【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】

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23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/08(日) 03:23:02.76 ID:Gua+T44O0
>>22
トリ付けな荒らしと間違われるで。
月曜夕方待っ照
24 : ◆t2KkLw8Fc7QA [sage]:2018/04/08(日) 11:55:19.46 ID:8OzkPWWao

うお、コテ記憶してたのに消えてるとは、全然気づいてなかった
では明日、月曜夕方の再開です
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/08(日) 20:11:35.44 ID:g44AGgKlo
待っ照
26 : ◆t2KkLw8Fc7QA [sage]:2018/04/09(月) 13:13:10.72 ID:CjLTI+GBo

17〜18時くらいから始めます
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 13:15:01.29 ID:VNQLqijkO
了解です
28 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 17:45:29.30 ID:CjLTI+GBo

〜ボウリング後


京太郎「えー、では勝利者表彰式を」

照「京ちゃんおめでとう、幸せにしてね」

いちご「なんかおかしゅうないかのう……」

はやり「京太郎くんに、私を幸せにしてあげてってことだよね?」

咏「ノーウェイ」

良子「それ、私のです」

京太郎「……カフェでお茶をご馳走になろう、みたいなことだったんですけど」

はやり「おー、いいねぇ♪」

良子「京太郎のものより劣るそれを購入するのは、はなはだ不本意ですね」

照「激しく同意」

いちご「ま、まぁまぁ、京太郎も勝ったことじゃけえ、賞品としてゆっくり休んでもらう言うんはどうじゃろ」

咏「そんなとこかねぃ。んじゃ行くかい」

晴絵「お供します」キリッ

灼「ダメ」

晴絵「なんで!?」

灼「今日、京太郎から遊びに誘われたのはあの5人でしょ。私たちはあくまでゲスト、ここでお別れするべき」

晴絵「そんなことないわよね、京太郎! 灼も本音では同行したいって!」

京太郎「う……」

灼「言ってないし、思ってたとしてもついていく気はない」

晴絵「なんで!?」

灼「次に誘われたとき、別の誰かがついてくる前例を作るのは嫌だから」

晴絵「う……」

京太郎「ぐうの音も出ないほどにへこまされてしまった感」

灼「茶化さない。そういうことだから、皆さんどうぞごゆっくり」

照「ありがとう。鷺森さんのスポーツマンシップは尊敬に値する」

良子「ええ。春たち若い連中にも見習うよう言っておきましょう」

咏「一番見習うべきは誰なのかねぃ……」

はやり「言われてるよ、ハルちゃん」

晴絵「私じゃないわよね、咏?」

咏「どうなんさ、いちご」

いちご「え」

29 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 18:04:06.39 ID:CjLTI+GBo

〜カフェ

京太郎「じゃあ俺はカフェモカでお願いします」

はやり「はやりはぁ〜、いちごの――あ、やっぱりメロンのパフェにしよっかなぁ〜」

咏「うっざ」

良子「声に出てますよ」

照「私は抹茶のフラペチーノ、ダブルで」

いちご「お前も一緒に行くんじゃ」ズルズル

照「きょ、きょうちゃーん!」

京太郎「お帰りをお待ちしています」ペッコリン

照「帰りを待つ→家に待機→主夫→つまり私の夫」

咏「あー、もうそれでいいから、はよこい」

良子「はやりさん、節度を守った振舞いをお願いしますよ」

はやり「はいはい……まったく、私をなんだと思ってるのかな!?」

京太郎「先輩のはやりさんに対しても遠慮ありませんよね、特に良子さん……」

はやり「咏ちゃんもそうだけどね。まぁ長く知り合いやってると、少し年齢が上でも気にならなくなるもんだよ」

京太郎「学生の視線だと、2歳上の先輩でも近づきがたいんですけど、そういうものですか」

はやり「そういうものだよ。現に照ちゃんなんて、ほとんど物怖じしてないし」

京太郎「ほかの新人プロの皆さんは、きっちりしてらっしゃるはずですが……」

はやり「そう、一年目はみんな可愛いんだよ……そこからこなれてきてね、三年も経てば……もう……」

京太郎(大変そうだなぁ)

はやり「京太郎くんはそうはならないでね! いつまでも礼儀正しい、おとなの対応でいてね!」

京太郎「は、はい……」

はやり「でも二人きりの時なら、それなりに砕けてもいいからね! 敬語なしとか、呼び捨てとか!」

京太郎「そ、それはさすがに……」

良子「……節度を守ってと言ったはずですが」

咏「ちょっとの時間でこれとか、必死すぎんじゃね?」

照「幻滅しましたはやりんのファンやめます」

いちご「照ははやりさんのファンじゃったんか?」

照「いや、全然?」

京太郎「………………」

はやり「ほらこれだよ、これ。わかった?」

京太郎「……はい」
30 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 18:24:44.13 ID:CjLTI+GBo

照「京ちゃん、大丈夫だった? 変なことされてない?」

京太郎「照さんたちが、いかに先輩に対して礼儀を払っていないかを教わっていたところです」

良子「こ、この期に及んで私たちの悪口を吹き込むなんて……」

咏「汚いなさすがベテランきたない。あもりにも卑怯すぎるでしょう?」

いちご「…………わ、私はそんなこと……ないと思うんですがのう……」

はやり「まぁいちごちゃんは芸能生活もあるし、その辺りわきまえてるよね。きっと大成できるよ」

いちご(できとらんかったら潰すいうことか……)ガクブル

良子「とはいえ、この業界は実力が物を言う世界ですし……」

咏「そーそー。強いやつこそ正義だってね。私なんてチームで最年長でもないのに、先輩たちに言うべきことは言ってるよん?」

京太郎「一理ありますね……」

照「私は先輩たちに無礼を働いたりはしない。ただ、京ちゃんに手をだすなら容赦はしない」キリッ

京太郎「俺になにがあっても、先輩方には敬意を払ってください」

照「……いじめられても黙って耐えろと?」

京太郎「そんな人がいるなら教えてください。容赦はしません」ゴッ

照「京ちゃん!」ヒシッ

はやり「はいはい、離れて」グイグイ

照「京ちゃん助けて!」

京太郎「これはいじめじゃないのセーフです」

良子「なかなかのガバ判定ですね」

咏「まぁけど実際さぁ、年下ってのはこう、生意気なほうが可愛げあると思うんだけど?」

はやり「自分を正当化しようとしないの」

咏「いや、私のことじゃなくてですって。私はほら、後輩にタメ口されても気にしませんし」

京太郎「咏さんにタメ口で話しかける人がいるんですか?」

咏「うーん、いねーなぁ。宮永でさえ、敬語使ってるしねぃ」

はやり「されてみれば、どんな気分になるかわかるよ。はい、いちごちゃん」

いちご「えっ!? い、いや、そんな、さすがに……」

咏「あー、いいっていいって。試しにやってみな〜」

いちご「えっと……う、咏はグラビアの仕事とかせんのかのう? 需要はあると思うんじゃが――」

咏「いい度胸してんな、いちごぉ!」

いちご「えぇっ!?」

良子「はは、怖いもの知らずですねぇ、いちごは」

いちご「だってやれって!」

照「親しき仲にも礼儀ありという名セリフを知らないの? さすがにいちごが悪い」

いちご「」

京太郎「……これがいじめですね、よくわかりました」ナデナデ

いちご「うっうっうっ、京太郎ぉ……」グスグス
31 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 18:25:37.02 ID:CjLTI+GBo


