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ダンガンロンパでペルソナァ!!
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73 :
◇Persona
[saga]:2018/03/25(日) 17:39:01.95 ID:REZpbH93O
>>71
>>72
ご意見ありがとうございます!!
確かに更新は早くしたいんですけど一回エラー吐いちゃうと書き直しになるから難しいんですよねぇ…
では戦闘は基本は自動進行で、何かある時は選択でいきます
74 :
◇Persona
[saga]:2018/03/26(月) 10:28:28.00 ID:pMG8fS1NO
『奴は愚鈍だ。動きをよく見れば喰らう事はないよ。』
最原「分かった…」
シャドウ天海「うるあぁぁぁぁぁ!!」
>大振りの一撃、回避は容易かった。
『さぁ、攻勢に出ようか。』
>相手を見据え、意識を集中させる…
カッ!
最原「【シャーロック】!【ブフ】だ!」
『それが正答さ。』
>【シャーロック】がステッキを掲げる。
>そして、奴に向かって突きつける。
シャドウ天海「なんのまね?こんなんじゃ…ッ」
>すると奴の体が足元から一気に凍りついて行く。
シャドウ天海「うわぁぁぁ!!いやだぁ!!」
最原「もう遅い!」
『これで解決…かな。』
>動けなくなったところに蹴りを見舞う。
>【シャーロック】と。
バキバキバキ………ガシャアァァァン!
>氷が砕けると同時に影は霧散した。
>残ったのは金色の目をした天海くん。
天海?「俺は無くしてしまったんす…」
最原「無くした…?」
天海?「この世で最も大事なものを…探したかっただけなんす…」
>そして、もう一人の天海くんはそう告げると消えた。
最原「大事なもの……か。うっ…」
>気が抜けると凄まじい倦怠感が僕を襲った。
明智「うぅっ…大丈夫かい、最原くん」
最原「なんとかね…明智くんこそ…」
>良かった…最悪な事にならなくて…
明智「とりあえず、ここから出よう…」
最原「そうだね…出てから色々と考えようか…」
>そうして、僕ら二人は天海くんを肩に担ぎ脱出した。
>この時僕らはまだ知らなかった…
>この出来事の裏で【絶望】が動き出していることを…
75 :
◇Persona
[saga]:2018/03/26(月) 22:27:26.83 ID:2eBLTPrOO
―――――――――――――――――――――――――
-???-
「あ〜あ…マジかよ…助けるとか…」
「あいつは本当は死ぬ予定だったろ…」
「ま、いっか。『保険』はかけてあったし…」
「んーじゃ、帰りますか…」
―――――――――――――――――――――――――
20XX年 4/8 (Friday)朝:曇り
-明智の研究教室-
>昨日の出来事から一晩明け…
>僕は明智くんの研究教室にいた。
>勿論、目的はお互いに昨日の事を整理するためだ。
ガラガラッ
明智「ゴメン、依頼が長引いて…」
最原「構わないよ。依頼は大事だしね」
明智「さてと…昨日の事を整理するんだよね」
最原「とりあえず、気になったことを挙げてみようよ」
◆自由安価です!
気になったことをどうぞ
些細な事でも構いません!
