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サトシ「スイレン、話があるんだよ」
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1 :
◆PHHgkjrs.I
[saga !orz]:2018/03/01(木) 20:20:51.16 ID:upOybuM3O
放課後
校舎裏
サトシ「ごめんスイレン、こんなとこに呼び出しちゃって…」
ピカチュウ「ピカ」
スイレン「う、うん…別にいいよ?」
スイレン「でもサトシ…こんなとこに私を呼び出してなんの用?」
アシマリ「アウ」
サトシ「…………………」
スイレン(サトシの事だし…バトルの練習付き合ってとかかな?)
サトシ「あのさ、スイレン……」
スイレン「?」
サトシ「好きだ」キリッ
ピカチュウ「ピカ!」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1519903251
2 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 20:27:48.73 ID:upOybuM3O
スイレン「…………………」
スイレン「………も、もう一回聞いてもいい?」
アシマリ「アウ」
サトシ「……だからさ、スイレンの事好きだって言ったんだよ」
ピカチュウ「ピーピカチュッ」
スイレン「…………」
スイレン(き、聞き間違いじゃない………)タラッ
スイレン(い、今サトシが私の事"好き"って言った……)ドキドキ
スイレン(私、今…………)ドキドキ
スイレン(サトシにこ、告白されてるっ!)ドキドキ
アシマリ「アウー」
3 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 20:42:01.91 ID:upOybuM3O
スイレン「…………………」
スイレン(サトシが私の事好き……う、嬉しい……)キュン
スイレン(で、でもサトシの事だし……もしかしたらその"好き"は違う意味の"好き"かも……)ギュッ
アシマリ「グエッ」ギュウ
スイレン「…………あ、あの…サトシ…」
サトシ「な、なに?スイレン?」ドキドキ
スイレン「その"好き"ってどういう意味の"好き"?」ドキドキ
サトシ「……スイレンを女の子として好きって意味だよ、何度も言わせないでくれよ…恥ずかしいぜ///」テレッ
ピカチュウ「ピカピカ」ニコッ
スイレン「////」ギュウウウ
アシマリ「アオオ……」グググ
4 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 20:59:26.17 ID:upOybuM3O
スイレン(ゆ、夢!?夢なのこれ!?////)ギュウウウ
アシマリ「ア……ウオ…………」ギュギュギュ
ピカチュウ「ピ、ピピピカ!?」
サトシ「………スイレンと初めて会った時の事覚えてる?」
スイレン「う、うん……忘れた事ない…///」ドキドキ
サトシ「………あの時さ、俺がサメハダーでライドしてたらたまたま釣りしてるスイレンと会って…」
スイレン「……ハギギシリ…////」コク
サトシ「………あの時スイレンの事見て思ったんだ」
サトシ「あっ、可愛い子だなって///」テレッ
スイレン「////」ボフン
スイレン(さ、サトシに可愛いって言われた……)ドキドキ
スイレン(私、死ぬんだ……きっと今日死ぬんだ…)ダラー
サトシ「スイレン!鼻血出てるぞ!?」
アシマリ「」ピクピク
ピカチュウ「ピカー!」ユサユサ
5 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 21:18:47.04 ID:upOybuM3O
スイレン「だ、大丈夫!つ、続けてサトシ!」ハァハァ
サトシ「ほ、本当に大丈夫かよスイレン?」
スイレン「うん、つっぺするから/////」スポッ
スイレン(心配してくれるんだ…サトシ、優しい////)ポッ
サトシ「………それでさ……スクールでスイレンと再会した時に……」
スイレン「」ドキドキドキドキ
サトシ「運命を感じたよ///」テレッ
スイレン「私も!私も感じた!」クワッ
サトシ「」ビクッ
サトシ「そ、その…それでさ……」
スイレン「うんうん!」フンスフンス
サトシ「なんてゆーか……上手くは言えないんだけどさ?まるでケンタロスに轢かれたような衝撃を受けたんだよ……」
サトシ「今思えば……あれが恋ってやつだったんだな、きっと////」テレッ