はやり「じょ、冗談はさておき、公の場ではみんな、先輩に対しては礼儀正しいよ?」

良子「まぁそうですね。協会の偉い人などに対して、無礼があっては大変ですから」

京太郎「ああ……熊倉先生とかに対しては、皆さん恐縮してますもんね」

照「そもそも、なんの話からこうなったの?」

京太郎「はやりさんと良子さん――を含めて、俺がお世話になってるプロの皆さんは、年齢差を気にしないで仲いいなって話です」

照「…………あー、そうなんだ」

咏「まぁ、そうなるのは不思議じゃないと思うけどねぃ」

京太郎「そうなんですか? 学生の場合、一学年離れてても、仲はいいけど気後れしたりとかありますけど」

いちご「そういうこととは違うんじゃ」

良子「趣味が合うんですよ。それに夢中になっている間は、無礼講のような形が許されているのです」

京太郎「趣味……」

はやり「ちょ、ちょっと良子ちゃんっ」

良子「いまさらでしょう」

京太郎「っ! なるほど――」


>会話選択
1 食事の好みが合うのか
2 酒の好みが合うのか
3 麻雀が好きだから
4 異性の趣味が合うのか

安価↓2
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 18:27:36.55 ID:/r4drCiGo
4
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 18:27:39.78 ID:NN3DLkgko
3
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 18:27:39.78 ID:APnZvS5Z0
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 18:27:47.37 ID:oZ+x3Rxdo
4
36 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 18:43:54.87 ID:CjLTI+GBo

京太郎「皆さんそれだけ麻雀が好きってことですね! 対局に熱中するあまり、言葉遣いにも気が回らなくなる……こればかりは仕方ないですね」

はやり「…………はぁ〜あ」

京太郎「あれ?」

咏「まぁそうなるかね、京太郎だと」

京太郎「え」

照「大丈夫、そこが京ちゃんのいいところだよ」

京太郎「あ、ありがとうございます……」

良子「――京太郎にしても、そういうところがありますからね」ハァ

京太郎「え!?」

いちご「自覚なしじゃったんか……」

京太郎「そ、そんなことはないと思うんですけど……」

はやり「晴絵ちゃんに対しては、ずいぶんだよね?」

京太郎「う……い、いや、あれは……」

照「時々、一部の学年上の子たちに対しても、横柄な口を叩くことがあるって聞いてるけど」

いちご「覚えがないか? そんなことはないじゃろ?」

京太郎「…………あり、ます……」

咏「京太郎の場合は、麻雀してるとき以外でそうなるほうが多いけどねぃ」

京太郎「」

良子「つまり、京太郎にも私たちを非難する資格はない――そういうことです」

京太郎「う……うわああああああああああああ!」

良子「ですから、私たちの言葉遣いに対しても、あまり気にしないように」

咏「いや、その理屈はおかしい」

照「だから京ちゃん、年上に対しても普通に話すのは私だけにして――あれ、京ちゃん?」

京太郎「お、俺は……先輩方に、なんて失礼な態度を……」

いちご「聞こえとらんのう」

はやり「というか照ちゃん、それさっき私が言ってたのとまったく同じことだよ」

照「!」

良子「あー、これは照の将来が見えましたね」

咏「はやりさんルートか、残念だねぃ」

はやり「二人のそういうとこだからね!」


・五人好感度+1
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 18:48:07.68 ID:MRZ9WkA3O
4の「みんな俺のことが好きなんだろ(意訳)」が正解だったかな?
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 18:54:04.03 ID:5ih8lA+oo
いまよみなおしてるが積極的にきてほしいみたいなかんじだもんね
39 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 19:01:20.84 ID:CjLTI+GBo

京太郎「とりあえず晴絵先生、爽さん、揺杏さんにはしっかりお詫びしておこう……」

はやり「年上は大勢いるのに、その3人だけなんだ……」

良子「ある意味、特別扱いではないでしょうか」

咏「よし、改めさせて正解だな」

いちご(ひどいのう)

照「過ぎたことは仕方ないよ、京ちゃん。はい、あーんして。切り替えていこう」

京太郎「はい、そうします……モグモグ」

良子「そっちのあなたも、隙あらば間接キスを狙わない」ヒョイ

照「私のスプーン!」

咏「ほい、新しいの。それより、いつまでもここでまったりしてていいんかねぃ?」

いちご「確かに、人が増えてきてますし……有名人が多いせいで、目立ってしもうとるかもです」

はやり「人目が少ないとこに逃げようか」

良子「いやらしい」

はやり「そ、そういう意味じゃないよ!」

いちご「逃げるというても、どこに……」

照「カラオケとか?」

咏「どっかホテルの一室かねぃ」

照「……カラオケ」

咏「人の口がかてーホテルっしょ」

良子「入るときに目立たないという点においても、ホテルですかね」

いちご「入って不自然ないのは、カラオケかと……思いますけど……」

はやり「どっちもありかな……京太郎くんはどっちがいい?」

京太郎「え?」

照「カラオケだよね?」

咏「ホテルにしとこうぜー、な?」

京太郎「」


>行動選択
1 入り慣れてるカラオケに
2 目立ちにくいホテルか
3 そうか、カラオケができるホテルに行けば――

安価↓2
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 19:02:23.90 ID:kf8D8izDO
3
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 19:02:27.08 ID:A5LhLb2hO
2
42 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 19:20:28.69 ID:CjLTI+GBo

京太郎(カラオケできるホテル……ホテルにはだいたい、カラオケマシンはあるよな……)

京太郎(いや待て、そういやそういうホテルにはカラオケがあるって聞いたことあるな……うん、この案はまずい、誤解される)

京太郎(なら普通にカラオケにしとくか……けど、カラオケにしたってそういう使い方をするやつが少なからずいるって聞くし……)

京太郎(俺はともかく、この人たちがそういう誤解を受けるのもよくない……なら、ちゃんとしたホテルに入ればいいか)

京太郎(たぶん、皆さんが泊まってるホテルに帰ってゆっくりしようってことだろうし――よし)

