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ベジータ「ほう…ならばスマホを持って行かせやがれ!」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/25(日) 18:41:08.22 ID:5WZhi2760
※ほのぼのです。
ベジータ「いいか。充電機もちゃんとセットにするんだぞ。そして通話だ。ブルマとトランクスと話せるようにしておきやがれ!!」
神「充電については問題ない。魔力で充電できるようにしておく。じゃが通話は無理じゃ。元居た世界には干渉できん」
ベジータ「モヒカン野郎以下の低級神の癖してこの俺を怒らせるとは……よほど死にたいようだな」ボッ
ベジータはスーパーサイヤ人ブルーになった。
神「ひっ、ひいいいい!? な、何故人間が神の気を……!?」
超青ベジータ「もう一度だけ言う……通話機能を付けやがれぇ!!」
神「む、無理じゃ。わ、わしらにもルールというものが……」
超青ベジータ「ビッグバンアタック!!!」ドゴォゥ
神は死んだ。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1519551658
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/25(日) 18:45:09.41 ID:5WZhi2760
神(天使)「わ、わかりました。通話機能をつけます……」
ベジータ「最初からそうしやがれぇ!!」
神(天使)「そ、それじゃあ送るぞ…」
〜異世界〜
ベジータ「ほう……ここが異世界とやらか……ようし、気の高い奴からかたっぱしにぶっ殺して修行でもするか…」
ベジータは気を探った。
ベジータ「…チッ。ゴミみたいな奴しか居やがらねえ。これじゃあトランクスとマリオカートとやらをやっていた方がましだぜ」
ベジータ「クソッタレ…ブラの奴、腹を空かせて泣いていやがらねえだろうな……」
ベジータ「フン。ちょっとだけ電話してやるとするか……」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/25(日) 18:49:13.63 ID:5WZhi2760
〜そのころ〜
冬夜「おっと、スマホを無くしちゃった…」
八重「冬夜殿はドジでござるね」
冬夜「こういう時は…アポーツ!!スマホよこい!!」
冬夜は引き寄せの魔法を使った。
〜〜〜〜
冬夜はスマホ端末の指定を行わなかったためベジータのスマホもアポーツによって引き寄せられてしまった。
ベジータ「なっ…俺のスマホがものすごい勢いで飛んでいきやがった……!?」
ベジータ「盗人が……よくも…俺のスマホを……!!」ゴゴゴゴゴッ
ベジータの怒りに大地が震える。
ベジータ「くそったれーーーっ!!誇り高きサイヤ人の王子であるこのベジータ様のスマホに手を付けやがってーーーーーーーっ!!!!ぶっ殺してやるからそこを動くなよーーーーーーーーーっ!!!!!」バシューーーン
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/25(日) 18:51:41.53 ID:5WZhi2760
冬夜「あれ?スマホが2個きちゃった……どういうことだろう?」
エルゼ「なに?2個あるの?1コちょうだい」
冬夜「うん。僕のじゃないしいいよ」
エルゼ「やったー!」
冬夜「あ、ちょっとまって。データを削除するから」
ベジータ「見つけたぞ下等盗賊がーーーー!!!!そのスマホを返しやがれーーーーーーーっ!!」ゴオオオオオオオ
冬夜「えっ!?」
ゴオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ベジータはすれ違いざまにスマホを奪い返した。
そのあまりの風圧にリンゼが転倒し、頭をぶつけてしまった。
リンゼ「きゃっ!!」ゴツン!!!!
冬夜「リンゼ!!!!!!!」
頭部から血を流すリンゼを見て冬夜は怒りのあまり魔力を解放した。
冬夜「…許さんぞ。死ね」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/25(日) 18:54:41.31 ID:5WZhi2760
冬夜の神級魔法がベジータを取り囲む。しかしベジータにとっては蚊の方が厄介なレベルだったのでベジータは魔法に気が付かなかった。
ベジータ「クソッタレめ。削除画面まで行っていやがる!流石中華業者だ。手際がいいぜ…」
ベジータ「フン。だがデータは無事だ」
ベジータはスマホのバックアップを取っていなかった。
トランクスとの楽しい遊園地の思い出やブラの成長記録が失われることはベジータにとって死に等しいことだ。
ベジータ「恥を忍んでブルマにバックアップの取り方を聞いておくべきだったな……」
ベジータ「くそったれめ。このベジータのスマホを盗んだことを後悔させて…ん!?」バキィン!
