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【幼馴染SS】男 「高校で見返してやる」
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1 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:09:22.28 ID:HU2Jfmrso
幼馴染 「私、S中学校に進学することになったの」
男 「えっ何で?約束したじゃないか、一緒に同じ中学に行こうって!!」
幼馴染 「……ごめんなさい」
男 「まっ、待ってよ!」
幼馴染 「……」スタスタ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1518343761
2 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:10:06.85 ID:HU2Jfmrso
男 「」バサッ
男 「……夢か」
男 「最近よくみるんだよな、あの頃の夢」
男 「S高校の受験が近づいて来ているからなのかな」
男 「学校行くか」
3 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:10:51.32 ID:HU2Jfmrso
俺の名前は男、小さい頃とても仲良くしていた幼馴染がいた
幼い頃結婚しようと約束しあった仲でもある
しかし、別々の中学に入学して離れ離れになった
俺の通っている中学はN中学校と言って近所にある普通の公立中学
一方幼馴染が通っているS中学校は中高一貫のエリート高校
あの頃はあまり意識していなかったが幼馴染は金持ちの娘だった
4 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:12:55.00 ID:HU2Jfmrso
〜〜N中学校〜〜
友 「おはよう男、こんな朝早くから勉強か?えらいな」
男 「おはよう。あぁ、S高校を受けるからな」
男 「お前も勉強しに来たんだろ」
友 「まあな、なんていったてあのS高校だからな」
男 「この学校では俺とお前と、あと女さんの3人か、S高校受験者は」
友 「それにしても信じられないよな、定期テストでそこまで良い成績じゃなかった俺たちがまさかS高校を受験するなんて」
男 「学校のテストなんてあてにならないからな」
友 「まあそうだな。今日は塾何時から行く?」
男 「帰ってすぐ。宿題も終わらせたいし」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:14:48.22 ID:HU2Jfmrso
こんな日々が過ぎていくうちについに受験日当日となった
男 「……」カリカリカリカリ
友 「っ!」カリカリ カリカリ
女 「」カリカリ
男 「(アウシュヴィッツ収容所、杉原千畝、そしてここは渋沢栄一。
これは1910年でこれは1911年だから……)」カリカリ
男 「(産業の空洞化、これはデフレ・スパイラル、スタグフレーションと」カリカリ
6 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:15:35.59 ID:HU2Jfmrso
男 「(えっとこれは、ペティ・クラークの法則か!こんな所まで出るのか!
やはり凄いな、高校の内容まで予習した甲斐があった)」カキカキ
友 「(デフレ・スパイラルに、スタグフレーション。えっ何だよこれ!聞いたことないぞ)」カリカリ
女 「(今年の問題は難化してるわね)」カキカキ
男 「(いける、行けるぞ)」カリカリ
女 「(悔しいけど、もう分からない)」カリカリ
友 「(何だよこれ、絶対おかしいって)」カキカキ
他の受験生 「……!」カリカリ
カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ
7 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:17:07.37 ID:HU2Jfmrso
〜〜塾で自己採点中〜〜
男 「(良し、ボーダーライン越した)」
女 「(もう、公立高校を頑張るしかないわ)」
友 「終わったー、クソ、何だよあの問題!」
ガヤガヤ ガヤガヤ
男 「(後はこの紙提出して帰るか)」
男 「おーい、友」
8 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:17:34.32 ID:HU2Jfmrso
友 「すまん男、俺、無理そうだわ」
男 「…… (何と言えばいい)」
男 「そ、そうか、俺はもう行くよ。じゃあな」
友 「あぁ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結果は友も女さんも落ちて結局俺1人だけS高校へ行くことになった。
これでまた幼馴染に会える。待ってろよ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
9 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:18:23.40 ID:HU2Jfmrso
〜〜S高校入学式〜〜
男 「(1人か、まぁ友達はすぐに出来るだろう)」テクテク
ワイワイ キャッキャッ
男 「(うるさいな)」テクテク
男 「(ここが、講堂か)」
幼女 「あ、男くん合格したんだね!おめでと!」
男 「幼女さんこそおめでとう(そう言えば学校は違うが同じ塾のクラスメイトも何人か受かっていたそうだ)」
10 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:20:00.37 ID:HU2Jfmrso
幼女 「今年難しかったよね、特に社会!」
男 「それ思った。なに考えてんだか、先生達は(難しかったか?)」
幼女 「あれ、女さん、友くんは?」
男 「……落ちたよ」
幼女 「そう、ごめんね嫌な事聞いて」
男 「いいよ、それよりもうそろそろ始まるみたいだ」
幼女 「うん!」ワクワク
11 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:20:41.57 ID:HU2Jfmrso
校長 「えー、皆さんおめでとうございます。よくここまで頑張りました」
男 「……」
校長 「保護者の皆様」
男 「?」
校長 「生徒の皆さん、次は君たちが頑張る番です」
男 「(なるほどな、確かにその通りだ。けどまさかそれを言うとは)」
幼女 「(やっぱりおもしろい、この学校)」
12 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:21:40.40 ID:HU2Jfmrso
〜〜入学式終了後〜〜
幼女 「どっか寄って行かない?ここら辺は美味しいレストランが沢山あるんだよ!」