京太郎「そうですね。では皆さんのホテルに戻りましょうか。そこで、お茶とお菓子をご用意いたしましょう」

咏「っしゃ!」

良子「大人げないですよ」

照「……マドレーヌ焼いてくれる?」

京太郎「はい、喜んで」

照「ならいいよ」

はやり「ふふふ、私も手伝っちゃうよ」

照「はやりさん、料理できたんですか」

京太郎「はやりさんのお菓子作りの腕はプロ級ですよ」

照「さすが瑞原プロです、よろしくお願いします」キリッ

はやり「こ、この子は……まぁいいか。いちごちゃんも、それでいい?」

いちご「も、もちろんですっ」

咏「なら、そろそろ行こうかねぃ」

良子「ええ。人が増えてきましたし――おや?」

「あ、あの、すいませんっ……」

良子「やれやれ、見つかってしまいましたよ」

はやり「日本代表がいるからー」

咏「新人王候補のせいじゃね?」

照「アイドルが二人もいるからでは」

「あなたは――麻雀インハイチャンピオンで、派遣執事の須賀京太郎さんですよねっ!」

京太郎「………………え」

五人『……………………』

「え、派遣執事!? ほんとだ!」
「しゃ、しゃ、写真! 握手!」
「はいはい、押さないで! 並んでくださーい!」

京太郎「モブ子てめぇ!」

モブ子「げ、バレた……」

「やっぱり本物だ!」
「サインください、サイン!」

京太郎「ちょ、ちょっとすいません、いま忙しくて――」

照「……じゃ、私たちは先に戻ってるから」

京太郎「えっ!? ちょ、照さん!?」

はやり「ごゆっくり、京太郎くん」

良子「まぁプロになったときの練習になりますよ」

咏「仕事の手伝いで慣れてるっしょ、まぁ頑張りな」

いちご「え、えっと……気ぃつけての!」

京太郎「ちょっとおおおおおおおおお!?」


・咏、良子好感度+2
・はやり好感度+1
43 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 19:47:35.95 ID:CjLTI+GBo

〜ホテル

京太郎「お、お待たせしました……」

はやり「お疲れさま〜」

照「おかえり京ちゃん」モグモグ

咏「お前ほんとよく食うな」

いちご「それで太らんのはずるい」

良子「胸も太らないのでイーブンでは」

京太郎「た、ただいまお茶の準備を……」

良子「もういただいてますので、お代わりのときにお願いします」

京太郎「う……はい」

はやり「それより京太郎くん、ちょっといいかな?」

京太郎「は、はい、なんでしょう!」

はやり「風の噂に聞いたんだけど、京太郎くんってマッサージが上手なんだって?」

照良子咏『――――っ!』ビビクンッ

京太郎「上手というほどでは……嗜みがあるだけですが」

照「あ、あ、あの、はやりさん、別の話をしましょう」

咏「そ、そーだよねぃ、うん!」

良子「京太郎、お茶を! 焼き菓子に合うフレーバーを――」

はやり「ど、どうしたの、みんな……」

いちご「それでな、京太郎。軽くでええからやってもらえんかって、さっきはやりさんと二人で話しとったんじゃが――」

はやり「あ、そうそう。ほら、ボウリングで疲れてるだろうから、みんなに順番に――」

照「み、みんな!?」

咏「い、いや、それは、その……」

良子「ぜ、全員の前でというのは、さすがに……いや、ですが……うぅ……」

はやり「???」

いちご「???」

京太郎「マッサージ、ですか……うーん」チラッ

京太郎「時間的に、全員は難しいですね……お一人だけということでしたら、可能かと思うのですが」

はやり「はや〜、そっかぁ〜」

いちご「残念じゃのう」

照(ホッ)

咏(こ、これなら流れるよな……な?)

良子(夕方近くで助かりましたね……)
44 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 19:48:03.11 ID:CjLTI+GBo

はやり「あ、それなら一人だけやってもらおうよ。それをビデオで撮影して、あとの子はそれを見ながら、私たちでするっていう形で――」

いちご「おお、いい考えじゃ!」

照「ぶふぉっ!」

咏「ビ、ビ、ビ、ビデオ!?」

良子「まま、待ってください! さすがにリスクが高すぎます!」

京太郎「なるほど……」

照「落ち着いて! よく考えて、京ちゃん!」

京太郎「ああ、でも……慣れてない人が真似をするのは、される側が少し危ないかもしれませんね」

咏「だ、だよな! ビデオはあぶねーよ、映像に残るのは危なすぎる!」

京太郎「ですから施術風景だけじゃなく、指南ビデオのような形で撮影されれば、あるいは――」

良子「ど、どんなマニアックなものを撮るつもりですか!」

京太郎「え? いや、普通に……俺の手元を撮ってもらいつつ、患者の意見や感想を聞きながら、反応を撮影して――」

三人『絶対ダメッッッ!』

京太郎「えぇ……」

45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 19:58:17.58 ID:5ih8lA+oo
マッサージくるの?やっちゃうの?
46 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 20:02:24.06 ID:CjLTI+GBo

〜廊下

京太郎「追いだされてしまった……」


〜室内

はやり「どうしちゃったの、三人とも?」

良子「はやりさん、悪いことは言いません。京太郎の施術を受けるなら、第三者の目がないところで受けたほうがいいです」

はやり「んん?」

いちご「どういうことじゃ、照?」

照「私は、自分が受けたあとのことは覚えてないけど……私の前に淡が受けたとき、その声と反応から素直に官能を覚えた」

いちご「かんっ……」///

はやり「」

咏「私は個人用控室だったけど、そのあと足腰立たなくなったし……試合までトロットロになってて、ひどいもんでした」

はやり「と、トトッ、トロッ……な、なにされるの、それ……」

良子「普通のマッサージです……だからこそ、質が悪いというべきか……」

咏「あれを受けてる姿を映像に残されるとなったら、それこそ責任を取ってもらうしかなくなります」

照「淡は私含めて5人に、私も4人に見られてます……誰もその話題を振ってこないから助かりますけど、正直、思いだすだけでも死ぬほど恥ずかしいし気持ちいい」キリッ

咏「お前はやめさせたいのかやってほしいのかどっちなんだよ!」

照「ふ、二人なら大歓迎ってことを言いたいだけです」

良子「まぁ、私も一人で受けていたから言えることですが……人に見られていたとあれば、消え入りたくなるのは間違いありませんね」

いちご「ど、どんなテクニシャンなんじゃ、いったい……」ゴクリ

はやり「い、い、いちごちゃん、はは、はしたないよっ」カァッ

照「とにかく、この状況でマッサージを受けるのはやめておいたほうがいいです」

咏「そうです! 一人だけってのが、そいつの心にどれだけ傷つけるか……」

良子「そんな気持ちをいちごに味わわせるべきではありません!」

いちご「なんでちゃちゃのんに決まってるんじゃ!?」

はやり「いちごちゃんの……でも、いちごちゃんなら……」チラッ

いちご「そこまで聞いて誰がやる気になりますか!」

47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 20:03:46.67 ID:Rajcp8yRO
マッサージみんなで受ければ恥ずかしくない
48 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 20:27:08.18 ID:CjLTI+GBo