下3ぐらいまででお願いします
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/26(月) 22:33:37.84 ID:1G3pDwWbO
天海について
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/26(月) 22:36:08.00 ID:2xAtpwtZO
発現した妙な力のこと
78 :
◇Persona
[saga]:2018/03/28(水) 21:10:40.66 ID:39t5+FjLO
>>76
明智「天海くん…今は保健室にいるんだよね」
最原「そうだね…って二人で運んだでしょ」
明智「確認だよ。彼はキーパーソンなんだから」
最原「罪木さんが言うには特に異常はないから、今日の昼頃目を覚ますかもって」
明智「そっか…助けられたんだね…」
最原「とりあえず明智くん、【シャドウ化】って何?」
明智「じゃあ、それを説明する為に最原くんはユング心理学に詳しい方かな?」
最原「えっと…確か【人の持つ二面性】を研究した人…だっけ?」
明智「うん、大体はそれで合っているよ」
最原「あ、それの用語で【シャドウ】っていうのがあったよね。何か関係してるの?」
明智「そうだね。【人の持つ二面性】…普段僕らが演じている逆の方の人格を【シャドウ】と言う」
最原「演じている…つまり、『今の自分』とは正反対の人格って事?」
明智「まぁ、そんなとこかな」
最原「【シャドウ】は分かったけど肝心の【シャドウ化】について全然分からないんだけど…」
明智「まぁまぁ、【半シャドウ化】については教えたよね?」
最原「人の欲望が垂れ流しになって、理性が利かない状態…だよね?」
明智「正解。【シャドウ化】はそれが進行し、自分の【シャドウ】が暴走してしまう事…と聞いた」
最原「え…明智くんもよく分からないの?」
明智「完全に【シャドウ化】した姿を見たのは天海くんが初めてだからね…」
明智「しかも【半シャドウ化】から【シャドウ化】するにはかなりの時間をかけ、それに特定の条件と場所が必要なはずだけど…」
最原「ひょっとして、それが満たされていなかった…?」
明智「うん、僕の見た限りは」
最原「どういう事だろう…」
明智「ひょっとすると僕も知らない別の要素か、はたまた人為的なものか…」
最原「少なくともここじゃ回答は出せそうもないね」
明智「多分、この学園に【シャドウ化】に詳しい人がいるんだけどな…」
最原「何で多分?」
明智「極度の人見知りだからね…僕は直接会った事はない」
最原「世の中は広いなぁ…」
79 :
◇Persona
[saga]:2018/03/28(水) 22:26:19.96 ID:7uW0WUPjO
>>77
明智「あの時の君の力は…」
最原「僕も詳しくは分からないよ…ただ無我夢中で…」
明智「僕も見ていたけど、あの姿は【シャーロック・ホームズ】みたいだった…」
最原「うん…僕の…憧れ…」
明智「そして、氷を操る能力…」
最原「それに身体能力も上がっていたよ、僕はあんなにジャンプして蹴りを放つなんて出来ないからね…」
明智「それに鍵を持っていたよね」
最原「確かに持っていたけど…無いんだ…」
明智「無くしたの?」
最原「いや、そもそもあの鍵は僕の持ち物じゃないしね…」
明智「つまり、あの部屋で手に入れた物…か」
最原「謎は深まるばかりだね…」
80 :
◇Persona
[saga]:2018/03/28(水) 23:13:50.79 ID:ubiZAAdIO
明智「あの隠し部屋は何なのかとか、そもそも天海くんが聞いた噂は誰が言い出したのかとか、疑問が尽きないね…」
最原「それに不明な点が多すぎるから答えが出ない…」
明智「この問題には聞き込みも通用しないだろう…」
最原「結局、手詰まりか…」
明智「いや、まだ手段はあるよ」
最原「そっか、当事者に聞けばいいのか…!」
明智「そう。天海くんが目を覚ませば話を聞けるだろう」
最原「でもまだ時間が…」
明智「気分転換に外でも歩いてみたら?いいアイデアが浮かぶかもよ?」
最原「そうさせてもらうよ…休憩も必要だしね…」
明智「じゃ、また天海くんの所で」
最原「またね」
>僕は一時の別れを明智くんに告げ、研究教室を出た。
81 :
◇Persona
[saga]:2018/03/29(木) 15:53:23.76 ID:WwVe+D8WO
-自室-
>明智くんと別れ、僕は今ベッドに寝そべっている。
最原「考える事が多すぎて昨夜は眠れていなかったしな…」
>この後の事を考え、眠ることにした…
>目を閉じる…それだけであっさりと僕の意識は手放せた。
82 :
◇Persona
[saga]:2018/03/30(金) 00:09:02.30 ID:nfBTEOn2O
-ベルベットルーム-
最原「ここは…」
イゴール「ようこそ…ベルベットルームへ…ここは夢と現実…精神と物質の狭間の場所…」
最原「僕は…確か眠って…」
イゴール「ご心配召されるな…現実の貴方は確かに眠りについていらっしゃる…」
有里「心配しなくていいよ。ここは夢…みたいなものだからね」
イゴール「さてさて、貴方は【契約】を果たし…【試練】を乗り越えられた…」
最原「【試練】って天海くんのこと…?」
有里「そうだね…君は【力】を手に入れたはずだよ…」
イゴール「貴方は【素質】を開花させ…【力】を手に入れた…」
イゴール「その【力】を我々は【ペルソナ】と呼んでいます…」
最原「【ペルソナ】……」
有里「君は【絶望】に抗う【力】を得たんだよ…」
イゴール「では…湊…あれを…」
有里「これ…」
>有里が差し出してきたのは一枚のカードだった…
最原「このカードは…?」
イゴール「貴方は【力】を得た…が、それは一つでは小さく…拙い…」
イゴール「大切なのは【絆】…貴方自身が紡ぐ【絆】…」
有里「そしてそのカードは僕たちからの【絆】の証…」
イゴール&有里「これから、よろしく(お願い致します)…」
>二人の期待の心が深く伝わってくる…
―――我は汝。汝は我。
―――汝、【審判】との絆を得たり…
―――築いた関わりは永劫消えはせぬ…
―――汝、【審判】の力の一片を得たり…
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/30(金) 18:20:55.13 ID:qNdUmDs4O
はよ、更新してくれ
84 :
◇Persona
[sage]:2018/03/31(土) 16:17:46.86 ID:/bppIEL7O
すいません、直ちに更新します!!