スイレン「こっ…コッコッコッコッコッコ………/////」ボフン
サトシ「コイキングの真似?本当に可愛いなスイレンって」ハハッ
スイレン「コッコッコッコッコッコ………/////」
ピカチュウ「ピカー!」バリバリバリ
アシマリ「ギャアアアー!!」ビリビリビリ
6 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 21:35:40.01 ID:upOybuM3O
サトシ「そ、その……それでさ?返事ほしいなって……」ポリポリ
スイレン「へ、返事……?」ドキドキ
サトシ「………迷惑じゃなかったらでいいんだけどさ?」
サトシ「そ、その………スイレンをゲットして……俺だけのスイレンにしたいなっ…て…///」ポリポリ
スイレン「あわわわわ////」プシュー
スイレン「ぁ……わ…………/////」プクプク
サトシ「す、スイレン!大丈夫か!?口からバルーン出てるぞ!?」ユサユサ
スイレン「」プクプクプク
アシマリ「アウー」ヨロッ
ピカチュウ「ピカー……」ホッ
7 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 21:51:07.23 ID:upOybuM3O
サトシ「スイレン!しっかりしてくれ!スイレーン!!」ユサユサ
アシマリ「アウー!」ユサユサ
ピカチュウ「ピカー!」
スイレン「」プクプク
スイレーン アウー
スイレン(……意識が遠のく……)
スイレン(で、でも……サトシが私を好きって言ってくれた……)
スイレン(ずっと……大好きだったサトシに……好きって言われた……)
スイレン(サトシが……私と結婚したいって言ってくれた……)
スイレン(私、しあわ……)
ソレデデスネ? ウソダー
スイレン(…………え?)
スイレン(マオちゃんと……リーリエの声?)
8 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 22:51:54.72 ID:upOybuM3O
ワイワイ ガヤガヤ
リーリエ「論理的結論から言いますと……恋愛を制するコツ、それはズバリ……」
リーリエ「主導権を握る事です!」ビシッ
シロン「コン!」ビシッ
マオ「……いきなり何言ってるのよリーリエ…」
スイレン「今日のリーリエは変なリーリエ」
アシマリ「アウ」
リーリエ「へ、変ではありません!」
リーリエ「マオ、スイレン!これから恋愛していくにあたって、レンアイマスターである私の話は聞いておいていたほうがいいですよ?」ドヤッ
シロン「コン!」ドヤッ
マオ「レンアイマスター?」
スイレン「ま、まさかリーリエ……今誰か好きな人が…」ゴクリ
リーリエ「いえ、いませんけど?」
スイレン「そ、そう……」
マオ「………恋もした事ないレンアイマスターってなんなのよ?」
リーリエ「…………論理的結論から言いますと私……」
リーリエ「来る日の為に恋愛についての予習をしていました…」スッ
リーリエ「これで!」ドサッ
マオ「こ、これって……」
スイレン「少女マンガ……」
アママイコ「アマーイ!」
リーリエ「ふふふ、全巻読破しました!」
リーリエ「マオ、スイレン!恋愛についてならば私に何でも聞いてください!」
リーリエ「この、レンアイマスターである私に!」ドヤッ
シロン「コーン!」ドヤッ
マオ「いや、何でも聞けって……マンガの知識じゃん…」
スイレン「なんちゃってレンアイマスター」
アシマリ「アウ」
9 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 23:12:55.07 ID:upOybuM3O
リーリエ「それで……さっきの話の続きですが……」
マオ「あっ、続けるんだ……」
スイレン「まぁまぁ、マオちゃん。聞いてあげようよ」スッ
マオ(スイレン……メモ用紙……)
リーリエ「まずですね?主導権を握ると言う事は……」
スイレン「………………」メモメモ
マオ(スイレン……メモとってる……)
リーリエ「主導権を握り、相手より優位に立つと言う事は……付き合ってから、そして結婚してからの関係にも影響してきますね」
スイレン「け、けけけけ結婚……!さ、ささささ…///」ボフン
アシマリ「アウアウ!」
マオ「いや、結婚て……リーリエも私達も結婚どころか相手もいないよ」
リーリエ「だからこその"予習"です!マオ!」ビシッ
シロン「コン!」
スイレン「そうだよ!マオちゃん!」
マオ「えぇ……」
アママイコ「アマー……」