照「入っていいよ、京ちゃん」

京太郎「あ、はい……では、失礼します」

はやりいちご「………………」ジー

京太郎「え……あ、あの?」

はやりいちご「!」ビビクンッ

良子「まぁ二人のことは気にしないで」

咏「そうそう、お茶でも飲みねぃ」

京太郎「あ、はい。いただきます」ゴクリンコ

照「おいしい?」

京太郎「は、はぁ……」

咏「お菓子も食いねぃ」

京太郎「い、いただきます……」

良子「――で、結論なのですが」

京太郎「なんのですか」

照「京ちゃんはマッサージ禁止」

京太郎「…………はい?」

咏「ただし二人きりのときを除く」

京太郎「…………うん?」

良子「二人きりのときは相手にマッサージして構いません。が、大勢にいるとき、その全員もしくは特定の相手にマッサージすることは禁止です」

京太郎「あの、仰ってる意味がよく――」

良子「わかりましたね?」

京太郎「わ、わかりました……」

良子「よろしい」

京太郎「えーっと……では、はやりさん……先ほどのは……」

はやり「なかったことにしてください」

いちご「ちゃちゃのんも同意見です」

京太郎「あ、はい……えぇー……」
49 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 20:29:31.86 ID:CjLTI+GBo

撮影しながらマッサージして、四人に感想とかコメントされながら一人がマッサージされ続ける

という流れも考えたのですが、さすがにやりすぎだと思ったので自重します
いやぁ、理性が残っていてよかった
50 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 20:46:27.05 ID:CjLTI+GBo

京太郎「では、お身体のほうは大丈夫なんですね?」

はやり「ま、まぁ試しにって思ってただけだからね? ちゃんとストレッチもしたし、大丈夫だよ〜」

いちご「う、うん、そうなんじゃ」

京太郎「ならよかったです。でも、無理そうならちゃんと言ってくださいね?」

咏「おいおい、もう約束忘れたか〜?」

京太郎「いえ。ですから――別室に移動して、そこでマッサージさせていただこうかと」

良子「そうか!」

照「その手が!」

はやり「――二人とも?」

良子「……いえ、なんでもありませんよ?」

照「まぁそういうのもありかなとは思いますが、さすがにみんな一緒なときに、二人だけで個室になんてそんな、考えもしていませんでした」

いちご「本音もれすぎじゃ!」

京太郎「え、えっと……結局、マッサージのほうは……」

はやり「大丈夫だから」ズゴゴゴゴゴ

京太郎「は、はい……まぁどっちにしろ、そろそろ暗くなってきましたからね。マッサージの時間もありませんし」

咏「そろそろ夕飯食わないとなぁ……京太郎も、明日は決勝だしな。しっかり食べていきなよ?」

京太郎「そうですね、今日の夕食と明日の朝食は大事で――ん?」

良子「どうかしましたか?」

京太郎「い、いえ……それでは、今日は楽しかったです。お付き合いいただきまして、ありがとうござました」

照「どこ行くの?」ギュッ

京太郎「ホテルに戻らないと、夕食に間に合わないので……そろそろお暇しようかと」

はやり「ふふ、おかしなこと言うねぇ?」

咏「しっかり食べてけって言ったろ〜? ここで一緒に食ってくんだよ、当然だろ?」

京太郎「あー、やっぱりですか……」

良子「不服ですか?」

京太郎「いえ、そういうわけでは……」

いちご「そろそろレストランも開くし、行くとするかの!」

京太郎「………………」


>行動選択
1 せっかく遊びに出かけたメンバーだし、ご一緒しよう
2 決勝前くらい、学校のみんなと食べたいな……

安価↓2
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 20:47:27.82 ID:Rajcp8yRO
1
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 20:47:29.87 ID:Who0OIfqO
1
53 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 21:04:14.77 ID:CjLTI+GBo

京太郎「……そうですね、行きましょう」

照「うん。京ちゃんは私の隣ね」

良子「まったく照は……仕方ありません、反対隣は私に任せなさい」

咏「やれやれ、がっつくねぃ……なら私は左前にするかねぃ」

いちご「確か、一番話しやすいのがそこじゃったような……」

はやり「京太郎くんなら、どこにも満遍なく話しかけられるからね〜。よぉし、はやりは正面に陣取っちゃうぞ」

いちご「ちゃちゃのんは、はやりさんのお隣に失礼します」

京太郎(左に照さんがいるなら、右側から右手で食べさせやすい……)

京太郎(そして右手側には良子さん……肘がたまたま当たっちゃったりしても、もはや不可抗力)

京太郎(正面にははやりさん……胸元が隙だらけになったら、見逃さないようにしないと……)

京太郎(目がもたれてきたら、しっとり美人の咏さん、ふんわり美少女のいちごさんを清涼剤に……完璧な布陣だな)

咏「――みてーなこと考えてねーかい?」

京太郎「考えてません!」

良子「肘で触るぐらいはかまいませんよ?」

京太郎「考えてません!!」


・五人好感度+2
54 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 21:07:57.19 ID:CjLTI+GBo

〜その頃、有珠山勢

顧問「須賀くんからの連絡で、外食して戻るそうです」

揺杏「は?」

成香「決勝前だっていうのに……」

由暉子「特製のすっぽんコースをお願いしておいたのに……仕方ありません、明日の朝から食べてもらいましょう」

(朝からすっぽん!?)
(胸やけしそう……)
(決勝の前夜になにを食べさせるのか……)
(そしてなにをする気だったのやら……)
55 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/09(月) 21:10:10.99 ID:CjLTI+GBo

といったところで、今日はここまでに

もう少し早く始めたかったところですが、マグカップが割れたりなんやかんやで遅れてしまいました、すいません
次回は今月中に、と考えています

それでは、お疲れさまでした
ありがとうございました
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 21:12:06.18 ID:5Q8o+C7rO
理性をわすれなかった>>1になみださめざめ
乙ー
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 21:12:28.45 ID:Who0OIfqO
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 21:12:38.50 ID:Rajcp8yRO
乙です
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 21:13:33.05 ID:A5LhLb2hO
おつー
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 21:23:18.66 ID:/OnxYSylo
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 21:23:47.61 ID:/OnxYSylo
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 21:24:05.13 ID:OyOwsfsVo
乙です
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 23:05:54.29 ID:r4ynsRRtO

ちゃちゃのんにマッサージをさせてほしかった・・・
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 23:40:28.89 ID:6THMd6LR0
内なる獣を呼び覚ませ 乙
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/09(月) 23:48:44.38 ID:jN4b9QyDO
乙です。
理性なんてすっ飛んじゃっても……いえ、なんでもないです。
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/10(火) 08:31:47.03 ID:RqfXVlGgO
はやりんにマッサージしないのか!
女盛りの年齢で、しかも鼻血を噴くようなうぶなアイドルにゴッドフィンガーが炸裂した反応が見たいじゃないか!(血涙)
67 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/28(土) 08:31:58.67 ID:7GqUR4qDo

明日、日曜の昼からやりたいと思います
13時か14時くらいかな?