85 :
◇Persona
[saga]:2018/03/31(土) 16:21:27.83 ID:/bppIEL7O
―――ピキィン…―――
>…………。
>何だろう…この感覚は…
>まるで、欠けていたもの…
>いや、必要としていたもの…
>あるいはそのどちらとも…
イゴール「先程も申し上げた通り、貴方の【力】はまだまだ未熟…ですから他者との【交流】が不可欠なのです…」
有里「そこで得た【コミュニティ】はきっと君の【力】になる…」
イゴール「【交流】では何か良い影響を呼ぶやも知れません…相手との関係の進展や協力…貴方自身も成長できる事があります…」
有里「つまり、【仲間】…君の【コミュニティ】を築き上げるんだよ…」
>【コミュニティ】…
>確か【共同体】を意味する英単語だっけ…
イゴール「貴方はこれから様々な人と知り合うでしょう…」
有里「その人たちと【コミュニティ】を結べれば…必ず君の【力】になるよ」
イゴール「沢山の人と出会い…貴方だけの【コミュニティ】を築いてくださいませ…」
有里「君はもう感じたはずだよ…僕たちとの【絆】を…」
【Community Get!】
ベルベットルームの住人 審判 Rank1
【Community Skill Get!】
蒼の誘い(ベルベットルームへこちらから入れるようになる)
有里「そのカードがあれば君は眠らなくてもこっちに来れる…」
最原「ありがとう…」
イゴール「お客人を手助けするのは私達の役目ですからな…では、また…」
>有里の持っている本が輝きだした…
>しかし、またここに来れるのは確かだ。
>そして、僕は目を覚ました。
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/01(日) 15:44:36.35 ID:jnw0Z+7iO
そもそも、このスレってどういう世界観なの?
87 :
◇Persona
[saga]:2018/04/01(日) 17:56:13.01 ID:jYFO2hvBO
>>86
そうですね、割と大事な事です
育成計画をベースにP3、P4、P5のキャラをぶちこんだって感じです。
但し、ペルソナ陣営のキャラの年齢を1つ下げてます。
(そうじゃなきゃ、陽介がクラスメイトにならない…)
元々、一年生のキャラは一年生のままです。
ダンガンロンパキャラについては77期生は二年生、78期生と才囚生は一年生です。
66期生、69期生、74期生、76期生は教師または教員となっています。
こんな世界観です。
気になる事があったらばんばん質問してください
しっかりとお答えします
88 :
◇Persona
[saga]:2018/04/01(日) 23:33:53.54 ID:kH0IT9iOO
>時計を見ると11時半過ぎ…
最原「少し早いけど、天海くんの所に行こう…」
-保健室-
コンコン、ガラガラ…
最原「失礼します…」
忌村「あら、いらっしゃい…」
最原「あの…天海くんは…」
>忌村さんは奥のベッドを指さした。
忌村「そこよ、今は罪木さんが検査してるわ…」
最原「ありがとうございます」
>奥のベッドへ足を進める。
最原「天海くん…大丈夫?入ってもいいかな?」
天海「いいっすよ」
>カーテンを引く。
>そこには元気そうな天海くんと座ったまま寝ている罪木さんがいた。
罪木「うゆぅ…うゆぅ…」
>随分と特徴的な寝息だ…
天海「昨日から付きっきりだったみたいっす」
最原「……。しょうがないね」
>二人で困ったような笑みを浮かべる。
>よかった、ちゃんと『天海くん』だ。
天海「最原くん、話したい事があるんすけど…」
ガラガラ!ガタン!
