サトシ「バレンタインのチョコ?」カキ「ああ」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 21:05:24.75 ID:zUj52RI00
カキ「サトシはもう誰かにチョコ貰ったのかー?」ニヤニヤ

サトシ「スクール着いたばっかだし貰ってるわけねーじゃん」

カキ「そうかそうか!それは残念だったなー!」ハハハ

マーマネ「テンション高いねカキ……」

カキ「おっ!マーマネアローラ!お前はどうなんだ?」

マーマネ「サトシと同じだよ。ママからは朝ご飯の後に貰って食べたけどね」

サトシ「いいなーマーマネ。バーネット博士は朝ご飯は作ってくれたけどチョコのことは何にも言わなかったなー」

カキ「そうかそうか!いやしかし、俺ほど幸せなやつもいないだろう!なんてったって世界一可愛いホシから貰ったんだからな!」

マーマネ「おめでとさん」

サトシ「いいよなーくれる兄妹がいて。バレンタインにはいい思い出あまりないんだよな」

マーマネ「意外だね、サトシ今までチョコ貰えなかったの?」

カキ「俺はホシがそこそこの年になってから毎年貰えてるぞ!」

サトシ「マサラタウンは元々子供が少なかったし、女子の人気はみーんな俺のライバルのシゲルってやつに向いてたなー。確かに顔もいいし頭もいいし運動もできるけど、チャラかったのになー」

マーマネ「そうだったんだ」

サトシ「だから、まともにチョコくれたのはママくらいしかいなかったな」ショボーン

カキ「可哀そうに」ニヤニヤ

サトシ「うるせーよ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518523524
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 21:13:30.10 ID:zUj52RI00
スイレン「みんな、アローラ。何の話してるの?」

サトシ「アローラ〜」

カキ「アローラ。なぁに、サトシは今まで母親以外にチョコを貰ったことがないってことだ」

マーマネ(僕もなんだけど黙っとこ)
 
サトシ「うるせー!」

スイレン「なんだ、そんなこと。ちょっと待ってて。三人に」ガサゴソ

サトシ「くれるの!?」パァッ

マーマネ「ホント!?」キラキラ

カキ「有難い!」



スイレン「はい。ホウとスイから」テワタシ×3

サトシ「チ」

マーマネ「ロ」

カキ「ル」

サトカキマネ「「「チョコーーー!?」」」ズコーッ

スイレン「ふふふ」クスクス

アシマリ「アウアウ♪」パチ パチ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 21:35:12.58 ID:zUj52RI00
サトシ「ああ、うん……美味しいな」モグモグ

マーマネ「まあくれるだけありがたいし」モグモグ

カキ「文句言うのはダメだよな」モグモグ

マオ「みんなー!アローラ!」

リーリエ「おはようございます、みなさん」

サトシ「あ、二人とも!アローラ!」

カキマネスイ「「「アローラ!」」」

マオ「ん?男子たち何か食べてる?」

マーマネ「スイレンから貰ったチョコだよ」

カキ「正確には妹たちからのだけどな」

リーリエ「ああ、ホウちゃんたち」

マオ「あははっ!じゃああたしからはねー」ガサゴソ

サトシ「やった!」

マーマネ「何かな!」

カキ「来い来い!」



マオ「はい!うちの食堂の割引券!」テワタシ×3

サトカキマネ「「「だあっ!?」」」ズコーッ

リエスイ「「ふふふ」」クスクス

アママイコ「アマーイ♪」クスクス

シロン「コーン♪」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 21:53:19.97 ID:zUj52RI00
サトシ「ん?新作スイーツ試食会?」