リーリエ「マオ!マオみたいな子が将来結婚する相手に浮気とかされるんですよ!」
マオ「ちょ、ちょっと!なんで私が浮気されるみたいに言われてるの!?」
リーリエ「マオ!男と言う生き物は浮気をする生き物なんです!これはそれを防ぐ為のお勉強なんですよ?」
リーリエ「………と、本に書いてありました」ボソッ
マオ「そ、そんなの人によるんじゃ……」
スイレン「………サトシは浮気しない!」プクー
リーリエ「? 何故サトシの名前が??」
マオ「鈍感かレンアイマスター」
アママイコ「アマーイ……」
リーリエ「と、とにかくですね?相手より優位にたつ為には……」コホン
スイレン「…………」メモメモ
リーリエ「………論理的結論から言いますと……"強気"と"余裕"です」バーン
シロン「コン!」
スイレン「強気と……余裕……」ゴクリ
マオ「………いったいどんな内容のマンガ読んでるのよリーリエ……」
…………………
………
…
10 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 23:25:35.75 ID:upOybuM3O
サトシ「スイレン…なかなか起きないな……こうなったら……!!」
サトシ「ピカチュウ!スイレンに10万ボルト!!」
ピカチュウ「ピカー!!」バリバリ
アシマリ「アウ!?」
ピカチュウ「ピィカァヂュー!!」
バリバリバリバリ
スイレン「」ビリビリビリ
アシマリ「アウア!アウア!」アセアセ
スイレン「」プスプスプス
スイレン「……………」ムクリ
アシマリ「アウ!?」
サトシ「よ、良かった…スイレンが起きた…」ホッ
ピカチュウ「ピカー」ホッ
スイレン「……サトシ……」
サトシ「スイレン…急に倒れるから心配して……」
スイレン「………ねぇサトシ……」
サトシ「ん?」
スイレン「………私の事……どれくらい好き?」
サトシ「え?」
ピカチュウ「ピ?」
アシマリ「アウ?」
11 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 23:40:18.68 ID:upOybuM3O
サトシ「それってどういう……」
スイレン「答えて!」
サトシ「…………………」
サトシ「す、スイレンの事はすっげー好き!」
スイレン「……………………」
サトシ(こ、これじゃダメなのか……なら……)
サトシ「………め、メチャクチャ好き………」
スイレン「………………」ジトー
サトシ(これでもダメなのか……)
ピカチュウ「ピカピィ…」
スイレン「私……」ボソッ
サトシ「!」
スイレン「サトシの事……ずっと好きだったの…」
サトシ「スイレン……!」
スイレン「だから、サトシが私の事、好きだって言ってくれてすっごく嬉しい」ニコッ
サトシ「じゃ、じゃあ……」
スイレン「……浮気とか絶対に許さない…」ボソッ
サトシ「え?浮き輪?」
ピカチュウ「ピ……」
スイレン「……証拠、見せて」
サトシ「証拠?」
スイレン「サトシがこの先、私だけを愛し続けるっていう…」
スイレン「証拠!」ニコッ
サトシ「えぇ……」
ピカチュウ「ピカピ……」
アシマリ「アウ……」
12 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/01(木) 23:50:36.86 ID:upOybuM3O
サトシ「あ、あのさ……スイレン……」
スイレン「サトシが浮気しないのは信じてる…でも…」
スイレン「この先、結婚を前提に付き合っていくんだし、その辺ははっきりしておかないと!」ビシッ
アシマリ「アウ!」
サトシ「け、結婚……!?」
スイレン「サトシ!早く証拠見せて!」ワクワク
サトシ「え?い、いや……証拠って言っても……ど、どうすればいいんだピカチュウ?」チラッ
ピカチュウ「ピ!?」
スイレン「………なら、いくつか質問するから答えて」
サトシ「わ、わかった!」
13 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 00:07:19.03 ID:ihjbidhRO
スイレン「リーリエがもし、サトシと一緒にウルトラジャーしたいって言ってきたらどうする?」
サトシ「俺、スイレンと一緒にウルトラジャーしたい!」
スイレン「……マオちゃんが…サトシ!私と一緒にゼンリョクでポーズを決めようよ!って言ってきたら?」
サトシ「俺が一緒にゼンリョクでポーズを決めたいのはスイレンだぜ!」
スイレン「………ピカチュウが……サトシ!僕とあーいやいやしよっ!って言ったら?」