よろしくオナシャスセンセンシャル
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/28(土) 11:26:52.83 ID:ICqUjyK0o
待ってる
69 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 11:41:34.70 ID:WjcIHp7Qo

〜レストラン

京太郎「まぁ、そうですよね。ここってプロの方が全員泊まってるわけですもんね……」

咏「ああ、私らも迂闊だったねぃ」

照「京ちゃんと食事できることに夢中で、すっかり失念してた」

はやり「あはは、まぁ食事するだけだし大丈夫だよ、うんうん」

いちご「ほうかのう……」

良子「ということですので、皆さんはあまり、こちらのテーブルに近づかないようにお願いします」


健夜「差別反対!」

理沙「横暴!」

晴絵「不正を許すな!」

京太郎「あんた途中で一緒だっただろ!」

利仙「あらあら、そうだったのですか?」ゴッ

爽「りせちー、顔こええよ」

靖子「食事中に騒ぐなよ……」

絃「写真撮っとこう」パシャパシャ

シロ「デートじゃなかったならどうでもいい」

メグ「でも一緒には遊びたかったのデハ?」

セーラ「やめたれや」

洋榎「決勝前に余裕やなこいつ……」
70 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 11:42:22.31 ID:WjcIHp7Qo


健夜「――で、なにして遊んでたの?」

照「京ちゃんに脱がせやすい服を選んでもらってました」

京太郎「基準が違う!」

良子「あとは一緒にタマを転がしたり、棒を寝かせたり起こしたり」

京太郎「ボウリングね! ボウリング楽しかったですね!」

爽「こいつ必死だなwwwwwwwwwwwww」

シロ「京太郎、私にも選んで。インナーだけでもいいから」

京太郎「それは誰のも選んでませんよ!」

咏「そうだっけ?」

京太郎「え……いや、あのときのあれは違っ……」

利仙「へぇ……三尋木プロの下着をお選びになったのですか。随分と仲がおよろしいのですね」

京太郎「」

靖子「お前ほんと、なにやってんだよ……」

理沙「色キチ!」

セーラ「……竜華と怜には言えんな、これは」

洋榎「うちも絹恵には黙っとくわ」

京太郎「変な気遣いやめて!」

メグ「では言ってもいいノデ?」

京太郎「やめてくださいお願いします! なんでもしますから!」

はやり「ん?」

いちご「記者がいっぱいおるこの状況で、この会話はまずいんじゃ……いや、やめとこう……ちゃちゃのんの勝手な予想で混乱させたくないのう」

絃「たぶん勝手な予想じゃないと思うからセーフ」

京太郎「もうアウトでしょ、こんなの……(絶望)」


 なお、京太郎周りではよくある会話として、特別視される記事にはならなかったもよう

京太郎「こんなの絶対おかしいよ」

----------------------------------------------------------

ということで、予定通り13時から開始にします
日曜日程、個人決勝のスタートになる予定です
71 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 12:51:47.22 ID:WjcIHp7Qo

〜二年目8月三週日曜、朝


京太郎「うん、いい朝だ。決勝に相応しいな」キリッ

由暉子「おはようございます」

揺杏「ゆうべはおたのしみでしたね」

成香「ぐっすり眠れましたか?」

京太郎「……おはようございます。その、昨日のことなんですが――」

由暉子「まぁまぁ。詳しい話は朝食を取りながらにしましょう」

揺杏「昨日ごちそうしようとした分を、ちゃんと取っておいてもらってるからな」

成香「朝から精をつけて、試合で頑張ってください」

京太郎「あ、はい……」
72 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 12:52:32.16 ID:WjcIHp7Qo

〜朝食

京太郎「……なんでしょうこれは」

由暉子「スッポンです」

揺杏「詳しくは忘れたけど……なんだっけ?」

成香「身をほぐしてどうこう、と」

京太郎「あー……そうですね。すっぽん鍋、まる鍋とも呼ばれますけど、一般には四つ解きをして身を切り分け、臭い消ししながら煮込みます」

京太郎「これは煮込んでダシにしたあと、身をほぐして……葛饅頭ですね、それに包んで具材にしたんでしょう」

京太郎「ほぐした身と、煮込んで取った旨味で、すっぽんそのもののおいしさを味わう料理ですね」

由暉子「なるほど、さすがですね」

揺杏「ということで、たっぷりお食べなさい」

京太郎「朝からまる鍋……しかも夏場ですよ」

成香「今日のために精をつけてもらおうと、昨晩食べてもらう予定だったんだよ?」

京太郎「そうでした! すいません、いただきます!」

 少年食事中……

咲「うわ、朝からなんかすごいの食べてる」

京太郎「すっぽんだよ」

優希「スッポンか……噂ではそれをバーガーにできるみたいだな。それなら、タコスにも合いそうだじぇ」

和「すっぽん……生き血なんかもいいみたいですよ」

京太郎「(なににいいんだよ……)まぁ、あれは酒で割ったりして飲むもんだから、未成年にはきついな」

和「そうですか……でも、その……やっぱり身だけでも、効くんですよねっ?」

京太郎(なにが和の興味をここまで駆り立てるのだろうか……僕にはわからない)

尭深「本当にわからない?」

久「わかってるくせにぃ、このスケベ♪」

京太郎「僕にはわからない!」ムッシャー

憧「……朝から胸やけしそうなもん食べてるし」

宥「でもあったかそう……」

玄「あ! 京太郎くん、写真! 写真撮らせて! 板長さんに送っておくから!」

誠子「吉野ですっぽんってだせるの?」

灼「たぶん無理じゃないかと……」

京太郎「色々な料理を知っておくことは、料理人の引きだしになりますからね。俺もこれは、別のとこで教えてもらったわけですし」

穏乃「京太郎、それ私も食べたい!」

淡「私も!」

由暉子「残念ながら……」

揺杏「京太郎の分しかないんだよなぁ」

成香「ごめんね? また冬になったら、一緒に食べよ?」

二人『そっかー』

京太郎(一人分にしては多くないかな? まぁ一般論でね?)モゴモゴ
73 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 13:01:09.86 ID:WjcIHp7Qo

京太郎「ごちそうさまでした」ウップ

由暉子「テラテラして、精力が満ち溢れてますね」ドキドキ

揺杏「これは期待できそうだ……」

成香「頑張ろうね!」

京太郎(落ち着け。いかがわしい気持ちはないんだ、今日の試合の話なんだ)

由暉子「昨夜の下着ローテ、ずらして正解でした……」

揺杏「衣装もバッチリだぜ」

成香「アレもちゃんと用意してあるから……」

京太郎(聞こえない聞こえない)