男 「いいね、行こうkっ!?」
男 「(あれは幼馴染!?)」
幼馴染 「もう、またそんなこと言ってー」
青年 「」ハハハッ
男 「(楽しそうだ、しかもあの距離感は友達のものではない。彼氏か)」
男 「(そりゃそうだ。あんな幼い頃の約束。普通は忘れている)」
男 「(勘違いしてこの高校に来た俺が馬鹿みたいだ)」
13 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:22:32.38 ID:HU2Jfmrso
幼女 「どうしたの、男君?」
男 「あ、何でもない。どこ行く?」
幼女 「うーん……」
幼女 「サイゼとかどう?」
男 「よりによってなんでww」
幼女 「逆にだよ、逆に」
男 「訳分からん、まぁいいや、行こう」ハハハッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
14 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:23:36.22 ID:HU2Jfmrso
私の名前は幼馴染
幼い頃結婚まで約束しあった仲の友達がいたけど、どうしようもならない家庭の事情により離れ離れになってしまった
昔のことだけどよく覚えている
男はS高校を受験してまた、また会いに来てくれるかな?
また一緒に登校したいな
15 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:24:55.51 ID:HU2Jfmrso
〜〜S中学校〜〜
幼友 「帰ろ、おさ」
幼友 「あぁ、ごめんね。じゃあまた明日!」
幼馴染 「うん、また明日」
青年 「帰ろっか」
幼馴染 「うん」
青年君は、私の彼氏、なのかな?
告白されて、断りきれずOKしてしまった
別に後悔してはいない、何故なら青年君はいい人だし
でも、複雑な気分
あの約束があるのに………
でもあんな古い約束、もう男は覚えてないよね、そうだよね
こんなに引き摺るのは私だけだ
16 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:26:06.01 ID:HU2Jfmrso
〜〜S高校入学式〜〜
幼友 「他の中学の友達から聞いたけど、今年の入試、相当難化したらしいよ」
幼馴染 「そうなんだ、解いてみようかな?」
校長 「であるからして〜〜」
校長 「次は君たちが頑張る番です」
〜〜入学式終了後〜〜
青年 「幼馴染、どこかレストラン行こうよ」
幼馴染 「うん!」
青年 「どこでもいいよ、今日は俺が奢るからさ」
幼馴染 「もう、またそんなこと言ってー」
青年 「」ハハハッ
17 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/11(日) 19:26:48.78 ID:HU2Jfmrso
幼馴染 「!」
幼馴染 「(あれは男?合格したんだね。
と、誰?あのかわいい娘は)」
幼馴染 「(友達、いや彼女かな?そんな感じがする)」
青年 「どうかしたの?」
幼馴染 「いや、昔の友達がいて」
青年 「合格したんだ、おめでとう!会ってきなよ」
幼馴染 「いや、でも彼女さんが」
青年 「あー、じゃあ仕方ない。行こっか」
幼馴染 「うん」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/11(日) 22:02:58.20 ID:9f/bo2Xv0
学校変わったくらいで連絡しない
家都合だと一言そえない
その癖彼氏作って悲劇のヒロイン気取り
糞女やんけ
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/12(月) 01:02:11.86 ID:0tRVkYqR0
大して好きでもないのに彼氏作って男に未練タラタラとかメンヘラやんけ
彼氏も未練持たれてる男もかわいそ
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/12(月) 14:56:14.25 ID:S9eWPn1mO
童貞はキャラクターに処女性が失われるとすぐ吠えるな
21 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:10:31.50 ID:BdyQ4ZwFo
男 「(今日はクラス分けのテストがある)」
男 「(ただし、中高一貫コースとは別)」
男 「(あそこは授業進度が違う、でも俺だって高校の内容はやって来た。数学は2Bまで終わっている)」
男 「(この学校の頂点を狙えるはずだ。きっと)」
〜〜テスト終了後〜〜
男 「(終わったー!春休み明けに実力考査があるらしいな)」
男 「(でも今日は楽しもう。対策は後で)」
22 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:11:00.13 ID:BdyQ4ZwFo
〜〜A高校〜〜
友 「……」
校長 「であるから、〜〜」
校長 「言っていた通り明日はクラス分けテストです。皆さん頑張ってください」
友 「(そうだったー!)」ガタッ
他生徒 「大丈夫?」
友 「あっ、お気になさらず」
女 「……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
23 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:11:37.56 ID:BdyQ4ZwFo
ついにS高校の実力テストも終わり本格的な授業が始まる
1年生では社会は現代社会、理科は生物基礎、物理基礎
芸術は音楽、書道、美術の選択だった
おれは音楽を選んだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
クラスメイト 「ねぇ」
男 「何?」
クラスメイト 「君、入学式の日女子と一緒にいたよね」
クラスメイト 「あれ彼女?」
男 「いや、塾の友達。で、君は?」
24 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:12:36.24 ID:BdyQ4ZwFo
クラスメイト 「ああ、俺の名はやる男、よろしく」
やる男 「早速LINE追加して、このグル入って」
男 「負け組って、誰だよこんな名前つけたのww」
やる男 「こいつ」
オタ男 「僕オタ男、よろしくデヒ」
男 「また個性的なのが、まぁ、楽しそうだから入るわ。これからよろしく」
やる男 「よろしく」
オタ男 「よろしくデヒ」
25 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:13:11.31 ID:BdyQ4ZwFo
やる男が男を招待しました。
男が参加しました。
男 よろしく
オタ男 よろしくデヒ!