サトシ「ピカチュウとあーいやいやする!」
スイレン「……この先……古代のプリンセス的な女の子が現れて、サトシ〜私、未来コネクションしたいなぁ〜とか言ってきたら?」
サトシ「俺が未来コネクションするのはスイレンだけだよ///」テレッ
スイレン「サトシ……」キュン
スイレン(サトシ……こんなに私の事を好きなのに、私はサトシを疑って…)
スイレン「………サトシ、ごめん……私……」
サトシ「へへっ、気にすんなよスイレン?」ニッ
スイレン「サトシ////」キュン
ピカチュウ「ピカピ///」テレッ
14 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 20:02:48.09 ID:e3Me33EtO
サトシ「なぁスイレ……」
スイレン「サトシ!」
サトシ「え?」
スイレン「………も、もう一回……!サトシの口から言ってほしい…」ドキドキ
サトシ「スイレン……」
スイレン「////」モジモジ
ピカチュウ「ピカァ///」ドキドキ
アシマリ「アウー////」ドキドキ
サトシ「ああ、そうだよな……」フッ
サトシ「スイレン!キミに決めた!」
ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
スイレン「……………サトシ!」
サトシ「」ドキドキ
スイレン「わ、私………!///」
スイレン「サトシと一緒のバルーンに入りたい!」ニコッ
スイレン「ず、すっと……一緒に!///」モジモジ
アシマリ「アウー////」モジモジ
サトシ「………へへっ……」
サトシ「スイレン!ゲットだぜ!」
ピカチュウ「ピィカチュウ!」
スイレン「/////」
アシマリ「アウー////」
15 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 20:21:48.54 ID:e3Me33EtO
サトシ「スイレン!明日からいっぱいデートとかしようぜ!」
スイレン「デート!?///」カァー
サトシ「えと……い、嫌だった?」
スイレン「ううん!したい!」
スイレン「ねぇサトシ!私、この前すっごくいい釣りスポット見つけたの!」
サトシ「マジかよスイレン!」
スイレン「うん!だから、明日そこでデートしよ!」
サトシ「すっげー楽しみ!早く明日にならないかなぁ!な?ピカチュウ?」ワクワク
ピカチュウ「ピカー」ニコニコ
スイレン(サトシと釣りデート……アーカラ島を思い……)
サトシ「にしても…スイレンと釣りデートかぁ…アーカラ島を思い出すな?」
スイレン「………え?」
サトシ「あの時ライチさんにスイレンとデートとかからかわれてさ?本当は俺、すっげー恥ずかしかったんだぜ?」
スイレン(う、嘘……サトシ、全然気にしてなさそうで……私だけ意識してたんだと思ってたのに……)
スイレン「ほ、ほんどに……ゆ、夢みだい……!」グスッ
アシマリ「アウ!?」
サトシ「うわっ!急に泣き出してどうしたんだよスイレン!」アセアセ
サトシ「ほらスイレン、泣き止めよ」ナデナデ
スイレン「う、うん……ありがとサトシ///」
サトシ「気にすんなよ?だってさ!スイレンは俺の大切なガールフレンドだからな?」ニッ
スイレン「ガ……/////」プシュー
サトシ「スイレン?」
ピカチュウ「ピ?」
アシマリ「アウー」ハァ
16 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 20:37:30.28 ID:e3Me33EtO
サトシ「ごめんスイレン!ひょ、ひょっとして嫌だった!?」
スイレン「ううん……」
スイレン「嬉しい///」ニコッ
サトシ「スイレン……」ドキッ
サトシ「…………………」
スイレン「ねぇサトシ!これからもたくさんデー……」
サトシ「なぁスイレン…」スッ
スイレン「………え?」ドキッ
サトシ「………目……閉じて貰っていいかな?」
スイレン(こ、これって……まさか……)ドキドキ
スイレン「…………うん…」スッ
サトシ「………………」スッ
スイレン「………………」ドキドキ
スイレン(わ、私……しちゃうんだ……)ドキドキ
スイレン(とうとう……サトシとキスしちゃうんだ……)ドキドキ
サトシ「………ちょっと震えてる……怖いのか?スイレン……」
スイレン「す、少し……でも……」ドキドキ
スイレン「サトシとなら……ううん……」ドキドキ
スイレン「わ、私……サトシとキスしたい!」ドキドキ
サトシ「スイレン……」
ピカチュウ「ピカァ///」
アシマリ「アウー////」