明智「最原くんはいる!?」
忌村「どうしたの…?騒がしいわね…」
明智「殺人事件です…この学園で!」
最原「本当に!?」
明智「そんな笑えない冗談は言わない…」
明智「役に立ちそうな【超高校級の才能】持ちを今、収集しているそうだ…」
最原「なら、僕と明智くんは適任だね…天海くんは…」
天海「俺もいくっす。体調はバッチリだし、足は引っ張らないっすよ」
明智「よし、早く行こう!」
最原「場所は?」
明智「屋上…本校舎の屋上だ!」
>こうして、僕たちは紛れも無い【非日常】へと足を踏み入れて行くのであった…
89 :
◇Persona
[saga]:2018/04/03(火) 22:13:20.44 ID:RGaFmuwAO
構想を練っておりました!!
更新します!!
90 :
◇Persona
[saga]:2018/04/03(火) 22:14:11.45 ID:RGaFmuwAO
-屋上-
天海「うっ…ッ!」
明智「ここまでとは…」
>漂う血臭…
>そして、給水塔の壁に磔になっている被害者…
>その足には大きな槍のようなものが突き刺さっている…
???「何が目的なのかしらね…この犯人は…」
>声のした方を振り向く。
>そこには僕と同い年であろう女の子が立っていた。
霧切「私は霧切響子…【超高校級の探偵】よ…」
>なんかもう…
>後、三人ぐらい【超高校級の探偵】っているんじゃないだろうか…
霧切「貴方…最原終一くんよね…」
最原「うん…そうだけど…」
霧切「【探偵図書館】には登録してるの?だとしたら貴方の【ナンバー】を教えてくれる?」
>【探偵図書館】…
>世界中の探偵を登録し、時には斡旋する組織…
>そこに登録してある探偵には登録番号と【ナンバー】が与えられる…
>【ナンバー】は得意な事件のジャンルと探偵としての実績を示すもの…
>けれど僕は…
最原「僕は【探偵図書館】には登録していないんだ。僕の叔父さんも登録してなかったしね…」
霧切「そう…」
最原「でも、この手の事件には関わった事はあるから役に立てると思うよ」
霧切「そう…あんまり話していても事件は解決しないし、そろそろ捜査を始めましょう?」
最原「そうだね…」
▼判定です。
コンマで最原くん達の捜査の結果が変わります。
1〜30 普通
31〜60 まずまず
60〜98 警察と同等の結果
ぞろ目で…?
直下でお願いします!
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/03(火) 23:14:31.33 ID:vROYbGBPO
よ
92 :
おいおいマジかよ◇Persona
[saga]:2018/04/04(水) 15:49:47.87 ID:gYDaUtrqO
>>91
あれま!
一時間後…
明智「じゃあ、報告会を始めようか」
>あの後、僕たちはそれぞれ別れ捜査を開始した。
>今はその結果報告会…ってところだ…
明智「まずは、僕から」
明智「被害者は【小西早紀】。【希望ヶ峰学園】の二年生。」
明智「そして、【予備学科】の生徒だ」
天海「【予備学科】っすか…」
>【予備学科】。
>三年前に設立された一般生徒向けの学部。
>しかし、そこに入るには多額の入学金を必要とするらしい…
>それでも世間は【希望ヶ峰】というブランドを欲しがり、入学する者は後を絶たないという…
霧切「それで…?」
明智「彼女は三日前から誰も連絡がつかなかったらしい。学園側もそれを知っていた…」
天海「隠蔽の匂いがするっすね…」
明智「僕からはここまでだね。【予備学科】の生徒にも話を聞きたかったけどあまり彼らは僕たちの事を良く思ってないみたいだ」
93 :
◇Persona
[saga]:2018/04/04(水) 15:52:51.08 ID:0bdB52IAO
天海「じゃあ、次は俺が話していいっすか?」
最原「うん、お願いするよ」
天海「俺は被害者…小西さんの事を調べたっす」
天海「彼女の自宅はこの学園の近くにあるアパート。そこでの弟さんとの二人暮らしっすね」
天海「家族構成は両親に弟…両親は実家で酒屋さんを営んでいるそうっす」
天海「あまり裕福な家庭じゃないみたいっすね。姉弟揃って学費を稼ぐためバイトをしてるそうっす」
最原「大変だったんだね…」
天海「ホントに【予備学科】は金が掛かるっすからね…」
天海「後、【超高校級のアルバイター】花村くんとも交流があったみたいっすよ?」
明智「へぇ…花村くんとか…」