やる男 よろしく
筋肉男 よろ
黒騎士 よろしくな
吉野家 よろです
甘熟王 よろー
パンの袋を止めるアレ ヨロシク
男 「(変なやつ多いな)」
男 「(楽しそうでいいや)」
男 「(でも分かりにくいから設定でアカウント名を本名に変えておこう)」
26 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:14:35.28 ID:BdyQ4ZwFo
そして、何ヶ月か立った
筋肉男 「おい男、ジム行こうぜ!」
男 「いいね、やる男は?」
やる男 「久しぶりに、俺の本気見せてやるか! オタ男はいく?」
オタ男 「家で艦これしたいデヒ」
オタ男 「と見せかけて、たまには行ってみるデヒ」
やる男 「おお!面白くなりそうだ」
男 「お前は来るか?」
厨二病男 「俺の力が必要か、いいぞ」
古男 「我も行きたし」
男 「おう、行こうぜ」
古男 「いと楽しみなり」
男 「www」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
27 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:15:15.47 ID:BdyQ4ZwFo
青年 「俺、今日ジム行くから。じゃあな」
幼馴染 「見に行ってもいいかな?」
幼馴染 「前から気になってたの、ジムってどんなところかって」
青年 「良いけど、何も面白くないと思うぞ」
幼馴染 「いいのいいの」
28 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:15:53.00 ID:BdyQ4ZwFo
〜〜ジム内〜〜
オタ男 「ひえぇ来るんじゃなかった」タッタッタッ
男 「おーい、余裕無くて語尾つけ忘れてるぞw」
オタ男 「デヒー」タッタッタッ
やる男 「こりゃおもしろい」
オタ男 「動画撮るなデヒー!」
筋肉男 「www」
厨二病男 「ハッ!」ガッ
古男 「いとめでたきことなり」パチパチ
男 「やるじゃん、厨二病男」
29 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:19:46.87 ID:BdyQ4ZwFo
厨二病男 「ふっ、まぁな」スッ
厨二病男 「あっ」
ゴトォン ギャアアアアアア
男 「wwwwww」
男 「……ん!?(あれは、入学式幼馴染と一緒にいた人?)」
青年 「ん?、あれは入学式の時の、幼馴染の友達じゃないか?」
幼馴染 「あっうん」
青年 「挨拶しなくていいのか?」
幼馴染 「い、いいの(男君、楽しそう)」
30 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:20:57.86 ID:BdyQ4ZwFo
男 「www(まあいっか)」
やる男 「wwwwww」
古男 「めでたきことなり、めでたきことなり」
筋肉男 「ハハハハハハハ」
厨二病男 「フフフフフフフ」
青年 「挨拶してくる」
幼馴染 「えっ?ちょ、まっ」
青年 「こんにちは」
男 「?(確かこの人は幼馴染の)」
男 「こんにちは」
青年 「聞いてるよ君は幼馴染の古い友人らしいじゃないか」
男 「まぁね、小学生以来話してないけど。それで君は?」
31 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:21:58.67 ID:BdyQ4ZwFo
青年 「俺の名前は青年、幼馴染の彼氏だ。幼馴染も来てるんだ、あそこにいるんだ、ほらっ」
幼馴染 「/////」
男 「あぁ、あれか(気づいてたけどな)」
青年 「挨拶してきなよ、久しぶりの再開なんだろ」
男 「なんか、気まずいんだよな(悪いやつじゃないけど少し苦手なタイプだな)」
青年 「そんな事言わずにほらっ」
男 「ちょっ」
32 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:23:06.91 ID:BdyQ4ZwFo
男 「……」
幼馴染 「……///」
男 「……久しぶり」
幼馴染 「ひ、久し……ぶゅり(噛んじゃった)」
男 「あぁ、小学生以来だな(ぶゅり?)」
幼馴染 「そ、そうだね(やっと男君と話ができた、キャー///)」
男 「(何だこの態度は、まるで人見知りをしているかのよう)」
男 「(そうか、そっちも気まずいのか、じゃあ早く済ませようか)」
男 「じゃあ、久しぶりに会えてよかったよ」クルッ スタスタ
幼馴染 「あっ……」
幼馴染 「おっ、男!」
男 「何?」
