被害状況】 ■■■■◇◇◇□□□□□□□□□
【陣形詳細】 鋒矢の陣(突撃陣形)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
495 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/07/20(金) 00:22:12.65 ID:/5hE5/B+0


「ふぅ、ふぅ、ふぅ……」

「落ち着きましたか?」

「誰のせいじゃ! 誰の!」

「大変申し訳ないと思ってます」

「……まぁ負ける筈も無し。このまま進むとしよう」

「了解!」

「了解致しました」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
/南の陣地/ ※主戦場 (ディアナ、ミリス)

【被害状況】 ■□□□
【配置上限】 ■■

「狙撃」……TP半分消費、不利判定を有利判定に一つ変える。


/南の軍勢/ (重装兵×??、軽装騎兵2、騎兵3)

【被害状況】 不明
【陣形詳細】 テストゥド(亀甲陣形)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

1〜3 … 被害を受ける 
4〜6 … 双方の被害なし
5〜9 … 手傷を与える
0 … 獅子奮迅の活躍

↓1 2D10で判定(ディアナの「狙撃」使用可能。使うなら併記)
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 08:11:22.92 ID:OkQ307RAO
狙撃使用
497 :ゆっくり更新  ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/08/03(金) 19:09:18.97 ID:IalqNJKI0

判定 9、2 (南の戦闘中、「2」を「7〜9」と同じ扱いにする)


「――すぅ」ギリギリギリ

「隊長! 弓を番えてる様に見えますが!」

「狼狽えるな! 直進しろ!」

「これでっ!」ビュン

「「ぐぁあああ!」」ドサッ

「なっ……」

「盾を貫いた!?」


ディアナの放った矢は、盾を構えていた重装兵の腕を抉る様に貫く。

数に任せたものとは違う正確無比な一撃に、彼等は恐怖した。

498 : ◆sh9LE6ZD.AZt [saga]:2018/08/03(金) 19:25:34.13 ID:IalqNJKI0


「ようやく全体が見えたか」

「ざっと見た所、倒れた者を含めて15名」

「軍隊を動員したにしては些か規模が小さい様にも見えますが……」

「少し気にしておいた方が良いかもしれませんね」

「承知した」


「ぬぅぅぅ〜!」

「寡兵だと侮ってた報いでしょうか」

「ええい! うるさいわ!」

「こっちの士気もガタ落ちですよ」

「黙っとれ!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
/南の陣地/ ※主戦場 (ディアナ、ミリス)

【被害状況】 ■□□□
【配置上限】 ■■

※狙撃により以降「2」を「7〜9」と同じ扱いにする

/南の軍勢/ (重装兵×10、軽装騎兵2、騎兵3)

【被害状況】 ■■□□□□□□□□□□□□□
【陣形詳細】 テストゥド(亀甲陣形)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
499 : ◆sh9LE6ZD.AZt [sage]:2018/08/03(金) 19:47:07.30 ID:IalqNJKI0

―今までのおさらい―


出:ティオニクス、ルチア、ドミニク、モルドー、ウルリッヒ
残:【東】エルキナ、ゴラン、アルベルト 【南】ミリス、ディアナ

出:主人公、女従者、従者、領民〈木こり〉、お尋ね者
残:【東】元貴族、元奴隷、領民 【南】聖職者、女弓兵


Q1 何する状況?

今は物語終盤で権力に物を言わせてた貴族の1人をシメに行くところ

Q2 どうすれば終る?

領地に居る軍隊の猛攻を凌いでる内に貴族を潰せば終了
もしくはこちらが圧殺されればそれでも終了

Q3 ここまで来たからにはクリアしたい

こっちもクリア(完結)したい。というかさせて。
変な選択肢選ばなければ死人は出ないからそれだけ覚えててください
500 : ◆sh9LE6ZD.AZt [sage]:2018/08/03(金) 20:04:49.06 ID:IalqNJKI0

―西の川―


「ところでこの船……曲がれますよね?」

「………当然だ」

「一体何ですかその間は」

「気にするな」

「気にならない方がおかしいと思います」

「安心しろ。先導する俺達から離れなければ良いんだ」

「それはつまり、不味い事が起きるということでは……?」

「さぁ行くぞ、船に乗り込め」

「わぁい」


斯くして君達は流れの急な川へと繰り出した。

その身に何が起こったか判定をしよう。ダイスを2つ振ってくれ。


―【判定表】――――――――――――――――――――――――――――――

02 ― ルチア「あっ、水が入って来ました」
12 ― ティオニクス「不味いって! 岩にぶつかるぶつかるー!」
20 ― ルチア「あっ、何か落ちましたね……まぁ良いでしょう」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
↓1 ダイスロール (コンマの数値を参照)
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 20:13:13.62 ID:nHKOb7bjo
o
502 : ◆sh9LE6ZD.AZt [sage]:2018/08/03(金) 20:34:24.30 ID:IalqNJKI0

判定 6+2=8


「のああぁぁぁあ!!」ザッパァン

「ほげぇぇぇ!」ビタァァン

「ズズッ……静かにして頂けますか?」

「呑気に茶を啜ってる場合か! ルチア!」

「急流ですから仕方ありませんね」

「お前もだよ! ドミニクぅ!?」


激流に身を任せて同化している。

むしろ、どうかしてるから動じないのか。

503 : ◆sh9LE6ZD.AZt [sage]:2018/08/03(金) 20:49:31.71 ID:IalqNJKI0


前方から声が聞こえる。

怒声のようなこれは男の声だ。


「――あと少しで着く! 急停止に備えて下さい!」

「供えろってどうすりゃ……」

「どうしますか?」

「それを今聞いてるんだろ!?」

「船を止められそうな物を集めりゃ良いんじゃねぇか?」

「それです!」


僕達は船の積み荷から使えそうなものを拾い集めて来た。

この中から止められそうなものを選ぼう。


―【選択表】―――――――――――――――――――――――

@―梯子
A―ロープ
B―紐
C―錨
D―ルチア

――――――――――――――――――――――――――――
↓1 選択肢 (2D10の判定。目標値は「8〜16」で変動)
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 08:21:25.66 ID:rP+bT9YnO
ロープをくくりつけた錨
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/24(月) 19:59:03.89 ID:sHb2HjdJO
もう復帰はないのかな……
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/28(金) 14:01:52.44 ID:4v/W1is+O
悲しいなぁ...(諸行無常)
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