サトシ「……いくぜ?スイレン」
スイレン「うん、きて…サトシ…」ドキドキ
ちゅー
17 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 21:00:58.35 ID:e3Me33EtO
オネーチャン オネーチャン
スイレン「……………ん?」パチッ
ホウ「おねーちゃん!朝だよー!」ユサユサ
スイ「スクール遅刻しゃうよー!」ユサユサ
アシマリ「アウ!」
スイレン「………………」ムクリ
スイレン「………朝……?」ボケー
ホウ「おねーちゃんボケボケー」
スイ「髪の毛ボサボサー」
スイレン「…………ホウとスイに………アシマリ…」キョロキョロ
ホウ、スイ、アシマリ「?」
スイレン「…………枕……」ヒョイ
アシマリ「アウ」
スイレン(私、サトシに放課後呼び出されて……両想いで…サトシのガールフレンドになって……デートの約束して……キスして……)
スイレン(すごく夢みたいな話で………本当に夢みたいで……夢…夢……………)ポワーン
ホウ「おねーちゃんどうしたの?」
スイ「おねーちゃんまだボケボケー」
スイレン「……………………」
スイレン(本当に夢だった………)ガクッ
ホウ、スイ「?」
アシマリ「アウー……」
ホウ「みてみてー!おねーちゃん!」
スイレン「? ホウ……今お姉ちゃんそんな気分じゃ……」チラッ
スイ「おねーちゃんのマネ!」
ホウ「まくらにドレインキッス!」ブチュー
スイレン「………………」
スイレン(シェルダーになりたい!!!////)ガバッ
ホウ「あっ!おねーちゃん、シェルダーのマネしてる!」
スイ「おねーちゃんのふとんにこもるこうげきだー!」
アシマリ「アウ……」ハァ
18 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 21:22:49.74 ID:e3Me33EtO
スイ「でねでねー?おねーちゃんがシェルダーのマネしてー!」
ホウ「まくらにドレインキッス!」
スイレンママ「? よくわからないけど……早くご飯食べちゃいなさい?」
ホウ、スイ「はーい!」
スイレン「………………」モグモグ
アシマリ「アウー」
スイレン「お母さん」
スイレンママ「?」
スイレン「私、将来シェルダーになる!」
スイレンママ「馬鹿な事言ってないで早くご飯食べてスクールに行きなさい、遅刻するわよ?」
アシマリ「アウ」
19 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 21:48:34.50 ID:e3Me33EtO
スイレン「……………」トボトボ
アシマリ「アウアウ」トボトボ
スイレン(な、なんであんな夢を……/////)トボトボ
スイレン(す、すごく……サトシに会いにくい……///)トボトボ
アシマリ「アウー…」トボトボ
スイレン「…………」ピタ
アシマリ「アウ?」
スイレン「…………でも……」
スイレン「………ただずっと立って待っててもはじまんない……」
スイレン「言っちゃったら……今までみたくできないかもしれないけど……」
アシマリ「……………」
スイレン「アシマリ!私、サトシに告白する!」
スイレン「だって、私……太陽みたいに明るくて元気なサトシが大好きだから!」ニコッ
アシマリ「アウ」ニコッ
スイレン「アシマリ!応援してね!」グッ
アシマリ「アウ!」グッ
スイレン「よし!」
スイレン「新しい今日を……始めよう!」オー
アシマリ「アウー!」オー
オーイ
スイレン、アシマリ「?」クルッ
タッタッタ
サトシ「スイレーン!アシマリー!」タッタッタ
ピカチュウ「ピカー!」タッタッタ
スイレン、アシマリ「!?」ビクッ
20 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 22:04:13.59 ID:e3Me33EtO
スイレン「さ、サトシ………」
サトシ「アローラー!スイレン!アシマリ!」
ピカチュウ「ピッカー!」
スイレン「あ、アローラ……」
アシマリ「アウ!」
サトシ「へへへっ、スイレン!偶然だな!一緒にスクール行こうぜ!」
スイレン「う、うん……」
スイレン(まさかのエンカウント……)タラッ
サトシ「? なんか元気ないな?調子でも悪いのかスイレン?」
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン「な、なんでもない…」
スイレン(む、無理!絶対無理!今決意したばっかりだし絶対に無理!)