最原「花村くん…大丈夫かな…」
霧切「終わりかしら?」
天海「そうっすね。明智くんにも手伝ってもらったんすけどやっぱりこんなところが限界でした」
最原「いや、充分凄いよ。ありがとう」
94 :
◇Persona
[saga]:2018/04/04(水) 16:10:21.42 ID:AkdGyt4ZO
霧切「次は私ね…」
霧切「私は小西さんの遺体を調べたわ…」
最原「えっ、平気なの…」
霧切「しょっちゅう見てるから問題ないわ…」
霧切「話を進めるけど、詳しい死因は不明ね…」
霧切「足に刺さった槍がそれかと見たけど違うらしいわ」
明智「らしい…って誰かに任せたのかな?」
霧切「えぇ、私一人では結果に不安があったから罪木さんを呼んだわ…」
>罪木さん…大丈夫かな…
霧切「外側から見れる限りは不明…あの槍は死後に刺されたものだわ…」
天海「後は解剖するまでわからない…って事すか…」
霧切「そうね…私からはここまでよ…あまり役に立てなくてすまないわ…」
最原「そんなことないよ…霧切さんは役に立ったよ…」
霧切「……。ありがとう…」
95 :
◇Persona
[saga]:2018/04/04(水) 20:41:03.06 ID:K+ytxP24O
最原「最後は僕かな…」
天海「大トリっすね」
最原「あんまり大したことはないんだけど…」
霧切「些細なことでもいいのよ、探偵は警察ではないのだから…」
最原「そうだね…僕は色んな人に聞き込みをしたんだ」
明智「事件の関係者とか関係なくかい?」
最原「うん、その方が多角的な視点を得られると思って…」
天海「どうだったんすか?」
最原「あんまり芳しくなくてね…」
霧切「そもそも、この事件を知っている人はどのぐらいいるのかしら?」
最原「全くもってその通りだよ…」
明智「事件を知っている人があまりにも少なすぎた…ということは…」
最原「失敗だったね…」
天海「発想は悪くなかったんすけどね」
明智「でも、これで事件についての皆の関心が上がったから警察が聞き込みをするときに役に立つんじゃないかな」
最原「そうだといいね…」
天海「そう落ち込まないで…ちゃんと聞き込みをした。っていうことは事実っすから」
霧切「結果は過程に比例する…貴方のやったことはしっかりと返ってくるはずよ…」
最原「みんなごめんね…ありがとう…」
96 :
se2+SjW9O
[saga]:2018/04/08(日) 22:22:17.06 ID:se2+SjW9O
すみませぇん!!
色んな勉強をしてたら遅れました!!
只今、更新しまぁす!!
97 :
◇se2+SjW9O
[saga]:2018/04/08(日) 22:23:56.32 ID:se2+SjW9O
明智「こんなとこかな?」
天海「凄いっすね…警察の初動捜査並みに集まったんじゃないすか?」
霧切「これだけの【超高校級】が集まれば造作もないと思うわ…」
最原「そろそろ、警察が来るんじゃないかな…」
>僕は屋上のフェンスから下を覗くとパトカーが向かって来るのが見えた。
天海「それにしても遅くないっすか?」
明智「学園長が到着を遅らせるって言ってたよ。【超高校級】のみんなには存分に才能を発揮してもらいたいから、だってさ」
霧切「随分と才能に拘るのね…この学園は…」
>『通報』ではなく『到着』を遅らせる?
>やはり、この学園は色んなとこと繋がっている…
>それも根深く…
バターン!!
>屋上のドアが開く音がした。
天海「警察っすかね。もうパトカーが来てますし」
???「ここから稼げそうなニオイがするべ!」
>入ってきたのは警察ではなくウニのような凄い頭をした人だった。
98 :
◇se2+SjW9O
[saga]:2018/04/08(日) 22:26:34.46 ID:se2+SjW9O
霧切「はぁ…何しに来たの?葉隠くん…」
葉隠「オレの勘が屋上に来いって囁いたんだべ!」
天海「あの人…誰っすか?」
霧切「【超高校級の占い師】葉隠康比呂くん…私たちと同じ新入生よ…」
明智「【超高校級の占い師】か…」
葉隠「お!そこ今オレの話をしてたべ!」
明智「単刀直入に言おう。葉隠くん君の【才能】を借りたいんだけど…」
葉隠「オレの占いは高ぇぞ〜!10万や20万じゃきかないべ!」
明智「そんなにするのか…困ったな…今は用意できないし…」
天海「……………」
天海「確か事件解決の功労者には褒賞金が出るっすよね…」
>天海くんがこっちを向いてウインクをしてくる…
>そういうことだよな…?