ピカチュウ「ピピーカ!?」

マーマネ「新作スイーツ!?」

マオ「そうそう!というかホントは、あたしたち三人が昨日集まって作ったスイーツをあげるってだけだけど」テヘッ

リーリエ「みなさんにはとてもお世話になりましたから、感謝の気持ちです」

スイレン「うんうん。ごめんね、がっかりさせちゃって」

サトシ「そんなことないぜ!めちゃくちゃ楽しみー!」

カキ「ああ。ホシも呼んでいいか?」

マオ「もちろんだよ!」

スイレン「ホウとスイも連れていくつもりだったしね」

マーマネ「三人の手作りお菓子が食べられるなんて……何て幸せな日なんだろう」

リーリエ「大げさすぎですよ」ニガワライ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 21:59:26.84 ID:zUj52RI00
ククイ「みんな、アローラー!」

6人『博士、アローラ!』

マオ「博士、博士はバーネット博士にもうチョコ貰ったんですか?」

ククイ「お?いや、まだだなー。むしろくれるかどうかもわからねーな」ハハハ

リーリエ「そうなのですか?」

ククイ「ああ。この年になるとそんなにイベント事には参加しない人も多いらしいぜ」

マオ「ええ!?夫婦なのに!?」

ククイ「チョコがあろうとなかろうと、俺はバーネットがいればそれだけで十分幸せだぜ!」

スイレン「あまーい!」

アママイコ「!?」
6 :大体の学校の職員室にはお菓子がある [saga]:2018/02/13(火) 22:03:01.46 ID:zUj52RI00
マーマネ「……ん?」スンスン

カキ「どうしたマーマネ」

マーマネ「いやー、博士が来た途端、何か甘いにおいがするような」

シロン「……」スンスン

トゲデマル「……」スンスン

ピカチュウ「……」スンスン

三匹「「「コーン/マキュー/ピカ」」」コクコク

ククイ「あちゃー、ばれたか」

サトシ「どういうこと?」

カキ「既に誰かからチョコかお菓子を貰っているってことか?」

スイレン「つまり……浮気!」カッ

ククイ「そんなわけないだろ!なあに、職員室で他の先生が持ってきたお菓子を食べてきただけさ」

サトシ「えー!?ずるーい!スクールにお菓子持ってきちゃダメなんだろー!?」

スイレン「…………」メソラシ

ククイ「そう言うなって、大人の特権特権!」

6人『ぶーぶー!』
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 22:18:35.25 ID:zUj52RI00
〜放課後 アイナ食堂〜

サトシ「おおー!うまそー!」キラキラ

マーマネ「チョコケーキ、ガトーショコラ、クッキー、マドレーヌ、他にもたくさん……♪」ジュルリ

ホシ「私たちも食べていいの!?」

マオ「もちろんだよ!存分に召し上がれ!」

ホウスイ「「わーい♪」」

カキ「ありがたく貰おう」

サトシ「いっただっきまーす♪」



サトシ「お、このクッキーヨワシ型だ。ってことはスイレンか?」

スイレン「当たり。味はどうかな?」

サトシ「(モグモグ)……すげー美味いよ!」

スイレン「えへへ……ありがと」



マーマネ「このマドレーヌは誰が作ったの?」

リーリエ「あ、わたくしです。お菓子作りは初めてなので上手にできてるかはわかりませんが……」オソルオソル

マーマネ「(パクリ)……うん、サイコーだよ!」

リーリエ「あ、ありがとうございます!」



カキ「このケーキはマオか。流石だな」モグモグ

マオ「まあね。あの二人にお菓子作りを教えながらだったからちょっとミスしたかもだけど」

カキ「いや、普通に美味い」

マオ「やりぃ!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 22:30:59.03 ID:zUj52RI00
ホウ「おにーちゃんたち、ちょっといいー?」

