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ダイヤ「GALAXY HiKE and Seed」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:36:39.05 ID:/+hpBmw+0
曲からssへシリーズ2つ目です
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1519464998
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:37:38.11 ID:/+hpBmw+0
『―――ヤ,どこにいったの?―――ヤ!』
―――
――――――
―――――――――
――――――――――――
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:38:35.24 ID:/+hpBmw+0
パチッ
ダイヤ「……またあの夢ですか」
ダイヤ(ここ数日,おかしな夢を見るようになりました)
ダイヤ(誰かに呼ばれているような……そんな夢です)
ダイヤ「気にしてもしょうがないですわね,もう起きないと」パタン
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:39:34.16 ID:/+hpBmw+0
ルビィ「あ,お姉ちゃん!おはよう!」
ダイヤ「おはよう,ルビィ.お母様もおはようございます」
黒澤母「おはようございます.朝ご飯の準備ができてますよ」
ダイヤ「ありがとうございます.いただきます」
ルビィ「お姉ちゃん,なんか薄っすら隈ができてるけど大丈夫?」
ダイヤ「ええ大丈夫です.ただ,最近少し変な夢を見るようになったもので」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:40:31.03 ID:/+hpBmw+0
ルビィ「変な夢?どんな夢なの?」
ダイヤ「……なんてことのない夢です」
ルビィ「ふーん……まあいいや!お姉ちゃん早く行こ!」
ダイヤ「そうですね,このままでは遅刻してしまいます」
ルビィ「お母さん行ってきます!」
ダイヤ「行ってきます,お母様」
黒澤母「いってらっしゃい.気をつけて」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:41:15.78 ID:/+hpBmw+0
――――――――――――
果南「変な夢?」
ダイヤ「ええ,誰かに呼ばれている気がするのです」
鞠莉「確かにおかしな夢ね.それも1回じゃないんでしょ?」
ダイヤ「はい,ここ1週間くらいずっとです」
善子「フフフ,それはおそらく魔界からの―――」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:42:00.31 ID:/+hpBmw+0
花丸「あんまり気になるようなら,うちでお祓いもできるずら」
ダイヤ「ありがとうございます.このまま続くようでしたらお願いするかもしれません」
花丸「任せるずら」
善子「聞きなさいよ!」
曜「でも気になるね.何かの暗示だったりして」
梨子「怖いこと言わないでよ……」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:42:58.54 ID:/+hpBmw+0
千歌「確かにダイヤちゃんのことは心配だけど!それよりも!」
千歌「ルビィちゃんの誕生日だよ!来週だよね?」
ルビィ「うん!でもいいの?みんなでパーティまでしてくれるなんて」
果南「当たり前だよ.Aqoursの大事なメンバーの誕生日だからね」
鞠莉「それにダイヤの妹でもあるし!」
花丸「それとも迷惑だったかな?」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:43:51.54 ID:/+hpBmw+0
ルビィ「そんなことない!すっごく嬉しい!」
曜「それならよかった」
千歌「楽しみだなあ!」
梨子「別に千歌ちゃんのためのパーティじゃないんだけど……」
千歌「それでもだよ!お祝いするのも楽しいし!」
ダイヤ「ルビィのためにありがとうございます,皆さん」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:44:37.62 ID:/+hpBmw+0
善子「……それにしても,妹か」
鞠莉「妹がどうかしたの?」
善子「いや,ダイヤとルビィって姉妹なのに全然似てないなって」
果南「あ,それ言っちゃう?」
善子「え,触れちゃダメなやつなの?」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:45:35.91 ID:/+hpBmw+0
ダイヤ「構いませんわ.よく言われますので」
ルビィ「お姉ちゃんはお母さんにそっくりなんだよ!」
ダイヤ「そしてルビィはお父様にとてもよく似ています」
ダイヤ「その結果,私たちはこのように似ていないのです」
善子「そうだったのね……納得したわ」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:46:02.15 ID:/+hpBmw+0
曜「2人のお父さんとお母さん見てみたいね!」
梨子「ルビィちゃんそっくりのお父さん……」
千歌「パーティは2人のお家でやるから,そのときに会えるんじゃないかな?」
ダイヤ「ええ,時間があるかどうか聞いてみます」
花丸「楽しみだね!ルビィちゃん!」
ルビィ「うん!」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:46:49.01 ID:/+hpBmw+0
―――――――――――――――
ダイヤ「また今日も,あの夢を見るのでしょうか」
ダイヤ(流石にこれだけ続くと,気が滅入ってしまいますね)
ダイヤ「……いけませんわ,来週はルビィの誕生日ですもの」
ダイヤ「姉として,ちゃんとお祝いしないと」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:48:05.93 ID:/+hpBmw+0
――――――――――――
―――――――――
――――――
―――
『―――ヤちゃん!今日は遊べる?』
『すみません……今日も―――』
『……そっか,じゃあ―――』
『あ……』
『……』
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:48:48.56 ID:/+hpBmw+0
『悲しそうなだね』
『っ!どなた―――?姿が―――』
『私?私は―――』