サトシ「?」
アシマリ「………アウ」ポンッ
スイレン「…………アシマリ……」
アシマリ「……アウ!」グッ
スイレン(…………うん、そうだねアシマリ……)
スイレン(サトシもよく言ってる………)
サトシ「スイレン?」
スイレン(やってみなきゃ……わかんない!)グッ
アシマリ「アウ!」
スイレン「サトシ!話があるの!」
サトシ「話?なに?」
ピカチュウ「ピカ?」
21 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 22:22:04.61 ID:e3Me33EtO
スイレン「あ、あの!わ、私と………!一緒にバルーンに……」
サトシ「バルーン?バルーンの練習手伝ってくれって事か?いいぜ!任せとけ!」ニッ
スイレン「あ……じゃ、じゃなくて……」
サトシ「え?違うの?」
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン(だ、ダメ……告白どころか……)
サトシ「?」
スイレン(ゆ、夢のせいでサトシの顔すら直視できない…////)カァー
アシマリ「アウー」
サトシ「あのさスイレ……」
スイレン「きょ、今日はいい天気!////」ビシッ
サトシ「え?うん、そうだ………」
スイレン「わ、私!先にスクールに行くから!」クルッ
ダダダダダ
サトシ「えぇ!?おいスイレン!!」
ピカチュウ「ピカ!?」
アシマリ「アウ」ハァ
サトシ「………なんかスイレンの様子おかしいなピカチュウ……?」
ピカチュウ「ピカ?」
ロトム図鑑「女心は晴れのちカラフルロト」
サトシ「え?」
22 :
◆PHHgkjrs.I
[saga]:2018/03/02(金) 22:40:23.73 ID:e3Me33EtO
ポケモンスクール
ワイワイ
リーリエ「マオ、運命の相手と出会う為にはまず自分から行動を起こさなくては……」
マオ「へぇ………レンアイマスターは何か行動してるの?」
リーリエ「私は今来るべき日に備えての充電期間中です」
シロン「コン!」
マオ「そうなんだ、がんばリーリエ」
アママイコ「アマーイ!」
ガラッ
マオ、リーリエ「!」
スイレン「ハァハァ……」
マオ「スイレン?どうしたのそんなに汗だくで?」
アママイコ「アマ?」
スイレン「………レンアイマスターであるリーリエに相談があるの!」
リーリエ「! 論理的結論から言いますと…恋の相談ですねスイレン?相手は誰ですか?」ワクワク
マオ(サトシに決まってるでしょドンカンマスター……)
スイレン「その………お、教えてほしい事……あるの……」
リーリエ「レンアイマスターである私に任せてくださいスイレン!」
マオ(サトシに告白する方法とかかな?)
スイレン「…………今朝の……」
リーリエ「はい!」キラキラ
スイレン「…………………………」
スイレン「………け、今朝の夢の続き………見る方法教えて…」
マオ「………………」
リーリエ「………………」
マオ「……………え?」
リーリエ「………………はい?」
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