スイ「ガールフレンドいるのー?」

スイレン「ちょ、ちょっと二人とも!?」

サトシ「?」

マーマネ「いないよ……」ズーン

カキ「俺にはホシがいれば十分だからな!」

ホシ「お兄ちゃん気持ち悪い」

カキ「」グサッ

ホウ「みんなフリーなんだねー!」

スイ「だったらだったら!」

ホウスイ「「おねーちゃんのボーイフレンドになってください!」」

スイレン「」ピシッ

スイレン「ふ た り と も ー ! !」ゴゴゴゴゴ

ホウスイ「「きゃー♪」」

サトシ「あはは、懐かしいな。俺の前の旅仲間に、『お兄ちゃんのお嫁さんになってください』ってキレイな人に片っ端から声をかける子がいたなー」

マオ「何それ」ケラケラ

リーリエ「面白い子ですね」クスクス
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 22:43:13.76 ID:zUj52RI00
サトシ「食べた食べたー!超美味かったー!」

マーマネ「今までのバレンタインで最高の日だよ!」

カキ「三人とも、ありがとな」

マオ「こちらこそ、だよ!」

スイレン「うん。美味しそうに食べてもらえてよかった」

リーリエ「はい!そろそろお開きにしましょうか」

サトシ「あ、片付けは俺たちも手伝うぜ!」

マーマネ「もちろん!」

カキ「皿割るなよ、サトシ」

サトシ「何をー!」

三人娘「「「ふふっ」」」クスクス



カキ「じゃあみんな、明日スクールでな。ホシ、行くぞ」

ホシ「おやすみなさーい!」

皆『おやすみー!』

マーマネ「僕も帰るよ、またね!」

リーリエ「わたくしも迎えが来てますので。それでは」

マオ「うん!二人とも明日ね!」

サトシ「俺たちも帰るか。スイレン、途中まで一緒に還ろうぜ。ホウちゃんたちもいることだし」

スイレン「ありがと。マオちゃん、ばいばい」

ホウスイ「「ばいばーい!」」

サトシ「マオ、おやすみー!」

マオ「おやすみ、4人とも!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 23:07:06.17 ID:zUj52RI00
サトシ「博士、ただいまー!」

ピカチュウ「ピカピカー!」

ククイ「お、サトシお帰りー。パーティーは楽しかったか?」モグモグ

サトシ「もっちろん!って博士、何食べてるの?」

ククイ「バーネットからのチョコだよ。サトシにもあるってさ」

サトシ「ホントに!?」

バーネット「お帰り。いつも研究の手伝いをしてくれてるからね。手を洗ってからよ?」

サトシ「やったぜ!手洗ってきまーす!」タタタ



サトシ「うまうま♪」モグモグ

ピカチュウ「ピィカチュ♪」モグモグ←チョココーティングフーズ

ククイ「そうだサトシ、お母さんから荷物届いてるぞ」

サトシ「ママから?」

ガサゴソ……

サトシ「クール便……チョコだ!わざわざ送ってくれたんだ」

ククイ「すごいな。後でお礼の電話かけとくんだぞ」

サトシ「はい!あ、手紙も入ってる」

ハナコ『元気にしてる?お友達や博士たちに迷惑かけてないわよね?きっとお勉強を頑張っていると信じて、ご褒美にチョコを送ります。これからもポケモンマスターを目指してお勉強頑張るのよ!』

サトシ「ママったら……ん?箱が二つある。何だろ。なになに……?」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 23:10:46.73 ID:zUj52RI00
ハナコ『PS カスミちゃんからのチョコも一緒に入れておいたわ。頑張って手作りしたんですって。ちゃんと食べてお礼をするのよ』

サトシ「」

ピカチュウ「」



サトシ「」

ピカチュウ「」



サトシ「ピカチュウ、食べる?」

ピカチュウ「ピカァ!?」イヤイヤ!



サトシ「……食べてやるよおおおおお!!」

ピカチュウ「ピッ……」ケイレイ



〜完〜
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/13(火) 23:12:16.66 ID:zUj52RI00
読んでいただいた方々、ありがとうございました。
依頼出してきます。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/13(火) 23:29:13.27 ID:aei3d3d5o


カスミはメシマズなのか
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/13(火) 23:44:15.14 ID:b0VU4V2U0
短い(泣)
10.83 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)