『―――さん?どこに―――?』
『―――だよ!君はどこ?』
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:49:33.73 ID:/+hpBmw+0
『私は―――です.どうして声が―――』
『細かいことは―――それより―――名前は?』
『私は―――』
―――
――――――
―――――――――
――――――――――――
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:50:06.26 ID:/+hpBmw+0
ダイヤ「はあ……」
果南「どうしたの?ため息なんかついちゃって」
ダイヤ「実は,例のおかしな夢なのですが……」
曜「この前言ってたやつ?まだ見てるんだ」
ダイヤ「はい,でも今日はいつもと違いまして」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:51:25.03 ID:/+hpBmw+0
花丸「どう違ったの?」
ダイヤ「誰かとお話をしていました」
梨子「お話?誰と?」
ダイヤ「それがわからないのです.どこにもいなくて」
千歌「ほぇ?お話してたんじゃないの?」
ダイヤ「それはそうなのですが……声だけが聞こえていた感じで」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:52:40.74 ID:/+hpBmw+0
善子「ますます不思議ね」
ルビィ「心配だよお姉ちゃん……」
ダイヤ「心配かけてごめんなさい.でも気にしなくて大丈夫です」
ダイヤ「それにもうすぐルビィの誕生日です.そちらの方が大事ですわ」
千歌「そうだよ!もう明後日だからね!」
鞠莉「プレゼントはもう用意してあるわよ♪」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:53:12.97 ID:/+hpBmw+0
ルビィ「わあ!楽しみだなあ!」
果南「鞠莉のことだから,すごい高価なものあげそうだね」
鞠莉「ノンノン!今回は普通のものよ?」
ダイヤ「お願いしますわ.鞠莉さんには毎回驚かされますので」
千歌「ねえ!ちょっと提案があるんだけど!」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:53:44.15 ID:/+hpBmw+0
善子「急にどうしたのよ」
千歌「もうすぐ十五夜でしょ?だからルビィちゃんの誕生日にお月見もしたいなって!」
曜「それすっごくいい!楽しそう!」
梨子「そんなこと言って,千歌ちゃんは花より団子でしょ?」
善子「ずら丸もね」
花丸「ひどいすら.マルはそういう風情があるものは大好きずら」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:54:17.49 ID:/+hpBmw+0
果南「花より団子かはともかく,いい案じゃないかな?」
鞠莉「そうね!私も1回やってみたかったの!」
ダイヤ「それでしたら,お庭が使えないかどうか聞いてみますわ」
千歌「ありがとう!ダイヤさん!」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:55:28.30 ID:/+hpBmw+0
――――――――――――
―――――――――
――――――
―――
『待ちなさい!―――ヤ!』
『嫌です!もうこんな―――』ダッダッ
『何を言うのです!あなたはこの―――』
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:55:59.73 ID:/+hpBmw+0
『そんなの―――!そのせいで友達―――!』ダッダッ
『それはあなたのために―――!』
『嘘です!もうこんなところ―――!』バッ
『あ!待ちなさい!―――ヤ!』
『(もう嫌……誰か……助けて……)』
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:56:48.78 ID:/+hpBmw+0
―――
――――――
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――――――――――――
果南「うわっ,ひどい顔だね」
鞠莉「今日はどんな夢だったの?」
ダイヤ「ええと,何と言いますか……」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:57:20.05 ID:/+hpBmw+0
ダイヤ「何かから逃げているような……」
鞠莉「逃げている?お化けとか?」
果南「やめて」
ダイヤ「いえそういうのではなく,あれは……親?でしょうか」
果南「ダイヤがお母さんから逃げてるってこと?」
ダイヤ「おそらく……でも何かが違ったような」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:57:55.21 ID:/+hpBmw+0
鞠莉「見た目はどうだったの?」
ダイヤ「それがわからないのです.思い出そうとしてもモヤがかかったような感じで」
果南「小さいときにそういう出来事があったんじゃない?ほら,夢ってそういうものが現れたりするらしいし」
鞠莉「あり得るわね.お母さんに確認してみたら?」
ダイヤ「ええ……そうしてみます」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 18:58:30.95 ID:/+hpBmw+0
――――――――――――
コンコン
黒澤母「どうぞ」
ダイヤ「失礼します」スーッ
黒澤母「あらダイヤ,どうかしましたか?」
ダイヤ「お母様に聞きたいことがございまして」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:01:00.35 ID:/+hpBmw+0
黒澤母「なんでしょうか?」
ダイヤ「私が小さい頃の話なのですが……」
ダイヤ「私が家を飛び出した……などということはあったでしょうか?」
黒澤母「……いいえ,そのようなことはありませんでしたよ」
ダイヤ「そうですか……変なことを聞いて申し訳ありませんでした」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:01:53.40 ID:/+hpBmw+0
黒澤母「構いませんよ.さあ今日はもう寝なさい」
ダイヤ「はい,失礼します.おやすみなさい」スーッ
黒澤母「……」
黒澤母「ダイヤ……」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:02:48.18 ID:/+hpBmw+0
――――――――――――