京太郎「それじゃ、会場に向かいましょうか」

由暉子「はい、行きましょう」

揺杏「そんじゃ、みんなもあとでな」

成香「お先に失礼します」

咲「頑張ってね、京ちゃん」

和「落ち着いて、いつも通りなら絶対に大丈夫です」

優希「チャンピオンフラッグは預けたじぇ」

久「連覇、期待してるわよ」

玄「京太郎くんならできますのだ!」

憧「しっかりやんなさいよ」

灼「みんなで見てるから」

穏乃「いっぱい応援するから!」

宥「前向きに、ね」

淡「……わ……私の分も、お願い!」

誠子「私はあんまり、心配してないんだよね」

尭深「私も。京太郎くんのこと、信じてるから」

京太郎「――ありがとうございます、みなさん。行ってきます!」
74 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 13:01:53.27 ID:WjcIHp7Qo

〜会場入り、控室前

京太郎「さて、受付も終わっていよいよなんだけど――」

由暉子「今日は誰でしょう」

揺杏「たぶん京太郎のファン」

成香「あはは、当たり前だよー」

京太郎「……開けますね」ガチャ


>控室メンバー

・宮永咲 ・片岡優希

・宮永照 ・弘世菫 ・亦野誠子 ・大星淡

・松実玄 ・松実宥 ・鷺森灼 ・高鴨穏乃

・エイスリン ・鹿倉胡桃 ・臼沢塞

・神代小蒔 ・狩宿巴 ・薄墨初美 ・石戸明星 ・十曽湧 ・藤原利仙

・上重漫 ・真瀬由子 ・愛宕洋榎 ・愛宕絹恵 ・末原恭子

・園城寺怜 ・二条泉 ・江口セーラ ・船久保浩子 ・清水谷竜華 ・荒川憩

・辻垣内智葉 ・ハオ慧宇 ・雀明華 ・メガン・ダヴァン

・花田煌 ・鶴田姫子 ・友清朱里

・桧森誓子 ・獅子原爽

・小鍛治健夜 ・野依理沙 ・藤田靖子 ・三尋木咏 ・霜崎絃 ・佐々野いちご


上記より一名記入
安価↓3-5
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:04:30.07 ID:9cC5wlPZO
うたたん消し忘れかな?
解説やったよね
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:04:34.42 ID:d1720HpL0
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:04:36.15 ID:d5U4zp97o
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:04:36.92 ID:61gqyVfJO
穏乃
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:04:37.63 ID:yohTNk74O
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:09:39.87 ID:5fsB5SNDO
81 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 13:12:40.10 ID:WjcIHp7Qo

消し忘れですね、控室コピペから控室メンバー削っただけだったので
失礼をば

------------------------------------

〜巴、穏乃、淡
それぞれ+1


穏乃「やっほー!」

淡「私だ!」

京太郎「……おかしい、俺たちのほうが先に出たはずなのに」

巴「まぁまぁ、こまかいことは気にしないで」

京太郎「巴さんも来てくださったんですか。ありがとうございます」

巴「準決勝は哩さんに負けちゃったからね、頑張ったよ」

由暉子「穏乃さんと淡さんですか。よろしくお願いします。もうお一方は……」

揺杏「昨年の永水次鋒、狩宿巴。現在は東京の大学に進学し、辻垣内智葉、弘世菫、白水哩、壊れた先輩とともに麻雀部を設立。インカレ制覇を目指している。胸の成長は止まっている」

巴「余計なお世話です!」

成香「どうしてデータ収集が趣味なキャラクターみたいな解説を……」

京太郎「と、とにかく励みになりますよ! きっと勝利をお伝えできるよう、頑張りますから!」

穏乃「うん、頑張って!」

淡「さて――それじゃ、そろそろお茶淹れてよ」

京太郎「おう!」

巴「いや、おうじゃなくて。私たちが淹れる側でしょ、普通……」コポポポポ

由暉子「あ、私やりますよ」

揺杏「もう淹れてるし任せていんじゃね?」

京太郎「申し訳ありません、巴さん……」

巴「あはは、いいよ別に。それより、テレビつけないと」

成香「そうでした。解説はどなたでしょうか……」


>準決勝解説担当

・宮永照 ・愛宕洋榎 ・江口セーラ ・メガン・ダヴァン ・獅子原爽
・藤原利仙 ・霜崎絃 ・佐々野いちご
・小鍛治健夜 ・野依理沙
・藤田靖子

上記より選択
安価↓2
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:14:14.19 ID:5fsB5SNDO
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:14:15.47 ID:9cC5wlPZO
ちゃちゃのん
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:14:16.14 ID:d1720HpL0
健夜
85 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 13:22:53.74 ID:WjcIHp7Qo

鬼畜の所業

>いちご +1

「本日の解説は、新人プロの佐々野いちご選手にお願いしております。佐々野プロ、よろしくお願いします」

いちご「よ、よろしくお願いします……」カタカタ

「なにやらスマホが震え続けているようですが」

いちご「うわああああああああ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい、違うんじゃあぁ……」


京太郎「……これはひどい」

淡「テルーじゃないじゃん!」

穏乃「小鍛治プロでもないんだ……」

巴「これ、どうやって決めてるんですかね……」

由暉子「広島も、高卒アイドルプロも加入したことですし、ここで一気にファンを増やしたいところでしょうから」

揺杏「捻じ込んできたわけか……必死だな」

成香「捻じ込んだプロの運命やいかに、っていう状態なんだけど……」

京太郎「……いちごさんには強く生きてもらいましょう」

巴「見捨てた!」

京太郎「俺にどうしろって言うんですか!」

由暉子「仕方ありませんよ、切り替えていきましょう」

淡「テルーにラインしとこ。解説しないの? なんで? と……」

京太郎「追い打ちはやめて差し上げろ」

穏乃「あ、そろそろ時間だよ」

揺杏「だな。京太郎、準備はいいか!」

京太郎「俺はいいんですけど、解説(の身の危険)が心配です」

成香「それはいま心配してもどうにもならないし……さ、準備しよう」

京太郎「はい……まぁこれまでの経緯もありますし、時間をかけると余計にいちごさんが被害を受けそうですからね」

巴「じゃ、今回も一局かな?」

京太郎「……なるべく早く終われるよう、頑張ってきます」
86 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 13:32:02.84 ID:WjcIHp7Qo