最原「そうだね、天海くん。警察からかなりの額が貰えるはずだよ」
葉隠「その話…マジだべか…?」
最原「嘘はついてないよ…」
>けれど、そもそも貰うことが難しいんだけどね…
>僕は言ってる事に関しては嘘はついていない…
葉隠「よぉし、霧切っち達が困ってるから力を貸してやるとすんべ!」
葉隠「決してこれは金目当てとかじゃないべ!」
明智「ありがとう、葉隠くん。役に立ったら警察にちゃんと言っておくから」
葉隠「おう、そうしてくれ!」
>そう言うと葉隠くんは懐から水晶玉を取り出した。
葉隠「これはオレがまるまる3年賭けて買った水晶玉だべ!」
>何か今『かけて』のイントネーションがおかしかった気がするけど…
葉隠「いくべ!むむむ…ッ!」
天海「凄く集中してるっすね…」
明智「どうかな…?」
霧切「あまり当てにしないほうがいいと思うのだけど…」
最原「え、どうして?」
霧切「彼の占いは3割の確率でしか当たらないのよ」
明智「じゃあ7割外れるってことかい?」
霧切「そういう事になるわね…」
99 :
◇se2+SjW9O
[saga]:2018/04/08(日) 22:41:53.31 ID:se2+SjW9O
天海「霧切さんがあまり乗り気じゃなかったのはこの事実を知ってたからなんすね…」
葉隠「それは違うべ!」論破!
最原「急にどうしたの!?」
葉隠「いや、これは言っとかねーと思ってな」
葉隠「あけっち達はオレの真の凄さを分かってねーべ!」
明智「今呼ばれたのは僕の事かな?」
天海「多分、そうっすよ。」
最原「あの…真の凄さって…?」
葉隠「オレの占いは『ぴったり3割』!『どんなことでも』当たるんだべ!」
明智「それは……!ちょっと微妙かな」
>………。
>いや…よく考えたらかなり凄いんじゃないか…?
>例えば葉隠くんが「明日地球が滅亡するべ!」と言ったら3割で滅亡するってことだよな…
葉隠「でも、2009年と2011年の地球滅亡の占いは当たらなかったべ」
>前言撤回。半々くらいで信用しとこう。
天海「占いででたんすね…しかも2回も…」
100 :
◇se2+SjW9O
[saga]:2018/04/08(日) 22:42:58.91 ID:se2+SjW9O
葉隠「ま、オレの占いは突然ビビっとくるもんだからな!」
明智「それって直感ってことだよね?」
葉隠「それも違うべ!」再び論破!
葉隠「インスピレーション占いと言ってほしーべ!そんな直感なんてダサいもんじゃねーんだぞ!」
霧切「とりあえず…今の占いの結果は出たの?」
葉隠「あ、そうだべ!手がかりは【校舎裏】だべ!」
>!!?
>【校舎裏】って…
>あの【場所】のことか!?
明智「……。いったい【校舎裏】とこの事件に何の関係が?」
葉隠「それは知らん!」
明智「知らないって…」
葉隠「オレの占いはインスピレーションだからな!ビビっとくるもんだからな!」
天海「その台詞はさっき聞いたっすよ…」
霧切「はぁ…無駄足だったみたいね…」
明智「とりあえず、皆で連絡先だけでも交換していかないかい?」
天海「そうっすね。何かあったら意外と便利ですし」
葉隠「よし!オメーらの【RINE】教えろ!」
明智「君も入るのかい?」
葉隠「当然だ!金…じゃなくて真実が知りたいからだべ!」
>捕捉説明。
>この世界ではコミュニケーションツールに【RINE】というアプリが使用されている。
>元ネタは…まぁお察しで。
霧切「これでいいの?」
天海「あ、OKっすよ」
明智「グループの名前は…」
葉隠「お宝発掘隊だべ!」
霧切「却下ね」
明智「うーん…何かいい名前がないかな…」
天海「最原くんは思いついたっすか?」
◆自由安価です。
最原くん達のグループチャット名を決めて下さい。
いい感じのをお待ちしております。
(私にはセンスが皆無なので…)
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/09(月) 22:51:46.68 ID:A515JWncO
真実追求隊とかは?
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/12(木) 02:01:52.08 ID:wl4rRUKmO
げろしゃぶ
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/04/28(土) 14:28:22.90 ID:JG4n2YX5O
ほらゴミだったろ?
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