冬夜の魔法の1つがベジータのスマホを貫いた。
ベジータ「あっ…」
〜〜〜〜〜
ベジータの記憶の中のトランクス『パパーー!!』
ベジータの記憶の中のブルマ『ほら、あんたも笑いなさいよ』
ベジータの記憶の中のブラ『きゃっきゃっ』
ベジータの記憶の中のベジータ『フン』パシャッ
〜〜〜〜〜
すべての思い出がこの瞬間に砕け散った。
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/25(日) 18:58:11.49 ID:5WZhi2760
冬夜「僕の大切な人を傷つけた。お前、生きて帰れると思うなよ…」
冬夜はやる時はやる男なのだ。大切な人を傷つけられた時は周りが見えなくなり、周りが引くくらいの残忍性を露にするのだった。
ベジータ「お……俺のスマホはバックアップをとっていなかった……あの写真は、もう2度と帰ってこない……!」ゴゴゴゴゴゴゴ
ベジータの気が高まっていく。
ベジータ「あの写真はよく撮れていた…ホントにいい写真だった…一番のお気に入り…こ…粉々にしやがって………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ベジータは高められた気を解放した。
超ベジータ「うおおおおおおおおっ!!!くたばりやがれええええええええええ!!!ファイナルフラーーーーーーーーッシュ!!!!!」バシュウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!
冬夜「シールドッ!」ピカーーーン
冬夜の究極級の魔力の障壁がベジータのファイナルフラッシュの前に立ちはだかる。
だがたかが下級神に力を貰っただけの冬夜の魔法は0.00000000000000000000000000000000000000000000000000000000001秒すら持ちこたえられず割れた。
冬夜「なっ…」
ユミナ「あぶなーーーい!!」ドン
ユミナが冬夜を突き飛ばす。
ユミナはDNAすら残さず消滅した。
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/25(日) 19:12:18.49 ID:5WZhi2760
冬夜「あ……あ……あ……!」
八重「キッサマーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
リーン「許さない……」
エルゼ「よくも……よくも……!!」
リンゼ「許しません…!!」
超ベジータ「下等生物が…言葉に気を付けやがれぇぇぇっ!!」
ベジータの気がさらに高まる。
仲間を失った冬夜が怒りで膨大な魔力を解放した。
冬夜「お前、もう謝っても許さんぞ…よくも……よくも僕の大切な人を…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
冬夜「僕の力で…貴様を粉々にぶち殺す!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
冬夜は覚醒し、戦闘力はブルー将軍レベルからナッパと戦った時のチャオズレベルまで上昇していた。
リンゼ「冬夜…」ドゴーーーン
黒き気弾がリンゼの言葉を遮った。
リンゼ「ぎゃああああ!!」バラバラバラバラ!!!!!!
リンゼは粉々になって死んだ。ついでに琥珀も死んだ。
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/25(日) 19:15:17.07 ID:5WZhi2760
「思いあがるなよ人間……神から授かった力を自らの力と勘違いするな……貴様らは所詮神の真似事をしているにすぎん…!」
超ベジータ「カカロット!? い、いや、キサマはっ!!」
ゴクウブラック「おや…?これはこれは…前菜じゃないか…………」
ゴクウブラック「再開を喜びたいところだが…あいにく俺は神から与えられた力を自分の力と勘違いし、異世界で暴れまわる下賤な人間を殺すという使命がある……貴様に付き合っている暇はない……」
ゴクウブラック「これまで数多くの神から力を与えられ異世界に送られた人間を殺してきたが……ここまで人から与えられた力を自らの力と言い張る傲慢な人間はいなかった……」
ゴクウブラック「怒りのあまり、先ほどから手の震えが止まらん…」カッ
ゴクウブラックの身体を薔薇色の気が包み込む。
ゴクウブラックロゼ「邪魔をするというならベジータ…貴様から殺してやるぞ…」
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