〜対局場  BGM:エンドール武術大会

京太郎「はぁ……」

白糸台B「おう、暗い顔してんな」

白糸台C「決勝まで来て、なんでこの世の終わりみたいな顔を……」

モブ8「ククク、来たようだな……我が常勝の贄となるものが!」

京太郎「……なんだこいつ」

白糸台C「ああ、こういうやつらしい」

京太郎「どういうやつだよ……」

白糸台B「まぁでも、俺らと同い年で、実力はかなり高いらしいぞ?」

モブ8「クク、当然よ……モブ7に勝ったからと、調子に乗られては困るな。この我こそが、高校麻雀の魔王となるのだ!」

京太郎「いや、魔王は咲だろ……あ、やべ」


咲「」ゴッ

優希「咲ちゃん、オーラは抑えるんだじぇ!」


白糸台B「お前は魔王の婿とか大魔王の旦那とか言われてるけどな」

京太郎「言われてねえよ!(たぶん)」


咲「」ニヘー

和「ちょろすぎませんか……」


照「あっちの子はわかってるみたい。ジュースを奢ってやろう」

シロ「9本でいい」


京太郎「まぁいいや……とにかく、よろしくな。っつか今年は全員2年か……」

白糸台B「俺らの時代が来たな!」

白糸台C「そして……その覇者は俺だ!」

白糸台B「言うじゃん」

白糸台C「言うだけならタダだし」

白糸台B「確かに」

モブ8「ええい、黙れ! 魔王――改め覇王となるのは、この我だ!」


ここでモブ8くんの実力チェック
安価↓1コンマ+45=補正
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:33:21.08 ID:FkB7zzxg0
おりゃ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:40:47.04 ID:TeaVOCxZ0
これは酷い
89 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 13:41:54.56 ID:WjcIHp7Qo

コンマ8+45=53

「さて、始まりました決勝戦……注目の須賀選手、及び同ブロックのB選手が優勝候補となっているようです」

いちご「えっと……反対ブロックはどうなんでしょう?」

「Cくんは同チームにてBくんのライバル、ダブルエースとも言われており、対抗馬となるでしょう」
「モブ8くんは、今年になって赤丸急上昇といったところですが……このメンバーの中では、一段落ちる形として見られています」

いちご「つまり……やっぱり京太郎がド本命なんですね」

「まぁ、はい……そうですね」


京太郎「ふぅ……とにかく平常心だ。張り切るとロクなことにならないからな、落ち着いていこう」

白糸台B「落ち着こうって考えが、すでに落ち着いてないよな」

白糸台C「言えてるwwwwwww」

京太郎「うるせぇ!」

モブ8「おぼっ、ぼぼっぼ、おちつっ、落ち着け……やれる、俺は……いや、我はやれるっ……」

京太郎(ああ、意外と小心キャラなのね……で、あのキャラクターで平静を保っていたと。メンタルコントロールとしてはありかも)


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
白糸台B ↓1+70
白糸台C ↓2+60
モブ8 ↓3+53
京太郎 ↓4+278+25

打点↓5
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:42:10.24 ID:5fsB5SNDO
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:42:41.90 ID:JIhCLubKO
はい
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:43:31.30 ID:61gqyVfJO
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:43:52.77 ID:d1720HpLo
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:44:01.01 ID:yohTNk74O
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:45:37.82 ID:d1720HpL0
残念、役満ツモか
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:48:18.32 ID:yohTNk74O
打点は破竹の特殊表だから6400では?
97 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 13:52:14.80 ID:WjcIHp7Qo

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
白糸台B 24+70=94
白糸台C 90+60=150
モブ8 30+53=83
京太郎 77+278+25 ゾロ目ツモ

打点01→10→【破竹】→【無敗劣】 子:1600、3200

白糸台B25000→21800
白糸台C25000→23400
モブ825000→23400
京太郎25000→31400


京太郎(破竹じゃなかったら三倍→役満だったのにいいいいいいいい!)

京太郎「ツ、ツモ……1600、3200です」

B「ガハッ」

C「よし、よし! 俺が2位の可能性!」

モブ8「ぬっ、ふっ、ふふ……やるようだな……」

京太郎「……次もツモったら、モブ8くんが2位になるんじゃね?」

B・C「!?」

モブ8「おお、マジだ! ……い、いや、我はそんなもので満足せんぞ。目指すは優勝なのだ……」

京太郎「……ははっ、そうだな! なら俺も、全力で受けて立つぜ!」

モブ8「あ、嘘です、嘘、待って。ちょっとくらい手加減してもいいんじゃよ?」


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
白糸台B ↓1+70
白糸台C ↓2+60
モブ8 ↓3+53
京太郎 ↓4+278+25

打点↓5
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:53:41.91 ID:5fsB5SNDO
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:54:08.30 ID:61gqyVfJO
ほい
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:55:20.92 ID:61wJsuS3o
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:55:24.90 ID:FkB7zzxg0
はあっ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:55:31.70 ID:yohTNk74O
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:55:42.86 ID:d1720HpL0
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 13:56:37.52 ID:61gqyVfJO
ちゃちゃのんの勝利者インタビューが見えて来たなww
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:01:08.94 ID:TeaVOCxZ0
そういえば反対ブロックの奴は一年って言ってたけどモブ8は違う奴なのか
106 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 14:06:57.33 ID:WjcIHp7Qo

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
白糸台B 91+70=161
白糸台C 32+60=92 放銃
モブ8 92+53=145
京太郎 90+278+25=393 ロン

打点70→07→【カッパー】→10→【破竹】→【無敗劣】 子:6400

白糸台B25000→21800
白糸台C25000→23400→17000
モブ825000→23400
京太郎25000→31400→37800


京太郎「ロン――6400だ」

C「あああああああああ、やらかしたあああああああ!」

B「まだだ、まだ終わらんよ!」

8「あ、あかん、死ぬ……イヤダーシニタクナーイ」

京太郎「ふぅ……やっぱり決勝だな。一筋縄ではいかない……いちごさん、申し訳ないです」


由暉子「京太郎、慎重ですね」

巴「一気に行こうとして、空回っちゃってるかな」

穏乃「でも余裕はありますよね!」

淡「あれだよね、ヨコヅナズモーってやつだ!」

揺杏「ああ……でも……」

成香「解説の方の声が……」


いちご「あ……あ……あぁ……」

「あの……スマホをいじっていないで、解説を……」

いちご「は、はい……例えばリーチ前のここで、一瞬手を止めてこちらを切っていましたが……大物手を狙った結果、進みが遅くなりましたね」

「須賀選手にしては珍しかったでしょうか?」

いちご「そうですね。普段の京太郎なら、早上がり重視で進め、結果として点数が高いという形なのですが――」 ブーッブーッ

いちご「ひっ……ち、違います、そんな……よく知ってますアピールなんかでは、けっして……」

(大丈夫なんだろうか、この人……)


対局ルールは>>6

>和了判定 回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
白糸台B ↓1+70
白糸台C ↓2+60
モブ8 ↓3+53
京太郎 ↓4+278+25

打点↓5
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:07:45.12 ID:0mx5ZwGoo
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:09:11.24 ID:5fsB5SNDO
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:09:35.79 ID:d1720HpL0
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:09:43.19 ID:FkB7zzxg0
うりゃ
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:09:52.09 ID:+xY9qWVho
はい
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:10:01.48 ID:yohTNk74O
113 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 14:14:01.65 ID:WjcIHp7Qo