―――――――――
――――――
―――
『はあ,はあ―――』
『ここは―――迷って―――』
『こっち―――』
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:03:17.32 ID:/+hpBmw+0
『っ!あなた―――』
『こっち―――早く―――』
『―――いるんで―――』
『―――ここだよ』
『こんな穴―――』
『さあ!飛び込―――』
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:04:00.17 ID:/+hpBmw+0
『で,ですが―――』
『大丈夫―――てよ』
『きっと私たち―――』
―――
――――――
―――――――――
――――――――――――
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:04:31.39 ID:/+hpBmw+0
千歌「ルビィちゃん!お誕生日!」
8人「おめでとう!!」
ルビィ「ありがとう!」
鞠莉「これでルビィも16歳ね!」
曜「ダイヤさんはルビィちゃんが生まれたときのこと覚えてる?」
ダイヤ「どうでしょう,私も幼かったので……」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:05:07.43 ID:/+hpBmw+0
梨子「流石にそんな昔のことは覚えてませんよね」
ダイヤ「私が1歳のときのことですので」フフッ
千歌「じゃあ,3年生の3人が出会ったときのことは?」
ダイヤ「それはもちろん覚えています」
果南「私とダイヤがいた内浦に鞠莉が引っ越してきたんだよね」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:05:53.11 ID:/+hpBmw+0
ダイヤ「転校初日の鞠莉さんは今にも泣きそうな顔で」
果南「すっごく可愛かったよね」
鞠莉「ちょっと!恥ずかしいからやめて!//」
ダイヤ「鞠莉さんのホテルに忍び込んで何度も怒られましたわ」
花丸「あのダイヤさんが……意外ずら」
ダイヤ「あのころは果南さんに引っ張り回されていましたので」フフッ
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:06:25.44 ID:/+hpBmw+0
果南「そんなこと言って,ダイヤだってノリノリだったじゃん」
ダイヤ「否定はしませんわ」
ルビィ「お姉ちゃん達いつも一緒にいたよね!」
善子「小さい頃からリア充……」
梨子「ちなみに,果南さんとダイヤさんの出会いはいつだったんですか?」
ダイヤ「それはですね……」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:07:00.48 ID:/+hpBmw+0
ダイヤ(……あれ?)
ダイヤ(どうして……記憶が……)
ダイヤ「……すみません,思い出せませんわ」
果南「えーひどいなあダイヤ」
ダイヤ「果南さんは覚えているのですか?」
果南「もちろんだよ!あれは確か……」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:08:26.43 ID:/+hpBmw+0
果南「……あれ」
果南「どうだったっけ……」
ダイヤ「私と同じじゃありませんか」
果南「おかしいなあ……なんで覚えてないんだろ」
曜「まあまあ!今はパーティーを楽しもうよ!」
善子「そうよ.今日の主役はルビィなんだから」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:10:52.37 ID:/+hpBmw+0
千歌「ねえ見て!月がまんまるだよ!」
梨子「そういえばお月見もするって言ってたわね」
ダイヤ「お母様から許可はいただいてますので,縁側や庭に出ても構いませんよ」
鞠莉「よーしっ!みんな行くわよ!」
花丸「お団子も持っていくずら」モグモグ
善子「やっぱり食べてるじゃない!」
花丸「細かいことは気にしないずら」モグモグ
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:11:28.29 ID:/+hpBmw+0
ルビィ「……ふふっ」
ダイヤ「どうかしましたか?」
ルビィ「ううん,楽しいなって」
ダイヤ「……そうですね」ニコッ
曜「そういえば,月ってうさぎに見えるよね」
梨子「それよく言われるけど,それ日本周辺の国だけらしいわよ?」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:12:05.53 ID:/+hpBmw+0
曜「ええっ!そうなの?!」
鞠莉「そうよ.国によってはカニや女の人に見えるらしいわ」
曜「そうなんだ……知らなかった」
千歌「月には生き物とかいないのかな?」
果南「少なくともこれまでには発見されてないね」
千歌「でも見てよ!なんか黒いの動いてない?」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:12:36.43 ID:/+hpBmw+0
梨子「何言ってるのよ……」
千歌「いやほんとだって!みんな見てって!」
果南「……ほんとだ」
ダイヤ「……といいますか」
花丸「あれ動いてるというより」
善子「どんどん大きくなってない?!?!」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:13:55.42 ID:/+hpBmw+0
曜「こっちに近づいてきてるよ!」
千歌「え!なに?!隕石?!?!」
ルビィ「ううん……あれは隕石じゃなくて……」
ダイヤ「……人?」
梨子「空から人が降ってきてるってこと?」
鞠莉「わーお!ファンタジーね!」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:15:10.43 ID:/+hpBmw+0
果南「いやいや,ありえないでしょ」
善子「いやでも,どう見たって……」
花丸「そして,明らかにこの場所に向かってきてるずら」
千歌「ぶつかっちゃうよ!」
曜「みんな!離れて!」
スーッフワッ―――トンッ
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/24(土) 19:16:09.04 ID:/+hpBmw+0
「……ふう」
「皆さま,お楽しみのところ申し訳ございません」
「私は月の民,名を‘カンナ’と申します」
梨子「月の……民……?」
善子「なにそれかっこいい!」
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