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本当の英雄のお話
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69 :
王道大好き
◆v.O0B1pY4E
[saga]:2018/02/28(水) 22:38:11.46 ID:8+BNPC50o
>>68
分かりました。
では今まで通り気ままに投下しますね。
70 :
王道大好き
◆v.O0B1pY4E
[saga]:2018/02/28(水) 22:58:43.75 ID:8+BNPC50o
ボク達は町から出て北へ歩いていた。
王都へ向かうためだ
「王都で嘔吐する、なんてな」
マシがなんか言い出した
「「………」」
空気が凍った
「なんでや!面白いやろ」
面白い訳がない。
「話は変わりますが、北の方に川があるそうですね。
川の橋を渡った先が王都」
「川ならあと少しで着くよ、こりゃ王都まで時間がかからずつきそうだね」
「トラブルがないとか、つまらへんやん…」
なんでマシは空気が読めないのか。
ここまでくるとある意味すごい。
道の途中に看板が立って居た
看板の前に、商人らしき人が居る
「こまったなぁ…」
何か困っているようだ
とりあえずボクは話しかけた
「どうしたの?おっちゃん」
「魔物が出たらしくて、先に進めないんだよ
王都へ続く道はここしかないのに…」
魔物か、そりゃ大変だ。
「倒してくるね」
ボクは看板の先に進んだ
「「待て、少しは考えろ!」」
仲間2人に体を掴まれる。
だが…
「うるさい、目の前の困っている人を放っておけるかぁ!」
ボクは振りほどいて奥に進んだ。
ボクは止まらない
「あ、あの子大丈夫なのかい?」
「強いから大丈夫だと思いますが、とりあえず追いますわよマシ!」
「あぁ!」
71 :
王道大好き
◆v.O0B1pY4E
[saga]:2018/02/28(水) 22:59:09.28 ID:8+BNPC50o
ボクは看板の奥にやって来た
大きい亀の魔物が、甲羅に閉じこもっていた
「こ、甲羅?そんな…」
亀の魔物はいきなりジャンプした
「きゃっ!」
ジャンプによる振動で、ボクはこけた
亀の魔物は顔を出した
そしてこちらに近づいてくる
「く、来るな!」
「世話がやけますわね」
火がいきなり現れて、亀の顔を襲った
亀は驚いたような表情をする、だが…
すぐに顔を甲羅の中にしまった
「なっ!はやい」
「世話できてないじゃん」
ボクは思わず突っ込んだ
「う、うるさいですわ
これほど速いとは想定外で…」
「あんた、魔族やったんやな…」
マシが言った。
あ、そういえばマシには言ってなかった
「あの、その…ですね…」
「パープルはいい人だよ、魔族だけど」
マシは肩をすくめながら言った
「どうでもいいわ、そんなこと
種族なんて」
「「マシ!」」
「それより、あいつ倒す作戦があるんや
魔法を使えないとできない」
作戦だって、そういえばマシ意外にあたまよかった
「失礼な事考えたよな?あんた」
「か、考えてないよ」
なぜバレたし。
72 :
王道大好き
◆v.O0B1pY4E
[saga]:2018/02/28(水) 22:59:38.43 ID:8+BNPC50o
「ごにょごにょにごにょ、出来るか?」
マシはボクらに、作戦を教えてくれた
「む、難しいですがやらなきゃ進めませんしね
任せてください」
パープルは自信なさげだ
「きっとパープルなら出来るで、失敗したら全速退却すればいい。
気負わず行くで!」
相手を応援しつつ、プレッシャーを与えない。
マシ空気読めたんだ!
マシはこっちをにらんだ
やっぱり考えてることバレ…
「いろいろ言いたいが、言ってる場合じゃないな
作戦開始や、うちは応援しかできん、許してな」
「作戦を考えてくれただけ、ありがたいですわ」
パープルは祈るように両手を構えた
「母なる大地よ、時には厳しく、その地を荒げたまえ」
そして呪文を唱える
地面からとがった土が現れ、亀を刺した
亀は悲鳴をあげ飛び跳ねる
「できた、初めてだけど!」
「よし、エメラルド次」
「任せろぉ!」
ボクは地面をすべるように進みながら、亀の下の部分を切り裂く
ボクは亀の下を抜けた
「どうだ!!」
亀は死んだ
こんなのひとたまりもない
73 :
王道大好き
◆v.O0B1pY4E
[saga]:2018/02/28(水) 23:00:12.26 ID:8+BNPC50o
「「やったぁ!」」
「パープル魔法すごいじゃん!」
「マシは頭いいですわ!」
「エメラルドは相変わらずすごい剣や!」
ボク達はお互いを褒め合う
笑顔で、すっごい笑顔で
「ボク達、いいパーティかもね」
「最強やで!」
「ですわ!」
それぞれ得意な事で、活躍できる
ボク達は最強パーティだ。
その後ボク達は商人に報告し、先に進んだ。
王都がボク達を待っている、ってね。
第2.5章 完
74 :
王道大好き
◆v.O0B1pY4E
[saga]:2018/03/14(水) 14:34:34.90 ID:rzrhfZEoo
番外編 王様ってどんな人?
「そういえば、この国の王様ってどんな人?」
ボクは2人に聞く
「しらんし」
「わたくしが知る訳ないでしょ」
2人とも知らないようだ。
そりゃそうだよな、って
「マシはなんで知らないのさ?」
「うちはこの国の出じゃないからな」
え?
人間の国と魔族の国、2つしか国はないことぐらいボクでも分かるけど
「魔族でしたの?」
「違うで」
え?
じゃあ…
「どこの出身?」
「北の方の大国かな?」
北の大国、そんなものないと思うけど
「マシが間違ってるんですわね」
「まぁマシだしね」
マシなら仕方ない
「ほんとやで!後で案内したるから。
腰抜かしても知らへんど、すごい国なんだから」
そんなわけない、国は2つしかないんだから
まったくマシマシは。
75 :
王道大好き
◆v.O0B1pY4E
[saga]:2018/03/14(水) 14:36:07.78 ID:rzrhfZEoo
ギリギリ2週間以内の締め切りに間に合いました、番外編1つだけですが
また2週間以内です、今日もう1度投下するかもしれませんし、2週間以内ギリギリかもです
※2週間以内に絶対何か投下します
76 :
王道大好き
◆v.O0B1pY4E
[saga]:2018/03/28(水) 15:42:41.89 ID:KrEod9lVo
すみません、エターさせていただきます。
先の展開が思いつかないので…
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