あ、モブ8そういや一年って言ってましたね
まぁミスっちゃったので、同い年ってことにしましょう


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
白糸台B 12+70=82 放銃
白糸台C 24+60=84
モブ8 79+53=132
京太郎 19+278+25=322 ディメンジョンロン

打点09→90→倍満→【カッパー】【破竹】【無敗劣】→役満

白糸台B25000→21800→-14200 4位 トビ
白糸台C25000→23400→17000 3位
モブ825000→23400 2位
京太郎25000→31400→73800 1位
114 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 14:23:10.66 ID:WjcIHp7Qo

京太郎「ロン――悪いな、四喜和だ」

B「」

C「ふぅ……おつかれ。しかし8、お前ほんっとすげー豪運だな」

8「こ、これぞ覇王の天命よ(震え声)」


「き、決まったー! まさかの劇的な役満でB選手のトビ、ここで須賀選手の春夏連覇が決定いたしました!」

いちご「ほおおおおおお、セーフ! セーフじゃな!? 三局までなら、時間までここで解説するって聞いとるんじゃ!」

「え? は、はぁ、まぁ……なんでそんなに嬉しそうなんですかね……」


由暉子「やりました」

揺杏「よっしゃあ!」

成香「さすがうちの京太郎くんです!」

巴「京太郎くん、おめでとうっ……」グスッ

穏乃「やったよ淡!」パシッ

淡「ふふん、キョータローなら当然だし!」パァンッ


京太郎「はぁぁ……これで、夏も優勝か……ようやく、去年のあいつらに追いつけたわけだ」

B「なんだお前、そんなこと気にしてたのか?」

京太郎「そんなこととはなんだ!」

C「まぁ確かに、清澄の優勝はすごかったけどさ……それから一年でのお前の活躍も、それどころじゃないくらいすごかったんだぞ?」

8「うむ。言いたくはないが、まさに覇王の所業よ……おそらく清澄の者どもこそ、お前に置いて行かれたと思っていることだろう」

京太郎「……そうなら嬉しいけどな。まだまだだよ、俺なんて……」

B「お前が俺なんてだったら、俺らはどうなるんだよ!」

C「なんかもう、こいつムカつく!」

8「激しく同意だ! っつーことで、胴上げすんぞ! おらぁ!」

京太郎「おい、馬鹿、やめろっ……おいいいいいいい!?」

BC8「わーっしょい! わーっしょい! って、お前デカいんだよ! 重すぎるわ!」

京太郎「だからやめろっつったろおおおおおおおお!」
115 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 14:23:37.86 ID:WjcIHp7Qo

・全国優勝は、二位との点差が20000以上なら全員好感度+1、25000以上なら+2、30000以上なら+5
・また、飛び人数×3が、好感度加算に追加される

ということで、全員好感度+6
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:29:58.09 ID:L2mVQV1Xo
鏡さんがさらにつよくなる
117 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 14:33:02.54 ID:WjcIHp7Qo

〜控室

由暉子「さて――」ガタッ

揺杏「おっと、どこへ行く?」

由暉子「決まっているでしょう……京太郎の祝福に」

成香「全員で、だよね?」

巴「ここで迎えてあげるのがいいんじゃないかな?」

淡「へ? なんで行かないの? 私行ってこよーっと!」ダッ

穏乃「私も!」ダッ

由暉子「あ、だめです、待ってください!」ガシッ

揺杏「そうだぞ小娘ども! ここは年長順だ!」

巴「だったら私が先では……」

成香「現役高校生限定です!」

淡「うぬぬぬぬぬ、放せぇぇっ……」

穏乃「な、なんで止めるの? みんなで行けばいいのに!」


>で、誰が脱出できた?
控室メンバー(由暉子、揺杏、成香、穏乃、淡、巴)から一人

安価↓2
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:33:09.68 ID:d1720HpL0
成香
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:33:11.82 ID:Fq5N8np3o
120 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 14:41:33.30 ID:WjcIHp7Qo

>巴

京太郎「はぁ……毎度、この胴上げはきつい……」フラッ

巴「ふふっ、お疲れ様、京太郎くん」

京太郎「巴さん……」

巴「それと――優勝おめでとう。京太郎くんなら勝てるって、信じてたよ」ニコッ

京太郎「ありがとうございますっ……」

巴「……遠慮しないでいいよ。ほら……ギュッてしてあげる」スッ

京太郎「っっ……やりました、巴さんっ……」

巴「うんっ――おめでとう、京太郎くん……」ギューッ


小蒔「」

春「」

霞「」

初美「あー……巴ちゃん、なんてことを……」

明星「でもこれ、春先輩もやってなかった?」

湧「しーっ!」


智葉「…………」ムスッ

菫「…………」ムスッ

哩(露骨に機嫌ば悪ぅなっとったい……)


由暉子「ああああああ! 先輩方が邪魔するからですよ!」

揺杏「お前が出し抜こうとするからだろ!」

成香「私たちは共同戦線って決めてたじゃないですか!」

淡「ふぅ……争いはなにも生まないってことが、よくわかった」

穏乃「私たちは争いたかったわけじゃないのにぃ……」


巴好感度+3
121 : ◆t2KkLw8Fc7QA [saga]:2018/04/29(日) 14:48:35.72 ID:WjcIHp7Qo

〜控室帰還

京太郎「ただいま戻りました」

由暉子「お帰りなさい、京太郎。それと――おめでとうございます」

揺杏「かっこよかったぞ! よく勝ってくれたな!」

成香「素敵でした……とっても、とってもぉ……」ボロボロッ

京太郎「ありがとうございます……」

穏乃「すごかったよ、京太郎! 来年は私がやるからね、見てて!」

淡「それはこっちのセリフだ! ってことだからキョータロー、私が次に優勝するまで負けないでね!」

京太郎「ああ、待ってるぞ。二人とも、ありがとうな」

由暉子「……ところで、狩宿さんは?」

京太郎「ああ、なんか用事があるとかで帰っちゃったけど……だから先に、俺に挨拶しときたかったらしい」

揺杏「マジかっ……」

成香「逃げたんですか……あとで永水と大学側に抗議しておきましょう」

京太郎「??」

穏乃「あ、あははは……」

淡「とりあえず、インタビューの準備しとく?」

京太郎「そうするか……」


いちご「では東一局から振り返りましょう。ところで、インタビューのほうはどなたが行っとるんじゃ?」

「えっとですね、確か――」

・宮永照 ・愛宕洋榎 ・江口セーラ ・メガン・ダヴァン ・獅子原爽
・藤原利仙 ・霜崎絃
・小鍛治健夜 ・野依理沙
・藤田靖子

上記より選択
安価↓2
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:50:37.17 ID:b/CwO/ILO
ネキ
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