33 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:24:48.98 ID:BdyQ4ZwFo
幼馴染 「男君は、か、彼女……いるの?」
男 「いないよ、そんなモン(何だよその質問は、喧嘩を売ってるのか?)」
幼馴染 「じゃ、じゃあ入学式の時一緒にいたあの娘は?」
男 「同じ塾に通ってただけだよ。高校生になって会う機会が減ってもう話さなくなった」
幼馴染 「そ、そう。よかった」ボソ
男 「ん?」
幼馴染 「い、いや、何でもないよ!」
男 「そう、じゃあ」
幼馴染 「あっ」ショボン
34 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:26:17.21 ID:BdyQ4ZwFo
オタ男 「これはおもしろい展開になってきたデヒ、SS VIPに書き込むデヒ」
やる男 「俺もそれ思った」
男 「そんなことより筋トレ続けようぜ」
やる男 「おうよ」
ワハハ ハハハハハハハ デヒィィ www ナヌッ ナリー
幼馴染 「(男君、楽しそう)」
35 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:26:55.34 ID:BdyQ4ZwFo
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
幼馴染母 「だめよ、あなたはS中学校へ行くの」
幼馴染 「嫌だ嫌だ、男と同じ中学校に行きたい」
幼馴染母 「黙りなさいっ!!」
バシンッ
幼馴染 「」グスン
―これは、小学生の頃の私?―
36 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:27:27.54 ID:BdyQ4ZwFo
幼馴染母 「分かった?あなたはS中学に行くの。あなたはエリート」
幼馴染母 「あなたの親友の男君?彼とは住む世界が違うの」
幼馴染母 「じゃあ、別れの挨拶して来なさい」
幼馴染 「で、でも」
幼馴染母 「」キッ
幼馴染 「わ、分かったから、叩かないで」オロオロ
―あの時は辛かったなぁ―
37 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:28:14.69 ID:BdyQ4ZwFo
男 「えっ、どういうことなの?」
幼馴染 「……ごめんなさい」クルッ
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・
・
幼馴染 「別れの挨拶、してきたよ」
幼馴染母 「そう、あと、これから一切男君の所へ行くのは禁止、電話で話すのもね。
もし約束破ったらどうなるか分かるわよね?」
幼馴染 「は、はい」
幼馴染母 「でも、男君があなたに見合う人間になったら考えてあげてもいいわよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
幼馴染 「」バサッ
幼馴染 「ゆ、夢かぁ」
幼馴染 「昨日、男くんと話したけど、大丈夫かな?」
幼馴染 「(今の男君はS高校に受かるだけの実力がある。今ならもしかして)」
38 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 16:28:46.83 ID:BdyQ4ZwFo
あのジムの時以降、幼馴染を見かけることはあったが会話はしていない
目を合わせる度視線を逸らされるから仕方ない
最初の実力考査は普通コースの中で124位と絶望したが、
努力の甲斐あって1年生で最後の実考査では16位まで登りつめた
いつからかは知らないが手の届かない所にいる幼馴染が他の男に取られて悔しいと思っていた
だから勉強で幼馴染を見返してやろうと思っていた
自分が幼馴染の手の届かない存在になってやろうと思っていた
39 :
◆r7uyzP44FTXS
[saga ]:2018/02/12(月) 17:03:46.04 ID:BdyQ4ZwFo
オタ男 「勉強はかどってるデヒ?」
男 「上々よ」
オタ男 「それはいいことデヒ」
やる男 「でもやる気でないよな、定期テストはクラス内順位しか出ないし、英数クラスは決まってるし」
男 「(そう、1年生ではテストの成績が良く、かつ希望すれば、2年生では英数クラスに行ける)」
男 「(英数クラスは普通コースと中高一貫コースでそれぞれ2つ)」
男 「(一つは文系英数、もう一つは理系英数)」
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